面白いデッキを考えたいのだけどいいアイデアが思い浮かばない…
考え方のコツってあるの?という方へ
/所要時間7分
アイデアのひらめき方
デッキって組むのに時間かかりますよね?
それにできれば対戦相手を驚かせるようなデッキや戦略をしてみたい!って人が多いと思います。
そこで今回はアイデアのひらめき方という違うアプローチでまとめてみました。
できる限りカードゲームのデッキ構築に役立つヒントをまとめてます。
遊戯王以外でも使えるヒラメキの種からヒントが得られるかも?
そもそもアイデアを生み出すには?
1.情報や知識をインプット&アウトプットする
自分の情報や知識を知っているだけでは意外と理解はしていなくて、人に説明したり紹介することで新たな発見があります。
2.いつもと違う視点で色々なモノを見てみる
自分の考えているアイデアと全く違うものからヒントが得られることがあります。
普段何気なくみているモノにあえて注目してみるのもいいですね!
3.考え抜いた後はリラックスする
これが意外と大事!
頭使って考えている時よりふとした時の方がアイデアは出やすいです。
アイデアのヒント
1.不要なモノがないか考えてみる
あれもこれも取り入れたらいつの間にか何がしたかったのか分からなくなることがあります。
「何が必要なのか」ではなくて「何があれば十分か」を考えると無駄が減ります。
自分が勝手に持っている常識も実は不要なモノも混じっているかもしれません。
頭を柔らかくするには日々考えるということが大事ですね。
必要なものを考えるのは重要じゃない。必要じゃないものをどれだけ考えられるかだ。
スティーブ・ジョブス
2.時間に締め切りを設ける
誰もが一日使える時間は24時間
時間を自分で指定して制限することで集中力が上がり効率も上がります。
経験があるかと思いますが、締め切りぎりぎりまで宿題や課題をやらないで、切羽詰まった時は全力でできる現象を応用すると考えればOK
3.トップがやろうとしないことを考える
敵うわけがないと思っている存在がいると戦意喪失してしまいます。
でもトップは最適化されていることを好むため無駄なことはあまり考えません。
つまり無駄なことに注目するということになります。
何かに秀でている人しか見えない視点もあれば、秀でていないからこそ見える視点もあります。
4.マネをしてアイデアを盗む
言い方は悪いですが、ほぼ全てのアイデアは既存の組み合わせによって実現します。
偉大なアイデアを臆面もなく盗む(著作権などには注意!)ことは悪いことではないとスティーブ・ジョブスも公言していました。
そして既存のアイデアに自分らしさを少し付け加えることができれば…
それはもう自分のアイデアと言い張ってしまってもいいのかもしれません。
インスピレーションは、多くの模倣の精神から出発して、結実する
坂口 安吾
5.相手が反応するツボはどこなのか?
アイデアを考える時、自分が満足するためと誰かを満足させるための2パターンに分かれることがあります。
後者だった場合、相手がどのように感じるかを正確に把握しているとより大きな反応を得ることができます。
人に求められるアイデアや喜ばせたい・驚かせたいと思わせたい時は必須の考え方です。
Googleは創立当時、優秀な人物を集めることに苦労していたそうです。
そこで一流の学生が思わず喰いついてしまう方法を懸命に考えました。
『first 10-digit prime found in consecutive digits of e』(自然対数の底eの中で最初に出てくる連続した10桁の素数は?)と言う問題を広告を出して、必要最低限のコストで非常に優秀な人材を集めました。
6.あえてアンバランスにする
人は最適化されたものや左右対称なものを好みます。
だからこそアンバランスなものを見かけた時、違和感を覚えます。
その違和感を逆手にとればオリジナリティに近づくことができるかもしれません。
どれだけ良いものを作っても注目されなければ存在しないものと同じなので、注目されるということは何よりも大事なことです。
7.伝統を振り返る
新しさや斬新さを追い求めている時はどうしても過去のことは忘れがち。
先人が残しておきたかった技術・出来事・デザイン・人には様々な可能性が残されています。
まだ眠っているだけで知らないアイデアはたくさん歴史に埋まっているのかもしれませんね。
8.ルールを破ってみる
ルールは破ってみて初めてその意味が分かることがあります。
法律など破ってはいけないものも存在しますが、それらも想像や議論する場では破っても問題になりません。
いかに自分がルールに縛られているのかを理解すると新たな視点が見つかることがあります。
9.ワクワクする
何よりも自分がワクワクするということは大きなエネルギーを生み出します。
エネルギーが少ない人間から生み出されるアイデアは面白味に欠けてしまうことも少なくありません。
自分が楽しいと思えるかどうかというのはアイデアを生み出すために意外と重要なファクターと言えます。
10.子どもの考え方を取り入れる
年齢を重ねるにつれてどうしても頭が固くなっていく傾向にあります。
未知のものより既知のものが増えていくので仕方ない部分もあります。
でも、いつの時代も子どもは面白い発想や考え方を教えてくれます。
それって本当?なんでそうなるの?よく分からない!
