【クローラー】や【サブテラー】と強力なテーマが生み出され、賑わってきました。
リバース効果関連のサポート紹介をします!
※5/5 全体のリライト
/所要時間7分
【リバース】とは?
テキスト欄に「リバース」と記載されているモンスター群
裏側守備表示が表側になった際、効果を発動する。
リバースした場合に発動する誘発効果は全てタイミングを逃さない(任意効果も含む)。
チェーン2以降にリバースしても、一連のチェーン処理が終わった後に効果が発動する。
この記事で紹介するサポートはこちら
リバースそのものに効果関連があるカード
リバースを発動しやすくするカード
モンスターを裏側表示にするカード
順番に紹介していきます。
①リバースそのものに効果関連があるカード
0.《裏風の精霊》
星4/風属性/天使族/ATK1800/DEF 900
①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからリバースモンスター1体を手札に加える。
召喚時、好きなリバースモンスターをサーチできるモンスター
リバース効果の特性上、サーチしても効果を使えるようになるにはかなりのターンを跨がなくてはなりません。
それでもリバースモンスター全てに対応しているサーチは魅力的。
リバースモンスターを手札から裏側表示でフィールドに特殊召喚する専用サポートも増えていることから、ますます活躍の場が広がるでしょう。
1.《ティンダングル・エンジェル》
星4/闇属性/悪魔族/ATK 500/DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリバースした場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「ティンダングル・エンジェル」以外のリバースモンスター1体を選んで裏側守備表示で特殊召喚する。
この効果が相手ターンのバトルフェイズに発動した場合、さらにそのバトルフェイズを終了する。
リバース時、手札・墓地から同名以外のリバースモンスターを1体裏側守備表示で特殊召喚できるモンスター
リバースモンスターなら何でも特殊召喚できることが強み。
バトルフェイズ中にリバースさせれば、バトルフェイズをそのまま終了させることができます。
リバースデッキには相手ターンにリバースさせるカードを採用するので、このカードをついでにリバースさせることも難しくない。
展開と防御を兼ね備えた使いやすいカードです。
2.《ティンダングル・ジレルス》
星3/闇属性/悪魔族/ATK 0/DEF1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札にある場合、このカード以外の手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「ティンダングル・ジレルス」以外の「ティンダングル」カード1枚を墓地へ送り、このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。
②:このカードがリバースした場合に発動できる。
デッキから「ティンダングル・ジレルス」以外のリバースモンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
リバースした場合、デッキから同名以外のリバースモンスター1体をサーチor墓地送りできるモンスター
リバースモンスターとしては珍しく特殊召喚効果も備えています。
「ティンダングル」はリバース効果をサポートできるカードが多いため混合しやすく、前述した《ティンダングル・エンジェル》と共に採用できます。
3.《占術姫コインノーマ》
星3/地属性/天使族/ATK 800/DEF1400
①:このカードがリバースした場合に発動できる。
手札・デッキからレベル3以上のリバースモンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「占術姫」モンスター以外のモンスターの効果を発動できない。
レベル3以上のリバースモンスターを手札・デッキから特殊召喚できる効果
手札にも対応しているため、少数採用しているカードにも対応できる点が評価できます。
ただし、この効果を使うと以降のモンスター効果を制限されてしまうため、すぐに特殊召喚したモンスターのリバース効果を発動することができません。
「占術姫」はリバース効果をサポートするカードが多いため、それらを一緒に採用するとこのカードもより輝きます。
4.《半纏鳥官-コンバード》
星8/地属性/鳥獣族/攻1400/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分・相手のバトルフェイズに、フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送り、このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードがリバースした場合に発動できる。
「半纏鳥官-コンバード」を除く、レベル5以上のリバースモンスター1体をデッキから裏側守備表示で特殊召喚する。
バトルフェイズ中に裏側守備表示モンスター1体を墓地へ送り、セット状態で手札から特殊召喚できるモンスター
自身がリバースした場合、レベル5以上のリバースモンスターをセット状態でリクルートできます。
