【テーマ紹介】ゼロから覚える「深淵の獣(ビーステッド)」

深淵より分かたれしもの

光を嘲り、闇をも欺く

/所要時間5分

ゼロから覚える「深淵の獣(ビーステッド)」

 

DARKWING BLASTで新たに登場したドラゴン族テーマ【深淵の獣(ビーステッド)】

封印から解き放たれたように溢れるパワーと毒々しいカラーリングが特徴的です。

 

ドラゴン族ではこれまで層が薄かったレベル6中心ということで《永遠の淑女 ベアトリーチェ》や《聖刻龍王-アトゥムス》を使いやすく、展開やサポートにも長けたテーマとなっています。

 

●これから【ビーステッド】を組んでみたい!

●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!

●デッキ構築に悩んでいる…

という方は続きをどうぞ!

 

【テーマ情報】
属性:光・闇
種族:ドラゴン族
召喚法:なし
レベル:主に6・8
特徴:光&闇メタ・出張性能高め

 

【アルバスの落胤】関連のカードはこちらから↓

ゼロから覚える【アルバスの落胤】テーマデッキ紹介
その邂逅は運命か、必然か。深淵なる世界に刻きざまれし、追憶の物語。

 

ミリアル
ミリアル

久々のドラゴン族テーマだ!
アルベル君の不敵な笑みもすごくいい!

アリアル
アリアル

「ビーステッド」よりもアルベル君か…
まあカッコいいけど誑かされそうで心配だわ

キャラクター:Voiced by CoeFont.CLOUD

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サンプルデッキ

モンスター 20枚
1:《深淵の獣マグナムート》
3:《深淵の獣サロニール》
1:《深淵の獣ドルイドヴルム》
1:《深淵の獣バルドレイク》
1:《深淵の獣ルベリオン》
1:《深淵の獣アルバ・ロス》
1:《深淵の獣アルベル》
1:《混源龍レヴィオニア》
3:《輝光竜セイファート》
3:《エフェクト・ヴェーラー》
2:《シノビネクロ》
2:《アサルト・シンクロン》
魔法 16枚
2:《復烙印》
3:《混沌領域》
3:《闇の誘惑》
2:《三戦の才》
2:《サンダー・ボルト》
2:《墓穴の指名者》
1:《ハーピィの羽根帚》
1:《おろかな埋葬》
罠 4枚
2:《烙印の獣》
2:《魔のデッキ破壊ウイルス》
EXデッキ 10枚+自由枠
1:《混沌魔竜-カオス・ルーラー》
1:《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
1:《深淵の神獣ディス・パテル》
1:《フルール・ド・バロネス》
1:《永遠の淑女 ベアトリーチェ》
1:《聖刻龍王-アトゥムス》
1:《真血公ヴァンパイア》
1:《宵星の機神ディンギルス》
1:《ストライカー・ドラゴン》
1:《天球の聖刻印》

 

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「ビーステッド」モンスター

《深淵の獣マグナムート》(制限)

星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、自分のデッキ・墓地から「深淵の獣マグナムート」以外のドラゴン族モンスター1体を選んで手札に加える。

 

お互いの墓地から光・闇属性モンスター1体を除外して、手札から特殊召喚できるモンスター

相手フィールドにモンスターが存在する場合はフリーチェーンで発動可能となります。

テーマの共通効果で備えているため【ビーステッド】は光・闇属性中心のテーマに対しては自然と優位がとれるテーマとなっています。

【黄金卿エルドリッチ】や【イビルツイン】などは無視できないレベルの手札誘発になりますね。

《墓穴の指名者》を受ける心配はないので、相手の先行1ターン目の手札誘発としての信頼度も高いです。

 

固有効果では特殊召喚したターンのエンド時に同名以外のドラゴン族1体をサーチorサルベージできます。効果の発動は特殊召喚時なのでフィールドに残す必要はありません。

遅めのサーチとはいえドラゴン族全般に対応する優れたサポーターです。

この効果でレベル6「ビーステッド」をサーチ・サルベージした場合は、フリーチェーンで特殊召喚できる条件を満たしていればエンドフェイズ中にそのまま特殊召喚できます。

相手ターン中に使える展開となるのでぜひ覚えておいてください。

 

