ゼロから覚える【ヴェンデット】テーマ紹介

儀式アンデットという個性溢れるテーマ

ダークヒーローさながらの戦いが楽しめる

※9/9 カード画像を追記

/所要時間5分

【ヴェンデット】とは?

 

EXTRA PACK 2017 で登場した 闇属性・アンデット族の儀式召喚を主戦術とするテーマ

 

属性:闇属性

種族:アンデット族

召喚法:儀式召喚

特徴:儀式モンスターに効果を付与していく

 

儀式モンスターに効果を与え、相手を妨害していくことを得意としています。

 

テーマ共通効果は以下の通りです

 

下級モンスター

①:(固有の発動条件)
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:フィールドのこのカードを使用して儀式召喚した「ヴェンデット」儀式モンスターは以下の効果を得る。
●(固有効果)

 

固有効果及びステータスは以下の通り

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モンスター

・いずれもフィールドで儀式素材になった場合に効果を付与することができます。

間違えやすいので注意です!

 

《ヴェンデット・アニマ》

星1/闇属性/アンデット族/ATK 0/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:墓地のこのカードを除外し、「ヴェンデット・アニマ」以外の除外されている自分の「ヴェンデット」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
②:フィールドのこのカードを使用して儀式召喚した「ヴェンデット」モンスターは以下の効果を得る。
●このカードが戦闘で破壊したモンスターは除外される。

 

墓地から除外することで同名以外の除外されている「ヴェンデット」1体を特殊召喚できるモンスター

デメリット:ターン終了時までアンデット族しか特殊召喚できない

 

「ヴェンデット」下級モンスターは効果によって除外されやすいため、それらをフィールドに戻すことで再度儀式素材として使うことができます。

 

一度正規の方法で特殊召喚されているならば儀式モンスターも帰還可能です。意外に除外されやすいので覚えておいて損はないです。

 

【ヴェンデット】で発動できないことは稀なので優秀な働きを見せます。

 

②の効果は自己蘇生効果をもたないレベル1で儀式素材に使いにくいこともあってほとんどおまけ。

 

《ヴェンデット・コア》

星1/闇属性/アンデット族/ATK 0/DEF 500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:フィールドのこのカードを使用して儀式召喚した「ヴェンデット」モンスターは以下の効果を得る。
●このカードは相手の効果の対象にならない。

 

墓地に存在する場合、墓地のアンデット族1体を除外することで自己蘇生できるモンスター

 

「ヴェンデット」の儀式素材になると対象耐性を付与することができます。

 

「ヴェンデット」の中ではレベルが低いため、儀式素材に使う場合はレベル合わせに使います。

 

アンデット族の中では汎用的な蘇生効果もちなので、他のアンデット族との相性も抜群。

 

「不知火」や《シノビネクロ》と混ぜるとよりアドバンテージを稼げます。

 

《ヴェンデット・ストリゲス》

星2/闇属性/アンデット族/ATK 500/DEF2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地へ送られた場合、手札から「ヴェンデット」カード1枚を相手に見せて発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:フィールドのこのカードを使用して儀式召喚した「ヴェンデット」モンスターは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。

 

墓地に送られた場合、手札の「ヴェンデット」カード1枚を公開することで墓地から特殊召喚できるモンスター

 

非常に緩い条件で特殊召喚できるため、《終末の騎士》などの墓地肥やしと合わせれば即座に儀式素材やリンク素材が揃います。

 

また、「ヴェンデット」の儀式素材になった場合、モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に手札交換する(1ドローして1枚捨てる)効果を付与することができます。

 

手札交換も悪くないため、余裕があれば儀式素材にしていくと手札の質を良くできます。

 

使いやすいカードなのでリンク召喚も視野に入れる場合におすすめの1枚。

 

《ヴェンデット・ヘルハウンド》

星3/闇属性/アンデット族/ATK   0/DEF2100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する場合、手札から「ヴェンデット」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:フィールドのこのカードを使用して儀式召喚した「ヴェンデット」儀式モンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

手札の「ヴェンデット」カードを1枚捨てることで、墓地から特殊召喚できるモンスター

 

儀式素材になるとフリーチェーンで相手フィールドの魔法・罠を1枚除外する効果を付与します

 

