【テーマデッキ紹介】ゼロから覚える「竜華」

/所要時間5分

テーマデッキ紹介【竜華】

 

デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズで新たに登場したメインデッキ主体のテーマ【竜華|りゅうげ】

幻竜族・海竜族・恐竜族の猛者たちがドラゴン族への昇華を目指すというコンセプトで、儀式ペンデュラムの《創星竜華-光巴》をエースとして戦います。

結びつきが弱い各3種族をまとめ上げる強力なフィールド魔法を有しており、爆発力のあるテーマになっています。

 

●これから【竜華】を組んでみたい!
●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!
●デッキ構築に悩んでいる…

という方は続きをどうぞ!

 

【テーマ情報】
属性:光・地・風・水
種族:ドラゴン族・幻竜族・海竜族・恐竜族
召喚法:なし
レベル:10
特徴:
・特定の永続魔法でモンスター効果を付与
・ATK3000を簡単に3体並べられる
ミリアル
ミリアル

なんか遊戯王にしては珍しく
荘厳というか神秘的というか…
モンスターよりも神に近い感じがする

アリアル
アリアル

しかも扱いが難しそうな印象もあるわね
しっかり書いたから分かんない人は何度も読んでみてね

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「竜華」のキーカード

《創星竜華-光巴》

星10/光属性/ドラゴン族/攻3500/守2500
【Pスケール:青0/赤0】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキからPモンスター以外の「竜華」カード1枚を手札に加える。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
「創星竜華-光巴」により降臨
このカードはこのカードの効果でのみ特殊召喚できる。
自分は「創星竜華-光巴」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードがEXデッキに存在する状態で、フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分フィールドのレベル10の「竜華」モンスター1体をリリースし、このカードを儀式召喚扱いで特殊召喚する。
その後、以下を適用できる。
●自分フィールドのカードを2枚まで破壊し、その数までデッキから「竜華」永続魔法カードを自分フィールドに表側表示で置く。

 

【竜華】のエースとサーチャーを兼任する万能型モンスター

儀式ペンデュラムでありながら、テーマ内で儀式召喚する方法もペンデュラム召喚する方法もなく、自身の効果のみで特殊召喚できる異色のモンスターです。

《センジュゴッド》の他にも《虹光の宣告者》《粛声なる守護者ローガーディアン》等からでもサーチできるので初手に来なくて困るということはないはず。

…というかこのカードにアクセスできなくてはお話になりません。

 

序盤はP効果で「竜華」カードをサーチしてリソースを整えていきます。

この効果では展開のキーとなる《登竜華転生紋》をサーチしていきます。

準備が整い次第、EXデッキから特殊召喚して、自分フィールドのカードを2枚まで破壊し、破壊した数まで「竜華」永続魔法をデッキからフィールドへ配置していきます。

特殊召喚から一連の処理で行うために妨害を受けにくく、安全圏からの特殊召喚が安定してできます。

全ての「竜華」永続魔法に対応しており、1体で多くのリソース差をつけられるでしょう。

 

特殊召喚の発動条件はフィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合というもの。

発動自体にはターン1制限がなく、特殊召喚できるまで何度もトライができるのが隠れた強みになっています。

プレイヤーを指定していないため、相手モンスターを戦闘破壊した「竜華」モンスターをリリースして《創星竜華-光巴》でさらに追撃するといった動きもできます。

 

基本的には自分のモンスターを破壊した方が特殊召喚のタイミングを選びやすいです。

《魂喰いオヴィラプター》や《スクラップ・ラプター》など恐竜族にはセルフブレイクと相性のよいカードが存在するので、そのあたりを調べてみるとよいかもしれません。

 

総合的に見ても優秀なエースモンスターであり3積み確定。

ただし、フィールドのカードを2枚破壊するという部分がテーマ性とあまりかみ合っておらず、特に相手ターン中では捻出するのが難しい。

破壊される側のカードの選定もある程度行っておくとより強力に使いこなせると思います。

 

