その程度の力で何をしようというのだ
お前の謳う正義では何も変えられん
/所要時間5分
初めに
決死の思いで助けに来た仲間を震えさせるほどの圧倒的な力。
力を持つものが全てを掌握してこそ世は保たれるという概念を体現したような存在です。
優しさと厳しさを併せ持つ強さを持つことが覚悟の表れ。
それは他者を畏怖させる優しさをもつこと。
それは愛を持って厳しさを突きつけること。
私が12年前には気づけなかったことを覇王は教えてくれました。
自分の力だけでは心の闇を乗り越えることはできないこと。
そして、心の闇を乗り越えると純粋に楽しかった頃には戻れない。
…話がそれました。GX3期が好きです。
まずはデッキレシピからどうぞ。
このサイトでのキャラデッキについて
作中の使用カードをもとにできるだけキャラクターの印象を損ねず、今の環境で戦えるようにさまざまなカードを採用しています。
基本的にはキャラデッキ同士で戦うことを想定して作っているので、ご理解ください!
また、コンセプトデュエルにおいてそのまま使えるようにしてあります。デュエリスト交流会などに出る際の参考にどうぞ!
デッキレシピ
デッキ枚数40枚
モンスター 20枚
・《E-HERO マリシャス・エッジ》×3
・《E-HERO シニスター・ネクロム》×2
・《E-HERO アダスター・ゴールド》×3
・《E-HERO ヘル・ゲイナー》×1
・《E-HERO ヘル・ブラッド》×1
・《E・HERO エアーマン》×2
・《E・HERO フェザーマン》×1
・《E・HERO バーストレディ》×1
・《E・HERO スパークマン》×1
・《融合呪印生物-「闇」》×1
・《シャドール・ヘッジホッグ》×2
・《シャドール・ビースト》×2
魔法 15枚
・《ダーク・フュージョン》×2
・《ダーク・コーリング》×2
・《影依融合》×2
・《イービル・マインド》×1
・《ヴィシャス・クロー》×1
・《覇王城》×1
・《超融合》×1
・《E-エマージェンシー・コール》×3
・《サンダー・ボルト》×1
・《おろかな埋葬》×1
罠 5枚
・《リビングデッドの呼び声》×1
・《虚無空間》×1
・《醒めない悪夢》×1
・《神の宣告》×2
EXデッキ 15枚
・《E-HERO マリシャス・ベイン》×3
・《E-HERO マリシャス・デビル》×2
・《E-HERO ダーク・ガイア》×2
・《E-HERO インフェルノ・ウィング》×1
・《E-HERO ライトニング・ゴーレム》×1
・《E-HERO ワイルド・サイクロン》×1
・《エルシャドール》いろいろ
覚えておきたい主なカード
このデッキレシピに採用しているカードの使い方と関連するカードについて説明します。
《E-HERO マリシャス・エッジ》
星7/地属性/悪魔族/ATK2600/DEF1800
相手フィールドにモンスターが存在する場合、このカードはモンスター1体をリリースして表側表示でアドバンス召喚できる。
①:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
覇王十代のエースモンスター
単純な貫通持ちの最上級モンスターながらも重さを感じることはほとんどありません。
【E-HERO】では融合素材としてもアタッカーとしても重要なポジションのカードなので2~3枚積んでしまってもいいでしょう。
《E-HERO ヘル・ゲイナー》で2回攻撃を付与できるので積極的にLPを削っていけます。
覇王デッキなので手札事故覚悟で3枚採用しています。
《E-HERO シニスター・ネクロム》
星5/闇属性/悪魔族/ATK1600/DEF1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「E-HERO シニスター・ネクロム」以外の「E-HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
墓地から自身を除外して、手札・デッキから同名以外の「E-HERO」1体を特殊召喚できるモンスター
呼び出せる種類は少ないものの一切のデメリットが存在せず、アタッカー・素材の確保として最適。
《ダーク・グレファー》や《V-HERO ヴァイオン》など墓地肥やしの手段は豊富なので安定して墓地に送ることができます。
このモンスターが手札に来たとしても融合素材にすればいいだけなので3枚採用してしまってOKです。
《E-HERO アダスター・ゴールド》
星4/光属性/悪魔族/ATK2100/DEF 800
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
「E-HERO アダスター・ゴールド」以外の「ダーク・フュージョン」のカード名が記されたカードまたは「ダーク・フュージョン」1枚をデッキから手札に加える。
②:自分フィールドに融合モンスターが存在しない場合、このカードは攻撃できない。