基礎ステータスも汎用性も高いため、様々なドラゴン族デッキに出張できるパワーがあります。

各「デッキ破壊ウイルス」を採用して相手の手札をズタズタにするのもいいかも。

 

《深淵の獣サロニール》

星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
「深淵の獣サロニール」以外の「ビーステッド」モンスター1体または「烙印」魔法・罠カード1枚をデッキから墓地へ送る。

 

こちらもレベル6「ビーステッド」の共通効果をもつモンスター

レベル6「ビーステッド」はステータスも全て一致しており、ランク6《聖刻龍王-アトゥムス》で展開を伸ばしていきやすいのが特徴です。

ドラゴン族の利点を十分に活かした展開ができるのでランク6は積極的に狙っていきたいところ。

《輝光竜セイファート》や《魂の造形家》でサーチするのもいいですね。

 

固有効果では自身が墓地へ送られた場合、同名以外の「ビーステッド」or「烙印」魔法・罠1枚をデッキから墓地へ送れます。

このカード自体も《竜の霊廟》《竜の渓谷》等に対応しており、墓地肥やしの再限度が高いカードとなっています。

光属性の「ビーステッド」は自己蘇生効果を備えているので、このカードで墓地肥やしして少し枚数を減らすとよいでしょう。

 

《深淵の獣ドルイドヴルム》(制限)

星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを墓地へ送る。

 

こちらもレベル6「ビーステッド」の共通効果をもつモンスター

フリーチェーンで発動できる場合、自分の《エフェクト・ヴェーラー》等の手札誘発に対して相手の《墓穴の指名者》を避ける使い方もできます。

《墓穴の指名者》より先に除外してしまえば無効化も不発に終わるので、使い方次第ではケアにも使えるというわけです。

ただし、レベル6「ビーステッド」の共通効果で対象にとったモンスターが先に《墓穴の指名者》等で除外された場合、特殊召喚できなくなるのでご注意ください。

 

固有効果はフィールドから墓地へ送られた場合、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を墓地へ送るというもの。

質の良い除去効果で《I:Pマスカレーナ》や《ホップ・イヤー飛行隊》などで相手ターン中にも不意に狙えるので奇襲性も十分。

《ヴァレット・シンクロン》や《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》で使いまわして除去するのもよさそうです。

 

レベル6「ビーステッド」4種は《竜の束縛》によって特殊召喚封じできる最大の攻撃力を持っています。ややメタよりの構築を模索してみるのも面白いかもしれません。

 

《深淵の獣バルドレイク》(制限)

星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):相手が儀式・融合・S・X・リンクモンスターを特殊召喚した場合、このカード以外の自分フィールドの光・闇属性モンスター1体をリリースし、その特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。

 

相手がペンデュラム召喚の各種モンスターを特殊召喚した場合、自身以外の光・闇1体をリリースし、特殊召喚されたモンスターを除外できるモンスター

他レベル6「ビーステッド」とは異なり単独で使用できる効果ではないものの、妨害性能は充分。

「PSYフレーム」やジェネレイドトークンなど相手ターン中に特殊召喚しやすいモンスターとの相性が抜群によく、上記3種類とは違う意味での出張性能があります。

《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》下であれば2面除去にもなることは覚えておいて損はないですね。

 

《深淵の獣アルベル》

星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アルバスの落胤」として扱う。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、相手のフィールド・墓地のドラゴン族モンスター1体を対象とし、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードを墓地へ送り、対象のフィールドのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
●このカードを墓地へ送り、対象の墓地のモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

 

召喚・特殊召喚成功時、手札1枚を捨てる(コスト)+自身を墓地へ送り(効果処理)、相手のフィールド・墓地のドラゴン族1体をコントロール奪取or蘇生できるモンスター(チューナー

やや消費が激しいものの、ドラゴンキラーとしては十分な性能。

 

