ゼロから覚える【アルバスの落胤】テーマデッキ紹介

その邂逅は運命か、必然か。

深淵なる世界に刻まれし、追憶の物語。

/所要時間7分

【アルバスの落胤】テーマ紹介

 

11期の始まりと共に始まったOCGオリジナル長編ストーリー

深淵への繋がる異次元の門「ホール」を巡る、奇跡の少女と落胤の少年の物語。

 

公式から設定資料なども公開されており、これまでの「端末世界」や「星遺物」のストーリー以上に力が入っているような気がします。

 

テーマデッキとしては異質で、様々なテーマのカードが力を寄せ合って一つのデッキになるという単独ではデッキになりえない特徴をもちます。

 

●これから【アルバスの落胤】を組んでみたい!

●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!

●デッキ構築に悩んでいる…

という方は続きをどうぞ!

 

【テーマ情報】
属性:光・闇
種族:いろいろ
召喚法:融合召喚
レベル:4・8が中心
特徴:EXデッキから直接墓地へ送るカードが多い

 

ミリアル
ミリアル

アルバス君かっこいいなぁ…
でもアルベル君も超イケメンだし…
おねーちゃんはどっちがいい?

アリアル
アリアル

ミリアルのイケメン好きは相変わらずね
私はストーリーの方が気になるわね

キャラクター:Voiced by CoeFont.CLOUD

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サンプルデッキ(40枚構築)

モンスター 21枚
3:《アルバスの落胤》
1:《白の聖女エクレシア》
2:《鉄獣鳥メルクーリエ》
3:《スプリガンズ・キット》
1:《黒衣竜アルビオン》
3:《デスピアの導化アルベル》
2:《教導の聖女エクレシア》
2:《教導の騎士フルルドリス》
3:《デュアルウィール・ドラゴン》
1:《ステイセイラ・ロマリン》
魔法 13枚
2:《烙印融合》
2:《烙印の気炎》
1:《白の烙印》
1:《烙印の絆》
2:《失烙印》
2:《墓穴の指名者》
1:《ハーピィの羽根帚》
1:《封印の黄金櫃》
1:《ラピッド・トリガー》
罠 6枚
1:《烙印凶鳴》
1:《烙印の剣》
1:《烙印断罪》
3:《無限泡影》
EXデッキ 15枚
2:《氷剣竜ミラジェイド》
3:《灰燼竜バスタード》
1:《痕喰竜ブリガンド》
1:《鉄駆竜スプリンド》
2:《烙印竜アルビオン》
2:《神炎竜ルベリオン》
1:《ミュステリオンの竜冠》
1:《捕食植物ドラゴスタペリア》
1:《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》
1:《ガーデン・ローズ・メイデン》

 

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メインデッキのモンスター

《アルバスの落胤》

星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分・相手フィールドから墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で融合召喚する場合、このカード以外の自分フィールドのモンスターを融合素材にできない。

 

召喚・特殊召喚時、手札1枚をコストにして自身と相手モンスター1体をフィールドから墓地へ送り、融合召喚できるモンスター

《超融合》を内蔵したようなモンスターで、テーマの核となります。

 

何度も使うと手札消費は激しくなるものの、【アルバスの落胤】はハンドアドバンテージを稼ぐのが得意なテーマなので、そこまで負担を感じることはありません。

豊富なサポートで蘇生・リクルートすることで相手ターン中の妨害としても機能する点が強力です。

リンク2《天球の聖刻印》を出しておけば簡単に3妨害になるのはとても優秀。

 

対応する融合モンスターは様々なので、相手に応じて使い分けられるように散らして採用しておきましょう。

 

対応する融合モンスター
《灰燼竜バスタード》:ATK2500以上
《痕喰竜ブリガンド》:レベル8以上
《鉄駆竜スプリンド》:このターン中に特殊召喚された効果モンスター
《烙印竜アルビオン》:光属性
《神炎竜ルベリオン》:闇属性
《真炎竜アルビオン》:光属性魔法使い族
《氷剣竜ミラジェイド》:融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスター

《灰燼のアルバス》

星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守 0
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アルバスの落胤」として扱う。
(2):自分の墓地にレベル8の融合モンスターが存在する限り、このカードの攻撃力は自分の墓地のモンスターの数×200アップし、このカード以外の自分フィールドのモンスターは相手の効果の対象にならない。
(3):このカードと融合モンスターが自分の墓地に存在する状態で、自分フィールドのモンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

 

自分の墓地にレベル8の融合モンスターが存在する限り、墓地のモンスターの数×200アップし、自身以外の自分フィールドのモンスターへ[相手の効果対象にならない]耐性を付与するモンスター

このカードと融合モンスターが墓地に存在する場合に、自分フィールドのモンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合に自己蘇生できます。

 

①②の効果は連動しており、融合素材というよりもサポート役。

墓地のモンスターが6体でATK3000になるので、何度も特殊召喚させながらフィールドのモンスターを守ってくれます。

対象耐性は《痕喰竜ブリガンド》と被っているので両方並べて堅固な盤面にするのもありですね。

 

《白の聖女エクレシア》

星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「相剣」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

 

相手フィールドのモンスター数>自分フィールドのモンスター数の場合、手札から特殊召喚できるモンスター(チューナー

お互いのメインフェイズに自身をリリースすることで手札・デッキから「相剣」モンスターor《アルバスの落胤》1体を特殊召喚できます。

 