沢山の疑問を日ごろから感じて、感じた分だけ調べて自分の知識にしていく癖がついていけば、よりよりアイデアに近づきます。
11.バカなアイデアを出し合う
アイデアを量産する方法として「ブレインストーミング」という方法があります。
お題に対してどんなアイデアが出ても否定せずにとにかくアイデアを出しまくるという方法です。
そんなの無理でしょと思われて笑われたり、バカにされるくらいが斬新なアイデアにはちょうどいいんです。
そうじゃないと独創的なアイデアとは到底言えないことが多いです。
みんなでたくさん笑い合ってアイデアを出し合えるって楽しくていいですよね!
12.SCAMPER(スキャンパー)
短期間で多くのアイデアを生み出すための方法「SCAMPER」
大きくわけて7つの質問に対して答えを考えていきます。
1.Substitute(代用する)
2.Combne(組み合わせる)
3.Adapt(似たものを探す)
4.Modify(修正する)
5.Put to other user (他の使い方を探す)
6.Eliminate(省略する)
7.Rearrange(再調整する)
かなりデッキ構築に使える考え方なのでぜひ使ってみて下さい。
13.考え方を制限する
なんらかの事情で自由な発想が制限されている状況でアイデアを出さなければならないことがあります。
その多くは時間や金銭的なことですね。
制限された条件下で創造するということは一見不自由なことですが、縛られているからこそ見える視点もあります。
その気になればどんな条件でも独創的なアイデアは生まれます。
あとはそれを形にするかどうかです。
14.失敗の定義について考える
アイデアを考えているときにどうしてもボツになるアイデアが出てきます。
でもそれは失敗ではなくて、「うまくいかなかった方法が分かった」と考えた方が後々の教訓になります。
だれもが失敗を恐れて最初から成功させたいと思いますが、大きな失敗の方が思わぬアイデアが生まれやすいことが多いです。
本当の失敗とは挑戦する心を失うこと。
多くの失敗はこの先の人生をきっと変えてくれます。
15.流行を追わずに逆をいく
流行やヒットしていることを意識し過ぎると二番煎じのアイデアが生まれかねません。
他とどう違うのかを明言できることをマーケティングの世界では「USP(ユニーク・セリング・プロポジション)」があると言います。
どのように他と差別化できているのか説明できれば、それは立派な自分のアイデア・作品といっていいでしょう。
「私の着ているものを見て、みんな笑ったわ。でも、それが成功の鍵。私はみんなと同じ格好をしなかったの」
ココ・シャネル
16.タイトルを考えてみる
何をしたいのかではなくて、想像した完成形から逆算してアイデアを組み立てていくという方法です。
キャッチコピーやタイトルがどれだけ重要なのかは広告やYouTubeなど色々な部分を見ていればなんとなく分かるかと思います。
フレーズを考えてみると初めは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、意外と自分の語彙力や発想力の再確認に繋がるのでおすすめですよ。
シンプルな一言で表現して魅力を伝えられるようになれば最高です!
17.アイデアを絵にしてみる
アイデアを考えている時は頭で考えがちです。
そんな時はもやもやしているアイデアを絵にしてみるといいかもしれません。
絵が下手でも適当でも、書くことで頭が整理されて創造力が高まります。
言語体系を形成している言葉は、書き言葉にせよ、話し言葉にせよ、私の思考メカニズムに何らかの役割を果たしているとは思えない。
思考の単位として働いているのは記号やイメージであり、それは自発的に増殖し、結合していく。
アルベルト・アインシュタイン
18.部屋の掃除をする
アイデアを考えることとは一見無関係に見えますが、物理的にごちゃごちゃした空間では思考も散漫になりがちです。
知識を捨てることは忘れるまでほぼできないので、新しい発想のためにあえて色々なモノを捨ててみるのもいいかもしれません。
美しい発見を破壊することで画家はそれを圧殺するわけではない。かえってそれを変形し、集約し、さらに具体的にするのである。
パブロ・ピカソ
19.不可能だと思うことを考える
人類に不可能なことなんて存在するのでしょうか?
不老不死や瞬間移動、生身で空を飛ぶ、水を上を走るなど想像上でしかできないことも山のようにあります。
でも、過去の人間が描いた未来は数多く実現しています。
仮にできなかったとしても不可能に挑戦するアイデアは必ず人を魅了させていきます。
20.小さな一歩を踏み出す
何かを考えるというのはエネルギーがいります。
それが大きな問題であればなおさらのこと。
細かく裁断して小さな問題にしてから一つずつ解決することで次第にモチベーションも上がってきます。
どうやって自分を動かすのかを知っている人は既に大きなアドバンテージを得ているといっても過言ではありません。
偉大な作曲家たちは意欲が湧いたからこそ作曲に取り組んだわけではない。取り組んだからこそ意欲が湧いたのだ。
アーネスト・ニューマン(音楽評論家)
まとめ
長くなりましたが、デッキ作成に繋がるアイデアの種が見つかれば幸いです。
よくアイデアに困った時はこの本を参考にしています。
これでもかとアイデアのヒントが詰まっているのでぜひ1度読んでみて下さい!
コメント