【機界騎士】ってどうやって展開するの?
戦いやすいデッキにしたい!と思ったら
※10/27 《EM 五虹の魔術師》追記
/所要時間5分
【機界騎士】相性の良いカード集
【機界騎士】で解決しなければならないこと
①受動的な展開方法
「機界騎士」の共通効果での特殊召喚はEXモンスターゾーンを使用しなければ、相手のカードを1枚以上必要とします。
また、共通効果での特殊召喚には複数のカードが必要なので、自分のメインフェイズ1に《サイクロン》などを使われると苦しい。
相手のカードと自分のカードがなくなって特殊召喚しにくくなってしまいます。
②縦列のカードしか処理できない
除去効果・無効効果と一通り揃っていますが、いずれも縦列のカードのみしか対処できません
③プレイングに慣れが必要
相手がどのようにカードを配置するか予想して、いかに相手フィールドのカードを消費させず、自分が展開した後に破壊できるかが鍵になります。
以上から
・相手のカードに頼らない展開
・相手のカードを発動させない
・プレイングが楽になる
これらを行うカードを主に紹介します
展開サポート
・モンスターを相手フィールドに特殊召喚すると展開しやすくなります
《雷帝家臣ミスラ》
星2/光属性/雷族/ATK 800/DEF1000
「雷帝家臣ミスラ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、相手フィールドに「家臣トークン」(雷族・光・星1・攻800/守1000)1体を守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:このカードがアドバンス召喚のためにリリースされた場合に発動できる。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにアドバンス召喚できる。
容易に特殊召喚でき、相手フィールドにトークンを特殊召喚することができます。
空いている箇所ならどこに特殊召喚してもいいので「機界騎士」の共通効果での特殊召喚がしやすくなります。
また、このカード自体もアドバンス召喚のリリースに使いやすい。
①の効果を使ったターンはエクストラデッキから特殊召喚できなくなりますが、「機界騎士」はステータスがそれなりに高いため戦えるでしょう。
トークンのステータスが低いので的にしやすく、様々な「機界騎士」の効果を活かすために役立ってくれます。
相手がカードをほとんどプレイしてくれなくても展開できる【機界騎士】では貴重なカードです。
《リンクリボー》
闇属性/サイバース族/ATK 300/LINK1
【リンクマーカー:下】
レベル1モンスター1体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをリリースして発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル1モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
レベル1のモンスター1体でリンク召喚できるモンスター
簡単にリンク召喚でき、「機界騎士」の特殊召喚条件を満たしやすくしてくれます。
【機界騎士】では《ヴァイロン・スフィア》がリンク素材におすすめです。
効果も便利なので1枚は採用すると「機界騎士」が使いやすくなります。
《ヴァイロン・スフィア》
星1/光属性/機械族/ATK 400/DEF 400
このカードがモンスターカードゾーン上から墓地へ送られた場合、500ライフポイントを払う事で、このカードを装備カード扱いとして自分フィールド上のモンスター1体に装備する。
また、装備カード扱いとして装備されているこのカードを墓地へ送る事で、自分の墓地から装備魔法カード1枚を選択してこのカードの装備モンスターに装備する。
モンスターゾーンから墓地へ送られた場合なので、シンクロやリンク素材に使われた場合でも装備カード扱いになることができます。
《リンクリボー》の縦列に配置することで、カード消費1枚で自力で「機界騎士」の特殊召喚条件を満たせます。
装備カードはどこに配置してもいいので、これから展開したい場所におけるのもメリットです。
後半の効果で装備魔法を墓地から装備させることもできるので、さらに「機界騎士」の特殊召喚に貢献することもできます。
装備魔法は様々ありますが、使いやすい《月鏡の盾》やそこそこ場もちの良い《災いの装備品》あたりがいいのではないでしょうか?
