少年よ、これが絶望だ。
ターンエンド。
/所要時間5分
初めに
イリアステルのプラシド・ホセ・ルチアーノが合体した(本来に戻った)姿
荒廃した未来に絶望した彼は遊星たちのいる世界線を壊すことで未来を変えようとした決闘者です。
シンクロキラーの5体連結モンスター「機皇帝」を操り、数々の死闘を繰り広げました。
デッキを考えながらアポリアの対戦シーンを見返していたのですが…
どのデュエルも最高すぎる…
《アフター・グロー》引けなかったアポリアのような悔しい負け方は絶対してほしくないので頑張って作りました!
まずはデッキレシピからどうぞ!
このサイトでのキャラデッキについて
作中の使用カードをもとにできるだけキャラクターの印象を損ねず、今の環境で戦えるようにさまざまなカードを採用しています。
基本的にはキャラデッキ同士で戦うことを想定して作っているので、ご理解ください!
デッキレシピ(40枚構築)
・《機皇神マシニクル∞》×1
・《機皇神龍トリスケリア》×1
・《機皇神龍アステリスク》×1
・《機皇帝ワイゼル∞》×1
・《機皇帝スキエル∞》×1
・《機皇帝グランエル∞》×1
・《機皇兵ワイゼル・アイン》×1
・《機皇兵スキエル・アイン》×1
・《機皇兵グランエル・アイン》×1
・《機皇帝スキエル∞-S・アブソープション》×1
・《機皇枢インフィニティ・コア》×3
・《機皇兵廠オブリガード》×3
・《強化支援メカ・ヘビーアーマー》×3
・《トルクチューン・ギア》×1
・《機皇創出》×3
・《機皇統制》×1
・《機皇城》×1
・《無許可の再奇動》×3
・《補給部隊》×3
・《手札抹殺》×1
・《ワン・フォー・ワン》×1
・《リミッター解除》×1
・《パルス・ボム》×2
・《根絶の機皇神》×3
・《破壊輪廻》×1
・《アームズ・エイド》×1
覚えておきたい主なカード
《機皇神龍トリスケリア》
星10/闇属性/機械族/ATK3000/DEF 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から「機皇」モンスター3種類を1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、このカードの攻撃宣言時に発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②:このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
③:Sモンスターを装備したこのカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。
墓地から「機皇」モンスター3種類を除外した場合に特殊召喚できるモンスター
攻撃宣言時に相手のEXデッキからモンスター1体を装備することができます。
この効果で装備したモンスターの攻撃力分、ステータスが上がるため攻撃力はゆうに5000を超えるモンスターとなります。さらにシンクロモンスターを装備した場合、モンスターへ3回攻撃できます。
装備するモンスターはよく採用されている相手の《ヴァレルロード・S・ドラゴン》や自分から《アームズ・エイド》で無理やり装備させるのがおすすめ。
墓地コストの捻出は若干面倒ですが、【機皇】デッキにおけるわかりやすいフィニッシャーとして活躍します。
序盤は使いにくいうえにサーチ・サルベージに対応しているので枚数は絞ってもOKです。
《機皇枢インフィニティ・コア》
星1/闇属性/機械族/ATK 0/DEF 0
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「機皇」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
③:このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
同じ属性のモンスターが自分フィールドに存在しない「機皇帝」モンスター1体を手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター1体でしか攻撃宣言できない。
【機皇】デッキの核となるサーチャー
召喚・特殊召喚時に「機皇」魔法・罠カード1枚をサーチできるモンスター
「機皇」魔法・罠には癖のあるカードも多いですが、後述するカード群は優秀です。
また、効果で破壊された場合、自分フィールドに存在しない属性の「機皇帝」モンスター1体を手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚することもできます。
破壊ギミックは【機皇】デッキの醍醐味ともいえる要素なので様々な方法で破壊できます。
「機皇帝」と《ワンチャン!?》などのレベル1サポートを共有できるのもメリットですね!
