通常モンスターのための汎用サポート28選【モンスター編】

何の効果も持たない通常モンスター

何色にも染まる柔軟性が魅力です

/所要時間5分

「通常モンスター」って?

 

効果を持たないながらも多彩なサポートを受けることができ、適当な効果モンスターより伸びしろのあるモンスター群です。

 

また、テーマの核となるカードが多いのも特徴の1つとなっています。

使いやすいカードを紹介していきます。

 

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展開補助

1.《レスキューラビット》

星4/地属性/獣族/ATK 300/DEF 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはデッキから特殊召喚できない。
①:フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

 

デッキからレベル4以下の同名の通常モンスターを2体特殊召喚するモンスター

《エヴォルカイザー・ラギア》を始めとする縛りのあるエクシーズモンスターを出しやすくすることができます。

 

《竜魔王ベクターP》なら《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》も特殊召喚できます。

通常モンスターの採用枚数で少しデッキバランスが崩れますが、それを余りあるパワーがあるので【ヴェルズ】や【剣闘獣】などで採用されています。

通常モンスターをサポートするカードの中では癖がなく、下級モンスターなら全てサポートしてくれます。

 

2.《レスキューヘッジホッグ》

星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
レベル3以下で種族・属性・レベルが同じとなる、通常モンスターと効果モンスターを1体ずつデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。

 

自身を除外し、レベル3以下の種族・属性・レベルが同じとなる(通常・効果)モンスターをそれぞれ1体ずつ特殊召喚できるモンスター

効果無効化や自壊デメリットこそあれど、ランク1~3、2・4・6のシンクロ、リンク2と展開の選択肢はかなり多い。

デッキ単位でいえば【ワイト】や【ローズ・ドラゴン】がおすすめですね。

 

他にも《アクロバットモンキー》+《C・コイル》でランク3《M.Xセイバー インヴォーカー》⇒《C・リペアラー》といった玄人向けのデッキもサポートできます。

 

3.《おもちゃ箱》

星1/光属性/機械族/ATK 0/DEF 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから攻撃力か守備力が0の通常モンスター2体を守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターはS素材にできず、次の自分エンドフェイズに破壊される。

 

破壊されて墓地へ送られた場合、デッキから攻撃力0or守備力0のモンスターを2体表側守備表示で特殊召喚するモンスター(同名モンスターは1体まで)

特殊召喚対象は少なそうに見えますが、結構多くのモンスターが対応しています。

 

自分のカードで破壊してもよいので、《天空の虹彩》などで破壊するとアドバンテージを増やしながら展開できます。

エクシーズ・シンクロ・リンクと様々な召喚法を補佐することができる便利なカードです。

 

採用する通常モンスターは多くても少なくても困るので、少しデッキ枚数を増やすのがおすすめ。

また、《人形の幸福》でサーチしたり、ランク4《プリンセス・コロン》で使いまわすこともできます。

 

4.《ジェムナイト・オブシディア》

星3/地属性/岩石族/ATK1500/DEF1200
①:このカードが手札から墓地へ送られた場合、自分の墓地のレベル4以下の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

手札から墓地へ送られた場合に、墓地のレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚できるモンスター

手札コストで捨てた場合でも発動できるため、思いのほか狙いやすいカードです。

 

このカードを採用することで引けなかった場合でも《ブリリアント・フュージョン》を採用すれば、融合素材として役割を果たすこともできます。

 

5.《星杯の守護竜》

星1/風属性/ドラゴン族/ATK 400/DEF 400
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのリンク状態のモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

 

②の効果でフィールドのリンクモンスターのリンク先へ墓地から通常モンスターを守備表示で特殊召喚できるモンスター

 

このカード単体でも《リンクリボー》をリンク召喚することで、墓地から通常モンスターを特殊召喚することができます。

 

「星杯」はサーチ手段に恵まれており、手札に加えるのは難しくありません。

①の効果も優秀なのでリンク召喚を使う通常モンスターデッキでは候補になります。

 

6.《ドラコネット》

星3/闇属性/サイバース族/ATK1400/DEF1200
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

 

召喚時、デッキまたは手札からレベル2以下の通常モンスターを1体特殊召喚できるモンスター

 

小粒なモンスターしか出せませんが、リンク召喚やシンクロ召喚にはもってこいのカードです。

通常モンスター版の《魔界発現世行きデスガイド》のような使い方ができますね。

 