自己蘇生も容易なため儀式素材にしやすく、制圧能力が高い「ヴェンデット」儀式モンスターが作りやすいです。

 

このカードが後述する《ヴェンデット・レヴナント》のどちらかは儀式素材に巻き込んで儀式召喚したいところ。

毎ターンアドバンテージを稼いでくれるため非常に優秀です。

 

 

《ユニゾンビ》などで墓地に送ることで儀式素材を即座に揃えることができます。

【ヴェンデット】の基本的な動きなので汎用アンデット族は必須です。

 

《ヴェンデット・レヴナント》

星4/闇属性/アンデット族/ATK1800/DEF 200
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:フィールドのこのカードを使用して儀式召喚した「ヴェンデット」儀式モンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

①の効果はほとんどおまけ。

「ヴェンデット」の儀式素材となるとフリーチェーンで相手の特殊召喚したモンスターを除外する効果を付与することができます。

 

相手ターンにも発動できるため制圧力が高く、攻めにも守りにも使いやすくなります。

 

能動的な特殊召喚効果は持ち合わせていませんが、《ゾンビ・マスター》などで蘇生できるため特に困ることはないでしょう。

むしろ他の「ヴェンデット」より除外されにくいメリットとしてみることもできそうです。

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儀式モンスター

・全て採用すると流石に手札事故を起こしやすい

 

《ヴェンデット・キマイラ》

星5/闇属性/アンデット族/ATK2300/DEF 0
「ヴェンデット」儀式魔法カードにより降臨。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:このカードが儀式召喚のためにリリースまたは除外された場合に発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。

 

フィールドのカードを破壊するカード効果が発動した時、墓地のアンデット族1体を除外して、その効果を無効にして破壊できるモンスター

 

攻撃力は控えめなものの、あらゆる破壊に対して抑止力となれるのは便利。

 

このモンスターに「ヴェンデット」や《儀式魔人リリーサー》の効果が加わっていくと手が付けられない要塞のようなモンスターになります。

 

また、儀式素材としてリリース・除外された場合、相手フィールドの全てのモンスターのステータスを500ダウンさせることもできます。

 

儀式モンスターの「ヴェンデット」ながら、他の儀式「ヴェンデット」のサポートにもなれることもあり、《儀式の準備》を状況に合わせて使っていけるのも強みになっています。

 

《リヴェンデット・スレイヤー》

星6/闇属性/アンデット族/ATK2400/DEF   0
「ヴェンデット」儀式魔法により降臨。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力は300アップする。
②:儀式召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから儀式魔法カード1枚を手札に加え、デッキから「ヴェンデット」モンスター1体を墓地へ送る。

 

【ヴェンデット】の要となる重要なモンスター

《儀式の下準備》に対応しているため、どの構築でも必須となります。

 

①の効果は1度発動すると永続的に攻撃力が300アップするため役に立つ場面もあるでしょう。

 

ただ、①の効果だけでは非力なため「ヴェンデット」モンスターを素材にして効果を付与されることを前提とした運用をすることになります。

 

儀式召喚されたこのカードが墓地に送られた場合、デッキから儀式魔法1枚をサーチし、アンデット族1体を墓地に送ることもできます。

この効果により、後続を儀式召喚する準備も行うことができ、執拗に儀式召喚を狙っていけます。

 

相手が除外やバウンスなどを行ってきた場合のために、自ら墓地に送る選択肢をデッキに搭載しておくとより使いやすいモンスターです。

 

《ヴェンデット・バスタード》

星7/闇属性/アンデット族/ATK2700/DEF 0
「ヴェンデット」儀式魔法カードにより降臨。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地から「ヴェンデット」カード1枚を除外し、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
このターン、相手は宣言した種類のカードの効果を発動できない。
②:儀式召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体を手札に加え、デッキから「ヴェンデット」モンスター1体を墓地へ送る。

 

墓地から「ヴェンデット」カード1枚を除外し、カードの種類を宣言した後、その宣言したカード効果をターン終了時まで相手だけ封じるモンスター

 

1ターンながらも禁止カードの《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》同等かそれ以上の力を秘めています。

 

