ゲームから除外されたカードを活用するカードを一挙に紹介
除外を使うデッキのサポートにどうぞ!
/所要時間7分
除外されたカードのサポート集
除外されたカードを活用するカードは墓地のサポートより断然少なく、依然として除外する除去は強力であるという評価がされています。
遊戯王OCGでは墓地より除外は扱いにくい場所であるという認識は昔から変わらないようです。
この記事では
・除外ゾーンにカードを増やす
・除外ゾーンから自身以外を特殊召喚する(帰還)
・除外ゾーンからデッキ・墓地へカードを戻す
・除外関連のサポートカード
などの使いやすいサポートを紹介します。
属性・種族などに関するカードは該当ページで紹介しています。
除外するカード
除外するカードはあまりに多いため、代表的なカードのみを選出しています
下記の他に汎用的に使えそうなカードはこちら↓

1.《封印の黄金櫃》
①:デッキからカード1枚を選んで除外する。
このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。
任意のカード1枚をデッキから除外し、自分のターンで数えて2ターン後に手札に加えるカード
除外版《おろかな埋葬》として使うことができます。
このカードで除外したいカードを除外することで、タイムラグを気にせず運用できます。
本来の用途であるサーチも可能なので腐りにくく、除外を活用するデッキには優先して採用したいカードです。
Amazon:《封印の黄金櫃》
2.《妖精伝姫-シラユキ》
星4/光属性/魔法使い族/ATK1850/DEF1000
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード7枚を除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
自分の手札・フィールド・墓地のカード7枚を除外して自己蘇生できるモンスター
《マクロコスモス》などと異なり、除外するカードを選べるため小回りが利きます。
召喚・特殊召喚時に《月の書》を内蔵しているため妨害としても優秀。
除外されているカードの枚数を大幅に増やすことができるため、とにかく大量に除外したい場合は採用しておきたいカードです。
Amazon:《妖精伝姫-シラユキ》
3.《ネクロフェイス》
星4/闇属性/アンデット族/ATK1200/DEF1800
このカードが召喚に成功した時、ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。
除外された場合、お互いのデッキの上からカードを5枚除外するモンスター
中々バカにならない枚数を除外するため、相手の妨害にもなります。
召喚時にお互いの除外されているカードをデッキに戻すこともできるため、除外を多用するデッキには採用しておいて損はありません。
Amazon:《ネクロフェイス》
4.《孤高除獣》
星4/闇属性/獣族/ATK1700/DEF 300
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時、手札からモンスター1体を除外して発動できる。
デッキからそのモンスターと同じ種族のモンスター1体を除外する。
②:このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
召喚時、手札のモンスター1体を除外し、そのモンスターと同じ種族のモンスター1体をデッキから除外できるモンスター
戦闘or相手によって破壊されると除外されているモンスター1体を手札に戻すこともできます。
【不知火】【サンダードラゴン】【メタファイズ】など除外を主とするデッキにおいて自由に除外するカードを選べる便利なカードとして使えます。
なかなか直接手札・デッキから除外できるカードはないので、《封印の黄金櫃》の代わりに採用できるカードと言えます。
Amazon:《孤高除獣》
5.《マクロコスモス》
①:このカードの発動時の効果処理として、手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。
②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
墓地に送られるカードを全て除外するカード
無差別に墓地に送られるカードを除外し続けるため、墓地を利用するデッキへの妨害になります。
こちらが除外を主体とするデッキならば組み込みやすく、積極的に除外効果を活かしていくことができます。
①の効果でレベル4《原始太陽ヘリオス》を特殊召喚することもできるため、手札事故が怖くないなら採用してみてもいいかも?
