多種族・複合属性をサポートできるカード30選

オリジナルデッキで使いやすいカードって何?

デッキビルドが上手い人が入れているカードに注目!

/所要時間5分

他種族・複合属性サポート

 

属性・種族・召喚法がバラバラでどんなサポートカードを採用しようか迷ったことありませんか?

汎用性の高いサポートを採用しようとすると逆にデッキのバランスが崩れてしまうということも多々あります。

 

そんな悩める構築を解消できるサポートカードをまとめました。

人によって使い方が大きく異なるカードばかりです。

オリジナルデッキやコンボをよく考える人は必見です!

 

《スモール・ワールド》などサーチ関連や《一族の結束》などステータス強化はこちらの記事でどうぞ

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複数の属性サポート

1.《ダーク・ドリアード》

星4/闇属性/魔法使い族/ATK1800/DEF1400
【Pスケール:青5/赤5】
①:自分フィールドの地・水・炎・風属性モンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×200アップする。
【モンスター効果】
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから地・水・炎・風属性モンスターを1体ずつ選び、好きな順番でデッキの上に戻す。

 

召喚・特殊召喚時に、デッキから地・水・炎・風属性のモンスター1体ずつをデッキの上に好きな順番で並べ替えるモンスター

4属性全てをデッキトップへ仕込む必要があるため、デッキ構築はこのカードにある程度合わせる必要があります。

 

その分、

・デッキトップからの墓地肥やし
・ドローソースで好きなカードを引く
・《魔の試着部屋》で大量特殊召喚
・《狂戦士の魂》で連続ダメージ

など様々なコンボができます。

 

P効果も自分フィールドのモンスターのステータスアップと使いやすいため、組み込みやすいのもメリットです。

このカードを軸にする際は《ペンデュラム・アライズ》でデッキから特殊召喚すると便利です。

 

知っているカードが増えれば増えるほど、様々なコンボができるようになるためぜひお試しあれ。

 

2.《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》

星7/地属性/機械族/攻2250/守2250
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札・デッキから、攻撃力と守備力の数値が同じで、属性が対象のモンスターと同じとなるモンスター1体を特殊召喚する。
(3):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功する度に発動する。
相手に300ダメージを与える。

 

召喚・特殊召喚した場合、[相手モンスター1体と属性が同じ]で[攻守の数値が同じ]モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚できるモンスター

自身に特殊召喚効果はもっているので出すこと自体は簡単。

 

ただ、攻守が同じモンスターは山ほどいますが、相手の属性と合わせるとなると話は変わってきます。

こちらから相手フィールドにモンスターを送り付けたり、属性変更させることで狙いたいモンスターのリクルートがしやすくなります。

 

テーマ単位でいえば【プランキッズ】【破械】【時械神】などであれば自然に特殊召喚が狙えるでしょう。

 

3.《アークネメシス・プロートス》

星11/闇属性/幻竜族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、属性が異なるモンスター3体を除外した場合に特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードは効果では破壊されない。
(2):フィールドのモンスターの属性を1つ宣言して発動できる。
フィールドの宣言した属性のモンスターを全て破壊する。
次のターンの終了時まで、お互いに宣言した属性のモンスターを特殊召喚できない。

 

自分のフィールド・墓地から属性が異なるモンスター3体を除外した場合に手札から特殊召喚できるモンスター

効果破壊耐性+宣言した属性のモンスターを全て破壊し、次のターン終了時まで特殊召喚封じできる効果を持ちます。

 

フィールドに存在している属性しか宣言できませんが、1つの属性の特殊召喚を完全に封じてしまえるので小型の《V.F.D.》のような存在ともいえます。

《ネメシス・フラッグ》・幻竜族サポート以外でサーチする手段は少ないですが、《スモール・ワールド》のサーチ先や除外先としても使いやすいです。

似たような召喚条件をもつ種族版の《アークネメシス・エスカトス》も存在します。

 

4.《いろはもみじ》

星7/風属性/天使族/攻2100/守2600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、属性を1つ宣言して発動できる。
このカードは以下の効果を得る。
●フィールドの全ての表側表示モンスターは宣言した属性になる。
(2):相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。
相手はそのモンスターの前・後・隣のゾーン(モンスターゾーン・魔法&罠ゾーン)に存在するカードの中から1枚を墓地へ送らなければならない。

 