《リンク・スパイダー》を経由すれば、サイバース族を2体並べられるので、実質《アクセスコード・トーカー》や《ファイアウォール・ドラゴン》にもなれます。

7.《ドラゴラド》

星4/闇属性/ドラゴン族/ATK1300/DEF1900
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の攻撃力1000以下の通常モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
1ターンに1度、自分フィールド上のドラゴン族モンスター1体をリリースし、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターのレベルは8になり、攻撃力は800ポイントアップする。

 

召喚時、墓地から攻撃力1000以下の通常モンスターを1体守備表示で特殊召喚できるモンスター

 

蘇生させた通常モンスターでリンク1《星杯竜イムドゥーク》をリンク召喚すれば、ドラゴン族が2体揃うので《天球の聖刻印》で簡単に妨害札が用意できます。

さらに《星遺物の守護竜》があれば《守護竜ピスティ》の蘇生や帰還・《ドラゴラド》の効果で《天球の聖刻印》をリリースすることで任意のドラゴン族をリクルートすることもできます。

 

結構面白くてポテンシャルは高いのでぜひ使ってみてください。

8.《トレジャー・パンダー》

星4/地属性/獣族/ATK1100/DEF2000
①:自分の墓地から魔法・罠カードを3枚まで裏側表示で除外して発動できる。
除外したカードの数と同じレベルの通常モンスター1体をデッキから特殊召喚する。

 

墓地の魔法・罠を裏側除外することでその枚数分と同じレベルの通常モンスターを特殊召喚できるモンスター

 

実質レベル1~3までの通常モンスターしか出せませんが、ターン1制限がないので、コストさえ用意できれば連続して特殊召喚できます。

《リンク・スパイダー》と合わせれば《ライトロード・ドミニオン キュリオス》のリンク召喚ももう少し!

 

9.《大魔鍵-マフテアル》

星4/光属性/悪魔族/ATK1600/DEF1600
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できず、このカードをS・X召喚の素材とする場合、「魔鍵」モンスターのS・X召喚にしか使用できない。
①:自分フィールドに「魔鍵」モンスターが存在する場合、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、「魔鍵」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル4以下の、通常モンスターまたは「魔鍵」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

 

召喚時、墓地のレベル4以下の通常モンスターを蘇生できるモンスター(チューナー

色々と制約や効果はあるものの、蘇生効果はいたってシンプルで使いやすい。

 

リンク素材には指定がないのでリンク2に繋げたり、素直に「魔鍵」シンクロ・エクシーズに繋げるのもありです。

フィールド魔法《魔鍵施解》の発動時にサーチもできるので、比較的安定して使えるのも特徴です。

 

10.《紅蓮魔闘士》

星6/炎属性/戦士族/ATK2100/DEF1800
①:このカードは、自分の墓地の通常モンスターが3体の場合、その内の2体を除外し、手札から特殊召喚できる。
②:1ターンに1度、自分の墓地のレベル4以下の通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する事ができる。

 

墓地からレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚できるモンスター

前半の特殊召喚効果は難しいので他の方法でフィールドに呼び出したほうがよさそうです。

「イグナイト」でサーチすることもできるので、ペンデュラム召喚して出すのもいいですね。

 

11.《真紅眼の黒星竜》

星6/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このカードのレベルを1つ上げる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「真紅眼融合」1枚を選んで手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

手札・デッキからレベル5以上の通常モンスターを墓地へ送り、手札から特殊召喚できるモンスター

特殊召喚しやすいレベル7として扱いつつ、自然に墓地肥やしできるのは大きい。

墓地肥やしの手段としてドラゴン族は《竜の霊廟》、魔法使い族は《マジシャンズ・ソウルズ》もあります。

それ以外の種族の方が恩恵が大きいかもしれません。

 

墓地から除外して、デッキ・墓地から《真紅眼融合》を手札に加えることもできます。

無理に発動しなくても手札コストとして使うだけでも便利なので1枚入れておくのもありです。

《流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン》は《真紅眼の黒星竜》も融合素材にできるので狙ってみるのもいいでしょう。

 

12.《コスモブレイン》

星7/闇属性/魔法使い族/ATK1500/DEF2450
このカードは通常召喚できない。
手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、効果モンスター以外のモンスター1体を墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するために墓地へ送ったモンスターのレベル×200アップする。
②:自分フィールドの効果モンスター1体をリリースして発動できる。
手札・デッキから通常モンスター1体を特殊召喚する。

 

