ゼロから覚える【メガリス】テーマ紹介

岩石族儀式の異色のテーマ

作ったのはもしかして《魂の造形家》?

/所要時間5分

【メガリス】って?

 

イグニッション・アサルトで登場したモンスター効果のみで儀式召喚するテーマ【メガリス】

イラストに描かれているのは天使と悪魔の今にも動きだしそうな現代風の石像です。

 

属性:地属性

種族:岩石族

レベル:4・8

召喚法:儀式召喚

特徴:儀式魔法なしで儀式召喚できる

 

メインデッキに入るモンスターが全て儀式モンスターで構成されており、これまでの岩石族との関連性はかなり薄めです。独創的なデッキを作りたい方にはもってこい。

【フルモンスター】ぎみの【儀式召喚】ができるという新たな基軸を生み出したテーマでもあります。

 

【メガリス】は通常の儀式テーマとは異なり、《魔法族の里》など魔法ロックによる弱点が克服されています。その分《儀式の下準備》などの儀式サポートを受けにくいという側面があります。

 

効果自体はそれほど難しくありませんが、構築にかなりクセがでるテーマと言えます。

ぜひ確認してみてください。

 

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「メガリス」のキーカード

《メガリス・フール》

星2/地属性/岩石族/ATK 500/DEF2000
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚に成功した場合、自分の墓地の儀式モンスター1体を対象として発動できる。
このカードのレベルをそのモンスターと同じにする。
その後、対象のモンスターを手札に加える。
②:自分・相手のメインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札・デッキから「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。

 

儀式召喚に成功した場合、墓地の儀式モンスター1体と同じレベルとなりサルベージできるモンスター

レベルが4だろうと8だろうと②の効果で自身をリリースコストにすることができるため、非常に使い勝手がよい効果です。

【メガリス】であれば墓地に儀式モンスターが存在しないことはほぼないため、儀式召喚の損失を即座にリカバリーできます。

 

また、お互いのメインフェイズに手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札・デッキから「メガリス」モンスターを儀式召喚することができます。

自身を巻き込む必要がないため、相手ターン中でも使えるのが強力。

 

レベル2のため【メガリス】の中で最も儀式召喚しやすいのが特徴。

ノーマルカードなので見過ごされがちですが、かなりのカードパワーを秘めており、【メガリス】ではこのカードにアクセスしてからほかの「メガリス」へ派生していくという戦術をとります。

 

レベル4のモンスター1体で《メガリス・アンフォームド》でこのカード自体もデッキから儀式召喚できるのでそこを目指しましょう。

お互いのターンでいかにこのカードをうまく使えるかが勝負のカギとなっていきます。

 

アクセス手段は《メガリス・アンフォームド》でのリクルート、《メガリス・オフィエル》《ブロック・ドラゴン》や《御影志士》でのサーチなど豊富です。

 

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「メガリス」下級モンスター

共通効果は以下のとおり

「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。(固有効果)
②:(特定の)メインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。

 

フィールドの自身を含むモンスターで手札の儀式モンスター1体を儀式召喚できる効果をもつ。

「メガリス」以外の儀式モンスターにも対応している点にも注目すると様々なシナジーが考えられます。

リリースはコストではなく効果なので除去されると不発に終わる点には注意!

 

また、見落としがちですが①の効果は同名ターン1制限がありません

《ブロック・ドラゴン》などでサーチする場合に使えるので覚えておいてください。

 

《メガリス・オフィエル》

星4/地属性/岩石族/ATK1600/DEF2500
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「メガリス・オフィエル」以外の「メガリス」モンスター1体を手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。

 

儀式召喚に成功した場合、デッキから同名以外の「メガリス」1体をサーチできるモンスター

レベル4の「メガリス」は《ブロック・ドラゴン》でサーチできるため、サポートの少ないレベル8の「メガリス」を優先してサーチするのがベスト

 

モンスター効果によって様々な儀式モンスターを共演させることができますが、その分だけ構築難易度が高くなります。

レベル4《ユニコールの影霊衣》は使いやすい効果で【メガリス】にも自然に採用できるためおすすめです。

 

《メガリス・ハギト》

星4/地属性/岩石族/ATK1300/DEF2600
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「メガリス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。

 

儀式召喚に成功した場合、「メガリス」魔法・罠1枚をサーチできるモンスター

「メガリス」魔法・罠はサルベージ・レベル変更・蘇生とバリエーションが豊富なので様々な召喚法に繋げることもできます。

 