フィールドの表側表示のモンスター全ての属性を特殊召喚成功時に宣言した属性に変更するモンスター

いわば生きた《DNA移植手術》。シンクロモンスターの分ずっと使いやすい。

全てを神属性にして一切の属性サポートを相手に与えないという使い方もできます。《御前試合》を使えば展開ロックも可能です。

 

《サイキック・リフレクター》や「WW」を使ってシンクロ召喚すれば1枚から簡単に出せます。

 

5.《帝王の轟毅》

(1):自分フィールドのレベル5以上の通常召喚された表側表示モンスター1体をリリースし、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、属性を1つ宣言して発動できる。
フィールドの全ての表側表示モンスターは、ターン終了時まで宣言した属性になる。

 

墓地から除外して、フィールドの表側表示のモンスター全ての属性をエンドフェイズまで変更できるカード

1ターンだけとはいえ、墓地効果だけで全体の属性変更できるカードはこのカードくらい。

 

フィールドを闇属性に変えるなら《闇黒世界-シャドウ・ディストピアー》の方が強いので、それ以外の属性に使いたいです。

例えば、適当に並べた他種族のモンスターで《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚したり、どんなモンスターがいても《超融合》を使って《沼地のドロゴン》で除去できるなどの使い道があります。

 

専用シンクロの《A・ジェネクス・トライアーム》と《A・ジェネクス・トライフォース》の効果を使い分けられると超カッコいいです。

6.《幻惑の巻物》

属性を1つ宣言して発動する。
装備モンスターの属性は宣言した属性になる。 

 

装備したモンスターの属性を指定した属性へ変更できるカード

いたってシンプル。装備魔法ゆえにアクセス手段が多いのが利点です。

 

このカード単体ではカード1枚分の役割を果たさないので、《聖騎士の追想イゾルデ》+《焔聖騎士-リナルド》・《焔聖騎士-ローラン》などで手札に加えて、有効活用したいです。

相手モンスターの属性を変更させて《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》などの効果を狙うのもありです。

 

7.《星邪の神喰》

自分の墓地のモンスター1体のみがゲームから除外された場合、除外されたそのモンスターと異なる属性のモンスター1体をデッキから墓地へ送る事ができる。
「星邪の神喰」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

自分の墓地のモンスター1体が除外された場合、その属性と異なる属性のモンスター1体をデッキから墓地に送ることができるカード

 

《超電磁タートル》や《ADチェンジャー》など能動的に墓地から除外できるモンスターをおくとスムーズに墓地肥やしを進めることができます。

相手ターン中にも発動可能であれば、往復で墓地肥やしできるので効率的です。

【ウィッチクラフト】や【機巧】【天威】などでも使いやすいです。

 

ただし、墓地肥やしにも関わらずコンボカードに近いため本来の戦術をこのカードに頼りすぎないように注意が必要です。

 

8.《風林火山》

(1):風・水・炎・地属性モンスターがフィールドに全て存在する場合に発動できる。
以下の効果から1つを選んで適用する。
●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
●相手の手札をランダムに2枚選んで捨てる。
●自分はデッキから2枚ドローする。

 

4属性がフィールドに存在する場合、全体除去・2ハンデス・2ドローを選べるカード

4属性を揃えるのは手間に思えますが、リンク1や汎用カードを揃えるだけならそこまで難しくありません。《リンク・スパイダー》や《聖騎士の追想イゾルデ》がねらい目ですね。

トークン等も活用すればそこまで狙わずとも自然に発動できるでしょう。

 

ちなみに闇属性をプラスして5属性揃えられる状況であればリンク5《L・G・D》をリンク召喚すれば、相手フィールドを全て破壊できます。

 

9.《千六百七十七万工房》

永続罠
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの種族は機械族になり、その属性は「光」「闇」「地」「水」「炎」「風」としても扱う。

 

フィールドのモンスター1体を機械族へ変更し、6属性全てを付与するカード

毎ターン対象を変更でき、《クリアー・ワールド》のネガティブエフェクトや「霊使い」でコントロール奪取、「海造賊」の特殊召喚、《風林火山》の発動など様々なコンボに派生できます。

ややコンボチックなカードですが、今後のカードプールの増加に合わせて新たな利用法が見つかっていきそうです。

 