このカードはチューナーなので、シンクロ召喚も取り入れることができ、さらに戦略の幅が広げることができます。
「十二獣」
星4/地属性/獣戦士族/ATK1200/DEF 400
①:自分フィールドの獣戦士族Xモンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドのこのカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行った
ダメージ計算後に発動する。
その相手モンスターを除外する。
1枚で「十二獣」エクシーズモンスターを呼び出すことができる点に着目しました。
「十二獣」を【機界騎士】で使う場合、重要なルールがあります。
前提:EXモンスターゾーンを相手が使っていない
自分が右のEXモンスターゾーンを使っている場合、EXモンスターゾーンのモンスターを素材にEXデッキからモンスターを特殊召喚すると、左のEXモンスターゾーンへ特殊召喚できる。
つまり、「十二獣」はEXモンスターゾーンを実質移動できるということです。
相手がEXモンスターゾーンを使用していない時にも積極的に「機界騎士」を特殊召喚できるようになります。
「十二獣」同様に《No.39 希望皇ホープ》などでも可能です。
《EM 五虹の魔術師》
星1/光属性/魔法使い族/ATK 100/DEF 100
【Pスケール:青12/赤12】
①:自分はEXデッキからしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
②:お互いは自身の魔法&罠ゾーンにセットされているカードの数により以下を適用する。
●0枚:自分フィールドのモンスターは、攻撃できず、効果を発動できない。
●4枚以上:自分フィールドのモンスターの攻撃力は元々の数値の倍になる。
【モンスター効果】
①:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた場合に発動できる。
墓地のこのカードを自分のPゾーンに置く。
セットした魔法&罠ゾーンの数に応じてP効果を発揮するモンスター
セットしているカードが0枚の場合、モンスターの攻撃宣言と効果の発動を封じさせます。
解除するために半強制的なセットを強要するので、「ジャックナイツ」の共通効果による特殊召喚が行いやすくなります。
【機界騎士】は自分からセットするカードを多めに採用しないと展開できないので、必然的にデメリットを回避しやすい。
4枚セットしてある状態はほとんどありませんが、「ジャックナイツ」の攻撃力が4000を超えます。
「EM」の名を持つため手札にも加えやすく、うまく使えば《スキルドレイン》以上の妨害性を発揮できます。
《トリックスター・ライトステージ》
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「トリックスター」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:1ターンに1度、相手の魔法&罠ゾーンにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
このカードがフィールドゾーンに存在する限り、セットされたそのカードはエンドフェイズまで発動できず、相手はエンドフェイズにそのカードを発動するか、墓地へ送らなければならない。
③:自分フィールドの「トリックスター」モンスターが戦闘・効果で相手にダメージを与える度に、相手に200ダメージを与える。
注目するべきは②の効果
相手のセットされた魔法・罠カードをエンドフェイズまで発動できなくさせます。
その後、破壊か発動を強制するのも高評価です。
「機界騎士」の特殊召喚を安全に行うことができます。
【機界騎士】は召喚権があまりがちになるので、《トリックスター・キャンディナ》でこのカードを手札に加えやすいこともメリットです。
【機界騎士】には《星遺物が刻む傷痕》もあるためフィールド魔法が多くなりますが、どちらを使い捨てで使ってもあまり問題がないので、3枚いれても安定性に貢献してくれます。
攻撃&防御サポート
《星遺物を巡る戦い》
①:自分フィールドの表側表示モンスター1体をエンドフェイズまで除外し、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力は、このカードを発動するために除外したモンスターのそれぞれの元々の数値分ダウンする。
自分のモンスターをエンドフェイズまで除外して、除外したモンスターの元々のステータス分対象にした相手モンスターのステータスを下げる効果
除去から逃がしたり、攻撃しやすくなったりと様々な用途で使用できます。
除外したモンスターが戻ってくる時、元々存在したメインモンスターゾーンの位置から場所を変えてもいいので、自分が有利になる場所に「機界騎士」を戻すこともできます。
