素材としては基本エクシーズ素材に使われる【レベル10】
一筋縄ではいかない特殊召喚条件をもつものばかり
※9/10《竜葬主-ヴィブリアル》追記
/所要時間5分
特殊召喚しやすい【レベル10】
特殊召喚しやすいレベル10を集めました。
なるべく単体で使えるカードを選出しています。
どこから特殊召喚するかを問わず、デッキにあまり左右されないカードを選んでいます。
※トークンは除く
数が少ないので、リリースなしで召喚できるモンスターも一緒に紹介します。
手札から特殊召喚
1.《黄金卿エルドリッチ》
星10/光属性/アンデット族/ATK2500/DEF2800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを手札に加える。
その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。
墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠1枚を墓地へ送り、自身をサルベージした後、手札からアンデット族1体を特殊召喚できるモンスター
事実上ATK3500の汎用モンスターとして運用が可能で、癖の強いレベル10モンスターの中でも頭一つ抜けて使いやすい存在です。
レベル10デッキ以外でも使い減りしないアタッカーが欲しい【メタビート】など様々なデッキでお呼びがかかる新時代の汎用アタッカーですね。
2.《天獄の王》
星10/闇属性/岩石族/攻3000/守3000
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードを相手ターン終了時まで公開する。
この効果で公開し続けている間、フィールドにセットされたカードは効果では破壊されない。
(2):セットされた魔法・罠カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
手札で公開されている状態でこの効果を発動した場合、さらにデッキから魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
そのカードは次のターンのエンドフェイズに除外される。
セットされた魔法・罠が発動された場合、手札から特殊召喚できるモンスター
公開状態で特殊召喚された場合はさらに任意の魔法・罠をセットすることもできます。
単体性能が《黄金郷エルドリッチ》並みに破格の大型サーチャー
ランク4《御影志士》からサーチできるので、通常魔法などをセットして発動すれば自分のターンでもすぐに特殊召喚できます。
また、自身を対象に《強制脱出装置》などを使えばそのまま特殊召喚できるので、バトルフェイズ中に2連撃するという芸当もできます。
3.《至天の魔王ミッシング・バロウズ》
星10/光属性/悪魔族/攻3100/守2900
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分の墓地からカード3種類(モンスター・魔法・罠)を1枚ずつ除外し、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが手札から特殊召喚した場合に発動できる。
モンスター1体と魔法・罠カード2枚を相手のフィールド・墓地から除外する。
墓地からモンスター・魔法・罠を1枚ずつ除外し、手札から特殊召喚できるモンスター
手札からの特殊召喚時、相手のカードをフィールド・墓地から対象を取らずに3枚除外できます。
シンプルな条件ながらも効果が強力で使いやすい。必ず3枚選ばないといけない点には注意!
《刻まれし魔の詠聖》でサーチできて安定感も高め。
枚数を絞ったうえで中盤以降に活躍できるタイプのカードではありますが覚えておきたい1枚です。
4.《究極封印神エクゾディオス》
星10/闇属性/魔法使い族/ATK ?/DEF 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地のモンスターを全てデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
このカードの②の効果で「封印されし」モンスター5種類が自分の墓地へ送られ全て揃った時、自分はデュエルに勝利する。
①:このカードの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの数×1000アップする。
②:このカードの攻撃宣言時に発動する。
手札・デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
③:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
自分の墓地のモンスターを全てデッキへ戻した場合のみ、手札から特殊召喚できるモンスター
墓地のモンスターを全てデッキに戻すため、リソース回復役として採用されることもあります。
レベル10ではこれでも特殊召喚しやすい部類になるので、ランク10をエクシーズ召喚する際の候補になります。
ちなみに《七精の解門》セットからキュリオス展開した後に出すと、《リンクリボー》等をEXデッキへ戻しつつ、任意の永続魔法をサルベージ(実質サーチ)できますよ。
5.《サイバー・エルタニン》
星10/光属性/機械族/ATK ?/DEF ?
このカードは通常召喚できない。
自分のフィールド上・墓地の機械族・光属性モンスターを全てゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカードの攻撃力・守備力は、このカードを特殊召喚するためにゲームから除外したモンスターの数×500ポイントになる。
このカードが特殊召喚に成功した時、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て墓地へ送る。
自分フィールド・墓地の光属性・機械族モンスターを全て除外し特殊召喚できるモンスター
打点を上げるには専用デッキにしておく必要がありますが、このカードは1枚でも除外できれば特殊召喚できるため3枚採用することで気軽に特殊召喚できます。
また、特殊召喚時にこのカード以外の表側表示のモンスターを全て墓地へ送る脅威の除去能力も魅力的です。
《エマージェンシー・サイバー》でサーチできる除去要員&素材として採用するとかなり役立ちます。
最初の除外コストは「サイバードラゴン」系を採用しておいて、後述する《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》に繋げて使うと便利です。
6.《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》
星10/闇属性/機械族/ATK4000/DEF2800
このカードは通常召喚できない。
EXデッキから「サイバー・エンド・ドラゴン」1体を除外した場合のみ特殊召喚できる。
①「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
②このカードがモンスターゾーンに存在する限り、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
③フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合にこのカードを破壊される。
エクストラデッキの《サイバー・エンド・ドラゴン》を除外した場合のみ特殊召喚できるモンスター
攻撃力4000と高く、エクシーズ素材にできない場合もアタッカーとして役立ってくれます。
フィールド魔法を安定して使うデッキならば、このカードを採用すると良いでしょう。
ただし、「Sin」モンスターはフィールドに1体しか存在できないので、このカード2体でエクシーズ召喚はできません。
7.《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》
星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外のドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分フィールドのドラゴン族1体を除外して手札から特殊召喚できるモンスター
手札・墓地から同名以外のドラゴン族1体を特殊召喚できます。
ドラゴン族でよく使われるサポートの1枚ですが、《黒鋼竜》をリンク1《ストライカー・ドラゴン》等へリンク召喚することで、即座にサーチして特殊召喚できます。
ドラゴン族以外のデッキでも使いやすいので一度お試しあれ。
8.《トラゴエディア》
星10/闇属性/悪魔族/ATK ?/DEF ?
①:自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×600アップする。
③:1ターンに1度、手札からモンスター1体を墓地へ送り、そのモンスターと同じレベルの相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールを得る。
④:1ターンに1度、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードのレベルはターン終了時までそのモンスターと同じになる。
戦闘ダメージを受けた時に手札から特殊召喚できるモンスター
自身のレベルを自分の墓地のモンスターと同じにできるため、シンクロ・エクシーズ素材にも扱いやすい。
能動的に特殊召喚するのはやや難しいですが、柔軟性に富んだ効果をいくつも持ち合わせているので様々な局面で活躍できるカードです。
9.《スピリット・オブ・ユベル》
星10/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ユベル」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドにセットする。
(3):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(4):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「ユベル」1体を特殊召喚する。
相手モンスターの攻撃宣言時に手札から特殊召喚できるモンスター
条件は受動的ながらも条件が緩く、戦闘破壊耐性と「ユベル」専用サポートのサーチで確実にアドバンテージを増やせます。
効果④の《ユベル》をあらゆる領域から特殊召喚できる効果も使い勝手がよく、《炎王の孤島》や《ヴァレルロード・R・ドラゴン》などで手札からセルフブレイクして、レベル10を供給することもできます。
このカードの他に《サクリファイス・D・ロータス》や《ナイトメア・ペイン》《七精の解門》で《ユベル》本体の特殊召喚が容易になりました。
闇属性デッキでレベル10が欲しいなら十分検討できると思います。
10.《屍界塔フィニステラ》
星10/水属性/アンデット族/攻1000/守2800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル10モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。
このターン、そのカードは効果では破壊されない。
レベル10モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できるモンスター
横展開が難しいレベル10において、代わりの利かない貴重な存在といえます。
珍しいステータスの持ち主も相まって、《黄金卿エルドリッチ》や《ガーディアン・スライム》などとも楽に共存できます。
効果②の耐性付与も中々使いやすく、相手ターン中に手札コストやX素材として消費していくのも面白そうです。
11.《ガーディアン・スライム》
星10/水属性/水族/ATK 0/DEF 0
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
このカードの守備力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
③:このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ラーの翼神竜」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
戦闘・効果で自分がダメージを受けた場合、手札から特殊召喚できるモンスター
ブロッカーとしての性能は《トラゴエディア》よりも上でより出しやすい。
自分から《Emトリック・クラウン》や《BF-精鋭のゼピュロス》などでダメージを受けることでも出すことができます。
後述する《神・スライム》に変化してアタッカーにも転じることができるので、かなり使いやすいカードといえるでしょう。
《神・スライム》やサーチできるカードに関してはこちらから↓
12.《氷水帝コスモクロア》
星10/水属性/水族/攻1500/守3000
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):フィールドゾーンに表側表示でカードが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):フィールドに「氷水底イニオン・クレイドル」が存在する限り、相手フィールドのモンスターは召喚・反転召喚・特殊召喚されたターンにしか効果を発動できない。
(3):自分の「氷水」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力は1000ダウンする。
フィールド魔法が表側表示で存在する場合、手札から特殊召喚できるモンスター
効果は【氷水】で使うこと前提ですが、《ガーディアン・スライム》と共に《サルベージ》に対応しているため、水属性だけでランク10を作ることもできます。
単体で使う場合は自壊条件のない「Sin」モンスターに近いです。
《氷水揺籃》でサーチできるので、水属性デッキの選択肢になってくれます。
13.《ネムレリアの夢守り-オレイエ》
星10/光属性/獣族/攻2500/守2000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1枚しか使用できない。
(1):自分のEXデッキに表側表示のPモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分のEXデッキに表側表示の「夢見るネムレリア」が存在する場合、EXデッキから裏側表示のカード1枚を裏側表示で除外して発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、相手フィールドのモンスターの数×500アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
自分のEXデッキに表側表示のペンデュラムモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できるモンスター
同様の特殊召喚条件をもつ《ネムレリアの夢守り-クエット》と共に《ネムレリアの寝姫楼》からまとめてサーチできるのが特徴です。
単独でのパワーもそれなりに兼ね備えており、「メルフィー」でかき集めて簡易アタッカーとするのも手。
単独で使える《エキセントリック・デーモン》や《EMキングベアー》などを採用してオリジナルデッキで使うのもよさそう。
14.《夢現の寝姫-ネムレリア・レアリゼ》
星10/光属性/天使族/攻1500/守3000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番下に戻し、このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「夢見るネムレリア」1体をEXデッキに表側で加える。
●フィールドの他の表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする。
(3):このカードの攻撃力は、自分のEXデッキの裏側のカードの数×100アップする。
自分フィールドのモンスター1体をデッキボトムへ戻し、手札から特殊召喚できるモンスター
特殊召喚時にモンスター1体を裏側守備表示に変更できる効果を持っており、「ネムレリア」モンスターの中でも癖が少なく使いやすい。
変わった使い方をするならば《ナーガ》をデッキへ戻してレベル3以下モンスター1体をリクルートする使い方もできます。
《苦渋の黙殺》で《究極時械神セフィロン》や《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》、《マアト》などをサーチするのも面白そうです。
15.《究極時械神セフィロン》
星10/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にモンスターが10体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、レベル8以上の天使族モンスター1体を自分の手札・墓地から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃力は4000になる。
墓地にモンスターが10体以上存在する場合に手札から特殊召喚できるモンスター
モンスターの数以外は指定されておらず、大量展開や墓地肥やしが得意なら序盤からでも出しやすいのが特徴。
レベル8以上の天使族をATK4000で特殊召喚できるのも強力で、1ショットキルラインまで一気に到達します。
サーチ手段が乏しいのは欠点ですが、爆発力は十分なカードといえるでしょう。
16.《恐巄竜華-㟴巴》
星10/地属性/恐竜族/攻3000/守1200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札からデッキに戻して発動できる。
デッキから「登竜華恐巄門」1枚を手札に加える。
(2):2枚以上のカードが破壊されたターンの自分・相手メインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(3):自分フィールドの表側表示の「登竜華恐巄門」1枚をデッキの一番下に戻し、フィールドの種族の種類の数までフィールドの他のカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
お互いのメインフェイズ時に2枚以上のカードが破壊されたターン、手札から特殊召喚できる(フリーチェーン)モンスター
同時に二枚破壊される必要はなく、Pゾーンの破壊や魔法・罠の破壊にも対応と幅広い。
手札やデッキからの破壊もトリガーとなるため、一部の恐竜族サポートともシナジーがあります。
効果①③も使用するならデッキから特殊召喚できる《究極進化薬》も採用するのがおすすめです。
17.《竜葬主-ヴィブリアル》
星10/闇属性/幻想魔族/攻3000/守 0
