小さい鳥と侮るなかれ。
眼にもとまらぬ速さでライフを削るスピードを見よ!
/所要時間5分
【LL】テーマデッキ紹介
9期最後の魔窟ブースター:マキシマムクライシスで登場した高速1ショットキルテーマ【LL】
ARC-Vでルリが使ったカード群であり、出番とカード総数が少ないながらも高い地力を備えたテーマです。
[デュエリストパック疾風の決闘者編]で大幅な強化をもらい、さらなる速さを身に着けました。
●これから【LL】を組んでみたい!
●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!
●デッキ構築に悩んでいる…
という方は続きをどうぞ!
属性:風属性
種族:鳥獣族
召喚法:エクシーズ召喚
レベル:1
特徴:X素材をため込み高速1ショットキル
「LL」モンスター
《LL-コバルト・スパロー》
星1/風属性/鳥獣族/ATK 0/DEF 100
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから鳥獣族・レベル1モンスター1体を手札に加える。
②:フィールドのこのカードを素材としてX召喚した風属性モンスターは以下の効果を得る。
●このカードは相手の効果の対象にならない。
特殊召喚時、デッキからレベル1鳥獣族1体をサーチできるモンスター
自身に特殊召喚効果はありませんが、【LL】は手札・墓地からの特殊召喚方法が豊富なため、発動しやすい。
メインデッキ「LL」はそれぞれアドバンテージを稼ぐ効果を備えているので、手札・墓地にないモンスターを優先して集めていきましょう。
それ以外では《D.D.クロウ》や《スロワースワロー》などがおすすめです。
また、フィールドから風属性モンスターのX素材となった場合は[相手の効果の対象にならない]を付与します。
「LL」エクシーズモンスターは攻撃的なデザインのものばかりなので、どちらかといえば攻撃するまでに妨害を受けにくくなる耐性と考えてください。
《LL-セレスト・ワグテイル》
星1/風属性/鳥獣族/ATK 200/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「LL」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの「LL」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
特殊召喚時、デッキから「LL」魔法・罠1枚をサーチできるモンスター
サーチ対象はそこまで多くありませんが、強力な専用サーチカードがあるのでほぼ一択です。
こちらも自身に特殊召喚効果がないので、他の「LL」に手伝ってもらいましょう。
墓地に存在する場合には「LL」エクシーズモンスターのX素材となることができます。
特に条件もないため気軽に使いやすい。
「LL」はX素材の数が重要となるテーマなので1枚といえど大きな意味を持ちます。
1ターン目には墓地へ送りたいので、展開の途中で挟めるように意識してみてください。
《LL-ターコイズ・ワーブラー》
星1/風属性/鳥獣族/ATK 100/DEF 100
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが手札からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「LL」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できるモンスター
手札から特殊召喚した場合、手札・墓地から「LL」モンスター1体を特殊召喚できます。
セルフで特殊召喚できる上に、状況に合わせた特殊召喚先も魅力の1枚。
後攻1ターン目で相手の妨害が多い場合はあえてこのモンスターを手札に残して展開し、フィールドを更地にされた後でケアとして使うというのもあり。
初動にもリカバリーとしても使いやすいというのは大きな評価点です。
風属性全般のサーチとなる《風霊媒師ウィン》を使えば、1ターン目から墓地に「LL」を用意しつつこのカードを用意できますよ。
《LL-サファイア・スワロー》
星1/風属性/鳥獣族/ATK 100/DEF 0
