ダイナソー竜崎やティラノ剣山が扱う【恐竜族】
恐竜族の底力は侮れない
/所要時間5分
【恐竜族】種族サポート
初期から存在する種族ですが、種類に伸び悩む種族
テーマも少なくサポートも不遇でしたが、-恐獣の鼓動-で大幅強化されました。
種族的な特徴としては手札・フィールドからのセルフブレイク、通常モンスターとのシナジーが挙げられます。
全体的に補助的な役割のカードが多く、もう少し切り札が欲しいところ。
使いやすいカードを紹介します。
初動や有力なEXデッキのモンスターについてはこちら↓
モンスター
《ベビケラサウルス》
星2/地属性/恐竜族/ATK 500/DEF 500
①:このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
デッキからレベル4以下の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
破壊された場合、レベル4以下の恐竜族1体をデッキから特殊召喚するモンスター
手札・フィールド・デッキ、どこから破壊されても効果が発動します。
恐竜族はレベル4以下のモンスターに優秀なカードが多く揃っているので、制約なしで特殊召喚できるこの効果は優秀。
《魂喰いオヴィラプター》や《ディノインフィニティ》など様々な恐竜族を特殊召喚できます。
破壊する方法は後述する《ロストワールド》や《究極伝導恐獣》などがあります。
その他のカードで破壊する場合はこちらから
《プチラノドン》
星2/地属性/恐竜族/ATK 500/DEF500
①:このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
デッキからレベル4以上の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
使い方は《ベビケラサウルス》と同じ
こちらはレベル4以上の恐竜族1体を特殊召喚できます。
呼び出したモンスターではこのターン攻撃できないので、各種素材に使うか、モンスター効果の利用に使いたい。
大型の恐竜族に使いやすいモンスターが少ないので、レベル4の恐竜族を特殊召喚するのが主になります。
《魂喰いオヴィラプター》
星4/闇属性/恐竜族/ATK1800/DEF 500
「魂喰いオヴィラプター」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
②:このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
①召喚・特殊召喚時、恐竜族をデッキから1体サーチor埋葬
②フィールドのレベル4以下恐竜族1体を破壊し、墓地から恐竜族1体を守備表示で蘇生
恐竜族のメインエンジンとも言えるモンスター
あらゆる恐竜族をサーチor埋葬できるため、《カーボネドン》など墓地での利用がメインの恐竜族も存分に活かすことができます。
②の効果も《ベビケラサウルス》などの効果を活かすことができ、登場当時から恐竜族の絶対的なサポーターとして重宝されています。
《ジュラック・スティゴ》
星4/炎属性/恐竜族/攻1700/守 900
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのカード1枚を破壊し、デッキから恐竜族モンスター1体を墓地へ送る。
その後、レベルの合計がデッキから墓地へ送ったモンスターと同じになるように、手札・デッキから「ジュラック・スティゴ」以外の「ジュラック」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。
このターン、自分は恐竜族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが戦闘で破壊された場合に発動できる。
フィールドの表側表示カード1枚を手札に戻す。
自分フィールドのカード1枚を破壊し、デッキから恐竜族1体を埋葬できるモンスター
その後、墓地へ送ったモンスターのレベルと同じになるように、手札・デッキから「ジュラック」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できます。
恐竜族としてはかなり珍しい大量展開できる効果の持ち主であり、《ベビケラサウルス》などを破壊するセルフブレイク要員としても優秀。
基本的には《オーバーテクス・ゴアトルス》を墓地へ送り、「進化薬」をサーチしつつ展開するのが定石。
《幻創のミセラサウルス》
星4/炎属性/恐竜族/ATK1800/DEF1000
「幻創のミセラサウルス」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。
②:自分の墓地からこのカードを含む恐竜族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。
除外したモンスターの数と同じレベルの恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
お互いのメインフェイズに自身を手札から墓地へ送り、恐竜族に[相手が発動した効果を受けない]耐性を付与させるモンスター
メインフェイズ限定で恐竜族全体に耐性を持たせることができるため、安心して展開できます。
発動後にフィールドに出た恐竜族にも耐性を与えます
また、墓地から自身と任意の恐竜族を除外して、その数と同じレベルの恐竜族1体をデッキから特殊召喚できます。
①の効果はフィールドに恐竜族がいなくても発動できるので、②の効果を発動するためにわざと発動することもできます。
