【電池メン】や《ライオウ》が属する雷族
妨害を得意とする特徴も持ちます
※10/14 《封狼雷坊》追記
/所要時間5分
【雷族】種族サポート
【電池メン】【エレキ】などが属する一方、種族サポートの結びつきは少し弱かった種族
《サンダー・ドラゴン》が大幅強化されたおかげで雷族全体にもサポートが充実するようになりました。
これからが楽しみな種族ですね!
モンスター
《サンダー・シーホース》
星4/光属性/雷族/ATK1600/DEF1200
「サンダー・シーホース」の効果は1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから攻撃力1600以下の雷族・光属性・レベル4の同名モンスター2体を手札に加える。
特殊召喚できなくなる代わりに、デッキから攻撃力1600以下レベル4光属性雷族の同名モンスターを2体手札に加える効果をもつ
特殊召喚制限が付くのは非常に痛いものの、《サンダー・シーホース》自身も対象に含まれるため、複数枚採用しても問題ありません。
同様のデメリットをもつ《強欲で謙虚な壺》と併用するなどして、デメリットの軽減を図りたい。
対象は《ヴァイロン・プリズム》や《エレキングコブラ》《電池メン-角型》などが存在します。
《ONiサンダー》
星4/光属性/雷族/ATK 900/DEF 400
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「ONiサンダー」以外の雷族・光属性・レベル4モンスター1体を手札に加える。
召喚時、同名以外のレベル4光属性雷族1体をサーチできるモンスター
《ライオウ》や《電光-雪花-》など《サンダー・シーホース》に対応しないモンスターをサーチしたい場合や、特殊召喚したい場合はこちらを使用したい。
《太陽電池メン》
星4/光属性/雷族/ATK1500/DEF1500
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから雷族モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、雷族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
自分フィールドに「電池メントークン」(雷族・光・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
③:自分のフィールド・墓地の「電池メン」効果モンスター1体を対象として発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはその同名カードとして扱う。
雷族の墓地肥やしと雷族の召喚・特殊召喚時にトークン生成ができるモンスター
《大狼雷鳴》を墓地へ送って蘇生させるデッキなど雷族全般で活躍できます。
このカードを召喚して、《フォトン・サンクチュアリ》を発動すれば、フィールドにモンスターを4体を揃えられるため、リンク召喚にもそこそこ向いています。
《封狼雷坊(ふうらいぼう)》
星4/光属性/雷族/ATK1900/DEF 200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手がモンスターの効果を発動した時、特殊召喚したこのカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から雷族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードをリリースすることで、相手のモンスター効果の発動を無効にし破壊するモンスター
雷族の特殊召喚する方法はそれほど多くはないものの、あらゆる場所のモンスター効果を打ち消せるのはそれなりに優秀。
《同胞の絆》で特殊召喚して《ライオウ》などと共に並べてロックするのが一番使い勝手がよさそうです。
フィールドから墓地に送られた場合、手札から雷族1体を特殊召喚できる効果をもっており、《大狼雷鳴》などを構えて置けるとさらに双方の良さを引き出すことができます。
雷族でデッキを組む際の候補としては十分な性能をもっているカードと言えるでしょう。
《サンダー・ドラゴン》
星5/光属性/雷族/ATK1600/DEF1500
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「サンダー・ドラゴン」を2体まで手札に加える。
手札から捨てることで同名モンスター2体までサーチできるモンスター
単純に手札が一枚増え、デッキ圧縮や墓地肥やしを兼ねているため、【雷族】以外のデッキでも活躍しています。
ペンデュラム召喚で《セイクリッド・プレアデス》を出したり、《デフラドラグーン》の特殊召喚コストにするなど利用法は多岐にわたります。
《雷源龍-サンダー・ドラゴン》
星1/光属性/雷族/ATK 0/DEF2000
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードを手札から捨て、自分フィールドの雷族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「雷源龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。
雷族の攻撃力を500アップするモンスター
上昇値は低いものの手札誘発なので奇襲性も高く、「サンダー・ドラゴン」融合モンスターのトリガーとしても優秀。
除外またはフィールドから墓地に送られた場合、同名カード1枚をサーチできるため、アドバンテージを稼ぎやすいのも魅力です。
《バッテリー・リサイクル》で回収できることも覚えておくといいかもしれません。
《雷電龍-サンダー・ドラゴン》
星5/闇属性/雷族/ATK1600/DEF1500
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」カード1枚を手札に加える。
手札から捨てて同名モンスター1体をサーチできるモンスター
相手ターンにも発動可能なので元祖《サンダー・ドラゴン》と同等のデッキ圧縮能力があります。
こちらは闇属性なのでカオスのコストとして併用するのもあり。
除外またはフィールドから墓地に送られた場合、同名以外の「サンダー・ドラゴン」カード1枚をサーチできるため、簡単に後続を用意することができます。
ただし、①②の効果は1ターンにいずれか1つしか使えないことに注意です!