モンスター効果を宣言してしまえば手札誘発なども封殺できるのが強みです。

 

【ヴェンデット】はじわじわと相手のカードを除去してアドバンテージを稼ぐテーマですが、このカードに特化してしまえば1ショットキル型の【ヴェンデット】も作れるかもしれません。

 

儀式召喚したこのカードが墓地に送られた場合、デッキから儀式モンスター1体をサーチし、「ヴェンデット」カード1枚を墓地に送るため後続の確保もバッチリです。

 

《リヴェンデット・エグゼクター》

星8/闇属性/アンデット族/ATK3000/DEF 0
「ヴェンデット」儀式魔法カードにより降臨。
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「リヴェンデット・スレイヤー」として扱う。
②:儀式召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の自分フィールドのカードを効果の対象にできない。
③:儀式召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「ヴェンデット」カード1枚を手札に加える。

 

儀式召喚したこのカードが存在する限り、相手は他の自分フィールドのカードを効果の対象にできなくさせるモンスター

 

この効果は全てのモンスターを含めても珍しく、魔法・罠なども除去から守ることができます。

 

自身にも《ヴェンデット・コア》によって対象耐性を付与した場合、自分フィールドの全てのカードが対象に取ることができないという強固な盤面が出来上がります。

 

また、フィールドで《リヴェンデット・スレイヤー》として扱う効果や相手に破壊された場合、デッキから「ヴェンデット」カードのサーチができるなど他のカードとの連携も取りやすい。

 

他のデッキで活躍させるという選択肢も十分ありだと思います。

《ウィジャ盤》とかは相性よさそうです。

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EXデッキのモンスター

《アドヴェンデット・セイヴァー》

闇属性/アンデット族/ATK1600/LINK2
【リンクマーカー:左下/右下】
アンデット族モンスター2体
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「リヴェンデット・スレイヤー」として扱う。
②:自分の墓地の「ヴェンデット」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
③:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×200ダウンする。

 

アンデット族×2体で出せる《リヴェンデット・スレイヤー》扱いになれるリンクモンスター

 

《ユニゾンビ》などメジャーなアンデット族を素材にリンク召喚できるため、【ヴェンデット】に足りない展開力を補いつつ、テーマ色を強めることができます。

 

効果は単純に墓地の「ヴェンデット」カード1枚を手札に戻すというもの。

墓地が肥えていれば状況に応じたカードを戻せるためそれなりに使い勝手はいい。

 

ダメージ計算時にアンデット族1体をデッキから墓地に送り、相手モンスターの攻撃力を下げることもできるため、単独で墓地肥やしも遂行できます。

 

一見地味な効果のカードですが、十分なポテンシャルを備えているので色々と研究してみてください。

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魔法・罠

《リヴェンデット・ボーン》

「ヴェンデット」儀式モンスターの降臨に必要。
①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、またはリリースの代わりに自分の墓地のアンデット族モンスターを除外し、自分の手札・墓地から「ヴェンデット」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:自分フィールドの「リヴェンデット・スレイヤー」が戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。

 

「ヴェンデット」専用の儀式魔法

テキストに《リヴェンデット・スレイヤー》が記されているため、《儀式の下準備》に対応しています。

 

通常の儀式魔法と違う点

●墓地のアンデット族モンスターを除外することで儀式素材にできる

●墓地からも「ヴェンデット」儀式モンスターを儀式召喚できる

 

アンデット族は除外が不得意ですが、1枚で儀式召喚できるこのカードのために多少目をつむっても強引に墓地コストを使う勇気も必要になります。

 

②の効果によって、墓地のこのカードを除外することで《リヴェンデット・スレイヤー》が戦闘・効果破壊される身代わりにできます

 

儀式魔法であるこのカードを除外すると《儀式の準備》などで手札に戻すことができなくなるため、緊急用と考えておくと良いでしょう。

 

どちらの効果も気軽に除外はできないものの、儀式魔法の欠点を克服している良いカードです。

 

《リヴェンデット・バース》

「ヴェンデット」儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、またはリリースの代わりに自分のデッキから「ヴェンデット」モンスター1体を墓地へ送り、自分の手札・墓地から「ヴェンデット」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
この効果で儀式召喚されたモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。

