出せるデッキが限られるランク帯
もっと有力なモンスターが増えてほしい
※10/17 《影の王 レイヴァーテイン》追記
/所要時間5分
【ランク9】汎用エクシーズモンスター
【ジェネレイド】や【電脳堺】で主に使われるランク帯
それらのデッキ以外で使うとなると創意工夫を凝らす必要があります。
レベル9シンクロ《浮鵺城》を使うとランク9は出しやすくなります。
ランク10以上についてはこちら↓
【ランク9】
1.《メレオロジック・アグリゲーター》
ランク9/闇属性/サイバース族/攻2600/守3000
レベル9モンスター×2体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。
EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードのX素材の数まで自分の墓地のモンスターを対象として発動できる。
対象の数だけこのカードのX素材を取り除き、対象のモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
エクシーズ召喚時、EXデッキからモンスター1体を墓地肥やしできるモンスター
X素材の数だけ墓地のカード⇔X素材を入れ替えることができるため、[墓地へ送られた場合]のようなトリガーの効果を何度も使いまわすことができます。
①の効果も組み合わせると《旧神ヌトス》や《虹光の宣告者》でアドバンテージを取れます。
このカード自体も墓地へ送られた場合、フィールドのカード1枚の効果をターン終了時まで無効化できます。《ドラグマ・パニッシュメント》等の弾としても優秀。
2.《神樹獣ハイペリュトン》
ランク9/地属性/植物族/ATK2600/DEF1900
レベル9モンスター×2
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分ターンに、自分が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、その効果と同じ種類(モンスター・魔法・罠)の自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
対象のカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。
②:相手ターンに、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果と同じ種類(モンスター・魔法・罠)となるX素材をこのカードから1つ取り除き、その発動を無効にし破壊する。
自分のターンに墓地からX素材補充、相手ターンにX素材の種類のカード効果を無効して破壊できるモンスター
ランク9にしては低めのパワーですが、X素材によって万能カウンターができる1枚。
モンスター効果の妨害がしやすいので、《真竜皇V.F.D.》の代わりとして活躍してくれます。
ランク4《六花聖ストレナエ》をリリースすることでも出せるので、リリースギミックが得意なデッキでもお呼びがかかるかもしれません。
3.《幻子力空母エンタープラズニル》
ランク9/風属性/機械族/ATK2900/DEF2500
レベル9モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。
●相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。
●相手の墓地のカード1枚を選んで除外する。
●相手のデッキの一番上のカードを除外する。
X素材を1つ取り除き、相手のフィールド・手札・墓地・デッキトップのいずれかからカードを1枚選んで除外できるモンスター
どの効果も対象を取らない除外のため、アドバンテージが取りやすい。
特に耐性はないので、使い切りの感覚で使っても大丈夫です。
4.《無限起動アースシェイカー》
ランク9/地属性/機械族/ATK3100/DEF2100
レベル9モンスター×2
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を任意の数だけ取り除き、その数だけフィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
③:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの機械族リンクモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
X素材を任意の数取り除き、その数だけフィールドのカードを破壊できるモンスター
ランク9の中では唯一3100なので地味に戦闘でも強気でいられるのもポイント。
5.《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》
ランク9/光属性/機械族/ATK2800/DEF3000
レベル9モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードが攻撃されたバトルステップ時に1度だけ発動できる。
その攻撃を無効にする。
このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、自分の墓地のモンスター2体を選択し、このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。
また、このカードの攻撃力より高い攻撃力を持つモンスターが相手フィールド上に存在する場合、自分のメインフェイズ1にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
攻撃無効効果と条件付きで直接攻撃ができるモンスター
攻撃力2800以上のモンスターが相手フィールド上にいる状態で、このカードを出す場面は直接攻撃で勝てる場面に限られます。
素材にもしやすい、レベル9《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》を相手フィールドに特殊召喚すると狙いやすくなります。
6.《永の王 オルムガンド》
ランク9/地属性/爬虫類族/攻 ?/守 ?
レベル9モンスター×2体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「永の王 オルムガンド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードのX素材の数×1000になる。
(3):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いは、それぞれデッキから1枚ドローする。
その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札・フィールドのカードを1枚選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
X素材を1つ取り除き、お互いに1ドローした後で手札・フィールドのカード1枚をこのカードのX素材にできるモンスター
効果がかなり尖っている上にステータスが不確定なのでもっぱらコンボ用のカードです。
効果を発動してもアドバンテージ的に±0のような感じですが、通常魔法・通常罠などの使い切りのカードにチェーンして発動して素材化することで実質+1になります。
主な利用法はこんな感じです
●相手にドローを強要できる
●発動後除外されるカードにチェーンして発動することでX素材化して除外を回避できる
●コントロール奪取した相手モンスターを素材化する
●相手ターン中に任意のカードを墓地に送ることができる
使いこなすのは難しいですが、嵌れば中々面白いカードです。
7.《影の王レイヴァーテイン》
ランク9/炎属性/天使族/攻2500/守2500
レベル9モンスター×2体以上
(1):「影の王 レイヴァーテイン」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。
(3):自分・相手ターンに、X召喚したこのカードをリリースして発動できる。
EXデッキから天使族モンスター以外の「ジェネレイド」Xモンスター1体を特殊召喚する。
その後、このカードが持っていたX素材の数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のカードを選んでこの効果で特殊召喚したモンスターの下に重ねてX素材にできる。
自身をリリースして《永の王オルムガンド》をEXデッキから特殊召喚し、そのX素材の数までお互いのフィールド・墓地のカードを選んでX素材にできる(フリーチェーン)モンスター
EXデッキの枠は喰うものの、対象を取らない複数除去を放ちつつ、《永の王オルムガンド》を使ったコンボを通しやすくしてくれます。
バトルフェイズ中の連撃もでき、ランク9の中では多様な場面で活躍できるカードと言えます。
8.《九魂猫》
ランク9/地属性/アンデット族/攻 900/守3300
レベル9モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、墓地から特殊召喚された自分フィールドの他のモンスターは相手の効果の対象にならない。
(2):このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地のレベル9モンスター1体または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
墓地から特殊召喚された自分フィールドの他のモンスターへ[相手の効果対象にならない]耐性を付与するモンスター
自分の墓地のレベル9or相手の墓地のモンスター1体を蘇生できる効果も備えています。
②の効果で蘇生されたモンスターを①の耐性で守りつつ攻め込めるため、使い勝手は悪くない。
《パワーツール・ブレイバー・ドラゴン》や「ジェネレイド」など蘇生先はけっこう多く、使い方次第でサポーターとして優秀です。
星9×3
9.《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》
ランク9/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
レベル9モンスター×3
(1):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
(2):相手エンドフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターンに召喚・特殊召喚・セットされた相手フィールドのカードを全て除外する。
(3):X素材を持っているこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(4):このカードが自身の効果で特殊召喚した場合に発動する。
このカードの攻撃力は除外されているカードの数×1000アップする。
正規の手段でエクシーズ召喚されることはほとんどありません。
しかし、相手エンド時にこのターンに召喚・特殊召喚・セットされた相手フィールドのカードを全て除外する豪快な効果を使用するために、他ランク帯の展開からお呼びがかかることがあります。
ランク8《No.97 龍影神ドラッグラビオン》やランク12《No.99 希望皇ホープドラグナー》、「RUM」を用いた展開などがあります。
まとめ
そもそもレベル9モンスターが少ないため数が少ないのは仕方ないのですが、もう少し充実してほしいですね。
変わったモンスターが多いのでぜひ使ってみてください!
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