【アルバスの落胤】における継続的なアドバンテージ源&リカバリー要因。

融合モンスターが墓地へ送られた場合のエンドフェイズに自己サルベージできる効果を何度も使用できるおかげで、後半になっても息切れすることなく戦線維持に貢献してくれます。

いずれにしても多用するのですが、アクセス手段の増加により1枚でも十分回るようになりました。

 

《赫の聖女カルテシア》

星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のフィールドまたは墓地に「アルバスの落胤」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):お互いのメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

 

フィールド・墓地に《アルバスの落胤》が存在する場合、手札から特殊召喚できるモンスター(チューナー)

《白の聖女エクレシア》同様に融合モンスターが墓地へ送られた場合のエンドフェイズに自己サルベージできるため、安定した戦術に組み込めます。

 

お互いのメインフェイズにレベル8以上の融合モンスターの融合召喚ができる効果をもつので、「烙印」「デスピア」関連以外にも《ウィッチクラフト・バイスマスター》や《ガーディアン・キマイラ》《ミュステリオンの竜冠》などの融合召喚が可能です。

チューナーとしての役割は少なめですが、幅広い融合テーマに採用できるポテンシャルの高い1枚。

 

《導きの聖女クエム》

星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名はルール上「ドラグマ」カード、「デスピア」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから墓地へ送る。
(2):自分・相手のカードがEXデッキから離れた場合、「導きの聖女クエム」を除く自分の墓地の、「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

召喚・特殊召喚時、《アルバスの落胤》関連のカード1枚をデッキから墓地送りできるモンスター(チューナー

蘇生・サルベージ・墓地発動できるカードが潤沢に揃っており、小回りの利くサポートが可能。

どちらかといえば《スプリガンズ・キット》でサーチした方が早いものの、ステータス面ではこちらが恵まれており一長一短といえます。

《黒衣竜アルビオン》を経由すれば「烙印」関係の墓地肥やしにも使えます。

 

また、EXデッキのカードが離れた場合、墓地の《アルバスの落胤》関連モンスター1体を蘇生できる効果も持っており、《氷剣竜ミラジェイド》等の強力な融合モンスターを使いまわせます。

 

《鉄獣鳥 メルクーリエ》

星4/闇属性/鳥獣族/攻 800/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターが存在し、相手がモンスターの効果を発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その効果を無効にする。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
「鉄獣鳥 メルクーリエ」を除く、「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。

 

《アルバスの落胤》を融合素材とする融合モンスターが存在する場合、手札・フィールドから自身を墓地へ送ることで相手のモンスター効果を無効にできるモンスター

「トライブリゲード」名称でサーチできる手札誘発としての役割をもちます。

 

また、除外された場合、同名以外の《アルバスの落胤》関連のモンスター1体をサーチできます。

《封印の黄金櫃》や墓地融合で除外された場合など、除外できるギミック自体は多いので自然に発動できます。

《超重禽属コカトリウム》もデッキから直接除外できるので面白いかもしれない。

 

【アルバスの落胤】は基本的に光属性・闇属性で構成されるデッキです。

《混沌領域》を採用した場合だと《灰流うらら》や《増殖するG》などメジャーな手札誘発を多く採用するとデッキの動きを阻害するので、このカードを代わりに採用することになるでしょう。

 

《スプリガンズ・キット》

星4/闇属性/獣族/攻1700/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のフィールド・墓地に「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「烙印」魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える。
その後、手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。

 

フィールド・墓地に《アルバスの落胤》関連の融合モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できるモンスター

召喚・特殊召喚時にデッキ・墓地・除外ゾーンから「烙印」魔法・罠1枚を手札に加えて、手札1枚をデッキボトムへ送ります

 

緩い特殊召喚条件に、リソース循環を無視するかのような幅広いサーチ・回収範囲。

これまでの【アルバスの落胤】デッキではサーチ対象がデッキに残っておらずリソース勝負で負けるということがありましたが、このカードの登場によってさらなる持久力を獲得しました。

1枚挿しのカードを増やして対応力を上げることにもつながり、恩恵はかなり大きいです。

 

《鉄獣鳥 メルクーリエ》からサーチして何度も特殊召喚を狙っていきたいところ。

《デスピアの導化アルベル》も同様に「烙印」魔法・罠のサーチができますが、こちらの方がアクセス手段が多いので、基本はこちらを積むことになります。

 

《デスピアの導化 アルベル》

星4/闇属性/天使族/攻1800/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「烙印」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の融合モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、対象のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

 

召喚・特殊召喚時に「烙印」魔法・罠を1枚サーチできるモンスター

サーチするだけなら《スプリガンズ・キット》よりも扱いやすいものの、《アルバスの落胤》関連のテキストを持たないのでサポートは対応せず一長一短。

このカードを軸にするならある程度「デスピア」要素を組み込むことになります。

 

自分フィールドの融合モンスターが相手の効果でフィールドを離れるor戦闘破壊されることで、相手フィールドのモンスターの効果を無効化&自己蘇生ができます。

【デスピア】も【アルバスの落胤】も融合モンスターを多用するデッキなので牽制にはもってこい。

 

色々と謎に包まれた存在ですが、ちゃんとアルバスのサポートにもなるのが不思議。

 