Amazon:《マクロコスモス》
除外から特殊召喚できるカード
6.《虚空海竜リヴァイエール》
ランク3/風属性/水族/ATK1800/DEF1600
レベル3モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、除外されている自分または相手のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
X素材を1つ取り除き、除外されているレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚するモンスター
レベル3のモンスターを2体並べるだけなので扱えるデッキは多く、活躍しやすい1枚です。
このモンスター自体は貧弱なので、効果使用後はリンク素材に使ってしまってOKです。
Amazon:《虚空海竜リヴァイエール》
7.《武神姫-アマテラス》
ランク4/光属性/獣戦士族/ATK2600/DEF2500
レベル4モンスター×3
「武神姫-アマテラス」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
発動したターンによって以下の効果を適用する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●自分のターン:ゲームから除外されている
自分のレベル4以下のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
●相手のターン:ゲームから除外されている
自分のレベル4以下のモンスター1体を選択して手札に加える。
X素材を1つ取り除き、フリーチェーンで除外されているレベル4以下の自分のモンスター1体を特殊召喚or手札に加えるモンスター
レベル4×3体と重いエクシーズモンスターであるものの、相手ターンも含めて計2枚分のアドバンテージを取れるため採用する価値は十分あります。
Amazon:《武神姫-アマテラス》
8.《D・D・R》
①:手札を1枚捨て、除外されている自分のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
手札を1枚捨て、除外されている自分のモンスター1体を特殊召喚して装備するカード
装備魔法のため除去には注意が必要なものの、除外されているモンスターを特殊召喚するカードとしてはもっとも手軽に使えるカードです。
《アームズ・ホール》でサーチ&サルベージすることができ手札に加えやすい。
除外されているモンスターを特殊召喚したいと思った時はまずこのカードを採用できるかどうか考えてみることをおすすめします。
Amazon:《D・D・R》
9.《混沌空間》
モンスターがゲームから除外される度に、1体につき1つこのカードにカオスカウンターを置く。
1ターンに1度、自分フィールド上のカオスカウンターを4つ以上取り除く事で、取り除いた数と同じレベルを持つ、ゲームから除外されているモンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
フィールド上のこのカードが相手の効果によって墓地へ送られた時、このカードに乗っていたカオスカウンターの数以下のレベルを持つ光属性または闇属性のモンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
モンスターが除外されるたびにカウンターを置き、4つ以上取り除くことで取り除いた数と同じレベルを持つモンスター1体を除外ゾーンから特殊召喚できるカード
事実上レベル4以上のモンスターを特殊召喚するカードになります。
除外するペースが速いデッキであれば、特殊召喚するカードとして活躍させることができます。
ただし、このカード単体では何もできないので扱い方に注意する必要はあります。
除外するペースが速いデッキに採用して、後半のサーチ効果も活かせるように《エフェクト・ヴェーラー》などを採用しておきたいカードです。
Amazon:《混沌空間》
10.《竜嵐還帰》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:除外されている自分または相手のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
除外されているモンスター1体を特殊召喚できるカード
エンドフェイズに持ち主の手札に戻ります。
帰還系のカードとしては《D・D・R》並みに扱いやすく、デメリットもほとんどなし。
こちらは《悪魔嬢リリス》などに対応していることがメリットになります。
罠の帰還カードは貴重なのでこちらも入手しておくことをおすすめします。
裏側守備表示でフィールドに帰還できる《早すぎた帰還》もあります。
Amazon:《竜嵐還帰》
除外されているカードを戻す
11.「ネメシス」
除外されているモンスター1体をデッキへ戻すことで手札から特殊召喚できるモンスター群
リソースを回復しつつ展開できるため無駄がありません。
それぞれが扱いやすく、サーチ・サルベージにも対応しているため安定して戦術に組み込むことができます。
12.《電脳堺姫-娘々》
星3/風属性/サイキック族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル3モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱い、フィールドから離れた場合に除外される。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが除外された場合、このカード以外の除外されている自分のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
自身が除外された場合、自身以外の除外されているカード1枚をデッキへ戻せるモンスター
緩い特殊召喚条件に、《緊急テレポート》対応と「電脳堺」の中でも汎用性の高い1枚。
《虚空海竜リヴァイエール》との相性もよく、ランク3を絡めた除外デッキで採用しやすい。
13.《フラワーダイノ》
星4/地属性/恐竜族/攻2000/守 0