 

こちらも「ヴェンデット」専用の儀式魔法

 

前述した《ヴェンデット・ボーン》と比較すると…

●儀式素材はレベルを合わせる必要がある

●リリースの代わりにデッキから「ヴェンデット」モンスター1体を墓地に送ることができる

●儀式召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される

 

総合的に見ると《ヴェンデット・ボーン》の方が使いやすいものの、儀式魔法の選択肢が広がるのは有り難い。

 

こちらの強みは儀式魔法1枚で墓地を肥やしつつ儀式モンスターを墓地から儀式召喚できることでしょう。

 

アタッカーを増やしたい時や「ヴェンデット」儀式モンスターの固有効果を活かすことができるので、1~2枚は採用しておくと儀式魔法の枯渇を防ぐことにもなります。

 

《ヴェンデット・チャージ》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、アンデット族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ヴェンデット」モンスター1体を特殊召喚する。

 

手札または自分フィールドの表側表示のアンデット族1体を墓地に送り、デッキから「ヴェンデット」1体を特殊召喚できるカード

 

必要な「ヴェンデット」をフィールドに呼び出すことで「ヴェンデット」儀式モンスターへ効果を付与しやすくなります。

 

「ヴェンデット」儀式モンスターが除外などの妨害を受けた際にチェーンして能動的に墓地に送るなどの使い道もあるため、何かと役割があるカードです。

 

《ヴェンデット・ナイトメア》

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、自分の手札・フィールドの「ヴェンデット」モンスターを任意の数だけリリースし、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルはターン終了時まで、リリースしたモンスターの数だけ上がる。
②:「ヴェンデット」儀式モンスターの攻撃で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力は1000アップする。

 

手札・フィールドの「ヴェンデット」モンスターを任意の数だけリリースし、自分フィールドのモンスター1体のレベルをリリースしたモンスターの数だけ上げるカード

 

リリース1体につきレベルが1上がるではお世辞にも割にあうとは言えず、①の効果はかなり使いにくいという評価になります。

 

また、「ヴェンデット」儀式モンスターで戦闘破壊した場合、自分のモンスターの攻撃力を1000アップすることができます。

 

永続的な強化ができるため、こちらの効果をメインに採用するといいでしょう。

 

「ヴェンデット」は効果破壊に関しては強いので1度でも発動できると有利な戦いができるようになります。

 

採用は0~1枚がおすすめ。

 

《ヴェンデット・ナイト》

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「ヴェンデット」モンスター1体を手札に加える。
②:自分の「ヴェンデット」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時、自分の墓地の「ヴェンデット」モンスター1体を除外して発動できる。
そのモンスターは相手モンスターに続けて攻撃できる。

 

手札を1枚捨てて、デッキから「ヴェンデット」モンスター1体をサーチできるカード

 

《竜の渓谷》のようなサーチで使い方も弱点もほぼ同じ。

そしてフィールド魔法ゆえに除去のされやすさは致し方なし。

 

《ヴェンデット・コア》か《ヴェンデット・ストリゲス》を手札コストにできればさらにアドバンテージを稼ぐことができます。

 

②の効果は連続攻撃できる効果。

墓地リソースの喰い合いになりやすいため、ここぞという時以外はあまり使う機会がありません。

 

①の効果だけでも優秀なので複数の採用をおすすめします。

 

《ヴェンデット・リボーン》

①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリリースし、その元々のレベルと同じレベルを持つ「ヴェンデットトークン」(アンデット族・闇・攻/守0)1体を自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンがモンスターゾーンに存在する限り、自分は「ヴェンデット」モンスターしか召喚・特殊召喚できない。

 

相手モンスターをリリースしてトークンを生み出す罠カード

 

リリースするためほとんど回避する方法がなく、確実に除去できます。

リリースはコストではなく効果処理になります。

 

特殊召喚されるトークンのステータスは攻守0と貧弱なので、除去することがメインの使い方になります。

 

このトークンがフィールドに存在する限り、「ヴェンデット」モンスターしか召喚・特殊召喚できなくなるのが少し痛い。

 

幸い、《アドヴェンデット・セイヴァー》でリンク素材にすることができるようになったので以前よりは格段と使いやすくなりました。

 

墓地から回収して妨害することにも使えるので、中々強力なサイクルを組むことができます。

 

レベルを参照する効果をもつため、エクシーズモンスターとリンクモンスターには発動できないことに注意!

