強力なカードが増えてきたレベル4チューナー
ランク4にも繋げられることも大事
/所要時間5分
【レベル4】使いやすいチューナー
昔はほとんど存在しなかったレベル4チューナー
10期を過ぎたあたりから、どんどんパワーカードが増えてきてレベル3以下とは比べられないほどに扱いやすいレベル帯になってきました。
選択肢も豊富になったため、古いカードを無理して使う必要はもうありません。
数は少ないですが、使いやすさを重視してみたのでどうぞ!
- モンスター
- 1.《ヴァレット・トレーサー》
- 2.《スターダスト・シンクロン》
- 3.《スクラップ・ラプター》
- 4.《絶火の大賢者ゾロア》
- 5.《魔救の分析者》
- 6.《白の聖女 エクレシア》
- 7.《赫の聖女カルテシア》
- 8.《導きの聖女クエム》
- 9.《軒轅の相剣師》
- 10.《ヴィサス=サンサーラ》
- 11.《重騎士プリメラ》
- 12.《ネオ・カイザー・シーホース》
- 13.《白き森のシルヴィ》
- 14.《白き森のルシア》
- 15.《天盃龍チュンドラ》
- 16.《エレキハダマグロ》
- 17.《執愛のウヴァループ》
- 18.《ライトロード・アサシン ライデン》
- 19.《ライトロード・アーチャー フェリス》
- 20.《WW-グラスベル》
- 21.《TG スクリュー・サーペント》
- 22.《デブリ・ドラゴン》
- 23.《カオス・ミラージュ・ドラゴン》
- 24.《火天獣-キャンドル》
- 25.《輝ける星の竜》
- 26.《超重神童ワカ-U4》
- 通常モンスター
- EXデッキのモンスター
- まとめ
モンスター
1.《ヴァレット・トレーサー》
星4/闇属性/ドラゴン族/ATK1600/DEF1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「ヴァレット・トレーサー」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
自分の表側表示カード1枚を破壊して、デッキから同名以外の「ヴァレット」1体を特殊召喚できるモンスター
特殊召喚できるレベルは1~4・7
専用カードだけでも特殊召喚方法は多岐にわたり、デッキからは《クイック・リボルブ》・各「ヴァレット」効果、手札・墓地からは《リボルブート・セクター》で特殊召喚できます。
レベル4チューナー屈指の性能を誇る明らかなパワーカードです。
エクシーズ召喚やリンク召喚にも転用できるため、3枚採用して使ってみてほしいカードです。
2.《スターダスト・シンクロン》
星4/光属性/機械族/ATK1500/DEF1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「スターダスト・ドラゴン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
自分フィールドのモンスター1体をリリースして、手札・墓地から特殊召喚できるモンスター
召喚・特殊召喚成功時、《スターダスト・ドラゴン》関連の魔法・罠1枚をサーチできます。
こちらもかなりのパワーカード
《調律》《ジャンク・スピーダー》からアクセス可能で、シンクロデッキのドローソース《光来する奇跡》で継続的にアドバンテージを増やしていけます。
《スターダスト・トレイル》が墓地に存在すれば、モンスター1体のリリースだけでレベル8シンクロが可能です。
オリジナルのシンクロデッキを作りたい場合にはぜひ忘れずにいたいカードと言えますね。
3.《スクラップ・ラプター》
星4/地属性/恐竜族/ATK1400/DEF1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「スクラップ」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードが「スクラップ」カードの効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「スクラップ・ファクトリー」1枚またはチューナー以外の「スクラップ」モンスター1体を手札に加える。
自分フィールドのモンスター1体を破壊して、「スクラップ」の召喚権を増やすモンスター
「スクラップ」の効果で破壊された場合、デッキから特定の「スクラップ」カードをサーチできます。
セルフブレイクを搭載している珍しいチューナー。《スクラップ・エリア》と《化石調査》に対応しているため、初動の安定度もかなり高い。
②の効果で《スクラップ・キマイラ》をサーチすることで、レベル8シンクロができます。
他にもリンク2《スクラップ・ワイバーン》に繋げてリンク召喚に派生したり、《ベビケラサウルス》など破壊ギミックを必要とするデッキのサポートに回ることもできます。
いずれにしてもノーマルにしては破格のカードなので3枚持っておくことをおすすめします。
4.《絶火の大賢者ゾロア》
星4/炎属性/魔法使い族/ATK1500/DEF1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「マギストス」モンスター1体を対象として発動できる。
EXデッキから「マギストス」モンスター1体を選び、装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
②:このカードが「マギストス」モンスターカードを装備した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「絶火の大賢者ゾロア」以外のレベル4の魔法使い族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
