サポートを必要としない個の力
デザイナーズデッキの真逆をゆくモンスター達
※ 1/9 《ジャスティス・ブリンガー》追記
/所要時間7分
汎用性の高い下級モンスターとは?
現在の遊戯王OCGは様々なカードを組み合わせて戦術を組み立てていくカードゲームです。
しかし、他のTCGと違う点は非常に相手からの妨害が多いことが特徴です。
特に魔法・罠と違い予測が難しい手札誘発系カードが横行しています。
手札誘発に関してはこちらから↓
何のサポートも受けずに単独で活躍できる下級モンスターは特別なコンボや展開をする必要がありません。
《灰流うらら》や《増殖するG》などの影響を受けずに戦えるため、単独の力も見直されてきました。
素材に使いやすい特殊召喚モンスターや出張セット等は除き、単独で活躍できるモンスターを集めました。
デッキのアクセントやサイドデッキ、【メタビート】のお供にぜひどうぞ!
- モンスター
- 1.《百万喰らいのグラットン》
- 2.《オルターガイスト・メリュシーク》
- 3.《デビル・フランケン》
- 4.《N・グラン・モール》
- 5.《閃光の追放者》
- 6.《グレイドル・イーグル》
- 7.《エキセントリック・デーモン》
- 8.《お注射天使リリー》
- 9.《クリッター》
- 10.《黒き森のウィッチ》
- 11.《ライオウ》
- 12.《電光-雪花-》
- 13.《インスペクト・ボーダー》
- 14.《妖精伝姫-カグヤ》
- 15.《妖精伝姫-シラユキ》
- 16.《エレキリン》
- 17.《ナイト・ドラゴリッチ》
- 18.《死霊騎士デスカリバー・ナイト》
- 19.《ジャスティス・ブリンガー》
- 20.《霊滅術師 カイクウ》
- 21.《王虎ワンフー》
- 22.《フォッシル・ダイナ・パキケファロ》
- 23.《ファイヤー・ハンド》
- -.《アイス・ハンド》
- 24.《トリオンの蠱惑魔》
- 25.《十二獣ヴァイパー》
- 26.《ヴェルズ・サンダーバード》
- 相性の良いカード
- まとめ
モンスター
1.《百万喰らいのグラットン》
星1/闇属性/悪魔族/ATK ?/DEF ?
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールド・エクストラデッキからカード5枚以上を裏側表示で除外した場合のみ特殊召喚できる。
①:このカードの攻撃力・守備力は、裏側表示で除外されているカードの数×100アップする。
②:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、リリースできず、融合・S・X召喚の素材にもできない。
③:1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを裏側表示で除外する。
フィールド・手札・EXデッキからカードを5枚裏側表示で除外した場合に特殊召喚できるモンスター
リンク素材以外の素材にすることはできません。
戦闘を行うモンスターを裏側表示で除外することができます。
特殊召喚しやすく、対象をとらない裏側除外での除去を行える非常に強力なカードです。
攻撃力の高いモンスターが辛いデッキや露払いが欲しいデッキで活躍します。
2.《オルターガイスト・メリュシーク》
星1/水属性/魔法使い族/ATK 500/DEF 300
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは直接攻撃できる。
②:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「オルターガイスト・メリュシーク」以外の「オルターガイスト」モンスター1体を手札に加える。
戦闘ダメージを与えた時、相手フィールドのカード1枚を墓地に送る直接攻撃できるモンスター
墓地に送る除去ができるため、破壊耐性を持ったモンスターでも難なく除去できます。
③の効果で自身以外の「オルターガイスト」モンスターをサーチすることもできるため、アドバンテージを失いにくい除去カードとして採用できます。
3.《デビル・フランケン》
星2/闇属性/機械族/ATK 700/DEF 500
①:5000LPを払って発動できる。
エクストラデッキから融合モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
LP5000を払うことでEXデッキから融合モンスター1体を特殊召喚できるモンスター
重いライフコストを払う代わりに、強力な融合モンスターを特殊召喚することができます。
攻撃特化の《サイバー・ツイン・ドラゴン》や制圧重視の《ナチュル・エクストリオ》《異星の最終戦士》など多種多様なモンスターを扱えます。
効果を無効化された場合のリスクが大きいのでハイリスクハイリターンのカードですが、十分な見返りが期待できます。
4.《N・グラン・モール》
星3/地属性/岩石族/ATK 900/DEF 300
①:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す。
戦闘を行うモンスターとこのカードを持ち主の手札に戻すモンスター
このモンスターに苦しめられた歴戦の決闘者は数知れず
戦闘を介する必要はあるものの、対象をとらないバウンスができるモンスターとして召喚権を使ってでもフィールドに出す価値があります。
こちらの送りつけた「壊獣」も自分の手札に戻すことができるためメタビート系デッキとの相性も抜群です。
【ペンデュラム召喚】に採用するのもいいですね!
