何の効果も持たない通常モンスター
何色にも染まる柔軟性が魅力です
/所要時間5分
「通常モンスター」って?
効果を持たないながらも多彩なサポートを受けることができ、適当な効果モンスターより伸びしろのあるモンスター群です。
また、テーマの核となるカードが多いのも特徴の1つとなっています。
使いやすいカードを紹介していきます。
展開補助
0.《レスキューラビット》
星4/地属性/獣族/ATK 300/DEF 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはデッキから特殊召喚できない。
①:フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスターを2体特殊召喚するモンスター
《エヴォルカイザー・ラギア》を始めとする縛りのあるエクシーズモンスターを出しやすくすることができます。
《竜魔王ベクターP》なら《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》も特殊召喚できます。
通常モンスターの採用枚数で少しデッキバランスが崩れますが、それを余りあるパワーがあるので【ヴェルズ】や【剣闘獣】などで採用されています。
通常モンスターをサポートするカードの中では癖がなく、下級モンスターなら全てサポートしてくれます。
1.《レスキューヘッジホッグ》
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
レベル3以下で種族・属性・レベルが同じとなる、通常モンスターと効果モンスターを1体ずつデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
自身を除外し、レベル3以下の種族・属性・レベルが同じとなる(通常・効果)モンスターをそれぞれ1体ずつ特殊召喚できるモンスター
効果無効化や自壊デメリットこそあれど、ランク1~3、2・4・6のシンクロ、リンク2と展開の選択肢はかなり多い。
デッキ単位でいえば【ワイト】や【ローズ・ドラゴン】がおすすめですね。
他にも《アクロバットモンキー》+《C・コイル》でランク3《M.Xセイバー インヴォーカー》⇒《C・リペアラー》といった玄人向けのデッキもサポートできます。
2.《おもちゃ箱》
星1/光属性/機械族/ATK 0/DEF 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから攻撃力か守備力が0の通常モンスター2体を守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターはS素材にできず、次の自分エンドフェイズに破壊される。
破壊されて墓地へ送られた場合、デッキから攻撃力0or守備力0のモンスターを2体表側守備表示で特殊召喚するモンスター(同名モンスターは1体まで)
特殊召喚対象は少なそうに見えますが、結構多くのモンスターが対応しています。
自分のカードで破壊してもよいので、《天空の虹彩》などで破壊するとアドバンテージを増やしながら展開できます。
エクシーズ・シンクロ・リンクと様々な召喚法を補佐することができる便利なカードです。
採用する通常モンスターは多くても少なくても困るので、少しデッキ枚数を増やすのがおすすめ。
また、《人形の幸福》でサーチしたり、ランク4《プリンセス・コロン》で使いまわすこともできます。
3.《ジェムナイト・オブシディア》
星3/地属性/岩石族/ATK1500/DEF1200
①:このカードが手札から墓地へ送られた場合、自分の墓地のレベル4以下の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
手札から墓地へ送られた場合に、墓地のレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚できるモンスター
手札コストで捨てた場合でも発動できるため、思いのほか狙いやすいカードです。
このカードを採用することで引けなかった場合でも《ブリリアント・フュージョン》を採用すれば、融合素材として役割を果たすこともできます。
4.《星杯の守護竜》
星1/風属性/ドラゴン族/ATK 400/DEF 400
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのリンク状態のモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
②の効果でフィールドのリンクモンスターのリンク先へ墓地から通常モンスターを守備表示で特殊召喚できるモンスター
このカード単体でも《リンクリボー》をリンク召喚することで、墓地から通常モンスターを特殊召喚することができます。
「星杯」はサーチ手段に恵まれており、手札に加えるのは難しくありません。
①の効果も優秀なのでリンク召喚を使う通常モンスターデッキでは候補になります。
5.《ドラコネット》
星3/闇属性/サイバース族/ATK1400/DEF1200
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
召喚時、デッキまたは手札からレベル2以下の通常モンスターを1体特殊召喚できるモンスター
小粒なモンスターしか出せませんが、リンク召喚やシンクロ召喚にはもってこいのカードです。
通常モンスター版の《魔界発現世行きデスガイド》のような使い方ができますね。
《リンク・スパイダー》を経由すれば、サイバース族を2体並べられるので、実質《アクセスコード・トーカー》や《ファイアウォール・ドラゴン》にもなれます。
6.《ドラゴラド》
星4/闇属性/ドラゴン族/ATK1300/DEF1900
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の攻撃力1000以下の通常モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
