ゼロから覚える【セリオンズ】テーマデッキ紹介

燃え盛る大地で繰り広げられるデスパレードバトル

一方、キットちゃんは大はしゃぎ!

/所要時間5分

【セリオンズ】テーマデッキ紹介

 

DIMENSION FORCEで新たに登場するテーマ【セリオンズ】

全てのモンスターが共通の特殊召喚方法とモンスター効果の共有を備えており、戦術の再現性が高いです。

例えるなら【サイバー・ダーク】+【ジャックナイツ】のような感じ。

 

【アルバスの落胤】関連のテーマでもあり、現時点でもカードパワーはかなり高めなので今後の動向も気になります。

 

●これから【セリオンズ】を組んでみたい!

●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!

●デッキ構築に悩んでいる…

という方は続きをどうぞ!

 

【テーマ情報】
属性:5属性
種族:多種多様
召喚法:なし
レベル:7・8
特徴:モンスター効果を共有できる

 

ミリアル
ミリアル

私、“リリー”に乗りたい!
金属製の棘とか超カッコイイ!あと羊の角もかわいい!

アリアル
アリアル

残念だけど「セリオンズ」は乗り物じゃないわ。
私はどことなく「コアキメイル」っぽいところが好きよ。

キャラクター:Voiced by CoeFont.CLOUD

スポンサーリンク
●カード画像をクリックすることで「駿河屋」で価格を確認できます。

スポンサーリンク

サンプルデッキ 40枚構築

モンスター 22枚
2:《セリオンズ“ブルズ”アイン》
2:《セリオンズ“リーパー”ファム》
2:《セリオンズ“デューク”ユール》
2:《セリオンズ“エンプレス”アラシア》
3:《セリオンズ“リリー”ボレア》
3:《セリオンズ“キング”レギュラス》
1:《セリオンズ・イレギュラー》
3:《エフェクト・ヴェーラー》
3:《サイキック・リフレクター》
1:《バスター・ビースト》
魔法 14枚
3:《円盤闘技場セリオンズ・リング》
3:《無尽機関アルギロ・システム》
1:《セリオンズ・チャージ》
2:《禁じられた一滴》
2:《ツインツイスター》
2:《緊急テレポート》
1:《テラ・フォーミング》
罠 4枚
2:《セリオンズ・クロス》
1:《セリオンズ・スタンダップ》
1:《バスター・モード》

EXデッキ 10枚+任意枠
1:《混沌魔龍-カオス・ルーラー》
1:《焔聖騎士帝-シャルル》
1:《真血公ヴァンパイア》
1:《六花聖ティアドロップ》
1:《宵星の機神ディンギルス》
1:《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》
1:《I:Pマスカレーナ》
1:《トロイメア・フェニックス》
1:《トロイメア・ユニコーン》

 

【セリオンズ】らしさを全開に、EXデッキに依存しすぎないように純構築しました。

初動は円滑な墓地肥やしと《セリオンズ“リリー”ボレア》に安定してアクセスできるかどうかだと思います。

 

レベル10・11シンクロもしやすいので【P.U.N.K.】【ローズ・ドラゴン】などレベル3チューナーを供給できるテーマとの相性がよさそうです。

【烙印】や【勇者】セットあたりも無理なく組み込めるので拡張性も高そうですね。

 

スポンサーリンク

「セリオンズ」カード紹介

共通効果
●手札から特殊召喚して「セリオンズ」or自身と同じ種族のモンスターを装備
●装備した「セリオンズ」の②の効果を付与+ATK700UP
装備状態で付与された②の効果も1ターンに1度しか使えない

《セリオンズ“ブルズ”アイン》

星7/炎属性/戦士族/攻2100/守1600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたは戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):自分フィールドの「セリオンズ」カード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(3):このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、攻撃力が700アップし、このカード名の(2)の効果を得る。

 

墓地の「セリオンズ」or戦士族モンスターを装備して、手札から特殊召喚できるモンスター

自分フィールドの「セリオンズ」カード1枚と相手フィールドのカード1枚を破壊できます。

 

「セリオンズ」の共通効果③によって、効果を2つ併せ持つモンスターとなります。

ATK2800で使いやすい効果を2つ備えるモンスターをテーマ単位で手軽に出せるのは中々に破格。

 

