【彼岸】や【幻影騎士団】が主力とするランク3
使えるデッキは多く活躍の場は広い
※10/26 《マテリアクトル・エクサガルド》追記
/所要時間5分
汎用【ランク3】
9期であまり強化されなかったことが痛いところ。
カードパワーのインフレについていくには、力不足なカードも増えてきました。
使いやすいランク3をまとめました。
一部召喚条件に特定の種族や属性を要求するモンスターがいます。
その分強力な効果を持ち合わせています。
ランク3を簡単に出すならこちら↓
- 召喚条件:縛りなし
- 1.《幻影騎士団ブレイクソード》
- 2.《彼岸の旅人 ダンテ》
- 3.《ゴーストリック・アルカード》
- 4.《機装天使エンジネル》
- 5.《超量機獣グランパルス》
- 6.《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》
- 7.《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》
- 8.《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》
- 9.《No.26 次元行路オクトバイパス》
- 10.《鍵魔人ハミハミハミング》
- 11.《虚空海竜リヴァイエール》
- 12.《No.47 ナイトメア・シャーク》
- 13.《No.71 リバリアン・シャーク》
- 14.《No.49 秘鳥フォーチュンチュン》
- 15.《エクシーズ・アーマー・トルピード》
- 16.《百鬼羅刹 巨魁ガボンガ》
- 17.《百鬼羅刹 グリアーレ三傑》
- 18.《マテリアクトル・エクサガルド》
- 召喚条件:星3×3
- 星3×2で出せるリンクモンスター
- まとめ
召喚条件:縛りなし
1.《幻影騎士団ブレイクソード》
ランク3/闇属性/戦士族/ATK2000/DEF1000
レベル3モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:X召喚されたこのカードが破壊された場合、
自分の墓地の同じレベルの「幻影騎士団」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ上がる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。
自分と相手フィールドのカードを1枚ずつ破壊できるモンスター
ランク3ではカードの種類を問わずに破壊できるカードが少なく、除去したい場合にはこのカードに頼ることになります。
攻撃力も2000あり、ランク3としてはアタッカーとしてもまずまず活躍できる。
サイドデッキに《魔のデッキ破壊ウィルス》を仕込んで媒体にすることもできます。
このカードが破壊された場合に「幻影騎士団」が墓地に存在すると、レベルを1つ上げて2体特殊召喚できる。①の効果で自身を破壊しても発動できるため強力です。
こちらの効果を狙わなくても十分に強力なので、ランク3を使うデッキには入れておきたいカードです。
Amazon:《幻影騎士団ブレイクソード》
2.《彼岸の旅人 ダンテ》
ランク3/光属性/戦士族/ATK1000/DEF2500
レベル3モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。
②:このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
③:このカードが墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地の「彼岸」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
ランク3の墓地肥やし兼打点要員
攻撃力を2500まで上げることができる。
このカードが墓地へ送られた場合、「彼岸」カードを墓地から加えることができる効果ももつ。
「彼岸」には《彼岸の悪鬼スカラマリオン》や《彼岸の悪鬼ファーファレル》などほかのデッキに入れても効果を使うことのできるモンスターもいます。
かつては「彼岸」モンスターを手札から捨てることで、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》を重ねてエクシーズ召喚することもできました。
【彼岸】以外でも高い汎用性をもつため、よく使われる1枚です。
Amazon:《彼岸の旅人 ダンテ》
3.《ゴーストリック・アルカード》
ランク3/闇属性/アンデット族/ATK1800/DEF1600
レベル3モンスター×2
相手はこのカード以外の「ゴーストリック」と名のついたモンスター及び裏側守備表示のモンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して破壊する。
「ゴーストリック・アルカード」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地からこのカード以外の「ゴーストリック」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える事ができる。
相手フィールドのセットカード1枚を破壊できるモンスター
魔法・罠だけでなく裏側守備表示のモンスターも破壊できる。
この効果だけだと《幻影騎士団ブレイクソード》に見劣りするが、このカードは《ゴーストリックの駄天使》を重ねてエクシーズ召喚できる。
ATK2000/DEF2500のステータスをもつためアタッカーとしても使えるようになります。
後半の「ゴーストリック」カードの墓地回収効果も、攻撃を妨害する《ゴーストリック・フロスト》や《ゴーストリック・ランタン》をデッキに入れれば活かすことができます。
Amazon:《ゴーストリック・アルカード》
4.《機装天使エンジネル》
ランク3/光属性/天使族/ATK1800/DEF1000
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側守備表示にし、このターンそのモンスターは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
自分の攻撃表示モンスターを守備表示にして戦闘・効果破壊から守るモンスター
耐性を持たない自分のモンスターに耐性を持たせることで、相手は除去が難しくなります。
1ターンは確実に破壊から守ることができる反面、バウンスや除外には弱いため過信は禁物。
自身に効果を使うと1ターン限りの壁になるため、緊急時には役にたつでしょう。
フリーチェーンで自分のモンスターを守備表示に変更できる汎用カードとして使うのもありかもしれませんね。
Amazon:《機装天使エンジネル》
5.《超量機獣グランパルス》
ランク3/水属性/機械族/ATK1800/DEF2800
レベル3モンスター×2
①:X素材が無いこのカードは攻撃できない。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このカードが「超量士ブルーレイヤー」をX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
③:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「超量士」モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
フィールドの魔法・罠1枚を破壊できるモンスター
ランク3では壁の役割を担う。
守備力が2800あるにも関わらず、攻撃力も1800あるためランク3にしては破格のステータスを誇ります。代わりにX素材がない場合は攻撃できません。
《超量士ブルーレイヤー》を素材にしていれば相手ターンでも発動ができます。《緊急テレポート》で特殊召喚できるため採用するのもありです。
Amazon:《超量機獣グランパルス》
6.《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》
ランク3/風属性/魔法使い族/ATK1000/DEF2600
レベル3モンスター×2体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
その効果は「お互いのプレイヤーは、それぞれのデッキから1枚ドローする。」となる。
②:このカード以外の自分フィールドの「No.」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする
(このカードがX素材を持っている場合、それらも全て重ねてX素材とする)。
X素材を2つ取り除き、相手の発動したモンスター効果を『お互いのプレイヤーはそれぞれ1ドローする』に変更するモンスター
かつては《No.86H-Cロンゴミアント》の素材役としても使われていました。
ランク3にしては守備力も高いため、様子見としての役割が強いモンスターです。
相手のモンスター効果を妨害できるのはやはり大きく、状況によっては詰めの局面でも使えます。
Amazon:《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》
7.《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》
ランク3/風属性/昆虫族/攻1200/守2500
レベル3モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの表示形式が変更された場合に発動できる。
自分の手札・墓地から昆虫族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
(2):フィールドのモンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除き、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果を無効にする。
その後、フィールドの昆虫族モンスター1体を選び、守備力を500アップするか、表示形式を変更する。
X素材を一つ取り除き、フィールドのモンスター効果を無効にして、フィールドの昆虫族モンスター1体を選び守備力500アップor表示形式変更できるモンスター
《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》と効果はよく似ていますが、こちらはフィールド限定な分相手にアドバンテージを与えません。
守備力3000を超えるランク3は他におらず、場もちもそれなりにいいです。
8.《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》
ランク3/水属性/岩石族/ATK3000/DEF3000
レベル3モンスター×2
自分のスタンバイフェイズ時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くか、自分は2000ポイントダメージを受ける。
このカードのエクシーズ素材が無い場合、このカードは攻撃できない。
このカードがフィールド上に存在する限り、自分はモンスターを特殊召喚できない。
攻守3000のランク3最高のステータスを誇る反面、重いデメリットを抱えるモンスター。
実際にはフィールドに除去が飛び交うため、このカードが2ターンの間自分のフィールドに残ることが珍しい。
相手が意図的に残すこともありますが、悠長に構えている相手には《ブラック・ホール》などからすかさず1ショットキルを仕掛けてやればよいでしょう。
X素材のないこのカードはデメリットの塊なので、《強制転移》で相手に送り付けるか、リリースに使ってしまえばOK
デッキにデメリットを回避する手段を一応入れておいたほうが安心して運用できます。
Amazon:《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》
9.《No.26 次元行路オクトバイパス》
ランク3/光属性/サイキック族/ATK 800/DEF2400
レベル3モンスター×2
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のバトルフェイズ開始時にこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このバトルフェイズ中、モンスター1体でしか攻撃できず、そのモンスターの攻撃は直接攻撃となる。
②:モンスターが直接攻撃で戦闘ダメージを与えたダメージステップ終了時に発動する。
その攻撃したモンスターのコントロールをターンプレイヤーから見た相手に移す。
バトルフェイズ開始時にX素材1つを取り除き、バトルフェイズ中モンスター1体でしか攻撃できず、その攻撃を直接攻撃にできるモンスター
直接攻撃したモンスターのコントロールを相手に移す効果も備えています。
②の効果はお互いにかかるため、LPを0にする時以外直接攻撃しにくくなりますが、送りつけのコンボ要員としてみるなら優秀。
EXデッキから呼び出せるため組み込みやすく、《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》の送りつけも可能です。
10.《鍵魔人ハミハミハミング》
ランク3/水属性/悪魔族/ATK1100/DEF1800
レベル3モンスター×2
①:このカードが特殊召喚に成功した時、自分の墓地の「魔人」Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、手札を2枚までそのモンスターの下に重ねてX素材にできる。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分フィールドの「魔人」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは相手に直接攻撃できる。
X素材を一つ取り除き、直接攻撃できるモンスター
これだけでも《天霆號アーゼウス》に繋げられるため強いのですが、①の効果も実は強力。
特殊召喚成功時、墓地の「魔人」エクシーズモンスターを蘇生するという効果なのですが、なんと同名モンスターも蘇生可能です。
つまり、2体目・3体目を出すと墓地からわらわら湧いてくるという面白い特徴があります。
2体並べば《FNo.0 未来龍皇ホープ》で制圧できるし、3体並べば重たい《無限起動メガトンゲイル》のリンク召喚までできます。
わりと可能性のある1枚なのでおすすめです。
11.《虚空海竜リヴァイエール》
ランク3/風属性/水族/ATK1800/DEF1600
レベル3モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、除外されている自分または相手のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
レベル4以下のモンスター1体を除外ゾーンから特殊召喚できるモンスター
どちらかというとコンボ向けのカード。
このカード単体では役に立たないですが、アドバンテージを生むモンスターを特殊召喚すると強力です。
除外を扱うデッキも増えたため、活躍の場は広がっています。
相手の除外ゾーンから特殊召喚してもよいので、一応妨害もできます。
Amazon:《虚空海竜リヴァイエール》
12.《No.47 ナイトメア・シャーク》
ランク3/水属性/海竜族/ATK2000/DEF2000
レベル3モンスター×2
このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札・フィールド上から水属性・レベル3モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分フィールド上の水属性モンスター1体を選択して発動できる。
このターン、選択したモンスター以外のモンスターは攻撃できず、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
X素材を1つ取り除き、水属性のモンスター1体へ直接攻撃能力を付与するモンスター
自身に対しても発動可能なので、LP2000以下の相手に対しフィニッシャーを務めることができます。
余裕があれば採用しておくと思わぬところで活躍します。
そのまま《天霆號アーゼウス》につなげるのもよし。
Amazon:《No.47 ナイトメア・シャーク》
13.《No.71 リバリアン・シャーク》
ランク3/水属性/ドラゴン族/ATK 0/DEF2000
レベル3モンスター×2
①:1ターンに1度、「No.71 リバリアン・シャーク」以外の自分の墓地の「No.」Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードのX素材1つをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「RUM」魔法カード1枚を選んでデッキの一番上に置く。
墓地の同名以外の「No.」1体を蘇生してX素材1つを分け与えることができるモンスター
「No.」を蘇生するカードは《グローリアス・ナンバーズ》が存在しますが、こちらはフィールドに左右されないのが利点です。
墓地に送られた場合、デッキから「RUM」1枚をデッキトップに置くことができるため、擬似サーチとして役立たせることができます。
《RUM-七皇の剣》を採用しておくのもいいですね!