1ターンに1度、自分フィールド上のドラゴン族モンスター1体をリリースし、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターのレベルは8になり、攻撃力は800ポイントアップする。
召喚時、墓地から攻撃力1000以下の通常モンスターを1体守備表示で特殊召喚できるモンスター
蘇生させた通常モンスターでリンク1《星杯竜イムドゥーク》をリンク召喚すれば、ドラゴン族が2体揃うので《天球の聖刻印》で簡単に妨害札が用意できます。
さらに《星遺物の守護竜》があれば《守護竜ピスティ》の蘇生や帰還・《ドラゴラド》の効果で《天球の聖刻印》をリリースすることで任意のドラゴン族をリクルートすることもできます。
結構面白くてポテンシャルは高いのでぜひ使ってみてください。
7.《トレジャー・パンダー》
星4/地属性/獣族/ATK1100/DEF2000
①:自分の墓地から魔法・罠カードを3枚まで裏側表示で除外して発動できる。
除外したカードの数と同じレベルの通常モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
墓地の魔法・罠を裏側除外することでその枚数分と同じレベルの通常モンスターを特殊召喚できるモンスター
実質レベル1~3までの通常モンスターしか出せませんが、ターン1制限がないので、コストさえ用意できれば連続して特殊召喚できます。
《リンク・スパイダー》と合わせれば《ライトロード・ドミニオン キュリオス》のリンク召喚ももう少し!
8.《大魔鍵-マフテアル》
星4/光属性/悪魔族/ATK1600/DEF1600
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できず、このカードをS・X召喚の素材とする場合、「魔鍵」モンスターのS・X召喚にしか使用できない。
①:自分フィールドに「魔鍵」モンスターが存在する場合、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、「魔鍵」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル4以下の、通常モンスターまたは「魔鍵」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
召喚時、墓地のレベル4以下の通常モンスターを蘇生できるモンスター(チューナー)
色々と制約や効果はあるものの、蘇生効果はいたってシンプルで使いやすい。
リンク素材には指定がないのでリンク2に繋げたり、素直に「魔鍵」シンクロ・エクシーズに繋げるのもありです。
フィールド魔法《魔鍵施解》の発動時にサーチもできるので、比較的安定して使えるのも特徴です。
9.《紅蓮魔闘士》
星6/炎属性/戦士族/ATK2100/DEF1800
①:このカードは、自分の墓地の通常モンスターが3体の場合、その内の2体を除外し、手札から特殊召喚できる。
②:1ターンに1度、自分の墓地のレベル4以下の通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
墓地からレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚できるモンスター
前半の特殊召喚効果は難しいので他の方法でフィールドに呼び出したほうがよさそうです。
「イグナイト」でサーチすることもできるので、ペンデュラム召喚して出すのもいいですね。
同名ターン1制限がなく、蘇生等を繰り返して通常モンスターを並べるといった使い方もできます。
10.《真紅眼の黒星竜》
星6/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このカードのレベルを1つ上げる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「真紅眼融合」1枚を選んで手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
手札・デッキからレベル5以上の通常モンスターを墓地へ送り、手札から特殊召喚できるモンスター
特殊召喚しやすいレベル7として扱いつつ、自然に墓地肥やしできるのは大きい。
墓地肥やしの手段としてドラゴン族は《竜の霊廟》、魔法使い族は《マジシャンズ・ソウルズ》もあります。
それ以外の種族の方が恩恵が大きいかもしれません。
11.《コスモブレイン》
星7/闇属性/魔法使い族/ATK1500/DEF2450
このカードは通常召喚できない。
手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、効果モンスター以外のモンスター1体を墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するために墓地へ送ったモンスターのレベル×200アップする。
②:自分フィールドの効果モンスター1体をリリースして発動できる。
手札・デッキから通常モンスター1体を特殊召喚する。
手札・自分フィールドの表側表示モンスターの中から効果モンスター以外のモンスター1体を墓地に送り特殊召喚できるモンスター
攻撃力を墓地に送ったモンスターのレベル×200アップさせることができます。
また、効果モンスター1体をリリースすることで、手札・デッキから通常モンスター1体を特殊召喚できます。
通常モンスターばかりのデッキでもリンクモンスターなどを駆使すれば、②の効果を使うことができます。
自身もコストにできるため上級モンスターの通常モンスターを主体とするデッキにおすすめ。
12.《玲瓏竜クンツァイド》
