モンスターではない神だ!
※12/21 画像とカードの追記
/所要時間3分
三幻神とは?
3体の神を指す原作由来の言葉
3体のリリースを要求する超大型モンスターとしてOCGでも君臨しています。
そんな数少ない神属性についてまとめました。
デッキを作りたい時の参考にどうぞ!
三幻神
・リリース3体で召喚
・召喚を無効にされない
・召喚時、カード効果を発動できない
《オシリスの天空竜》
星10/神属性/幻神獣族/ATK ?/DEF ?
このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。
①:このカードの召喚は無効化されない。
②:このカードの召喚成功時には、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
③:このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×1000アップする。
④:相手モンスターが攻撃表示で召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
そのモンスターの攻撃力を2000ダウンさせ、0になった場合そのモンスターを破壊する。
⑤:このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。
このカードを墓地へ送る。
相手モンスターが攻撃表示で召喚・特殊召喚した場合、その攻撃力を2000ダウンさせ、攻撃力が0になった場合そのモンスターを破壊するモンスター
また、ステータスが手札の数×1000アップします。
フィールドに維持することで真価を発揮するモンスターなのでできるだけ後述する《神縛りの塚》と併用して使用したい。
攻撃表示しか存在しないリンクモンスターはリンク召喚時に大打撃を受けることになります。
つまり間接的にリンク召喚に強いというメリットがあります。
ただし、守備表示で特殊召喚したモンスターに対して何も発動しないため、守備表示であっさりと突破されてしまうこともあるため過信は禁物。
盤面をコントロールするタイプのデッキに仕上げると使いやすい1枚です。
《オベリスクの巨神兵》
星10/神属性/幻神獣族/ATK4000/DEF4000
このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。
①:このカードの召喚は無効化されない。
②:このカードの召喚成功時には、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
③:このカードは効果の対象にならない。
④:自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃宣言できない。
⑤:このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。
このカードを墓地へ送る。
自分のモンスター2体をリリースすることで相手モンスター全てを破壊するモンスター
デメリット:このターンこのモンスターは攻撃宣言できない
対象耐性も持ち合わせています。
三幻神の中では最も安定した運用ができる1枚で、攻撃力4000かつ特殊召喚も可能である点も魅力的。
効果で相手モンスターを除去するとせっかくの攻撃力が活かせないので、除去は他のモンスターに任せた方が得策です。
高いステータスを活かして一気に勝負を決めるために採用するのがおすすめです。
《ラーの翼神竜》
星10/神属性/幻神獣族/ATK ?/DEF ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。
①:このカードの召喚は無効化されない。
②:このカードの召喚成功時には、このカード以外の魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
③:このカードが召喚に成功した時、100LPになるようにLPを払って発動できる。
このカードの攻撃力・守備力は払った数値分アップする。
④:1000LPを払い、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
召喚時にLPが100になるようにLPを払って、払った数値だけステータスをアップするモンスター
1000LPを払うことで相手モンスター1体を破壊することもできます。
一撃必殺のステータスにすることが可能とはいえ、特殊召喚できないデメリットが重く生半可な使い方では全く活かすことができません。
基本は後述する別形態を駆使して運用することになります。
不遇な効果を与えられたせいか、神の中でもっともサポートに恵まれたカードとなりました。
《ラーの翼神竜》関連のサポートカードに関してはこちらをどうぞ!