5.《閃光の追放者》
星3/光属性/天使族/ATK1600/DEF 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
フィールドに存在する限り、墓地に送られるカードを除外するモンスター
さながら《マクロコスモス》をモンスター版にしたカードで、墓地利用を妨害することができます。
《マクロコスモス》と違い、魔法・罠除去で処理できないため、少なからず相手の展開を妨害することがこちらの利点です。
6.《グレイドル・イーグル》
星3/水属性/水族/ATK1500/DEF 500
①:自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘またはモンスターの効果で破壊され墓地へ送られた場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
②:このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。
このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される。
戦闘またはモンスター効果で破壊された場合、相手モンスター1体に装備しコントロールを奪うモンスター
セットしておいても、自分から能動的に破壊しても発動できるためコントロール奪取カードとしてはかなり扱いやすいです。
相手の主力モンスターを奪うことができれば理想的。
7.《エキセントリック・デーモン》
星3/光属性/悪魔族/ATK 800/DEF1000
【Pスケール:青7/赤7】
「エキセントリック・デーモン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカード以外のフィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとこのカードを破壊する。
【モンスター効果】
「エキセントリック・デーモン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをリリースし、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
P効果で自身を破壊し、魔法・罠1枚を破壊でき、モンスター効果で自身をリリースし、モンスター1体を破壊できるモンスター
1枚で全ての種類のカードを破壊できる単体除去として採用できます。
【ペンデュラム召喚】ではもちろんのことその他のデッキでも活躍します。
「家臣」系モンスターと同ステータスを有しているためアドバンス召喚とも相性がよいと言えます。
8.《お注射天使リリー》
星3/地属性/魔法使い族/ATK 400/DEF1500
①:このカードが戦闘を行うそのダメージ計算時に1度、2000LPを払って発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ3000アップする。
このカードが戦闘を行うダメージ計算時、LP2000を払うことで攻撃力を3000アップすることができるモンスター
単独で攻撃力3400となれる下級モンスターはほぼ存在せず、耐性をもつ制圧モンスターなども上から戦闘破壊することができます。
払うLPはまずまず多いものの早期決着を心がけるか、素材等に使ってしまえば問題もほとんどありません。
直接攻撃時にも発動できるため終盤の詰めにも活躍できるモンスターと言えます。
9.《クリッター》
星3/闇属性/悪魔族/ATK1000/DEF 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。
フィールドから墓地に送られた場合、攻撃力1500以下のモンスター1体をデッキから手札に加えるモンスター
膨大なサーチ先を誇り、リンク素材等に使うことで即座にサーチ効果を使うことも可能。
サーチしたターンは同名カードを含め発動を封じるデメリットをもつものの、簡易的なサーチとしての役割はまだまだ失われていません。
蘇生系カードで相手ターン中にも発動できるとさらに使い勝手が上がります。また、手札誘発系モンスターもサーチできるのはこのカードにしかない魅力の1つです。
10.《黒き森のウィッチ》
星4/闇属性/魔法使い族/ATK1100/DEF1200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから守備力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。
こちらは《クリッター》同様の効果をもつ守備力1500以下のサーチができるモンスター
あちらと異なり、アタッカークラスのモンスターを加えて戦線維持に貢献させられるというメリットもあります。
《クリッター》同様の発動制限がありますが、召喚条件や永続効果までは無効にしないため《ダーク・アームド・ドラゴン》などの特殊召喚はサーチしたターンに可能です。
