未来に受け継がれる恐竜のDNA
自ら生み出す逆境の力を爆発させろ!
10/21 更新
/所要時間5分
【ダイノルフィア】テーマデッキ紹介
BATTLE OF CHAOSで新たに登場した絶滅を乗り越えたニュータイプの人型恐竜族テーマ【ダイノルフィア】
自らの命を削ってカウンターを仕掛けていくという恐竜族らしさも残しつつ、パワフルだけでなくテクニカルな戦術も得意とします。
既存の《魂喰いオヴィラプター》などのセルフブレイクギミックとも親和性が高いので、デッキレシピやアイデアはこれからたくさん上がってくるでしょう。
●これから【ダイノルフィア】を組んでみたい!
●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!
●デッキ構築に悩んでいる…
という方は続きをどうぞ!
●属性:闇属性
●種族:恐竜族
●レベル:4・6・8
●召喚法:融合
人型の恐竜だ!XーMENみたいでカッコいい!
でも…ライフなくなっちゃうけど大丈夫なの?
逆境を力に変えていくテーマだから大丈夫よ
「S-Forse」はまた忙しくなりそうね
キャラクター:Voiced by CoeFont.CLOUD
サンプルデッキ改 40枚構築
3:《ダイノルフィア・テリジア》
3:《ダイノルフィア・ディプロス》
2:《斬機サブトラ》
2:《斬機アディオン》
2:《斬機シグマ》
1:《魂喰いオヴィラプター》
1:《究極伝導恐獣》
魔法 6枚
3:《化石調査》
2:《墓穴の指名者》
1:《ハーピィの羽根帚》
3:《ダイノルフィア・ドメイン》
3:《ダイノルフィア・フレンジー》
1:《ダイノルフィア・アラート》
2:《ダイノルフィア・ブルート》
2:《ダイノルフィア・シェル》
2:《ダイノルフィア・ソニック》
1:《ダイノルフィア・リヴァージョン》
3:《神の宣告》
3:《イタチの大暴発》
2:《ダイノルフィア・ケントレギナ》
2:《ダイノルフィア・ステルスベギア》
2:《ダイノルフィア・レクスターム》
1:《エヴォルカイザー・ドルガ》
1:《塊斬機ダランベルシアン》
1:《ライトドラゴン@イグニスター》
1:《スプラッシュ・メイジ》
1:《デコード・トーカー・ヒートソウル》
1:《S-Force ジャスティファイ》
【ダイノルフィア】に「サイバース族」の要素を混ぜて、展開しやすくしました。
【罠軸コードトーカー】が考え方のベースになっています。
「斬機」の2種はステータス変化させられるのでビートダウンの補助にもなります。
序盤は下級「ダイノルフィア」+「斬機」で《塊斬機ダランベルシアン》をエクシーズ召喚し、《スプラッシュ・メイジ》⇒《デコード・トーカー・ヒートソウル》と繋げていきます。
《ヒートソウル》はドローして罠を集めながら、突破力と制圧力に長けた《S-Force ジャスティファイ》に変身できます。
《イタチの大暴発》でライフを守りつつフィールドをこじ開けて、《ダイノルフィア・ケントレギナ》の高い打点で一気にLPを削ります。
早期決着を狙えるように意識しつつも、中盤でもリソース切れを起こさないように工夫しています。
理想的なLPの流れ
7000:《ヒートソウル》のコスト-1000後
3500:《ドメイン》のデッキ融合後
1750:《ケントレギナ》の効果でコピーした後など
750:《ヒートソウル》のコスト-1000後
「ダイノルフィア」モンスター
●戦闘・効果で破壊された場合、墓地のレベル4以下「ダイノルフィア」蘇生
《ダイノルフィア・テリジア》
星4/闇属性/恐竜族/攻1500/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ダイノルフィア」罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
自分のLPが2000以下の場合、さらにこのカードの攻撃力は500アップする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地から罠カード1枚を除外して発動できる。
自分の墓地から「ダイノルフィア・テリジア」以外のレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
召喚・特殊召喚時、デッキから「ダイノルフィア」罠1枚をセットできるモンスター
追加効果:LP2000以下ならATK500UP
【ダイノルフィア】の核となるサーチャーで《化石調査》でもサーチできるので実質6枚体制です。
このカード召喚・特殊召喚していき「ダイノルフィア」罠を効率よく集めていきます。
まずはデッキ融合ができる《ダイノルフィア・ドメイン》を優先して持ってきましょう。
戦闘・効果で破壊された場合は、墓地の同名以外のレベル4以下「ダイノルフィア」を蘇生できます。
恐竜族特有のセルフブレイク戦術と相性がよいので、自分から狙いに行くこともできます。
