壊して作り直す…その魅力にやがて憑りつかれていく
/所要時間5分
【スクラップ】って?
DUELIST REVOLUTION(7期)で登場した破壊と再生をコンセプトとするテーマ【スクラップ】
一見機械族に見えるカードもほとんどが他種族という珍しい見た目をしています。
古いカードが多いものの、今でも使いやすいカードも多く《スクラップ・ワイバーン》の登場によって見直されることとなりました。
属性:地属性
種族:いろいろ
召喚法:シンクロ召喚
特徴:「スクラップ」の効果で破壊されると回収効果あり
主要な「スクラップ」モンスター
《スクラップ・ゴーレム》
星5/地属性/岩石族/ATK2300/DEF1400
1ターンに1度、自分の墓地に存在するレベル4以下の「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択し、自分または相手フィールド上に特殊召喚する事ができる。
墓地のレベル4以下の「スクラップ」1体を蘇生できるモンスター
上級モンスターながら【スクラップ】のエンジンとなり、展開力の一翼を担います。
リンク2《スクラップ・ワイバーン》や《スクラップ・ファクトリー》によってデッキから特殊召喚できるため、重要ですが2枚でも大丈夫です。
まずは安定してこのカードを起点にできるようなデッキ構築を心がけたいですね。
なお、古いカードなので同名カードに対するターン制限がありません。蘇生等で何度も効果を使えるので意識して展開してみてください。
《スクラップ・ビースト》
星4/地属性/獣族/ATK1600/DEF1300
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ビースト」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
「スクラップ」のレベル4チューナー
自壊効果は狙うのが難しいのでほとんどおまけ
【スクラップ】のシンクロ召喚・エクシーズ召喚・リンク召喚の素材として最適なモンスターであり、効果も癖がなく扱いやすい。
シンクロ召喚やエクシーズ召喚を主体にする場合は、まずこのモンスターを墓地に送ることを考えましょう。
《スクラップ・オルトロス》
星4/地属性/獣族/ATK1700/DEF1100
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「スクラップ」モンスターが存在する場合に特殊召喚できる。
①:この方法で特殊召喚に成功した場合、自分フィールドの「スクラップ」モンスター1体を対象として発動する。
その自分の「スクラップ」モンスターを破壊する。
②:このカードが「スクラップ」カードの効果で破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・オルトロス」以外の自分の墓地の「スクラップ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
「スクラップ」モンスターが表側表示で存在する場合、手札から特殊召喚できる。その後「スクラップ」1体を破壊するモンスター
通常召喚できないものの、よほど手札が少なくない限り展開はできます。
自身で効果が完結しており、自身を破壊することでそのまま任意の墓地の「スクラップ」モンスター1体を回収可能。
もちろん他の「スクラップ」の起爆剤としても使えるため《スクラップ・エリア》からサーチできる起爆剤として1枚は採用しておくと便利です。
《スクラップ・キマイラ》
星4/地属性/獣族/ATK1700/DEF 500
このカードをS素材とする場合、「スクラップ」モンスターのS召喚にしか使用できず、他のS素材モンスターは全て「スクラップ」モンスターでなければならない。
①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「スクラップ」チューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
召喚時、墓地の「スクラップ」チューナー1体を蘇生できるモンスター
自身を素材とするシンクロ召喚先に制限があるものの、エクシーズ召喚やリンク召喚は行えるためバリエーションは豊富。
「スクラップ」共通の回収効果によってこのカードに召喚権を使いやすい。その気になれば毎ターン蘇生効果を使っていけます。
しかし、召喚時を潰されると少し面倒なので他の展開手段も確保できると理想的。
《スクラップ・ゴブリン》
星3/地属性/獣戦士族/ATK 0/DEF 500
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ゴブリン」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
また、このカードは戦闘では破壊されない。
戦闘破壊されないモンスター(チューナー)
表側守備表示で攻撃された場合、バトルフェイズ終了時に破壊されるものの、「スクラップ」特有の効果でリカバリーできるためブロッカーとしての性能も比較的高い。
主に「スクラップ」シンクロモンスターが破壊された場合の保険となります。
《スクラップ・ゴーレム》の蘇生効果で3+5でレベル8シンクロを出せる点も【スクラップ】の王道展開であり、覚えておいて損はありません。
《水晶機巧-ハリファイバー》から特殊召喚できる「スクラップ」チューナーの中では使いやすいため、リンク素材の中継としても活躍できます。
《スクラップ・リサイクラー》
星3/地属性/機械族/ATK 900/DEF1200
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから機械族モンスター1体を選択して墓地へ送る事ができる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する機械族・地属性・レベル4モンスター2体をデッキに戻す事で、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