《軒轅の相剣師》

星4/光属性/魔法使い族/攻1800/守1500
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その攻撃を無効にする。
自分フィールドに「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターが存在する場合、さらにその攻撃宣言したモンスターを破壊できる。
(2):モンスターが表側表示で除外された場合、フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。
攻撃力と守備力の数値が同じ魔法使い族・光属性モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。

 

モンスターの攻撃宣言時、自身を特殊召喚して攻撃を無効にできるモンスター(チューナー

追加効果:攻撃したモンスターを破壊できる

 

攻撃無効の効果は奇襲性こそあるものの、能動的には使いにくいのでほとんどおまけ。

サーチせずに手札に引き込めたならば効果的ですが、デッキコンセプト的にはあまり合わないのが残念。

ただ、意外と類似する効果のカードがないので、遅延系のデッキでは重宝しそうです。

 

モンスターが表側表示で除外された場合、フィールド・墓地から自身を除外して、攻守が同じ光属性魔法使い族モンスター1体を手札・墓地から特殊召喚できる効果はなかなか面白い。

どこから除外したかもプレイヤーも問わないので《抹殺の指名者》や《天龍雪獄》でも発動します。

対応するモンスターはエクレシア、フルルドリスだけでなく、《エフェクト・ヴェーラー》や《青き眼の乙女》なども対応します。

やや取り回しは難しいカードではありますが、オリジナル要素強めなら輝くカードだと思います。

 

《黒衣竜アルビオン》

星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アルバスの落胤」として扱う。
(2):このカードが手札・墓地に存在する場合、「アルバスの落胤」1体または「烙印」魔法・罠カード1枚を手札・デッキから墓地へ送って発動できる。
そのカードをどこから墓地へ送ったかによって以下の効果を適用する。
●手札:このカードを特殊召喚する。
●デッキ:このカードをデッキの一番下に戻す。
手札から戻した場合、さらに自分はデッキから1枚ドローする。

 

フィールド・墓地に存在する場合、《アルバスの落胤》として扱うモンスター

サポートもそのまま対応するので蘇生もしやすいのですが、ただ蘇生させてもステータスが高いだけであまりうまみがないのでランク8に繋げるなどの利用法も考えておきたい。

 

手札・墓地に存在する場合は《アルバスの落胤》or「烙印」魔法・罠1枚を手札・デッキから墓地へ送り、送った場所によって効果を変化させます。

手札の場合は特殊召喚、デッキの場合は自身をデッキへ戻します(+1ドロー)

珍しい効果をしていますが、どちらかといえばコストで「烙印」魔法・罠を墓地へ送れることが重要視されます(一部のカードは墓地からセットできる)。

 

ドラゴン族サポートでアクセスできれば1枚で十分使いまわせる効果をしています。

有効活用して融合召喚の負担を減らしていきましょう。

 

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EXデッキのモンスター

《氷剣竜ミラジェイド》

星8/闇属性/幻竜族/攻3000/守2500
「アルバスの落胤」+融合・S・X・リンクモンスター
(1):「氷剣竜ミラジェイド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分・相手ターンに1度、「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスター1体をEXデッキから墓地へ送って発動できる。フィールドのモンスター1体を選んで除外する。
次のターン、このカードはこの効果を使用できない。
(3):融合召喚したこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

 

【アルバスの落胤】デッキにおけるエース的存在

融合素材が他のモンスターよりも緩く、《アルバスの落胤》から融合召喚したならば、ほぼ《超融合》と同等の除去性能があります。

効果はEXデッキから《アルバスの落胤》関連の融合モンスター1体を墓地へ送り、フィールドのモンスターを選んで除外できる(フリーチェーン)というもの。

ほぼノーコストで打てる除去としては破格の性能で、2ターンに1度しか使えないものの制圧力は申し分ないです。

同名ターン1を持たないので、一時除外したり、蘇生や帰還することで同一ターン中に②の効果を2回以上使うこともできます。

 

また、融合召喚したこのモンスターが相手によってフィールドを離れた場合は、エンドフェイズに全体除去を放つという遅延性の《サンダー・ボルト》を内蔵しています。

戦闘破壊にも対応しており、バウンス除去以外なら相手は焼け野原でターンを渡すという苦しい状況を作り出せます。

 

簡単に出せるわりにはあまりにも強力。

1ターン目から積極的に融合召喚して圧力をかけていきましょう。

 

②:チェーンされて相手フィールドのモンスターが0体の場合、自分のモンスターを除外しなければならない

《灰燼竜バスタード》

星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+攻撃力2500以上のモンスター
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×100アップする。
(2):このカードが融合召喚に成功したターン、このカードはEXデッキから特殊召喚された他のモンスターが発動した効果を受けない。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。

 

融合召喚したターン、EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を受けないモンスター

攻撃力を融合素材となったモンスターのレベル合計×100アップできます。

着地さえしてしまえば高い打点で戦闘破壊できるため、制圧モンスターの処理が意外と得意。

 

墓地に送られたターンのエンドフェイズにはデッキから「ドラグマ」モンスターor《アルバスの落胤》のサーチ・リクルートができます。

《教導の聖女エクレシア》+《教導の騎士フルルドリス》の貴重なサーチ・リクルート手段であり、採用しておくことで幅広い状況を対処できるようになります。

 

「ドラグマ」モンスターは他カテゴリとは異なり、《アルバスの落胤》を直接指定するモンスターは今のところありませんが、《天底の使途》や《ドラグマ・エンカウンター》など魔法・罠のシナジーは抜群です。

