優秀な効果持ちが多いランク6
反面、軸にしたデッキ構築は少し難しい
/所要時間3分
【ランク6】汎用モンスター
各モンスターが頼りになるランク6
使いやすいモンスターが戦術を堅実にサポートしてくれます。
ランク6の出し方についてはこちらの記事から↓
素材:2体
1.《セイクリッド・トレミスM7》
ランク6/光属性/機械族/ATK2700/DEF2000
レベル6モンスター×2
このカードは「セイクリッド・トレミスM7」以外の自分フィールドの「セイクリッド」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚した場合、このターンこのカードの効果は発動できない。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
X素材を1つ取り除くことで、自分または相手のフィールド・墓地のモンスター1体を手札に戻すモンスター
相手モンスターのバウンスと自分のモンスターの墓地回収ができるため、様々な局面で活躍するカード
ランク6を出すデッキでは必ず検討したい1枚。
2.《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》
ランク6/光属性/戦士族/ATK3000/DEF2500
レベル6モンスター×2
このカードはルール上、「希望皇ホープ」と名のついたカードとしても扱う。
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は0になる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して除外し、自分の墓地の「希望皇ホープ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
その後、自分は1250ライフポイント回復する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
X召喚時、相手フィールドのモンスターの攻撃力を全て0にするモンスター
他のモンスターとの連携で一気にLPを削りに行くことのできるため突破力が高い。
ランク6の中で最も攻撃性能が高いカードのため、優先されやすいカードの1枚です。
3.《フォトン・ストリーク・バウンサー》
ランク6/光属性/戦士族/ATK2700/DEF2000
レベル6モンスター×2
相手フィールド上で効果モンスターの効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果を無効にし、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
相手フィールドのモンスター1体の効果発動時に、そのモンスター効果を無効にし、1000ダメージを与えるモンスター
モンスター効果の発動に効果が依存するため、主に牽制・妨害用に使われます。
1ターンに1度のため、過信はせずに突破された場合の対処も考えておきたい。
効果のみを無効化するため、対象を取らない点が強みといえるでしょう。
再録の機会は恵まれないながらもそれなりのパワーを持つモンスターです。
4.《No.24 竜血鬼ドラギュラス》
ランク6/闇属性/幻竜族/ATK2400/DEF2800
レベル6モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、エクストラデッキから特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。
③:このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る。
X素材を1つ取り除くことで、EXデッキから特殊召喚されたモンスター1体を裏側守備表示にするモンスター
①②③の効果が連動しており、牽制・ブロッカーとして大いに活躍します。
特に③の効果でカード1枚を対象に取らず墓地へ送るため、ほぼ確実に除去できます。
ランク6でリバース要素を組み込むのは至難の業ですが、挑戦する価値はあります。
5.《死祖の隷竜ウォロー》
ランク6/闇属性/アンデット族/攻2400/守1300
レベル6モンスター×2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、相手の墓地のカードの数×100アップする。
(2):相手の墓地のカード1枚を対象とし、このカードのX素材を以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●1つ:そのカードをデッキに戻す。
●2つ:そのカードがモンスターの場合、自分フィールドに表側表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
それ以外の場合、自分フィールドにセットする。
自分フィールドのモンスターのステータスを相手の墓地のカードの数×100UPできるモンスター
相手の墓地のカード1枚を[デッキへ戻す]or[自分フィールドに蘇生]or[自分フィールドにセット]できます。
微弱なステータスアップでもランク6の中では最も攻撃力の高いモンスターになりえます。
ゲーム後半になれば①の効果だけでもけっこうバカにできないほど強い。
墓地妨害の効果はフリーチェーンで発動可能なため、相手の思惑を外すには十分。
《ハーピィの羽根帚》等の汎用カードを奪うだけでも十分仕事を果たしてくれます。
6.《甲虫装機 エクサビートル》
ランク6/闇属性/昆虫族/ATK1000/DEF1000
レベル6モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分または相手の墓地のモンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力・守備力は、この効果で装備したモンスターのそれぞれの半分の数値分アップする。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、自分及び相手フィールド上に表側表示で存在するカードを1枚ずつ選択して墓地へ送る。
X素材を1つ取り除くことで、お互いのフィールドのカードを1枚ずつ墓地へ送るモンスター
破壊耐性をもつカードも処理できるため、強力な除去効果です。
X召喚時、墓地のモンスターを装備できるため、《クリッター》や《虹光の宣告者》などのフィールドを離れた場合・墓地に送られた場合をトリガーにするモンスターを装備すると効果を発動させられるメリットがあります。
効果使用後は攻撃力が低いため、《迅雷の騎士ガイアドラグーン》や《FA-ダーク・ナイト・ランサー》などに繋げてしまいたい。
《完全態・グレート・インセクト》に繋げて全体除去に貢献させるのも面白い。
