オリジナルデッキ紹介「魔界のドラゴン夜光剣」

永遠の中二病デュエリストたちよ

闇を纏え!思考をマッドに染め上げろ!

/所要時間5分

オリジナルデッキ紹介 第13弾

 

管理人の「Librarian」です!約1年ぶりのオリジナルデッキ紹介です!

今回で第13弾ということで、味ぽんさんにまた書いて頂きました!

 

一癖も二癖もある《カオス・ゴッデス-混沌の女神-》を主軸にするデッキです。

コンパクトなサイクルが組み込まれており、個人的に最高傑作のカオスゴッデスデッキだと思います。

他のオリジナルデッキ紹介記事とは異なり、全文無料で読めますのでぜひご覧ください!

 

執筆・デッキ作成:味ぽん
記事編集:librarian(管理人)
※注意事項※
本デッキは、封印されし眼帯の右眼が疼きやすい構築となっています。
かつてドラゴンの裁縫セットやナップザックを使っていたり、お土産コーナーで龍が巻き付いた剣のキーホルダーを買った過去がある方々による閲覧は、暗黒時代の記憶を呼び起こす危険がありますのでご注意ください。(特大ブーメラン)

 

正式名称は
「魔界のドラゴン夜光剣キーホルダー」

いいですか
魔界のドラゴン夜光剣キーホルダー」ですよ。

今日はそれだけでも覚えて帰ってください。
いいですね?

 

●カード画像をクリックすることで「駿河屋」で価格を確認できます。

1.デッキレシピ

デッキレシピ画像をクリック・タップすると公式データベースで確認できます。

 

2.デッキコンセプト

レベル4モンスター2体から《カオスゴッデス》と《ネフェルアビス》、《ディスパテル》を揃え、互いに蘇生・帰還し合うことで戦線を維持しながら戦っていきます。

・・・この時点で既にカッケェ。

カジュアル環境を想定して『パワーは高いが妨害は控えめ』のデッキ構築を意識したので、基本展開での妨害は《ディスパテル》程度に留めています。

(このあたりの感覚は個人によって異なりますので軽く流してくださいね)

魔法・罠に対してはノーガードなので割と突破されやすくはありますが、蘇生や帰還効果持ちが多く、カッコいい光闇モンスター達で粘り強く戦える点がとても気に入っています。

 

3.採用カード解説

メインギミック

・《荒魂》《幸魂》、「センチュリオン」一式

《ダランベルシアン》の成立から動き出すデッキのため、レベル4モンスターを2体並べられるギミックとしてこれらを採用しており、1枚(+コスト)から動けるものとしては《荒魂》《プリメラ》《スタンドアップ!》の計9枚が初動となります。

《荒魂》は省スロット、「センチュリオン」はランク4と8・12シンクロを使い分けられる点が良く、いずれも光・闇属性のため《カオスビースト》や《カオスゴッデス》の効果コストとして中盤以降でも一定の役割を持てるのが好感触。

《幸魂》は《フロギ》や《リチャージャー》等の初動にならないレベル4モンスターとの組み合わせで 《ダランベルシアン》を作れるので、フル投入してデッキの安定性を底上げしています。

 

《騎士魔防陣》は展開に関与しないカードですが、《カオスアンヘル》をブリンク(一時除外)して除去効果を再度使ったり、一時除外した相手モンスターを《ディスパテル》や《PSYフレームΩ》でデッキ・墓地に戻して帰還不能にする等、《プリメラ》からサーチできるコンボパーツとしてバリューの高さが好(ハオ)なんですの。お除外しましてよ~!!

 

なお注意点として、《エンブレーマ》は永続罠として置いたモンスターがいる間、EXデッキからの展開に「センチュリオン」縛りがかかるので初動にはなりません。

そのため、基本的にレベル4モンスターを並べられない際の妥協展開として《レガーティア》を立ててお祈りドローや、あるいは展開後の上振れとして《レガーティア》や《騎士魔防陣》を追加するといった使い道になります。あとイラストがええんじゃ。

 

展開補助

・《メンタルチューナー》《緊急テレポート》
・《リチャージャー》《クイックリボルブ》《ストライカードラゴン》

レベル4モンスターを並べるという点においては《幸魂》と同じような役割ですが、それぞれ中盤以降に別の強みも持たせてあります。

《メンタルチューナー》は、レベル操作できるチューナーとして《ダランベルシアン》の成立を狙えるだけでなく、除外されたモンスターを墓地へ戻すことで《ネフェルアビス》や《カオスゴッデス》の蘇生効果を最大限生かすことも想定しています。