自身だけを除外することでも、レベル1の恐竜族を特殊召喚できます。
レベル1の候補は《ジュラック・メガロ》と《珠玉獣ーアルゴザウルス》くらいですが、初動サポートしても活躍してくれます。
《奇跡のジュラシック・エッグ》
星4/地属性/恐竜族/ATK 0/DEF2000
①:フィールドの表側表示のこのカードは除外できない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、恐竜族モンスターが自分の墓地へ送られる度に、このカードにカウンターを2つ置く。
③:このカードをリリースして発動できる。
このカードに置かれていたカウンターの数以下のレベルを持つ恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
自身をリリースすることで乗っていたカウンターの数以下の恐竜族1体をデッキから特殊召喚できるモンスター
墓地に恐竜族が送られる度にカウンターが2個乗るため、下級モンスターであれば簡単に特殊召喚可能です。
また、どこから墓地に送られても良いのが利点で《幻創のミセラサウルス》や墓地肥やしなどとも相性抜群。アクセス手段としては悪くないカードと言えます。
《ディノインフィニティ》
星4/地属性/恐竜族/ATK ?/DEF 0
①:このカードの元々の攻撃力は、除外されている自分の恐竜族モンスターの数×1000になる。
除外されている自分の恐竜族1体につき攻撃力を1000上げるモンスター
《幻創のミセラサウルス》で除外することで大幅に攻撃力を上げつつ、このカードを特殊召喚することもできます。
考えなく採用しても攻撃力4000ほどにはなるので、隠し味程度に採用するのもいいですね。
特化して暴君にする【恐竜族】も十分構築可能です。
《ジャイアント・レックス》
星4/地属性/恐竜族/ATK2000/DEF1200
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは直接攻撃できない。
②:このカードが除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、除外されている自分の恐竜族モンスターの数×200アップする。
除外された場合特殊召喚できるモンスター
この方法で特殊召喚した場合、攻撃力を上げることができます。
《幻創のミセラサウルス》などの除外コストで何度も除外することは難しくないので、繰り返し使える素材として扱えます。
直接攻撃できないので《エヴォルカイザー・ラギア》などに繋げたい。
《珠玉獣ーアルゴザウルス》
星1/光属性/恐竜族/ATK 0/DEF 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「珠玉獣-アルゴザウルス」以外の恐竜族モンスター1体を選んで破壊する。
その後、元々のレベルがその破壊されたモンスターと同じとなる爬虫類族・海竜族・鳥獣族モンスター1体または「進化薬」魔法カード1枚をデッキから手札に加える。
召喚・特殊召喚時に同名以外の恐竜族1体を自分フィールド・手札から破壊して、そのレベルと同じ爬虫類族・海竜族・鳥獣族モンスター or「進化薬」魔法カードをサーチできるモンスター
対応する3種族にはそれぞれ使いやすいサーチャーが存在するため、主に「進化薬」をサーチすることになります。
このモンスターは数少ないレベル1なので《幻創のミセラサウルス》単体でリクルートできるメリットがあり、《究極進化薬》をサーチすれば強力な恐竜族を展開できます。
《ゼノ・メテオロス》
星6/炎属性/恐竜族/2000/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):カードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター1体を選んで破壊する。
その後、手札・デッキから恐竜族の通常モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はドラゴン族・恐竜族・海竜族・幻竜族のモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
カードが戦闘・効果で破壊された場合、手札から特殊召喚できるモンスター(チューナー)
プレイヤーを問わず、破壊される場所も指定しないため、特殊召喚条件を満たすのは容易。
《グラウンド・ゼロ》からサーチして他カードを破壊することですぐに特殊召喚できます。
また、手札・フィールドの恐竜族1体を破壊して、手札・デッキから恐竜族通常モンスター1体を特殊召喚できる効果を持ち、自身とシンクロ・エクシーズ召喚まで軽々と繋げてくれます。
《ベビケラサウルス》や《プチラノドン》のトリガー役としても適任で、恐竜族の戦術の幅を一気に広げてくれるでしょう。
《ディノベーダー・ドクス》
星6/地属性/恐竜族/攻1500/守2200
自分は「ディノベーダー・ドクス」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに恐竜族モンスターが2体以上存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターよりレベルが2つ高いか2つ低い恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体をリリースし、レベルが±2の恐竜族1体をデッキから特殊召喚できるモンスター
基本的にレベル4をリリースすれば、レベル2or6になるので主要な恐竜族にアクセスできます。