 

《痕喰竜ブリガンド》

星8/闇属性/獣族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+レベル8以上のモンスター
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):融合召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は自分フィールドの他のモンスターをモンスターの効果の対象にできない。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「トライブリゲード」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。

 

戦闘破壊耐性他の自分フィールドのモンスターへ[対象耐性]を与えるモンスター

墓地へ送られたターンのエンドフェイズには「トライブリゲード」のサーチ・リクルートができます。

 

対象耐性はそこそこ便利ではあるものの、このモンスターの融合召喚よりも優先したいモンスターが多いので、実際には③の効果のためにEXデッキから直接墓地へ送られることになります。

 

手札誘発&サーチャーの《鉄獣鳥メルクーリエ》のサーチ手段として自分のターンに墓地へ送っておきたいモンスターといえるでしょう。

 

《鉄駆竜スプリンド》

星8/闇属性/機械族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+このターンに特殊召喚された効果モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのこのカードの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
その後、移動したこのカードと同じ縦列の他の表側表示のカードを全て破壊できる。
(2):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「スプリガンズ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。

 

自身のモンスターゾーンの位置を変更して、変更した先の縦列の表側表示カード(自身以外)を全て破壊できるモンスター

こちらも同様に「スプリガンズ」に対応したサーチ・特殊召喚効果をもちます。

 

融合素材が中々緩いために相手ターン中に《アルバスの落胤》で相手モンスターを吸収するのは割と簡単。ただし、①の効果は自分のターンしか使えないので若干チグハグ。

こちらもEXデッキから直接墓地へ送って《スプリガンズ・キット》のサーチ・特殊召喚手段として使うことになります。

 

《烙印竜アルビオン》

星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+光属性モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・フィールド・墓地から、「烙印竜アルビオン」を除くレベル8以下の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「烙印」魔法・罠カード1枚を選んで手札に加えるか自分フィールドにセットする。

 

融合召喚時、同名以外のレベル8以下の融合モンスターの素材を手札・フィールド・墓地から除外し、融合召喚できるモンスター

要するに連続して融合召喚できるモンスターです。おかげでランク8も作りやすい。

ただし、《烙印融合》から出す筆頭のモンスターなので、実際にはエクシーズ召喚する機会はかなり少ないです。

 

墓地へ送られたターンのエンドフェイズにはデッキから「烙印」魔法・罠のサーチorセットができます。

魔法カードならサーチ・罠ならセットと使い分けることで除去のリスクとタイムラグを最小限に抑えて、使えるため便利。

①②どちらも優秀で【アルバスの落胤】には欠かせない効果なので、2枚採用がおすすめ。

 

《神炎竜ルベリオン》

星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
闇属性モンスター+「アルバスの落胤」
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
自分のフィールド・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「神炎竜ルベリオン」を除くレベル8以下の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
このターン、このカードは攻撃できず、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

 

融合召喚した場合、手札1枚をコストにフィールド・墓地・除外ゾーンから自分のモンスターをデッキへ戻し、同名以外のレベル8以下の融合モンスターを融合召喚できるモンスター

《烙印竜アルビオン》と類似しており、こちらはリソース回復できるのが強みになっています。

これまでの融合モンスターとはやや異なり、融合素材指定が後半にあることも謎のモンスターとなっています。

 

《アルバスの落胤》がデッキ内から枯渇することで役割を大幅に失うカードがいくつかあるので、《アルバスの落胤》を自然にデッキへ戻せるカードの存在はかなり重要です。

このモンスターはリソース勝負で勝敗を分かつ1手となりうるカードだと思います。

 

《深淵竜アルバ・レナトゥス》

星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2500
「アルバスの落胤」+ドラゴン族モンスター1体以上
このカードは融合素材にできない。
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
自分・相手のモンスターゾーンの上記カードを墓地へ送った場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に、このカードの融合素材としたモンスターの数までモンスターに攻撃できる。
(2):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「融合」通常魔法カードまたは「フュージョン」通常魔法カード1枚を手札に加える。

 

「融合」を使用せずにEXデッキから特殊召喚できるモンスター

さながら《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》のようにドラゴン族を巻き込んで特殊召喚できます。

《アルバスの落胤》が裏側守備表示でも特殊召喚できるので、相手の《ヴァレルロード・S・ドラゴン》などが辛い場合の突破手段にもなります。

 

融合素材の数だけモンスターへの攻撃回数を増やすという単純にして強力な盤面解決能力をもちます。

若干パワーが低いので積極的に狙うのではなく、《アルバスの落胤》の効果を打ち消された時の保険として用意しておくのがベストでしょうか?