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が罠カードの効果を発動した場合、または相手が魔法カードの効果を発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、除外されている自分及び相手の魔法・罠カードの中から合計3枚を対象として発動できる。
そのカードを好きな順番で持ち主のデッキの下に戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
墓地に送られた場合、除外されている魔法・罠を3枚までデッキボトムへ戻し1ドローできるモンスター
魔法・罠を除外ゾーンからデッキへ戻せるカードは以前少なく、リソース循環したいデッキにおすすめの1枚。
ただし、自身以外の効果で特殊召喚できず通常召喚できない点はやや使いにくい。
デッキから直接墓地へ送る運用をメインにしつつ、手札に来たらコストにするか首尾よく特殊召喚できるように構築を工夫させておいた方がよさそうです。
14.《機巧牙-御神尊真神》
星6/風属性/機械族/ATK2150/DEF2150
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:除外されている自分のカードが6枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札からモンスター1体を捨てて発動できる。
デッキから「機巧牙-御神尊真神」以外の、攻撃力と守備力の数値が同じモンスター1体を手札に加える。
③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
除外されている自分のカード6枚を選んでデッキに戻す。
除外されている自分のカードが6枚以上の場合、妥協召喚できるモンスター
モンスターゾーンで破壊されると除外されている自分のカード6枚をデッキへ戻します。
裏側除外されているカードを大量に戻せるカードはこのカードくらいのもので、《強欲で貪欲な壺》《シュトロームベルグの金の城》などと併用することで除外したくなかったカードを一気に戻せます。
召喚条件の6枚というのは結構重たい数字なのでこのカードをリカバリーとして据えるのであれば、②のサーチ効果も存分に活かせる構築にしておきたいところ。
15.《ホルスの先導-ハーピ》
星8/風属性/獣戦士族/攻2400/守1600
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドの他のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、お互いの墓地・除外状態のカードの中から合計2枚を対象として発動できる。
そのカード2枚を持ち主の手札に加えるかそのカード2枚をデッキに戻す。
自分フィールドの他のカードが相手によってフィールドから離れた場合、お互いの墓地・除外ゾーンからカード2枚を手札・デッキに戻すことができるモンスター
相手依存とはいえ2枚回収できれば流石に強い。「ホルス」の中でも1番おかしい。
裏表を指定していないので《強欲で貪欲な壺》や《スモール・ワールド》で除外したカードも回収可能です。
16.《電脳堺狐-仙々》
星9/風属性/サイキック族/攻2800/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドから墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
(2):自分のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
除外されている自分または相手のモンスター1体を選んで墓地に戻す。
(3):このカード以外の、元々の種族・属性が異なるモンスター2体を自分の墓地から除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
元々の種族・属性が異なるモンスター2体を墓地から除外して自己蘇生できるモンスター
攻撃宣言時に除外されているモンスター1体を墓地へ戻す効果②も兼ね備えており、リムーブコンボを単体で完結させることができます。
効果①はオリジナルデッキではコンボの邪魔になりがちなので蘇生のタイミングは注意が必要。
コンボができない場合の戦線維持もこなせるパワーがあるので、強化版「征竜」のような感覚で使えます。
17.《大欲な壺》
「大欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体を対象として発動できる。
そのモンスター3体を持ち主のデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
除外されているモンスター3枚をデッキに戻し、1ドローするカード
《D-HERO ディアボリックガイ》や《ブロックドラゴン》のコスト&サーチ先などを再利用することができるため、墓地に戻す以上の働きを見せるカードにもなります。
ただ、狙って発動できるように構築しておかないと腐りやすいのでその点は注意が必要です。
Amazon:《大欲な壺》
18.《異次元からの埋葬》
①:除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体まで対象として発動できる。
そのモンスターを墓地に戻す。
除外されているお互いのモンスターの中から3体まで墓地に戻すカード
自己蘇生できるモンスターの多くは除外されるため、このカードで墓地に戻してやることで再度効果の発動を狙えます。
このカード単体では役に立たないものの、カードの組み合わせによってアドバンテージに結びつくいい例になっているカードと言えます。
Amazon:《異次元からの埋葬》
19.《PSYフレームロード・Ω》
星8/光属性/サイキック族/ATK2800/DEF2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。
②:相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地に戻す。
③:このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。
相手スタンバイフェイズに除外されているカード1枚を墓地へ戻すことができるモンスター