《ドラゴン・目覚めの旋律》のサーチに対応
・リンクモンスターが存在しない限り、EXモンスターゾーンに特殊召喚する
・EXデッキで効果①を発動した時に《フルール・ド・バロネス》等の発動無効&破壊を受けた場合、墓地へ送られる。
《霊王の波動》のように発動無効だけならEXデッキに留まる。

《登竜華転生紋》

フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから恐竜族・海竜族・幻竜族モンスターを1体ずつ選び、その内の1体を手札に加え、もう1体を除外し、残りを墓地へ送る。
このターン、自分はドラゴン族・恐竜族・海竜族・幻竜族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分のEXデッキに表側の「創星竜華-光巴」が存在する場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地・除外状態からそれぞれ1体ずつ、「竜華」モンスターを特殊召喚する(同じ種族は1体まで)。

 

発動時にデッキから3種族のモンスターを1体ずつ選び、サーチ・埋葬・除外する(強制効果)カード

発動時に行える効果処理の中ではトップクラスのアドバンテージ効率を誇り、発動後のデメリット以外には制限がなく、《アークネメシス・プロートス》や《ダイナレスラー・パンクラトプス》、《怒炎壊獣ドゴラン》といった汎用カードのサーチも可能です。

他にも《ヘルカイトプテラ》や《フラワー・ダイノ》など相性の良いカードは多いのですが、【竜華】は多くのギミックを内包できるほどの許容度がないので、吟味して採用したい。

 

また、EXデッキに《創星竜華-光巴》が存在する場合、デッキ・墓地・除外から異なる種族の「竜華」モンスターを3体特殊召喚できます。こちらも尋常ではないパワー。

普通にこの効果が通るだけで攻撃力合計が9000になり、1ショットキル圏内に入ります。

 

効果①②どちらも通れば破格のリソースを稼げるようなデザインであり、逆に妨害されると致命的なテンポロスになるハイリスクハイリターンなカードです。

昨今のゲーム展開だとどれだけ対策しようと、先行1ターン目だろうと絶対に通せる保証はないので、事前に相手の妨害札をできるだけ使わせる構築にしておきたい。

 

性質上、ゲームが進むほどに効果の通りがよくなっていきます。

効果①の条件を満たせずに中盤で発動できなくなるのは非常にもったいないので、デッキ内のモンスター比率は構築段階から常に気を付けておきたい1枚です。

《青き眼の激臨》のように《サンダー・ボルト》や《ブラック・ホール》を積みまくって、後攻から一気にゲームを終わらせる構築もありかもしれない…

迷わず3枚!…と言いたいところですがサーチ手段も多く、2枚の方が回りやすいです。

 

①:強制効果の処理なので、デッキに該当するモンスターがいなくなると発動できない
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メインデッキの「竜華」モンスター

・各2枚の採用がおすすめ
・効果①で自身に対応する「竜華」永続魔法サーチ
・効果②で自身の特殊召喚

《恐巄竜華-㟴巴》

星10/地属性/恐竜族/攻3000/守1200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札からデッキに戻して発動できる。
デッキから「登竜華恐巄門」1枚を手札に加える。
(2):2枚以上のカードが破壊されたターンの自分・相手メインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(3):自分フィールドの表側表示の「登竜華恐巄門」1枚をデッキの一番下に戻し、フィールドの種族の種類の数までフィールドの他のカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

 

お互いのメインフェイズ時に2枚以上のカードが破壊されたターン、手札から特殊召喚できる(フリーチェーン)モンスター

自身を手札からデッキへ戻すことで《登竜華恐巄門》をデッキからサーチできます。

 

特殊召喚条件は他「竜華」よりもやや楽ではあるものの、テーマ外のカードとの併用は必須。

基本的には効果①のサーチ効果がメインとなるので、そこまで特殊召喚条件を満たすためにデッキを歪める必要はありません。

他の「竜華」モンスターと比べると2枚以上を引いた場合でも腐りにくいのが利点ですね。

 