基本は②の「融合」or「フュージョン」通常魔法サーチをEXデッキから直接墓地へ送って使うことになります。

 

《撃鉄竜リンドブルム》

星8/闇属性/鳥獣族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):融合・S・X・リンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
その後、フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
(2):相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「アルバスの落胤」1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードの内、1体を特殊召喚し、もう1体を除外する。

 

4種の召喚法のモンスターの効果が発動した時、その発動を無効にしてフィールドのモンスター1体をバウンスできるモンスター

また、相手ターン中に墓地から自身or《アルバスの落胤》のいずれか1体を蘇生できる効果ももちます。

《烙印融合》の発動時に《増殖するG》を打たれた場合の妥協展開先として優秀。

上記3種の種族を軸とするデッキに《烙印融合》セットと共に採用して手軽に強化できます。

 

《氷剣竜ミラジェイド》を出しにくい状況下、またはコストでさらに圧力をかけたい場合に使いましょう。これまでの戦術的な穴を埋めてくれる使い勝手のよい1枚です。

 

《真炎竜アルビオン》

星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
「アルバスの落胤」+魔法使い族・光属性モンスター
このカードは融合素材にできない。
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):相手ターンに、自分・相手の墓地のモンスターを合計2体対象として発動できる。
そのモンスターをお互いのフィールドに1体ずつ特殊召喚する。
(3):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。
EXモンスターゾーン及びお互いの中央のメインモンスターゾーンに存在するモンスター4体をリリースし、
このカードを特殊召喚する。

 

相手ターンに墓地からモンスター2体をお互いのフィールドに1体ずつ特殊召喚できるモンスター

聖女たちを融合素材にするのが想定されており、《分かつ烙印》のような効果が内蔵されています。

 

《昇霊術師 ジョウゲン》や《超魔神イド》など特殊召喚ロック系モンスターとの相性がよく、他の融合体に比べるとコントロール寄りの効果となっています。

《烙印融合》から簡単に出せるものの使用頻度は低めなため、ストーリー重視のデッキで主に活躍します。

 

《赫焉竜グランギニョル》

星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
「赫の聖女カルテシア」+光・闇属性モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
デッキ・EXデッキからレベル6以上の光・闇属性モンスター1体を墓地へ送る。
(2):相手が発動したモンスターの効果でモンスターが特殊召喚された場合、フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「ドラグマ」モンスター1体、またはEXデッキから「デスピア」モンスター1体を特殊召喚する。

 

融合召喚時にデッキ・EXデッキからレベル6以上の光・闇属性1体を墓地肥やしできるモンスター

《赫の聖女カルテシア》の汎用性の高さも相まって抜群に使いやすく、【シャドール】や【ビーステッド】との混合もさらに容易になりました。

《融合派兵》で《赫の聖女カルテシア》をリクルートできるようになったことで【ウィッチクラフト】などにも恩恵があります。

 

また、相手が効果でモンスターを特殊召喚した場合、フィールド・墓地から除外して「ドラグマ」or「デスピア」をデッキ・EXデッキから特殊召喚できます。

やや受動的ながらもトリガーが緩く《教導の聖女エクレシア》等を呼び出して後続のリソースを確保できます。

バランスのとれた2つの効果で堅実にアドバンテージを増やしてくれる1枚です。

除去されても《赫の聖女カルテシア》がサルベージされるので、次ターン以降も融合モンスターで圧力をかけていけます。

 

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「烙印」魔法・罠

《烙印融合》

【通常魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター2体を墓地へ送り、「アルバスの落胤」を融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

 

手札・デッキ・フィールドからモンスター2体を墓地へ送り、《アルバスの落胤》を融合素材として指定する融合モンスターを融合召喚できるカード

発動の制約は重めなものの、デッキ融合できる強力な1枚です。

サーチ手段が極めて多く、《影依融合》のように墓地肥やしとして使うことも可能です。

 

【アルバスの落胤】は緩やかにアドバンテージを形成して、中盤以降にため込んだリソースを放出して勝利する戦術を得意としていました。

…が、このカード1枚(+手札コスト)から強引に1ショットキルすることも難しくありません。

 

中盤以降はデッキ融合しにくくなることを考えても余りあるリターンがあるカードなのでフル採用必須。

 

《白の烙印》

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた、ドラゴン族モンスターを含む融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
自分の「アルバスの落胤」を融合素材とする場合、自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):このカードが「アルバスの落胤」の効果を発動するために墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。

 

手札・フィールドからドラゴン族を含む融合素材を墓地へ送り、融合召喚できるカード

追加効果:《アルバスの落胤》を含むと墓地融合できる

 

【アルバスの落胤】デッキでは融合召喚は《アルバスの落胤》そのものが担うことが多いのですが、墓地リソースを使っての融合召喚でさらにアドバンテージを伸ばすことができます。

除外されたモンスターも《神炎竜ルベリオン》によってデッキへ戻せるので安心。

 

《アルバスの落胤》のコストで墓地へ送られたエンドフェイズに墓地からセットできる効果も持っており、手札コストの軽減になってくれます。ただしタイムラグがあるので運用には注意。

 

《烙印融合》の登場によって立場が危うくなりつつあるカードですが、こちらは《ミュステリオンの竜冠》や《捕食植物ドラゴスタペリア》も融合召喚できます。

 

《烙印の絆》

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「アルバスの落胤」1体を選んで特殊召喚する。
(2):このカードが「アルバスの落胤」の効果を発動するために墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。

 

手札・墓地・除外ゾーンから《アルバスの落胤》1体を特殊召喚できるカード

こちらもコストになった場合、セットできる効果を持っています。

 

デッキ以外のどこからでも特殊召喚可能で、他にデメリットもないのでエクシーズやリンク召喚の素材としても適任。

《アルバスの落胤》はアクセス手段が豊富なので1ターン目からでも腐ることはありません。

 

《烙印の光》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手の、フィールド・墓地の融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻す。
その後、自分の墓地の「アルバスの落胤」と相手の墓地のモンスターを1体ずつ選んで持ち主のフィールドに特殊召喚できる。

 