EXデッキの「マギストス」モンスターを装備して、手札・墓地のレベル4魔法使い族を蘇生できるモンスター
《聖魔の乙女アルテミス》を装備することで2体目をサーチすることもできます。
蘇生効果を内蔵しているチューナーの中でもデメリットが少ないうえに汎用性が高いため、「Em」や《黒き森のウィッチ》《召喚僧サモンプリースト》などを使うデッキでも活躍できます。
5.《魔救の分析者》
星4/地属性/岩石族/ATK1500/DEF 700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
《サイバー・ドラゴン》条件で特殊召喚できるモンスター
デッキトップを5枚見て、レベル4以下の岩石族1体を特殊召喚できる効果ももっています。
例えば【先史遺産】のアクセント&展開サポートとして採用したり、「融合呪印生物」を発掘するといった使い方が考えられます。
岩石族はそこまで汎用性があるとはいえませんが、スタンダードなチューナーとして覚えておく価値はあります。
6.《白の聖女 エクレシア》
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「相剣」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
相手フィールドのモンスター数が自分より多い場合、手札から特殊召喚できるモンスター
融合モンスターが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに自己サルベージできます。
このカードを使う場合は自己サルベージの部分に注目したい。
シンクロと相性のよい融合モンスターは多くありませんが、《化石融合-フォッシル・フュージョン》のような繰り返し融合召喚できるギミックや、《簡素融合》のような簡単にEXデッキから融合モンスターを出せるカードと組み合わせるのがおすすめです。
少し癖はありますが《烙印の気炎》でサーチできます。
アドバンテージの種にしやすいのでオリジナルデッキにいかがでしょう?
7.《赫の聖女カルテシア》
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のフィールドまたは墓地に「アルバスの落胤」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):お互いのメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
シンクロと融合を結びつける貴重なモンスター
お互いのメインフェイズに手札・フィールドのモンスターでレベル8以上の融合モンスターを融合召喚できます。
《白の聖女 エクレシア》と同様のサルベージ効果も有しており、繰り返し融合・シンクロ素材として使えます。
こちらは自身に融合効果を持っている分、さらにオリジナルデッキ適正は高め。
《赫焉竜グランギニョル》の融合召喚でリソースを作れるので、融合→シンクロの順番で戦術を組み立てていきたいデッキにおすすめです。
8.《導きの聖女クエム》
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名はルール上「ドラグマ」カード、「デスピア」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから墓地へ送る。
(2):自分・相手のカードがEXデッキから離れた場合、「導きの聖女クエム」を除く自分の墓地の、「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
召喚・特殊召喚時に《アルバスの落胤》関連のカード1枚をデッキから埋葬できるモンスター
先ほど紹介した聖女2種も対応しており、自己サルベージ効果を持っているものも多い。
豊富な「ドラグマ」サポートに対応している唯一のチューナーなので、オリジナルデッキでは活躍させやすいでしょう。
9.《軒轅の相剣師》
星4/光属性/魔法使い族/攻1800/守1500
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その攻撃を無効にする。
自分フィールドに「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターが存在する場合、さらにその攻撃宣言したモンスターを破壊できる。
(2):モンスターが表側表示で除外された場合、フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。
攻撃力と守備力の数値が同じ魔法使い族・光属性モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
モンスターの攻撃宣言時に手札から特殊召喚して、その攻撃を無効にできるモンスター
モンスターが表側表示で除外された場合、自身を墓地から除外し、攻守が同じ光属性魔法使い族1体を手札・墓地から特殊召喚できます。
①の特殊召喚効果は自分のモンスターでも相手モンスターでもOK。
使用用途が中々思い浮かばないのですが、セルフで特殊召喚できるレベル4チューナーなので覚えておく価値はあります。
《青き眼の乙女》や《教導の聖女エクレシア》あたりの再利用がおすすめ。
10.《ヴィサス=サンサーラ》
星4/光属性/天使族/攻1500/守2100
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ヴィサス=スタフロスト」として扱う。
(2):自分のフィールド・墓地・除外状態の「ヴィサス」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