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複数の種族サポート

[獣族・獣戦士族・鳥獣族]や[魚族・海竜族・水族]に関しては種族サポートの記事を参照してください

10.《歌氷麗月》

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からレベル4以下の天使族・魔法使い族・鳥獣族・獣戦士族モンスター1体を特殊召喚し、このカードを装備する。
その後、フィールドのドラゴン族モンスターを全て持ち主の手札に戻す事ができる。
(2):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚または「パラサイト・フュージョナー」1体を手札に加える。

 

レベル4以下の対応種族のモンスター1体を特殊召喚し、装備できるカード

その後、フィールドのドラゴン族を全てバウンスできます。

装備魔法ゆえにアクセス手段が多く、1枚の使いまわしも容易です。

 

手札からの展開力が乏しい【ハーピィ】【幻奏】【フォーチュン・レディ】【マジェスペクター】などは恩恵が大きいです。

《輪廻天狗》や《ジェネクス・ブラスト》などを使ったオリジナルデッキでも活躍しそうです。

 

表側表示で墓地へ送られたターンのエンドフェイズには「融合」or「フュージョン」or《パラサイト・フュージョナー》1枚をサーチできます。

少しタイミングは遅めですが、デメリットなしでサーチできる範囲は広いです。

融合使わないデッキでも《簡易融合》や《超融合》などを挿しておくだけでも十分役立ちます。

 

①②どちらの効果も優秀で、型にはまらない活用法が期待できます。

 

11.《運命のウラドラ》

(1):1000LPを払い、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
相手ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力は1000アップし、以下の効果を適用する。
●そのモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
自分のデッキの一番下のカードをお互いに確認し、デッキの一番上または一番下に戻す。
確認したカードがドラゴン族・恐竜族・海竜族・幻竜族モンスターだった場合、その攻撃力1000につき1枚、自分はデッキからドローする。
その後、自分はドローした数×1000LP回復する。

 

自分フィールドのモンスターの攻撃力を1000アップし、相手ターン終了時まで[戦闘破壊時、デッキボトムのカードが対応種族だった場合、その攻撃力1000につき1ドロー&1000回復]を付与できるカード

連続攻撃できるモンスターに付与させると何度もドロー効果が誘発します。

できればATK3000以上を狙いたいところ。

 

一番簡単な使い方を考えるならば、《救いの架け橋》の墓地効果で《宝玉獣サファイア・ペガサス》×2を召喚・特殊召喚し、《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》をリンク召喚して手札の《究極宝玉神レインボー・ドラゴン》をデッキボトムへ送って4ドローできます。

デッキ枠は圧迫しますが、そこそこ決まりやすいコンボです。

 

12.《デュエル・アカデミア》

(1):フィールドのモンスターの種族によって以下の効果を得る。
●戦士族・獣族・炎族:1ターンに1度、自分が罠カードを発動した場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
●恐竜族・海竜族・雷族:1ターンに1度、自分が魔法カードを発動した場合に発動できる。
相手に1000ダメージを与える。
●機械族・天使族・悪魔族:1ターンに1度、自分がモンスターの効果を発動した場合、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は1000アップする。

 

フィールドに存在する9種族のモンスターに対応するカード

除去・1000バーン・ATK1000UPとそれなりに使いやすい効果が揃っています。

相手ターン中に条件を満たした場合でも発動できるので、意外と効率的。

 

全ての効果を活かそうとすると難しいので、初めは2つの効果を意識して組み込むといいでしょう。

一応、《レスキューラビット》⇒《メガロスマッシャーX》⇒ランク4⇒《旋壊のヴェスペネイト》or《天霆號アーゼウス》のような流れであれば全ての効果を自然に使えます。

 

ステータスアップは永続

13.《ヘルモスの爪》

このカードのカード名はルール上「伝説の竜 ヘルモス」としても扱う。
「ヘルモスの爪」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「ヘルモスの爪」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターカードに記された種族のモンスター1体を自分の手札・フィールドから墓地へ送る(そのカードがフィールドにセットされている場合、めくって確認する)。
その後、その融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。

 

戦士族・魔法使い族・ドラゴン族のメジャーな3種族に対応しているカード

対応の種族のモンスターを自分の手札・フィールドから墓地へ送ることで、関連の融合モンスターを特殊召喚できます。

 

特殊召喚先の融合モンスターはそれぞれフィールドのモンスターに装備する(強制効果)を備えており、ステータス強化や2回攻撃などを付与してくれます。

エースモンスターを活躍させたいデッキなどでアクセントとして使ってみるといいでしょう。

 