いずれかのプレイヤーのフィールド・墓地の融合モンスター1体をEXデッキへ戻し、墓地の《アルバスの落胤》と相手モンスター1体を持ち主のフィールドに特殊召喚できるカード

要するに1枚で《アルバスの落胤》で融合召喚させるためのサポートカードですね。

《融合解除》的に使用してバトルフェイズ中にラッシュを仕掛けることもできます。

《鉄駆竜スプリンド》もだいぶ使いやすくなりました。

 

《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚しなおすことで効果②を同一ターン中に2回発動させて、相手の盤面を崩壊させるという使い方もできます。

使い方次第で強くも弱くもなるカードなので採用するにしても1枚でOKです。

 

《烙印の気炎》

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札のモンスター1体を相手に見せ、そのモンスターと同じ種族で、攻撃力または守備力が2500のレベル8融合モンスター1体をEXデッキから墓地へ送る。
その後、以下の効果を適用できる。
●見せたモンスターを捨て、「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
(2):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

 

手札のモンスター1体を公開し、種族が同じで[ATK2500 or DEF2500]のステータスをもつレベル8融合モンスター1体をEXデッキから墓地へ送るカード

その後、公開したカードを捨てて《アルバスの落胤》関連のモンスター1体をサーチできます。

 

基本的に手札コストはドラゴン族・獣族・機械族にすることで、アルバス関連の融合モンスターの効果を活かしていきます。

融合モンスターが墓地へ送られている場合、エンドフェイズに自己サルベージできる点も使いやすく、《召喚僧サモンプリースト》などの手札コストにも適しています。

 

《白の聖女エクレシア》同様にアドバンテージ源になりやすく、1度のゲーム中に何度か使うことになります。

使った分だけEXデッキの消費も早くなるので、できれば早期決着も視野に入れておくとより戦いやすくなります。

 

《赫の烙印》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の、「デスピア」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン直接攻撃できない。

 

墓地から「デスピア」or《アルバスの落胤》1体をサルベージできるカード

その後、手札・フィールドからモンスターを除外してレベル8以上の融合モンスターを融合召喚できます。

速攻魔法ゆえに相手ターン中の融合召喚やバトルフェイズ中の連撃に向いています。

 

融合召喚しながら除外リソースをデッキへ戻せる《神炎竜ルベリオン》との相性がよく、融合モンスターを次々とフィールドに並べることができます。

ただ、《アルバスの落胤》サポートというよりも「デスピア」との関連度の方が高いので、【デスピア】混合にした方がより使えるでしょう。

 

《失烙印》

【永続魔法】
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、融合モンスターを融合召喚する効果を含む効果を自分が発動した場合、その発動は無効化されず、その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):自分が融合モンスターの融合召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を手札に加える。

 

自分が発動した融合召喚する効果の無効化を封じる&融合召喚時にチェーンブロックを組ませないカード

若干の穴はあるものの、随分と融合召喚を決めやすくなるカードです。

 

融合モンスターが融合召喚した場合、《アルバスの落胤》関連のモンスター1体をサーチできます。

テーマの性質上何度も融合召喚していくため、ハンドアドバンテージ確保にもってこい。

《白の聖女エクレシア》や《スプリガンズ・キット》を絡ませていけば手札は潤沢になります。

 

オリジナルデッキのリソース基盤にもしやすいカードですね。

こんな感じの継続的にアドバンテージを生み出すカード好きです。

 

《開かれし大地》

(1):相手が儀式・融合・S・X・リンクモンスターの特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
「開かれし大地」の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない。
●デッキから「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を手札に加える。
●手札から「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を特殊召喚する。

 

相手がEXデッキからペンデュラムモンスター以外を特殊召喚した場合、《アルバスの落胤》関連のモンスター1体をサーチor手札から特殊召喚できるカード

鬱屈とした場面が多い「烙印」ストーリーのカードの中でもひと際さわやかな1枚。

 

効果にターン1はなく、相手がEXデッキを多用する場合はサーチ⇒特殊召喚の流れで相手ターンを牽制できます。

「烙印」関連のサポートを受けられないものの、継続的なアドバンテージ源と採用する価値はありそうです。

 

《烙印凶鳴》

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):融合モンスターが自分の墓地へ送られたターンに発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、融合モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(2):このカードが「アルバスの落胤」の効果を発動するために墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。

 

融合モンスターが墓地へ送られたターンに、墓地・除外ゾーンから融合モンスター1体を特殊召喚できるカード

こちらも《アルバスの落胤》のコストとなった場合、エンドフェイズにセットできます。

EXデッキから直接融合モンスターが墓地へ送られたターンや、リンク召喚等で墓地へ送っても発動できるので条件はかなり緩い。

 

特殊召喚したいのは制圧力の高い《氷剣竜ミラジェイド》。

《ミラジェイド》の②の効果を1ターンに2度も使えば相手は悲鳴を上げることでしょう。

 

《烙印の裁き》

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのレベル8以上の融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
(2):このカードが「アルバスの落胤」の効果を発動するために墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。

 

レベル8以上の融合モンスターの攻撃力以上の相手モンスターを全て破壊できるカード

フリーチェーンの全体除去ではあるものの、コンボなしではATK2500以上と絶妙に使いにくい。

 

打点で超えてくるモンスターを対処するためのカードという認識でOKです。

こだわりがなければ無理に採用しなくても大丈夫です。

 

