キメラがモデルの特殊種族?
他種族とのシナジーもある面白い種族です
/所要時間3分
幻想魔族サポート集
25番目の種族として新たに登場した「幻想魔族」
原作に存在する「召喚魔族」という設定の中の一つであり、これまでカードになることのなかった種族です。
種族の特徴としては、お互いに戦闘破壊されないという強固な耐性を共通効果で備えています。
また、一部のモンスターは「コンストラクション」というモンスター合成システムから生まれたキメラのような風貌をしており、原作のモンスター感がある新しくて懐かしいデザインとなっています。
まだ、登場したばかりで数は少ないですが、これからの期待も込めてまとめました。
新たなカードが生まれれば他の種族サポート記事同様に更新していきますので、ぜひ活用ください!
モンスター
《幻惑の見習い魔術師》
星6/闇属性/幻想魔族/攻2000/守1700
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「幻惑の見習い魔術師」以外の幻想魔族モンスター1体をデッキから手札に加える。
(3):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
召喚・特殊召喚時に幻想魔族モンスター1体をサーチできるモンスター
チェーンブロックを作らない緩い特殊召喚条件を持ち、範囲の広いサーチ効果と強力な1枚。
戦闘破壊されにくい部分も便利で、相手ターン中に蘇生させてサーチ後にそのままブロッカーにするなど普通のサーチャーよりもはるかに幅広く活躍できます。
召喚権を使ってよいなら《魂の造形家》をリリースして、このカードをサーチすることもできます。
ちょうど光属性レベル4なので《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》が出せるのも強み。
幻想魔族が増えるたびに強くなる1枚なので安いうちに3枚買っておくのがおすすめ!
《幻爪の王ガゼル》
星4/地属性/獣族/攻1500/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから悪魔族・レベル5モンスター1体か「合成獣融合」1枚を手札に加える。
(2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから幻想魔族モンスター1体を手札に加える。
召喚・特殊召喚時に、レベル5悪魔族or《合成獣融合》1枚をサーチできるモンスター
融合素材となり墓地へ送られた場合、デッキから幻想魔族1体をサーチできます。
2つの効果でサーチでき、後述する《大翼のバフォメット》との相性も抜群。
現状の幻想魔族は融合召喚に大きく依存しており、他種族との混合を必須とします。
しかし、幸いにも《ミラー ソードナイト》等でサーチ・リクルート手段が豊富なので安定感は高い。
幻想魔族のサーチをメインに採用するなら《融合再生機構》でサルベージして、何度も融合素材にするのがおすすめです。
《ネオス・フュージョン》や《烙印融合》でサクッとデッキから墓地へ送って発動するのもあり。
《大翼のバフォメット》
星5/闇属性/悪魔族/攻1400/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
獣族・レベル4モンスター及び「合成獣融合」をそれぞれ1枚までデッキから手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合、自分の墓地の幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
召喚・特殊召喚時に、レベル4獣族+《合成獣融合》をサーチできるモンスター
融合素材となり墓地へ送られた場合、墓地から幻想魔族1体を蘇生できます。
意外にも《血肉の代償》や《二重召喚》と相性がよいことは覚えておいてもいいかも?
こちらは闇属性なので融合素材に使いやすく、制約も相まってより融合軸のデッキで輝きます。
制約の順番に気をつけて《魔界特派員デスキャスター》から蘇生させれば、相手ターン中に《ガーディアン・キマイラ》の融合召喚に繋げて、幻想魔族を集めるという動きもできます。
《幻惑の魔術師》のような上級モンスターの幻想魔族を使用するのであれば、蘇生手段は多い方がよいので重宝するカードです。
《大陰陽師 タオ》
星3/地属性/幻想魔族/攻1200/守 900
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、「大陰陽師 タオ」以外の自分の墓地の幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は幻想魔族モンスターしか墓地から特殊召喚できない。
墓地に送られた場合、幻想魔族1体を守備表示で蘇生できるモンスター
その後の展開デメリットも蘇生のみであり、他種族との連携も難しくない。
種族サポートはまだ乏しいため、《マスマティシャン》や《彼岸の黒天使ケルビーニ》あたりを利用して埋葬するとスムーズに使えます。
《融合再生機構》を使って、何度も融合素材&サルベージを繰り返すのも面白いですよ。
《ミレニアムーン・メイデン》
星4/光属性/幻想魔族/攻1500/守1300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合に発動できる。
このカードを永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが永続魔法カード扱いの状態で、相手の効果が発動した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚し、このターン中、自分フィールドのレベル5以上の幻想魔族・魔法使い族モンスターを相手は効果の対象にできない。
(3):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
永続魔法状態から特殊召喚した場合、自分フィールドのレベル5以上の幻想魔族・魔法使い族モンスターに『ターン終了時まで相手の効果対象にならない』を付与するモンスター
条件は受動的ながらも強力な耐性付与が可能。《石板の神殿》や《幻惑の見習い魔術師》から簡単にアクセスできます。
《エルシャドール・ミドラーシュ》や《セレマティック・クラティス》など盤面に残したいモンスターと合わせて使いたい。
《タロンズ・オブ・シュリーレン》
星6/光属性/幻想魔族/攻2100/守2050
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手ターンに、「タロンズ・オブ・シュリーレン」以外の自分フィールドの悪魔族・幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体は戦闘では破壊されない。
(3):自分のカードを対象とする効果を相手が発動した時、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
フィールドのこのカードを手札に戻し、そのモンスターを破壊する。
相手ターン中に自分フィールドの悪魔族・幻想魔族1体をバウンスし、手札から特殊召喚できるモンスター
自分フィールドのカードを対象とする相手の効果が発動した場合、自身をバウンスし相手モンスター1体を破壊できます。
全ての効果を合わせると単体でのサイクル性が高く、《一点着地》との相性抜群!