《占術姫コインノーマ》と似ていますが、こちらは即リバースして効果発動できるのが強み。
リバースデッキは相手モンスターを裏側守備表示にする方法も多いため、このカード自体が除去として機能するのも強みの1つです。
5.《深淵の暗殺者》
星3/闇属性/悪魔族/攻 200/守 500
(1):このカードがリバースした場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
その相手モンスターを破壊する。
(2):このカードが手札から墓地へ送られた場合、「深淵の暗殺者」以外の自分の墓地のリバースモンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを手札に加える。
破壊効果を持つリバースモンスター
手札から捨てられた時、墓地のリバースモンスターを回収する(強制効果)効果もあります。
ただ、このモンスターはリバース効果がメインではなく、後半の効果が使われます。
ステータスも優秀で《魔界発現世行きデスガイド》や《ダーク・バースト》に対応しています。
《サブテラーの継承》のコストにも最適。
6.《聖占術姫タロットレイ》
星9/光属性/天使族/ATK2700/DEF1200
「聖占術の儀式」により降臨。
「聖占術姫タロットレイ」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できず、相手ターンでも発動できる。
①:フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側攻撃表示にする。
②:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
③:自分エンドフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地のリバースモンスター1体を選んで裏側守備表示で特殊召喚する。
速攻魔法になった《太陽の書》&《月の書》のような扱いができるモンスター
自身や相手モンスターにも使用できるため妨害もそれなりに可能。
エンドフェイズに手札・墓地のリバースモンスターを裏側守備表示で特殊召喚できます。
ただし、このカードはレベル9の儀式モンスターであり、リバースデッキに組み込むには頭を悩ませます。
「占術姫」の使いやすいカードを出張させたり、同じくレベル9のリバースモンスター《禁忌の壺》を儀式素材に使うことになるでしょう。
7.《冥占術姫タロットレイス》
星9/闇属性/天使族/攻1200/守2700
「冥占術の儀式」により降臨。
このカードは儀式召喚及び「聖占術姫タロットレイ」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
デッキからリバースモンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):自分・相手ターンに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの裏側表示モンスターを任意の数だけ選んで表側守備表示にする。
●自分フィールドの表側表示モンスターを任意の数だけ選んで裏側守備表示にする。
リバース時、デッキのリバースモンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚できるモンスター
自分フィールドのモンスターを任意の数選んでフリップできる(フリーチェーン)効果も持っており、リバースモンスターでのコントロールに長けています。
儀式召喚の難易度は《聖占術姫タロットレイ》同様高めで、基本的にあちらのリクルート効果でリクルートして運用します。
儀式召喚の重さに見合ったド派手な効果をもつリバースモンスターを何度も活躍させましょう。
8.《マスター・オブ・HAM》
星5/地属性/獣族/攻2100/守1850
獣族モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚・リバースした場合に発動できる。
自分の手札・デッキからリバースモンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド(表側表示)・墓地からリバースモンスター2体を除外して発動できる。このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
自身の融合召喚・リバース時にリバースモンスター1体を手札・デッキから裏側守備表示でリクルートできるモンスター
リバースデッキで融合召喚するのはやや難しいものの、貴重な展開効果を持っています。
《簡易融合》または《花騎士団の駿馬》+αが簡単に融合召喚できる方法になります。
デッキはある程度選ぶものの、《神聖なる魔術師》や《禁忌の壺》のようなサポートが対応しにくいカードへのアクセス手段として使えそうです。
9.《サブテラーマリスの妖魔》
地属性/幻竜族/ATK2000/LINK2
リバースモンスター2体
【リンクマーカー:左下/右下】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は、このカードのリンク素材とした「サブテラー」モンスターの元々のレベルの合計×100アップする。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキからリバースモンスター1体を墓地へ送り、手札からモンスター1体をこのカードのリンク先に裏側守備表示で特殊召喚する。
