【デッキ診断①】《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》を相手ターンに儀式召喚したい!

デッキ診断第1弾!

デッキのお悩み解決します!

/所要時間3分

【デッキ診断】第1弾

 

この記事は投稿者から寄せられたデッキを診断していくという参加型コンテンツです。

なるべくコンセプトに沿う形でアイデアを出していき、デッキの改良案やカードの魅力を探っていきます。

 

第一弾は《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》を相手ターン中に儀式召喚したい!というコンセプトのデッキです。

《フォーマッド・スキッパー》を初動に「スケアクロー」とサイバース族を絡めて展開するデッキのようですね。

・《フォーマッド・スキッパー》1枚初動展開
・《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》
・《星逢の天河》

を使ってみたいという方も参考になると思いますので続きをどうぞ!

 

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デッキレシピ

@イグニスターで唯一使われないであろうウォーターリバイアサンを使ったデッキが作りたかったです。
メインギミックはフォーマッドからライトハート、ライフォビアとパラレルエクシードをサーチしライフォビアを発動、ライヒハートをサーチし特殊、2体でリンクしパラレルエクシードを特殊召喚。2体でサイバースウィッチをリンク召喚してライヒハートでサーチした械貶する肆世壊を使い残りのパラレルエクシードをリングリボーにしてサイバースウィッチの効果を使いリバイアサンとリチュアールをサーチします。
あとは星逢の天河、トラップトリック、おろかな副葬、緊急儀式術で相手ターンにウォーターリバイアサンを出して相手の2300以下を全てバウンスしてターンをもらいます
ネックであるのは返のターンアクセスコードを出しても5300と2300では倒しきれないということ

 

ミリアル
ミリアル

《フォーマッド・スキッパー》が初動のサイバースデッキだね!
あと、よく分からないけどTwitterも開設しておいたよー

アリアル
アリアル

《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》を相手ターンに活躍させたいということね。
しっかり考察していきましょうか。

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今回の主役

星7/水属性/サイバース族/攻2300/守2000
「Aiの儀式」により降臨。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの攻撃力2300以下のモンスターを全て持ち主の手札に戻す。
(2):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地のリンクモンスターを全てEXデッキに戻し、対象のモンスターの攻撃力を0にする。
(3):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ半分になる。

 

儀式召喚時にATK2300以下の相手モンスター全てをバウンスできるモンスター

【@イグニスター】の主流な構築ではまず採用されなくなりましたが、単体での戦闘能力も高く特化すればエースとして活躍させやすいです。

「@イグニスター」とサイバース族・儀式召喚のサポートも存分に受けられる恵まれたカードといってもよいでしょう。

今回のデッキで「@イグニスター」関連が軒並み採用されていないことを考えると、そもそも【@イグニスター】とは差別化したかったようですね。

 

相手ターン中に儀式召喚するということで《星逢の天河》(と《緊急儀式術》)が採用されており、墓地コストのみでATK2300以下の全バウンスがいつ飛んでくるか分からないという恐怖の中で相手は戦わなくてはならないという面白さを秘めています。

つまり、積極的に儀式召喚する必要はなく、手札で睨みを利かせつつ的確なタイミングをじっと待つことができるコンボになります。

儀式素材が揃っているか揃っていないか微妙な状態を維持できるとさらに相手は混乱します。

 

この前提を元にデッキを見直してみると面白さがより引き出せると思いますよ。

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展開から考える派生プラン

アリアル
アリアル

ベースが完成されているから大きく変更する必要はなさそうね
相手ターン中に儀式召喚する方法を安定させつつ、サブプランを練っていきましょう

ミリアル
ミリアル

「スケアクロー」側も色々できそう
カードパワーに頼りすぎないように注意しなきゃねー

必要な手札
《フォーマッド・スキッパー》

 