種族指定されていないため、「聖刻」や「エヴォル」などをリリースコストにしてアドバンテージを増やすのもいいですね。
どちらかといえば恐竜族メインのデッキではなく、恐竜族要素をサブギミックとして取り入れたいオリジナルデッキで重宝しそうです。【超越竜】とも相性よし。
《オーバーテクス・ゴアトルス》
星7/闇属性/恐竜族/ATK2700/DEF2100
このカードは通常召喚できない。
除外されている自分の恐竜族モンスター5体をデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター1体を選んで破壊し、その発動を無効にし破壊する。
②:このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「進化薬」魔法カード1枚を手札に加える。
手札・フィールドの恐竜族1体を破壊して、相手の魔法・罠の発動を無効にして破壊できるモンスター
召喚条件が厳しいため、基本は《究極進化薬》で特殊召喚することになります。
自身も破壊可能で単体で完結しており、使い勝手がよい。
このカードを《終末の騎士》などで墓地へ送ると「進化薬」をサーチできるので、思いのほか出しやすい。
軸にすることも出張も可能な恐竜族の中では珍しいカードです。
《超古代恐獣》
星8/地属性/恐竜族/攻2700/守1400
このカードは恐竜族モンスター1体をリリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、自分の墓地から恐竜族モンスターが特殊召喚された時に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
墓地から恐竜族が特殊召喚された時1ドローできるモンスター
古いカードゆえにターン1制限がなく、蘇生手段が充実していれば《生還の宝札》のような大量ドローが可能となります。
自力での展開が難しく、ややコンボチックになってしまうのが問題ですが使う価値はある1枚。
《超越竜ギガントザウラー》と共に「春化精」で蘇生に特化すると使いやすそうです。
《らくがきじゅう-てらの》
星8/地属性/恐竜族/攻2400/守1200
このカードは恐竜族モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに恐竜族モンスターが存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
手札のこのカードをアドバンス召喚する。
(2):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
このカードが「らくがきじゅう」モンスターをリリースしてアドバンス召喚していた場合、さらにこのカードの攻撃力は破壊したモンスターの攻撃力の半分アップする。
お互いのメインフェイズにアドバンス召喚できる半上級モンスター
召喚時、モンスター1体を対象を取らずに破壊できます。
シンプルな効果ながらも奇襲性があり、相手ターン中の妨害手段が限られている恐竜族にとっては良質な1枚。
リンク2《リプロドクス》でも恐竜族は用意できるので、展開が中途半端になってしまった時のために採用しておくといいかもしれません。
《究極伝導恐獣》(アルティメットコンダクターティラノ)
星10/光属性/恐竜族/ATK3500/DEF3200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の恐竜族モンスター2体を除外した場合に特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
②:このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
③:このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。
相手に1000ダメージを与え、その守備表示モンスターを墓地へ送る。
墓地の恐竜族2体を除外して手札から特殊召喚できるモンスター
相手モンスターを裏側守備表示にする・連続攻撃・効果ダメージと全てが完結しているフィニッシャー
①の効果は相手ターンにも発動できるため、妨害性能も高い。
攻撃力も3500と十分な数値で簡単に突破するのは難しい。
一度正規の方法で特殊召喚すれば蘇生等も可能。
非常に強力なモンスターなので、【恐竜族】を組む際には外せない一枚。
《超越竜メテオロス》
星12/炎属性/恐竜族/攻3500/守 700
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手ターンに発動できる。
このカード以外の自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター2体を選んで破壊し、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから恐竜族モンスター1体を墓地へ送る。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
相手ターンに手札・フィールドの恐竜族2体を破壊して手札から特殊召喚できるモンスター
特殊召喚時に恐竜族の墓地肥やし、破壊時にリソース回収しながら自己蘇生とフィニッシャー級ながらも堅実な効果を備えています。
後述する「超越竜」達をフリーチェーンで破壊しつつ、破壊以外の除去からエスケープさせてあげるのが主な役目ですね。