相手がドラゴン族を使うデッキでなければ、②は使用できないので大人しくチューナーとして使います。

幸い、テーマ内にも強力な《深淵の神獣ディス・パテル》がおり、《フルール・ド・バロネス》など汎用性の高いレベル10シンクロで底堅い動きができます。

 

「アームド・ドラゴン・サンダー」や《霊廟の守護者》でアド損を軽減したりする構築もいいかも。

 

墓地で《アルバスの落胤》となるため《復烙印》で蘇生できない

《深淵の獣ルベリオン》(制限)

星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「深淵の獣ルベリオン」は1ターンに1度、自分フィールドのレベル6以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体をリリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
デッキから「深淵の獣ルベリオン」以外の「ビーステッド」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を選んで自分フィールドに表側表示で置く。

 

自分フィールドのレベル6以上闇属性ドラゴン族モンスター1体をリリースした場合、手札・墓地から特殊召喚できるモンスター

レベル6「ビーステッド」は全て闇属性でリリース候補となります。

他には《闇黒の魔王ディアボロス》や《真紅眼の黒星竜》が使いやすい。

ただし、このモンスターはフリーチェーンで特殊召喚できないため、相手ターン中の展開はできません。

 

手札から墓地へ送り、同名以外の「ビーステッド」モンスター1体のサーチができるため3枚必須。

サーチ効果の使用後、流れるように特殊召喚できるので【ビーステッド】に欠かせない初動札となります。

レベル8なので《輝光竜セイファート》の墓地効果でサルベージできるのも心強い。

 

また、デッキから「烙印」永続魔法・永続罠1枚をデッキからセットできる効果も持っており、アドバンテージは増えやすいです。

《混沌領域》のサーチにも対応しており、テーマの中核として終始活躍してくれます。

 

《深淵の獣アルバ・ロス》

星12/光属性/ドラゴン族/攻3500/守3500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの「ビーステッド」モンスター2体をリリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):この方法で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの表側表示の儀式・融合・S・X・リンクモンスターの効果は無効化される。
(2):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
相手エンドフェイズまで、お互いのEXデッキの裏側表示のカードを全て表側表示で除外する。

 

自分フィールドの「ビーステッド」モンスター2体をリリースした場合、手札・墓地から特殊召喚できるモンスター

「ビーステッド」は特殊召喚しやすいとはいえ2体はやや重いのでエース級です。

その分強力な効果を備えており、フィールドの儀式・融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターの効果を全て無効にする効果を持っています。

限定的な《スキルドレイン》効果であり、こちらは意識すれば被害を避けられるので大きく戦況を有利にできます。

 

また、相手の効果でフィールドを離れた場合、相手エンド時までお互いのEXデッキを全て一時除外するという豪快な足止め効果を持ちます。

狙って発動することは難しいものの、トリガー自体は緩いのでなかなか優秀。

EXデッキを全て確認できるので後の戦略も立てやすくなり、情報アドバンテージに繋げられます。

 

採用するにしても1枚あれば十分なので適宜サーチ・墓地肥やしして中盤に使っていきましょう。

 

《深淵の神獣ディス・パテル》

星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3500
チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外されている自分または相手の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
さらに、対象のカードの持ち主が自分の場合、そのモンスターを破壊する。
相手の場合、その発動した効果を無効にする。

 

除外されている自分・相手の光・闇属性モンスター1体を帰還させられるモンスター

相手モンスターを特殊召喚した場合は他「ビーステッド」と共に《真血公ヴァンパイア》や《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》のエクシーズ召喚が可能です。

 

また、相手モンスターが効果を発動した時、除外されているカード1枚を持ち主のデッキへ戻し、そのモンスターを破壊or効果無効できます(裏側除外も対応)。

高いステータスに加えて扱いやすい妨害効果を持っており、【ビーステッド】のエースとなってくれます。

《復烙印》で何度も蘇生させれば脅威となるでしょう。

 