7.《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》
ランク6/闇属性/アンデット族/ATK2600/DEF1000
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを6として扱う。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
X素材を1つ取り除くことで、相手フィールドのカード1枚を墓地に送るモンスター
ランク6ながらコントロール奪取カードと相性がよく、容易にエクシーズ召喚が可能です。
また、①の効果で除去した相手モンスターを②の効果で自分フィールドに特殊召喚することもでき、相手モンスターが強力なほど効果があります。
ランク6の中でも安定した使いやすさを誇るカードなので優先して採用したいカードの1枚です。
《オオヒメの御巫》+《御巫の誘い輪舞》との相性も抜群。
8.《人造人間-サイコ・レイヤー》
ランク6/闇属性/機械族/攻2400/守1500
レベル6モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは効果を発動できず、攻撃宣言できない。
(2):フィールドに罠カードが存在する場合に発動できる。
自分フィールドのモンスター1体をリリースし、フィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊する。
X素材1つで相手の表側表示モンスター1体をエンド時までコントロール奪取できるモンスター
フィールドに罠カードがある場合はさらに対象を取らない除去も可能になります。
先ほどの《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》と効果が類似しており、こちらは墓地発動等の効果を発動させずに奪うことができるのが強み。
②を活かしてリリースギミックがある「聖刻」や「六花」などとの併用も考えて差別化したいところ。
9.《電脳堺凰-凰々》
ランク6/地属性/幻竜族/ATK2600/DEF2000
レベル6モンスター×2体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、相手フィールドの表側表示カード1枚と自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
②:X召喚したこのカードが相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
種族・属性が同じ「電脳堺」モンスター2体をデッキから特殊召喚する。
X素材を2つ取り除き、相手フィールドの表側表示カード1枚と墓地のカード1枚を除外できるモンスター
再利用を困難にさせるという意味では他のランク6よりも性能は上となります。
X素材を一気に墓地へ吐き出せる点も見逃せない。
10.《告天子竜パイレン》
ランク6/風属性/幻竜族/ATK2700/DEF1300
レベル6モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:「告天子竜パイレン」以外の墓地から特殊召喚されたモンスターがフィールドに表側表示で存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
②:自分・相手のスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地のレベル5以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
墓地から特殊召喚されたモンスターが存在する限り、戦闘・効果で破壊されないモンスター
お互いのスタンバイフェイズにレベル5以下のモンスター1体を蘇生できます。
補助的な効果のわりには打点が高く、システムモンスターとして優秀。
ただし、ランク6デッキでは意識して構築しないと相手ターン中に出したいレベル5以下のモンスターがいないので使いこなすのはやや難しい。
「アーティファクト」や「結界像」あたりがおすすめ。
11.《エヴォルカイザー・ラーズ》
ランク6/炎属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
レベル6モンスター×2
(1):相手はX素材を持っているこのカードをモンスターの効果の対象にできない。
(2):相手がカードの効果を発動した時、このカードのX素材を2つ取り除き、相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる(このカードが爬虫類族・恐竜族モンスターのみをX素材としている場合、取り除くX素材の数を1つにできる)。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
相手のカード効果が発動した時、相手フィールドの表側表示カード1枚の効果をターン終了時まで無効にできるモンスター
前述した《フォトン・ストリーク・バウンサー》に似ていますが、こちらは魔法・罠にも対応。
X素材次第では1ターンに2度無効化することもできます。①の耐性もありがたい。
12.《百鬼羅刹の大饕獣》
ランク6/闇属性/悪魔族/攻2700/守 0
レベル6モンスター×2体以上
このカード名の(3)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに1度、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
フィールドのX素材を2つ取り除き、対象のカードをこのカードのX素材とする。
(2):自分フィールドのモンスターが効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
(3):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
その後、自分の墓地の「ゴブリン」モンスター1体をこのカードのX素材にできる。
フィールドの魔法・罠1枚を自身のX素材にできる(フリーチェーン)モンスター
フィールドのX素材を2つ取り除くという珍しい効果処理をするため、相手のエクシーズメタとしても機能します。
X素材の数だけ効果破壊耐性&ノーコストでの自己蘇生も兼ね備えており、ステータスの高さを活かしてビートダウンに貢献できるモンスターとなっています。
効果③の自己蘇生と《RUM-幻影騎士団ラウンチ》との相性が特によく、強力な制圧効果を持つランク7《クシャトリラ・アライズハート》や《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》のエクシーズチェンジまで視野に入ります。
13.《巡死神リーパー》
ランク6/闇属性/アンデット族/攻 ?/守 ?
