エコーのことを忘れたことは一瞬たりともない。
お前が嗤った理想の世界を、僕はエコーと共に作る。
/所要時間5分
初めに
ガラム財閥の御曹司にして、頭脳・体術に秀でた隠れた凶キャラ「アモン」
涼しい顔して敵も味方も欺きながら暗躍する、雲のようなつかみどころのない魅力を持っています。
愛する人を犠牲にしてでも「エクゾディア」を手中に収め、達成したい目的とは…
深淵のデュエリスト編での強化がもらえなくて寂しかったので、気合い入れて作りました。
まずはデッキレシピからどうぞ!
作中の使用カードをもとにできるだけキャラクターの印象を損ねず、今の環境で戦えるようにさまざまなカードを採用しています。
基本的にはキャラデッキ同士で戦うことを想定して作っているので、ご理解ください!
デッキレシピ(42枚構築)
1:《封印されしエクゾディア》
1:《封印されし者の右腕》
1:《封印されし者の左腕》
1:《封印されし者の右足》
1:《封印されし者の左足》
1:《霧の王》
3:《究極封印神エクゾディオス》
3:《天獄の王》
1:《雲魔物-アイ・オブ・ザ・タイフーン》
1:《雲魔物-ストーム・ドラゴン》
1:《雲魔物-ポイズン・クラウド》
3:《雲魔物-タービュランス》
1:《雲魔物-スモークボール》
3:《魔界発現世行きデスガイド》
2:《クリッター》
1:《比翼レンリン》
3:《簡素融合》
2:《雲魔物の雲核》
2:《サイクロン》
1:《マジック・プランター》
1:《天空の歌声》
3:《魔神火炎砲》
2:《失われた聖域》
2:《次元幽閉》
1:《補充要員》
・《無の畢竟 オールヴェイン》
・《カオス・ウィザード》
・《トロイメア・グリフォン》
・《鎖龍蛇-スカルデット》
・《天空神騎士ロードパーシアス》
・《神聖魔皇后セレーネ》
・《ユニオン・キャリアー》
・《水晶機巧-ハリファイバー》
・《彼岸の黒天使ケルビーニ》
・《リンクリボー》
・《リンク・スパイダー》
・《サクリファイス・アニマ》
・《冥府の執行者 プルート》
・《御影志士》
主なカードと使い方
《究極封印神エクゾディオス》
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地のモンスターを全てデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
このカードの(2)の効果で「封印されし」モンスター5種類が自分の墓地へ送られ全て揃った時、自分はデュエルに勝利する。
(1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの数×1000アップする。
(2):このカードの攻撃宣言時に発動する。
手札・デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
(3):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
自分の墓地のモンスターを全てデッキへ戻し、手札から特殊召喚できるモンスター
攻撃宣言ごとにデッキからモンスターを墓地へ送り、この効果で「エクゾディア」パーツが5種類揃った時に特殊勝利できます。
このデッキにおけるアモンのエースカード
それぞれの効果やステータスが独特で多くのコンボに利用できる逸材ですが、今回は真っ当に特殊勝利とビートダウンを狙っていきます。
普通に殴ると5回かかるので《ユニオンキャリアー》で《比翼レンリン》を装備して、ATK2000+2回攻撃を付与してペースを速めていきます。
これによって一回目の攻撃からATK3000となり、かなり攻撃しやすくなります。
特に耐性等は持ち合わせていませんが、3000⇒4000⇒5000…と上がり続ける攻撃力と忍び寄る特殊勝利の圧力はなかなかのもの。
コンボパーツを丸ごとリセットできるので何度もこのコンボを狙えるのも特徴です。
特殊勝利:怒りの業火 エクゾード・フレイム
《霧の王》
星7/水属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードを召喚する場合、生け贄1体または生け贄なしで召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、いかなる場合による生け贄も行う事ができなくなる。
リリース軽減ができるモンスター
フィールドに存在する限り、あらゆるリリースを封じるという効果を持ちます。
アドバンス召喚・儀式召喚・「壊獣」や《リンクリボー》のリリースなど封じられる範囲は意外と多い。
ステータスは恵まれており、アクセス手段はかなり豊富。
《マジシャンズ・ソウルズ》《氷結界》《クリッター》《サルベージ》《神聖魔皇后セレーネ》などデッキに合わせたカードを採用できます。
今回はランク7の素材に使わずにアドバンス召喚することを狙いました。
《天獄の王》をリリースすることで高いステータスを継承できます。
よりアドバンス召喚に特化するなら除去を兼ねて《帝王の烈風》を採用するのもいいですね!
《霧の王城》のOCG化はよ!