①②③の効果全てが優秀なため採用率も高いカード
①の効果で除去されにくいため、除外されているカードを毎ターン戻すことができます。
裏側で除外されているカードも墓地へ戻せるため、《強欲で貪欲な壺》などとも相性抜群です。
Amazon:《PSYフレームロード・Ω》
20.《バージェストマ・レアンコイリア》
①:除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地に戻す。
②:罠カードが発動した時、その発動にチェーンしてこの効果を墓地で発動できる。
このカードは通常モンスター(水族・水・星2・攻1200/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。
この効果で特殊召喚したこのカードはモンスターの効果を受けず、フィールドから離れた場合に除外される。
除外されているカード1枚を墓地に戻すカード
こちらは使い切りで採用できるため、上記のカードとも十分に差別化可能です。
主に除外されている魔法・罠を戻す目的で採用するといいでしょう。
こちらも裏側で除外されたカードを墓地に戻せます。
Amazon:《バージェストマ・レアンコイリア》
一時的にフィールドから除外できるカード
21.《刻剣の魔術師》
星3/闇属性/魔法使い族/ATK1400/DEF 0
【Pスケール:青2/赤2】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分フィールドのPモンスターは相手の効果では破壊されない。
【モンスター効果】
①:手札のこのカードのみがP召喚に成功した時に発動できる。
このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとフィールドのこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで除外する。
1ターンに1度、自身とフィールドのモンスター1体を次の自分のスタンバイフェイズまで一時除外できるモンスター
除外や効果でフィールドを離れた時に効果を発動するモンスター効果を繰り返し使うことができます。
EXモンスターゾーンのモンスターに使えば位置の移動も可能。
《フォーチュンレディ・ライティー》《聖刻龍-ドラゴンヌート》《ユベル(第二形態)》の効果の発動など様々な応用ができるため、一風変わったデッキのお供にどうぞ。
22.《ミス・ケープ・バーバ》
闇属性/悪魔族/ATK 200/LINK2
【リンクマーカー:左/下】
モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のバトルフェイズ開始時に、このカードまたはこのカードのリンク先のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをエンドフェイズまで除外する。
バトルフェイズに自身またはリンク先のモンスター1体をエンドフェイズまで除外できるモンスター
リンクモンスターゆえに出しやすく戦術として安定しやすいのが強み。
ただし、自身の攻撃力が200しかないため、効果を使った後の処理は考えておくこと。
《トリガー・ヴルム》と併用すると継続したドローもできます。
その他の除外関連カード
23.《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》
星3/炎属性/悪魔族/ATK ?/DEF ?
このカードの攻撃力と守備力は、ゲームから除外されている自分のカードの数×400ポイントになる。
攻撃力を除外されている自分のカードの数×400アップするモンスター
10枚除外することで攻撃力4000のアタッカーとなります。
裏側で除外されているカードも換算するため、《百万喰らいのグラットン》や《強欲で貪欲な壺》なども相性がよく簡易アタッカーとして活躍します。
光属性戦士族には似たような効果をもつ《黄金のホムンクルス》も存在します。
Amazon:《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》
24.《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》
星8/闇属性/ドラゴン族/ATK 0/DEF 0
このカードは通常召喚できない。
このカード以外の自分の手札・フィールドのモンスター2体を墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
①:このカードの攻撃力は除外されているカードの数×300アップする。
②:1ターンに1度、LPを半分払って発動できる。
自分の墓地の「ガンドラ」モンスターの種類によって以下を適用する。
●1種類:このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
●2種類:このカード以外のフィールドのカードを全て除外する。
●3種類以上:このカード以外のお互いのフィールド・墓地のカードを全て除外する。
自分フィールドor手札からモンスター2体を墓地に送ることで特殊召喚できるモンスター
攻撃力がお互いの除外されているカードの数×300UPすることができます。
こちらは相手のカードも参照するので《紅蓮魔獣ダ・イーザ》より攻撃力が高くなることもよくあります。
召喚権を残したい・もっと爆発力が欲しいデッキに採用するのがおすすめ。
Amazon:《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》
25.《シノビネクロ》
星2/闇属性/アンデット族/ATK 800/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、自分の墓地からこのカード以外のアンデット族モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。その後、手札を1枚選んで捨てる。
②:墓地のこのカードが、効果を発動するために除外された場合、または効果で除外された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
効果またはコストによって墓地から除外された場合、特殊召喚できるモンスター(チューナー)