ただし、攻撃に制限がかかるデメリットは意外と重く感じます。
大きく攻め込めるタイミングでは③の効果は使わないようにするのが賢明でしょう。
《機皇兵廠オブリガード》
星4/光属性/機械族/ATK1200/DEF1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、デッキから「機皇兵廠オブリガード」以外の「機皇兵」モンスター2体を守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、自分フィールドの「機皇」モンスターの数×100ダメージを相手に与える。
自身を破壊することでデッキから同名以外の「機皇兵」モンスター2体を守備表示で特殊召喚できるモンスター
「機皇兵」はほかに《スキエル・アイン》《グランエル・アイン》《スキエル・アイン》の3種が存在します。
これら3種のカードパワーはやや低いですが、1枚で機械族リンク2を生み出せるポテンシャルには十分注目できます。
《クリフォート・ゲニウス》や《プラチナ・ガジェット》《ユニオン・キャリアー》などリンク2機械族だけでも【機皇】と相性のよいカードが勢ぞろいしており、選択肢に困ることはありません。
「機皇兵」モンスターを多く採用したくない場合は、《機皇兵グランエル・アイン》を3積みして《スクラップ・リサイクラー》でリソース回復する構築もいいと思います。
《機皇創出》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「機皇」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:手札を1枚捨て、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
③:自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカード以外のフィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
【機皇】デッキのギミックを1枚で完結させる非常に重要なカード
発動時に「機皇」モンスター1体をサーチできます。
《機皇枢インフィニティ・コア》をサーチすることで全ての「機皇」カードにアクセスできるようになります。
また、手札1枚をコストに自分フィールドのモンスター1体を破壊できるため「機皇帝」をはじめとした特殊召喚をサポートできます。
【機皇】は手札補充が得意なテーマではないので《補給部隊》や《破壊輪廻》といったカードでアドバンテージを稼げるようにしておきたい。
自分フィールド上の「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、フィールドの魔法・罠1枚を破壊することもできます。
②の効果とも連動するため、自らアドバンテージをとることもできますね。《安全地帯》とも高相性です。
《機皇統制》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの「機皇」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は、自分フィールドの「機皇」モンスターの元々の攻撃力を合計した数値になり、ターン終了時までそのモンスターの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。
②:自分フィールドの「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
「機皇」モンスター1体へ自分フィールド全ての「機皇」モンスターの元々の攻撃力の合計値となるカード
ターン終了時まで戦闘ダメージは0になるので大型モンスター突破専用となります。
一応、強化は永続なのでターンを跨げばハイパワーを存分に活かせます。
また、「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、墓地から除外して身代わりにすることもできます(チェーンブロックを作らない)。
耐性を全く持ち合わせていない「機皇」モンスターにとっては結構頼りになる効果といえるでしょう。
【機皇】はそもそもフィールドに並びにくいデッキの上に、メリットが少ないため採用は悩みます。
《機皇帝グランエル∞》とシナジーのある《デストラクト・ポーション》との相性は良好なのでLP回復も考える際には一考の余地があります。
《根絶の機皇神》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の「機皇」モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターを手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。
このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分フィールドに「機皇神」モンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
相手フィールドのSモンスター1体を選んで破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
墓地の「機皇」モンスター3種類をサルベージor召喚条件を無視して特殊召喚できるカード
【機皇】のリソース回復源となる重要なポジションのカードです。
これまでロマンの域を出なかった《機皇神マシニクル∞》や《機皇神龍アステリスク》の2体もこのカードによってかなり出しやすくなりました!
墓地効果でシンクロモンスターを除去してダメージを与えることもできますが、そこまでしなくても十分3積みできる性能といえます。
《トラップトリック》を採用してアクセス手段を増やすのもよさそうです。
《機皇神マシニクル∞》
星12/光属性/機械族/ATK4000/DEF4000
このカードは通常召喚できない。
手札から「機皇」モンスター3体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
②:この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
③:自分スタンバイフェイズに、自身の効果で装備している自分のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
手札から「機皇」3体を墓地へ送ることで特殊召喚できるモンスター
重い召喚条件ながらも《根絶の機皇神》によって大型アタッカーとして運用できるようになりました。
《無許可の再奇動》でユニオンモンスターを装備すれば耐性を与えることもできるので、このカードをエースに据えた構築も楽しそうです!
何より絶望の化身であるアポリアにはこのカードは欠かせない!
《機皇帝ワイゼル∞》
星1/闇属性/機械族/ATK2500/DEF2500
このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
③:この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップし、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
④:1ターンに1度、相手が魔法カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
プラシドのもつ「機皇帝」の1体
1ターンに1度、魔法カードの発動を無効にして破壊できるモンスター
「機皇帝」はそれぞれ自分フィールドのモンスターが破壊された時、手札から特殊召喚することができます。
【機皇】の中でも制圧力がある一方で、攻撃宣言がかかるデメリットが意外と痛い。
現在ではシンクロキラーである持ち味もなかなか活かしにくいので、活躍させづらいのが実情です。
《機皇枢インフィニティ・コア》から先行1ターン目に出すと綺麗に妨害もできて、かっこよく使えますよ!