《リビングデッドの呼び声》などの自壊つきの蘇生カードも「ダイノルフィア」と相性がよいのでおすすめですよ。
LPコストはかさむうえに1ターン目しか使えませんが、《同胞の絆》を採用することで《テリジア》《ディプロス》《魂喰いオヴィラプター》の3体を並べることもできます。
《金満で謙虚な壺》を採用して全力で序盤の盤面を固めていくことも視野に入れたいところです。
《ダイノルフィア・ディプロス》
星4/闇属性/恐竜族/攻1000/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ダイノルフィア」カード1枚を墓地へ送る。
自分のLPが2000以下の場合、さらに相手に500ダメージを与える。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地から罠カード1枚を除外して発動できる。
自分の墓地から「ダイノルフィア・ディプロス」以外のレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
召喚・特殊召喚時にデッキから「ダイノルフィア」カード1枚を墓地送りできるモンスター
追加効果:LP2000以下の場合、相手に500ダメージ
「ダイノルフィア」罠はそれぞれ墓地から除外して戦闘・効果ダメージを0にできる効果をもつので、積極的に墓地へ送って相手からのダメージをカットしていきます。
【ダイノルフィア】はものすごい勢いでLPが減っていくので、相手から受けるダメージを極力0にしていくことがテーマとしての課題でもあります。
こちらも戦闘・効果で破壊された場合はレベル4以下「ダイノルフィア」の蘇生ができます。
《テリジア》の蘇生はアドバンテージに直結するので、こちらは積極的に狙いたい。
《ヴァレット・トレーサー》や《スクラップ・ラプター》などの少量出張できるセルフブレイクギミックで展開に寄せていくのも面白い。
フィールドのモンスターを破壊しながら融合する《ラピッド・トリガー》も相性よさそうですね。
デッキ融合の素材として必須なのでこちらも3枚フル採用することになります。
《ダイノルフィア・ケントレギナ》
星6/闇属性/恐竜族/攻4000/守 0
カード名が異なる「ダイノルフィア」モンスター×2
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は自分のLPの数値分ダウンする。
(2):自分・相手のメインフェイズに、LPを半分払い、自分の墓地から「ダイノルフィア」通常罠カード1枚を除外して発動できる。
この効果は、その罠カード発動時の効果と同じになる。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地からレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
お互いのメインフェイズにLPを半分払い、墓地から「ダイノルフィア」通常罠1枚を除外してその効果をコピーできるモンスター
ライフコストがめちゃくちゃ重いように感じますが、【ダイノルフィア】はLPを減らしまくることで戦っていくテーマなので問題なし。
この効果で融合召喚・蘇生・除去を使い分けて有利な状況を作っていきます。
このモンスターは、攻撃力が自分のLPの数値分ダウンするというデメリットを持っているので、極力LPは500~1000程度をキープして高い攻撃力を維持させたい。
《巨大化》を採用することで元々のステータスを活かしつつ、攻撃力が[8000-自分のLP]になるのでATK7000程度の超大型アタッカーにすることもできます。
相手に破壊以外の除去を受ける前に自分で破壊できる《ダイノルフィア・ブルート》を使って、うまく除去を回避していきましょう。
エースモンスターとして主軸にするならば、早期決着型にするか、蘇生手段を増やす、融合召喚方法を増やすなど何らかの対策が必須となります。
《ダイノルフィア・ステルスベギア》
星6/闇属性/恐竜族/攻 0/守2500
カード名が異なる「ダイノルフィア」モンスター×2
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のLPが2000以下である限り、自分は「ダイノルフィア」モンスターの効果及び、罠カードを発動するために払うLPが必要なくなる。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地からレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分のLPが2000以下である場合、「ダイノルフィア」モンスター効果・罠カードの発動のライフコストを無視できるモンスター
【ダイノルフィア】で固定のライフコストを払うのは難しいので《神の通告》のようなカードと若干かみ合わない点はありますが、《神の宣告》《スキルドレイン》《活路への希望》といった優秀なカードも全てサポートしてくれるのが嬉しい限り。