《幻蝋館の使者》や《ミレニアムーン・メイデン》を使いまわすだけでも普通に強い。
《鋼鉄の大魔神 ゴルゴイル》
星10/地属性/幻想魔族/攻1800/守3200
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
(2):自分の機械族・幻想魔族モンスターが戦闘を行ったダメージ計算後、自分の墓地・除外状態のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
(3):このカードがフィールドから除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
機械族・幻想魔族が戦闘を行ったダメージ計算後、墓地・除外ゾーンからモンスター1体を特殊召喚できるモンスター
ノーデメリットの蘇生&帰還ができるモンスターは極めて珍しい。効果①のおかげで自力でも発動可能。
自身の特殊召喚方法は少ないので、「春化粧」や《廻る罪宝》によって特殊召喚したい。
EXデッキのモンスター
《幻獣王キマイラ》
星6/風属性/獣族/攻2100/守1800
獣族モンスター+悪魔族モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「有翼幻獣キマイラ」として扱う。
(2):このカードが融合召喚した場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに相手の手札をランダムに1枚墓地へ送る。
(3):相手ターンに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の獣族・悪魔族・幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
融合召喚したエンド時にランダムハンデスできるモンスター
相手ターン中に墓地から除外して、獣族・悪魔族・幻想魔族1体を蘇生できる効果も持ちます。
②の効果だけを目的とするなら《ドラグマ・パニッシュメント》から《鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusII”》を経由して墓地へ送ることでも達成できます。
幻想魔族は戦闘破壊耐性を共通で持ち合わせており、相手ターン中にブロッカーとして出すだけでもそこそこ強いのが特徴です。
手軽に融合召喚できるわりにはコストパフォーマンスがよく、ランク6やシンクロ素材にも使いやすい。
悪魔族側の融合素材を《クリッター》や《エッジインプ・チェーン》で賄うことで融合召喚以外の戦術にも派生させやすくなります。
まずはこの3種族のシナジーを活かしつつ構築するとオリジナリティのあるデッキを組みやすいでしょう。
《幻獣魔王バフォメット》
星6/風属性/悪魔族/攻2400/守 600
種族が異なる獣族・悪魔族・幻想魔族モンスター×2
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「有翼幻獣キマイラ」として扱う。
(2):このカードが融合召喚した場合に発動できる。
デッキから獣族・悪魔族・幻想魔族モンスター1体を墓地へ送る。
(3):相手ターンに墓地のこのカードを除外し、「幻獣魔王バフォメット」以外の自分の除外状態の獣族・悪魔族・幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
融合召喚時にデッキから獣族・悪魔族・幻想魔族モンスター1体を埋葬できるモンスター
相手ターン中に墓地から除外することで、除外状態の3種族のモンスター1体を帰還させることもできます。
①②どちらの効果もリソースを作るのに適しており、オリジナルデッキ適正はかなり高め。
墓地へ送るモンスター・融合素材としては《絶対王 バック・ジャック》や《ヴィジョン・リゾネーター》、《魔星のウルカ》などが【幻想魔族】でも汎用性高めで使いやすいですね。
ポテンシャル高めのカードなのでデッキを組む際は視野を広めてアイデアを練る必要がありそうです。
《殺戮聖徒レジーナ》
星8/闇属性/幻想魔族/攻3000/守2000
幻想魔族モンスター+レベル6以上の悪魔族モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「殺戮聖徒レジーナ」以外の自分の墓地の幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):「殺戮聖徒レジーナ」以外の「アザミナ」カードか「罪宝」カードの効果が発動した時、フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
同名以外の幻想魔族1体を蘇生できるモンスター
単純ながらも《鋼鉄の大魔神 ゴルゴイル》や《白き森の妖魔ディアベル》を蘇生すれば、一気に横展開していけます。
ただし、正規融合も「アザミナ」カードを使用した特殊召喚も若干重め。
扱い方も天使族サポートの《堕天使スペルビア》に似ていますね。
《黒魔女ディアベルスター》⇒《罪宝の欺き》⇒「アザミナ」関連と繋げるとスムーズに出せます。
《異端なるフォボスコボス》
ランク4/闇属性/幻想魔族/攻2100/守1500
レベル4モンスター×2
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる
(このカードが幻想魔族モンスターをX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる)。
対象のモンスターの効果を無効にする。
そのモンスターがこのターンに戦闘を行っている場合、さらにそのコントロールをエンドフェイズまで得る事ができる。
(2):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