《雲魔物-アイ・オブ・ザ・タイフーン》
星8/風属性/水族/攻3000/守1000
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの攻撃宣言時、「雲魔物」と名のついたカード以外の全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する。
攻撃宣言時、「雲魔物」以外のモンスターの表示形式を変更する(強制効果)モンスター
アモンの初期エースで、当時は高いビートダウン性能をもつモンスターでした。
【雲魔物】は5期のテーマゆえに取り回しが非常に難しく、安定しにくいのが特徴です。
このデッキの場合、《雲魔物の雲核》の墓地効果でデッキからリクルートすることに特化させて、サブアタッカーとして活躍させることにしています。
1枚でも《究極封印神エクゾディオス》でデッキへ戻っていくので、比較的安定します。
適当なモンスターであれば蹴散らしてくれるので意外と頼もしい。
《魔神火炎砲》
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
手札・デッキから「封印されし」モンスター1体または「エクゾディア」カード1枚を墓地へ送り、対象のカードを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、自分の墓地の「封印されし」モンスター1体または「エクゾディア」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
手札・デッキから「封印されし」or「エクゾディア」と名の付くカード1枚を墓地へ送り、フィールドのモンスター1体をバウンスできるカード
緩いコストで毎ターン《強制脱出装置》を放てる珍しいカードです。
単純な妨害としてはもちろんのこと、《天獄の王》との相性は抜群。
何度も手札とフィールドを行き来することで、セットカードを守りつつキーカードを集めていけます。
墓地へ送られた場合も、「エクゾディア」パーツの回収と無駄がなく、ダブったら《マジック・プランター》のコストで2ドローに変換もできます。
アクセス手段には乏しいですが、ぜひ引き込みたいカードです。
《次元幽閉》
相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスター1体を選択して発動できる。
選択した攻撃モンスターをゲームから除外する。
相手モンスターの攻撃宣言時、そのモンスターを除外できるカード
攻撃反応系カードの一つの指標となった懐かしのカードですね。
「破壊ではない。除外してもらう」というセリフと共に登場したこのカードは当時強すぎてビビりました。古株のプレイヤーであれば、このカードの強さを語ってくれるはずです。
《天獄の王》でバックを守りながら発動して名セリフを決めましょう!
基本的な戦術
勝利方法は3パターン
●《究極封印神エクゾディオス》による特殊勝利
●「エクゾディア」を手札に5枚揃えて特殊勝利
●ビートダウンによってLPを0にして勝利
《究極封印神エクゾディオス》による特殊勝利を軸にデッキ構築しています。
戦術は大きくわけると以下の3つになります。
《雲魔物-アイ・オブ・ザ・タイフーン》や《霧の王》で戦線維持。
《雲魔物-タービュランス》や《デスガイド》で《ユニオンキャリアー》をリンク召喚して、《究極封印神エクゾディオス》に《比翼レンリン》を装備。ATK3000の2回攻撃で特殊勝利を狙っていく。
《魔神火炎砲》や《クリッター》を墓地へ送って残りのパーツを回収していく。
序盤は《魔神火炎砲》or《失われた聖域》のどちらかの確保に動きます。
この2枚は永続的な妨害性能が高いので、ゲームスピードの低速化に一役買ってくれます。
《天獄の王》でデッキからセットする場合は、次のターン終了時に除外されるので《失われた聖域》を選択しましょう。
後で《天空の歌声》で除外された《失われた聖域》を回収できるので、無駄なく使えます。
展開例
手札:《魔界発現世行きデスガイド》
最終盤面:
●《天空神騎士ロードパーシアス》
●《失われた聖域》×2
- 《魔界発現世行きデスガイド》から《クリッター》をリクルートして、リンク2《彼岸の黒天使ケルビーニ》をリンク召喚。《クリッター》の効果で《雲魔物-ストーム・ドラゴン》をサーチ。
- 《ケルビーニ》のコストでデッキから《雲魔物-ポイズン・クラウド》を墓地へ送る。墓地の《ポイズン・クラウド》を除外して、手札の《ストーム・ドラゴン》を特殊召喚(召喚条件による特殊召喚は《クリッター》のデメリットを受けない)
- 《ケルビーニ》+《ストーム・ドラゴン》でリンク3《天空神騎士ロードパーシアス》をリンク召喚。手札1枚をコストにデッキから《失われた聖域》をサーチしてセット。
- 【相手ターン】《失われた聖域》を発動して、2枚目の《失われた聖域》をデッキからセット。
【雲魔物】らしさを残しつつ、現代の強さを組み込んだ展開となりました。
この一連の流れに《雲魔物の雲核》を手札コストに使えると《雲魔物-アイ・オブ・ザ・タイフーン》のリクルートの準備も整います。
コンセプトデュエルの制限
《封印されしエクゾディア》《封印されし者の左足》《封印されし者の右腕》は羽賀が海へ投げ捨てたことにより使用不能という謎の禁止指定があるので、【エクゾディア】は使えません。
【雲魔物】に関する指定もないので、実質アモンは参加できない状態です。
まとめ
本気で作ったアモン・ガラムのキャラデッキでした!
5期からほとんど音沙汰の無い【雲魔物】に加えてシナジーが全くない【エクゾディア】との組み合わせはかなりの難しさでしたが、楽しいデッキに仕上がったと思います。
【ジェネレイド】や【帝王】なんかと組み合わせても面白いはずですよ!
面白そうだなと思ったらぜひ作ってみてください!
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