墓地肥やしで自己蘇生コストを賄ったり、《盾航戦車ステゴサイバー》で守りを固めるなど器用な動きをサポートしてくれます。
EXデッキのモンスター
《ヘルホーンドザウルス》
星6/闇属性/恐竜族/攻2000/守1800
「ヘルカイトプテラ」+恐竜族・ドラゴン族モンスター
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地からフィールド魔法カード1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードは特殊召喚したターン、直接攻撃できる。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
恐竜族かドラゴン族のモンスター1体の召喚を行う。
起動効果で恐竜族orドラゴン族1体の召喚ができるモンスター
アクセス手段の少なかった《ロストワールド》をデッキから配置させることもでき、便利な調整役になっています。
《ヘルカイトプテラ》も扱いやすく、既存の恐竜族デッキにも無理なく組み込めるでしょう。
恐竜族は複数のサーチ・リクルート手段をもっていますが、手札からの展開力はやや乏しかったので、さらに大きく展開を伸ばすことができるようになりました。
【ダイナレスラー】でもうまく使えそうです。
《超越竜ギガントザウラー》
星12/地属性/恐竜族/攻3800/守2000
恐竜族モンスター+通常モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
このカードが墓地から特殊召喚されていた場合、さらに自分の手札・フィールドのカード1枚と相手フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。
(2):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
特殊召喚時に墓地の恐竜族をサルベージできるモンスター
墓地から特殊召喚した場合はお互いのカードを1枚ずつ破壊できる除去効果も追加されます。
《ベビケラサウルス》回収→破壊と即座にリクルート効果を発揮できる流れを作れます。
後述する《グラウンド・ゼロ》から融合召喚するのがベターですが、《融合再生機構》で毎ターン融合召喚を狙うのもよく、元々のパワフルさとリソース回収を活かした構築も面白そうです。
《葬角のカルノヴルス》
星6/炎属性/恐竜族/攻2000/守 200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材として恐竜族Sモンスター1体のS召喚を行う。
(2):自分か相手のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
手札から恐竜族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は恐竜族モンスターしか特殊召喚できない。
お互いの攻撃宣言時に、手札の恐竜族1体を召喚条件を無視して特殊召喚できるモンスター(チューナー)
メインフェイズ・バトルフェイズ中にフリーチェーンで恐竜族のシンクロ召喚を行うこともできます。
優秀な恐竜族サポートを2つ有している期待の恐竜族シンクロ。
手札・デッキから召喚条件を無視できる《究極進化薬》と比較するとレベル7以下の恐竜族も出せるのが大きく、展開先次第では自身の効果①でレベル8・10・12シンクロで戦線を補強できます。
スタンダードに使いやすいレベル10《ダイナレスラー・ギガ・スピノザバット》
全体除去を何度も繰り出せる《ジュラック・アステロ》
恐竜族に超耐性を付与する《超越竜グレイスザウルス》
と数は少ないながらも強力なカードの繋ぎとして活躍できそうです。
《超越竜グレイスザウルス》
星12/水属性/恐竜族/攻3600/守2700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、墓地から特殊召喚された自分フィールドの恐竜族モンスターは、相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
墓地から特殊召喚された恐竜族に効果対象耐性&破壊耐性を付与するモンスター
自身も効果を受け、戦闘破壊耐性も持っているため単体で要塞のような硬さを持っています。
《超古代恐獣》のようなシステム系のモンスターの維持に一役買ってくれます。
ちなみに《超越竜ギガントザウラー》共々《超越融合》で展開することもできます。
《超越竜ドリルグナトゥス》
ランク6/風属性/恐竜族/攻3000/守2300
レベル6モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、除外されている自分の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):X素材が無いこのカードがモンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
X素材1つを取り除き、除外されている恐竜族1体を特殊召喚できるモンスター
X素材がない場合は戦闘ダメージ×2とランク6としては破格のダメージ源となります。
レベル6恐竜族は多くないものの、《簡素融合》に対応している《ブラキオレイドス》のおかげでそこまで負担を感じることはありません。《オーバーレイ・ネットワーク》との相性も悪くない。
恐竜族は自然と除外されることが多く、帰還させたモンスターと共に一気にライフを削り取れます。
他には《切り裂かれし闇》でドローを狙うのもありですね。
《超越竜エグザラプトル》