その「ヴィサス」モンスターをデッキに戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
このカードの攻撃力は、この効果で戻した種類×400アップする。
(3):自分フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
チューナー以外のモンスターとして扱えるモンスター
目立った特徴がないように見えるチューナーですが、「ヴィサス」系カードのサポートカードが充実しているおかげで、1枚からレベル8シンクロに繋げられる明確なメリットがあります。
2枚目以降の《ヴィサス=サンサーラ》は効果②で特殊召喚できるため、単体で腐りにくいのも良いところ。
「カオス」系のシンクロモンスターと組み合わせて使うのがおすすめ。
11.《重騎士プリメラ》
星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1600
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「重騎士プリメラ」以外の「センチュリオン」カード1枚を手札に加える。
このターン、自分は「重騎士プリメラ」を特殊召喚できない。
(2):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分フィールドのレベル5以上の「センチュリオン」モンスターは効果では破壊されない。
(3):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
召喚・特殊召喚時の「センチュリオン」サーチャー
メインフェイズ限定で永続罠状態から特殊召喚できる珍しい効果を備えています。
効果③のおかげで実質リクルートカードとして使えるカードがあり、他「センチュリオン」と合わせてレベル8・12シンクロを得意とします。
1枚からシンクロできるチューナーは未だに少ないので、数々のオリジナルデッキでも重宝しそうです。
12.《ネオ・カイザー・シーホース》
星4/光属性/ドラゴン族/攻1700/守1650
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「青眼の白龍」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドの光属性チューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ上げるか下げる。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
「ネオ・カイザー・シーホース」を除く、「ブルーアイズ」モンスター1体または「青眼の白龍」のカード名が記されたモンスター1体をデッキから墓地へ送る。
単独でレベル可変ができるモンスター
フィールドから墓地へ送られた場合、「ブルーアイズ」関連モンスターを埋葬できる効果が便利。
リンク1《青き眼の精霊》の登場以降、《青眼の白龍》の出しやすさも飛躍的に上がり、効果①の特殊召喚も「ブルーアイズ」関連のシンクロモンスターも苦も無く出せるようになりました。
特に条件もなくレベル3~5まで選べるのは大きな利点で、幅広いデッキで使えます。
13.《白き森のシルヴィ》
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「白き森」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分・相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の「白き森」Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻し、このカードの効果を無効にして特殊召喚する。
「白き森」魔法・罠のサーチャー
《白き森のいいつたえ》⇒《白き森の聖徒リゼット》と繋げることで1枚初動でレベル6シンクロしつつ、「罪宝」カードのサーチまで可能です。
効果②でリソース回収しながらの自己蘇生もでき、継続的なチューナー供給なども担えます。
《白き森のわざわいなり》でデッキからリクルートもでき、安定感はかなり高め。
「霊使い」サポートを共有できるステータスのため《大霊術-「一輪」》でモンスター効果を無効化できる部分も抑えておくとデッキビルドで役立ちます。
14.《白き森のルシア》
星4/光属性/魔法使い族/攻 800/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「白き森」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分の手札・フィールドから魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分は1枚ドローする。
(3):自分・相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の「白き森」Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻し、このカードの効果を無効にして特殊召喚する。
手札・フィールドの魔法・罠1枚を墓地へ送り、1ドローできるモンスター
こちらも《白き森のシルヴィ》と同様の蘇生効果を持っていますが、こちらは《同胞の絆》などで並べてパーミッションした方が強い珍しいタイプのチューナーになっています。
コストにしても強い魔法・罠は年々増えており、チューナー兼ドロー加速としてみるのと良いでしょう。
15.《天盃龍チュンドラ》