自身を手札から捨てて、同名以外の「ダーク・フュージョン」関連カードをサーチできるモンスター
これまでサーチ手段が乏しかった《ダーク・フュージョン》や《ダーク・コーリング》に加え、《イービル・マインド》《覇王城》など新規カードもサーチ可能。
【E-HERO】の融合召喚は特殊なのでサーチ手段はなるべく多い方がいいです。
特に事情がなければこちらも3枚採用して他のカードを絞るといいでしょう。
このカードも《E・HERO エアーマン》からサーチできるので安定度が段違いに上がります。
本当は5枚くらい採用したいカード。
《ダーク・フュージョン》
①:自分の手札・フィールドから、悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の効果の対象にならない。
悪魔族専用の融合カード
このカードで融合召喚したモンスターはターン終了時まで相手のカード効果の対象になりません。
【E-HERO】はこのカードで融合召喚しなければいけない制約がありますが、より融合召喚しやすい《ダーク・コーリング》があるため優先順位はさほど高くありません。
とはいえ、手札融合して墓地に送る利点もあるので2枚採用しました。
《ダーク・コーリング》
①:自分の手札・墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できるその融合モンスター1体を「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いとしてEXデッキから融合召喚する。
「E-HERO」を《ダーク・フュージョン》扱いで墓地融合できるカード
フィールドのモンスターを素材に使った融合召喚はできないものの、《E-HEROアダスター・ゴールド》でサーチできるため安定してアタッカーを融合召喚できます。
「E-HERO」はあまり墓地肥やしの速度が早くないので多少の墓地リソースの管理は必要ですが、主力となる1枚です。
このカード1枚から攻撃力3000以上のモンスターが簡単に出せます。
《覇王城》
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターを「ダーク・フュージョン」の効果以外でも融合召喚できる。
②:1ターンに1度、自分の悪魔族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、デッキ・EXデッキから「E-HERO」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×200アップする。
《ダーク・フュージョン》でしか融合召喚できないモンスターを他の「融合」カードで融合召喚できるようにするカード
こちらの効果は中々面白いのですが、《ダーク・コーリング》だけでも割と十分なので《超融合》の原作再現として割り切ってしまってもOKです。
《E・HERO アブソルートZERO》のような属性「E・HERO」も組み込むならば普通の《融合》なども入れる意義があると思います。
また、悪魔族モンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、デッキ・EXデッキから「E-HERO」1体を墓地へ送り、ターン終了時まで攻撃力をそのレベル×200アップすることができます。
相手のターンでも使えるので戦闘に関しては心強い限り。
単体でアドバンテージの取りにくいフィールド魔法ですが、サーチもできるので1~2枚採用しておけば戦いやすくなるはずです。
融合「E-HERO」をEXデッキから直接墓地に送れるので《HEROの遺産》を採用しておくとドローもできます。
《ヴィシャス・クロー》
装備モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、代わりにこのカードを手札に戻す。
さらに戦闘を行った相手モンスター以外のモンスター1体を破壊し、相手ライフに600ポイントダメージを与える。
その後、相手フィールド上に「イービル・トークン」(悪魔族・闇・星7・攻/守2500)を1体特殊召喚する。
このカードが手札に戻ったターンは「ヴィシャス・クロー」を手札から使用できない。
装備モンスターが戦闘で破壊される場合、以下の順序で効果処理を行うカード
①装備されたこのカードを手札に戻す
②戦闘した相手モンスター以外のモンスター1体を破壊
③相手フィールドに攻守2500のトークン1体を生成
(全て強制効果&チェーンブロックを作らない)
相手モンスターに装備することでサンドバックを作りつつ、対象を取らない除去をして、トークンを相手に送りつけることができるため、うまく使えると面白いカードです。
残ったトークンは《超融合》で吸収するとカッコイイ!
ちなみに手札に戻ったこのカードはターン終了時まで手札コストにすら使えないのでご注意を!