14.《ブリリアント・フュージョン》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時に、自分のデッキから「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてEXデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
(2):1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。
このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。

 

「ジェムナイト」融合モンスターにしるされた融合素材をデッキから墓地へ送り融合召喚できるカード

主に墓地肥やし・召喚権追加として使用されたため現在制限カードです。

 

対応種族は雷族・水族・炎族・岩石族・天使族の5種族、属性は光属性が対応しています。

《ジェムナイト・ラズリー》を墓地へ送れば通常モンスターをサルベージする手段としても使えます。

手札事故も時々おきますが、爆発力がある良サポートです。

 

15.《一族の結集》

(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターと元々のカード名が異なり、元々の種族が同じモンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
(2):魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「一族の結集」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。

 

フィールドのモンスター1体と元々の種族が同じモンスター1体を手札・墓地から特殊召喚できるカード

相手によって破壊された場合は同名カードをセットすることができます。

蘇生カードとしてはフィールドに左右される分、柔軟性が高いのが特徴です。

 

カテゴリに属さないモンスターをエースに据える場合や、《EMスカイ・マジシャン》や《煌めく聖夜の龍》などバウンスと相性がよいモンスターと組み合わせると使い勝手が良いです。

テーマ単位でいえば「アーティファクト」や「忍者」あたりでも使いやすいでしょう。

 

16.《DNA改造手術》

種族を1つ宣言して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは宣言した種族になる。

 

フィールドの表側表示モンスター全ての種族を宣言した種族へと変更するカード

フィールド全体の種族変更ができるカードは未だにこのカードのみ。

属性変更の《DNA移植手術》と比べてもこちらは代わりが見つかりません。

種族メタにもなるので《アンデット・ワールド》のような副次的なメリットもあります。

 

…とはいえ、フィールドの種族を永続的に変更してコンボしたいのであれば初めからその種族主体でデッキを組む方が安定感があるので、発動後にスイッチできるようなデッキ構築がいいかもしれません。

 

例えば、ランク4を主体とするデッキに採用して恐竜族を宣言して《エヴォルカイザー・ラギア》を連発したり、突然サイバース族の展開を始めたりと一風変わった動きができます。

 

17.《輪廻独断》

(1):1ターンに1度、種族を1つ宣言して発動できる。
このターン、お互いの墓地のモンスターは宣言した種族になる。

 

1ターンに1度、種族を宣言し、お互いの墓地のモンスターの種族を変更できるカード

墓地の種族を自由に変更できるのはこのカードだけ。フィールドや手札には影響ありません。

 

例えば、獣族を宣言した後で《百獣王ベヒーモス》をアドバンス召喚すれば、任意のモンスター2体をサルベージできるし、【魔妖】などでシンクロモンスター5体を墓地に用意してドラゴン族を宣言し《集いし願い》を発動して連続攻撃ということもできます。

 

また、任意の墓地のモンスターを《サイバー・ダーク・インヴェイジョン》や「セリオンズ」モンスターで装備できるようになるのも面白いです。

 

18.《センサー万別》

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドに同じ種族のモンスターが2体以上存在する場合には、同じ種族のモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。

 

お互いのフィールドにそれぞれ1種類ずつしか同じ種族のモンスターを表側表示で存在できなくさせるカード

種族がばらけていることに意義を持たせられるカードの一つです。

種族が偏っているテーマデッキや植物族・サイバース族・アンデット族など種族間のシナジーの強いデッキはこのカード1枚で機能不全を起こしてしまいます。

 

メタカードではありますが、デッキパワーを下支えしてくれるサポートとしても使えます。

 

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さまざまな種族&属性サポート

19.《悪醒師ナイトメルト》

星4/風属性/サイキック族/攻1500/守1500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
そのモンスターとは元々のカード名が異なり、元々の種族・属性・レベル・攻撃力・守備力が同じモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
EXデッキから特殊召喚されたモンスターをリリースして発動した場合、この効果で特殊召喚するモンスターをEXデッキから選ぶ事もできる。

 

自分フィールドのモンスター1体をリリースし、名前以外の全ての元々のステータスが一致しているモンスター1体をデッキから特殊召喚できるモンスター

EXデッキから特殊召喚されたモンスターであれば、EXデッキから選ぶこともできます。

簡単に探すのであればリメイクモンスター系がねらい目。

 

条件が厳しく設定されており、生半可な知識では相性の良い組み合わせを探すのも困難。

その分、効果無効などのデメリットは一切ないため考える価値は十分にあります。

自身の特殊召喚方法も少ないのでペンデュラム召喚デッキに組み込むのもいいでしょう。

 

エクシーズ・リンクモンスターはリリースできない
攻守?のモンスターをリリースすると攻守?のモンスターをリクルートできる

20.《No.29 マネキンキャット》

ランク2/光属性/獣族/攻2000/守 900
レベル2モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
種族または属性がそのモンスターと同じモンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から選んで特殊召喚する。

 

相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、相手フィールドのモンスター1体と種族or属性のどちらかが一致するモンスター1体を手札・デッキ・墓地から特殊召喚できるモンスター

やや相手依存ではあるものの、任意のモンスターをデッキ・墓地から特殊召喚できる貴重なカードです。

出したいモンスターと属性が一致する「壊獣」を相手フィールドに特殊召喚すると使いやすい。

 

6属性のモンスターを採用して相手のデッキに合わせて繰り出すという使い方もいいでしょう。

【空牙団】や【天気】など属性がばらけたデッキのアクセントにもなってくれます。

 

21.《リプロドクス》

リンク2/地属性/恐竜族/攻 800
【リンクマーカー:上/下】
モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●種族を1つ宣言して発動できる。
このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの種族はターン終了時まで宣言した種族になる。
●属性を1つ宣言して発動できる。
このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの属性はターン終了時まで宣言した属性になる。

 

自身のリンク先の表側表示モンスターの属性・種族をターン終了時まで指定した属性へ変更できるモンスター

汎用性の高いリンクモンスターで属性・種族変更ができるのは非常に使いやすい。

 

《ゲール・ドグラ》をサイキック族へ変更してLPコストを踏み倒したり、ATK500以下のモンスターを機械族へ変更して《機械複製術》で展開するといった使い方ができます。

これからもたくさんの応用が見つかるカードでしょう。楽しみです。

 

属性・種族変更されるモンスターは《リプロドクス》の効果処理後にリンク先に残っていたモンスターのみ。その後に展開されたモンスターは変更されません。

 

22.《トランスターン》

このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
①:自分フィールド上に表側表示モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地のそのモンスターと種族・属性が同じでレベルが1つ高いモンスター1体をデッキから特殊召喚する。

 

自分フィールドの表側表示モンスター1体を墓地へ送り、その元々の属性・種族と同じでレベルが1つ高いモンスター1体をデッキから特殊召喚するカード

サポートに乏しいモンスターをデッキから特殊召喚できる変わった効果です。

 

ある程度このカードに合わせてモンスターを取捨選択する必要はありますが、どうしてもフィールドに出したいのにサポートがない場合の候補にすることができます。

 

このカードの注意点

・素材となるモンスターと特殊召喚先のモンスターが手札事故になりやすい
・このカード自体はサーチできないため不安定
・墓地へ送るため、トークンやペンデュラムモンスターには使えない

 

これらを全て解消するのは難しいので、素材となるモンスターをシンクロモンスターにするか、《簡易融合》や《簡素融合》に対応した融合モンスターなどで事故率を軽減することができます。

 

思わぬカードから予想もできないコンボに繋がることもあるので結構おすすめのカードです。

 

23.《ダウンビート》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの表側表示モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターと元々の種族・属性が同じで元々のレベルが1つ低いモンスター1体をデッキから特殊召喚する。

 

《トランスターン》のレベルダウン版

こちらはリリースするため、トークンやペンデュラムモンスターも素材にすることができます。

 

例えば、

・《レッド・デーモンズ・ドラゴン》
⇒「オッドアイズ」・「レッドアイズ」・《亡龍の戦慄-デストルドー》など

・レベル5「無限起動」
⇒《爆走軌道フライング・ペガサス》・3色「ガジェット」など

・《ジョーカーズ・ナイト》
⇒「テラナイト」・「聖騎士」・《インペリアル・バウアー》など

 

なるべく自己蘇生しやすいモンスターや展開の起点として使い終わったモンスターをコストに使えるように工夫したいカードです。

 

24.《新世壊》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、そのモンスターとは元々の種族・属性が異なり、そのモンスターの元々のレベルより低いレベルを持つモンスター1体をデッキから守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

自分フィールドのレベルをもつモンスター1体を破壊し、そのモンスターよりレベルが低い元々の種族・属性が異なるモンスター1体をデッキから特殊召喚できるカード

効果は無効になりますが、破壊をトリガーとするカードと相性がよいです。

 

モンスター効果が無効でも起点にしやすい《クリッター》や《ジェット・シンクロン》、《黒鋼竜》《おもちゃ箱》といったモンスターがリクルート先として使いやすいです。

 

また、簡単にモンスター効果が無効になった状態を作り出せるため、レベル11以上のモンスターを破壊してデッキから《オベリスクの巨神兵》を呼び出すのも面白そうです。

 

25.《同胞の絆》

このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
①:2000LPを払い、自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターと同じ種族・属性・レベルでカード名が異なるモンスター2体をデッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。

 

2000LPを払い、自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体と同じ属性・種族・レベルを持つカード名が異なるモンスター2体をデッキから特殊召喚できるカード

メジャーな属性・種族をもつモンスターであればあるほど対応するモンスターが多くなるカード

 

モンスター効果を無効にすることはないため、「結界像」などある程度相手ターンに妨害できるモンスターを用意すると便利です。

「悪魔嬢」や岩石「コアキメイル」もおすすめ。

 

フィールドに展開したいモンスターがいた場合は同じ属性・種族・レベルで検索してみると面白い発見があるかも?

 

26.《トライブ・ドライブ》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドのモンスターの種族が3種類以上の場合に発動できる。
自分フィールドのモンスターと同じ種族のモンスターをデッキから3体選ぶ(同じ種族は1体まで)。
相手はその中からランダムに1体を選び、自分はそのモンスターを手札に加えるか特殊召喚する。
残りのモンスターは好きな順番でデッキの下に戻す。

 

自分フィールドのモンスターの種族が3種類以上の場合、同じ種族のモンスターをデッキからそれぞれ1体ずつ選び、うち1体をサーチor特殊召喚できるカード

条件は重いものの、デメリットなしでサーチとリクルートを使い分けられるのが強みです。

 

3種族を揃えること自体は難しくありませんが、その種族がデッキ内にあるかどうかは構築のセンスが問われます。

主要な手札誘発もサーチできるので、魔法使い族・昆虫族・アンデット族・サイキック族・鳥獣族・岩石族あたりは自然に採用しやすくなります。

メジャーな種族であればEXデッキから用意することも難しくないでしょう。

 

《アラメシアの儀》や「魔神儀」「ネメシス」などとも相性がよいので色々試してみてください。

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モンスターの種類指定サポート

27.《カクリヨノチザクラ》

星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分及び相手の墓地から1枚ずつ、魔法・罠カードを対象として発動できる。
そのカードを除外し、このカードを特殊召喚する。
(2):このカードをリリースし、自分または相手の墓地の融合・S・X・リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、そのモンスターとは種類(融合・S・X・リンク)が異なるモンスター1体を自分の墓地から選んで特殊召喚する。

 

お互いの墓地から魔法・罠カードを1枚ずつ除外し、手札から特殊召喚できるモンスター

自身をリリースすることで、EXデッキから出せるモンスター1体を墓地から除外し、種類が異なるモンスター1体を蘇生できます。

効果の都合上、2つ以上の召喚法を使うデッキで使うのが望ましいです。

 

ステータスが優秀で《ワンチャン!?》や《悪夢再び》、毎ターン蘇生できる《金華猫》《七精の解門》にも対応しています。

墓地除外&蘇生カードとしてみても使い勝手がよいです。

 

《I:Pマスカレーナ》や《宵星の機神ディンギルス》を何度も蘇生するだけでも圧力をかけられることでしょう。

 

28.《クロシープ》

リンク2/地属性/獣族/攻 700
【リンクマーカー:左下/右下】
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードのリンク先のモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●儀式:自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を2枚選んで捨てる。
●融合:自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を選んで特殊召喚する。
●S:自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は700アップする。
●X:相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力は700ダウンする。

 

リンク先にモンスターが特殊召喚された場合、そのモンスターの種類によって効果が変わるモンスター

すでに融合モンスターがリンク先にいる場合に、もう片方のリンク先に通常モンスターなどが特殊召喚されても効果は発動します。条件を満たせば相手ターン中にも発動可能。

 

手札交換・レベル4以下蘇生・全体強化・全体弱体化とそれぞれ使いやすい効果で、戦線をサポートしてくれます。

特定の召喚法に特化したデッキで使ってもいいし、【魔鍵】や【オッドアイズ】のように状況に応じて使い分けるというのも面白いです。

相手ターン中にも使いこなせるとすごくカッコいい!