【セリオンズ】は能動的な除去手段が少ないので、オーソドックスな破壊除去も重宝します。

《御前試合》や《群雄割拠》など相性の悪い永続罠があっても、いつでも「セリオンズ」1体から割れるので安心。

全体的に切り込み隊長的な存在として活躍してくれます。

 

各「セリオンズ」は特定種族のモンスターも装備できますが、基本的には【セリオンズ】で固めた方が強いです。

オリジナルデッキに採用させやすいカード群なので研究してみるのもいいかもしれません。

 

装備化と相性のよい戦士族
・《E・HERO アブソルートZero》:フィールドから離れた時、相手モンスター全破壊
・《焔聖騎士-ローラン》:墓地へ送られたターンのエンド時に炎属性戦士族or装備魔法サーチ

 

《セリオンズ“リーパー”ファム》

星7/水属性/水族/攻1400/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたは水族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):相手ターンに、自分の魔法&罠ゾーンの「セリオンズ」カード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(3):このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、攻撃力が700アップし、このカード名の(2)の効果を得る。

 

墓地の「セリオンズ」or水族モンスターを装備して、手札から特殊召喚できるモンスター

相手ターンに魔法&罠ゾーンの「セリオンズ」カードと相手フィールドのカード1枚ずつをバウンスできます。

 

装備状態の「セリオンズ」をバウンスしてほぼノーコストで使える相手ターン中の妨害札。

「セリオンズ」の中で最もATKが低くバトルには不向きなものの、自身を装備対象としておけば低めのステータスを晒す必要もありません。

むしろ自身を回収することで次ターンの手数を増やすことにもなります。

フィールドに残りやすい《リリー》や《キング》の特殊召喚時に装備して、相手ターンに妨害を残していきましょう。

 

効果の都合上、手札に抱えやすいモンスターになります。

そのため、《灰流うらら》などのレベル3チューナーと共にレベル10シンクロを簡単に作れます。余裕があればぜひ狙っていきたいところです。

また、【セリオンズ】は召喚権が浮きやすいことで《溶岩魔人ラヴァ・ゴーレム》をリリース除去として使った後にバウンスして使いまわすといったこともできます。

 

装備化と相性のよい水族
・《エアー・サーキュレーター》:破壊時1ドロー
・《ジェムナイト・アメジス》:墓地へ送られるとセットされた魔法・罠を全バウンス

《セリオンズ“デューク”ユール》

星8/光属性/サイキック族/攻2100/守2800
このカード名の(1)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたはサイキック族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):自分フィールドに装備カードが存在する限り、自分フィールドの「セリオンズ」モンスターは相手の効果では破壊されない。
(3):このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、攻撃力が700アップし、このカード名の(2)の効果を得る。

 

墓地の「セリオンズ」orサイキック族モンスターを装備して、手札から特殊召喚できるモンスター

装備カードが存在する限り、「セリオンズ」モンスターに[相手の効果で破壊されない]を付与します。

 

この効果を適応しているモンスターが1体でもいれば全体に破壊耐性付与が働くため、見た目以上に堅固な効果をしています。

自分のデッキや相手の盤面に触れられないとはいえ、ステータスの基準値が高い【セリオンズ】では無視できるものではありません。

さらに戦闘破壊を防ぐフィールド魔法《円盤闘技場セリオンズ・リング》もあれば、少ない消費のわりには強力な盤面に仕上がります。

 

装備の優先順位はやや低めになりがちですが、破壊除去の妨害を乗り越えて展開する時の初動になってくれます。

 

装備化と相性のよいサイキック族
・《メタルフォーゼ・オリハルク》:墓地へ送られると単体除去
・《No.18 紋章祖プレイン・コート》:墓地へ送られると「紋章獣」2体墓地肥やし

《セリオンズ“エンプレス”アラシア》

星8/地属性/爬虫類族/攻2100/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたは爬虫類族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):手札を1枚捨て、自分の魔法&罠ゾーンの「セリオンズ」モンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを特殊召喚する。
(3):このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、攻撃力が700アップし、このカード名の(2)の効果を得る。

 

墓地の「セリオンズ」or爬虫類族モンスターを装備して、手札から特殊召喚できるモンスター

手札1枚をコストに、魔法&罠ゾーンの「セリオンズ」モンスター1体を特殊召喚できます。

 