「ヴァレット」関連は、ストライカードラゴンを経由することで除去された《ネフェルアビス》《カオスゴッデス》《ディスパテル》等を蘇生できるのが最大のウリ。

特に盤面を更地にされた際は、《リチャージャー》や《溟界の大蛟》を持っているかで切り返しに大きく影響するため温存しておく判断も重要です。

 

基礎展開パーツ


・《リンゴヴルム》、「斬機」一式、「溟界」一式
・《アクセルスタダ》《ダランベルシアン》《キングレムリン》《スプリンド》

基本展開で使用するカード群。

《フロギ》や《溟界の大蛟》は必須枠ではありませんが、展開パーツを素引きした際の事故回避や追加の攻め手として、デッキ構築を丸くするために採用しています。

《溟界の大蛟》はモンスターゾーンを更地にされても《ネフェルアビス》を蘇生し、そこから《カオスゴッデス》や《ディスパテル》に繋ぐことで再び盤面を元通りにできますし、永続魔法ゆえに残れば何度でも使えるという点が良いですね。

 

主力の「カオス」モンスター


・《カオスビースト》《カオスゴッデス》《ディスパテル》《カオスアンヘル》

基本は《ネフェルアビス》と《カオスゴッデス》の相互蘇生を軸として盤面を固めていく戦術がシンプルに強力ではあるものの、それ故に相手から真っ先に狙われるポイントになります。

どちらも除去されてしまえばサイクルが途切れてしまいますが、《ディスパテル》が残っていれば、《カオスゴッデス》を除外して《カオスビースト》蘇生→《ディスパテル》で《カオスゴッデス》を帰還→《カオスビースト》で蘇生コストとした光属性を回収→回収した光属性をコストに《カオスゴッデス》で《ネフェルアビス》を蘇生・・・と綺麗に立て直せるため、ギミックの一部を崩された程度では死なないラスボスのような再生力があります。

 

汎用枠

・《PSYフレームΩ》《カオスデーモン》《マスカレーナ》《リトルナイト》

デッキの主軸となる動きには関与しないものの、その汎用性やデッキとの親和性の高さから採用に至った、いわゆる自由枠です。戻って来い、《カオスルーラー》・・・!

 

《PSYフレームΩ》は《ネフェルアビス》&《カオスゴッデス》の弱点である除外への対抗策として、中盤以降に《プリメラ》や《ダイア》等から簡単に立てられるのが好印象。

除外によって途切れたサイクルを元に戻せるという部分では《ディスパテル》と似た役割を持ちつつも、あちらと並べても相互シナジーがある等、デッキの方向性と非常にマッチしています。

《カオスデーモン》は4500打点の全体攻撃持ちでフィニッシャー能力が高く、除去されても後続の《カオスアンヘル》を用意する隙のなさがいいですね。

《リトルナイト》は単純な露払いだけでなく、自身の墓地の大型モンスターを除外し《ディスパテル》によって帰還させるケースも発生しうるので、自分の墓地も対象に取れる点は意識しておくと良いでしょう。

 