手札・自分フィールドの表側表示モンスターの中から効果モンスター以外のモンスター1体を墓地に送り特殊召喚できるモンスター

攻撃力を墓地に送ったモンスターのレベル×200アップさせることができます。

 

また、効果モンスター1体をリリースすることで、手札・デッキから通常モンスター1体を特殊召喚することができます

 

通常モンスターばかりのデッキでもリンクモンスターなどを駆使すれば、②の効果を使うことができます。

自身もコストにできるため上級モンスターの通常モンスターを主体とするデッキにおすすめ。

 

13.《ドラコニアの海竜騎兵》

星3/水属性/海竜族/ATK 200/DEF2100
【Pスケール:青7/赤7】
「ドラコニアの海竜騎兵」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
手札から通常モンスター1体を特殊召喚する。
【モンスター情報】
龍人族の国、ドラコニア帝国が有する竜騎士団の海兵部隊。
深海から音も無く忍び寄る隠密作戦に長けている。
対岸のディノン公国兵とは、領海を巡り小競り合いが続いている状態である。

 

モンスターが戦闘で破壊された時に、手札から通常モンスターを特殊召喚できるモンスター

 

P効果で発動できる中では発動しやすく、手札の通常モンスターを特殊召喚することができます。

スケールも高くレベルも3なので、《魔の試着部屋》や《ダーク・ドリアード》とコンボしやすいカードです。

 

14.《ダイガスタ・エメラル》

ランク4/風属性/岩石族/ATK1800/DEF 800
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地のモンスター3体を選択して発動できる。
選択したモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキからカードを1枚ドローする。
●効果モンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。

 

X素材を1つ取り除くことで、効果モンスター以外の墓地のモンスターを特殊召喚できるモンスター

通常モンスターを問題なく特殊召喚することができます。

 

効果を持たないシンクロ・融合モンスターなども蘇生することができます。

例:《大地の騎士ガイアナイト》《テセウスの魔棲物》

 

器用なモンスターなので、エクストラデッキを割く理由が十分あります。

 

15.《プリンセス・コロン》

ランク4/光属性/天使族/ATK 500/DEF2200
レベル4モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分の墓地の「おもちゃ箱」1体を選択して特殊召喚できる。
自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在する場合、相手はこのカードを攻撃対象にできず、カードの効果の対象にもできない。
また、自分フィールド上の通常モンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地から通常モンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚する。

 

エクシーズ召喚に成功した時、墓地の《おもちゃ箱》1体を特殊召喚できるモンスター

通常モンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、X素材を取り除くことで、デッキ・墓地から通常モンスター1体を表側守備表示で特殊召喚できます。

 

自分から破壊することでも発動できます。

発動制限がないため1ターンに2回使うことも可能です。

 

ランク4のため使いやすく、自身の耐性も含め通常モンスターを強くサポートできます。

惜しむらくは攻撃力が低すぎて攻撃に参加できないことですね。

 

16.《リンク・スパイダー》

地属性/サイバース族/ATK1000/LINK1
【リンクマーカー:下】
通常モンスター1体
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル4以下の通常モンスター1体をこのカードのリンク先に特殊召喚する。

 

通常モンスター1体のみでリンク召喚できるモンスター

リンク先にレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚することもできます。

 

このカードの登場により、通常モンスターは比較的リンク召喚しやすくなっています。

維持は期待できないので、次のリンクモンスターに繋げるといいでしょう。

 

能動的に通常モンスターを墓地へ送る手段としても扱うことができるため、ぜひ採用しておきたいカードです。

 

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サーチ&サルベージ

17.《冥界の使者》

星4/闇属性/悪魔族/ATK1600/守DEF 600
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、お互いに自分のデッキからレベル3以下の通常モンスター1体を選択し、お互いに確認して手札に加える。
その後デッキをシャッフルする。

 

フィールドから墓地へ送られた時、お互いにデッキからレベル3以下のモンスターを特殊召喚するモンスター

強制効果なのでタイミングを逃しません

リンク素材にすることですぐにサーチに繋げることができます。

 

漫然とレベル3以下の通常モンスターをサーチしてもあまり意味がないので、ペンデュラムモンスターなどを手札に加えると効果的です。

類似の《苦渋の決断》とは同名モンスターをあまり入れる必要がなくとも機能する点で差別化できます。

 

18.《ジェムナイト・ラズリー》

星1/地属性/岩石族/ATK 600/DEF 100
①:このカードが効果で墓地へ送られた場合、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

