通常モンスターをサポートする魔法・罠
イラストに注目するのも結構面白い
※7/21 「原石」カード追記
/所要時間7分
この記事について
通常モンスターをサポートする魔法・罠をまとめた記事です。
なるべく使いやすいカードを選出しています。
意外に知らないカードもあるかも?
通常モンスターをサポートするモンスターはこちらからどうぞ!

特殊召喚
1.《思い出のブランコ》
①:自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
自分の墓地の通常モンスターを1体特殊召喚するカード
エンドフェイズに破壊されるデメリットあり
破壊されるデメリット以外には制約がないので、攻撃することができます。
各種素材に使いやすく、展開に貢献してくれます。
似たカードに《黙する死者》もあります。
素材に使う分には特に問題ないので代用してもよさそうです。
ドラゴン族を特殊召喚する場合は、ほぼ上位互換の《銀龍の轟咆》があるのでそちらをどうぞ
2.《予想GUY》
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。
自分フィールドにモンスターが存在いない場合に、デッキからレベル4以下の通常モンスターを1体特殊召喚するカード
下級モンスター全てをサポートする定番カード。展開や素材の確保など様々な場面で活躍します。
【絵札の三銃士】や《仮面魔獣デス・ガーディウス》など変わったモンスターたちを使う場合にも重宝します。
発動条件を満たせなくて腐る場面もありますが、使いやすいカードなのでよく採用されています。
3.《悪魔への貢物》
フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して墓地へ送り、手札からレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。
フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を墓地へ送り、手札のレベル4以下の通常モンスターを1体特殊召喚するカード
発動するには両方の条件を満たす必要があります。
対象にしたモンスターを墓地へ送るため、破壊耐性のあるモンスターも除去することができます。
何枚も入れると事故を起こしやすいので、1枚隠し味程度に採用すると面白いかもしれません。
4.《戦線復活の代償》
自分フィールド上の通常モンスター1体を墓地へ送り、自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードがフィールド上から離れた時、装備モンスターを破壊する。
通常モンスターを墓地へ送ることで、自分または相手の墓地のモンスター1体を特殊召喚するカード
特殊召喚するモンスターは通常モンスターでなくてもいいので、汎用的な蘇生カードとして扱えます。
装備カードが破壊されると装備モンスターは自壊しますが、ほかに制約がないのでかなり扱いやすいカードです。
【磁石の戦士】や【デュアル】などでも有効に使えます。
5.《トライワイトゾーン》
自分の墓地に存在するレベル2以下の通常モンスター3体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
墓地のレベル2以下の通常モンスターを3体特殊召喚するカード
シンクロ・エクシーズ・リンク召喚や3体リリースする必要がある【三幻神】などでも使えます。
対象となるモンスターを3体墓地へ送るには《レスキューラビット》、《高等儀式術》、《トレジャー・パンダー》などがあります。
他には《神聖なる球体》や《もけもけ》なら3体用意しやすい。
《絶望神アンチホープ》や《弱肉一色》など癖の強いカードを救済できるのでぜひ挑戦してみて下さいね。
6.《魔の試着部屋》
800ライフポイントを払う。
自分のデッキの上からカードを4枚めくり、その中のレベル3以下の通常モンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。
デッキの上から4枚めくり、その中のレベル3以下の通常モンスターを全て特殊召喚するカード
このカードを採用する場合は必然的にローレベルのモンスターを多く採用することになります。
《ダーク・ドリアード》を使うことでデッキの上4枚を操作して、確実に成功させることができます。
不安定ながらも爆発力のあるカードのため、決まると楽しいカードです。
7.《受け継ぎし魂》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
①:自分フィールドの効果モンスター1体をリリースし、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
その後、手札・デッキからレベル7以上の通常モンスター1体を自分フィールドに特殊召喚する。
お互いのフィールドから効果モンスターを1体ずつ墓地へ送り、手札・デッキからレベル7以上の通常モンスターを特殊召喚できるカード
サポートの多い《青眼の白龍》や《ブラック・マジシャン》などで使うよりも、《ビック・コアラ》や《トライホーン・ドラゴン》などサポートが全くないカードを輝かせるために使うのがおすすめ。
8.《原石の皇脈》
永続魔法
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「原石の皇脈」以外の「原石」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの通常モンスター及び「原石」モンスターの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの種類×300アップする。
(3):通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
宣言した通常モンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分は特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できない。
発動時サーチ、ステータスアップ、通常モンスターの特殊召喚と優秀な効果を3つ備えたカード
他「原石」カードも同様の通常モンスターサポートとなっており、通常モンスター主体のデッキであれば採用価値が十分あります。
特に効果③の通常モンスター1体を手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚できる効果は他のカードでは中々真似できません。