ランク7・8を作りやすくなる「セリオンズ」であり、手札以外からの展開力向上に貢献します。

ランク8《真血公ヴァンパイア》でお互いのデッキから4枚墓地肥やしできるので墓地肥やしもスムーズに遂行してくれます。

リンク3《星神器デミウルギア》でフィールドをリセットしやすくなったことも評価してあげたいですね。

 

爬虫類族サポートの中では《ラミア》によるサーチ、《溟界の蛇睡蓮》の墓地肥やし等に対応しており、受けられるサポートは意外にも幅広いです。

 

装備化と相性のよい爬虫類族
・《レプティレス・ガードナー》:フィールドで破壊されると「レプティレス」サーチ(強制効果)
・《C・スネーク》:装備モンスターが戦闘破壊されると相手のデッキ破壊(8枚)

《セリオンズ“リリー”ボレア》

星8/風属性/植物族/攻2400/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたは植物族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):自分の手札・フィールドからカード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「セリオンズ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、攻撃力が700アップし、このカード名の(2)の効果を得る。

 

墓地の「セリオンズ」or植物族モンスターを装備して、手札から特殊召喚できるモンスター

自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って、「セリオンズ」魔法・罠のサーチができます。

 

【セリオンズ】のデッキを回すうえで必ず経由することになるため、植物族へのアクセス手段を優先して採用することでデッキが安定しやすくなります。

サーチする手段としては《薔薇の聖騎士》や《天啓の薔薇の鐘》の2枚が有力。

《ローンファイア・ブロッサム》や《アロマセラフィージャスミン》で直接リクルートしたり、《メリアスの木霊》で墓地肥やしするのもいいと思います。

 

自身の効果で特殊召喚して「セリオンズ」を装備した場合はATK3100と、サーチャーとは思えないほどのパワフルなステータスとなります。

コストも軽く、様々なカードと組み合わせられる逸材なのでオリジナルデッキでも活躍できそうです。

地味に《ブラック・ガーデン》に対応しているところや、ランク8《六花聖ティアドロップ》をフリーチェーン除去として使える素材になれるところも偉いですね。

 

装備化と相性のよい植物族
・《捕食植物キメラフレシア》:墓地へ送られると「融合」「フュージョン」サーチ
・《死の花-ネクロ・フルール》:効果破壊されると《時花の魔女》リクルート

《セリオンズ“キング”レギュラス》

星8/地属性/機械族/攻2800/守1600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたは機械族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):相手がカードの効果を発動した時、自分の手札・フィールドから「セリオンズ」モンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。その効果を無効にする。
(3):このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、攻撃力が700アップし、このカード名の(2)の効果を得る。

 

墓地の「セリオンズ」or機械族モンスターを装備して、手札から特殊召喚できるモンスター

相手がカード効果を発動した時、手札・フィールドから「セリオンズ」モンスターカード1枚を墓地へ送り、その発動を無効にできます。

いわゆる制圧効果もちの【セリオンズ】のエースモンスター

 

実質ATK3500+万能無効化+選べる効果1つという《マスターフレア・ヒュペリオン》並みにポテンシャルのあるカードです。

状況に合わせて、除去・相手ターンバウンス・耐性付与・特殊召喚・サーチを使い分ければ状況を有利に持っていくのは造作もないでしょう。

下手にシンクロ・エクシーズ召喚をするよりよっぽど強いというメインデッキのエースモンスターのインフレを感じさせるモンスターです。

 

無効化は強力ですが、自身をコストにするのは流石にもったいないので装備状態の「セリオンズ」モンスターを使って負担を軽減します。

《セリオンズ“キング”レギュラス》以外に「セリオンズ」が並んでいれば、それをコストに使えばOK。

 

《惑星探査車》とセットで機械族デッキに出張採用してみるのも面白いと思います。

2枚でちょうど《緊急ダイヤ》にも対応しているので展開力もあります。

 

装備化と相性の良い機械族
・機械族ユニオンモンスター全般「ABC」「ヴァイロン」など
・「サイバー・ドラゴン」「マシンナーズ」「列車」系など

《セリオンズ・イレギュラー》

星10/闇属性/機械族/攻1600/守2800
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「セリオンズ」モンスターを3体まで対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):手札から「無尽機関アルギロ・システム」1枚を捨てて発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
(3):このカードが装備されている場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
その後、このカードを装備していたモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。