相手フィールドのモンスター1体の効果を無効化できるモンスター
幻想魔族をX素材としている場合、フリーチェーン化できます。
エクシーズモンスターとしては珍しくX素材を全く使用しないモンスターであり、蘇生・帰還でも十分に役に立ちます。
対象のモンスターが戦闘を行っていた場合はエンドフェイズまでコントロール奪取でき、《S:Pリトルナイト》等でさらに除去を増やすことも可能。
今後、幻想魔族が増えてきたら見かける機会が増えてくるでしょう。期待の1枚です。
魔法・罠
《幻惑の眼》
速攻魔法
(1):自分フィールドに幻想魔族か魔法使い族のモンスターが存在する場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このターン中、自分の幻想魔族・魔法使い族モンスターは戦闘では破壊されない。
●相手ターンに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
●相手モンスターの攻撃宣言時に、攻撃モンスター以外の相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。
幻想魔族or魔法使い族が存在する場合、戦闘破壊耐性の付与・コントロール奪取・同士討ちの3つから効果を選べるカード
それぞれの効果の使用場面が異なることから汎用性はそれなりに高い。
【幻想魔族】は戦闘に対して必然的に強いデッキとなるため、無策で攻撃されることはほとんどなく、戦闘破壊耐性の恩恵が少なく、同士討ちも狙いにくいのが現状です。
よって、【幻想魔族】ではコントロール奪取がメインの採用となるでしょう。
単にテンポの妨害になるだけでなく、次ターンの攻撃の的として残せるメリットがあり、《大捕り物》のように永続コントロール奪取とは差別化できます。
《合成獣融合》
速攻魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
獣族・悪魔族モンスターのいずれかを含む、自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
(2):自分メインフェイズにこのカードが墓地に存在し、自分のフィールドか墓地に「有翼幻獣キマイラ」が存在する場合、以下から1つを選択して発動できる。
●このカードを手札に加える。
●このカードを除外し、自分のデッキ・墓地から「幻獣王ガゼル」1体と「バフォメット」1体を特殊召喚する。
正確には幻想魔族をサポートするカードではありませんが、「キマイラ」関連で多用します。
獣族・悪魔族を1体以上融合素材にする必要があるものの、フリーチェーンで融合召喚できるカードはかなり珍しい。
《破壊神ヴァサーゴ》や《イリュージョン・シープ》を採用すれば、さらに融合できる範囲が広がります。
変わった使い方をするならば、《チェーン・マテリアル》で融合素材を賄い、相手ターン中に自由な融合召喚をするというコンボもできます。
例えば《幻獣魔王バフォメット》を融合召喚すれば、任意の幻想魔族を除外しつつ効果②へ繋げて帰還させるといった流れを簡単に作り出せます。
結構可能性のある1枚です。ぜひ研究してみてください。
《罪宝の囁き》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの幻想魔族・魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを手札・EXデッキに戻す。
その後、自分の墓地・除外状態の幻想魔族・魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
幻想魔族・魔法使い族1体をバウンスし、墓地・除外状態の幻想魔族・魔法使い族1体を特殊召喚できるカード
サポート豊富な魔法使い族と連携が取りやすく、《マジシャンズ・ソウルズ》や《黒魔女ディアベルスター》等と相性が良い。
《EMスカイ・マジシャン》や《幻惑の魔術師》のように自力で特殊召喚できないモンスターを主軸にしたいデッキであれば重宝しそうです。
《白き森の罪宝》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに悪魔族・幻想魔族・魔法使い族モンスターのいずれかが存在する場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から悪魔族・幻想魔族・魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
●自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
(2):このカードがモンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
手札から悪魔族・幻想魔族・魔法使い族を特殊召喚or融合召喚できるカード
軽い召喚条件こそあれど使い勝手が良く、展開補助として役立ちます。
「白き森」と「罪宝」の2つのカテゴリに属しており、アクセス手段も豊富。
また、フリーチェーンで使用できる条件なしの融合カードは貴重なので、3種族に関連するデッキでバトルフェイズ中の融合召喚を狙いたい場合にもお呼びがかかりそうです。
《プレイ・ザ・ディアベル》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):魔法・罠カードがカードの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
手札・デッキ・EXデッキから幻想魔族・魔法使い族モンスター1体を墓地へ送る。
(2):自分メインフェイズに、自分の墓地からこのカードを含む魔法・罠カード3枚を除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「ディアベル」モンスター1体を特殊召喚する。