効果発動後のデメリットが強めではあるものの、ある程度動いた後ならば軽減しやすく、永続効果や相手ターン中の制圧効果をもつモンスターの展開サポートにできます。
《A・マインド》や《ジョングルグールの幻術師》などカテゴリ名を持たないモンスターを活躍させたいデッキで重宝するはず。
9.《原石の鳴獰》
速攻魔法
(1):2000LPを払い、通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
相手ターン終了時まで、自分の宣言した通常モンスター及び自分の「原石」モンスターは戦闘では破壊されない。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、さらに宣言した通常モンスター1体を自分のデッキから守備表示で特殊召喚できる。
(2):相手がモンスターを召喚した場合、墓地のこのカードを除外し、自分のフィールド・墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターより低い攻撃力を持つフィールドのモンスター1体を除外する。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、通常モンスター1体をデッキから守備表示で特殊召喚できるカード
2000LP払って、宣言した通常モンスターの戦闘破壊耐性の付与だけではさすがにパワー不足なので展開カードとして使用します。
《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》や《メタファイズ・アームド・ドラゴン》なども簡単にデッキから特殊召喚できます。
また、墓地から自身を除外して、相手モンスターの召喚時に対象を取らない除外ができます。
攻撃力の高い通常モンスターであれば範囲が広くなり、妨害としての質も高まります。
速攻魔法ゆえに《原石の皇脈》の効果③の発動タイミングにチェーンして発動することで、任意の通常モンスターを2体特殊召喚できます。
「原石」カードを使用する上で必ず覚えておきたいプレイングです。
10.《原石の号咆》
(1):通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
このターン、自分の宣言した通常モンスター及び自分の「原石」モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、さらに宣言した通常モンスター1体を自分のデッキ・墓地から特殊召喚できる。
(2):相手ターンに墓地のこのカードを除外し、自分のフィールド・墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターより高い攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、通常モンスター1体をデッキ・墓地から特殊召喚できるカード
《原石の鳴獰》と比較するとLPコストや表示形式の自由度で勝る分、罠カードゆえの遅さとフィールドレスで相手ターンを凌ぐという難点を抱えています。
墓地から除外して、フィールド・墓地の通常モンスターの攻撃力より高い相手モンスターをエンド時までコントロール奪取できる効果は強力で、《I:Pマスカレーナ》やコスト等に巻き込んで処理すれば除去となります。
11.《魔鍵錠-施-》
(1):トークン以外の自分フィールドの、通常モンスターまたは「魔鍵」モンスター1体をリリースし、レベルの合計が8以下になるように、自分の墓地の通常モンスターまたは「魔鍵」モンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
その後、以下の効果から1つを選んで適用できる。
●自分フィールドのモンスターをS素材として「魔鍵」Sモンスター1体をS召喚する。
●自分フィールドのモンスターをX素材として「魔鍵」Xモンスター1体をX召喚する。
通常モンスターまたは「魔鍵」モンスター1体をリリースし、レベル8以下になるように通常モンスターまたは「魔鍵」モンスターを2体まで守備表示で蘇生できるカード
リリースしたモンスターも蘇生対象とできるので実質消費は1枚で済むのが利点。
レベル2以下は《トライワイトゾーン》の方が使いやすいのでレベル3~5の通常モンスターを蘇生する手段としてみるのがベターでしょう。
《レスキューラビット》や《クリフォート・ゲニウス》と一緒に使うのもいいですね。
-.《三位一体》
通常罠
(1):相手エンドフェイズに、相手の手札・フィールドのカードの数が、自分の手札・フィールドのカードの数より多い場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター3体を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、元々のカード名が異なる自分フィールドのモンスターカード3枚を対象として発動できる。
そのカード3枚の元々のカード名が全て記された魔法・罠カード1枚を手札・デッキから自分フィールドにセットする。
相手エンドフェイズに自分の墓地から通常モンスター3体を特殊召喚できるカード
条件こそありますが3体蘇生は破格。デュアルモンスターを並べるのも手。
蘇生カードとして安定して使うには少々タイミングが難しいので、《天獄の王》等で守るのは必須。
特定カードのサーチができる珍しい効果も持っているので、《大革命》を狙ってみるのもよさそうです。
手札補充(ドロー・サーチ・サルベージ)
12.《天威無崩の地》
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、効果モンスター以外の表側表示モンスターは、モンスターの効果を受けない。
②:1ターンに1度、自分フィールドに効果モンスター以外のモンスターが存在し、相手が効果モンスターを特殊召喚した場合に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
効果モンスター以外のモンスターはモンスター効果を受けなくなるカード
モンスター効果による除去が一般化した現環境の遊戯王OCGではとても心強い耐性です。
1ターンに1度、相手が効果モンスターを特殊召喚した場合2ドローできるため、通常モンスターデッキでは強力なドローブーストが可能になります。
適当においても4ドローとかできます。強い!