効果③は【竜華】では数少ない除去手段となっており、展開したタイミングで発動すれば相手のカードを破壊しつつ《創星竜華-光巴》の降臨まで綺麗に繋がります。

地味に相手フィールドの種族もカウントするので3~5枚は除去できます。かなり強い。

 

《海瀧竜華-淵巴》

星10/水属性/海竜族/攻3000/守2000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「登竜華海瀧門」1枚を手札に加える。
(2):「海瀧竜華-淵巴」以外のモンスターが手札・デッキから2体以上墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
(3):自分フィールドの表側表示の「登竜華海瀧門」1枚をデッキの一番下に戻して発動できる。
相手の手札を全て除外し、その枚数分だけ相手はドローする。

 

手札・デッキから2体以上のモンスターが墓地へ送られたターンに墓地から特殊召喚できるモンスター

こちらは自身を手札から捨てて《登竜華海瀧門》をデッキからサーチできます。

蘇生条件はプレイヤーもコストの有無も指定しておらず、少し工夫するだけで毎ターン安定して呼び出せるレベル10になります。

《創星竜華-光巴》のリリースコストはこのモンスターにすると消費を抑えられるでしょう。

効果③はおまけみたいなもので無理に狙う必要はありません。

 

レベル10サポートの《十種神鏡陣》で条件を満たしつつ手札を整えたり、《影依融合》でデッキ融合を狙ったり、《メメント・ゴブリン》や《鉄獣戦線 フラクトール》で一気に墓地に送っていくなど様々なプランが考えられます。

混合構築そのものに意識が向きにくい【竜華】ですが、このあたりから発想を広げると面白い構築・コンボが見つかるかもしれません。

 

海竜族はカードプールが狭く、他2種族と比べると【竜華】と相性の良いカードもほとんどありません。

《登竜華転生紋》の効果①が発動できないと困るので、このカードは3積みしてもよいかもしれません。

 

《幻朧竜華-霸巴》

星10/風属性/幻竜族/攻3000/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から除外して発動できる。
デッキから「登竜華幻朧門」1枚を手札に加える。
(2):このカードが除外状態で、モンスターが表側で除外された場合、「幻朧竜華-霸巴」以外の除外状態のモンスターが2体以上存在していれば発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(3):自分フィールドの表側表示の「登竜華幻朧門」1枚をデッキの一番下に戻して発動できる。
「幻朧竜華-霸巴」以外の自分のデッキ・墓地・除外状態の「竜華」カード1枚を手札に加える。

 

モンスターが表側で除外された場合、自身以外の除外状態のモンスターが2体存在していれば、除外状態から特殊召喚できるモンスター

自身を手札から除外して《登竜華幻朧門》をデッキからサーチできます。

こちらも他2体と負けず劣らず帰還の条件が緩い。ただし、除外ギミックを組み込むのはこのカード以外とシナジーが薄く、相手のカードを2枚除外する方が合理的。

余っている召喚権を利用して《召喚師アレイスター》を採用して《召喚魔術》で《召喚獣ライディーン》を出しながら除外していくサイクルも面白そうです。

 

効果③はあらゆる領域からの「竜華」カードの回収であり、狙う価値があります。

特に除外状態からの回収は重要で、枚数を絞りたい「竜華」永続魔法のリスクを軽減してくれます。

 

後述する《竜華界闢》の効果②から同名モンスター2体を並べやすく、ランク10のエクシーズ召喚もしやすいのが特徴ですね。

 

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「竜華」魔法・罠

《竜華界闢》

速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):デッキから「竜華」モンスター1体を手札に加える。
その後、手札から「竜華」Pモンスター1体をEXデッキに表側で加える事ができる。
(2):自分フィールドに「竜華」Pモンスターカードが存在する場合、自分メインフェイズに、自分の墓地から「竜華」モンスター1体とこのカードを除外して発動できる。
元々の種族が除外したモンスターと同じ「竜華」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。

 