《機皇帝スキエル∞》
星1/風属性/機械族/ATK2200/DEF2200
このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
③:この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップし、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
④:自身が装備している自分のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このターンこのカードは直接攻撃できる。
ルチアーノが操る「機皇帝」の1体
装備されているモンスター1体を墓地へ送ることで直接攻撃できるモンスター
こちらも《ワイゼル》同様の悩みを抱えていますが、ユニオンモンスターを使うことで④の直接攻撃を簡単に満たせる点は注目に値します。
相手のLPが少なくなった時のフィニッシャーとして使えるとおしゃれ。
ちなみにリンク2《クリフォート・ゲニウス》を使えば攻撃制限のデメリットを無効にすることもできるので覚えておくといいですよ。
《機皇帝グランエル∞》
星1/地属性/機械族/ATK 0/DEF 0
このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
③:この攻撃力・守備力は自分LPの半分アップし、攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
④:自身の効果で装備したモンスター1体を対象として発動できる。
それを守備表示で特殊召喚する。
ホセの操る「機皇帝」の1体
攻撃力を自分LPの半分だけアップするモンスター
「機皇帝」の中でも最も爆発力があり、攻撃に制限がないため序盤に使いたい。
あまり見慣れないテキストをしていますが、旧テキストを無理やり詰めた結果です。
最近のテキストがいかにしっかりと整備されているかよくわかりますね。
また、1度の破壊のトリガーで手札にある複数の「機皇帝」は特殊召喚できない(手札誘発のルール)のでご注意ください。
《アフター・グロー》
このカード名のカードはデュエル中に1枚しか発動できない。
①:自分の手札・デッキ・墓地及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、このカードを含む「アフター・グロー」を全て除外する。
その後、除外されている自分のカードの中から「アフター・グロー」1枚を選んでデッキに加える。
次の自分ドローフェイズに、通常のドローをしたカードをお互いに確認する。
それが「アフター・グロー」だった場合、相手に4000ダメージを与える。
発動後、除外したこのカードをデッキへ戻し、次の自分の通常ドローが《アフター・グロー》だった場合4000ダメージを与えるカード
ZONEへの唯一の対抗策もOCG化!
希望は潰えない。たとえ絶望的なドローだとしても…
基本的な戦術&展開
《無許可の再奇動》で《トルクチューン・ギア》を「機皇帝」に装備して耐性+攻守500UPを付与しつつ、墓地を肥やしながら戦う
《機皇城》をサーチし、そのまま《機皇創出》の③の効果で破壊することで《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》を手札に構えることもできます。
《根絶の機皇神》や《補給部隊》で手札を増やし《機皇神マシニクル∞》を特殊召喚してビートダウン。
《強化支援メカ・ヘビーアーマー》を《機皇神マシニクル∞》に装備させれば[対象にとられない]耐性を付与できるのでさらに戦いやすくなります。
このデッキでは《強化支援メカ・ヘビーアーマー》+《トルクチューン・ギア》で《アームズ・エイド》をシンクロ召喚できるようにしています。
シンクロを心底嫌っているアポリアにシンクロ召喚を使わせるのはミスマッチですが、最後に遊星たちに希望を託したシーンが好きなので1枚だけ採用しました。
攻撃名などのフレーズまとめ
《機皇帝ワイゼル∞》
攻撃名:ステンレス・スチール・スラッシュ
効果名:シンクロ・アブソープション
《機皇帝グランエル∞》
攻撃名:グランド・スローター・キャノン
効果名:???
《機皇帝スキエル∞》
攻撃名:???
効果名:???
《機皇神マシニクル∞》
攻撃名:ザ・キューブ・オブ・ディスペアー
コンセプトデュエルの制限
今のところはないようです。
「機皇」カードで揃えておけば十分アポリアなのでそこまで気にする必要はなさそう。
まとめ
アポリアのキャラデッキ紹介でした!
今回は結構自信作です。少しはお役に立てたでしょうか?
ZONEや遊星たちとの死闘をぜひ再現してみてください!
《アフター・グロー》早くきて!もう待てないから!!
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