《ブラック・マジシャン》や《青眼の白龍》など通常モンスターを主体とするデッキは専用のフィールド魔法がないので、このカードは採用しやすいです。
通常モンスターが好きな人は入手しておくことをおすすめします!
13.《馬の骨の対価》
効果モンスター以外の自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。
効果モンスター以外のモンスター1体を墓地へ送ることで2枚ドローするカード
通常モンスターは特殊召喚しやすいので発動機会には困りません。
コンボなどに繋げられない場合にドローするのが一番無難な使い方です。
14.《苦渋の決断》
「苦渋の決断」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を墓地へ送り、その同名カード1枚をデッキから手札に加える。
デッキからレベル4以下のモンスターを墓地へ送り、同名モンスターを1体デッキから手札に加えるカード
目当てのカードを2枚以上採用する必要があるため、《レスキューラビット》とは相性が悪い。
手札と墓地にモンスターを揃えられることに価値を見出したいところ。
また、ペンデュラムモンスターのサーチとしても使えます。
通常モンスター軸の【ハーピィ】を使うのも楽しそうですね。
15.《魂の開封》
①:相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドに通常モンスターが存在する場合に発動できる。
デッキから通常モンスター5体を選ぶ。
その内の1体を手札に加え、残りのカードを除外する。
デッキから通常モンスターを4枚除外し1枚サーチできるカード
発動条件の都合上安定して決めるには通常モンスターがデッキに最低でも8体はほしい。
その分除外ゾーンを一気に増やすことのできる稀有なカードです。
通常モンスターを大量に投入するとデッキが回りにくくなるので《リンクスパイダー》などで補佐してあげてください。
16.《召喚師のスキル》
①:デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を手札に加える。
レベル5以上の通常モンスターを1体デッキから手札に加えるカード
《クリフォート・ツール》などのペンデュラムモンスターのサーチカードとしてよく使われています。
《トレード・イン》と《闇の誘惑》に対応しているモンスターならドロー加速の補佐を担うこともできます。
同じくレベル5以上の通常モンスターを特殊召喚できる《古のルール》も存在します。
あまり使われるカードではありませんが、合わせて覚えておくとどこかで役立つかも?
17.《闇の量産工場》
①:自分の墓地の通常モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
墓地の通常モンスターを2体手札に加えるカード
特に制約がなく使いやすいカードですが、戻したカードに使い道がなければ意味がないので、利用することを考えてから採用したい。
例えば《高等儀式術》軸の【神光の宣告者】ではコストに使うことができるため相性がいいです。
他には《ランプの魔精 ラ・ジーン》や《エルフの剣士》など展開力を補えるようなモンスターに使ってあげてください。
流れるように展開できる《サイクロイド》&《キューキューロイド》の展開はぜひ一度お試しあれ。
18.《切り裂かれし闇》
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分がトークン以外の通常モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):以下のいずれかの自分のモンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
●レベル5以上の通常モンスター
●通常モンスターを使用して儀式召喚したモンスター
●通常モンスターを素材として融合・S・X召喚したモンスター
トークン以外の通常モンスターが召喚・特殊召喚した場合、1ドローできるカード
軽い条件で1ドローでき、相手ターン中の展開にも対応しているため手札が増えやすい。
《天威無崩の地》と比較するとドロー枚数で劣りますが、融通が利きます。
また、通常モンスターを素材に儀式・融合・シンクロ・エクシーズ召喚したモンスターが戦闘を行う時、相手モンスターの攻撃力分だけ攻撃力をアップできる効果も持ちます。
リンク召喚には対応していませんが、大半のモンスターを無理なく戦闘破壊できるのは優秀。
レベル5以上の通常モンスターであれば素材にせずとも攻撃力がアップします。
ドローと戦闘サポートどちらもこなす優秀なサポートで採用しやすい1枚です。
19.《凡人の施し》
デッキからカードを2枚ドローし、その後手札の通常モンスター1体をゲームから除外する。
手札に通常モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。
2枚ドローして通常モンスターを1枚除外するカード
手札にない場合は手札をすべて墓地へ送ります。
手札交換としては遅いですが、通常モンスター限定の罠版《闇の誘惑》と言えばなんだか強そうです。
通常モンスターを多く入れなくてはいけないデッキの保険にすることができます。
20.《補充要員》
自分の墓地にモンスターが5体以上存在する場合に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する効果モンスター以外の攻撃力1500以下のモンスターを3体まで選択して手札に加える。
墓地のモンスターが5体以上の場合、効果モンスター以外の攻撃力1500以下のモンスターを3体までサルベージできるカード
3体もの通常モンスターを手札に戻すことができますが、序盤に発動することが難しい。
対応するモンスターは約500体ほどおり、サーチしやすい「E・HERO」や「おジャマ」で融合召喚を狙ったり、一気にペンデュラム召喚を狙うなど使い方次第ではまだまだ輝けるカードです。