③:1ターンに1度、このカードのリンク先のモンスターがリバースした場合に発動する。
自分のデッキ・墓地からリバースモンスター1体を選んで手札に加える。
リバースモンスターを素材とするリンクモンスター
【シャドール】や【クローラー】【ワーム】でもリンク召喚できます。
②はリバースモンスターをデッキから墓地へ送り、手札からモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する効果。
特殊召喚するモンスターはリバースモンスターでなくても良いところが使いやすい。
③はリンク先のモンスターがリバースした場合、デッキ・墓地からリバースモンスターを手札に加える効果
普通に反転召喚してもよいので、効果の発動は容易。
このモンスターを維持するのも難しいため、基本は②の効果で特殊召喚したモンスターをサポートしてリバースすることになるでしょう。
総じてリバースを扱うデッキの補佐には十分な効果を備えたリンクモンスターと言えます。
10.《シャドール・ネフィリム》
リンク2/光属性/天使族/攻1200
【リンクマーカー:左/右】
リバースモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。
手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「シャドール」カード1枚を選んで墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
リバースモンスターをサポートする効果は持たないモンスター
《エルシャドール・ネフィリム》や《エルシャドール・ミドラーシュ》など強力なモンスターをデッキに組み込みやすくなるのはデッキパワーを引き上げるのに適しています。
《WAKE CUP! モカ》や《クローラー・ソゥマ》で特殊召喚できる「クローラー」がリンク素材として使いやすい。
「シャドール」に関してはこちら↓

11.《Mimighoul Maker》
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):デッキからカード名が異なるリバースモンスター2体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。
そのモンスター1体を相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚し、残りを自分の手札に加える。
その後、自分の手札から「Mimighoul」モンスター1体を特殊召喚できる。
(2):相手がモンスターを特殊召喚した場合、
墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの裏側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を表側攻撃表示か表側守備表示にする。
デッキからリバースモンスター2体を選び、相手フィールドに裏側守備表示で1体を特殊召喚し、残りを自分の手札に加えるカード
ランダムな送りつけ+サーチという珍しい組み合わせのカードで、相手フィールドで暴発させても強いリバースモンスターとの相性がよいです。
「ミミグル」の他には《カオスポッド》や《サイバーポッド》などどちらのフィールドで発動しても変化がないカードを中心に考えるとよいかもしれません。
また、相手が特殊召喚した際に相手の裏側守備表示モンスターを表側表示に変更できる効果も便利。
相手が望まないタイミングで送りつけたリバースモンスターを暴発させて邪魔しましょう。
12.《サンセット・ビート》
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスターが裏側守備表示になった場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):自分フィールドのリバースモンスターがリバースした場合、その内の1体を対象として発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
そのモンスターのレベル×200ダメージを相手に与える。
モンスターが裏側守備表示になった場合、単体除去できるカード
リバースモンスターがリバースした場合、そのレベル分のダメージを与えることもできます。
リバースデッキにおける除去システムカードとなり、《月の書》や《サン・アンド・ムーン》と併用すると強力です。
このカード自体はリバースモンスターをサポートできていない点には注意が必要ですが、戦術的なサポートとしては悪くないカードと言えます。
13.《リバース・リユース》
①:自分の墓地のリバースモンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示または裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。
墓地のリバースモンスター2体を相手フィールドに特殊召喚できるカード
表側・裏側を選ぶことができ、強制効果もちが多いリバースモンスターを相手フィールドで暴発させてこちらの利益にさせることができます。