リンク3/闇属性/恐竜族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/右】
レベル6以上のモンスターを含む恐竜族モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
手札から恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードのリンク先の表側表示の恐竜族モンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。自分は1枚ドローする。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体をデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
特殊召喚時に手札から恐竜族1体の特殊召喚ができるモンスター
リンク先の恐竜族が墓地へ送られた場合に1ドローできる効果も備えています。
リンク3としては高い攻撃力と堅実な効果を備えたサポート的存在。
③の蘇生効果前提で②がデザインされており、大量展開型よりもリソース勝負型の恐竜族デッキ向けです。
【恐竜族】では《ゼノ・メテオロス》や《プチラノドン》経由でリンク素材を揃えるのが鉄板ですが、リンク2《リプロドクス》を経由することで、かなり自由な組み合わせでリンク召喚できます。
【メタルフォーゼ】等と混合する際は覚えておくと展開に幅がでるはずです。
魔法・罠
《化石調査》
①:デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
恐竜族の強力なサーチカード
《魂喰いオヴィラプター》を経由することで、実質レベル制限なしでサーチが可能です。
《幻創のミセラサウルス》や《ベビケラサウルス》など主力となる恐竜族をサーチできるため、デッキの安定性に大きく貢献します。
《俊足のギラザウルス》や《ダイナレスラー・コエロフィシラット》一緒に他デッキの展開手段としてもいいかも。
《グラウンド・ゼロ》
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから恐竜族チューナーまたは恐竜族の通常モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで破壊する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールドから、恐竜族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
恐竜族のチューナーor通常モンスター1体をサーチして、手札1枚を破壊できるカード
《化石調査》よりサーチ範囲は狭いものの、ほぼ損失なしで自分の手札を破壊できる汎用性の高さが売り。
手札破壊できるカードは少なく、恐竜族デッキ以外でも出張できる可能性は十分あります。
また、自身を墓地除外して恐竜族の融合召喚も行えます。
《超越竜ギガントザウラー》以外にも《ダイナレスラー・キメラ・Tレッスル》や《ダイノルフィア・レクスターム》などの融合サポートにもなり、1枚でサーチと戦術拡張の二役を務めてくれます。
《究極進化薬》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の手札・墓地から、恐竜族モンスターと恐竜族以外のモンスターを1体ずつ除外して発動できる。
手札・デッキからレベル7以上の恐竜族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
手札・墓地の恐竜族と他種族のモンスター2体を除外し、手札・デッキからレベル7以上の恐竜族1体を召喚条件を無視して特殊召喚できるカード
純粋な【恐竜族】では発動条件を満たせなくなることがあるので、リンクモンスターや手札誘発等でコストを補いたい。特殊召喚先はほぼ《究極伝導恐獣》一択。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》や《オーバーテクス・ゴアトルス》も小回りが利いていいかもしれません。
《超越進化薬β》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから恐竜族モンスターを含むモンスター2体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの攻撃力の合計以上の攻撃力を持つ、レベル5以上の恐竜族モンスター1体をデッキ・EXデッキから特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はドラゴン族・恐竜族・海竜族・幻竜族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
手札・フィールドからモンスター2体をリリースして、レベル5以上の恐竜族をデッキ・EXデッキから特殊召喚できるカード
この手の条件では珍しく、攻撃力の低い組み合わせでリリースする必要があります。
リリース関連と相性のよい恐竜族は《暗黒プテラ》以外ほぼいませんが、一部の「エヴォル」はリリースギミックを利用できます。
汎用カードでいえば《幸魂》や《グラビティ・コントローラー》あたりが狙いやすい。
強力な効果を持つ《ダイナレスラー・キメラ・Tレッスル》や《ダイノルフィア・レクスターム》を出して、さらに盤面を強化したいところ。
ただし、《究極進化薬》と比べると無効化されるとディスアドが激しいので注意!