《分かつ烙印》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの融合モンスター1体をリリースし、お互いの墓地のモンスター及び除外されているモンスターの中から、融合モンスター以外のモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターをお互いのフィールドに1体ずつ特殊召喚する。
「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターをリリースしてこのカードを発動した場合、代わりに対象のモンスター2体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚できる。

 

自分フィールドの融合モンスター1体をリリースし、融合モンスター以外のお互いの墓地のモンスター・除外されているモンスター2体をお互いのフィールドに1体ずつ特殊召喚できるカード

追加効果:《アルバスの落胤》関連の融合モンスターをリリースした場合、自分フィールドに守備表示で2体特殊召喚できる。

 

扱いやすくなった《次元誘爆》のような効果をしており、送り付けのコンボに最適。

融合モンスターは特殊召喚できませんが、《アルバスの落胤》を蘇生すれば相手に送り付けたモンスターとで融合召喚できるので、《氷剣竜ミラジェイド》を出しなおすこともできます。

 

《赫ける王の烙印》

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):「アルバスの落胤」を融合素材とする自分フィールドの融合モンスター1体を選び、そのモンスター以外のフィールドの全ての表側表示のカードの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

 

《アルバスの落胤》関連の融合モンスター1体以外のフィールドの表側表示のカード全ての効果をターン終了時まで無効にできるカード

タイムラグはありますが、融合モンスターが墓地へ送られたエンド時にサルベージもできます。

サルベージ効果で何度も使いまわししたいところですが、かなり遅いのでどちらかといえば手札コスト向け。

 

1枚のカードで行える無効化では最大級の範囲を誇り、妨害力はかなり高め。

《氷剣竜ミラジェイド》と併用することで大半のデッキは黙らせることができるでしょう。

 

《烙印の剣》

【通常罠】
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):自分の墓地から「烙印」魔法・罠カードを任意の数だけ除外して発動できる。
除外した数だけ自分フィールドに「氷剣トークン」(ドラゴン族・闇・星8・攻2500/守2000)を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、除外されている自分の、「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

 

墓地から「烙印」魔法・罠を除外して、その数だけトークンを生成できるカード

緩い条件で出せるわりには(ATK2500/DEF2000)のデメリットのないトークンを大量展開できる稀有な1枚。

中盤以降ならこのカード1枚でゲームが終わる可能性すらあります。

 

また、墓地から除外して、除外されている《アルバスの落胤》関連モンスターを回収できる効果ももちます。

除外して一通りの役目を終えた《鉄獣鳥メルクーリエ》を再利用したり、サイクルの途切れてしまった《白の聖女エクレシア》を回収するなど、たった1枚の回収でも大きく状況が変わります。

 

どちらの効果も使うタイミングが重要なカードなので何度も使用して、ここぞというタイミングを見極められるようにしたいですね。

 

《烙印断罪》

【カウンター罠】
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):モンスターを特殊召喚する効果を含む、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターを、自分フィールドの表側表示モンスターの中から1体または自分の墓地から2体選んで持ち主のEXデッキに戻し、その発動を無効にし破壊する。
(2):墓地のこのカードを除外し、「烙印断罪」以外の自分の墓地の「烙印」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

 

《アルバスの落胤》関連の融合モンスターを自分フィールド(1体) or 墓地(2体)からEXデッキへ戻すことで[モンスターを特殊召喚する効果を含むカード]の発動を無効にして破壊できるカード

サーチできる《神の警告》のようなカードで、リソース回復も兼ねており非常に強力。

《烙印竜アルビオン》を自分のターンに墓地へ送るだけで相手ターンに構えられるので、優先してセットしていきたいカードです。

 

自身を墓地から除外することで、同名以外の墓地の「烙印」魔法・罠の回収も可能。

うーん、強い。意味わからん。

 

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相性のよいカード

ミリアル
ミリアル

関連カードがまとまっていて隙がない…
どうしても《烙印融合》が強すぎて融合軸になっちゃうよね

アリアル
アリアル

確かにそうね。「サンダー・ドラゴン」との混合も見られるわ
テーマ内に魔法・罠除去がないから補填してあげるのもありね

《デュアルウィール・ドラゴン》

星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、自分の墓地のカード名が異なる「ヴァレット」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ラピッド・トリガー」または「ヘヴィ・トリガー」1枚を選んで手札に加える。

 

墓地から除外してデッキ・墓地から《ラピッド・トリガー》or《ヘヴィ・トリガー》を手札に加えられるモンスター

フィールドに出すことはせずに専ら手札コスト・融合素材として使います。

アルバス融合体には3種類対応しており、《烙印の気炎》にも対応。

 

《ラピッド・トリガー》をサーチすることで自分フィールドのモンスターを破壊して融合召喚できるようになり、相手ターン中に《捕食植物ドラゴスタペリア》や《ミュステリオンの竜冠》が出せるようになります。

融合できない場合でも手札コスト2枚分になってくれるだけでも消費を減らしてくれますね。

 

シンクロやリンクを採用する柔軟性重視の【アルバスの落胤】でも使えるのでぜひどうぞ!