こちらも幅広いデッキで活躍させることができるでしょう。
11.《ライオウ》
星4/光属性/雷族/ATK1900/DEF 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。
チェーンブロックを作らないモンスター1体の特殊召喚を、自身を墓地に送り無効して破壊できるモンスター
お互いのサーチも封じます。
サーチを多用するほとんどのデッキに刺さり、特殊召喚も妨害できるため立っているだけで妨害性能の高いカードです。
こちらもサーチを多用するデッキの場合、展開後に召喚して使えばOKです。
攻撃力も高く、特別意識しなくても採用できるカードと言えます。制圧系モンスターと並べると非常に高い拘束力を誇ります。
12.《電光-雪花-》
星4/光属性/雷族/ATK1700/DEF1000
このカードは特殊召喚できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにセットされた魔法・罠カードが存在しない場合、お互いに魔法・罠カードをセットできず、フィールドにセットされた魔法・罠カードは発動できない。
このカードが存在し自分が魔法・罠をセットしていない場合、お互いにセットした魔法・罠を発動できず、魔法・罠のセットを封じるモンスター
セットされた魔法・罠のメタとして強力な1枚で、セットされたカードを無視して展開や攻撃を行うことができます。
こちらは魔法・罠をセットしなければデメリットはほぼないので、1ショットキルを狙うデッキ等にもおすすめです。
13.《インスペクト・ボーダー》
星4/光属性/機械族/ATK2000/DEF2000
自分フィールドにモンスターが存在する場合、このカードは召喚・特殊召喚できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、その間はお互いにそれぞれ1ターンに発動できるモンスターの効果の回数が、フィールドのモンスターの種類(儀式・融合・S・X・P・リンク)の数までになる。
お互いに1ターンの間に発動できるモンスター効果がフィールドに存在するモンスターの種類までになるモンスター
召喚に制限はあるものの難しいものではなく、モンスター効果のメタとして活躍します。
また、単体のステータスも高く単独で戦うことも可能です。
ペンデュラムモンスターやリンクモンスターには注意が必要ですが、ほとんどのモンスター効果を封じつつ自分を有利な展開へ持ち込むことができます。
【メタビート】や召喚ルールによって特殊召喚する【インフェルノイド】などにおすすめのモンスターです。
14.《妖精伝姫-カグヤ》
星4/光属性/魔法使い族/ATK1850/DEF1000
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから攻撃力1850の魔法使い族モンスター1体を手札に加える。
②:1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
相手はそのモンスターの同名カード1枚を自身のデッキ・エクストラデッキから墓地へ送ってこの効果を無効にできる。
墓地へ送らなかった場合、このカードと対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
召喚時、攻撃力1850の魔法使い族1体のサーチと自身と相手モンスターのバウンスができるモンスター
自身もサーチ可能な使いやすいモンスターであり、条件付きであるものの、相手ターンにも使えるバウンス効果を有しています。
EXデッキのモンスターは同名カードを用意することは少なく、ほぼ確実にバウンスすることができます。
こちらからの「壊獣」の送りつけとも相性抜群であり、下級モンスターとしては安定感のあるかなりのパワーカードと言えます。
15.《妖精伝姫-シラユキ》
星4/光属性/魔法使い族/ATK1850/DEF1000
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード7枚を除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
召喚・特殊召喚時、相手モンスター1体を裏側守備表示にできるモンスター
手札・フィールド・墓地のカード7枚を除外して、墓地から特殊召喚できるため、使いまわしができます。
発動制限がないため、除外コストさえ用意できれば1ターンのうちに何度でもフィールドに戻ってきます。
大量に墓地肥やしするデッキや除外関連のデッキにおすすめの1枚です。
前述した《妖精伝姫-カグヤ》のサーチにも対応しています。
16.《エレキリン》
星4/光属性/雷族/ATK1200/DEF 100
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手はこのターンのエンドフェイズ時まで魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事ができない。