《時空超越》
①:自分の墓地から恐竜族モンスターを2体以上除外して発動できる。
除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つ恐竜族モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
墓地から2体以上の恐竜族を除外し、そのレベルの合計となる恐竜族モンスター1体を手札・墓地から特殊召喚できるカード
基本的には蘇生カードとして使いますが、【恐竜族】は墓地リソースを喰い合うことが多いため、単純に採用しても発動できない場合があります。
さらに即攻撃できないデメリットが響きやすく、恐竜族の基本デザインとあまり合致していないのが現状です。
除外して即帰還できる《ジャイアント・レックス》や《ヘルカイトプテラ》がコストとして適任ですね。
このカードを採用する場合は《隣の芝刈り》など大量の墓地肥やしができるカードと併用するのがおすすめです。
《ジュラシック・パワー》
永続魔法
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの恐竜族モンスターの攻撃力は300アップする。
(2):自分はレベル5以上の恐竜族モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
(3):自分の手札・フィールド(表側表示)から恐竜族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから守備力1200の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
《ジュラシックワールド》や《大進化薬》のリメイクのような永続魔法
レベル5以上の恐竜族モンスターの召喚に必要なリリースを0にすることができます。
微弱なステータスアップ・DEF1200の恐竜族サーチの3つの効果を持っており、癖があるのかないのかよく分からない効果をしています。
サーチ対象には《怒炎壊獣ドゴラン》《ジャイアント・レックス》《竜王キング・レックス》など意外と有用なモンスターが揃っています。
破壊ギミックなどをあまり使わない純粋な恐竜族デッキもたまにはいいかも。
《ロストワールド》
①:恐竜族以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
②:1ターンに1度、恐竜族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
相手フィールドに「ジュラエッグトークン」(恐竜族・地・星1・攻/守0)1体を守備表示で特殊召喚する。
③:相手フィールドにトークンがある限り、相手はトークン以外のフィールドのモンスターを効果の対象にできない。
④:1ターンに1度、フィールドの通常モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにその数だけ自分の手札・デッキの恐竜族モンスターを破壊できる。
恐竜族以外のステータスダウン・トークン生成・トークン以外の対象耐性・通常モンスターの身代わりなど様々な効果が詰まったカード
②の効果で生成したトークンを④の効果で身代わりにして、手札・デッキの恐竜族を破壊することもできます。
ただし、そのまま残しておくと次のターンにリンク素材などに使われるので処理はしておきたい。
恐竜族はビートダウンが得意な種族であるため、この効果を活かそうとすると総ダメージ数が減ります。
そのため《メガロスマッシャーX》などの通常モンスター&恐竜族の構築で輝きます。
トークン軸の恐竜族を組んでみるのも楽しそうですね。
《らくがきちょう-とおせんぼ》
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の恐竜族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
その後、自分の墓地から「らくがきじゅう」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されず、エンドフェイズに破壊される。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル5以上の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
墓地から除外してレベル5以上の恐竜族1体をサーチできるカード
ワンテンポ遅れるものの、《化石調査》ではサーチできない範囲までカバーできるのは優秀。
相手ターン中に《らくがきじゅう-てらの》をサーチすればそのままアドバンス召喚して除去できます。