また、相手がモンスター効果を発動した時、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与えます。
効果こそ無効にはできませんが、バーンダメージとしてはかなりの出力。終盤になるほど相手は苦しむことになるでしょう。
ATKが0なので戦闘に参加できませんが、システムになってくれるのが何より大事。
《幻創のミセラサウルス》や《和睦の使者》などで守っていきたいモンスターです。
《ダイノルフィア・レクスターム》
星8/闇属性/恐竜族/攻3000/守 0
「ダイノルフィア」融合モンスター+「ダイノルフィア」モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のLPの数値以上の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターは効果を発動できない。
(2):自分・相手ターンに、LPを半分払って発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、自分のLPの数値と同じになる。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地からレベル6以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分のLPの数値以上の攻撃力をもつ相手フィールドのモンスター効果を封じるモンスター
【ダイノルフィア】は瞬く間にLPが風前の灯火となるのでATK1000以上のモンスターであれば大半が封じられます。
また、お互いのターンにLPを半分払って、相手フィールドのモンスター全てをターン終了時まで弱体化できる効果も備えており、①の効果と相まって隙の無いデザインとなっています。
おまけのようについている戦闘・効果破壊時にレベル6以下「ダイノルフィア」の蘇生も便利。
融合素材はけっこう重めに見えますが、《ダイノルフィア・ドメイン》or《ダイノルフィア・フレンジー》1枚から出せるので意外と簡単に出せます。
LPを減らす明確な目的と制圧もちのエースを獲得したことで【ダイノルフィア】のデッキパワーは飛躍的に向上しています。
序盤から積極的に展開して圧力をかけていきましょう。
「ダイノルフィア」罠
●発動コストにLP/2が必要
●LP2000以下:墓地から除外することで戦闘or効果ダメージを0
《ダイノルフィア・ドメイン》
【通常罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、LPを半分払って発動できる。
自分の手札・デッキ・フィールドから、「ダイノルフィア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):自分のLPが2000以下で、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、相手の効果で発生する自分への効果ダメージは0になる。
お互いのメインフェイズに手札・デッキ・フィールドから融合素材を墓地へ送り、「ダイノルフィア」を融合召喚できるカード
1枚発動するだけで「ダイノルフィア」が融合召喚できるのは大きな強み。
ただし、デッキ融合を2回するだけで「ダイノルフィア」が枯渇するので、リソース回復手段を採用してないと1回のデュエルで複数回打つのは難しいです。
ちなみに、このカードで《ケントレギナ》を融合召喚して、《ドメイン》の効果をコピーすると同じターン中に《ステルスベギア》も融合召喚できてしまいます。
そのためキーカードではあるものの、1枚発動できれば十分ともいえます。
LP8000の状態でもLP2000まで一気に減少していまいますが、「ダイノルフィア」のダメージケア圏内に収まるので半端なLPで残しておくより安心です。
このカードの発動を止められると一気に窮地に立たされてしまうので、《神の宣告》などを合わせて伏せてあるなら相手の妨害を全力で防ぎましょう。
【ダイノルフィア】はこのカードの発動を通して融合体を並べてからが勝負です。
《ダイノルフィア・フレンジー》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手メインフェイズに、LPを半分払って発動できる。
「ダイノルフィア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを、デッキ及びEXデッキから1体ずつ墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):自分のLPが2000以下で、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、相手の効果で発生する自分への効果ダメージは0になる。