【スクラップ】というテーマができる前に生まれたモンスター
そのため他の「スクラップ」とはほぼ関係ありません
召喚・特殊召喚時にデッキから機械族1体を墓地に送ることができます。
《スクラップ・ワイバーン》の登場により、《幻獣機オライオン》などを墓地に送ることで起点として使えるようになりました。
最もリンク召喚に適している「スクラップ」なので、色々と考えてみると面白いです。
《スクラップ・サーチャー》
星1/地属性/鳥獣族/ATK 100/DEF 300
このカードが墓地に存在し、自分フィールド上に存在する「スクラップ・サーチャー」以外の「スクラップ」と名のついたモンスターが破壊され墓地へ送られた時、このカードを墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、「スクラップ」と名のついたモンスター以外の自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
フィールドの同名以外の「スクラップ」モンスターが破壊された時、墓地から特殊召喚できるモンスター
特殊召喚成功後、「スクラップ」以外の自分フィールドのモンスター全てを破壊する(強制効果)効果も持っています。
蘇生効果は[時の任意効果]です。タイミングを逃すことがあるため一概には言えませんが、除外されるデメリットが記載されていないので繰り返し壁としてLPを守ってくれます。
複数墓地に落ちていれば全部蘇生可能。
【スクラップ】の動きとは離れていますが、《スクラップ・ゴーレム》で相手フィールドに送りつけることで疑似《サンダー・ボルト》として使える魅力もあります。
うまく使いこなせればおしゃれなカードと言えますね。
それ以外の「スクラップ」モンスター
・やや評価が難しいので効果だけ記載しておきます。【スクラップ】に慣れてきたら使ってみるといいでしょう。
《スクラップ・ブレイカー》
星6/地属性/機械族/ATK2100/DEF 700
相手フィールド上にモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊する。
《スクラップ・ソルジャー》チューナー
星5/地属性/戦士族/ATK2100/DEF 700
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ソルジャー」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、「スクラップ」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
《スクラップ・コング》
星4/地属性/獣族/ATK2000/DEF1000
このカードが召喚に成功した時、このカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・コング」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
《スクラップ・シャーク》
星4/地属性/魚族/ATK2100/DEF 0
効果モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、自分のデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。
《スクラップ・ハンター》
星3/地属性/機械族/ATK1600/DEF 400
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊し、自分のデッキからチューナー1体を墓地へ送る事ができる。
《スクラップ・ワーム》チューナー
星2/地属性/昆虫族/ATK 500/DEF 100
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に破壊される。このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ワーム」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
《スクラップ・マインドリーダー》チューナー
星1/地属性/機械族/ATK 0/DEF 0
このカードが墓地に存在する場合、自分のメインフェイズ2に1度だけ発動する事ができる。
「スクラップ・マインドリーダー」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊し、このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
このカードをシンクロ素材とする場合、他のシンクロ素材モンスターは全て「スクラップ」と名のついたモンスターでなければならない。
EXデッキのモンスター
・相手によって破壊され墓地に送られた時、シンクロ以外の「スクラップ」1体を蘇生できる効果も備えています。
《スクラップ・ワイバーン》
地属性/ドラゴン族/ATK1700/LINK2
【リンクマーカー:左/下】
「スクラップ」モンスターを含むモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の「スクラップ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、自分フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、フィールドの表側表示の「スクラップ」モンスターが効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「スクラップ」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
墓地の「スクラップ」モンスターを蘇生し、その後自分フィールドのカード1枚を破壊する(強制効果)モンスター