直接攻撃でダメージを与えた時、ターン終了時まで相手のカード効果の発動を封じるモンスター
直接攻撃可能な上、中々攻撃力も高くフィニッシャーにもなれます。
このカードの真価は直接攻撃を通した後、メインフェイズ2で自分が好きなことをできることにあります。手札誘発にも妨害されないため安心。
制圧を狙うデッキや効果ダメージでの1ショットキルを狙うデッキにおすすめです。
17.《ナイト・ドラゴリッチ》
星4/闇属性/幻竜族/ATK1700/DEF 0
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、幻竜族以外のデッキ・エクストラデッキから特殊召喚されている攻撃表示モンスターは守備表示になる。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、幻竜族以外のデッキ・エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターの守備力は、その元々の守備力分ダウンする。
デッキまたはEXデッキから特殊召喚された幻竜族以外のモンスターを守備表示にし、守備力を0にするモンスター
リンクモンスター以外のEXデッキ・デッキから特殊召喚されるモンスターに対して強く出ることができ、主に牙城を崩すために使います。
モンスター効果までは無効にできないものの、盤面を突破する力がかなり高いカードと言えます。
18.《死霊騎士デスカリバー・ナイト》
星4/闇属性/悪魔族/ATK1900/DEF1800
このカードは特殊召喚できない。
①:モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースして発動する。
その発動を無効にし破壊する。
モンスター効果が発動した時、自身をリリースしその効果を無効にし破壊する(強制効果)モンスター
単独でアタッカーとして使うには不安定な要素が強いため、やることが終わったメインフェイズ2に召喚して簡易的な妨害札として使うと便利です。
19.《ジャスティス・ブリンガー》
星4/地属性/戦士族/ATK1700/DEF1000
相手フィールド上に存在する特殊召喚したモンスターの効果が発動した時に発動する事ができる。その発動を無効にする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
相手フィールドの特殊召喚されているモンスターの効果が発動した時、その発動を無効にできるモンスター
古いカードですが相手ターン中にもちゃんと使えます。
特殊召喚に成功した場合の効果だけでなく、起動効果や誘発即時効果も無効にできます。
ここで紹介しているカードの中ではマイナーではありますが、ノーコストで相手のモンスター効果を無効にできる下級モンスターは本当に貴重です。
【メタビート】の思わぬ伏兵として活躍できます。
補足
・ダメージステップでも発動できる
・対象に取る効果ではない
・同名モンスターを並べてもそれぞれ効果を使える
・《ダイナレスラー・パンクラトプス》などリリースして発動し、効果処理時にフィールドに存在しないカード効果も無効にできる
20.《霊滅術師 カイクウ》
星4/闇属性/魔法使い族/ATK1800/DEF 700
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手の墓地のモンスターを2体まで選択してゲームから除外できる。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手はお互いの墓地のカードをゲームから除外できない。
相手はお互いの墓地のカードを除外できなくなるモンスター
戦闘ダメージを与えると相手の墓地のモンスター2体を除外することもできます。
墓地のカードを除外する戦術はモンスターのみならず、魔法・罠にも広がっているため影響力が大きいカードです。
反面、刺さらない相手にはあまり意味がないのでその場合は単純な下級アタッカーとして使うことになります。
21.《王虎ワンフー》
星4/地属性/獣族/ATK1700/DEF1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、攻撃力1400以下のモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、その攻撃力1400以下のモンスターを破壊する。
攻撃力1400以下のモンスターが召喚・特殊召喚された場合、そのモンスターを破壊するモンスター
低ステータスのリンク召喚や小型モンスターの展開を阻止できるため、中々の影響力をもつカード
《トロイメア・マーメイド》と組み合わせれば攻撃力2400以下まで破壊しつくせます。
22.《フォッシル・ダイナ・パキケファロ》
星4/地属性/岩石族/ATK1200/DEF1300
①:このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚できない。
このカードが存在する限り、お互いの特殊召喚を封じるモンスター
展開後の制圧にも、このモンスターを強化してそのままアタッカーにすることにもできるモンスターです。
リバース時の効果も中々侮れないので、【リバース】系デッキでも活躍できます。
23.《ファイヤー・ハンド》
星4/炎属性/炎族/ATK1600/DEF1000
①:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
その後、デッキから「アイス・ハンド」1体を特殊召喚できる。
相手によって破壊された場合、相手モンスター1体を破壊しデッキから《アイス・ハンド》1体を特殊召喚できるモンスター
自爆特攻でも効果を発動することができ、発動制限もないため破壊対象さえあれば最大6枚のカードを単独で破壊することができます。
数少ない炎属性・水属性の汎用モンスターなので墓地に属性を揃えたいデッキなどでも使いやすいモンスター達です。
-.《アイス・ハンド》
星4/水属性/水族/ATK1400/DEF1600
①:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
その相手の魔法・罠カードを破壊する。
その後、デッキから「ファイヤー・ハンド」1体を特殊召喚できる。
こちらは魔法・罠を破壊できるモンスター
《ファイヤー・ハンド》共々カードを破壊できなければデッキから特殊召喚できないので、魔法・罠をほとんど使わないデッキ相手には効果が薄くなります。
《盆回し》を採用しておくと魔法・罠の破壊対象を作ることができるため相性がいいと言えます。
24.《トリオンの蠱惑魔》
星4/地属性/昆虫族/ATK1600/DEF1200
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動する。
その相手のカードを破壊する。
③:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、「ホール」通常罠及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
召喚時、「落とし穴」または「ホール」通常罠1枚をサーチできるモンスター
単純に召喚するだけで+1枚のアドバンテージを取りつつ、相手を牽制することができます。
また特殊召喚に成功した場合は相手の魔法・罠1枚を破壊できるため蘇生系カードとの相性も良好です。
伏せカードが多いデッキで採用してみるとサーチしたカードも予想されにくく使いやすいです。
25.《十二獣ヴァイパー》
星4/地属性/獣戦士族/ATK1200/DEF 400
①:自分フィールドの獣戦士族Xモンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドのこのカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行った
ダメージ計算後に発動する。
その相手モンスターを除外する。
このカードをX素材にした獣戦士族モンスターは戦闘を行ったダメージ計算後、その相手モンスターを除外することができるモンスター
単独で「十二獣」エクシーズモンスターを出すことができるため、戦闘破壊される可能性は高いものの対象を取らない除外ができるモンスターとして採用できます。
手札でかさばっても直接手札からX素材にできるため腐ることもありません。
獣戦士族を使うデッキや《旧神ヌトス》を使うデッキの補佐として活躍します。
26.《ヴェルズ・サンダーバード》
星4/闇属性/雷族/ATK1650/DEF1050
魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、自分フィールド上のこのカードをゲームから除外できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
この効果で除外したこのカードは次のスタンバイフェイズ時にフィールド上に戻り、攻撃力は300ポイントアップする。
「ヴェルズ・サンダーバード」の効果は1ターンに1度しか発動できない。
カード効果が発動した時、自身を次のスタンバイフェイズまで除外することができるモンスター
相手の除去にチェーンして逃げることで簡単に回避することができ、場もちの良さも抜群。
攻撃力1950の純アタッカーとして使えるため【メタビート】系では使い減りしない貴重なアタッカーになります。
「ヴェルズ」の名をもつため《ヴェルズ・オピオン》などに繋げられる点も見逃せません。
相性の良いカード
打点の低いモンスターを強化することで苦手な戦闘破壊をサポートできます。
まとめ
展開系カードや手札誘発系カードを除いたメインデッキに入れられる汎用性の高いモンスターの紹介でした。
汎用カードは便利ですが、多様性や想像力を狭めていくので、とりあえず採用するのではなく理由も考えて採用してみて下さい!
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