相手メインフェイズにデッキ・EXデッキからそれぞれ1体ずつ融合素材を墓地へ送り、「ダイノルフィア」を融合召喚できるカード
《ダイノルフィア・ドメイン》に続く2枚目のデッキ融合カード
こちらは発動タイミングが相手メインフェイズのみですが、直接《ダイノルフィア・レクスターム》を出せるのが大きな強み。どちらも3積みしてしまってOKです。
《ダイノルフィア・ドメイン》共々デッキ内の「ダイノルフィア」の枯渇によってデッキ融合できない場合があるので、戦線が長引く場合を見越して《ダイガスタ・エメラル》をEXデッキに用意しておくのもいいかもしれない。
《ダイノルフィア・アラート》
【通常罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):LPを半分払って発動できる。
レベルの合計が8以下になるように、自分の墓地から「ダイノルフィア」モンスターを2体まで選んで特殊召喚する。
このターン、自分は「ダイノルフィア」モンスターしか特殊召喚できず、この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃宣言できない。
(2):自分のLPが2000以下で、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、相手の効果で発生する自分への効果ダメージは0になる。
レベルの合計が8以下になるように墓地の「ダイノルフィア」を2体まで蘇生できるカード
ややデメリットは重いものの、相手ターン中に発動すればそこまで問題はありません。
下級モンスターなら2体、融合モンスターなら1体蘇生してアドバンテージを稼げます。
前述したように《ダイノルフィア・ドメイン》を1度発動できると墓地に「ダイノルフィア」が溜まります。このカードの発動条件を満たすのはそこまで難しくないので、2枚くらい採用しても平気です。
相手ターンのエンド時に下級2体を蘇生させれば《エヴォルカイザー・ドルガ》などの強力なランク4に繋げられるので、制圧にも貢献できます。
効果ダメージカットに関してはターン終了時まで続くので【イビルツイン】や【トリックスター】のようなチクチクとダメージを与えてくるテーマにも対応しているので安心。
効果を使うタイミングがなければ墓地コストとして除外してしまってOKです。
《ダイノルフィア・ブルート》
【通常罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):LPを半分払って発動できる。
自分フィールドの「ダイノルフィア」モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(2):自分のLPが2000以下で、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、相手の効果で発生する自分への効果ダメージは0になる。
自分フィールドの「ダイノルフィア」1体と相手フィールドのカード1枚を選んで破壊できるカード
対象を取らない破壊+「ダイノルフィア」の破壊トリガーを引けるので除去以上の役割があります。
蘇生させた《テリジア》で再度このカードを構えるのも中々強力。
【ダイノルフィア】はテーマ内の除去が無効化系を除けばこのカードしか存在しないので、除去は汎用カードから採用する必要があります。
幸い、モンスターの除去カードとしては《イタチの大暴発》が過去最高に強く使えるテーマなので、そこまで心配する必要はありません。
《ダイノルフィア・シェル》
【カウンター罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手バトルフェイズ開始時に、LPを半分払って発動できる。
自分フィールドに「ダイノルフィアトークン」(恐竜族・闇・星10・攻0/守3000)1体を特殊召喚する。
このターン、この効果で特殊召喚したトークンが自分フィールドに存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):自分のLPが2000以下で、自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする。
バトルフェイズ中に「ダイノルフィア」トークン1体(DEF3000)を生成できるカード
ターン終了時まで攻撃対象を変更させられるので、大型ブロッカーとしてライフを守ってくれます。
発動タイミングは限定されていますが、カウンター罠のため止められにくいのも利点です。
フィールドに残れば次ターンから融合素材にすることもできて無駄がありません。
特に妨害できるカードではありませんが、1枚挿しておくと負け筋を減らせるカードといえます。
個人的には役割が一貫していて使いやすいのでサンプルデッキでは厚めに積んでいます。
②の効果は同名カードであっても同一ターン中に発動できます。