「竜華」モンスターのサーチができるカード

《創星竜華-光巴》を経由することであらゆる「竜華」カードがサーチできます。

《登竜華転生紋》のサーチを最優先にするのは当然として、すでに他の方法でアクセスできる場合は《恐巄竜華-㟴巴》のサーチがおすすめです。

 

また、墓地からこのカードと「竜華」モンスター1体を除外して、同名モンスターのリクルートもできます。

Pゾーンに《創星竜華-光巴》が存在する場合でも発動可能なので、中盤以降にモンスターを並べたい時に活用しましょう。

基本的にはサーチ優先で使えばOKです。

 

《登竜華恐巄門》

永続魔法
(1):「登竜華恐巄門」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの「竜華」モンスターの攻撃力は300アップする。
(3):自分フィールドの「竜華」Pモンスター及びレベル10以上で元々の種族が恐竜族のモンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードより攻撃力が低いフィールドのモンスターの効果が発動した時、自分フィールドの表側表示の「竜華」永続魔法カード1枚をデッキの一番下に戻して発動できる。
その発動を無効にする。

 

特定モンスターに、『1ターンに1度、自身より攻撃力の低いフィールドのモンスターが効果を発動した時、自分フィールドの「竜華」永続魔法をデッキボトムへ戻して、発動を無効にできる』を付与できるカード

効果発動のコストとしてこのカード自体をデッキへ戻しても、問題なく効果は適用されます。

また、1ターンに1度はモンスター毎の制限なので、コストさえあれば複数のモンスターで発動できます。

 

使い切りの妨害として何度もデッキ⇔フィールドを行き来しながら相手のモンスター効果を妨害していきます。効果①の強化も相まってATK3000ラインでも無効化できるのが強み。

 

ただし、フィールド外のモンスター効果には対応できず《禁じられた一滴》、《無限泡影》など汎用カードも苦手。

また発動タイミング上、同一チェーン上に同時に発動するモンスター効果にも弱いため過信は禁物。

 

他の「竜華」永続魔法ともどもモンスター効果として付与するタイプなので、モンスター効果無効の妨害には注意

《登竜華海瀧門》

永続魔法
(1):「登竜華海瀧門」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの「竜華」モンスターは戦闘では破壊されない。
(3):自分フィールドの「竜華」Pモンスター及びレベル10以上で元々の種族が海竜族のモンスターは以下の効果を得る。
●相手ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「竜華」永続魔法カード1枚をデッキの一番下に戻し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。

 

特定モンスターに、『相手ターン中に1度、「竜華」永続魔法をデッキボトムへ戻し、フィールドのカード1枚をバウンスできる』を付与できるカード

使い勝手のよいフリーチェーンの単体除去で、EXデッキから特殊召喚されたモンスターの対処に使用します。

他「竜華」永続魔法と比較すると発動タイミングが自由なので、発動できずに除去されて終わるということは少ないのもメリットです。

ただ、相手からすれば見えている《強制脱出装置》のようなもので、展開力の高いデッキであれば容易に乗り越えられてしまうのは少し気がかり。

 

各「竜華」永続魔法は素引きすると手札事故になりやすいカード群です。

基本的には各1枚がおすすめです。短期決戦を目指しましょう!

 

《登竜華幻朧門》

永続魔法
(1):「登竜華幻朧門」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、相手ターンにお互いのフィールドから墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
(3):自分フィールドの「竜華」Pモンスター及びレベル10以上で元々の種族が幻竜族のモンスターは以下の効果を得る。
●相手ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「竜華」永続魔法カード1枚をデッキの一番下に戻し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にする。

 

相手ターン中にお互いのフィールドから墓地へ送られるモンスターを全て除外するカード

唯一単体で機能する「竜華」永続魔法であり、無差別除外は言うまでもなく影響力が大きい。

墓地リソースを稼がせないことで【竜華】のペースに持ち込めるため、このカードはできるだけコストに使用せずにフィールドに維持したい。

 