星4/炎属性/ドラゴン族/攻1500/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにドラゴン族・炎属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
「天盃龍チュンドラ」を除く、レベル4以下のドラゴン族・炎属性モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
後攻特化のシンクロテーマ「天盃龍」の要
レベル4チューナーとしての汎用性はまずまずといったところですが、《ドラ・ドラ》《天盃龍パイドラ》《燦幻開門》とサーチ手段が豊富でドラゴン族で使いやすいチューナーは珍しい。
単独でも戦闘中に効果②で《天盃龍ファドラ》をリクルートすれば、戦闘破壊を防ぐことができ、そのままレベル7シンクロに繋げることができます。
「天盃龍」はフィールド魔法を用意しながら、レベル7シンクロできるので《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》を首尾よく出したいデッキでも重宝しそうです。
16.《エレキハダマグロ》
星4/光属性/雷族/攻 800/守 700
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のモンスターが相手に戦闘ダメージを与えたダメージステップ終了時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードは直接攻撃できる。
(3):このカードが直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
このカードと、チューナー以外の自分の手札・フィールド(表側表示)のモンスター1体以上をリリースし、リリースしたモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つ「エレキ」Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
自分モンスターが戦闘ダメージを与えたダメステ終了時に手札から特殊召喚できるモンスター
バトルフェイズ中に「エレキ」シンクロモンスターを疑似シンクロできる効果も持っており、追撃の性能が高いです。
シンクロができない場合でも《超雷龍-サンダー・ドラゴン》の特殊召喚条件を満たし、制圧に貢献できるのも大きな強み。
シンクロデッキ以外でも攻撃的なデッキにアクセントとして投入するのも面白そうです。
17.《執愛のウヴァループ》
星4/地属性/悪魔族/ATK1200/DEF1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、自分のフィールド・墓地のSモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地のSモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札に加える。
フィールド・墓地のシンクロモンスターを除外して、自身を特殊召喚 or サルベージできるモンスター
シンクロに特化したデッキであればあるほど再利用がしやすくなる優れたカード
《風来王ワイルド・ワインド》とは相性がよく、お互いのサーチと特殊召喚を両立しつつレベル8シンクロを狙えます。
18.《ライトロード・アサシン ライデン》
星4/光属性/戦士族/ATK1700/DEF1000
「ライトロード・アサシン ライデン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。
この効果で墓地へ送ったカードの中に「ライトロード」モンスターがあった場合、このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで200アップする。
②:自分エンドフェイズに発動する。
自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。
墓地肥やしができるモンスター
《光の援軍》でサーチ可能で、単体で墓地肥やしできるため扱いやすさは抜群。
特に癖がないカードなので幅広いデッキで採用できます。
19.《ライトロード・アーチャー フェリス》
星4/光属性/獣戦士族/攻1100/守2000
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターの効果でデッキから墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードをリリースし、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
その後、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
カード効果でデッキから墓地へ送られた場合に特殊召喚できるモンスター
自身をリリースすることで相手モンスター1体破壊&デッキトップから3枚墓地肥やしができます。
手札に来るとやや事故になりがちではあるものの、《マスマティシャン》や《永遠の淑女ベアトリーチェ》から墓地へ送り、そのまま使えるチューナーとして優秀。
除去効果もちのチューナーは少なく、場面に応じて使い分けられる点も高評価です。
20.《WW-グラスベル》
星4/風属性/魔法使い族/ATK1500/DEF1500
「WW-グラス・ベル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「WW-グラス・ベル」以外の「WW」モンスター1体を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