《E-HERO マリシャス・ベイン》
星8/闇属性/悪魔族/ATK3000/DEF3000
「E-HERO」モンスター+レベル5以上のモンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊し、このカードの攻撃力は破壊したモンスターの数×200アップする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「HERO」モンスターでしか攻撃宣言できない。
1ターンに1度、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手モンスターを全て破壊できるモンスター
戦闘・効果で破壊されない耐性も持ち合わせます。
除去効果に乏しい【E-HERO】において全体除去はとても貴重なので《ダーク・フュージョン》で融合召喚する筆頭になります。
安定感があるモンスターなので取りあえず様子見で出してもいいでしょう。
また、《E-HERO アダスター・ゴールド》と《ダーク・コーリング》を採用するだけで様々なデッキに出張させることもできます。
《E-HERO マリシャス・デビル》
星8/炎属性/悪魔族/ATK3500/DEF2100
「E-HERO マリシャス・エッジ」+レベル6以上の悪魔族モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手バトルフェイズの間、相手フィールドの全てのモンスターは、表側攻撃表示になり、攻撃可能な場合はこのカードを攻撃しなければならない。
相手モンスターを強制的に全てこのモンスターへ攻撃させるモンスター
他に効果はありませんが、攻撃力3500の突破力は魅力的。
こちらは《融合徴兵》や《融合準備》で《E-HEROマリシャス・エッジ》をサーチできることも覚えておくといいでしょう。
少なくとも1枚は採用しておいて損はないカードです。
《E-HERO ダーク・ガイア》
星8/地属性/悪魔族/ATK ?/DEF 0
悪魔族モンスター+岩石族モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
このカードの攻撃宣言時、相手フィールド上に守備表示で存在する全てのモンスターを表側攻撃表示にできる。この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
【E-HERO】の隠し玉
融合素材とした悪魔族と岩石族の攻撃力の合計を自身の攻撃力に加えます。
攻撃宣言時、相手モンスターを全て攻撃表示へ変更する効果もあります。
特化すれば攻撃力8000にも到達しますが、そこまでこだわらなくても4000くらいには簡単になるので少量岩石族を採用しておくとフィニッシャーとして活躍します。
ロマンと実用性を兼ね備えた古き良きモンスターなのでぜひ1度使ってみて下さい!
基本的な戦術&展開
特に語るようなこともありませんが、《E-HERO マリシャス・エッジ》でビートダウンしつつ、《ダーク・フュージョン》を狙っていきます。
《E-HERO マリシャス・ベイン》が戦線維持に長けているため、一度融合召喚できればある程度安定して戦うことができます。
このデッキの使い方など
覇王十代のデッキなのでできる限り強い構築にしてあげたかったので今の形に。
あまり細かいことは考えずに覇王デッキを楽しむのが一番です。
カードパワーはある程度9~10期パワーで補強されているので、どうしても突破できないモンスターは《超融合》で吸収してください!
攻撃名などのフレーズまとめ
《E-HERO インフェルノウィング》
攻撃名:インフェルノ・ブラスト
効果名:ヘルバック・ファイア
《E-HERO マリシャス・デビル》
召喚口上
見せてやろう。心の闇が作りだした最強の力の象徴。
現れろ《E-HERO マリシャス・デビル》
攻撃名:
完全なる勝利を導く絶対的な力。その力の前にはあらゆる者が無力。
砕け!エッジストリーム
効果名:
《超融合》
絶対無敵!究極の力を解き放て!
解放せよ!《超融合》発動!
コンセプトデュエルの制限
今のところ参加権なし
強さのためなら全てを取り込む覇王ならば何を使ってもイメージ的に許されそうな気はします。
まとめ
覇王十代のデッキ紹介でした。
絶対無敵の覇王の力を轟かせてみせてください!
きっと誰かが「化石」か「ヴォルカニック」で挑んでくるはずです!
GX3期は私がデュエルモンスターズを始めたきっかけだったので、「E-HERO」が強化されたことがとても嬉しいですし、何より感慨深いです。
もしかしたらまだ生まれてなかった人もいるかもしれませんね…。
GX3期は名場面・名デュエルばかりなので絶対見てほしいです!
今見ても心の闇を乗り越えていく十代の姿に感化されますよ。
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