墓地に「ダイノルフィア」カウンター罠があればあるほど、相手の戦闘ダメージをカットしやすくなるというわけです。墓地で使える《クリボー》のような感じです。
積極的に墓地肥やしして安全を確保していくというのも悪くないかもしれません。
どちらの効果も「ダイノルフィア」を指定していないので、《豊穣のアルテミス》や《インスペクト・ボーダー》などを軸としたカウンタービートにも採用できます。
《ダイノルフィア・ソニック》
【カウンター罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「ダイノルフィア」モンスターが存在し、相手が魔法・罠カードを発動した時、LPを半分払って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
その後、自分フィールドの「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで破壊する。
(2):自分のLPが2000以下で、自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする。
相手が魔法・罠カードを発動した場合、その発動を無効にして破壊できるカード
その後、「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで破壊します。
《ハーピィの羽根帚》や《ライトニング・ストーム》といった天敵をケアしながら、「ダイノルフィア」を破壊&蘇生させて《テリジア》でアドバンテージを増やします。
魔法・罠の発動妨害は使いやすいので、多めに採用してもいいでしょう。
②の効果は1回の戦闘につき1度しか戦闘ダメージを0にできません。
相手が大型のアタッカーを並べてくるデッキだったり、貫通をもつモンスターを出せるデッキならば温存しておく必要があるので、とりあえず発動しないように普段から守りのプレイングも磨く必要があります。
長期戦がどうしても苦手なので明確な勝利プランも用意したいところですね。
《ダイノルフィア・インタクト》
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「ダイノルフィア」カードが存在し、モンスターの効果が発動した時、LPを半分払って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
このターン、自分が受ける戦闘ダメージはその時の自分のLPの半分の数値になる。
(2):自分のLPが2000以下で、自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
「ダイノルフィア」カードが存在する場合、モンスター効果の発動を無効にして破壊できるカード
その後、このターン終了時まで戦闘で受ける全てのダメージをLPの1/2に調整するという効果があります。
言い換えるならば、発動ターンはLPが1にならない限りは戦闘で敗北することがなくなります。
《ダイノルフィア・レクスターム》によってフィールドのモンスター効果は封殺しやすいものの、それ以外の範囲に対してはやや分が悪かったため、《灰流うらら》等の手札誘発を止めるのに役立ちます。
②の戦闘ダメージ0にできる効果を持つカードの中では最も扱いやすいため、複数採用するのもありでしょう。
《ダイノルフィア・リヴァージョン》
【カウンター罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「ダイノルフィア」融合モンスターが存在する場合、LPを半分払い、自分の墓地からカウンター罠カード1枚を除外して発動できる。
この効果は、そのカウンター罠カード発動時の効果と同じになる。
(2):自分のLPが2000以下で、自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする。
「ダイノルフィア」融合モンスターが存在する場合、墓地のカウンター罠を除外して、その効果をコピーできるカード
発動タイミングさえあっていれば、発動条件・ライフコスト・リリースコスト・手札コストといったあらゆる条件・コストを無視して効果のみをコピーできるため、《神の宣告》《重力崩壊》《輪廻のパーシアス》といった強力なカウンター罠を気軽に打つことができます。
かなり面白いのですが、融合モンスターと墓地にコピーしたいカウンター罠を用意するのがやや面倒。
早期決着を狙いたい【ダイノルフィア】にとって、悠長にカウンター罠で妨害している時間はあまりないので、《神の宣告》をコピーするのが無難です。
このカードで臨機応変にカウンターしたいのであれば、「ダイノルフィア」融合モンスターを安定して融合召喚、蘇生、維持させる方法を確立させておきたい。
相性の良いカード一覧
相性のよさそうなカードを一覧にしてみました!