  1. 《フォーマッド・スキッパー》を通常召喚。効果でEXデッキの《スケアクロー・ライトハート》を公開し、1体で《スケアクロー・ライトハート》をリンク召喚。
  2. 《スケアクロー・ライトハート》の効果で《肆世壊=ライフォビア》をサーチ。リンク素材となった《フォーマッド・スキッパー》の効果で《パラレルエクシード》をサーチ。
  3. 《ライフォビア》を発動し、《スケアクロー・ライヒハート》をサーチ。《ライトハート》の縦列に《ライヒハート》を特殊召喚。
  4. 《ライヒハート》の効果で《械貶する肆世壊》をサーチ。
  5. 《ライトハート》と《ライヒハート》の2体で《LANフォリンクス》(リンク先が確保できるサイバースなら何でもOK)をリンク召喚。
  6. 《LANフォリンクス》のリンク先に《パラレルエクシード》を特殊召喚し、2体目の《パラレルエクシード》をデッキから特殊召喚(自身の効果で特殊召喚すると《パラレルエクシード》はレベル4となる)。
  7. 《LANフォリンクス》と《パラレルエクシード》1体で《サイバース・ウィッチ》をリンク召喚。
  8. 《械貶する肆世壊》を発動し、フィールドの《肆世壊=ライフォビア》をバウンス。
  9. 《サイバース・ウィッチ》の効果①で墓地の魔法カード1枚を除外し、デッキからサイバース族儀式モンスター+《サイバネット・リチューアル》の2枚をサーチ。
  10. 《パラレルエクシード》1体で《リングリボー》をリンク召喚。
  11. 《サイバース・ウィッチ》の効果②で墓地の《フォーマッド・スキッパー》を蘇生。

 

とりあえずここまで想定されていたので、展開の派生を考えていきます。

プラン1:《星逢の天河》にアクセスできる場合

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の儀式モンスター1体を相手に見せて発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なり、レベルが同じ儀式モンスター1体をデッキから手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外し、手札から儀式魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。
この効果は、その儀式魔法カード発動時の儀式召喚する効果と同じになる。

 

  1. 《リングリボー》と《フォーマッド・スキッパー》の2体で《コードブレイカー・ウイルスソードマン》を《サイバース・ウィッチ》と相互リンク状態になるようにリンク召喚。
  2. 《ウイルスソードマン》の効果でデッキから《コードブレイカー・ゼロデイ》をデッキから特殊召喚。
  3. 《ウイルスソードマン》と《ゼロデイ》の2体で《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》を《サイバース・ウィッチ》と相互リンク状態になるようにリンク召喚。
  4. 《ウイルスバーサーカー》の効果で墓地の《ウイルスソードマン》と《ゼロデイ》を蘇生。
  5. 《ウイルスバーサーカー》と《ゼロデイ》2体で《トロイメア・グリフォン》をリンク召喚。リンク召喚時の効果で《肆世壊=ライフォビア》を捨てて、墓地の魔法・罠1枚をセット&1ドロー。
  6. 《ウイルスバーサーカー》と《サイバース・ウィッチ》で《双穹の騎士アストラム》をリンク召喚。

 

最終盤面
・《双穹の騎士アストラム》(EXモンスターゾーン)
・《トロイメア・グリフォン》(メインモンスターゾーン)
・《星逢の天河》
手札
・《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》
・《サイバネット・リチューアル》
・レベル7の儀式モンスター(星逢の天河発動後)

 

このプラン1がコンセプトに最も近い戦術となります。

《トロイメア・グリフォン》を採用することで《おろかな副葬》で墓地へ送った《星逢の天河》も使用できるようになり、相手ターン中の制圧にも繋がります。

《双穹の騎士アストラム》の耐性も含めてかなり強固な盤面となりました。

《星逢の天河》についても《おろかな副葬》と《トラップトリック》を含め8枚体制となるのでまずまずの確率で引き込めるでしょう。

《緊急儀式術》は4枚目以降の《星逢の天河》といったところですが、アクセスできる手段が増えたので別の汎用性高めの通常罠に入れ替えてもよい枠だと思います。

 

相手ターン中に《星逢の天河》を発動すれば、レベル7儀式モンスターをサーチできるので《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》or《サイバース・マジシャン》のどちらかを相手ターン中に儀式召喚できます。