星8/地属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合に発動できる。
手札・デッキからレベル7以上の通常モンスター1体を墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
手札・デッキからレベル7以上の通常モンスターを墓地へ送り、手札から特殊召喚できるモンスター
自身を墓地から除外して、墓地の通常モンスターを蘇生させることもできます。
同一ターン中には効果を併用できないものの、埋葬と蘇生の2つを併せ持つ便利サポーター
サポートしたい通常モンスターがドラゴン族であれば《竜の霊廟》からそのまま蘇生まで繋げられます。
《藍眼の銀龍》とは特に相性がよく、蘇生対象の確保とX素材役を務められるため、ドラゴン族以外のデッキでも活躍させられる場が広がります。
13.《大紅蓮魔闘士》
星8/炎属性/戦士族/攻2100/守1800
このカードは通常召喚できない。
「大紅蓮魔闘士」は1ターンに1度、効果モンスター以外の自分の墓地のモンスターを3体までデッキ・EXデッキに戻した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):この方法で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、その特殊召喚のためにデッキに戻した通常モンスターの数×800アップする。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体と、効果モンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
対象のフィールドのモンスターを破壊し、対象の墓地のモンスターを特殊召喚する。
フィールドのモンスター1体を破壊し、効果を持たないモンスター1体を蘇生できるモンスター
墓地の効果を持たないモンスターをデッキに戻して手札・墓地から特殊召喚でき、強化値も高く《紅蓮魔闘士》より使いやすい。
《レスキュー・ラビット》や《高等儀式術》を使用するタイプの通常モンスターデッキはリソース回収もメリットとなりやすく、戻す枚数を1~3枚で選べるこのカードは重宝するでしょう。
《聖騎士の追想イゾルデ》からサーチして、必要な場面で特殊召喚するのが使いやすいと思います。
14.《ドラコニアの海竜騎兵》
星3/水属性/海竜族/ATK 200/DEF2100
【Pスケール:青7/赤7】
「ドラコニアの海竜騎兵」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
手札から通常モンスター1体を特殊召喚する。
【モンスター情報】
龍人族の国、ドラコニア帝国が有する竜騎士団の海兵部隊。
深海から音も無く忍び寄る隠密作戦に長けている。
対岸のディノン公国兵とは、領海を巡り小競り合いが続いている状態である。
モンスターが戦闘で破壊された時に、手札から通常モンスターを特殊召喚できるモンスター
スケールも高くレベルも3なので、《魔の試着部屋》や《ダーク・ドリアード》とコンボしやすいカードです。
なお、自身のPスケールが7で、後述する《ドラコニアの獣竜騎兵》のPスケールが2なのでレベル3~6までのモンスターであればペンデュラム召喚で出力できます。
バトルフェイズ中の追撃要員やレベル1・8といったペンデュラム召喚で出しにくい通常モンスターを出すのがよさそうです。
15.《ダイガスタ・エメラル》
ランク4/風属性/岩石族/ATK1800/DEF 800
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地のモンスター3体を選択して発動できる。
選択したモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキからカードを1枚ドローする。
●効果モンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
X素材を1つ取り除くことで、効果モンスター以外のモンスター1体を蘇生できるモンスター
通常モンスターを問題なく特殊召喚することができます。
効果を持たないシンクロ・融合モンスターなども蘇生することができます。
例:《大地の騎士ガイアナイト》《テセウスの魔棲物》
器用なモンスターなので、エクストラデッキを割く理由が十分あります。
16.《プリンセス・コロン》
ランク4/光属性/天使族/ATK 500/DEF2200
レベル4モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分の墓地の「おもちゃ箱」1体を選択して特殊召喚できる。
自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在する場合、相手はこのカードを攻撃対象にできず、カードの効果の対象にもできない。
また、自分フィールド上の通常モンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地から通常モンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚する。
エクシーズ召喚に成功した時、墓地の《おもちゃ箱》1体を特殊召喚できるモンスター
通常モンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、X素材を取り除くことで、デッキ・墓地から通常モンスター1体を表側守備表示で特殊召喚できます。
セルフブレイクすることでも発動できます。
また、発動制限がないため1ターンに2回使うことも可能です。
ランク4のため使いやすく、自身の耐性も含め通常モンスターを強くサポートできます。
惜しむらくは攻撃力が低すぎて攻撃に参加できないことですね。
17.《リンク・スパイダー》