召喚・特殊召喚時に「WW」モンスター1体をサーチできるモンスター
風属性しか特殊召喚できなくなる制約が痛いものの、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》に繋げるのが目的で採用されるためあまり問題ありません。
特殊召喚に重きを置いていないデッキであれば他の「WW」共々出張させることで、強力な耐性をもつ《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を従えることができます。
21.《TG スクリュー・サーペント》
星4/水属性/海竜族/攻1300/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「TG スクリュー・サーペント」以外の自分の墓地のレベル4以下の「TG」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「TG」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ上げる、または下げる。
召喚・特殊召喚時に同名モンスター以外のレベル4以下「TG」モンスター1体を効果無効で蘇生できるモンスター
《TG ロケット・サラマンダー》を筆頭に大量の展開カードを獲得したことで評価も上昇。
展開の中継点として欠かせない存在となりました。
《TG オーバー・ドラグナー》を使ったアクセルシンクロは相手ターン中に展開すれば展開デメリットを無視できるため、コンパクトに出張させることもできます。
22.《デブリ・ドラゴン》
星4/風属性/ドラゴン族/ATK1000/DEF2000
このカードをS素材とする場合、ドラゴン族モンスターのS召喚にしか使用できず、他のS素材モンスターは全てレベル4以外のモンスターでなければならない。
①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の攻撃力500以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
攻撃力500以下のモンスター1体を墓地から効果を無効にして特殊召喚できるモンスター
シンクロ召喚先に厳しい制約があることが難点ですが、《灰流うらら》や《増殖するG》などを蘇生してシンクロ・リンク素材に使えるため、初期型のチューナーとしてはまだ比較的使いやすい。
《ドロドロゴン》や《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》などサポート系に繋げるのがおすすめ。
23.《カオス・ミラージュ・ドラゴン》
星4/光属性/幻竜族/攻1600/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外されている自分または相手の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は光・闇属性のSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、そのS召喚の素材としたこのカード以外のモンスターの数まで相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを除外する。
除外されている光・闇属性モンスター1体を効果無効で帰還できるモンスター
シンクロ先の縛りが発生するものの、下級モンスター1体でシンクロ召喚しながら1枚除去できるのは中々強力。
《カオス・ビースト-混沌の魔獣-》でリソース循環を狙ったり、《カオス・デーモン-混沌の魔神-》で一気にLPを削るなど選択肢は少ないながらも使い方次第では輝きやすい1枚です。
24.《火天獣-キャンドル》
星4/炎属性/炎族/攻1700/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):1ターンに3度まで、モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
このカードのレベルを1つ上げるか下げる。
ドロー以外で手札に加わった場合、手札から特殊召喚できるモンスター
モンスターが墓地へ送られると自身のレベルを変動できます。
サーチ・サルベージ・バウンス等で特殊召喚できるものの、やや汎用サポートを受けにくい。
ポテンシャルはあるので、とりあえず頭の片隅に置いておきましょう。
25.《輝ける星の竜》
星4/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、相手メインフェイズに、自分の墓地のドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、対象のモンスターの効果を無効にして特殊召喚する。
その後、このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてドラゴン族Sモンスター1体のS召喚を行う事ができる。
(2):このカードをS素材としてドラゴン族SモンスターをS召喚した場合、そのSモンスターは戦闘では破壊されない。
相手メインフェイズに手札の自身を特殊召喚し、墓地のドラゴン族シンクロモンスターを効果無効で蘇生した後、ドラゴン族のシンクロ召喚できるモンスター
相手ターン中に奇襲的に高レベルのシンクロができる優れた1枚。戦闘破壊耐性も付与します。
見落としがちですが、蘇生したモンスターと必ずシンクロする必要はなく、「メルフィー」や『ジェネレイドトークン』のようなカードとも併用できます。シンクロしない選択肢をとることも可能。
《ホップ・イヤー飛行隊》の亜種として活躍できそうです。