【ビーステッド】はシンクロ召喚テーマではないので、チューナー側の選定が必要です。

《シノビネクロ》や《深淵の獣アルベル》を採用するとスムーズにシンクロ召喚できます。

汎用性の高いレベル10シンクロであり、テーマの垣根を越えて広く使われていくでしょう。

 

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「ビーステッド」関連の魔法・罠

《復烙印》

永続魔法
このカード名の、(1)の効果は1ターンに1度しか使用できず、(2)の効果は同一チェーン上で1度しか使用できない。
(1):光・闇属性モンスターが除外された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキの一番下に戻し、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):1ターンに1度、相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「ビーステッド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

光・闇属性モンスターが除外された場合、そのうちの1体をデッキボトムへ戻し1ドローできるカード

どの領域からでも発動可能な珍しいドローソース。

相手ターン中にも発動可能で、相手の《墓穴の指名者》等にも反応します。

《輝白竜ワイバースター》や《暗黒竜コラプサーペント》など相性のよい組み合わせも多い。

 

このカードで「ビーステッド」の手札消費を抑えつつ、展開するのが理想的ですね。

《闇の誘惑》や《一点着地》を採用してドローを強化させても面白そうです。

 

また、相手が召喚・特殊召喚した場合、「ビーステッド」モンスター1体を蘇生できます。

緩い条件による特殊召喚+固有効果でアドバンテージをさらに伸ばせます。

《闇の増産工場》や《闇のデッキ破壊ウイルス》といったコストのあるカードも使いやすくなります。

 

強力なシステムカードかつ「烙印」名称をもつためアクセス手段も豊富です。

【ビーステッド】の性能を引き上げてくれる欠かせないカードといえます。

 

《烙印の獣》

永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドに「ビーステッド」モンスターが存在する場合、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドのドラゴン族モンスター1体をリリースし、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):自分・相手のエンドフェイズに、自分の墓地の「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドに表側表示で置く。

 

「ビーステッド」モンスターが存在する場合、お互いのメインフェイズにドラゴン族1体をリリースして相手フィールドのカード1枚を破壊できるカード

条件とコストはあるものの、《復烙印》と同時にフィールドにあれば実質ノーコストで除去効果を発動できます。

「ビーステッド」の除去能力はテーマ内だけでは低めなのでこのカードの確保はかなり重要です。

 

また、お互いのエンドフェイズに墓地の「烙印」永続魔法・永続罠1枚をフィールドに置く効果もあり、維持するだけで盤面が増えていきます。

同名カードも置けるので2枚アクセスできれば実質的な破壊耐性を持っているといってもいいでしょう。

《禁じられた一滴》や《マジシャンズ・ソウルズ》等のコストにも最適です。

 

《導かれし烙印》

(1):1ターンに1度、自分フィールドの「ビーステッド」モンスター1体のみを対象とするカードの効果を相手が発動した時、または自分の「ビーステッド」モンスターの効果の発動にチェーンして相手がカードの効果を発動した時、自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、その発動した効果を無効にする。

 

自分フィールドの「ビーステッド」モンスター1体のみを、対象とするorチェーンしたカード効果を相手が発動した時、墓地から光・闇属性1体を除外し、その発動した効果を無効にできるカード

対象の範囲は狭いものの、コストが軽いおかげでそこそこ使いやすい。

 

「ビーステッド」の共通効果とコストを喰いあう懸念はありますが、《烙印の獣》で使いまわせるので1枚採用しておいてもよさそうです。

 

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相性の良いカード

ミリアル
ミリアル

【サンダー・ドラゴン】とか【夢魔鏡】も混ぜれそうだよね
これから面白い組み合わせが増えてきそうな予感!

アリアル
アリアル

光・闇中心のテーマは毒にも薬にもなるって感じね
少ないスロットで完結するから個性も出しやすいわ!