地属性/サイバース族/ATK1000/LINK1
【リンクマーカー:下】
通常モンスター1体
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル4以下の通常モンスター1体をこのカードのリンク先に特殊召喚する。
通常モンスター1体のみでリンク召喚できるモンスター
リンク先にレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚することもできます。
このカードの登場により、通常モンスターは比較的リンク召喚しやすくなっています。
維持は期待できないので、次のリンクモンスターに繋げるといいでしょう。
能動的に通常モンスターを墓地へ送る手段としても扱うことができるため、ぜひ採用しておきたいカードです。
サーチ&サルベージ
18.《冥界の使者》
星4/闇属性/悪魔族/ATK1600/守DEF 600
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、お互いに自分のデッキからレベル3以下の通常モンスター1体を選択し、お互いに確認して手札に加える。
その後デッキをシャッフルする。
フィールドから墓地へ送られた時、お互いにデッキからレベル3以下のモンスターを特殊召喚するモンスター
強制効果なのでタイミングを逃しません
リンク素材にすることですぐにサーチに繋げることができます。
漫然とレベル3以下の通常モンスターをサーチしてもあまり意味がないので、ペンデュラムモンスターなどを手札に加えると効果的です。
類似の《苦渋の決断》とは同名モンスターをあまり入れる必要がなくとも機能する点で差別化できます。
19.《ジェムナイト・ラズリー》
星1/地属性/岩石族/ATK 600/DEF 100
①:このカードが効果で墓地へ送られた場合、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
効果で墓地へ送られた場合、墓地の通常モンスターを1体サルベージできるモンスター
《ブリリアント・フュージョン》や《クリスタル・ローズ》など専用のカードでも墓地へ送りやすい。
普通に《マスマティシャン》などでデッキから墓地へ送っても発動できます。
通常モンスターを手札に加えても使えなければ意味がないので、特殊召喚方法も搭載しておきたい。
20.《ドラコニアの獣竜騎兵》
星4/炎属性/獣戦士族/ATK1800/DEF 200
【Pスケール:青2/赤2】
①:1ターンに1度、自分の通常モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動できる。
デッキからレベル4以上の通常モンスター1体を手札に加える。
【モンスター情報】
龍人族の国、ドラコニア帝国が有する竜騎士団の陸兵部隊。
鳥銃と鉄槍によるコンビネーション攻撃には隙が無く、レプティア皇国などの周辺国から恐れられている。
自分の通常モンスターが相手モンスターを戦闘破壊すると、デッキからレベル4以上の通常モンスターを1体サーチできるモンスター
条件は若干厳しいですが、【幻煌龍】などのデッキで採用できそうです。
Pスケールも2で《ドラゴニアの海竜騎兵》とも相性がいいので、併用するのもいいでしょう。
21.《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》
ランク4/水属性/海竜族/ATK2000/DEF2000
レベル4モンスター×2
①:このカードがX召喚に成功した場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地からレベル4以上の通常モンスター1体を選んで手札に加える。
②:このカードが通常モンスターをX素材としている場合、以下の効果を得る。
●自分の墓地の通常モンスターまたは「魔鍵」モンスターのいずれかと同じ属性を持つ相手モンスターとこのカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手はそのモンスターを墓地へ送らなければならない。
エクシーズ召喚時にレベル4以上の通常モンスターをサーチ・サルベージできるモンスター
通常モンスターをX素材にしている場合、相手プレイヤーに強要させる除去を放てます。
レベル5以上であれば《召喚師のスキル》によるサーチ、レベル4であれば《苦渋の決断》によるサーチができて、サルベージは《闇の量産工場》でできるので、EXデッキからいつでも出せるのがこのカードの一番の強みになります。
その他
22.《原石竜インペリアル・ドラゴン》
星6/地属性/ドラゴン族/攻2600/守 0
このカードは通常モンスター1体をリリースした場合のみ召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
「原石」モンスター1体の召喚を行う。
(2):このカードがアドバンス召喚した場合に発動できる。
以下の効果をそれぞれ適用する。
●相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
●種族か属性が、自分の墓地の通常モンスターのいずれかと同じとなる相手フィールドのモンスターを全て除外する。
相手ターン中に通常モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できるモンスター
アドバンス召喚時、相手モンスター全てのモンスター効果の無効化し、墓地の通常モンスターと属性・種族がいずれかが一致する相手モンスター全てを除外できます。
トークンやデュアルモンスター、一部の罠モンスターにも対応しており、様々なデッキの妨害手段になります。
通常モンスターが自然に残る《ブラック・マジシャン》や《青眼の白龍》などの高いステータスであるほど奇襲性が高くなり、相手の展開を潰しやすくなります。