(1):モンスターがメインフェイズに相手フィールドから墓地へ送られた場合、このカードがどこに存在するかによって以下の効果を発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●手札:このカードを特殊召喚する。
●フィールド:相手フィールドの効果モンスター1体の攻撃力を1500ダウンする。
この効果で攻撃力が0となった場合、さらにそのモンスターを破壊できる。
(2):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
メインフェイズ中にモンスターが相手フィールドから墓地へ送られた場合、手札から特殊召喚できるモンスター
自分のターンであれば除去、相手ターンなら相手のシンクロ・リンク召喚等がトリガーとなります。
《悪夢再び》や《廻る罪宝》などカテゴリに属さないながらもアクセス手段は豊富で使いやすい。
手札誘発のように使うことができ、特殊召喚した後も相手の低ステータスモンスターの展開を妨害できます。
墓地から特殊召喚
18.《溟界神-オグドアビス》
星10/光属性/爬虫類族/ATK3100/DEF2200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのモンスター3体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ発動できる。
墓地から特殊召喚された表側表示モンスター以外の、自分・相手フィールドのモンスターを全て墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
自分フィールドのモンスター3体をリリースすることで自己蘇生できるモンスター
墓地から特殊召喚されたモンスター以外を全て墓地へ送る効果を持っています。
普通にリリースコストを払おうとするとディスアドが激しいので、トークンの利用はほぼ必須。
《リンク・ディサイプル》&《リンク・ディヴォーティー》のコンボや《幻獣機アウローラドン》など一工夫は必要です。
「絵札の三銃士」も3体並べやすく、デメリットを回避しつつの制圧札にもできますね。
単体での制圧力も高いので《リビングデッドの呼び声》などで蘇生させるのもいいでしょう。
19.《無窮機竜カルノール》
星10/光属性/機械族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
相手がこのデュエル中に手札か墓地のモンスターの効果を発動していた場合に手札・墓地から特殊召喚できる。
自分は「無窮機竜カルノール」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した場合に発動できる。
このカードの攻撃力は1000アップする。
(2):このカードが手札・デッキ以外から墓地へ送られた場合に発動する。
このカードをデッキに戻す。
条件を1度満たすとノーコストで手札・墓地から特殊召喚できるモンスター
単独でのステータスが《黄金卿エルドリッチ》並みに高く、サブアタッカーとしても使いやすい。
効果②によって強制的にデッキに戻りやすいため、基本的にはデッキ→墓地へ送って使用します。
ちなみにチェーンブロックを作らない特殊召喚のため、《発禁令》によって効果②を封じると無限にノーコストで蘇生できるようになります。
これを目的に《発禁令》を採用するのもあり。
20.《海瀧竜華-淵巴》
星10/水属性/海竜族/攻3000/守2000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「登竜華海瀧門」1枚を手札に加える。
(2):「海瀧竜華-淵巴」以外のモンスターが手札・デッキから2体以上墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
(3):自分フィールドの表側表示の「登竜華海瀧門」1枚をデッキの一番下に戻して発動できる。
相手の手札を全て除外し、その枚数分だけ相手はドローする。
手札・デッキから2体以上のモンスターが墓地へ送られたターンに墓地から特殊召喚できるモンスター
相手の手札やデッキから墓地へ送られてもよく、条件を満たすのは想像以上に容易い。
蘇生デメリットもなく、墓地肥やしが得意なデッキであれば繰り返し蘇生できます。
《瀑征竜-タイダル》や《水霊媒師エリア》のように自身+手札コストを要求するカードと組み合わせるのもいいですね。
除外状態から特殊召喚
21.《幻朧竜華-霸巴》
星10/風属性/幻竜族/攻3000/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から除外して発動できる。
デッキから「登竜華幻朧門」1枚を手札に加える。
(2):このカードが除外状態で、モンスターが表側で除外された場合、「幻朧竜華-霸巴」以外の除外状態のモンスターが2体以上存在していれば発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(3):自分フィールドの表側表示の「登竜華幻朧門」1枚をデッキの一番下に戻して発動できる。
「幻朧竜華-霸巴」以外の自分のデッキ・墓地・除外状態の「竜華」カード1枚を手札に加える。
モンスターが表側で除外された場合、自身以外の除外状態のモンスターが2体存在していれば、除外状態から特殊召喚できるモンスター
条件に下準備が必要であるものの、効果③のサーチ効果と《登竜華幻朧門》が使いやすくなっており、除外系のデッキに採用しやすい。
幻竜族のサポートカードはまだ乏しいため、「竜華」カードでサーチして使うのがベターです。
《嵐征竜-テンペスト》や《ヘルカイトプテラ》あたりと組み合わせるとうまくサイクルが作れそうです。
EXデッキから特殊召喚
22.《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》
星10/闇属性/機械族/ATK 0/DEF 0
「サイバー・ドラゴン」モンスター+EXモンスターゾーンのモンスター1体以上
自分・相手フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ、EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
このカードは融合素材にできない。
①:このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの数×1200になる。
「サイバー・ドラゴン」と名の付いたモンスターとEXモンスターゾーンのモンスターで特殊召喚できるモンスター
基本的に攻撃力2400のモンスターになります。
相手モンスターを墓地へ送ってして特殊召喚できるため、レベル10のモンスターの中ではかなり扱いやすいモンスターです。除去としても機能します。
サーチしやすい《トゥーン・サイバー・ドラゴン》を使うのもいいですね!