なお、《サイバース・ウィッチ》を相手ターンまで残しておくと、リンク先に儀式召喚することで再度サーチ効果を発動できます。

 

EXデッキの消費は激しいですが、《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》の攻撃時に墓地のリンクモンスターを全てデッキへ戻せるのでリソース勝負になっても問題ありません。

 

プラン2:《星逢の天河》にアクセスできない場合

星7/闇属性/サイバース族/攻2500/守2000
「サイバネット・リチューアル」により降臨。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が受ける全てのダメージは半分になる。
(2):自分フィールドにリンクモンスターが存在する限り、相手は自分フィールドの他のモンスターを、攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
(3):このカードがリンクモンスターと戦闘を行うダメージ計算時のみこのカードの攻撃力は1000アップする。
(4):このカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキからサイバース族モンスター1体を手札に加える。

 

《サイバース・ウィッチ》+《リングリボー》+《フォーマッド・スキッパー》で《スケアクロー・トライヒハート》をリンク召喚します。

これに加えて儀式素材となるモンスターがいれば《サイバース・マジシャン》が儀式召喚できます。

 

《スケアクロー・トライヒハート》と《サイバース・マジシャン》を同時に並べた場合の相性はかなりよく、フィールドのモンスター全てを守備表示にしつつ、攻撃対象誘導と対象耐性でお互いに守りあう関係となります。

 

これらが突破されても《サイバネット・リチューアル》の墓地効果でリカバリーできるので序盤の防衛網としてもこちらも十分な強度だと思います。

 

このデッキは早期決着型のように見えますが、《サイバネット・リチューアル》が3枚採用されていることから《サイバース・ウィッチ》の2枚目を採用すれば、ある程度のリソース勝負も可能になります。

耐久型のデッキが相手の場合は《スケアクロー・トライヒハート》と《サイバース・マジシャン》を並べつつ「スケアクロー」側でアドバンテージを取るというのもよいかもしれません。

 

プラン3:《斬機サーキュラー》を引けている

星4/光属性/サイバース族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「斬機サーキュラー」以外の「斬機」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドに他の「斬機」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「斬機」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

 

《斬機サーキュラー》1枚から3妨害できるデザイナーズコンボです。

《フォーマッド・スキッパー》と《サイバネット・マイニング》を共有できる分、安定感も高め。

あまりに完成されすぎているので、ちょっと使うのに躊躇するかも。

 

  1. デッキから《斬機シグマ》をコストに《斬機サーキュラー》を特殊召喚。
  2. 墓地から《斬機シグマ》を蘇生。《サーキュラー》の効果で《斬機超階乗》をサーチ。
  3. 《シグマ》+《サーキュラー》でランク4《塊斬機ダランベルシアン》をエクシーズ召喚。
  4. X素材を2つ取り除き、《ダランベルシアン》の効果で《斬機ダイア》をサーチ。そのまま通常召喚。
  5. 《斬機ダイア》の効果で墓地の《サーキュラー》を蘇生して、《I:Pマスカレーナ》をリンク召喚。
  6. 手札の《斬機超階乗》をセット。
  7. 【相手ターン】《斬機超階乗》を発動し、《塊斬機ラプラシアン》をエクシーズ召喚して相手の手札・フィールドのモンスター・フィールドの魔法罠を1枚ずつ墓地へ送る。
  8. 【相手ターン】《斬機ダイア》を素材にしている《塊斬機ラプラシアン》は相手のカード効果を1回無効にできる。
  9. 【相手ターン】全ての効果を使い終えた《ラプラシアン》と《I:Pマスカレーナ》で《トロイメア・ユニコーン》をリンク召喚。手札1枚をコストに相手のフィールドのカード1枚をデッキバウンス。

 

すでに搭載されているように《アップデートジャマー》⇒《スプラッシュ・メイジ》⇒《トランスコード・トーカー》⇒《アクセスコード・トーカー》のATK5300+2回攻撃のコンボや《リンク・ディサイプル》&《リンク・ディヴォーティー》のコンボにも派生します。