除外デッキにチューナーを採用したい場合には真っ先に候補になるカードと言えます。
恵まれたステータスによって豊富なサポートに対応しており、今後の活躍も期待できる1枚。
Amazon:《シノビネクロ》
26.《ジャイアント・レックス》
星4/地属性/恐竜族/ATK2000/DEF1200
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは直接攻撃できない。
②:このカードが除外された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、除外されている自分の恐竜族モンスターの数×200アップする。
除外された場合に特殊召喚できるモンスター
どこから除外されても即座に特殊召喚できる上、ステータスも非常に優秀。
少量採用してランク4に繋げたり、各種素材に使いまわせれば理想的。
《妖精伝姫シラユキ》のコストとしても適任で、ランク4が墓地リソースだけで作れます。
Amazon:《ジャイアント・レックス》
27.《バランサーロード》
星4/光属性/サイバース族/ATK1700/DEF1200
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、1000LPを払って発動できる。
このターン自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにサイバース族モンスター1体を召喚できる。
②:このカードが除外された場合に発動できる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
除外された場合、手札のレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できるモンスター
①の効果も優秀なので複数枚採用しても腐りにくいのも利点です。
【サイバース族】デッキ以外で展開要員として採用するのもいいですね。
Amazon:《バランサーロード》
28.《ゼラの天使》
星8/光属性/天使族/ATK2800/DEF2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「ゼラの天使」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は除外されている相手のカードの数×100アップする。
②:このカードが除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動する。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
除外された場合、次のスタンバイフェイズに特殊召喚するモンスター
攻撃力を除外されている相手のカードの数×100アップすることができるため、除外デッキでは恒久的なアタッカーとして活躍できます。
Amazon:《ゼラの天使》
29.《トポロジック・ゼロヴォロス》
闇属性/サイバース族/ATK3000/LINK4
【リンクマーカー:左上/右上/左下/右下】
効果モンスター2体以上
自分はこのカードのリンク先となるEXモンスターゾーンにモンスターを出せない。
①:このカードの攻撃力は除外されているカードの数×200アップする。
②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、このカード以外のモンスターがリンクモンスターのリンク先に特殊召喚された場合に発動する。
フィールドのカードを全て除外する。
③:このカードが自身の効果で除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動する。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
《黄金のホムンクルス》+《ゼラの天使》のようなリンクモンスター
リンク召喚でどのデッキでも出しやすいのが一番の強み
フィールドのリンク先に特殊召喚した場合、お互いのフィールドを全て除外する(強制効果)リセット効果も①③の効果に繋がるため頼もしい。
「トポロジック」特有の癖はありますが、除外を主軸とするデッキには1枚挿しておくといいでしょう。
30.《魂吸収》
このカードのコントローラーはカードがゲームから除外される度に、1枚につき500ライフポイント回復する。
除外されるカード1枚につきLP500回復するカード
高速で除外するデッキでは膨大なライフアドバンテージを生むことが可能です。
ライフで壁を作ることができるため、1ショットキルされる可能性を減らすことができます。
ライフがあっても活用できなければ意味があまりないため、レベル7シンクロ《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》でオーバーキルを狙ってみてもいいかもしれませんね。
Amazon:《魂吸収》
関連するルール
・基本的に表側で除外します。
テキストに明記されている場合に限り、裏側表示で除外することができます。
・裏側で除外されているカードは持ち主のみ確認することができます。
裏側で除外されているカードはあらゆるステータス参照のカードに対応しません。
例:裏側で除外されているモンスターを《異次元の埋葬》で墓地に戻せない
ただし、カードを指定するものは裏側で除外されていても対象にすることができます。
まとめ
あらゆるコンボが開発されている遊戯王OCGでも除外を主とするコンボは低迷気味です。
除外を主戦術とするデッキも着実に増えているため、メタとして見るのではなく戦術の1つとしてこれからも伸びてほしいですね!
コメント
黄金のホムンクルス
効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻1500/守1500
このカードの攻撃力・守備力は、
ゲームから除外されている自分のカードの数×300ポイントアップする。
この子は紹介しないのですか?
蟹さんコメントありがとうございます。追記しました。
古いカードのわりには爆発力があるのでどこかで再録されるといいですね!
読ませて頂きました
ゼラの天使の攻撃力上昇値間違えてますよ~
ありがとうございます!
修正しておきますね