このモンスターのリンク素材として1体は墓地に「スクラップ」がいるはずなので、蘇生は容易。
蘇生した「スクラップ」をそのまま破壊することで回収効果に繋げつつ、フィールドの表側表示の「スクラップ」モンスターが効果破壊された場合、デッキから「スクラップ」1体を特殊召喚して、フィールドのカード1枚を破壊する(強制効果)効果に繋げられるため素直に強い。
【スクラップ】は破壊するカードと破壊されるカードの比率が難しいのが課題でしたが、このカードは単体で両方の側面を併せ持つため既存の「スクラップ」モンスターは大きく使い勝手が向上しました。
ぜひ使ってみてください。
《スクラップ・デス・デーモン》
星7/地属性/悪魔族/ATK2700/DEF1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
レベル7シンクロ最高の攻撃力の持ち主です。
【スクラップ】としてこのモンスターを有効活用する場面はごく少ないため参考程度に。
《ダーク・コーリング》で《スクラップ・ゴーレム》と融合することで攻撃力5000の《E・HERO ダーク・ガイア》が出せるのは意外と知らない人が多そうです。
《スクラップ・ドラゴン》
星8/地属性/ドラゴン族/ATK2800/DEF2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、Sモンスター以外の自分の墓地の「スクラップ」モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを特殊召喚する。
フィールドのお互いのカード1枚ずつを破壊できるモンスター
「スクラップ」の回収効果を狙える上に、フィールドに残った無駄なカードを除去に変換できるのが強み。ただ、登場当時に比べれば少し色褪せてしまった感は否めません。
たとえ色褪せても長年シンクロ召喚の最前線で戦い続けた実力は本物。【スクラップ】で本領発揮といきましょう!
戦線維持に長けているため、基本的なアタッカーはこのモンスターに任せると堅実な戦い方ができます。
《スクラップ・ツイン・ドラゴン》
星9/地属性/ドラゴン族/ATK3000/DEF2200
「スクラップ」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するカード1枚と相手フィールド上に存在するカード2枚を選択して発動する事ができる。
選択した自分のカードを破壊し、選択した相手のカードを手札に戻す。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
自分のカード1枚を破壊し相手のカード2枚をバウンスできるモンスター
EXデッキから出てくるモンスターに対して強く、【スクラップ】随一の打点も魅力の1枚。
現在の【スクラップ】の主力と言えばこのモンスターで間違いないでしょう。
《スクラップ・ゴーレム》+《スクラップ・ビースト》で手軽にシンクロ召喚できるため必要な場面で呼び出しやすいのも利点。
《アトミック・スクラップ・ドラゴン》
星10/地属性/ドラゴン族/ATK3200/DEF2400
「スクラップ」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するカード1枚と、
相手の墓地に存在するカードを3枚まで選択して発動する事ができる。
選択した自分のカードを破壊し、選択した相手のカードをデッキに戻す。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
自分フィールドのカード1枚を破壊し、相手の墓地のカード1枚をデッキへ戻すモンスター
明確にアドバンテージに繋がらないことから採用率はかなり低い。こちらも参考程度に…
魔法・罠
《スクラップ・エリア》
自分のデッキから「スクラップ」と名のついたチューナー1体を手札に加える。
単純明快なサーチカード
「スクラップ」チューナーには特殊召喚効果を持つモンスターは《スクラップ・オルトロス》しか存在しないため、単純に3積みできるかといえばそうではありません。
どちらかと言えば、シンクロ・リンク素材として墓地に送りたいチューナーをサーチできるカードと言えますね。
《スクラップ・スコール》
自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
自分のデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送り、カードを1枚ドローする。
その後、選択したモンスターを破壊する。
デッキから「スクラップ」1体を墓地に送り、1ドローする。その後、フィールドの「スクラップ」1体を破壊するカード
回収効果をもつ「スクラップ」を破壊すれば、このカードで墓地に送った「スクラップ」も回収可能。長らく《スクラップ・キマイラ》を確保するための定番の動きとして活躍してきたカードです。
今でも「スクラップ」の起爆剤としての性能は申し分ないので、展開途中の「スクラップ」を破壊してアドバンテージを増やしていきたい。
なお、発動に成功してしまえば必ずしも「スクラップ」を破壊する必要はない(フィールドに1体でも破壊できる「スクラップ」がいる場合は除く)ので、リリースのコストにするなり、チェーンして2枚発動するなど色々応用もできます。
《スクラップ・ファクトリー》
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの「スクラップ」モンスターの攻撃力・守備力は200アップする。
②:フィールドの「スクラップ」モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
自分はデッキから「スクラップ」モンスター1体を特殊召喚する。
「スクラップ」が効果で破壊された時、デッキから「スクラップ」1体を特殊召喚できるカード
[時の任意効果]なので[タイミングを逃す]には注意!