大抵は《メガリス・アンフォームド》《メガリス・ポータル》をサーチすることになるでしょう。

②の効果で儀式召喚に繋げれば、このカードをサルベージすることもできます。

 

実は【メガリス】の中で1ターンに何度も儀式召喚するカードなので3枚必須。

《メガリス・オク》

星4/地属性/岩石族/ATK1000/DEF2700
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。その後、手札を1枚選んで捨てる。
②:自分・相手のメインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。

 

儀式召喚に成功した場合、1ドローして1枚捨てるモンスター

「メガリス」に墓地利用できるカードはありませんが、【メガリス】は必然的に儀式モンスターの比率が多いデッキになるため手札交換は貴重です。

 

また、このモンスターは相手のメインフェイズでも②の効果を発動できるため、奇襲的に《ブリューナクの影霊衣》や《メガリス・ベトール》を儀式召喚して妨害することもできます。

 

ちなみにステータス合計が3700なので《魂の造形家》でサーチ可能。レベル8の《メガリス・ファレグ》も同様なので使い分けることができます。

 

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「メガリス」上級モンスター

共通効果は以下のとおり

「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:(特定のメインフェイズに、)このカードを手札から捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:(固有効果)

 

こちらは手札から捨てることで手札・フィールドのモンスターをリリースし、「メガリス」儀式モンスターを儀式召喚できる効果になっています。

フィールドを介する必要がないため普通の儀式魔法のように使うことが可能。

モンスターのためサーチ・サルベージしやすいのが特徴です。

 

ただし、このカード群がなければ「メガリス」は儀式召喚の方法が少ない(《大地讃頌》《高等儀式術》くらい)ため採用枚数はかなり悩みます。

 

《メガリス・ファレグ》

星8/地属性/岩石族/ATK2500/DEF1200
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分の墓地の儀式モンスターの数×300アップする。

 

このモンスターが存在する限り、自分フィールドのモンスター全ての攻守を墓地の儀式モンスターの数×300アップできるモンスター

 

儀式モンスターの数を増やせば増やすほどデッキの安定度が下がっていきますが、「メガレス」だけでも7種類いるため900~1200のアップは十分見込めます。

《ブロック・ドラゴン》を使えば《ギガンテス》《コアキメイル・サプライヤー》などをサーチできるため、横の展開もそれほど難しくありません。

 

【メガリス】は召喚権をほぼ使わないため《幻銃士》とは比較的相性がいいです。

普段は儀式素材やリンク素材として使いつつ、このカードと併用すれば結構なダメージを稼ぐことができるでしょう。

 

《メガリス・ベトール》

星8/地属性/岩石族/ATK1500/DEF2600
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:このカードが儀式召喚に成功した場合、自分の墓地の儀式モンスターの種類の数まで相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

 

儀式召喚に成功した場合、墓地の儀式モンスターの種類まで相手フィールドのカードを破壊できるモンスター

 

こちらも同様に墓地を肥やすことで破壊枚数を増やすことができますが、2~3枚でも十分な性能なので序盤から積極的に使っていきたい。

相手ターン中の儀式召喚ができれば大きな妨害にもなります。

 

墓地肥やしに関しては【メガリス】の場合、《モンスターゲート》と《名推理》が相性がよいため併用してみるのがおすすめ。儀式モンスターは通常召喚できないため、まとめて墓地へ送ることができます。

ついでに《ブロック・ドラゴン》も墓地に送ることができ、初動の安定度がだいぶ変わります。

 

《メガリス・アラトロン》

星8/地属性/岩石族/ATK2000/DEF3000
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、このカードを手札から捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:自分フィールドのカードを対象とする相手の効果が発動した時に発動できる。
自分の墓地から儀式モンスター1体を選んでデッキの一番下に戻し、その発動を無効にし破壊する。

 

自分フィールドのカードを対象にする相手の効果が発動した時、墓地の儀式モンスターをデッキボトムへ送ることで発動を無効にして破壊できるモンスター

①の効果で他「メガリス」を相手ターン中に儀式召喚することも可能です。

 

やや受動的ではありますが、ステータスも高めで使いやすい。

相手ターン中に奇襲的に①の効果が使えるのはこのカードだけなので優先して採用することになります。

 

《ブロック・ドラゴン》と同時に並べると、岩石族を対象に取れない&効果で破壊できないという耐性を味方に安全に戦うことができます。

 

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「メガリス」魔法・罠

《メガリス・アンフォームド》

①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、フィールドの儀式モンスターの数×500ダウンする。
●レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベルの倍になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、デッキから「メガリス」儀式モンスター1体を守備表示で儀式召喚する。