 

自分の墓地の「セリオンズ」モンスターを3体まで装備して、手札から特殊召喚できるモンスター

基礎ステータスは低めですが、それぞれの「セリオンズ」の強化でATK3700まで上昇します。

自身が装備されている場合は、装備対象と自身を入れ替える効果も持っています。

 

また、手札の《無尽機関アルギロ・システム》をコストに相手フィールドのカードを全て破壊できるという緩い条件で一気にチャンスを作ることができます。

たった1枚でモンスター効果4枚分を一度に使い分けられるので、フィニッシャー・切り返しとしての適性はかなり高い。

ただ、序盤の手札事故が怖いので1枚だけ採用して適宜サーチ・サルベージした方が使いやすいです。

 

ちなみにレベル10なので《緊急ダイヤ》をセットして《リリー》の効果で墓地へ送ることでもサーチできます。

《円盤闘技場セリオンズ・リング》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「セリオンズ」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、自分のモンスターが戦闘で破壊される場合、代わりにデッキから「セリオンズ」カードまたは「無尽機関アルギロ・システム」1枚を墓地へ送る事ができる。
(3):1ターンに1度、自分または相手のモンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地の「セリオンズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

 

●発動時に「セリオンズ」モンスターのサーチ
●自分のモンスターが戦闘破壊される代わりに、「セリオンズ」関連カードをデッキから墓地へ送る
●モンスターが戦闘破壊された時、墓地の「セリオンズ」モンスターを回収

アドバンテージを取れる効果を3つも備えている超欲張りなフィールド魔法

 

《セリオンズ“リリー”ボレア》とは相互サーチの関係となり、デッキの安定に貢献してくれます。

サーチ・サルベージ手段も多いので、無理に守らずにコストに使ったりそのまま除去されて、再度サーチ効果を狙っていきましょう。

 

1ターンに1度の戦闘破壊耐性は「セリオンズ」以外のモンスターにも適応できます

余りがちな通常召喚権を使って《ライオウ》や《電光-雪花-》などで【セリオンズ】に足りない部分を互いに補うのもよし。

《フルール・ド・バロネス》や《氷剣竜ミラジェイド》などEXデッキから出せるモンスターに戦闘破壊耐性をつけてみるのもよし。

モンスター次第ではかなり鬱陶しい効果だと言えます。

 

先行1ターン目では②③の効果が使えませんが、余りあるリターンがあるカードです。

デュエルが始まったら《セリオンズ“リリー”ボレア》で真っ先にサーチしましょう。

中盤以降は《ブルズ》《リリー》のコストとして消費して、何度も張り直していくことでアドバンテージを積み上げていきます。

 

《無尽機関アルギロ・システム》

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):デッキから「セリオンズ」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「セリオンズ」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとこのカードの内、1枚を手札に加え、もう1枚をデッキの一番下に戻す。

 

デッキから「セリオンズ」カード1枚を墓地へ送れるカード

装備対象となるモンスターを直接送れるので、序盤の展開がスムーズになります。

ただし、この手の効果は中盤になるにつれて徐々に役割を失っていくため、一長一短。

 

また、墓地に存在する場合に《無尽機関アルギロ・システム》と「セリオンズ」カード1枚のそれぞれを手札・デッキの一番下へ戻すことができます。

①②いずれか一つしか使えないのでほぼ自身をデッキボトムへ戻して「セリオンズ」カードを回収することになりますが、《セリオンズ・イレギュラー》の効果を使いたい場合は自身を戻すことになります。

オリジナルデッキで《召喚僧サモンプリースト》などと組み合わせる場合にも有効ですね。

 

魔法・罠も回収できるのは珍しいですし、回収先も優秀なので迷うほど選択肢があります。

ただし、墓地へ残しておくことで追加効果を得るカードもあるので温存も大事。

 

効果的には2枚あれば十分なのですが、【セリオンズ】の初動を出張パーツに頼るとやや心もとないので3積みしています。

手札でかさばってしまった時は次の《セリオンズ・チャージ》で2ドローに変えてしまいましょう!