付与する効果③は相手ターン中に1度、フリーチェーンで攻撃力0にするという効果で悪くはない。

…が他2つの「竜華」永続魔法と比べるとややアドバンテージには結びつきにくい。

どちらかといえば自分の墓地リソース利用のために効果①の解除手段として見るのが適切です。

 

《竜華三界流転》

通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・デッキ・墓地から「竜華」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに手札に戻る。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分のフィールド・墓地・除外状態の「竜華」永続魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。

 

「竜華」モンスターのリクルート&蘇生、リソース回収のカード

特殊召喚は基本的に相手ターン中になるものの、直接アドバンテージに繋がるモンスターはいません。

高いステータスを活かしつつ、フィールドにある「竜華」永続魔法に合わせたモンスターを特殊召喚して付与された効果を狙うという形になります。

エンド時のバウンスまで生き残ることは少ないでしょうが、戻っても効果①で次ターンにサーチに繋げられます。

 

このカードの本命は墓地効果。自身を除外して、フィールド・墓地・除外状態の「竜華」永続魔法1枚をデッキへ戻して1ドローできます。

極力枚数を絞りたい「竜華」永続魔法のリカバリーとして使いやすく、見た目以上の安心感があります。

 

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相性の良いカード

ランク10やレベルサポートはこちら↓

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《天岩戸》

星4/地属性/岩石族/攻1900/守1200
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにスピリットモンスター以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

 

スピリットモンスター以外のモンスター効果を発動不可にするモンスター

「竜華」モンスターは展開するまでモンスター効果を発動する必要がほとんどないため、併用可能です。

P効果はモンスター効果ではないので、《創星竜華-光巴》のサーチ効果とも共存できます。

 

序盤はこのカードを通常召喚して何としても《登竜華転生紋》を通したい。

後攻は《サンダー・ボルト》や《心変わり》など捲り札が打ちやすくなり、《登竜華転生紋》で1ショットキルまで届きやすくなります。

エンド時の強制バウンスも毎ターン使えると思えば悪くなく、相手ターンは「竜華」永続魔法で迎え撃つといった理想的な動きができます。

 

《粛声の竜賢姫サフィラ》

星6/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから儀式魔法カード1枚を墓地へ送る。
その後、戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える事ができる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。

 

《創星竜華-光巴》のサーチ補助としての採用になります。

【粛声】混合の相性の良さは知られつつありますが、このカード単体でも召喚権を使用しない《センジュゴッド》のようなものなので十分有用です。

儀式魔法は除去の牽制となる《粛声なる祈り》を素直に入れておけばOK。

手札から自身を捨てるコストは《海瀧竜華-淵巴》の蘇生カウントを溜めることにもなるので忘れずに。

 

《騎士皇アークシーラ》

星12/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「センチュリオン」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の魔法&罠ゾーンの表側表示カードは効果では破壊されない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
Sモンスター以外の自分の墓地・除外状態の「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。

 

モンスターゾーンに存在する限り、表側表示の魔法&罠ゾーンのカードが効果破壊されなくなります。

除去に脆い「竜華」永続魔法を守りつつ、きっちり役割を遂行させるのが狙い。

《登竜華転生紋》の展開デメリット下でもシンクロ召喚可能で、《騎士魔防陣》をサーチして安定した盤面を作ってくれます。

 

また、《創星竜華-光巴》のP効果の自壊を防ぎながらサーチだけを行うという裏技みたいな使い方もできます。2枚目以降の《創星竜華-光巴》で狙ってみてもいいでしょう。

チューナー側は自由ですが、《深海のディーヴァ》や《ホップ・イヤー飛行隊》あたりがおすすめです。

 