セルフ破壊・LP・カウンター罠関連などを揃えてます
マイナーなカードもいっぱい並べたね!
特に注目したいカードは個別で紹介していくよ!
・《溶岩魔人ラヴァ・ゴーレム》
・《天獄の王》
・《悪魔嬢リリス》
・《茫漠の死者》
・《ヴァレット・トレーサー》
・《ヴァレット・リチャージャー》
・《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》
・《九十九スラッシュ》
・《巨大化》
・《悪夢再び》
・《ロスト・ワールド》
・《命削りの宝札》
・《王家の神殿》
・《強欲で金満な壺》
・《ラピッド・トリガー》
・《禁じられた聖杯》
・《活路への希望》
・《イタチの大暴発》
・《和睦の使者》
・《魂の氷結》
・《神の宣告》
・《方界降世》
・《走魔灯》
・《SNo.39 希望皇ホープONE》
・《御影志士》
・《レイダーズ・ナイト》
・《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》
・《E・HERO エアー・ネオス》
・《デコード・トーカー・ヒートソウル》
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》
星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
相手モンスター2体をリリースして相手フィールドに特殊召喚できるモンスター
コントローラーのスタンバイフェイズに1000ダメージ(強制効果)を与えます。
単純な除去としても強力なモンスターですが、《ダイノルフィア・ステルスベギア》との組み合わせが強力。
スタンバイフェイズに1000ダメージが強制発動し、《ステルスベギア》の効果で追加の3000ダメージが入ります。
捲りとして採用しつつ、即死ラインを作れる1枚としていかがでしょう?
《イタチの大暴発》
(1):相手フィールドの表側表示モンスターの攻撃力の合計が自分のLPよりも高い場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターの攻撃力の合計が、自分のLP以下の数値となるように、相手は自身のフィールドの表側表示モンスターを選んで持ち主のデッキに戻さなければならない。
相手フィールドのモンスターの攻撃力の合計が自分のLPより高い場合、相手フィールドのモンスターをデッキバウンスするカード
普通であれば条件を満たすのはかなり難しいのですが、【ダイノルフィア】はLPが500以下になることもざらなので、相手フィールドのほぼ全てのモンスターをデッキバウンスするカードになります。
このカードは相手に強要するという珍しい分類なので、効果を受けない完全耐性のモンスターすらもすり抜けてデッキバウンスしてしまいます。
通ってさえしまえばめちゃくちゃ強い除去なんですよね。
質の良い除去を放ちつつ、LPも守り、次ターンの1ショットキルを補佐するという【ダイノルフィア】の残りのピースを完璧に満たしてくれます。
《デコード・トーカー・ヒートソウル》
リンク3/炎属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/左下/右下】
属性が異なるサイバース族モンスター2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
(2):自分・相手ターンに1000LPを払って発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
その後、自分のLPが2000以下の場合、以下の効果を適用できる。
●フィールドのこのカードを除外し、EXデッキから「デコード・トーカー・ヒートソウル」以外のリンク3以下のサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。
お互いのターンにLP1000を払って1ドローできるモンスター
往復2ドローで手札を稼ぎつつ、罠型デッキの強みを引き出す実力者です。
一見【ダイノルフィア】で固定のライフコストを払うのは相性が悪いように見えます。
冒頭のサンプルデッキで紹介したように、序盤に払うライフコストとLP2000の地点でのライフコストを調節して発動することで追加効果を狙うことができるようになります。
LP750になれば《ダイノルフィア・ケントレギナ》のATKは3250と絶妙なラインとなりますね。
自身を除外し、EXデッキのリンク3以下のサイバース族を特殊召喚できる効果の候補は以下の3体です。
それぞれ使いやすいので自分の好きなものを使ってみてください!
●《星痕の機界騎士》:強固な耐性&直接攻撃
●《S-Force ジャスティファイ》:リンク先のモンスター全除外&妨害
他にも思いついたら更新していくよ!