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに鳥獣族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードと鳥獣族・レベル1モンスター1体を手札から特殊召喚する。
②:フィールドのこのカードを素材としてX召喚した風属性モンスターは以下の効果を得る。
●このX召喚に成功した場合、自分の墓地の「LL」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
鳥獣族モンスターが自分フィールドに存在する場合、手札の自身とレベル1鳥獣族1体を特殊召喚できるモンスター
緩い条件で一気に手札からモンスター2体を展開でき、特殊召喚先が《LL-コバルト・スワロー》や《LL-セレスト・ワグテイル》であれば、さらにサーチも可能です。
初動に使う場合は鳥獣族が最低でも1体は必要なので、次に紹介する《LL-ターコイズ・ワーブラー》を使うといいでしょう。
《雛神鳥シムルグ》も自己蘇生効果を備えており中々相性がいいです。
フィールドから風属性モンスターのX素材となった場合は墓地の「LL」モンスター1体をX素材にできます。
この効果は【LL】のエースとなる《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》のX素材を増やすために使っていきます。
後で紹介する《LL-ベリル・カナリー》の蘇生対象はこのカードにしたいので、優先してX素材として墓地へ送ってください。
《LL-ベリル・カナリー》
星1/風属性/鳥獣族/ATK 0/DEF 200
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、自分の墓地の「LL」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードと対象のモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:フィールドのこのカードを素材としてX召喚した風属性モンスターは以下の効果を得る。
●このカードの攻撃力は200アップし、コントロールを変更できない。
手札の自身と墓地の「LL」1体を特殊召喚できるモンスター
デメリット:ターン終了時までエクシーズモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない
手札消費1枚でランク1を並べられるというエコなモンスターです。
この効果も《LL-サファイア・スワロー》同様に効果を無効にしないため、特殊召喚モンスター次第でさらにアドバンテージを増やすことができます。
展開デメリットこそあるものの、《鉄獣戦線ナーベル》や《王神鳥シムルグ》をメイン軸にしない限りはそこまで影響がないので特に問題なし。
最悪《天霆號アーゼウス》に繋げられれば相手ターンはどうとでもなります。
フィールドから風属性モンスターのX素材となった場合、[ATK200アップ&コントロール変更されない]を付与します。
微々たる強化のように思えますが、連続攻撃回数が増えれば200アップも馬鹿にはなりません。
このカードは1ターン内に動く時には最後の方に使うといいです。
手札にこのカードさえあれば墓地リソースだけで動けるので、相手の出方を伺いながら展開していけますよ。
EXデッキの「LL」モンスター
《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》
ランク1/風属性/鳥獣族/ATK 0/DEF 0
レベル1モンスター×2体以上
①:このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×200アップする。
②:このカードは直接攻撃でき、X素材を持ったこのカードは、その数まで1度のバトルフェイズに攻撃できる。
③:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
ターン終了時まで、自分フィールドの「LL」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
【LL】のエースモンスターでありフィニッシャー
直接攻撃可能で、X素材の数だけ[ATK200UP&攻撃回数を増やす]という攻撃的なランク1です。
素材が4体分でもせいぜいATK800×4=3200ダメージじゃないの?