26.《超重神童ワカ-U4》
星4/闇属性/機械族/攻1000/守1500
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
「超重神童ワカ-U4」以外の「超重武者」Pモンスター1体をデッキから選んで自分のPゾーンに置く。
その後、このカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、手札からモンスター1体を捨てて発動できる。
手札・デッキから「超重武者」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材としてEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。
このカードをPゾーンに置く。
P効果で墓地に魔法・罠が存在しない場合、同名以外の「超重武者」Pモンスター1体をデッキから特殊召喚して、自身をPゾーンから特殊召喚できるモンスター
条件は若干厳しいものの、召喚権を使わずに盤面を伸ばせるミラクルチューナー
サーチ手段も豊富に存在しており、序盤から複数体のシンクロモンスターを並べることのできる逸材です。
魔法・罠の比率が低めのデッキであれば初動&Pスケール役として採用すると新たな化学反応が起きそうです。
通常モンスター
27.《エンジェル・トランペッター》
星4/地属性/植物族/ATK1900/DEF1600
天使の様な美しい花。
絶えず侵入者を惑わす霧を生み出し、聖なる獣たちが住まう森の最深部へ立ち入ることを許さない。
植物族の通常モンスターチューナー
豊富な植物族サポートを使用することができ、レベル4チューナーの中でもかなり扱いやすい。
効果を持たないことで使いやすいと言えるいい例だと思います。
28.《ライブラの魔法秤》
星4/水属性/魔法使い族/ATK1000/DEF1000
【Pスケール:青5/赤5】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1~6までの任意のレベルを宣言し、自分フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、対象のモンスター1体のレベルを宣言したレベル分だけ下げ、もう1体のモンスターのレベルを宣言したレベル分だけ上げる。
【モンスター情報】
意思を持った天秤。
世の中の均衡を保っているが、しばしば間違った方に錘星を乗せてしまう。
レベル変動のP効果をもつモンスター
恵まれたステータスの持ち主で利用方法は幅広い。
《レスキューラビット》でデッキから特殊召喚して、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をリンク召喚し、ペンデュラム召喚で再展開した後《バハムート・シャーク》に繋げられるのはこのカードにしかできない芸当です。
P効果でエクシーズ召喚もサポートできるためコンボが好きな人のおすすめのカードです。
29.《相剣暗転》
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの幻竜族モンスター1体と相手フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
除外された場合、レベル4チューナーのトークン1体を生成できるカード
「相剣」の罠カードは共通効果としてこの効果をもっており、除外系のデッキと相性がよいです。
《封印の黄金櫃》や《奇才のプルフィネス》でデッキから直接除外したり、《リターナブル瓶》や《妖精伝姫-シラユキ》などで除外することで有効に使えます。
このカードは単体でも除去カードになるため、《トラップトリック》との相性は抜群です。
EXデッキのモンスター
30.《精霊コロゾ》
星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守2800
融合・S・X・Lモンスター+魔法使い族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
●自分フィールドの、融合・S・X・Lモンスターカード1枚と魔法使い族モンスターカード1枚を墓地へ送った場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分か相手のモンスターの攻撃宣言時、そのモンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃を無効にし、このカードの攻撃力はターン終了時まで対象のモンスターの攻撃力分アップする。
その後、対象のモンスターを手札に戻す事ができる。
緩い条件で特殊召喚できるモンスター
モンスター効果はともかく存在自体が強いタイプの1枚です。《簡易融合》にも対応。
融合素材となるカードはモンスターカードであるため、装備状態や永続カード状態でもOK
《グラビティー・コントローラー》や《影法師トップハットヘア》などリンク素材にできないモンスターを片付けるために採用するのもありです。
適当なモンスターを《転生炎獣アルミラージ》や《サクリファイス・アニマ》に変換するだけで容易に展開できることから活躍できるデッキはかなり広いです。
《ラビリンス・ウォール・シャドウ》+《風魔神ヒューガ》で魔法使い族モンスターカードを調達するのも面白いかも?
まとめ
初めは制約が多いモンスターが多い傾向にありましたが、今では他のレベル帯と変わらなくなってきました。
ただ、自力で特殊召喚できるモンスターが少ないのでもう少し発展してほしいですね。
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