おすすめなカードあったらコメントで教えてね!
戦術
相手ターン中に《ドメイン》を発動して《ダイノルフィア・ケントレギナ》or《ダイノルフィア・レクスターム》をデッキ融合。
LPを1000以下になるように調整してカウンター罠などで妨害していく
《テリジア》⇒《ドメイン》⇒《ケントレギナ》は【ダイノルフィア】の動きの基本。
さらに《ケントレギナ》の効果で墓地の《ドメイン》をコピーして《ステルスベギア》をデッキ融合して、LPが2000となります。
このままでは《ケントレギナ》のATKが2000しかないので、他の方法でLPを1000以下に調整してATK3000以上になるようにしていきます。
この時、《ステルスベギア》がすでにフィールドに存在すると罠カードのLPコストが強制的に0になってしまうので、時にはタイミングを少しずらして融合召喚する必要もあります。
《魂喰いオヴィラプター》からサーチした《究極伝導恐獣》を特殊召喚して、《ケントレギナ》と共に一気にライフを削る
序盤でLPが紙一重のような薄さになるので、あまり悠長なことを考えている暇はありません。
ライフが0になる致命傷のダメージは全て墓地の「ダイノルフィア」カードで受け流していく必要があります。逆にそれ以外は全てライフで受けましょう。
《イタチの大暴発》を発動できれば相手フィールドは焼け野原になっています。
そのまま《ケントレギナ》のハイパワーで殴って早々にゲームを終わらせた方がきれいに勝てます。
展開例
必要な手札
●《ダイノルフィア・テリジア》or《化石調査》
●レベル4の特殊召喚できるモンスター
最終盤面(残りLP750)
●《S-Force ジャスティファイ》
●《ダイノルフィア・ケントレギナ》(ATK3250)
●《ダイノルフィア・ステルスベギア》
●+手札2枚
- 《ダイノルフィア・テリジア》を召喚。デッキから《ダイノルフィア・ドメイン》をセット。EXモンスターゾーンにモンスターが存在しないので《斬機シグマ》を手札から特殊召喚。2体のモンスターで《塊斬機ダランベルシアン》をエクシーズ召喚
- 《ダランベルシアン》の効果で《斬機サブトラ》or《斬機アディオン》をサーチ。サーチした方を手札から特殊召喚して、2体で《スプラッシュ・メイジ》をリンク召喚。効果で《ダランベルシアン》を蘇生する
- 《スプラッシュ・メイジ》と《ダランベルシアン》で《デコード・トーカー・ヒートソウル》をリンク召喚。1000LP払って1ドロー。手札の罠をセットしてここでターンエンド。
- 【相手ターン】《ダイノルフィア・ドメイン》を発動(LP3500)。デッキから《テリジア》&《ディプロス》を墓地へ送り《ダイノルフィア・ケントレギナ》を融合召喚。さらに墓地の《ドメイン》を除外してコピーし、《ダイノルフィア・ステルスベギア》をデッキ融合(LP1750)。
- 【相手ターン】LP1000払って《ヒートソウル》の効果で1ドロー(LP750)。追加効果で自身を除外して《S-Force ジャスティファイ》をEXデッキから特殊召喚。
盤面のモンスターを《ダイノルフィア・シェル》や《神の宣告》などを使って次の自分のターンまで維持できれば、《ジャスティファイ》でフィールドをこじ開けて一気に1ショットキルできます。
そうでなくても手札は増えているし、ギリギリ死なない程度のLPを残してあるので僅差のATKで負けるということも避けられます。
勝つために防御カードで命を繋ぎ、次のターンで確実に勝つことを意識すれば戦いやすいと思います。
まとめ
【ダイノルフィア】の簡単な紹介でした。
サンプルデッキもしっかり考えて、まとまりのあるデッキになったと思ってます。
悩める構築の参考になれば幸いです。
闇属性や恐竜族に関するカードはこちらでもまとめています。
あわせてどうぞ!
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