…と思われるかもしれませんが、たとえば《ストイック・チャレンジ》や《ガーディアンの力》などを装備させると10000ダメージほどは軽く叩き出せます。
【LL】はX素材をため込んだこのカードに攻撃力を上乗せして一気に1ショットキルを目指すというのが基本戦術となります。
攻撃で仕留めきれなかった場合も、「LL」モンスター全体へ[戦闘・効果破壊耐性]を付与して戦闘ダメージを0にするので、安全にターンを返せます。
大体の場合は《天霆號アーゼウス》に重ねてエクシーズ召喚されるのであまり使う機会はありませんが…
また、《盗賊の極意》をこのカードに発動すると攻撃回数分ハンデスできるので参考までにどうぞ。
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを1体選択する。
このターン、選択したモンスターが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、
相手はランダムにカードを1枚捨てる。
《LL-リサイト・スターリング》
ランク1/風属性/鳥獣族/ATK 0/DEF 0
レベル1モンスター×2体以上
①:このカードがX召喚に成功した場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は、このカードのX素材の数×300アップする。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから鳥獣族・レベル1モンスター1体を手札に加える。
③:X召喚したこのカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは相手も受ける。
X素材を1つ取り除いて、デッキからレベル1鳥獣族1体をサーチできるモンスター
実は多用する「LL」エクシーズモンスターです。LPデメリットのない《ワンチャン!?》といった感じ。
同名ターン1制限がないので、展開できればそれだけサーチできます。
このカードで展開札となる「LL」を集めて、素材4体以上の《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》を目指します。
①の効果でモンスター強化もできますが、順番的にはこちらが先に展開するので深く考える必要はありません。
また、自身が受ける戦闘ダメージを相手に与えるいわゆる反射ダメージも最後のダメ押しで役立ちます。
効果を使った後は《ユニオン・キャリアー》のリンク素材になって、《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》の強化をすると無駄がなくて強いです。
EXデッキに余裕があれば《FNo.0 未来皇ホープ》セットで制圧に貢献させるのもいいでしょう。
《LL-アンサンブルー・ロビン》
ランク1/風属性/鳥獣族/ATK 0/DEF 0
レベル1モンスター×2体以上
①:このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×500アップする。
②:相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合、このカードのX素材を1つ取り除き、その特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
③:このカードが相手によって墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地の「LL」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
相手がモンスターを特殊召喚した場合、X素材を1つ取り除き、そのモンスターをバウンスできるモンスター
ランク1にしては珍しい制圧効果もち。ただしステータスは貧弱なのでサポートは必須。
こちらも②効果にターン1制限がないため、相手が特殊召喚するたびにバウンスできるのは中々強力。
《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》と共に出せば、通常召喚されたモンスターに殴られるのを阻止できるので先行でやることが少ない【LL】にとっての選択肢となります。
また、相手によって墓地へ送られた場合は自身以外の「LL」1体をサルベージできるので、適当に置いても仕事は果たしてくれます。
《LL-プロム・スラッシュ》
ランク1/風属性/鳥獣族/ATK 0/DEF 0
レベル1モンスター×2体以上
①:このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×500アップする。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
③:このカード以外の自分のモンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードのX素材を任意の数だけ取り除いて発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、取り除いた数×300アップする。
X素材を1つ取り除き、相手フィールドの魔法・罠1枚をデッキバウンスできるモンスター
「LL」の中で数少ない相手フィールドに干渉できる効果であり、不安要素を消せるため使い勝手は見た目以上にいいです。
自身のX素材を使って他モンスターの攻撃力をアップすることもできるので、《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》と共に使えば1ショットキルまで目前となります。
このモンスターの役割としては伏せチェックですね。
安全に《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》を着地させるためにも少ない手札でエクシーズ召喚したいところです。