相手ターン中に発動することで実質的にモンスターゾーンの封鎖ができるのも意外と強い部分。
例えば、《メタモルポット》を送り付ければ「暗黒界」等の『相手によって手札から墓地へ送られた』のトリガーとなりますし、『相手によって破壊された』や『相手によってフィールドを離れた』を発動条件にするカードも簡単にサポートできます。
使い方次第ではコンボになりやすいので、一度目を通しておくことをおすすめします。
14.《サブテラーの継承》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、モンスター1体を選んで墓地へ送り、同じ属性でカード名が異なるリバースモンスター1体をデッキから手札に加える。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、リバースモンスター1体を選んで墓地へ送り、同じ属性で元々のレベルが低いモンスター1体をデッキから手札に加える。
手札or自分フィールドの表側表示モンスターの中から、(リバース)モンスター1体を墓地に送り、
●同じ属性で同名以外のリバースモンスター1体をサーチ
モンスター ⇒ リバースモンスター
●同じ属性で元々のレベルが低いモンスター1体をサーチ
リバースモンスター ⇒ モンスター(リバースも可)
でき、発動後に再度セットされるカード
大抵のリバーステーマは属性が揃っており、発動は容易。
ただし、フィールドでは表側表示になっていないと発動できないのでリバース効果と少々噛み合いが悪いのが難点です。
リバースデッキのエンジンとなるカードとしては申し分ないので、【サブテラー】に限らず様々なデッキで活躍できます。
フィールドのモンスターを墓地に送ること&セットされることに着目して《アルティマヤ・ツィオルキン》で遊ぶのも楽しそうですね。
リバース効果を発動しやすくするカード
《聖占術姫タロットレイ》のような表示形式変更でコンボしたい場合はこちらの記事でまとめています。

15.《世海龍ジーランティス》
リンク4/水属性/海竜族/攻2500
【リンクマーカー:上/左/右/下】
効果モンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「世海龍ジーランティス」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。フィールドのモンスターを全て除外する。
その後、この効果で除外したモンスターを可能な限り元々の持ち主のフィールドに表側表示か裏側守備表示で特殊召喚する。
(3):自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
フィールドの相互リンク状態のモンスターの数まで、フィールドのカードを破壊する。
自分メインフェイズ時に、フィールドのモンスター全てを除外して除外されたモンスターを元々の持ち主のフィールドに表側表示or裏側守備表示で特殊召喚し直すモンスター
蘇生制限を満たしていないモンスターやトークンなどを洗いざらい流して、全ての情報をリセットした状態で新たな盤面を構築することを得意としています。
リバースモンスターの再利用も行うことができ、一種の表示形式変更カードとして使うこともできます。
《ヴァレルガード・ドラゴン》をリンク召喚できるデッキであればそのまま1体でリンク召喚できるので運用面で困ることもないでしょう。
16.《亜空間物質回送装置》
永続魔法
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
その後、この効果で除外したモンスターはフィールドに戻る。
(2):相手の効果が発動した場合、効果が無効化されている表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
その後、この効果で除外したモンスターはフィールドに戻る。
(3):フィールドのこのカードを対象とした相手の効果が適用される際に、このカードを次のターンのエンドフェイズまで除外する。
フィールドのモンスター1体を除外し、即座にフィールドに戻すカード
リバースサポートとは縁がなさそうなこのカードですが、一時除外することでモンスターの『いつ召喚・特殊召喚されたか』という情報がリセットされます。
つまり、裏側守備表示で召喚・特殊召喚したモンスターをこのカードで一時除外すると、ルールによる表示形式変更でリバースできます。
これで「霊使い」のコントロール奪取や「シャドール」のリバース効果も狙いやすくなります。
さらに効果③で除去への耐性があるため、場もちも抜群によい。
ノーコストの《太陽の書》のような使い方はあまり知られていないので、ぜひ使ってみてください。
モンスターを裏側表示で特殊召喚できるカード
17.《回猫》
星2/地属性/獣族/攻 200/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):リバースしたこのカードがモンスターゾーンに存在する状態で、モンスターが手札・デッキから自分の墓地へ送られた場合、その内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。
自身がリバースした状態で、他モンスターが手札・デッキから墓地へ送られた場合、裏側守備表示で特殊召喚できるモンスター
回りくどい方法ではあるものの、任意のモンスターを裏側守備表示で特殊召喚できます。