《ラーの翼神竜-球体形》
星10/神属性/幻神獣族/ATK ?/DEF ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、自分フィールドのモンスター3体をリリースして自分フィールドに召喚、または相手フィールドのモンスター3体をリリースして相手フィールドに召喚しなければならず、召喚したこのカードのコントロールは次のターンのエンドフェイズに元々の持ち主に戻る。
①:このカードは攻撃できず、相手の攻撃・効果の対象にならない。
②:このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「ラーの翼神竜」1体を、召喚条件を無視し、攻撃力・守備力を4000にして特殊召喚する。
モンスター3体をリリースして相手フィールドか自分フィールドに召喚できるモンスター
自身をリリースすることで手札・デッキから《ラーの翼神竜》を攻守4000で召喚条件を無視して特殊召喚することができます。
次のターンのエンドフェイズに元々の持ち主のフィールドに戻ることができますが、リンク召喚で除去されるので素直に自分のフィールドのモンスターをリリースしましょう。
《所有者の刻印》などでコントロールを元に戻せば、即座に《ラーの翼神竜》を呼び出すことも可能です。
このカードは召喚せずとも《ファントム・オブ・カオス》で効果をコピーして《ラーの翼神竜》を特殊召喚することもできるので覚えておくと便利です。
《ラーの翼神竜-不死鳥》
星10/神属性/幻神獣族/ATK4000/DEF4000
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
①:このカードが墓地に存在し、「ラーの翼神竜」がフィールドから自分の墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。この効果の発動に対して効果は発動できない。
②:このカードは他のカードの効果を受けない。
③:1000LPを払って発動できる。フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
④:エンドフェイズに発動する。
このカードを墓地へ送り、自分の手札・デッキ・墓地から「ラーの翼神竜-球体形」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
《ラーの翼神竜》がフィールドから墓地へ送られた場合、墓地から蘇生する(チェーンできない)モンスター
他のカード効果を受けつけない強力な耐性をもち、1000LPを払ってモンスター1体を墓地に送ることができます。
単体では非力な《ラーの翼神竜》のサポートカードとしてほぼ必須。
リンク召喚で能動的に墓地に送ることも可能になったため、即座にこのモンスターに繋げることもできるようになりました。
ATK0の《ラーの翼神竜》をリンク1《転生炎獣アルミラージ》に変換するだけでOK。
除去効果は発動制限がないため、LPの許す限り相手モンスターを墓地に送ることができます。
ステータスも4000と申し分ないためフィニッシャーとして活躍させやすいです。
④のエンドフェイズに自身を墓地に送り、《ラーの翼神竜-球体形》を手札・墓地・デッキから特殊召喚する効果は強制効果なので、その名の通り不死鳥のごとく循環することができます。
ただし、現環境では悠長にしていられないことが多いので、できる限りこのモンスターで勝負を決めてしまいたいところ。
創造神族
《光の創造神 ホルアクティ》
星12/神属性/創造神族/ATK ?/DEF ?
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の、元々のカード名が「オシリスの天空竜」「オベリスクの巨神兵」「ラーの翼神竜」となるモンスターをそれぞれ1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる。
このカードの特殊召喚は無効化されない。
このカードを特殊召喚したプレイヤーはデュエルに勝利する。
元々のカード名が《オシリスの天空竜》《オベリスクの巨神兵》《ラーの翼神竜》をリリースすることで特殊召喚し、特殊勝利できるモンスター
入手困難な上にとても出しにくい。
特殊勝利を目指すなら、《アンデットワールド》+《デスカイザー・ドラゴン/バスター》でアンデットとなった三幻神を蘇生させて一気に完成させるというのがまだ現実的でしょうか?(ラーはアドバンス召喚ですが…)
一度でいいから揃えてみたいですね。
三幻神のサポートカード
《超伝導波サンダーフォース》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
このカードの発動と効果は無効化されない。
①:自分フィールドに元々のカード名が「オシリスの天空竜」となるモンスターが存在する場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。
このカードを自分メインフェイズに発動した場合、さらに以下の効果を適用できる。
●この効果で破壊され相手の墓地へ送られたモンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
このターン、自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
《オシリスの天空竜》が存在する場合、相手フィールドの表側表示モンスター全てを破壊できるカード
追加効果:この効果で破壊された相手モンスターの数だけドローできる
自分のメインフェイズに発動できれば《オシリスの天空竜》の攻撃力をアップさせつつ、全体破壊を決めることができます。