効果②は《スキルドレイン》ではなく、発動したタイミングで相手フィールドに存在するモンスターの効果を永続的に無効化するものなので、基本的には使い切り。
《ドカンポリン》などバウンスサイクルできるカードと組み合わせると面白いかも。
23.《原石竜アナザー・ベリル》
星4/地属性/ドラゴン族/攻1600/守 0
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから「原石」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから通常モンスター1体を墓地へ送る。
(3):自分スタンバイフェイズに、自分フィールドか墓地に通常モンスターが存在する場合に発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
サーチ・埋葬・自己サルベージと尋常ではないパフォーマンスをもつモンスター
「原石」魔法・罠によってデッキから通常モンスターをリクルートしやすいため、こちらは埋葬したい通常モンスターと併用したい。
自己サルベージは全盛期の《キラー・スネーク》並みとかなり強力ですが、通常モンスターは何枚も埋葬するデッキは少ないので手札コスト等に消費してしまってよいでしょう。
《原石の穿光》の自己サルベージも活かしやすくなり、通常モンスターデッキの除去性能を引き上げられます。
カテゴリ外の通常モンスターを軸にしたデッキの場合は必ず検討したい1枚です。
24.《ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム》
星4/光属性/魔法使い族/ATK 800/DEF2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにレベル5以上の通常モンスターが存在し、相手フィールドのモンスターが効果を発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その効果を無効にする。
②:相手バトルフェイズに、自分または相手の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
このターン、そのモンスターが自分フィールドに存在する限り、攻撃可能な相手モンスターはそのモンスターを攻撃しなければならない。
レベル5以上の通常モンスターが存在する場合、相手フィールドのモンスター効果を無効にして手札から特殊召喚できるモンスター
相手のバトルフェイズ中に墓地の通常モンスターを蘇生&攻撃強要することもできます。
一種の手札誘発のようなモンスターで、妨害と蘇生を1枚でこなしてくれます。
どちらの効果もやや中途半端な感じは否めませんが、《リンクリボー》や《I:Pマスカレーナ》などのカードを組み合わせてあげるとうまく使えます。
25.《始祖竜ワイアーム》
星9/闇属性/ドラゴン族/ATK2700/DEF2000
通常モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
①:「始祖竜ワイアーム」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードは通常モンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されず、このカード以外のモンスターの効果を受けない。
通常モンスター2体での融合モンスター
通常モンスター以外に戦闘破壊されず、モンスター効果を受け付けない耐性を持ちます。
モンスター効果に除去を頼り切ったデッキでは、このカード1枚で硬直状態に陥ることも少なくありません。
墓地に通常モンスターが2体いれば、《龍の鏡》で簡単に融合召喚できます。
同名カードは1枚しか存在できませんが、どのみちリンクモンスターがいなければ出せないので、あまり気にする必要はないでしょう。
通常モンスター主体のデッキを使うならぜひ使いたいカードの1枚です。
いざという時、頼りになります。
26.《蒼眼の銀龍》
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分フィールドのドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):自分スタンバイフェイズ毎に自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
自分スタンバイフェイズ毎に墓地の通常モンスター1体を蘇生できるモンスター
特殊召喚時に、次ターン終了時までドラゴン族に2種の耐性を付与するため、高い守備力も相まって場もちがかなりよいです。
一見すると【ブルーアイズ】専用のモンスターのように見えますが、《白き乙女》などの「ブルーアイズ」系のチューナーが非常に使いやすく意外と出しやすい。
蘇生手段が豊富なロングゲーム系のデッキに採用すると強いので、デッキの特性に合わせて使ってみてください。
27.《藍眼の銀龍》
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻4000/守 0
ドラゴン族レベル8モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがX召喚した場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示カードの効果は無効化される。
(2):通常モンスターをX素材としていないこのカードは直接攻撃できない。
(3):このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地・除外状態の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は1000アップする。