《サブテラーの継承》と相性がよく、自身の効果①の特殊召喚サポートや全体のサイクル性を高めてくれます。
「メルフィー」で地道にかき集めて「春化精」で捨てていくのもありか。
18.《タイム・リワインダー》
星8/光属性/機械族/攻1200/守2400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、フィールドのモンスターがリバースした場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、フィールドの表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードがリバースした場合、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
その後、フィールドの表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする。
フィールドのモンスターがリバースした場合、手札から特殊召喚し《月の書》効果が打てるモンスター
メインフェイズ時に自身がリバースした場合、墓地のモンスターを守備表示で蘇生させて、さらに《月の書》効果が発動できます。
やや取り回しは難しいものの、サイクル性の高い効果を有しておりコンボさせやすい。
《召喚制限-猛突するモンスター》との相性がよく、強制的なリバースを駆使して①②を即座に起動させられるようになります。
19.《浅すぎた墓穴》
お互いのプレイヤーはそれぞれの墓地のモンスター1体を選択し、それぞれのフィールド上に裏側守備表示でセットする。
お互いのモンスターを墓地から裏側守備表示で特殊召喚するカード
リバースモンスターは表示形式変更カードと合わせて、すぐに効果を発動できます。
相手モンスターも蘇生するのが難点なので裏側守備表示の内に破壊しておきたい。
お互いの墓地に蘇生可能なモンスターがいなければ発動できない点に注意。
20.《バースト・リバース》
(1):2000LPを払い、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。
墓地のモンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚できるカード
LPコストはかなり重いものの、裏側守備表示で蘇生できるカードは意外とないので貴重です。
乱発できないのが残念ですが、《ドドドガッサー》や《王家の守護者スフィンクス》のような重めのモンスターのサポートに使うとよさそうです。
21.《リトル・オポジション》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):同じ縦列の使用していないメインモンスターゾーンを2ヵ所指定して発動できる。
自分は以下の効果を適用する。
その後、相手は以下の効果を適用できる。
●自身の手札・デッキからレベル2以下のモンスター1体を選び、指定された自身のメインモンスターゾーンに表側攻撃表示か裏側守備表示で特殊召喚する。
同じ縦列で使用していないメインモンスターゾーンを2か所選び、お互いにレベル2以下のモンスターを表側攻撃表示or裏側守備表示で手札・デッキから特殊召喚できるカード
レベル1・2のリバースモンスターをデッキから抜き出すことができ、サポートの少ない《スケープ・ゴースト》や《不幸を告げる黒猫》《魔導雑貨商人》などでコンボしたい際に検討できます。
また、相手エンドフェイズに発動できた場合は《X・E・N・O》や《ブレイン・ジャッカー》といったコントロール奪取系のリバースモンスターを輝かせることもできます。隠し味にいいかも。
その他
22.《サブテラーの刀匠》
星2/地属性/獣戦士族/ATK 100/DEF2000
①:自分フィールドの裏側表示モンスター1体のみが相手の効果の対象になった時、または相手モンスターの攻撃対象に選択された時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、その裏側表示モンスター以外の自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その対象を正しい対象となるそのモンスターに移し替える。
②:自分フィールドに裏側表示モンスターが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
裏側守備表示のモンスターへの効果や攻撃を別のモンスターへ移すことができるモンスター
手札からも発動可能なので奇襲性も高く、手軽に攻撃誘導できるカードとしては実は一級品。
ただし、対象を逸らしても直接的なアドバンテージには繋がらないため、カードの組み合わせは重要です。
【クローラー】や【サブテラー】の混合デッキで活躍できます。
23.《重の忍者-磁翁》
星8/地属性/岩石族/攻2300/守2900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚・リバースした場合、フィールドの表側表示モンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果で裏側守備表示になった相手フィールドのモンスターは表示形式を変更できない。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに表側表示で存在する状態で、フィールドのモンスターがリバースした場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