攻防一体の強力なカードセットなので場面に応じて使い分けていきたいところ。

 

プラン4:妥協展開

ランク4/水属性/天使族/攻2400/守1200
レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

基本的な展開ができない場合の妥協展開も考えます。

サイバース族は質も種類も豊富なのでEXデッキを使って柔軟に戦っていくことはできるのですが、今回は《肆世壊=ライフォビア》に注目してみました。

サーチ効果以外にも相手フィールドのモンスターの攻撃力を[フィールドの守備表示モンスターの数×100]ダウンさせる効果を持っており、《No.102神葬零嬢ラグナ・ゼロ》との相性がよいです。

 

レベル4×2で簡単に出せる上にフリーチェーンで除去しつつ1ドローもできます。ドローソースの少ないこのデッキとの相性はよいでしょう。

《スケアクロー・ライヒハート》×2や余った《パラレルエクシード》を活用すると中盤以降にも意外と出せるので覚えておいて損はないと思います。

ちなみに《果たし-Ai-》とも相性よいので「@イグニスター」系を取り込んでも使えます。

 

相手が《ラグナ・ゼロ》の除去を避けようと守備表示で展開すれば、《ライフォビア》のステータス低下の倍率が増える。
結果《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》の全バウンスの対象範囲が広がる。

 

その他の採用カードの考察

ミリアル
ミリアル

《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》の採用理由が分からなかったけれど、《星逢の天河》と併用するために入ってるんだね!なっとく!

アリアル
アリアル

なるほどね、レベル7儀式なら何でも相手ターンに出せるってことね
《高等儀式術》も使えるしコンボ適正高そうだわ。私も使おうかしら?

 

このコンボは思いつかなかったので参考になりました。

《イリュージョン・オブ・カオス》や《古聖戴サウラヴィス》《魔神儀-カリスライム》などレベル7儀式モンスターは優秀なものが揃っているのでこちらを派生させても面白いデッキができると思います。

数々の儀式モンスターが共演できるのはいいですね!

 

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ゲームエンドの方法について

 

フィニッシャーを《アクセスコード・トーカー》(ATK5300)に任せているので、大半のカードは蹴散らしながら倒せるでしょう。

《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》(ATK2300)との連撃では8000削り切れないというのは、逆にいえばなんらかの方法で600ダメージ与えれば勝てるのと同義です。

2ターン目にいきなり勝負を決めにいくのではなく、4ターン目前後を目安にしてみてはいかがでしょうか?

 

様々な召喚法のサイバース族を使うので《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》をフィニッシャーに据えるのもよいですね。

 

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まとめ

ミリアル
ミリアル

何度も同じ対戦相手に使いこんでいくと…

《星逢の天河》を墓地送りするだけでビビッてくれるね!

アリアル
アリアル

繰り返しても楽しそうなのはいいデッキの証拠ね

こんな感じになりました。参考になったでしょうか?

《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》思わず使ってみたくなりますね!

 

最終的にどのアイデアやコンボを採用するかは投稿者さんやユーザーにお任せします。

自分が作ったデッキをあれこれ手を加えられて「これが最適解!」と言われるのはきっと嫌だと思うので今後もこの形にしようと思います。

 

自分のデッキも見てほしいなと思った方は↓の記事から募集してますのでぜひどうぞ!

最後まで読んでいただきありがとうございました!次もお楽しみに!

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コメント

  1. コヤギ より:

    星逢の天河で相手ターンに霊魂鳥儀式モンスターを出したかったときにこの記事を見つけて凄い参考になりました!!
    私の場合はジェネレイドトークンを儀式素材にして出したいので、このデッキとはサーチしたいカードが異なりますが、一部構築を拝借して自分なりにアレンジ加えたいと思います。
    非常に為になるブログだと思うので、これから応援していきます!

    • Librarian Librarian より:

      ありがとうございます!
      他の記事も作りこんでいるので暇なときにでもぜひ読んで下さいねー