 

《ステイセイラ・ロマリン》

星4/光属性/植物族/攻1600/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター以外の自分フィールドの植物族モンスター1体を選んで墓地へ送り、対象のモンスターはこのターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキ・EXデッキからレベル5以下の植物族モンスター1体を墓地へ送る。

 

効果で墓地へ送られた場合、デッキ・EXデッキからレベル5以下の植物族1体を墓地送りできるモンスター

【アルバスの落胤】で落としたいのは《ガーデン・ローズ・メイデン》

 

墓地0の状態で《烙印融合》1枚から《アルビオン》《ルベリオン》《ミラジェイド》の3体の融合体を並べられる組み合わせはこのカードのみ。

無理に3体並べる必要はありませんが、選択肢として覚えておく価値はあります。

 

《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》

星8/地属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
ドラゴン族・闇属性モンスター+獣族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの上記カードをリリースした場合にエクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
このカードの融合素材とした獣族モンスター1体の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

 

融合なしでEXデッキから特殊召喚できる融合モンスター

融合素材が秀逸で、《烙印融合》から出した《烙印竜アルビオン》を無理なく墓地へ送り効果発動まで繋げてくれます。

フィールドに残りがちな《スプリガンズ・キット》もまとめて処理できるため1枚あると非常に便利。

 

「トライブリゲード」増やして獣族多めに採用してみるのもいいかもね。

 

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戦術

①:《烙印融合》を発動して《氷剣竜ミラジェイド》と《烙印断罪》を構えることを目指す。
《氷剣竜ミラジェイド》の効果で《灰燼竜バスタード》等を墓地へ送り、後続のためにアドバンテージを残していく

 

《烙印融合》へのアクセス手段は《スプリガンズ・キット》《デスピアの導化 アルベル》を含めると9枚初動。《封印の黄金櫃》+《鉄獣鳥メルクーリエ》等を含めれば10枚は超えてきます。

1枚発動できるだけでも大幅にリソースを稼ぐことができるので、全力でデッキ融合を目指すのが序盤の動きとなります。

《氷剣竜ミラジェイド》を何度も融合召喚するだけでもかなりの圧力になります。

 

②:《アルバスの落胤》や《デスピアの導化 アルベル》、エクレシア&フルルドリスなどを用いて、相手モンスターの動きを封じていく。
手札消費は《白の聖女エクレシア》や《烙印の気炎》《失烙印》《烙印断罪》などで補強しつつ、《捕食植物ドラゴスタペリア》などで制圧力をさらに強化していく。

 

《アルバスの落胤》はエンドフェイズに特殊召喚するタイミングが訪れるので、《烙印の気炎》や《白の聖女エクレシア》が墓地にある場合はチェーンブロックの組み方次第では手札消費0で《アルバスの落胤》で融合ができます。

相手の出方を伺ったうえでサーチ・リクルート対象を選べるため、選択を間違えない限りはこちらの方が有利です。

リソース勝負に持ち込めば確実に勝機は見えてくるでしょう。

 

③:《烙印竜アルビオン》や《烙印の剣》から打点を並べて1ショットキルを狙う。
EXデッキが枯渇してくるので《神炎竜ルベリオン》や《烙印断罪》でリソース回復を図る

 

後半に差し掛かると《スプリガンズ・キット》の回収効果が活きてきます。

潤沢に稼いだリソースを一気に吐き出して勝負を決めましょう!

 

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展開例

 

必要な手札
●《烙印の気炎》or《スプリガンズ・キット》
●手札コストになるカード2枚

 

最終盤面
●《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》
●《神炎竜ルベリオン》
●《氷剣竜ミラジェイド》
●《烙印断罪》(セット)

 

  1. 【省略可能】《デスピアの導化 アルベル》を召喚。《烙印の気炎》をサーチして発動。手札の対応する種族のモンスターを墓地へ送り、《スプリガンズ・キット》をサーチ。
  2. 《スプリガンズ・キット》を(特殊)召喚。効果で《烙印融合》をサーチして手札1枚をデッキへ戻す。《烙印融合》を発動。デッキから《アルバスの落胤》と《ステイセイラ・ロマリン》を墓地へ送り、《烙印竜アルビオン》を融合召喚。《ステイセイラ・ロマリン》が墓地へ送られたことでEXデッキから《ガーデン・ローズ・メイデン》を墓地へ送る。
  3. 《烙印竜アルビオン》の効果で《アルバスの落胤》と《ガーデン・ローズ・メイデン》を除外して《神炎竜ルベリオン》を融合召喚。効果で手札1枚を捨てて除外された2体をデッキへ戻し、《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚。
  4. 《烙印竜アルビオン》と《スプリガンズ・キット》を墓地へ送り、《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を融合召喚(《融合》は必要としない)。
  5. エンドフェイズに《烙印竜アルビオン》の効果で《烙印断罪》をデッキからセットしてターン終了。

 

一時的な手札消費は激しい展開ですが、のちのターンで手札補充ができるようになっています。

手札コストの中に《デュアルウィール・ドラゴン》が含まれていた場合は《ラピッド・トリガー》をサーチして相手ターン中に《捕食植物ドラゴスタペリア》を融合召喚することもできます。

軽々と2~4妨害+戦線維持ができるため、非常に強力。

 

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まとめ

 

【アルバスの落胤】の簡単なテーマ紹介でした!

《烙印融合》が強すぎるような気がしますが、11期の間は強化され続ける強力なテーマの一角だと思います。

運命に翻弄される二人をぜひ使ってみてください!

アリアル
アリアル

大切な人を守るための力か…
続きが待ちきれない!

ミリアル
ミリアル

いつものおねーちゃんじゃない…
ストーリー関連の他テーマも紹介してるからぜひ見てね!
タグ検索からみれるよー

 

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