23.《ヴァリアンツG-グランデューク》
星10/炎属性/機械族/攻2500/守2500
【Pスケール:青10/赤10】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードを正面の自分のメインモンスターゾーンに特殊召喚する。
●自分のメインモンスターゾーンのモンスター1体を選び、その位置をその隣のモンスターゾーンに移動する。
【モンスター効果】
「ヴァリアンツ」モンスター×2
EXデッキの裏側表示のこのカードは、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●融合モンスターを除く、EXモンスターゾーンと同じ縦列の自分のレベル5以上の「ヴァリアンツ」モンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、相手の魔法&罠ゾーンのモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻し、その攻撃力分のダメージを相手に与える。
その後、与えたダメージの半分だけこのカードの攻撃力をアップする。
EXモンスターゾーンと同じ縦列のレベル5以上の「ヴァリアンツ」モンスター1体をリリースしてEXデッキから特殊召喚できるモンスター
「ヴァリアンツ」の展開デメリットの関係上、結構条件が限られているように見えますが、実は単体でも出張させることができます。
レベル5以上のモンスターに《融合識別》を打てば、様々なデッキから簡単に出せます。
《融合識別》の単体パワーが低いことが気がかりですが、覚えておくとどこかで役立つかも?
24.《融合強兵》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターにカード名が記された融合素材モンスター1体を自分のEXデッキ・墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、攻撃できず、効果は無効化される。
EXデッキの融合モンスターに記された融合素材モンスター1体をEXデッキ・墓地から特殊召喚できるカード
EXデッキは2枠使いますが、《簡易融合》のような感覚でレベル10を用意できる優れた1枚です。
レベル10では《サイバー・エンド・ドラゴン》と《覇勝星イダテン》の2体が対応しています。
特に《サイバー・エンド・ドラゴン》は《Sinサイバー・エンド・ドラゴン》と共有できるため、3積みしても無駄なく使えます。
レベル10モンスターは機械族に使いやすいモンスターが多く、《マシンナーズ・ルインフォース》を採用すれば持久力も獲得できるのでぜひ覚えておいてください!
魔法・罠
25.《メタル・リフレクト・スライム》
①:このカードは発動後、効果モンスター(水族・水・星10・攻0/守3000)となり、モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
②:このカードの効果で特殊召喚されたこのカードは攻撃できない。
発動後、効果モンスターになり守備表示で特殊召喚するモンスター
罠カードとしても扱われます。
罠カードなので除去や即効性などの面から不安定ですが、レベル10は安定して運用できる特殊召喚モンスターがあまりいないので採用を検討できます。
守備力3000なので壁役にもすることができますが、モンスターと魔法・罠の両方の除去を受けるので、場もちはあまりよくないと思って良いでしょう。
特殊召喚したら素直にエクシーズ素材にするか《神・スライム》のコストにすることをおすすめします。
リリースなしで召喚
-.《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》
星10/地属性/機械族/ATK3000/DEF3000
このカードはデッキから特殊召喚できない。
また、このカードはリリースなしで召喚できる。
この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は0になる。
リリースなしで召喚した場合、攻撃力が0になるモンスター
デッキからの特殊召喚ができませんが、デメリットは《機械複製術》が使えないことぐらいでしょう。
《禁じられた聖杯》などで効果を無効にすると、攻撃力が元の3000に戻るためアタッカーにもできます。
《無頼特急バトレイン》や《転回操車》など手札に加える方法は多いので使いやすいカードです。
-.「時械神」
星10/炎属性/天使族/ATK 0/DEF 0
このカードはデッキから特殊召喚できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードは戦闘・効果では破壊されず、攻撃表示のこのカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
③:このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。
このカード以外のフィールドのモンスターを全て持ち主の手札に戻し、戻した数×300ダメージを相手に与える。
④:自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードを持ち主のデッキに戻す。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合にリリースなしで召喚できるテーマ
また、戦闘・破壊に対する耐性も持っており、戦闘ダメージも0にするため壁にもなります。
闇属性以外の「時械神」がいるためデッキにあったモンスターを選ぶことができます。
《時械巫女》で手札に加えやすく、切り返しに長けたモンスター群なので劣勢時にも役立ちます。
エクシーズ素材以外にも十分に活躍してくれるでしょう。
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