 

《セリオンズ・チャージ》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札及び自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のカードの中から、「セリオンズ・チャージ」以外の「セリオンズ」カードまたは「無尽機関アルギロ・システム」1枚を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

 

手札・魔法&罠ゾーンから同名以外の「セリオンズ」カードor《無尽機関アルギロ・システム》1枚を墓地へ送って、2ドローできるカード

《オルフェゴール・プライム》的な手札交換ができます。フィールドゾーンのフィールド魔法魔法はコストにできないので注意!

 

モンスターばかりで固まってしまうと動けなくなる【セリオンズ】にとって潤滑油的な存在となります。

《灰流うらら》などの妨害を当てられると損失はデカいですが、全く動けないよりはマシですね。

 

《無尽機関アルギロ・システム》で循環させることもできるので、1枚あれば十分仕事を果たせると思います。

 

【セリオンズ】と相性のよいドローソースとしては《一点着地》もあります。

こちらは《ホップ・イヤー飛行隊》との親和性も上がるのでドロー型にしてみるのもいいかも。

 

《セリオンズ・クロス》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「セリオンズ」モンスターが存在し、相手がモンスターの効果を発動した時、以下の効果から1つを選択して発動できる。
自分の墓地に「無尽機関アルギロ・システム」が存在する場合、両方を選択できる。
●その効果を無効にする。
●そのモンスターを除外する。

 

「セリオンズ」モンスターが存在して、相手モンスターの効果が発動した時、効果無効or除外できるカード

追加効果:両方を選択できる

 

フィールド以外のモンスター効果にも対応しており、手札誘発や墓地蘇生などにも強い1枚。

効果の都合上、対象も取らないため非常に質のよい妨害札です。

優勢時に《リリー》でサーチして《無尽機関アルギロ・システム》で循環できると強力です。

 

【セリオンズ】の妨害カードの中でも特に使いやすく強いです。

気軽に使ってしまわないように使いどころは慎重に。

 

《セリオンズ・スタンダップ》

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地の「セリオンズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、自分の手札・墓地から「セリオンズ」モンスター1体を選んで装備カード扱いとしてそのモンスターに装備できる。
(2):お互いのメインフェイズに墓地のこのカードを除外し、「セリオンズ」モンスターを自分のフィールド・墓地から1体ずつ対象として発動できる。
その墓地のモンスターを装備カード扱いとしてその自分フィールドのモンスターに装備する。

 

墓地の「セリオンズ」の蘇生&装備化ができるカード

相手ターン中に使うのが主になるので、《デューク》や《リーパー》など相手の思惑を崩すカードを選びたい。

《キング》&《リーパー》のセットで蘇生&装備させるとそれだけで2妨害になります。

 

また、お互いのメインフェイズに墓地から除外し、墓地の「セリオンズ」モンスターをフィールドの「セリオンズ」へ装備させることもできます。

装備状態を除去された場合の保険といったところ。

墓地から《デューク》で破壊耐性付与できると考えれば、選択肢としてそれなりに便利だと思います。

 

スポンサーリンク

相性のよいカード

《バラガール》

星3/地属性/植物族/攻 800/守 600
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の植物族モンスターが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、フィールドに植物族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札に加える。

 

自分フィールドの表側表示の植物族モンスターが墓地へ送られた場合、手札から特殊召喚できるモンスター(チューナー)

《リリー》が装備状態から墓地へ送られた場合でも特殊召喚できます。

また、フィールドに植物族が存在する場合に自己サルベージできる効果も持っており、繰り返しレベル3チューナー・手札コストとして使えます。

 

レベル7「セリオンズ」と共にレベル10シンクロを何度も出しやすくなるのは戦力的にも心強く、《ローンファイア・ブロッサム》など植物族サポートを併用することで簡単にアクセスできます。

 

《運命の旅路》

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスター1体を手札に加え、その後手札を1枚選んで墓地へ送る。
(2):モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記された装備魔法カード1枚を選び、手札に加えるか、自分フィールドの「勇者トークン」1体に装備する。
(3):1ターンに1度だけ、装備カードを装備している自分のモンスターは戦闘では破壊されない。

 

【勇者】デッキのエンジンとなる1枚

自分メインフェイズに「勇者トークン」関連のモンスター1体をサーチして、手札1枚を捨てるカードです。

【セリオンズ】は通常召喚を使う必要はないので勇者ギミックとの相性がよく、手札を捨てる効果も序盤の手札事故防止にもつながります。

 