《雷劫龍-サンダー・ドラゴン》
星8/闇属性/雷族/ATK2800/DEF 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、モンスターの効果が手札で発動した場合に発動する。
このカードの攻撃力はターン終了時まで300アップする。
②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、自分の墓地からカード1枚を除外して発動できる。
デッキから雷族モンスター1体を手札に加える。
③:相手エンドフェイズに、除外されている自分のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキの一番上または一番下に戻す。
墓地の光と闇を1体ずつ除外することで手札から特殊できるモンスター
戦闘で相手モンスターを破壊した時、墓地のカードを1枚除外し、デッキから雷族1体をサーチできます。
基礎ステータスも2800と高く出しやすいことから効果発動は難しくありません。
③の効果で制限カードなども使いまわせることを考えると、このカード単体以上のパワーを引き出すこともできそうです。
EXデッキのモンスター
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》
星8/闇属性/雷族/ATK2600/DEF2400
「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
②:このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。
フィールドに存在する限り、相手のサーチを封じるモンスター
ただ突っ立っているだけでも拘束力が強いカードです。
攻撃力は若干低いものの、手札から《サンダー・ドラゴン》の効果を発動すれば《融合》なしで特殊召喚できるため簡易アタッカーとして使えます。
破壊耐性も持ち合わせているため、目に見えない形で相手のテンポアドバンテージを奪っていくことができます。
《雷神龍-サンダー・ドラゴン》
星10/光属性/雷族/ATK3200/DEF3200
「サンダー・ドラゴン」モンスター×3
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●手札の雷族モンスター1体と、「雷神龍-サンダー・ドラゴン」以外の自分フィールドの雷族の融合モンスター1体を除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
①:雷族モンスターの効果が手札で発動した時に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
②:このカードが効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地のカード2枚を除外できる。
雷族モンスターの効果が手札で発動した場合、フィールドのカード1枚を破壊できるモンスター
墓地のカードを2枚除外することで効果破壊の身代わりにすることもできます。
後述する《雷龍融合》で融合召喚するのが最も出しやすく実用的。
他にも《簡易融合》《簡素融合》で《雷神の怒り》を出すか、《ブリリアント・フュージョン》で特殊召喚した《ジェムナイト・プリズムオーラ》を素材にするといいでしょう。
耐性持ちのアタッカーとして《超雷龍-サンダー・ドラゴン》と使い分けるのがベストです。
《常夏のカミナリサマー》
光属性/雷族/ATK1600/LINK2
【リンクマーカー:左下/右下】
雷族モンスター2体
①:相手ターンに1度、手札を1枚捨て、リンクモンスター以外の自分の墓地の雷族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
雷族2体のリンクモンスター
相手ターンに1度、手札1枚をコストに墓地の雷族をリンク先へ蘇生できるカード
雷族を並べるのは難しそうですが《フォトン・サンクチュアリ》1枚で素材を揃えることができます。
雷族は妨害に長けた種族なので《ライオウ》や《大狼雷鳴》などを蘇生するといいでしょう。
魔法・罠
《雷龍融合》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールド・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、雷族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから雷族モンスター1体を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
フィールド・墓地・除外の自分のモンスターをデッキに戻し融合召喚する雷族専用の融合カード
「サンダー・ドラゴン」のモンスター効果を再利用しつつ、融合召喚できるため実質的な消費はほとんどなしです。
また、墓地のこのカードを除外することでデッキから雷族1体をサーチできます。
「サンダー・ドラゴン」系は使いやすいモンスターが多いため、雷族サポートとしてすんなり採用できるのが大きな利点ですね。
《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》や《ライオウ》などをサーチできるため、状況に応じて使い分けられるのも強みです。
《バッテリーリサイクル》
自分の墓地の攻撃力1500以下の雷族モンスター2体を選択して手札に加える。
雷族版の《サルベージ》
【エレキ】や【スプライト】など相性の良い雷族は多い。
今後の雷族が増えるにつれて評価も上がってくるでしょう。
《エレキカンシャ》
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの雷族モンスターの種類の数まで、デッキから「エレキカンシャ」以外の「エレキ」カードを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札から「エレキ」モンスターを可能な限り特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
自分フィールドの雷族の数まで「エレキ」カードをサーチできるカード
同一ターンには発動できませんが、手札の「エレキ」を可能な限り展開できる効果も使いやすい。
【エレキ】は雷族に直接貢献できるテーマではありませんが、展開力に難がある種族なので大量展開に対応しているのはありがたい。
また、後述しますが合計4800の戦闘ダメージを直接攻撃で削れる展開があります。
雷族は戦闘ダメージを稼ぐのがやや苦手な傾向があるので、出張させる価値はありそうです。
- 《エレキングコブラ》で直接攻撃(1000ダメージ)。《エレキハダマグロ》をサーチして特殊召喚。
- 《エレキハダマグロ》で直接攻撃(800ダメージ)。効果でバトルフェイズ中に《コブラ》+《キハダマグロ》で《エレキュウキ》をEXデッキから特殊召喚。
- 《エレキュウキ》で直接攻撃(1600ダメージ)。効果で墓地の《キハダマグロ》と《キュウキ》を除外し、《エレキマイラ》をEXデッキから特殊召喚。
- 《エレキマイラ》で直接攻撃(1400ダメージ)。相手の手札1枚をハンデス。
- メイン2で《エレキマイラ》をリリースし、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》をEXデッキから特殊召喚。
《百雷のサンダー・ドラゴン》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地の雷族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、その同名モンスターを自分の墓地から可能な限り特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
この効果で特殊召喚したモンスターがモンスターゾーンに存在する限り、自分は雷族モンスターしか特殊召喚できない。
雷族モンスター1体を蘇生できるカード
蘇生した同名モンスターも可能な限り特殊召喚できます。
エクシーズ・リンク素材として適しているように見えますが、雷族のEXデッキから出せるモンスターはかなり少ないので選択肢は限られます。
アドバンス召喚に関しては制限がないため、三幻神などの超重量級のモンスターのサポートとして採用するのも面白そうです。
《雷龍放電》
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分の雷族モンスターの効果の発動は無効化されない。
②:1ターンに1度、自分フィールドに「サンダー・ドラゴン」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
デッキから雷族モンスター1体を除外し、対象のカードを破壊する。
自分の雷族モンスターの効果の発動が無効化されなくなるカード
これと言って説明することはありませんが、展開や除去効果を安全に通すために採用するのはあり。
基本は②の「サンダー・ドラゴン」と組み合わせて除去手段として使いたいカードです。
まとめ
雷族は種族統一で組むとどうしても妨害一辺倒のデッキになってしまいます。
レベル4のサポートは充実していますが、そろそろ他のカードも出てきてほしいですね。
まだまだ題材には困らないはずなので、ぜひこれから推し進めてほしい種族です。
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