召喚・特殊召喚・リバース時、フィールドの表側表示モンスター2体を裏側守備表示に変更するカード
相手モンスターに使用した場合、後出しの《底なし落とし穴》となり埋められたままとなります。
効果①自体が非常に強力でリバースデッキの軸としても使える魅力がありつつも、さらにフィールドのモンスターがリバースした場合、単体除去できる(自身のリバース時は不可)効果も持ち合わせています。
効果②は《サンセット・ビート》の逆版といったところ。
「忍者」サポートであれば《忍法 落葉舞》《戎の忍者-冥禪》《異譚の忍法帖》でリクルートしたり、手札に来た場合は《サブテラーマリスの妖魔》で特殊召喚できるとよいでしょう。
使いこなせるととても頼りになるモンスターです。
24.《A★スペキュレーション》
星7/光属性/戦士族/攻2500/守2500
攻撃力2500以上のモンスター+守備力2500以下の裏側守備表示モンスター
自分は「A★スペキュレーション」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードの攻撃力は、相手フィールドのモンスターの一番高い元々の攻撃力分アップする。
●守備表示:このカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):攻撃表示モンスター1体と裏側守備表示モンスター1体を自分フィールドからリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
裏側守備表示のモンスターを融合素材に要求する珍しいモンスター
表示形式によってステータス強化と耐性を使い分けることができ、自分フィールドのモンスター2体をリリースして自己蘇生もできます。
《マスター・オブ・HAM》を使うデッキ以外では《超融合》で融合召喚するのが手っ取り早い。
リバースデッキはコントロールデッキになりがちなので手軽なアタッカーを用意したいと考えるなら採用の余地が十分あります。
惜しむらくは入手難易度が高いことか。
25.《天威無崩の地》
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、効果モンスター以外のフィールドの表側表示モンスターは、モンスターの効果を受けない。
②:1ターンに1度、自分フィールドに効果モンスター以外のモンスターが存在し、相手が効果モンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
効果モンスター以外のモンスターが存在し、相手モンスターが特殊召喚した場合、2ドローできるカード
一見すると通常モンスターだけをサポートするカードに見えますが、じつは裏側守備表示のモンスターでも効果を発動できます。
リバースデッキのフィールド魔法が空いていれば候補となってくれるでしょう。
26.《地中界の厄災》
(1):自分フィールドの裏側守備表示モンスターは相手の効果の対象にならない。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、このカードが表側表示で存在する間にリバースした、自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は1500アップする。
(3):魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。
セットモンスターへの効果耐性付与、リバース時にATK・DEFの1500UPができるカード
直接リバースモンスターをサポートしているカードではありませんが、強く意識しているサポートカードといえるでしょう。
「ゴーストリック」や「サブテラーマリス」のようにリバースサイクルできるモンスター群はより恩恵を受けやすくなっています。
《天獄の王》と組み合わせれば鉄壁の防衛網を作ることもできるでしょう。
相手によって破壊された場合も自分の墓地のモンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚できるため、《禁忌の壺》や《機怪神エクスクローラー》などの強力なリバースモンスターで構えましょう。
27.《つり天井》
フィールド上にモンスターが4体以上存在する場合に発動する事ができる。
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
フィールドにモンスターが4体以上存在する場合、表側表示のモンスターのみを全て破壊できるカード
条件つきではあるものの、リバースデッキにとってはフリーチェーンで全体除去できる貴重なリセット手段になります。
一度発動したり、相手に公開情報として知られると伏せカード1枚で相手の展開を抑制できる副次的なメリットも存在します。
上手く使いこなしてリバースモンスターを維持していきましょう。
まとめ
リバースサポートの紹介でした。
少々遅いですが、相手ターンにリバースすることで奇襲をかけることができます。
ぜひ使いこなしてみて下さいね。
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