魔法・罠がコストで墓地へ送られた場合、手札・デッキ・EXデッキから幻想魔族・魔法使い族1体を埋葬できるカード
コストとして墓地へ送られる魔法・罠は手札・フィールドだけでなくデッキ・X素材からでもOK。
例えば、《光の援軍》や《聖騎士の追想 イゾルデ》 、《黒衣竜アルビオン》などが該当します。
幻想魔族はサーチ・リクルートできる種族サポートの質が高く、《大陰陽師 タオ》のように直接墓地で利用したいカードに対して使用したい。
《エルシャドール・アプカローネ》をEXデッキから埋葬して、「シャドール」で戦線を補強するのもよさそうです。
《廻る罪宝》
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):デッキからレベル5以上の幻想魔族モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
このターンのメインフェイズの間、自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの効果を発動できない。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの裏側表示カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に戻す。
その後、手札から魔法・罠カード1枚をセットできる。
デッキからレベル5以上の幻想魔族1体のサーチ・リクルートができるカード
リクルートした場合、メインフェイズ中の効果発動が封じられますが、スタンバイフェイズやバトルフェイズ中には制限なし。
永続効果はメインフェイズでも適応されるので、戦闘破壊耐性は問題なく機能します。
《幻惑の魔術師》や《幻日灯火》、《原罪のディアベルゼ》等をデッキから抜き出すのに重宝するでしょう。
効果②は汎用的で、自分の裏側表示のカード1枚をバウンスして、魔法・罠カード1枚をセットできるという効果。
《アルティマヤ・ツィオルキン》のトリガーや《天獄の王》でセットしたカードのデメリット解除などが可能です。
地味にモンスターも戻せるので、《マジカルシルクハット》や《リトル・オポジション》で疑似サーチとして使うのもあり。
《微睡の罪宝-モーリアン》
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):フィールドの特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル5以上の幻想魔族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
特殊召喚されたモンスター1体を裏側守備表示にできるカード
レベル5以上の幻想魔族が存在する場合、墓地から再セットできます。
効果①は《バージェストマ・カナディア》に近く、発動機会は十分あり妨害性能も高め。
《黒魔女ディアベルスター》によってサーチでき、《“罪宝狩りの悪魔”》による省スロットでの循環も合わせて【幻想魔族】でも抜群のシナジーがあります。
《幻惑のバリア-ミラージュフォース-》
通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分の手札・墓地から幻想魔族モンスター1体を特殊召喚し、その攻撃モンスターを手札に戻す。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の幻想魔族モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、このカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から幻想魔族モンスター1体を特殊召喚する。
相手の攻撃宣言時or相手の効果で幻想魔族がフィールドを離れた場合、手札・墓地から幻想魔族1体を特殊召喚できるカード
効果①は単体除去ではあるものの、対象の取らないバウンスとなっており質がよい。
加えて、多くの幻想魔族は共通効果の戦闘破壊耐性をもつため、発動さえ通ればバトルフェイズ中の連撃も食い止めやすくなります。
効果②は受動的ながらも使いやすく、除去された幻想魔族モンスターを即座に特殊召喚させることもできます。
《影帽子》
永続罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードは発動後、以下の効果を持つ効果モンスター(幻想魔族・闇・星4・攻1500/守600)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしても扱う)。
●このカードが特殊召喚した場合、自分フィールドの幻想魔族モンスターの数まで相手フィールドの表側表示カードを対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
●このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
特殊召喚時、自分フィールドの幻想魔族の数まで相手フィールドのカードの効果を無効化できるカード
単体で使用してもブロッカー&1枚分の対象を取らない無効化ができ、奇襲性も十分。
さらにリンク2《影法師トップハットヘア》によって容易にサーチ可能。
《タロンズ・オブ・シュリーレン》や《微睡の罪宝-モーリアン》を駆使して、何度も無効化妨害をしていくプランを組み込むのも面白そうです。
まとめ
幻想魔族をサポートするカードの特集でした。
新しい種族なのに見た目がTHE遊☆戯☆王っていう感じでなんだか嬉しいですね。
コンストラクションモンスターは約140種類存在しているようなので、後続のカードデザインも楽しみですね!
コメント