また、1ターンに1度だけ装備モンスターは戦闘破壊されない耐性を付与できるため、《円盤闘技場セリオンズ・リング》と組み合わせてさらに打たれ強いフィールドにできます。

どちらかといえば③の効果をメインに使いたい珍しい例といえますね。

 

《センサー万別》

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドに同じ種族のモンスターが2体以上存在する場合には、同じ種族のモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。

 

お互いのフィールドで同じ種族のモンスターは1体までしか表側表示で存在できなくなるカード

ルール介入系の強力なカードで【セリオンズ】を一気にメタデッキへと変化させます。

 

「セリオンズ」は同名モンスターを横並びにする必要はなく、主要なランク8も見事に「セリオンズ」と種族がばらけているので問題なく出せます。

制圧力が足りないという方におすすめ。

 

スポンサーリンク

戦術

①:《無尽機関アルギロ・システム》や《混沌魔龍-カオス・ルーラー》を用いて墓地肥やし。
《セリオンズ“リリー”ボレア》《円盤闘技場セリオンズ・リング》のどちらかにアクセスし、フィールドに2枚揃える。
《セリオンズ“キング”レギュラス》をサーチして、そのままランク8と共にフィールドを制圧

 

【セリオンズ】は中盤以降は非常にパワフルなデッキですが、墓地が潤沢でないとうまく動きません。

序盤は墓地肥やしを最優先に動いていきます。

手札を捨てられる《ツインツイスター》や《禁じられた一滴》も墓地肥やしとしてみることもできるので採用しやすいです。

 

②:引き続き《セリオンズ“リリー”ボレア》《円盤闘技場セリオンズ・リング》でアドバンテージを伸ばしながら《無尽機関アルギロ・システム》で着実にリソースを循環させていく。
《セリオンズ“キング”レギュラス》を中心に他「セリオンズ」でサポートしつつ、相手とリソース差をつけていく。

 

一度動き出すと手札も減りにくいので自然と優位を取りやすいです。

モンスターの一撃が重いのでライフも削りやすく、中盤から一気に圧力をかけていけます。

2ターン目にはこの状態を目指しましょう。

 

《キング》+《リーパー》装備だけでも2妨害になるので、よほど手札が悪くなければ大丈夫だと思います。

 

③:《セリオンズ・イレギュラー》をサーチ・サルベージして特殊召喚。
全体除去でフィールドをこじ開けて、攻撃を通してフィニッシュ!

 

フィニッシュ性能の高い《イレギュラー》で相手の妨害を誘いながら、《キング》や《リリー》で攻め込むプランにも移行できます。

 

スポンサーリンク

展開例

必要な手札
・《セリオンズ・イレギュラー》
・手札1枚
最終盤面 8200打点
・《セリオンズ“リリー”ボレア》(ATK3100)
・《セリオンズ“キング”レギュラス》(ATK2800)
・《セリオンズ・イレギュラー》(ATK2300)
・相手フィールド全て破壊

 

  1. 墓地の《リリー》《エンプレス》《キング》を対象に《セリオンズ・イレギュラー》を特殊召喚。3体を装備。
  2. 《リリー》の効果で自身を墓地へ送り、《円盤闘技場セリオンズ・リング》をサーチして発動。デッキから《無尽機関アルギロ・システム》をサーチ。
  3. 《イレギュラー》の効果で《無尽機関アルギロ・システム》を捨てて相手フィールドのカードを全て破壊。
  4. 墓地の《アルギロ・システム》の効果で《リリー》を回収して《アルギロ・システム》をデッキボトムへ戻す。
  5. 手札1枚をコストに《エンプレス》の効果を発動。装備状態の《キング》を特殊召喚。
  6. 墓地の任意の「セリオンズ」を装備して《リリー》を手札から特殊召喚。

 

事前に《セリオンズ・イレギュラー》をサーチ・サルベージしておく必要はありますが、EXデッキを使わなくても容易に1ショットキルの流れを作れます。

 

スポンサーリンク

まとめ

【セリオンズ】の簡単な紹介でした。11期インフレの波を感じます。

純構築ですらこれだけ強いと環境用にチューンしたデッキはどれだけ強いんでしょうね?

 

種族サポートとしても優秀です。一通り集めておくことをおすすめします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました