ゼロから覚える【聖天樹(サンアバロン)】テーマデッキ紹介

スペクターの「聖天樹」がようやくOCG化!

現れろ!我が道を照らす未来回路!

/所要時間5分

【聖天樹】テーマ紹介

セレクション10で登場した新テーマ【聖天樹(サンアバロン)】

ダメージを糧に母なる樹を成長させるという戦術を得意とします。

 

アニメの活躍では守りに徹して一撃必殺を狙うというコンセプトでしたが、OCGでは構築次第でアグレッシブな動きも可能。

豊富なサポートと安定度の高い初動を持ち合わせた面白いテーマに仕上がっています。

 

●これから【サンアバロン】を組んでみたい!

●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!

●デッキ構築に悩んでいる…

という方は続きをどうぞ!

 

属性:地属性
種族:植物族
レベル:1・2
召喚法:リンク召喚
特徴:ダメージを受けると回復&EXデッキから特殊召喚

 

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「聖天樹」関連のモンスター

《聖種の地霊》

星1/地属性/植物族/ATK 0/DEF 600
千年に1度、聖天樹から獲れる種は、千年の時を経てその土地の守護精霊になると言われている。

 

【サンアバロン】で欠かせない重要な通常モンスター

地属性・植物族・レベル1・通常モンスターとステータスに恵まれており、選択肢に困るほどのサポートカードが存在します。

基本的にこのカードからリンク1《聖天樹の幼精》をリンク召喚し、母なる樹を成長させていきます。

 

手札でダブったとしても手札コストにしたり、《リンクスパイダー》で無駄なく展開できるため、【サンアバロン】では手札事故要因になることはありません。

むしろ、展開の要として3積みがおすすめです。

 

植物族以外のサポートの候補としては
・《ドラコネット》
・《トレジャー・パンダー》
・《レスキューラビット》
・《予想GUY》
・《ワンチャン!?》
・《ワン・フォー・ワン》
・《リンク・スパイダー》

などが使いやすいです。お好みでどうぞ!

 

《聖種の影芽》

星1/地属性/植物族/ATK 0/DEF 400
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに植物族の通常モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:墓地のこのカードを除外し、リンク状態でリンク2以下の自分の、「サンアバロン」モンスターまたは「サンヴァイン」モンスター1体を対象として発動できる。
その同名モンスター1体を効果を無効にしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない。

 

自分フィールドの植物族通常モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できるモンスター

《聖種の地霊》だけでも簡単に特殊召喚できるので、展開札として十分に期待できます。

 

また、墓地から除外してリンク2以下のリンク状態の「サンアバロン」「サンヴァイン」リンクモンスター1体と同名モンスターをEXデッキから特殊召喚(効果は無効)することもできます。

 

①②の効果を使えば、軽々とリンク3・4まで繋がるので《ワンチャン!?》でサーチする最も有力な候補と言えます。

【サンアバロン】は専用のEXデッキになりがちなデッキですが、リンク2には《アロマセラフィ-ジャスミン》や《森羅の舞踏娘 ピオネ》がおり、戦術の幅を広げてくれます。

 

《聖種の天双芽》

星2/地属性/植物族/ATK 0/DEF 800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「サンアバロン」リンクモンスターが存在し、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のレベル4以下の植物族の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:墓地のこのカードと自分フィールドのリンクモンスター1体を除外して発動できる。
自分の墓地に同名の植物族リンクモンスターが2体以上存在する場合、その内の1体を選んで特殊召喚する。

 

自分フィールドに「サンアバロン」リンクモンスターが存在し、召喚・特殊召喚に成功した場合、墓地のレベル4以下植物族通常モンスター1体を特殊召喚できるモンスター

通常モンスターの方を特殊召喚する方法ばかり考えがちですが、このモンスターも《薔薇恋人》《超栄養太陽》《偽りの種》などの豊富な植物族サポートで特殊召喚しやすいです。

《エンジェル・トランペッター》を蘇生できれば、《アロマセラフィ-マジョラム》などのレベル6シンクロも可能。

 

また、墓地のこのカードと自分フィールドのリンクモンスターを除外し、墓地の植物族リンクモンスターを蘇生することもできます。

ねらい目はメインアタッカーであるリンク1《聖蔓の剣士》なのですが、【サンアバロン】は正規のリンク召喚を行わない場合も多いので、どれが蘇生制限を満たしているか忘れないように注意です!