発動条件は厳しいものの、このカード自体の発動と効果は無効化されないため、そこそこ決めやすい。
ドローを狙わずに相手ターン中に発動して、破壊の穴埋めをする使い方も十分あり。
《蘇りし天空神》
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、その発動と効果は無効化されない。
(1):自分の墓地から「オシリスの天空竜」1体を選んで特殊召喚する。
その後、お互いはそれぞれ手札が6枚になるようにデッキからドローする。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「死者蘇生」1枚を選んでデッキの一番上に置く。
自分の墓地に幻神獣族モンスターが存在する場合、さらに自分はデッキから1枚ドローする。
墓地から《オシリスの天空竜》を蘇生し、お互いに手札が6枚になるようにドローできるカード
お互いとはいえ1枚で引ける枚数としては破格。発動と効果を無効にされないだけあって原作《天よりの宝札》さながらのインチキドローができます。
《オシリスの天空竜》をATK6000にしつつ、招雷弾で睨みを利かせられるため相手ターン中の蘇生も有効です。
また、墓地から除外し、デッキ・墓地から《死者蘇生》をデッキトップへ置く(+1ドロー)効果も持っており、アテムさながらのデュエルを再現することもできるようになっています。
数ある専用サポートカードの中でも特に豪快で強力な効果となっており、3積みも検討できます。
相手へのドローを逆手にとってデッキ破壊ウイルスを仕込むのも面白いかも(戦術的には海馬だけど…)
《ゴッド・ハンド・クラッシャー》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
このカードの発動と効果は無効化されない。
①:自分フィールドに元々のカード名が「オベリスクの巨神兵」となるモンスターが存在する場合に発動できる。
相手フィールドの効果モンスター1体を選び、効果を無効にし破壊する。
このターン、この効果で破壊したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
このカードを自分メインフェイズに発動した場合、さらに以下の効果を適用できる。
●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
《オベリスクの巨神兵》が存在する場合、相手フィールドの効果モンスター1体の効果を無効にして破壊し、ターン終了時までその同名モンスターの効果を無効にするカード
追加効果:相手フィールドの魔法・罠を全て破壊
要するに無効化を許さず、対象をとらずに効果を無効にして墓地効果等も使わせずに破壊するという容赦のない破壊効果をもっています。
このカードを相手のモンスター効果に合わせて発動すればチェーンの逆順処理で、発動した効果を無効にすることも可能。
豪快にも器用にも使える中々使い勝手のよいカードといえるでしょう。
《粉砕せし破壊神》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、その発動と効果は無効化されない。
(1):自分の手札・墓地から「オベリスクの巨神兵」1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、相手の効果を受けない。
(2):自分フィールドに「オベリスクの巨神兵」が存在する状態で、自分のカードの効果を発動するために、自分フィールドのモンスター2体以上を同時にリリースした場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
相手の墓地のモンスターを全て除外し、その数×500ダメージを相手に与える。
手札・墓地から《オベリスクの巨神兵》1体を[ターン終了時まで相手の効果を受けない]耐性を付与させて特殊召喚できるカード
元よりステータスの高い《オベリスクの巨神兵》が完全耐性で奇襲をかけてくるという破天荒な1枚。
こちらも発動・効果を無効化されることはなく運用上の利点はかなり大きいです。
アタッカーのみならず、1ターン限定のブロッカーとして使える器用さもあります。
《オベリスクの巨神兵》が存在する場合に、自分フィールドのモンスターを2体以上同時にリリースした場合、相手の墓地のモンスターを全て除外し、その数×500ダメージ与えることもできます。
オベリスク特化デッキであれば自然に狙える効果となっており、軽く4000ダメージくらいは期待できます。
テンポの遅さを補いつつ、エンドカードにもなりうる良カードなのでランク10の展開手段として採用するのもありかもしれない。
《ソウルエナジーMAX!!》
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに元々の属性が神属性となる「オベリスクの巨神兵」が存在する場合、自分フィールドの他の表側表示モンスター2体をリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊し、相手に4000ダメージを与える。
(2):自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「オベリスクの巨神兵」1体を選んで手札に加える。
その後、「オベリスクの巨神兵」1体を召喚できる。
《オベリスクの巨神兵》が存在する場合、自分フィールドのモンスター2体をリリースして、相手フィールドのモンスターを全て破壊+4000ダメージ与えるカード
計3体のモンスターが必要になるものの、通ればゲームエンド級の一撃をお見舞いできます。
何度も発動できるカードではないので《トラップトリック》などでサーチして使いましょう。
墓地から除外して、《オベリスクの巨神兵》のサーチ&サルベージからのアドバンス召喚も非常に便利。