除去・妨害
21.《原石の穿光》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「原石の穿光」以外の手札の「原石」カード1枚か通常モンスター1体を相手に見せ、フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる(トークンを除く、通常モンスターまたはレベル5以上の「原石」モンスターが自分フィールドに存在する場合、見せずに発動する事もできる)。
対象のカードの効果を無効にし、除外する。
(2):自分フィールドに「原石」モンスターが存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
フィールドの表側表示のカード1枚の効果を無効化して除外できるカード
発動コストは緩く、《原石竜インペリアル・ドラゴン》や《原石竜アナザー・ベリル》と合わせてリサイクルできて便利。
通常モンスター系のデッキは対応力不足に陥りやすく、このカードで補えると戦いやすくなるでしょう。
22.《超自然警戒区域》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:効果モンスター以外のモンスターが表側表示で特殊召喚された場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
②:魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から効果モンスター以外のモンスター1体を選んで特殊召喚する。
効果モンスター以外が特殊召喚された場合、相手フィールドのカード1枚を破壊できるカード
通常モンスター以外にも、トークン・「バージェストマ」のような効果なしの罠モンスター、デュアルモンスター、「天威」の効果なしリンクモンスターなども含まれるので範囲は中々広い。
そして、相手が特殊召喚した場合も除去できるので、シンクロ召喚などの牽制にもなります。
除去は相手ターン中にも狙っていきたいので、展開力のあるデッキに採用してあげたいところ。
《バージェストマ・ディノミスクス》は一緒に採用してあげた方がよさそうですね。
23.《大熱波》
メインフェイズ1の開始時に発動する事ができる。
次の自分のドローフェイズ時まで、お互いに効果モンスターを召喚・特殊召喚する事はできない。
次のドローフェイズまでお互いに効果モンスターを召喚・特殊召喚できなくなるカード
効果モンスターでもセット自体は可能です。
実質的な通常モンスターサポート
自分も通常モンスター以外を展開できなくなるので1ターンフィールドが停滞するカードに近い。
相手の展開を抑止できるため、次の自分のターンで勝負を決めやすくなります。
通常モンスターを展開できるなら発動ターンに勝負をするのも可。
すでに相手に展開されていると自分の首を絞めることになるので、《ブラック・ホール》などと併用したい。
24.《騎竜ドラコバック》
自分フィールドのモンスターにのみ装備可能。
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「騎竜ドラコバック」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが効果モンスター以外のモンスターに装備されている場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの「勇者トークン」1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
効果を持たないモンスターが装備できるシンプルなバウンス除去を備えたカード
【勇者】セットの出張でついでに加えやすく、通常モンスター主役のデッキでは使いやすい除去となります。
《運命の旅路》下であれば1度だけ戦闘破壊耐性もつくので、意外と便利
25.《突撃指令》
①:トークン以外の自分フィールドの通常モンスター1体を対象として発動できる。
その通常モンスターをリリースし、相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
トークン以外の通常モンスター1体をリリースすることで、相手モンスター1体を選んで破壊するカード
第3期からある歴史の古いカード。実は対象を取らない除去カードです
さらに対象として発動するだけなので、このカード自体が無効にされても自分のモンスターは残せます。
フィールドに通常モンスターを残すデッキで使うと隠れたポテンシャルを発揮できます。
26.《D・D・D》
(1):以下のいずれかのモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
●通常モンスターを使用して儀式召喚したモンスター
●通常モンスターを素材として融合・S・X・リンク召喚したモンスター
通常モンスターを素材としたモンスターがフィールドに存在する場合、フィールドのカード1枚を除外できるカード
多少条件はあるとはいえ、フリーチェーンで除外できる良カードです。
トークンを素材に使用した場合や蘇生した「バージェストマ」など一口に通常モンスターといっても幅広いモンスターがいます。
デッキに合わせて採用すれば十分輝ける1枚ですね。
27.《一回休み》
特殊召喚されたモンスターが自分フィールドに存在しない場合にこのカードを発動できる。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、特殊召喚されたモンスターは、そのターン終了時まで効果が無効化される。
②:効果モンスターが攻撃表示で特殊召喚された場合にこの効果を発動する。
そのモンスターを守備表示にする。
特殊召喚されたモンスターの効果をターン終了時まで無効にする効果と、効果モンスターが攻撃表示で特殊召喚された場合守備表示にする効果をもつカード