4.基本展開

必要な手札
・【レベル4モンスター×2体】(例)荒魂
最終盤面
・《スプライト・スプリンド》
・《深淵の神獣ディス・パテル》
・《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》(光闇素材)
・《カオス・ゴッデス-混沌の女神-》
・《溟界神-ネフェルアビス》
墓地
・《カオス・ビースト-混沌の魔獣-》
・《百檎龍-リンゴヴルム》
  1. 《荒魂》召喚し、効果で《幸魂》をサーチ。《幸魂》の効果で自身を召喚。
  2. 《荒魂》と《幸魂》で《ダランベルシアン》をエクシーズ召喚し、《ダランベルシアン》の効果で《サーキュラー》をサーチ。
  3. 《サーキュラー》の効果で《ダイア》を墓地へ送り自身を特殊召喚。
  4. 《ダランベルシアン》の効果で自身をリリースして《ダイア》を蘇生し、《サーキュラー》の効果で《斬機方程式》をサーチ。
  5. 《サーキュラー》と《ダイア》で《キングレムリン》をエクシーズ召喚し、《キングレムリン》の効果で《ナイア》をサーチ。
  6. 《ナイア》の効果で自身を捨てて《カース》を墓地へ送る。
  7. 《キングレムリン》をリリースして《カース》を蘇生し、その効果で《ナイア》を蘇生。
  8. 《ナイア》の効果で《黎溟界闢》をサーチ。
  9. 《カース》をリリースして《黎溟界闢》を発動し、《溟界トークン》を4体特殊召喚。
  10. 《溟界トークン》2体で《スプリンド》をリンク召喚し、その効果で《リンゴヴルム》を墓地へ送る。
  11. 《斬機方程式》を発動し、墓地の《ダイア》を蘇生。
  12. 《溟界トークン》2体と《ダイア》で《カオスゴッデス》をシンクロ召喚。
  13. このターンにシンクロ召喚に成功しているので、墓地の《リンゴヴルム》を除外し《百檎トークン》を特殊召喚。
  14. 《ナイア》と《百檎トークン》で《カオスビースト》をシンクロ召喚(《カース》の効果で蘇生した《ナイア》は除外される)。
  15. 《黎溟界闢》の墓地効果で除外されている《ナイア》をデッキに戻し《ネフェルアビス》を墓地へ送る。
  16. 《カオスビースト》の効果で除外されている《リンゴヴルム》を回収。
  17. 《カオスゴッデス》の効果で光属性の《リンゴヴルム》を捨て、闇属性の《ネフェルアビス》を蘇生。
  18. 《ネフェルアビス》で墓地の《リンゴヴルム》を蘇生。
  19. 《カオスビースト》と《リンゴヴルム》で《アクセルスタダ》をシンクロ召喚し、その効果で《リンゴヴルム》を再び蘇生。
  20. 《アクセルスタダ》と《リンゴヴルム》で《ディスパテル》をシンクロ召喚。
  21. 墓地の闇属性と《ダイア》を除外して《カオスビースト》を蘇生。
  22. 《ディスパテル》の効果で《ダイア》を帰還し、《カオスビースト》と帰還した《ダイア》で《カオスアンヘル》をシンクロ召喚。

 

5.素引きケア

・《リンゴヴルム》

《黎溟界闢》で特殊召喚する《溟界トークン》を3体に減らし、トークン(通常モンスター)がいるので《リンゴヴルム》を手札から特殊召喚。

《リンゴヴルム》にアクセスできている=《スプリンド》を経由する必要がないので、《リンゴヴルム》と《溟界トークン》で《マスカレーナ》をリンク召喚。

単純に最終盤面の《スプリンド》が《マスカレーナ》になります。

 

・《ナイア》、《カース》

《ナイア》を素引きした場合は、《キングレムリン》で代わりに《フロギ》をサーチ。

《カース》を引いてしまった場合は、《ナイア》で代わりに《フロギ》を墓地へ送り、《フロギ》の効果で手札の《カース》を墓地へ送ることで解決。

いずれの場合も、《フロギ》にアクセスできれば墓地から回収できる光属性(=《カオスゴッデス》の手札コストになる)として活用できるのがGOODです。

 

・《サーキュラー》

《ダランベルシアン》のサーチを《ダイア》にしておくことで、中盤以降に通常召喚から《サーキュラー》を蘇生して8シンクロを立てられるほか、《ダイア》が光属性なので《カオスゴッデス》の手札コストとしても使え、素引きがストレスになることはなさそうです。

 

・《ダイア》

2枚引いたら知らん。

一応《スタンダップ!》を引けたり、《クイックリボルブ》+《幸魂》で召喚権を温存して《キングレムリン》を立てられれば動けるので手札次第では耐えられます。

 

6.さいごに

最後までご覧いただきありがとうございました!

個人的に《カオスゴッデス》のわがままな素材指定や絶妙に使いづらい効果を綺麗に生かせる構築にまとめられたかな~と思います。

イラストアドも高く、昔からファンの多いモンスターですが、みなさんはどんな構築で活躍させていますか?

自慢のアイデアや、単純に「すげー!いいデッキじゃん!」と思っていただけたなら是非コメントしたり、X(旧Twitter)で拡散してください!

 

味ぽんっぽい。(@vip_orz)さん / X (twitter.com)

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反響あれば次もまた個性的なデッキ紹介を書きたいと思うのでよしなに・・・

それでは、良い遊戯王ライフを~!またね!

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