レベル6モンスター×2
「巡死神リーパー」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、お互いの墓地の闇属性モンスターの数×200アップする。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
X素材1つを取り除き、お互いのデッキトップから5枚墓地肥やしできるモンスター
ステータスが不安定ではあるものの、墓地肥やし性能自体は高め。
昨今では5枚墓地肥やしできるモンスターは軒並み禁止カードとなっているため、代役として使える場面はありそうです。
素材:3体
ー.《CNo.5 亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン》
ランク6/闇属性/ドラゴン族/ATK 0/DEF 0
レベル6モンスター×3体以上
①:このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×1000アップする。
②:このカードが攻撃を行ったダメージステップ終了時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードは相手モンスターに続けて攻撃できる。
③:バトルフェイズ終了時、LPを半分払い、自分・相手の墓地のカードを合計2枚対象として発動できる。
その内のカード1枚を持ち主のデッキの一番上に置き、もう1枚をこのカードの下に重ねてX素材とする。
攻撃力をX素材の数×1000アップするモンスター
最低3000の攻撃力を持つものの②の効果連続攻撃してしまうと攻撃力が下がっていく。
バトルフェイズ終了時にLPを半分払うことで、お互いの墓地のカードから2枚を対象にして、1枚をデッキトップ・1枚をX素材にすることができます。
擬似ドローロックが可能で、そのまま攻撃力を上げていくことができます。
単純な運用はかなり難しいものの、終盤の詰めの一手として活躍できるモンスターです。
-《CNo.73 激瀧瀑神アビス・スープラ》
ランク6/水属性/戦士族/ATK3000/DEF2000
レベル6モンスター×3
①:自分フィールドのモンスターが相手モンスターと戦闘を行うそのダメージ計算時に1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力は、そのダメージ計算時のみ戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
②:このカードが「No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●このカードは効果では破壊されない。
自分フィールドのモンスターが相手モンスターと戦闘するダメージ計算時にX素材を1つ取り除き、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップするモンスター
自身以外のモンスターにも発動可能なので、実質3回分の全属性の《オネスト》を備えたモンスターと言えます。
ランクアップ前を採用せずとも非常に攻撃性能が高いため、1ショットキル向けのモンスターです。
ランク5のモンスターに対して《RUM-アージェント・カオス・フォース》を発動することで簡単に出すこともできます。
ランク6の上の重ねられるモンスター
-《迅雷の騎士ガイアドラグーン》
ランク7/風属性/ドラゴン族/ATK2600/DEF2100
レベル7モンスター×2
このカードは自分フィールド上のランク5・6のエクシーズモンスターの上にこのカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
貫通能力を持つモンスター
ランク5・6を使用するデッキでは《天霆號アーゼウス》の下敷きとして必要になる場面があるので持っておくのに越したことはないと思います。
また、コンボデッキでは《創造の聖刻印》で「聖刻」エクシーズモンスターへの繋ぎとして使われることもあります。
まとめ
ランク6に特化したデッキでない限り、以上のモンスターのうちいずれかを採用しておけばOKです。
《セイクリッド・トレミスM7》は特に便利なので1枚持っておくことをおすすめします。
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