 

効果で墓地へ送られた時、墓地の通常モンスターを1体手札に加えるモンスター

 

《ブリリアント・フュージョン》や《クリスタル・ローズ》など専用のカードでも墓地へ送りやすい。

普通に《マスマティシャン》などでデッキから墓地へ送っても発動できます。

 

通常モンスターを手札に加えても使えなければ意味がないので、特殊召喚方法も搭載しておきたい。

 

19.《ドラコニアの獣竜騎兵》

星4/炎属性/獣戦士族/ATK1800/DEF 200
【Pスケール:青2/赤2】
①:1ターンに1度、自分の通常モンスターが
戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動できる。
デッキからレベル4以上の通常モンスター1体を手札に加える。
【モンスター情報】
龍人族の国、ドラコニア帝国が有する竜騎士団の陸兵部隊。
鳥銃と鉄槍によるコンビネーション攻撃には隙が無く、レプティア皇国などの周辺国から恐れられている。

 

自分の通常モンスターが相手モンスターを戦闘破壊すると、デッキからレベル4以上の通常モンスターを1体サーチできるモンスター

条件は若干厳しいですが、【幻煌龍】などのデッキで採用できそうです。

 

Pスケールも2で《ドラゴニアの海竜騎兵》とも相性がいいので、併用するのもいいでしょう。

 

20.《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》

ランク4/水属性/海竜族/ATK2000/DEF2000
レベル4モンスター×2
①:このカードがX召喚に成功した場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地からレベル4以上の通常モンスター1体を選んで手札に加える。
②:このカードが通常モンスターをX素材としている場合、以下の効果を得る。
●自分の墓地の通常モンスターまたは「魔鍵」モンスターのいずれかと同じ属性を持つ相手モンスターとこのカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手はそのモンスターを墓地へ送らなければならない。

 

エクシーズ召喚時にレベル4以上の通常モンスターをサーチ・サルベージできるモンスター

通常モンスターをX素材にしている場合、相手プレイヤーに強要させる除去を放てます。

 

レベル5以上であれば《召喚師のスキル》によるサーチ、レベル4であれば《苦渋の決断》によるサーチができて、サルベージは《闇の量産工場》でできるので、EXデッキからいつでも出せるのがこのカードの一番の強みになります。

 

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「天威」モンスター

・自分フィールドに効果モンスターが存在しなければ手札から特殊召喚できるテーマ

・通常モンスターのサポートカードとしてそれぞれが優秀

 

-.《天威龍-アーダラ》

星1/地属性/幻竜族/ATK 0/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合、手札・墓地のこのカードを除外し、このカード以外の除外されている自分の幻竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

 

「天威」共通の特殊召喚条件で出せるレベル1チューナー

 

これほど通常モンスターデッキで使いやすいチューナーは存在しないので、必ず覚えておきたいカードです。

②の効果で他の「天威」モンスターを回収でき、実質通常モンスターサポートといえます。

 

21.《天威龍-シュターナ》

星4/水属性/幻竜族/ATK 400/DEF2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、手札・墓地のこのカードを除外し、その破壊されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。

 

効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、手札・墓地のこのカードを除外し、破壊されたモンスターを蘇生させて相手モンスター1体を選んで破壊できるモンスター

 

1枚で蘇生&除去として完結しており、普段は各種素材に使いつつ、カウンターを狙えるカードとして優秀です。

自分から自爆特攻して効果を発動させていくのも手。

 

22.《天威龍-マニラ》

星4/炎属性/幻竜族/ATK 600/DEF1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスターを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

 

効果モンスター以外を対象とする相手のモンスター・魔法・罠の効果が発動した時、手札・墓地のこのカードを除外して、その発動を無効にして破壊できるモンスター

 

墓地に置いておくだけで除去の牽制になるのでこちらも優秀。

他の「天威」モンスターと合わせて《異次元からの埋葬》で使いまわしていくのもいいですね。

 

23.《天威龍-ナハタ》

星4/風属性/幻竜族/ATK 800/DEF1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:効果モンスター以外の自分の表側表示モンスターが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に、手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで1500ダウンする。

 

効果モンスター以外の自分のモンスターの攻撃宣言時、手札・墓地のこのカードを除外し、相手モンスターの攻撃力をターン終了時まで1500ダウンできるモンスター

 

通常モンスターは耐性をもった相手を破壊するのが苦手なので、純粋に戦闘破壊のチャンスが増えるのはありがたい。

 