相手から破壊されることでも効果が発動されるものの、【スクラップ】ならば積極的に自分から破壊してアドバンテージを稼ぎたいところ。
《スクラップ・オルトロス》《スクラップ・ワイバーン》など自壊効果をもった「スクラップ」は多いため、そこまで手札事故は考えずに使っていくことができます。
ただし《サイクロン》などの魔法・罠除去をチェーンされると非常に辛いので、その点だけは注意しておきたい。
戦術
【スクラップ】は《スクラップ・ワイバーン》&《スクラップ・ゴーレム》を起点に、状況に合わせて適切なEXデッキのモンスターで戦っていけるのが強み。
一定の流れがあるわけではなく、明確なフィニッシャーも存在しません。
「スクラップ」シンクロ以外にはリンク3《混沌の戦士 カオスソルジャー》、レベル9シンクロ《氷結界の龍 トリシューラ》、ランク4などを揃えておけばOK。
EXデッキの枠が厳しいので戦って考えていきましょう。
展開例
必要な手札
・《スクラップ・リサイクラー》
最終盤面
・《ライトロード・ドミニオン キュリオス》
・《超電磁タートル》(墓地)
・任意のカード1枚(墓地)
①《スクラップ・リサイクラー》を召喚。デッキから《幻獣機オライオン》を墓地に送りトークンを生成。2体で《スクラップ・ワイバーン》をリンク召喚。
②《スクラップ・ワイバーン》の効果で《リサイクラー》を蘇生し、そのまま破壊。
《ワイバーン》の効果が発動し、デッキから《スクラップ・ゴーレム》を特殊召喚。その後、相手のカードを1枚破壊する。
③《ゴーレム》の効果で《リサイクラー》を蘇生。《リサイクラー》の効果で《超電磁タートル》を墓地に送る。
④《ゴーレム》《リサイクラー》《ワイバーン》の3体で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚。
デッキから任意のカード1枚を墓地に送り、デッキトップ3枚を墓地に送る。
手札1枚で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》を立てつつ《超電磁タートル》を用意して、まだ墓地肥やしに余裕があるのは中々できることではありません。
必要なパーツが少ないのでマルチな活躍ができそうです。
相性の良いカード
《補給部隊》
①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合1ドローする(強制効果)カード
自ら積極的にモンスターを破壊する【スクラップ】の動きと合わせれば驚異的なドローブーストが可能。
さすがに1ターンに1度しかドローはできませんが、相手のターン中も効果を発揮するため維持すればするほどアドバンテージに余裕が出てきます。
【スクラップ】は全力で展開していくテーマというより、相手の様子を見てその度に盤面を返していくというスタイルを取った方が戦いやすいため、すんなりと採用できます。
《盗人の煙玉》
モンスターに装備されているこのカードがカードの効果によって破壊された時、相手の手札を確認して1枚捨てる。
装備されているこのカードが効果で破壊された時、相手の手札を確認して1枚捨てさせるカード
遊戯王OCGではほとんど見られないピーピングハンデスができる優れたカード。しかしコンボ向けのカードなのでやや扱いが難しい。
《スクラップ・ドラゴン》を始めとした効果で破壊しやすいためアクセントとして採用すると相手の思惑を崩せます。
まとめ
久しぶりに【スクラップ】の確認をしてみましたが、《スクラップ・ワイバーン》のおかげで随分と展開のバリエーションが増えましたね。
破壊と再生のコンセプトが見事にマッチしていて美しさすら感じます。
堅実な動きから予想もつかない動きまで使用者によって見え方が変わる【スクラップ】
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