《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》
星1/風属性/鳥獣族/攻1000/守 0
「LL-アセンブリー・ナイチンゲール」+「LL」モンスター
①:元々のカード名に「LL」を含むXモンスターを素材としてこのカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
そのモンスターが持っていたX素材の数だけ、このカードのレベルを上げる。
②:このカードの攻撃力はこのカードのレベル×500アップし、このカードは他のカードの効果を受けない。
③:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベル×500ダメージを相手に与える。
普通の【LL】には融合要素を盛り込む余裕はないので《簡易融合》から出すモンスターとして使用します。
その場合は、他のカード効果を受けずに500ダメージを与える小ぶりなモンスターになります。
…とはいえ、レベル1鳥獣族を簡単に出せるのは事実。
しかも《簡易融合》は正規融合扱いなので蘇生等も可能です。
500ダメージもわずかに8000ラインに届かない時のことを考えれば十分役立ってくれますね。
「トライブリゲード」混合の場合は《クロシープ》を絡めてさらに展開もできます。
「LL」魔法・罠
《LL-バード・コール》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「LL」モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
その後、そのモンスターとはカード名が異なる「LL」モンスター1体を手札から特殊召喚できる。
正直強すぎて目を疑ったカード。
デッキから「LL」1体をサーチ・墓地送りして、手札からカード名が異なる「LL」1体を特殊召喚できます。
最もサーチしたいのは更なるサーチで次の展開に繋がる《LL-コバルト・スパロー》。
すでに墓地にいるのであれば《LL-ターコイズ・ワーブラー》でもOK。
続いて展開力の高い《LL-サファイア・スワロー》、《LL-ベリル・カナリー》と続きます。
《LL-セレスト・ワグテイル》は相互サーチの関係となっており、お互いにサーチしあって次のターンのリソースと展開を確保しながら動くということもできます。
とにかく強いカードなので、このカードを使えたターンは「LL」モンスターの効果を1ターンで全て使うつもりで使ってみてください。
《LL-バード・サンクチュアリ》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの鳥獣族Xモンスター2体を対象として発動できる。
対象のモンスターの内1体を、もう1体のモンスターの下に重ねてX素材とする(X素材を持っているモンスターを重ねる場合はそのX素材も全て重ねる)。
②:X素材を3つ以上持っているXモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
エクシーズモンスターごと別のエクシーズモンスターのX素材とするカード
《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》の攻撃回数を4回以上にすれば勝利は目前。
X素材を3つ以上持っている場合は1ドローもできます。
ドロー効果を持っている永続魔法なので毎ターン使いたいのですが、【LL】はそもそもロングゲームにならなくても文字通りの瞬殺が得意なテーマなので、1枚あれば十分。
ちなみに先行1ターン目で《リプロドクス》で鳥獣族にした《ゴーストリックの堕天使》の素材を10にしてエクストラウィンするという謎の展開パターンもあるようですね…
《LL-バード・ストライク》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドに「LL」モンスターが存在する場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果はターン終了時まで無効化される。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にするカード
発動条件も緩く、1ショットキルを確実に通す際の保険となります。
問題はこのカードの発動が通っている時点で、そもそもこの効果が必要ないのでは?という点。
実際にはこのカードをデコイにつかって、「LL」への妨害を避ける使い方になります。
《LL-比翼の麗鳥》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「LL」モンスター1体を対象として発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力は対象のモンスターの攻撃力と同じになり、相手フィールドの全てのモンスターのレベル・ランクは1になる。
②:相手モンスターが自分の「LL」モンスターに攻撃宣言した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力と同じになる。
相手フィールドのモンスターの攻撃力を「LL」1体と同じにして、レベル・ランクを1にするカード
強制的な弱体化効果の中でも影響力が大きく、リンク召喚以外の召喚法を多用するデッキにはグサッと刺さります。
ちょっと変則的な《次元障壁》という感じです。
また、相手モンスターが「LL」を攻撃する時、墓地から除外して、攻撃力を同じにすることもできます。
攻撃を躊躇させるには十分なカードではありますが、【LL】の高速大量展開の戦術とかみ合わないのが少し評価を下げます。
展開力をキープして、《増殖するG》や《原始生命態ニビル》のリスクを減らしながら戦うデッキであれば採用機会があると思います。