 

《聖蔓の乙女》

星1/地属性/植物族/ATK 0/DEF 0
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキから特殊召喚された自分フィールドの植物族モンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その効果を無効にする。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの「サンアバロン」魔法・罠カード及び「サンヴァイン」魔法・罠カードは相手の効果の対象にならない。

 

[EXデッキから特殊召喚された自分フィールドの植物族モンスター]を対象とする効果を相手が発動した時、手札から特殊召喚してその効果を無効にするモンスター

効果耐性のない「サンアバロン」リンクモンスターへの保険の役割を果たします。

 

また、モンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの「サンアバロン」関連の魔法・罠カードへ[相手の効果対象にならない]耐性を与えます

 

①②どちらの効果も守りに徹しており、このカードを主体にして展開するのは苦手。

《ワンチャン!?》でサーチして防御を任せられるので、このカードを1枚入れておくだけでも安心度は変わります。

そこまで重要なカードではないので1枚採用でもOKです。

 

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EXデッキの「聖天樹」モンスター

《聖天樹の幼精》

地属性/植物族/ATK 0/LINK1
【リンクマーカー:下】
レベル4以下の植物族モンスター1体
①:このカードが「聖種の地霊」を素材としてEXモンスターゾーンにリンク召喚された場合に発動できる。
デッキから「サンヴァイン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードは攻撃対象にされない
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
③:1ターンに1度、自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
その数値分だけ自分のLPを回復し、EXデッキから「サンヴァイン」モンスター1体を特殊召喚する。

 

【サンアバロン】の始まりの樹

《聖種の地霊》を素材としてEXモンスターゾーンにリンク召喚した場合、デッキから「サンヴァイン」魔法・罠をサーチできます。

簡単にアドバンテージが増えるため重要に見えますが、召喚条件も満たしやすいため、レベル4以下の植物族を墓地へ送る方法としてみるのもあり。

 

このモンスターは基本的にリンク召喚への繋ぎなので攻撃対象にならない耐性はあまり意味がありませんが、《増殖するG》を打たれた場合であれば、このモンスターで止まるのがベターでしょう。

 

戦闘・効果ダメージを受けた場合、そのダメージ分回復しEXデッキから「サンヴァイン」モンスターを特殊召喚できます。

相手から受けるダメージはもちろんのこと、自分の戦闘・効果ダメージでもトリガーするので《ワンチャン!?》《火炎地獄》《破壊輪》などで容易に発動していけます。

この効果を存分に発揮して展開していくのが【サンアバロン】の主な戦術となります。

 

《聖天樹の精霊》

地属性/植物族/ATK 0/LINK2
【リンクマーカー:左下/右下】
「サンアバロン」リンクモンスターを含む植物族モンスター2体
①:このカードは攻撃対象にされない
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
②:自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
その数値分だけ自分のLPを回復し、EXデッキから「サンヴァイン」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。

 

《聖天樹の幼精》が成長した姿。使い方はほとんど同じです。

こちらは1ターンに2度まで「サンヴァイン」モンスターを特殊召喚できます。

 

このモンスターをリンク召喚できている場合は、《アロマセラフィ-ジャスミン》がリンク召喚可能なので、ダメージのトリガーを引けるカードがなければ優先してリンク召喚する必要はありません。

【サンアバロン】はEXデッキの余裕がまったくないのでこのカードは1枚だけという選択肢も視野に入ります。

 

ちなみに1枚で複数のダメージトリガーを引けるカードでおすすめは《Emミラー・コンダクター》と《死霊の誘い》の2枚。

どちらも扱いやすいカードなので、コンボに特化してみるのであれば検討してみるといいと思います。

 

《聖天樹の大精霊》

地属性/植物族/ATK 0/LINK3
【リンクマーカー:左下/下/右下】
植物族モンスター2体以上
①:このカードは攻撃対象にされない
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
②:1ターンに3度まで、自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
その数値分だけ自分のLPを回復し、EXデッキから「サンヴァイン」モンスター1体を特殊召喚する。
③:1ターンに1度、このリンク先のモンスターが攻撃対象になった時に発動できる。
攻撃を無効にし、その自分のモンスターの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。

 

【サンアバロン】で目指すめく大樹。

1ターンに3度まで、EXデッキから「サンヴァイン」モンスターを特殊召喚できます。

また、リンク先のモンスターが攻撃対象になった場合、その攻撃を無効にしモンスターの位置を変更できます

 

1ターンに3度まで特殊召喚できる効果を十分に活かすのであれば、自爆特攻がメインとなります。

中でも《脆刃の剣》との相性がよく、相手に効率よくダメージを与えながら自傷ダメージで展開もできます。

とどめの一撃はエースである《聖蔓の剣士》にまかせれば合計4000ダメージくらい軽々と達成できます。

 

EXデッキに採用する「サンヴァイン」モンスターは多くても少なくてもデッキがうまく回らないので5枚を目安にするのがおすすめです。

 

【サンアバロン】はこのモンスターを維持しながら、相手の出方をうかがっていきます。

隙が生まれたら、すかさず大量展開して《聖蔓の剣士》や《狂植物の氾濫》などで1ショットキルを目指しましょう!

 

《聖天樹の大母神》

地属性/植物族/ATK 0/LINK4
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
リンクモンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「サンアバロン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードは相手の効果では破壊されず、攻撃対象にされない(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
③:1ターンに1度、このカードのリンク先の自分のリンクモンスター1体をリリースして発動できる。
そのリンクマーカーの数まで、相手フィールドのカードを選んで破壊する。

 

スペクターの愛する母なる樹

リンク召喚時にデッキから「サンアバロン」魔法・罠1枚をサーチできます。

後述する《聖天樹の開花》をサーチすることで、相手ターン中の妨害になります。

 

このモンスターはほかの「サンアバロン」とは異なり、ダメージによる特殊召喚効果を持ち合わせていません

代わりに相手の効果で破壊されず、攻撃対象にならない耐性とリンク先のリンクモンスターをリリースしてそのリンクマーカー分、相手フィールドのカードを選んで破壊できます。

 

不用意にリンク召喚すると後続が続かずにリンク先を失うばかりなので、このモンスターをリンク召喚するのであれば、次のターンのリカバリーが整っているターンが好ましいです。

 

幸いリンク素材が緩いので《コードブレイカー・ゼロデイ》のリンク出張セットで《聖天樹の大精霊》と同時にフィールドに出すことも可能です。

何枚も使うカードではないので1枚採用で十分だと思います。

 

《聖天樹の月桂精》

地属性/植物族/ATK 0/LINK2
【リンクマーカー:左/右】
植物族モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは攻撃対象にされない
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
②:自分フィールドのモンスター1体をリリースし、「聖天樹の月桂精」以外の自分の墓地の植物族リンクモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。

 

自分フィールドのモンスター1体をリリースし、墓地の植物族リンクモンスター2体をEXデッキへ戻すことができるモンスター

EXデッキを大量消費する【サンアバロン】にとってリソースを回復できる貴重な手段です。

ただし、このカードをリンク召喚できる場面は余裕がある時だけなので、1枚あれば十分です。

 

《聖天樹の灰樹精》

地属性/植物族/ATK 0/LINK3
【リンクマーカー:上/左/右】
リンクモンスターを含む植物族モンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地から「聖種の地霊」1体を選んで特殊召喚する。
②:このカードは攻撃対象にされない
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
③:1ターンに1度、このカードのリンク先の自分の「サンヴァイン」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは自分フィールドの「サンアバロン」リンクモンスターの数まで攻撃できる。

 

リンク召喚時に墓地から《聖種の地霊》を蘇生できるモンスター

「サンヴァイン」リンクモンスターの攻撃回数を増やすこともできます。

 

後述する《聖蔓の剣士》との相性は抜群で、複数攻撃を付与することで大幅にライフを削りつつ、相手モンスターのコントロールを得ることができます。

【サンアバロン】で大量展開コンボができるのであればEXリンクも見えてきます。

 

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EXデッキの「聖蔓」モンスター

《聖蔓の剣士》

地属性/植物族/ATK 800/LINK1
【リンクマーカー:下】
植物族の通常モンスター1体
①:自分フィールドの「サンアバロン」リンクモンスターが効果でフィールドから離れた場合に発動する。
このカードを破壊する。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドの「サンアバロン」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力は、そのリンクマーカーの数×800アップする。
③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
そのモンスターをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに効果を無効にして特殊召喚する。

 

【サンアバロン】におけるメインアタッカー

特殊召喚成功時に、自身の攻撃力をフィールドの「サンアバロン」リンクモンスターのリンクマーカーの数×800アップします。

リンク3を対象にするだけでリンク1としては破格のATK3200となり、相手モンスターをなぎ倒していけます。

また、戦闘破壊した相手モンスターをリンク先へ効果を無効にして特殊召喚するというさらに攻撃的な効果も備わっています。

 

【サンアバロン】にはアタッカーという概念がこのモンスター以外には存在しないため3積み必須。

蘇生対象としても魅力的なので、正規のリンク召喚も1回はしておくと便利です。

 

《聖蔓の癒し手》

地属性/植物族/ATK 600/LINK1
【リンクマーカー:上】
植物族の通常モンスター1体
①:自分フィールドの「サンアバロン」リンクモンスターが効果でフィールドから離れた場合に発動する。
このカードを破壊する。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドの「サンアバロン」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
自分はそのリンクマーカーの数×300LPを回復する。
③:自分の植物族リンクモンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
自分は600LP回復する。

 

特殊召喚に成功した場合、フィールドの「サンアバロン」リンクモンスターのマーカーの数×300だけライフを回復できるモンスター

回復値はわずかなものですが、1ターンに1度ではないので繰り返すことでまずまずの数値となります。

 

また、植物族リンクモンスターが戦闘ダメージを与えた場合、600LP回復できます。

②③どちらの効果も回復に特化しており《聖蔓の剣士》と比べると見劣りしますが、とりあえず回復できるので展開の繋ぎとしては最適。

《アロマセラフィ-ジャスミン》など「アロマ」のトリガーにもできるので混合する際には重宝するでしょう。

 

《聖蔓の守護者》

地属性/植物族/ATK 600/LINK1
【リンクマーカー:上】
植物族の通常モンスター1体
①:自分フィールドの「サンアバロン」リンクモンスターが効果でフィールドから離れた場合に発動する。
このカードを破壊する。
②:「サンアバロン」リンクモンスターとリンク状態になっているこのカードが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは半分になる。
③:このカードが戦闘で破壊された時に発動できる。
そのダメージステップ終了後にバトルフェイズを終了する。

 

「サンアバロン」リンクモンスターとリンク状態になっている自身が相手モンスターと戦闘を行う場合、自分への戦闘ダメージを半分にできるモンスター

戦闘破壊時に、バトルフェイズを終了させることもできます

 

どちらも防御的な性能でありながら戦闘を行う必要があり、やや使いにくい。

このモンスターは自爆特攻の種にするのがベターな使い方ではないかと考えています。

《脆刃の剣》は2000ダメージ超過で自壊するので、このモンスターのダメージ半減と相性がよく、相手モンスターが強くても、自壊しないギリギリのラインで自爆特攻が可能となります。

 

最後になりましたが、「サンヴァイン」モンスターは①の共通効果で「サンアバロン」リンクモンスターが効果でフィールドを離れた場合、自壊する(強制効果)デメリットを持っています。

一気にフィールドレスになってしまう危険を常にはらんでいるため、フリーチェーンでコストとして「サンアバロン」を処理できるカードを採用しておくと少し安心できます。

 

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「聖天樹」関連の魔法・罠

《聖蔓の播種》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「サンシード」モンスター1体を特殊召喚し、自分は1000ダメージを受ける。
自分フィールドに「サンアバロン」リンクモンスターが存在しない場合には、この効果で「聖種の地霊」しか特殊召喚できない。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):自分フィールドの植物族リンクモンスターが戦闘または相手の効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。

 

デッキから「サンシード」1体を特殊召喚し、1000ダメージ受けるカード

《聖天樹の幼精》からサーチして発動⇒《聖種の天双芽》リクルート⇒ダメージ受けてリンク1「サンヴァイン」をEXデッキから特殊召喚⇒墓地の《聖種の地霊》という流れで4体のモンスターを用意できます。

【サンアバロン】の基礎展開であり、これを通せないとスムーズにデッキが動きません。

《聖種の地霊》を3積みして確実に着地させたい理由がここにあります。

 

また、植物族リンクモンスターの身代わりにできる効果も便利で、貧弱な「サンアバロン」の耐性を補いつつ戦えます。

テーマ内でも使いやすいカードですが、植物族全般の展開カードとしても使えるので覚えておくといいでしょう。

 

《聖蔓の社》

自分フィールドに「サンアバロン」リンクモンスターが存在する場合、手札を1枚墓地へ送ってこのカードを発動できる。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分は植物族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:1ターンに1度、発動できる。自分の墓地からレベル4以下の植物族の通常モンスター1体を選んで特殊召喚する。
③:相手エンドフェイズに、魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の永続罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。

 

1ターンに1度、墓地のレベル4以下植物族通常モンスター1体を蘇生できるカード

ただし、発動している間、植物族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できないデメリットが付属します。

《聖天樹の幼精》からサーチ可能で、そのままリンク2へつながる展開カードとして優秀な1枚。

 

他種族のモンスターをEXデッキから展開したいのであれば、発動後に《BF-精鋭のゼピュロス》でバウンスすると無駄がないです。ダメージトリガーを引きながら、デメリットを回避できます。

 

また、相手エンドフェイズにこのカードを墓地へ送り、墓地の永続罠1枚をセットできます。

【サンアバロン】と相性がよい《死霊の巣》や汎用性の高い制限カード《王宮の勅命》などを使いまわせます。

 

便利なカードではあるのですが、やはり植物族縛りがネック。

戦術の幅が狭まり相手に予想されやすいため、使える状況でも発動しないという選択肢もありです。

 

《聖蔓の交配》

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのリンクモンスター1体をリリースし、そのモンスター以外の自分の墓地の植物族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

自分フィールドのリンクモンスター1体をリリースし、そのモンスター以外の植物族1体を効果無効で蘇生できるカード

基本はリンク召喚サポートとして使われます。

 

墓地で効果を発動できる植物族はこれといっていないので、素直に「サンヴァイン」をリリースしつつ、リンク2・3の植物族リンクモンスターを蘇生させればOK。

EXモンスターゾーンを空けつつ再度《聖天樹の大精霊》をリンク召喚すれば、自傷ダメージとのコンボをさらに加速させることもできますよ。

 

《聖天樹の開花》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、自分フィールドにリンク4以上の植物族リンクモンスターが存在する場合、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
②:自分の植物族リンクモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、そのリンク先のモンスターの攻撃力の合計分アップする。

 

発動処理として自分フィールドにリンク4以上の植物族リンクモンスターが存在する場合、相手フィールド全ての表側表示モンスターの効果を無効化できるカード

《聖天樹の大母神》からサーチ可能でそのまま制圧札になるのは前述したとおり。

 

この無効は発動時だけなので、後から展開されたモンスターは無効化されません。

タイミングを見極めて発動する必要がありますね。

 

また、植物族リンクモンスターが攻撃するダメージ計算時にリンク先のモンスターの攻撃力を合算することもできます。

リンク先が伸びている《聖天樹の大精霊》などで《聖蔓の剣士》をリンク先に並べていた場合は、総攻撃力は余裕で10000を超えます。

 

制圧&フィニッシュカードとして活躍が期待できるので、《聖蔓の社》でリサイクルする先としても適任。1・2枚採用がおすすめです。

 

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相性の良いカード

植物族に関連するサポートカードはこちらからどうぞ!

【種族サポート】植物族の汎用カード一覧
《ローンファイア・ブロッサム》を始めとする植物族 出張性能が高いモンスターも多い /所要時間5分 【植物族】種族サポート 《ダンディライオン》や《バオバブーン》、「捕食植物」セットなど単体でアドバンテージを生むカードが多い植物族 サポートも...

 

《諸刃の剣》

①:「脆刃の剣」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:装備モンスターの攻撃力は2000アップし、装備モンスターの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受ける。
③:自分が2000以上の戦闘ダメージを受けた場合に発動する。
このカードを墓地へ送る。

 

装備モンスターの攻撃力を2000アップして、発生する戦闘ダメージを互いのプレイヤーが受けるカード

2000ダメージ以上のダメージを受けることで自壊します。

 

【サンアバロン】の貴重なダメージリソースであり、自傷ダメージ源としても使えます。

基本的に相手モンスターに装備して、自爆特攻していくことで「サンアバロン」リンクモンスターの効果を最大まで活かしきることができます。

ややコンボ要素が強いため、メインの戦術とするには心もとないですが、1ショットキルできる数少ないプランとして候補となってくれます。

 

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戦術

①《聖種の地霊》を素材に《聖天樹の幼精》をリンク召喚。「サンヴァイン」魔法・罠をサーチして、自分にダメージを受けるカードを発動し、《アロマセラフィ-ジャスミン》をリンク召喚。
墓地を肥やしながら、《聖天樹の大精霊》を目指す。

 

【サンアバロン】だけだとどうしても戦術が偏ってしまうので、残り枠の少ないEXデッキから《アロマセラフィ-スイート・マジョラム》や《六花聖ティアドロップ》など植物族汎用モンスターでサポートしてあげると戦いやすいです。

 

②《聖蔓の剣士》で相手にダメージを与えつつ、《聖天樹の大母神》で制圧&総攻撃。
《脆刃の剣》や《狂植物の氾濫》などがあればさらに1ショットキルに近づきます。

 

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まとめ

【サンアバロン】の簡単な紹介でした

スペクターのカードを心待ちにしていたので、OCG化がとっても嬉しいです!

ぜひ遊んでみてください!

 

もう少し追記していく予定なので時間があればまた見に来てくださいね!

 

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キャラクター:by CoeFont.CLOUD

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