《シノビネクロ》

星2/闇属性/アンデット族/攻 800/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、自分の墓地からこのカード以外のアンデット族モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。その後、手札を1枚選んで捨てる。
(2):墓地のこのカードが、効果を発動するために除外された場合、または効果で除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

 

墓地コスト・効果で除外されると蘇生できるモンスター(チューナー)

「ビーステッド」のコストで除外されるだけでレベル8シンクロが出せるエコなチューナーとして使用できます。

アンデット族側の墓地肥やしを増やすことでドラゴン族&アンデット族というレアな構築も楽しめそうですね。

 

レベル2チューナーは他にも《ホップ・イヤー飛行隊》や《ギャラクシーサーペント》など相性のよいモンスターが多いので、選択肢には困りません。

《混沌魔竜-カオス・ルーラー》は出せた方が初動が安定するので、融合軸に頼らないならレベル2チューナーは必ず採用したい。

 

《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》

星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「夢魔鏡の使徒-ネイロイ」1体を手札に加える。
その後、このカードを光属性にできる。
(2):自分フィールドの他の「夢魔鏡」モンスター1体をリリースして発動できる。
それとはレベルが異なる「夢魔鏡」モンスター1体をデッキから選び、選んだモンスターにカード名が記された「聖光の夢魔鏡」または「闇黒の夢魔鏡」1枚をデッキから手札に加え、選んだモンスターを守備表示で特殊召喚する。

 

【夢魔鏡】の展開キーパーツ

デッキから《夢魔鏡の使徒-ネイロイ》をサーチしてそのまま特殊召喚できます。

《夢幻の夢魔鏡》によって6枚体制の初動とすることができ、《復烙印》の効果で《夢魔鏡の使徒-ネイロイ》を何度もデッキへ戻せるので、中盤以降にも展開札として機能し続けます。

 

召喚権を使わない【ビーステッド】の初動を任せるにはピッタリで、リンク2・ランク3に繋げて戦術の幅を広げてくれます。

《混沌魔竜-カオス・ルーラー》の蘇生コストを一気に賄ってくれるのもGood。

 

他にも【召喚獣】や【イビルツイン】など色々試してみると違った発見がありそうです。

 

《闇の増産工場》

このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。

 

手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送り1ドローできるカード

《復烙印》の効果②でモンスターは絶えず供給できるので、実質ノーコストでドローできます。

《深淵の獣ドルイドヴルム》を蘇生すれば任意のタイミングで墓地送り除去ができますね。

 

《復烙印》の効果①のドロー効果も活かしやすくなり、デッキを掘り進めていくスピードがさらに上がります。

どちらかといえば【ビーステッド】を出張させる側としての選択肢ですが、ドローエンジンとして期待できそうです。

 

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戦術

 

①:相手の墓地を妨害しつつレベル6「ビーステッド」を展開。《混沌魔竜-カオス・ルーラー》をシンクロ召喚し、手札・墓地のリソースを整えつつ、《深淵の獣ルベリオン》を特殊召喚して「烙印」永続カードを揃えていく。
②:《混沌魔竜-カオス・ルーラー》の墓地蘇生も絡めつつ、ランク6・8を中心に戦っていく。
《復烙印》と《烙印の獣》でリソースを確保しつつ、相手に全力展開されないように的確に除去して《深淵の獣アルバ・ロス》を特殊召喚する。
その後はなるべく維持してテンポとリソースの両面から差をつけて勝利を目指す。

 

《復烙印》と《烙印の獣》は2枚で【ビーステッド】の恒久的なアドバンテージ源となります。

この2枚を執拗に割られ続けるだけでもジリ貧になりやすいので、他カードでカバーしたい。

現状では純構築するにはカードが少なすぎるので、他ドラゴン族や「カオス」の力も借りて戦術を組み上げていきましょう。

 

※【烙印】要素を強めた融合型は【ビーステッド】がサポートに回る側なので紹介は省略します。

 

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まとめ

【深淵の獣(ビーステッド)】の紹介でした。

後攻0ターン目で動ける効果が4種類揃っており、12期を見据えたカードパワー調整がなされている気がします。

ちょっと光・闇属性テーマが心配になってくるくらいには脅威となっているなので、フリープレイでも気を付けてくださいね。

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