「LL」と相性のよいカード
《戦乙女の戦車》
星3/風属性/天使族/ATK 500/DEF1000
①:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの天使族モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
②:装備モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
装備モンスターの攻撃力は500アップする。
装備状態になると、装備モンスターが攻撃するたびにATK500UPさせるカードです。
ささやかな強化値ではありますが、《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》との相性は抜群。
《ユニオン・キャリアー》でデッキから装備させることで、装備魔法を採用するスロットを最小限に抑えられます(直接装備する場合は天使族以外でも可能)。
素材3つの場合は2100+2600+3100=7800ダメージとなるので、残り200のダメージで勝てます。
《LL-ベリル・カナリー》を素材に使っていればそのまま勝利できるし、あえて《火の粉》で勝利するというエンタメ勝利を目指すこともできます。
今の【LL】で《ユニオン・キャリアー》+素材3つの《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》を出すのは楽勝なので、簡単なキルプランとして覚えておくといいと思います。
詳しくは展開例で紹介しているのでそちらをどうぞ。
《天霆號アーゼウス》
ランク12/光属性/機械族/ATK3000/DEF3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキ・EXデッキからカードを1枚選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
エクシーズ召喚のお手軽最終兵器。
X素材2つを取り除き、自身以外のフィールドのカードを全て墓地送りにします。
《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》で仕留めきれなかった場合の保険として1枚採用します。
《ナイチンゲール》は素材を使わずに直接攻撃できるため、全体墓地送りを1ターンに2度使うこともできます(《ダウナード・マジシャン》も採用すれば3度目も可能)。
言うまでもないかもしれませんが、このカードの効果を3度も使えば大抵のデッキは沈黙します。
EXデッキ1枚で返しのターンの制圧を任せられるので、持っていない方はぜひ入手して使ってみてください。
戦術
さらに「LL」パーツを集めて、最低3つ以上のX素材をもつ《LL-アセンブリ-・ナイチンゲール》をエクシーズ召喚。
フィールドに残ったモンスターで《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚し、《ナイチンゲール》に装備させて、連続攻撃で勝利する。
【LL】は基本的に後攻1ターンキルを目指すデッキです。
相手の妨害は1度や2度なら難なく貫通しながら動けるので、そこまで心配する必要はありません。
むしろ時間をかけすぎると除去能力の低さがあだとなり、勝つのが難しくなります。
先行をもらった場合は、《LL-リサイト・スターリング》×2で《FNo.0 未来龍皇ホープ》へ。
《LL-アンサンブルー・ロビン》も同時に構えておければターンは返ってきます。
展開例:合計13800ダメージ
- 《ターコイズ・ワーブラー》を自身の効果で特殊召喚。手札の《コバルト・スパロー》を特殊召喚。効果で《サファイア・スワロー》をサーチ。
- 《ターコイズ・ワーブラー》+《コバルト・スパロー》で《リサイト・スターリング》をエクシーズ召喚。効果で《セレスト・ワグテイル》をサーチ。
- 手札の《サファイア・スワロー》の効果で《セレスト・ワグテイル》と自身を特殊召喚。《セレスト・ワグテイル》の効果で《LL-バード・サンクチュアリ》をサーチ。
- 《サファイア・スワロー》+《セレスト・ワグテイル》で2体目の《リサイト・スターリング》をエクシーズ召喚。効果で《ベリル・カナリー》をサーチ。
- 《リサイト・スターリング》2体で《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚。手札の《ベリル・カナリー》の効果で自身と《サファイア・スワロー》を特殊召喚。2体で《アセンブリ-・ナイチンゲール》をエクシーズ召喚。
- 《サファイア・スワロー》の効果と《セレスト・ワグテイル》の効果でX素材を2つ補充。
- 《ユニオン・キャリアー》の効果で《アセンブリ-・ナイチンゲール》に《戦乙女の戦車》を装備(ATK1000UP)。
- 《LL-バード・サンクチュアリ》を発動。1枚ドロー。
- 直接攻撃&4回攻撃の《アセンブリ-・ナイチンゲール》で13800ダメージを与えて勝利
1ターンでメインデッキの「LL」モンスターの効果を全て駆使して展開するとこうなります。
これで勝てなくてもX素材6つの《天霆號アーゼウス》が飛んでくるので、決まればまず勝てるはずです。
書いてて思ったけど《戦乙女の戦車》なくても余裕で8000LP削れるな…なにこれ。
まとめ
【LL】の簡単なテーマ紹介でした。
想像以上に展開力が向上したので、「トライブリゲード」と混合すれば環境クラスのデッキとも渡り合えると思います。
やることがはっきりしているのでデッキ構築も迷わないところもいいですね!
その他相性のよい汎用カードはこちらでまとめています↓
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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