 

デバフorデッキからの儀式召喚を可能にするカード

基本的に後者の効果をメインに運用します。

 

レベルの合計が儀式召喚するモンスターの倍(ちょうどである必要がある)のため、基本的に下級「メガリス」を儀式召喚することになります。

特にレベル2である《メガリス・フール》はレベル4モンスター1体で儀式召喚でき、さらに大きく展開できます。

 

《ブロック・ドラゴン》とは相性がよく、儀式素材として使いつつ、次の「メガリス」をサーチしてこれるため、ぜひ併用したい1枚です。

《メガリス・ポータル》

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:儀式召喚したモンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
②:「メガリス」モンスターが特殊召喚された場合、自分の墓地の儀式モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

 

「メガリス」モンスターが特殊召喚された場合、墓地の儀式モンスター1体をサルベージできるカード

儀式モンスターはそれぞれ1ターンに1度戦闘破壊されないおまけつき

 

「メガリス」は儀式モンスターながらも比較的特殊召喚しやすいため、発動機会に困ることはありません。サルベージできる儀式モンスターは何でもよいのでデッキビルドのセンスが問われます。

 

【メガリス】はこのカードを維持することを前提にしても手札消費が早いテーマです。

迅速にサーチして発動することはもちろんのこと、相手ターン中の特殊召喚も意識しつつ使いたい。

 

《メガリス・プロモーション》

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで元々のレベルの倍にする。

 

レベル4以下のモンスター1体のレベルをターン終了時まで元々の倍にできるカード

維持できれば下級「メガリス」の効果で上級「メガリス」を儀式召喚できます

 

儀式召喚のレベル合わせにも使えますが、いろいろと応用が利きます。

…とはいえ純【メガリス】はレベル変更効果でコンボを狙うほどの余裕はほぼないため、優先順位は低めになります。

 

ちなみに《亡龍の戦慄-デストルドー》などでレベルを下げて、このカードの対象にすればレベル12にすることができます。

色々なコンボができるカードなので研究してみてください。

 

《メガリス・エマージョン》

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の「メガリス」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。

 

墓地の「メガリス」1体を守備表示で特殊召喚できるカード

一度も儀式召喚していないモンスターは蘇生できないため注意!

 

永続罠なので墓地が肥えている状態で維持できれば毎ターン各素材に使えます。

デッキへ戻るデメリットはありますが、《ブロック・ドラゴン》で即座にサーチできるためそれほど重く見る必要はないでしょう。

 

儀式モンスターを並べれば《焔凰神-ネフティス》のリンク召喚も狙えます。

 

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戦術

 

簡単にまとめると…

(【メガリス】を構築の軸として考えた場合になります)

 

①《モンスターゲート》《名推理》などで墓地を肥やし、《ブロック・ドラゴン》共々地属性を墓地へ送って下準備を進める。

地属性で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚するなどでもOK

 

《ブロック・ドラゴン》1体とコストがあれば儀式召喚の素材とサーチが両立します。

【メガリス】は《ブロック・ドラゴン》との併用が想定されているカードデザインのため、入れた方が間違いなく安定します。

他には《高等儀式術》で安定度を上げることも検討したい。

 

②《オフィエル》《ハギト》《オク》のいずれか2体を《ブロック・ドラゴン》でサーチし、《メガリス・ポータル》を駆使しつつ、上級「メガリス」で戦線維持。

目安は《ブロック・ドラゴン》+《メガリス・アラトロン》+αくらい

 

あまり派手なことはできませんが、《ブロック・ドラゴン》のリカバリー能力は強力なため持久戦には持ち込めるはずです。

相手ターン中の儀式召喚でどれだけ翻弄できるかがカギになってきます。

 

③デッキ・墓地リソースが尽きないうちにLPを削り切る

 

岩石族にはまともなEXデッキのモンスターが存在しないため他種族のカードを借りることになります。

【メガリス】は対応力の低さが課題でもあるので汎用リンクモンスターは気軽に出せるようにしたい。

 

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まとめ

「メガリス」の紹介でした!

はじめはお世辞にも強いとは言えませんでしたが、《メガリス・フール》や岩石族の強化をきっかけに大きく前進したテーマです。

 

独特な動きがくせになるので一度使ってみてください!

相手ターン中の儀式召喚楽しいですよ!

ミリアル
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キャラクター:by CoeFont.CLOUD

テーマ紹介儀式召喚岩石族
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