全て効果処理中に行われる上に《オベリスクの巨神兵》本体の召喚時にチェーンされない効果で、確実な着地が可能です。
また、《PSYフレームロード・Ω》などと組み合わせれば、無限にアドバンス召喚できて面白い。
《ゴッド・ブレイズ・キャノン》
①:自分フィールドの「ラーの翼神竜」1体を選ぶ。
そのモンスターはターン終了時まで以下の効果を得る。
このカードの発動と効果は無効化されない。
●このカードは相手の効果を受けない。
●このカードが戦闘を行う攻撃宣言時に、このターン攻撃宣言をしていない自分フィールドの
他のモンスターを任意の数だけリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする。
●このカードが攻撃したダメージ計算後に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て墓地へ送る。
《ラーの翼神竜》に原作順守の1ターンキルの性能を付与するカード
攻撃した後のダメージ計算後に相手フィールドのモンスターを全て墓地へ送るという耐性もちでも焼き尽くすという徹底ぶり。
相手の効果を受けないという完全耐性を付与できることは大きく、隙を突かれると敗北に直結するラーの弱みを克服できます。
神の必殺技シリーズカードの中では唯一カテゴリに属しており、《ヴォルカニック・ロケット》によってサーチ・サルベージが可能。
効果もそこそこ相性がよく、枚数を絞ることができるので併用がおすすめです。
《真なる太陽神》
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、「真なる太陽神」を除く、「ラーの翼神竜」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
(2):「ラーの翼神竜」以外の特殊召喚されたモンスターは、そのターンには攻撃できない。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードまたはデッキの「ラーの翼神竜-不死鳥」1体を墓地へ送る。
その後、自分フィールドの「ラーの翼神竜」1体を選んで墓地へ送る。
発動時に同名以外の《ラーの翼神竜》関連のカード1枚をサーチできるカード
三幻神の中でも特にサポートの多くサーチ先が存在しないということはまずありません。
除去手段としても使える《球体》の確保、サーチ&召喚権追加の《古の呪文》が有力候補ですね。
さらに《ラーの翼神竜》以外に特殊召喚されたモンスターの攻撃を1ターン封じる効果を持っており、高い遅延性能も持ち合わせています。
このカードが除去されても残存する効果のため相手の猛攻を防ぐ手段になりえます。
自分はある程度コントロールできるのでそこまで気にする必要はないでしょう。
《不死鳥》をデッキから墓地へ送り、即座に特殊召喚すれば1ターンキルの流れを作り出せます。
手厚いサポートを使い分けられる強みと単体での性能を考えれば3積み確定のカードです。
神属性のサポートカード
《ラーの使徒》
星4/光属性/天使族/攻1100/守 600
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキから「ラーの使徒」を2体まで特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は「ラーの使徒」の効果でしかモンスターを特殊召喚できず、このカードは「オシリスの天空竜」「オベリスクの巨神兵」「ラーの翼神竜」のアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
召喚・特殊召喚時に、手札・デッキから同名モンスターを2体まで特殊召喚できるモンスター
非常に展開しやすい効果をもっている分、特殊召喚できない&「三幻神」以外のリリースにはできないという強烈なデメリットも持ち合わせます。
このデメリットをうまく回避して使うのであれば、《皆既日蝕の書》で裏側表示にするのがおすすめです。
また、《失楽の魔女》からリクルートして《禁じられた一滴》を保持しておけば、万一残ってしまってもスムーズに処理できます。
使い方次第ではどうとでもなるので、一度試してみてください。
《神の進化》
このカードの発動と効果は無効化されない。
①:自分フィールドの、元々の種族が幻神獣族のモンスターまたは元々のカード名が「邪神アバター」「邪神ドレッド・ルート」「邪神イレイザー」となるモンスター1体を選ぶ(「神の進化」の効果を既に適用したモンスターは選べない)。
そのモンスターは、攻撃力・守備力が1000アップし、自身の効果の発動及びその発動した効果は無効化されず、以下の効果を得る。
●このカードの攻撃宣言時に発動できる。
相手は自身のフィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。
自分フィールドの三幻神・三邪神のうち1体を選び、攻守を1000UPし、[自身のモンスター効果は無効化されない]&[攻撃宣言時に相手はモンスター1体を墓地へ送る]を付与できるカード
対象をとらないため、《神縛りの塚》発動下や《オベリスクの巨神兵》でも発動可能。
三幻神・三邪神は元々のステータスが不安定なカードが多く、1000アップと言えど無視できるものではありません。さらに完全耐性もちも無視できるため確実に除去できる点が強い。
ただし、このカードを発動しても神の耐性にはほとんど変化がないため、普通に除去を喰らってしまうリスクは残っています。
発動できるとかなりカッコいいカードではありますが、基本的には神で直接攻撃しやすくなる程度に考えておくくらいでOKです。
それでも三幻神や三邪神デッキを組むなら1枚入れたいですね!
《交差する魂》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズに発動できる。
幻神獣族モンスター1体をアドバンス召喚する。
その際、自分フィールドのモンスターの代わりに相手フィールドのモンスターをリリースする事もできる。
相手フィールドのモンスターをリリースしてアドバンス召喚した場合、以下の効果を適用する。
●このカードの発動後、次のターンの終了時まで自分は幻神獣族モンスター以外の魔法・罠・モンスターの効果を1ターンに1度しか発動できない。
メインフェイズにお互いのフィールドの中からモンスターを3体リリースして幻神獣族1体をアドバンス召喚できるカード
相手モンスターをリリースした場合は、重めのデメリットが追加されます。
アドバンス召喚のために3体ものリリースを必要とする神の召喚を相手モンスターをリリースすることで賄えるのはかなり大きい。
さらに通常召喚権を神以外のモンスターに使用できるため、展開に幅がでるようになりました。
相手ターンに発動できれば、予期せぬ神の降臨とともにフィールドががら空きという状況を作り出すこともできます。
決まればかなり頼もしい1枚ですが、神のデッキは構築が難しいのでデメリットが重く響くこともあります。発動したターン以降に一気に勝負を決めるくらいの気持ちで使うのがおすすめ。
《神縛りの塚》
①:フィールドのレベル10以上のモンスターは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
②:フィールドのレベル10以上のモンスターが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
破壊されたモンスターのコントローラーは1000ダメージを受ける。
③:フィールドのこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから神属性モンスター1体を手札に加える。
フィールドのレベル10以上のモンスターに効果破壊耐性と対象耐性を付与するカード
戦闘破壊の度に1000ダメージを与えることもできるため、ダメージ効率も良くなるのがメリット。
フィールドで破壊されると神属性1体をサーチすることができるため、サーチ手段の少ない神を揃えることが可能です。
《盆回し》で送りつけて破壊すると無駄がなくて便利です。
三幻神は以前と比べると格段と召喚しやすくなりましたが、除去に関しては全くの無力に等しいのでこのカードを維持して守ることは重要です。
《真実の名》
「真実の名」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:カード名を1つ宣言して発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくり、宣言したカードだった場合、そのカードを手札に加える。
さらに、デッキから神属性モンスター1体を手札に加えるか特殊召喚できる。
違った場合、めくったカードを墓地へ送る。
デッキトップのカード名を宣言して、宣言したカードだった場合、宣言したカードを手札に加え、デッキから神属性1体を特殊召喚orサーチできるカード
闇雲に使ってもまず成功しないため、《ゾンビキャリア》や《エッジインプ・シザー》などで仕込みを行うのが大事です。
アドバンス召喚権を追記する+デッキトップ操作の《カード・アドバンス》も相性がよい。
ただし、《オシリス》と《オベリスク》は特殊召喚したターンのエンドフェイズに墓地に送られる効果をもっているため、安定して使うならランク10も採用しておきたいところ。
《絶対なる幻神獣》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時に、手札から魔法・罠カード1枚を捨て、自分の墓地の幻神獣族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
その後、攻撃対象をそのモンスターに移し替える。
②:自分フィールドに幻神獣族モンスターが存在する場合、エンドフェイズに発動できる。
このターンにフィールドで効果を発動した、相手フィールドの表側表示のカードを全て破壊する。
相手モンスターの攻撃宣言時に神を守備表示で蘇生させて攻撃対象を変更できるカード
魔法1枚をコストにする限定的な蘇生カードとしてみるのであれば、かなり使いにくい。
…というのも特殊召喚したターン終了時に墓地へ送られるという神ゆえのデメリットをもっており、このカードで蘇生しようと消滅は免れないということになります(しかもラーは蘇生不可)。
こちらの用途で使うことはほとんどないといえるでしょう。
[お互いのエンドフェイズ]自分フィールドに幻神獣族モンスターが存在する場合、このターンに効果を発動した相手フィールドのカード全てを破壊できるという効果はまだ救いがあります。
おもにフィールド魔法・永続魔法・永続罠・ペンデュラムカードなどの三幻神では処理できないカード群の破壊として機能するかもしれません。
どちらにしても条件を満たす難しさには見合っておらず、かなり使いにくい。
原作再現のためのファンアイテムという役割が強いカードですね。たまにはこういうのもありだと思います。
まとめ
精霊は歌う。大いなる力、すべての万物を司らん。
その命、その魂、そしてその骸でさえも。
《ラーの翼神竜》初期テキストより
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