 

29.《聖蛇の息吹》

自分フィールド上に儀式・融合・シンクロ・エクシーズモンスターの内2種類以上が存在する場合、そのモンスターの種類によって、以下の効果から1つ以上選んで発動できる。
「聖蛇の息吹」は1ターンに1枚しか発動できない。
●2種類以上:自分の墓地のモンスター1体またはゲームから除外されている自分のモンスター1体を選択して手札に加える。
●3種類以上:自分の墓地の罠カード1枚を選択して手札に加える。
●4種類:「聖蛇の息吹」以外の自分の墓地の魔法カード1枚を選択して手札に加える。

 

自分フィールドに存在する儀式・融合・シンクロ・エクシーズの種類だけ墓地からカードをサルベージできるカード

最大3枚回収できますが、その条件はかなり厳しめです。

 

一応、《覇王龍の魂》の②の効果で呼び出した4龍で儀式モンスター以外はカバーできるので、全ての効果も狙えないことはありません。

ちなみに「マギストス」や「プランドロール」などの装備カード状態では種類としてカウントできないのでご注意ください!

30.《幻夢境》

「幻夢境」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):フィールドのモンスターの種類によって、以下の効果を得る。
●融合:1ターンに1度、自分の手札・フィールドのモンスターが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
●S:モンスターの召喚・特殊召喚成功時に自分はこの効果を発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ上げる。
●X:自分エンドフェイズに発動する。
フィールドのレベルが一番高いモンスターを破壊する。

 

フィールドのモンスターの種類によって3つの効果を得るカード

ドロー・レベル上昇・エンド時除去(強制効果)とわりと使いやすい。

 

特にレベル上昇効果は1ターンに1度の制限がないので、通常よりもレベルの高いシンクロ召喚や応用が可能です。

例えば《ゴヨウ・ディフェンダー》×3で《塊斬機ダランベルシアン》のエクシーズ召喚ができたり、「相剣」で直接レベル10シンクロが出しやすくなったりします。

地味に相手ターン中にも発動できるので、相手のシンクロ・エクシーズ召喚の妨害にもなります

 

コンボチックなカードではありますが、わりと面白い1枚です。

 

31.《星宵竜転》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):フィールドの融合・S・X・Lモンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターをEXデッキに戻す。
その後、戻したモンスターの種類(融合・S・X・L)によって以下のモンスター1体を自分・相手の墓地から自分フィールドに特殊召喚できる。
●融合:戻したモンスターと同じ属性のモンスター
●S:戻したモンスターよりレベルが低いモンスター
●X:戻したモンスターのランクと同じ数値のレベルを持つモンスター
●L:戻したモンスターと同じ種族のモンスター

 

フィールドの特定モンスター1体をEXデッキへ戻し、戻した種類に応じたモンスター1体を蘇生できるカード

相手の妨害として使いつつ、自分のモンスターをノーコストで増やせるのが利点。

相手の墓地からも蘇生可能になっており、基本的には何かしらのモンスターは蘇生できます。

《トポロジック・トゥリスバエナ》や《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》などが自然に採用できるデッキに組み込みたいところ。

 

汎用性高い小型《融合解除》という見方もできるので、転生リンク召喚や重ねてエクシーズのサポートとして使うのも面白そうですね!

 

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まとめ

他種族・複合属性を扱うデッキで使えるサポートでした。

他にもいいカードがあったら教えてくださると嬉しいです。

 

オリジナルコンボと相性がよいカードばかりなのでぜひ使ってみてください!

 

コメント

  1. プランキッズユーザー より:

    ページの趣旨に沿っているかはわかりませんが
    リンクゴッドドラゴン
    アークネメシス
    ラウドクラウド
    センサー万別
    エレメンタルバースト
    などはどうでしょうか?

  2. プランキッズユーザー より:

    風林火山とかいかがです?

    • LibrarianLibrarian より:

      なるほど!属性をばらけさせる理由にもなりますよね。
      コメントありがとうございます。追記しておきます!

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