Amazon:《No.71 リバリアン・シャーク》
14.《No.49 秘鳥フォーチュンチュン》
ランク3/光属性/鳥獣族/攻 400/守 900
レベル3モンスター×2
このカード名の(4)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードは効果の対象にならない。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
(3):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は500LP回復する。
(4):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、自分の墓地のレベル3モンスター2体を対象として発動する。
そのモンスター2体をデッキに戻し、このカードをEXデッキに戻す。
対象にならない&戦闘・効果破壊をX素材を取り除いて身代わりにできるモンスター
ライフ回復・レベル3のリソース回復(強制効果)と全ての効果が受動的でありながらも、堅固な耐性のおかげで一定の需要がある1枚です。
ランク3には《天霆號アーゼウス》を重ねやすいモンスターが多く存在しますが、こちらは対象を取る妨害に対して強いため、より後攻からの捲りに適しています。
15.《エクシーズ・アーマー・トルピード》
ランク3/水属性/戦士族/攻2500/守 800
レベル3モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):X素材が無いこのカードは攻撃できない。
(2):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
自分は1枚ドローする。
(3):このカードが装備されている限り、以下の効果を適用する。
●装備モンスターが戦闘を行う場合、ダメージステップ終了時まで、相手はカードの効果を発動できず、相手フィールドの表側表示モンスターの効果は無効化される。
●装備モンスターがXモンスターの場合、相手は装備モンスターを効果の対象にできない。
X素材2つを取り除き、1ドローできるモンスター
装備状態となった場合、攻撃時のカード封殺&対象耐性を与えることができます。
1ドロー後に、《エクシーズ・アーマー・フォートレス》を重ねてエクシーズ召喚して《アーマード・エクシーズ》をサーチし、効果③まで綺麗に繋がるデザイナーズコンボとなっています。
基礎ステータスもランク3の中ではかなり高めであり、使い勝手の良い1枚と言えます。
16.《百鬼羅刹 巨魁ガボンガ》
ランク3/光属性/獣戦士族/攻2100/守 0
レベル3モンスター×2
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがX召喚した場合に発動できる。
デッキから「ゴブリン」モンスター1体を手札に加える。
(2):フィールドのX素材が取り除かれた場合、フィールドの他の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのX素材とする。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
デッキから「ゴブリン」モンスター1体をこのカードのX素材とする。
X召喚時に「ゴブリン」モンスター1体のサーチができるモンスター
フィールドのX素材が取り除かれた場合に、他のフィールドのモンスター1体を自身のX素材にする効果を持っています。
自身もその名を冠する「ゴブリンライダー」はレベル3の特殊召喚しやすいモンスターで構成されており、いずれもX素材を取り除いて展開する効果を持っています。
つまり、サーチ後に除去してさらに展開するという理想的な流れが作れます。
ランク3の展開&除去要員としては質が高いため、今後見かける機会が増えるカードだと思われます。
17.《百鬼羅刹 グリアーレ三傑》
ランク3/光属性/戦士族/攻1700/守 0
レベル3モンスター×2体以上
(1):フィールドのX素材が3つ以上の場合、自分の「ゴブリン」モンスターは直接攻撃できる。
(2):1ターンに1度、このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、モンスターが召喚・特殊召喚された場合、その内の1体を対象として発動できる。
フィールドのX素材を1つ取り除き、対象のモンスターの表示形式を変更する。
(3):1ターンに1度、相手のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
フィールドのX素材を1つ取り除き、その攻撃を無効にする。
直接攻撃&モンスターの召喚・特殊召喚時に表示形式変更ができるモンスター
いずれの効果も地味ではありますが、効果②で裏側守備表示のモンスターをリバースさせられるため、リバースサポートとして使用することができます。
ランク3は比較的出しやすく、渋めのオリジナルデッキでは重宝しそうです。
18.《マテリアクトル・エクサガルド》
ランク3/水属性/ドラゴン族/攻2000/守2000