 

《ヴェンデット・デイブレイク》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードの数より多い場合に発動できる。
自分フィールドの儀式召喚された「ヴェンデット」モンスター1体を選び、そのカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
そのモンスターはフィールドに表側表示で存在する限り、直接攻撃できない。

 

相手フィールドのカードの数が自分フィールドの数より多い場合、自分フィールドの儀式召喚された「ヴェンデット」モンスター以外のカードを全て破壊するカード

デメリット:直接攻撃できない制約がつく

 

発動条件を満たせる状況は基本的に劣勢時。

 

このカードと「ヴェンデット」を含めて最低でも相手のカードが3枚以上存在しないと発動できません。

他の全体除去カードより優先できるかは少し考える必要がありそうです。

 

《ヴェンデット・リバース》

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札を1枚捨て、自分の墓地の「ヴェンデット」モンスター1体と儀式魔法カード1枚を対象として発動できる。
その「ヴェンデット」モンスターを守備表示で特殊召喚し、その儀式魔法カードを手札に加える。
②:墓地のこのカードを除外し、除外されている自分のアンデット族モンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。

 

手札を1枚捨てて、墓地の「ヴェンデット」モンスター1体を守備表示で特殊召喚し、墓地の儀式魔法1枚を手札に加えるカード

 

儀式召喚をコンスタントに行える状況に持っていくカードとして優秀です。

 

また、墓地から除外することで除外されているアンデット族5体をデッキにもどし1ドローすることもできます

 

こちらの効果は使えても1回のデュエルにつき1度なのでほぼおまけ。

後述する《ヴェンデット・リユニオン》とは全くかみ合わないため、採用する場合はどちらかになります。

 

「不知火」と合わせていた場合は色々できそうですね。

 

《ヴェンデット・リユニオン》

①:手札の「ヴェンデット」儀式モンスター1体を相手に見せ、レベルの合計が見せたモンスターと同じになるように、除外されている自分の「ヴェンデット」モンスターを任意の数だけ裏側守備表示で特殊召喚し(同名カードは1枚まで)、それらの裏側守備表示モンスターを全てリリースする。
その後、見せた儀式モンスターを手札から儀式召喚する。
この効果は儀式召喚が可能な場合に発動と処理ができる。

 

除外されている「ヴェンデット」モンスターを裏側除外で特殊召喚して、特殊召喚したモンスターのレベルの合計と同じレベルの儀式「ヴェンデット」1体を手札から儀式召喚するカード

 

一度フィールドを経由して儀式召喚できるため、問題なく効果を付与することができます。

 

レベルが低い「ヴェンデット」が除外されやすいため、どの儀式「ヴェンデット」でも出しやすい。

 

特に《ヴェンデット・ヘルハウンド》や《ヴェンデット・レヴナント》の効果を付与できた場合は相手ターン中の儀式召喚にも大きな意味を持たせることができます。

 

総じて中盤以降に輝く1枚です。

 

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戦術

簡単にまとめると…

①《ユニゾンビ》や《牛頭鬼》などで儀式「ヴェンデット」を墓地に送り、墓地からの儀式召喚に備える。

 

②特殊召喚効果持ちの下級「ヴェンデット」をフィールドに並べつつ、儀式召喚して効果を付与していく。

《ヴェンデット・ヘルハウンド》や《儀式魔人リリーサー》を儀式素材にできると後が楽。

 

③「ヴェンデット」儀式モンスターでフィールドをコントロールしつつ、《ヴェンデット・リユニオン》などを使ってじわじわと相手の盤面を削っていく。

 

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まとめ

イラストが良すぎて思わず細部まで見て時間が過ぎていく…

 

アメコミのアンデットってなんでこんなに魅力的なんですかね?

元ネタは「スポーン」という古い作品だそうです。

 

儀式アンデットという新たな風を吹かせた【ヴェンデット】

ぜひダークヒーローのような戦いかたを楽しんでみて下さい!

 

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