《らくがきじゅう-すてご》や《おろかな副葬》によってアクセスできるので、《ダイナレスラー・パンクラトプス》や《究極伝導恐獣》を状況に応じてサーチして状況を打破していきましょう。
《生存境界》
①:フィールドの通常モンスターを全て破壊し、破壊した数までデッキからレベル4以下の恐竜族モンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの恐竜族モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
フィールドの通常モンスターを全て破壊し、その数までデッキからレベル4以下の恐竜族を特殊召喚できるカード
恐竜族と通常モンスターを結びつけることができ、《ロストワールド》採用型のデッキに採用しやすい。
《幻獣機アウローラドン》や《超カバーカーニバル》でトークンを大量展開して、このカードを発動すると恐竜族を一気に展開できます。
自身を墓地から除外して、自分フィールドの恐竜族1体と相手フィールドのカードを破壊できる効果もフリーチェーンで使えるのでかなり便利。
①でリクルートした《ベビケラサウルス》等を破壊して、さらに効果を活かすのもよいでしょう。
《生存競争》
①:自分フィールドの恐竜族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを攻撃力1000アップの装備カード扱いとして、その自分の恐竜族モンスターに装備する。
②:このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが攻撃で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
装備モンスターは相手モンスターにもう1度だけ続けて攻撃できる。
攻撃力1000アップの装備カードとなり、連続攻撃を付与するカード
パワフルな恐竜族の攻撃力を最大限に活かしつつ、連続攻撃が可能になるため恐竜族にピッタリのカードです。
《ハイドロゲドン》や《ジュラック・グアイバ》などボード・アドバンテージを稼げるモンスターに装備できると理想的。
《超越天翔》
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):お互いの墓地のモンスター及び除外されているモンスターの中から、恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
お互いの墓地・除外ゾーンから恐竜族1体を特殊召喚できるシンプルなカード
このカード自体のサーチ・サルベージは難しいですが、種族サポートとしてはそこそこ質が良い。
相手のリソースからの特殊召喚は《ダイナレスラー・パンクラトプス》がねらい目ですね。
《ジュラシック・インパクト》
①:自分フィールドに恐竜族モンスターが2体以上存在し、自分のLPが相手より少ない場合に発動できる。
フィールドのモンスターを全て破壊し、自分は破壊したモンスターの数×1000ダメージを受ける。
その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。
このカードの発動後、次のターンの終了時までお互いはモンスターを召喚・特殊召喚できない。
フィールドのモンスター全てを破壊し、攻撃力分のダメージをお互いに与えるカード
発動するだけで、4000強の効果ダメージが発生するので自分のLP次第では発動できないこともあります。
また、発動ターンから次のターンの終了時まで、お互いの召喚・特殊召喚を封じる効果も持ちます。
できれば自分のターンで発動して、次の自分のターンで勝負を決めてしまいたい。
相手ターンに妨害として使うと、自分の首を絞めることになる使い時が難しいカードです。
《ジュラック・インパクト》
自分フィールド上に攻撃力2500以上の恐竜族モンスターが存在する場合に発動できる。
フィールド上のカードを全て破壊する。
ATK2500以上の恐竜族が存在する場合、フィールドのカード全てを破壊できるカード
「超越竜」の登場や「ジュラック」の強化により、リセット後に後続を残しやすくなりました。
不意に盤面が崩壊するのは流石に強いので、《トラップトラック》などで容易しましょう。
名前の似ている《ジュラシック・インパクト》とは除去性能は似ていながらも使い勝手がかなり違うので、自分の好みの方を採用してみてください。
こちらは《ジュラック・アステロ》からサーチして妨害として使えます。
まとめ
恐竜族はあまりイラストにも出ておらず、OCGの中でもすでに絶滅した設定にあるようです。
新規のカードが少ないのはそのせいかも?
破壊や除外など種族としての動きも定着してきたので、これからも期待できそうです。
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