X素材1つで墓地・除外状態の通常モンスター1体をATK1000アップで特殊召喚できるモンスター
《玲瓏竜クンツァイド》や《無限竜シュヴァルツシルト》を用いれば、ドラゴン族以外の通常モンスターデッキでも比較的簡単に出せます。
元々のステータスが高く、蘇生・帰還させたモンスターでフィニッシュまでさせやすいことから好きな通常モンスターで勝利したい場合におすすめです。
28.《冥宮の番人》
地属性/戦士族/ATK1400/LINK2
【リンクマーカー:左下/右下】
通常モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:効果モンスター以外の自分フィールドのモンスターの攻撃力は500アップし、相手フィールドの効果モンスターの攻撃力は500ダウンする。
②:このカードが相手によって破壊された場合、効果モンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
通常モンスター2体で出せるリンク2
自分フィールドの効果モンスター以外の攻撃力を500アップし、相手フィールドの効果モンスターの攻撃力を500ダウンさせるモンスター
通常モンスターで戦いやすくなり、②の効果で蘇生させることもできます。
《トライワイト・ゾーン》などを扱える低レベルの通常モンスターが主体となるデッキで採用すると使いやすいです。
「天威」モンスター
・自分フィールドに効果モンスターが存在しなければ手札から特殊召喚できるテーマ
・通常モンスターのサポートカードとしてそれぞれが優秀
《天威龍-アーダラ》
星1/地属性/幻竜族/ATK 0/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合、手札・墓地のこのカードを除外し、このカード以外の除外されている自分の幻竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
「天威」共通の特殊召喚条件で出せるレベル1チューナー
これほど通常モンスターデッキで使いやすいチューナーは存在しないので、必ず覚えておきたいカードです。
②の効果で他の「天威」モンスターを回収でき、実質通常モンスターサポートといえます。
《天威龍-シュターナ》
星4/水属性/幻竜族/ATK 400/DEF2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、手札・墓地のこのカードを除外し、その破壊されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。
効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、手札・墓地のこのカードを除外し、破壊されたモンスターを蘇生させて相手モンスター1体を選んで破壊できるモンスター
1枚で蘇生&除去として完結しており、普段は各種素材に使いつつ、カウンターを狙えるカードとして優秀です。
自分から自爆特攻して効果を発動させていくのも手。
《天威龍-マニラ》
星4/炎属性/幻竜族/ATK 600/DEF1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスターを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
効果モンスター以外を対象とする相手のモンスター・魔法・罠の効果が発動した時、手札・墓地のこのカードを除外して、その発動を無効にして破壊できるモンスター
墓地に置いておくだけで除去の牽制になるのでこちらも優秀。
他の「天威」モンスターと合わせて《異次元からの埋葬》で使いまわしていくのもいいですね。
《天威龍-ナハタ》
星4/風属性/幻竜族/ATK 800/DEF1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:効果モンスター以外の自分の表側表示モンスターが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に、手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで1500ダウンする。
効果モンスター以外の自分のモンスターの攻撃宣言時、手札・墓地のこのカードを除外し、相手モンスターの攻撃力をターン終了時まで1500ダウンできるモンスター
通常モンスターは耐性をもった相手を破壊するのが苦手なので、純粋に戦闘破壊のチャンスが増えるのはありがたい。
《天威龍-ヴィシュダ》
星7/闇属性/幻竜族/ATK1500/DEF2500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合、手札・墓地のこのカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
効果モンスター以外の自分のモンスターが存在する場合、手札・墓地のこのカードを除外し、相手のカード1枚をバウンスできるモンスター
この効果はスペルスピード1なので自分のターンにしか使えません。
…とはいえノーコストの除去ができるのは悪くない。
レベル7ですが特殊召喚しやすいので他の「天威」同様にうまく使えるでしょう。
「ブラック・マジシャン」や「真紅眼」にもランク7素材として採用できます。
まとめ
通常モンスターはこれからも強化され続けそうです。
制圧力や効果がなく、見劣りする部分も多いですが、素材として使う分にはとても優秀です。
好きな通常モンスターを輝かせながら、勝てるデッキを組みたいですね!
魔法・罠編はこちらからどうぞ!
コメント
《ドラコニアの獣竜騎兵》のペンデュラム効果の記述が間違っていますよ
サーチできるのはレベル4以上ですが、4以下と書かれています
ありがとうございます!
すぐ修正しておきます