レベル3モンスター×2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから、「マテリアクトル」モンスター1体を特殊召喚するか「マテリアクトル」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):相手がモンスターを召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
このカードがX素材としている、「マテリアクトル」カードを含むカードを2枚まで手札に加える。
自分の墓地に通常モンスターが存在する場合、さらにフィールドのカード1枚を手札に戻す事ができる。
X素材1つでデッキから「マテリアクトル」モンスターのリクルートor「マテリアクトル」魔法・罠1枚のサーチを選べるモンスター
さらに展開を伸ばすなら《マテリアクトル・ゼプトウィング》のリクルート、盤面を固めるなら《原質の臨界超過》で万能無効カウンターを構えると柔軟に使い分けられます。
サーチ先が《原質の炉心溶融》ならばデッキトップを6枚操作できるなどオリジナルデッキ適正も高め。
召喚条件:星3×3
19.《亜種羅王》
ランク3/地属性/戦士族/攻2100/守 0
レベル3モンスター×3体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):X素材を持っているこのカードは、その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
(2):このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
このカードの攻撃力は200アップする。
(3):このカード以外のモンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
X素材の数だけ連続攻撃、自身以外のモンスター効果の発動時、X素材1つを取り除いてその発動を無効にして破壊できるモンスター
重さに見合っただけの攻撃性と制圧力を兼ね備えた良モンスターです。
簡単に3連撃できるため②の効果と合わせて、2300+2500+2700=7500とダイレクトアタックできれば一気にゲームエンドになれるほどのダメージを叩き出せます。
レベル3に特化したデッキであれば十分候補になってくれます。
20.《トライエッジ・リヴァイア》
ランク3/水属性/海竜族/攻1800/守1500
レベル3モンスター×3
このカードが戦闘によって破壊したモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
ターン終了時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントダウンし、効果は無効化される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
1ターンに1度、X素材を1つ取り除き、フィールドのモンスター1体の攻撃力を800ダウンさせて効果を無効化できるモンスター
ダメージステップにも使用でき、永続効果も無効にできるため意外と応用力があります。
ただし、基礎ステータスが低いために制圧力はそこまで高くなく、正規の方法でエクシーズ召喚すると消費が大きいのが難点。
《エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ》の墓地効果でランク2をランクアップさせて出すのが使いやすいでしょう。
性能自体は良いのですが、もう少し攻撃力が欲しかったですね。
星3×2で出せるリンクモンスター
-.《彼岸の黒天使 ケルビーニ》
闇属性/天使族/ATK 500/LINK2
【リンクマーカー:左下/右下】
レベル3モンスター2体
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのリンク先のモンスターは効果では破壊されない。
②:フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドのカード1枚を墓地へ送る事ができる。
③:デッキからレベル3モンスター1体を墓地へ送り、フィールドの「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのそれぞれの数値分アップする。
ランク3と同じ素材で出せるリンクモンスターのため自然に採用できる。
攻撃力が低いため維持には向きませんが、展開のための準備を行うことができます。
③の効果でレベル3のモンスターをデッキから墓地へ送ることもできるため、こちらもうまく使いたい。
①の効果で「彼岸」モンスターの自壊を防ぐこともできるので、混合することもできます。
まとめ
ランク3は扱えるデッキが多岐にわたるため、よく使われるカード群になります。
リンクモンスターで役割を奪われがちですが、使うとやはり便利だと実感します。
攻撃力が低いのでむやみに出すのではなく、状況を見極めて使ってみて下さい!
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