お互いのモンスターに効果が及びます。通常モンスターはこの2つの制約を受けません。
一般的なデッキは効果モンスターを多用するので、防御カードとしてとても便利なカードです。
相手の展開、攻撃を抑制することができます。
特殊召喚したモンスターがフィールドに存在すると発動できませんが、このカードの発動以降の特殊召喚は問題ありません。
発動してから通常モンスターを自由に特殊召喚すると攻撃しやすくなります。
28.《天威無双の拳》
①:自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
②:セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
EXデッキから効果モンスター以外のモンスター1体を特殊召喚する。
効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在し、モンスター効果・魔法・罠カードの発動を無効にできるカード
無効にするだけで破壊はできませんがフィールド外の効果も無効にできるため悪くない。
また、ブラフとしても強力で、セット状態で相手に破壊された場合、EXデッキから効果モンスター以外のモンスター1体を特殊召喚できます。
《青眼の究極竜》や《電影の騎士ガイアセイバー》などを特殊召喚できるため、EXデッキに1枚挿しておくと強気でセットできます。
29.《原石の反叫》
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):トークンを除く、通常モンスターまたはレベル5以上の「原石」モンスターが自分フィールドに存在し、相手がモンスターを召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを除外する。
(2):自分スタンバイフェイズに、自分フィールドに「原石」モンスターが存在する場合に発動できる。
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
通常モンスターまたはレベル5以上の「原石」モンスターが存在している場合に発動できる召喚・特殊召喚を無効にして除外できるカウンター罠
手軽に使えるわりには強力な妨害であり、確実にアドバンテージを削っていけるのが強み。
効果②のサルベージはやや狙いにくいのでおまけ。
その他
30.《幻煌の都 パシフィス》
このカードのカード名はルール上「海」として扱う。
このカードの効果を発動するターン、自分は効果モンスターを召喚・特殊召喚できない。
①:1ターンに1度、自分が通常モンスター1体の召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
デッキから「幻煌龍」カード1枚を手札に加える。
②:自分フィールドにトークンが存在せず、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。
自分フィールドに「幻煌龍トークン」(幻竜族・水・星8・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
①の効果で通常モンスターが召喚・特殊召喚した場合、デッキから「幻煌龍」1枚を加えるカード
他にもトークン生成の効果もあります。
通常モンスターを主戦力としたデッキならば、《幻煌龍の戦渦》を手札に加えることで除去を任せることもできます。
このカードを使う際、効果モンスターとのバランスはよく考えないとどちらの特徴も活かせなくなってしまいます。
うまく扱えると頼りになるカードなのでおすすめです。
31.《光の霊堂》
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに光属性・レベル1チューナー1体を召喚できる。
②:1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札・デッキから通常モンスター1体を墓地へ送る。
対象のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×100アップする。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「滅びの爆裂疾風弾」1枚を手札に加える。
②の効果で自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象にして発動。
手札・デッキから通常モンスター1体を墓地へ送り、そのレベル分×100ステータスを上げることができます。
《青き眼の精霊》からサーチ可能で通常モンスターを埋葬するカードとして使うことができます。
①の効果も優秀なので、【青眼】だけでなく、【エーリアン】【聖騎士】【バスターブレイダー】などでも活躍します。
まとめ
通常モンスターサポートの魔法・罠まとめでした。
知らないカードがあったり、最近見ていないカードも多かったのではないでしょうか?
サポートが充実しているので、通常モンスターのデッキもちゃんと強化させてあげたいですね!
コメント
いつも楽しく記事を見てます!
早速記事に反映していただいてありがとうございます!
こちらこそとても励みになってます!
めっちゃ嬉しいです!
どうぞこれからもよろしくお願いします!
《一回休み》とかどうですか?
永続罠
特殊召喚されたモンスターが自分フィールドに存在しない場合にこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、特殊召喚されたモンスターは、
そのターン終了時まで効果が無効化される。
(2):効果モンスターが攻撃表示で特殊召喚された場合にこの効果を発動する。
そのモンスターを守備表示にする。
松風さん、ありがとうございます!
いつもありがたくコメントを受け取っています
【通常モンスター】にぴったりですね
ぜひ使わせていただきます!