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サンプルデッキ

モンスター23枚
3:《創星竜華-光巴》
2:《恐巄竜華-㟴巴》
2:《海瀧竜華-淵巴》
2:《幻朧竜華-霸巴》
3:《粛声の竜賢姫サフィラ》
3:《深海のディーヴァ》
1:《ダイナレスラー・パンクラトプス》
1:《深淵の獣マグナムート》
3:《増殖するG》
3:《灰流うらら》
魔法 15枚
2:《登竜華転生紋》
3:《竜華界闢》
1:《登竜華恐巄門》
1:《登竜華海瀧門》
1:《登竜華幻朧門》
1:《粛声なる祈り》
1:《シンクロ・ランブル》
1:《抹殺の指名者》
2:《墓穴の指名者》
罠 2枚
1:《竜華三界流転》
1:《騎士魔防陣》
EXデッキ 10枚+α
1:《騎士皇アークシーラ》
1:《赤き竜》
2:《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》
1:《神騎セイントレア》
1:《終戒超獸-ヴァルドラス》
1:《厄災の星ティ・フォン》
1:《天霆號アーゼウス》
1:《転生炎獣アルミラージ》
1:《S:Pリトルナイト》
《深海のディーヴァ》に召喚権を使用するシンクロ型にしてみました。
《灰流うらら》等を使用させる目的もあり、そのままレベル12シンクロの布石となります。
《創星竜華-光巴》へのアクセス手段は本体を含めて10枚(マグナムート含む)。
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展開例

必要な手札(以下のいずれか1枚)
・《創星竜華-光巴》
・《竜華界闢》
・《粛声の竜賢姫サフィラ》
最終盤面
・《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》×2
・《騎士皇アークシーラ》
・《登竜華転生紋》
・《騎士魔防陣》
  1. 《創星竜華-光巴》をPゾーンに発動。P効果を発動し、《登竜華転生紋》をサーチして自壊。
  2. 《登竜華転生紋》を発動。効果①でデッキから《深海のディーヴァ》をサーチ、《恐巄竜華-㟴巴》を埋葬、《幻朧竜華-霸巴》を除外(このターン、特定種族のモンスターしか特殊召喚できない)。
  3. 《深海のディーヴァ》を通常召喚。デッキから2体目の《深海のディーヴァ》をリクルート。
  4. 《登竜華転生紋》の効果②を発動。デッキから《海瀧竜華-淵巴》、墓地から《恐巄竜華-㟴巴》、除外ゾーンから《幻朧竜華-霸巴》をそれぞれ特殊召喚。
  5. 《深海のディーヴァ》+《海瀧竜華-淵巴》で《赤き竜》をシンクロ召喚。効果①で《シンクロ・ランブル》をサーチ。
  6. 《深海のディーヴァ》+《恐巄竜華-㟴巴》で《騎士皇アークシーラ》をシンクロ召喚。効果①で《騎士魔防陣》をサーチ。そのままセット。
  7. 《赤き竜》の効果②で《アークシーラ》を対象に、自身をEXデッキへ戻して《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚。
  8. 《シンクロ・ランブル》を発動。《深海のディーヴァ》を蘇生。
  9. 《深海のディーヴァ》+《幻朧竜華-霸巴》で《赤き竜》をシンクロ召喚。
  10. 【相手ターン】《赤き竜》の効果②で《アークシーラ》を対象に、自身をEXデッキへ戻して《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚。

 

ミリアル
ミリアル

ディーヴァ入れるだけでシンクロ展開できるんだねー
盤面に「竜華」残らないのはさみしいけど…

アリアル
アリアル

《創星竜華-光巴》は連撃も強いからね
次ターンから一気呵成に攻めましょう!

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まとめ

【竜華】の簡単なテーマ紹介でした。

「粛声」や「デモンスミス」との混合構築やセルフブレイク軸など様々な構築が研究されていて、まだまだ底が見えないテーマです。

種族に囚われずに考えてみると面白いアイデアがでるかもしれませんね。

ぜひ遊んでみてください!

ミリアル
ミリアル

最後まで読んでくれてありがとー!
気に入ったアイデアとかあったらSNSで紹介してくれると嬉しい♪

アリアル
アリアル

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キャラクター:by CoeFont.CLOUD

テーマ紹介レベル10複合種族
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