24.《天威龍-ヴィシュダ》

星7/闇属性/幻竜族/ATK1500/DEF2500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合、手札・墓地のこのカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。

 

効果モンスター以外の自分のモンスターが存在する場合、手札・墓地のこのカードを除外し、相手のカード1枚をバウンスできるモンスター

 

勘違いしがちなのですが、この効果はスペルスピード1なので自分のターンにしか使えません。

…とはいえノーコストの除去ができるのは悪くない。

 

レベル7ですが特殊召喚しやすいので他の「天威」同様にうまく使えるでしょう。

「ブラック・マジシャン」や「真紅眼」にもランク7素材として採用できます。

 

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その他

25.《ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム》

星4/光属性/魔法使い族/ATK 800/DEF2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにレベル5以上の通常モンスターが存在し、相手フィールドのモンスターが効果を発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その効果を無効にする。
②:相手バトルフェイズに、自分または相手の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
このターン、そのモンスターが自分フィールドに存在する限り、攻撃可能な相手モンスターはそのモンスターを攻撃しなければならない。

 

レベル5以上の通常モンスターが存在する場合、相手フィールドのモンスター効果を無効にして手札から特殊召喚できるモンスター

相手のバトルフェイズ中に墓地の通常モンスターを蘇生&攻撃強要することもできます。

 

一種の手札誘発のようなモンスターで、妨害と蘇生を1枚でこなしてくれます。

どちらの効果もやや中途半端な感じは否めませんが、《リンクリボー》や《I:Pマスカレーナ》などのカードを組み合わせてあげるとうまく使えます。

 

26.《始祖竜ワイアーム》

星9/闇属性/ドラゴン族/ATK2700/DEF2000
通常モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
①:「始祖竜ワイアーム」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードは通常モンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されず、このカード以外のモンスターの効果を受けない。

 

通常モンスター2体での融合モンスター

通常モンスター以外に戦闘破壊されず、モンスター効果を受け付けない耐性を持ちます。

 

モンスター効果に除去を頼り切ったデッキでは、このカード1枚で硬直状態に陥ることも少なくありません。

墓地に通常モンスターが2体いれば、《龍の鏡》で簡単に融合召喚できます。

 

同名カードは1枚しか存在できませんが、どのみちリンクモンスターがいなければ出せないので、あまり気にする必要はないでしょう。

 

通常モンスター主体のデッキを使うならぜひ使いたいカードの1枚です。

いざという時、頼りになります。

 

27.《蒼眼の銀龍》

星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分フィールドのドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):自分スタンバイフェイズ毎に自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

自分スタンバイフェイズ毎に墓地の通常モンスター1体を蘇生できるモンスター

特殊召喚時に、次ターン終了時までドラゴン族に2種の耐性を付与するため、高い守備力も相まって場もちがかなりよいです。

 

一見すると【ブルーアイズ】専用のモンスターのように見えますが、軸となる通常モンスターのレベルに応じて《天威龍-アーダラ》や《百檎龍-リンゴブルム》などのチューナーを使い分けると意外と出しやすい。

蘇生手段が豊富なロングゲーム系のデッキに採用すると強いので、デッキの特性に合わせて使ってみてください。

 

28.《冥宮の番人》

地属性/戦士族/ATK1400/LINK2
【リンクマーカー:左下/右下】
通常モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:効果モンスター以外の自分フィールドのモンスターの攻撃力は500アップし、相手フィールドの効果モンスターの攻撃力は500ダウンする。
②:このカードが相手によって破壊された場合、効果モンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

 

通常モンスター2体で出せるリンク2

自分フィールドの効果モンスター以外の攻撃力を500アップし、相手フィールドの効果モンスターの攻撃力を500ダウンさせるモンスター

 

通常モンスターで戦いやすくなり、②の効果で蘇生させることもできます。

《トライワイト・ゾーン》などを扱える低レベルの通常モンスターが主体となるデッキで採用すると使いやすいです。

 

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まとめ

通常モンスターはこれからも強化され続けそうです。

確かに制圧力や効果がなく、見劣りする部分も多いですが、素材として使う分にはとても優秀です。

 

好きな通常モンスターを輝かせながら、勝てるデッキを組みたいですね!

 

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コメント

  1. 松風 より:

    《ドラコニアの獣竜騎兵》のペンデュラム効果の記述が間違っていますよ
    サーチできるのはレベル4以上ですが、4以下と書かれています

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