このカードも「星遺物」カードなので、使えない場面では《星遺物が刻む傷痕》で手札交換に活かすことができるため腐りにくいのもポイントです。
《フォトン・ベール》
自分の手札から光属性モンスター3体をデッキに戻し、自分のデッキから光属性・レベル4以下のモンスターを3体まで手札に加える事ができる。
2体以上手札に加える場合は、全て同名モンスターでなければならない。
「機界騎士」は手札に「機界騎士」が多くなりやすいので、特殊召喚できない場合はこのカードでデッキに戻します。
加えるカードは《オネスト》
3枚全てを一度に発動できれば、一撃でLPを0にすることも可能です。
相手に公開すると、まず戦闘を避けるようになるため戦いやすくなります。
隙を見せた瞬間に1ショットキルを叩きこみましょう。
「アーティファクト」
星5/光属性/天使族/ATK2100/DEF1400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選んで破壊できる。
「アーティファクト」は魔法カードとしてセットできるテーマです。
相手ターンに破壊されると墓地から特殊召喚して、様々な効果を発揮します。
数枚採用して相手にちらつかせておけば、相手は考えることが多くてかなり混乱してくるでしょう。
「アーティファクト」はレベル5光属性なので《蒼穹の機界騎士》と《セイクリッド・プレアデス》や《アーティファクト-デュランダル》もエクシーズ召喚できます。
採用する定番カード
・《アーティファクトーモラルタ》
・《アーティファクトーデスサイズ》
・《アーティファクト・ムーブメント》
・《アーティファクトの神智》
余裕があれば《アーティファクトーフェイルノート》も便利です
《底なし落とし穴》
①:相手がモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。
相手モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚した時、裏側守備表示に変更し、表示形式変更を封じるカード
除去こそできませんが、相手モンスター1体を埋めたままにすることができます。
そのままにしておくことで「機界騎士」の特殊召喚がしやすくなります。
同じ理屈で《闇の護封剣》や《砂塵のバリア-ダスト・フォース-》も有効です。
《魔封じの芳香》
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。
お互いのプレイヤーは魔法カードをセットしてから次のターンが来るまで発動できなくなるカード
魔法カードに依存するデッキも多いので、かなり展開を遅らせることができます。
こちらにも影響があるので、このカードを採用する場合は魔法カードは少し控えめにした方がいいです。
ドロー&サーチサポート
・《星遺物ー『星杯』》や《星遺物が刻む傷痕》がある上、「機界騎士」はサーチに長けているため少量の採用でも十分です
《ドン・サウザントの契約》
「ドン・サウザンドの契約」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、お互いのプレイヤーは1000LPを失い、それぞれデッキから1枚ドローする。
②:お互いのプレイヤーは、このカードが魔法&罠ゾーンに存在する間にドローしたカード及び、このカードの①の効果でドローしたカードを公開し続ける。
③:このカードの効果で手札の魔法カードを公開しているプレイヤーは、モンスターを通常召喚できない。
お互いに1000LP払い1ドローする効果
ドローも便利ですが、②③の効果を主に使います。
②の効果で、お互いのプレイヤーはドローしたカードを公開し続けることになります。
また、③の効果で魔法カードを公開しているプレイヤーは通常召喚ができなくなります。
相手はセットしなくては通常召喚できないし、セットすると「機界騎士」が特殊召喚されるという嫌な状況に悩まされることになります。
そのまま発動されると意味がないので、《魔封じの芳香》などと併用すればいいかも。
【機界騎士】は通常召喚ができなくてもさほど影響がない上、《星遺物へ至る鍵》や《星遺物の囁き》が使いやすくなるためとても相性がいいです。
前述した「トリックスター」とも相性がいいので、さらに使いやすくなります。
まとめ
簡単に【機界騎士】で採用できそうなカードを挙げましたが、かなり拡張性が高そうです。
ただし、カードの位置を常に気にするプレイングは【魔弾】以上に難しい予感。
経験と慣れがものを言うデッキになるでしょう。
色んなデッキが組めそうなので、自分でも考えてみてくださいね
こんなのも相性いいよ!って思ったら遠慮なくコメント欄にどうぞ!
できるだけ追記していきます。
多くの決闘者が期待しているテーマなので色んな可能性が見つかるといいですね
コメント