【ロストワン環境】デッキ構築におすすめ!汎用カード特集25選

最近のカードしか知らない…

昔の使いやすい汎用カードを教えて!という方へ

/所要時間5分

【ロストワン環境】汎用カード集

 

当サイトで何度も紹介している「ロストワン環境」用の記事です。

もっと遊んでくれる人が増えてほしいので、汎用カードのピックアップもしてみました。

 

ただ最初に言っておきますが、《灰流うらら》や《増殖するG》のような超汎用カードはありません

デッキに合わせて相性のよいカードを選んでいくプロセスなしには良いデッキは組めません。

最初は属性統一・種族統一デッキから始めてみると、デッキの組み方が分かってくると思います。

サンプルデッキは遊戯王ニューロンで公開しているので、『ロストワン環境』で検索すればヒットします。そちらも参考にどうぞ!

 

ミリアル
ミリアル

テキスト読んでも古いから読みづらいな…
デッキ組むハードルってもう少し下げられないの?

アリアル
アリアル

…という方のために使いやすいカードをいくつかピックアップしたわ
デッキの調整はマスターデュエル内のソロモードがおすすめよ!

 

基本的なルールやデッキ構築についてはこちら↓

【マスターデュエル】独自レギュレーション紹介「ロストワン環境」
『キミは失ったものを取り戻しにいかなきゃならない』 「あの頃の遊戯王」を再現した環境を考えてみました! ※3/9 レギュレーション詳細の追記 /所要時間3分 独自レギュレーション「ロストワン環境」 遊戯王は今年で25周年。 今では《サンダー...

 

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汎用モンスター

1.星4の通常モンスター(R・N)

 

《ジェネティック・ワーウルフ》から始まった下級モンスターの攻撃力の基準となるモンスター群

様々な属性・種族のモンスターが対応しており、デッキタイプを問わずにアタッカーを確保できます。

《凡骨の意地》等で手札増強するのもシンプルでいいですね。

 

再録されても使い続けられるのが大きなメリットで、カードプールの変遷に影響を受けにくい。

ただし、守備力が低いため《ゴーストリック・フロスト》のような表示形式変更に弱いのが特徴です。

 

かつての遊戯王OCGではステータスラインというものが存在しており、いくつかの区分がありました。

現在の遊戯王OCGでもATK1500以下は《クリッター》でサーチできる等、この頃の名残がわずかに残っていますね。

ロストワン環境ではステータスラインを意識して構築すると勝ちやすいデッキとなります。

 

少し攻撃力を下げるとATK1900、ATK1800となり、攻守のバランスに優れていたり、何らかのテーマに属しているというメリットが付属します。

デッキに合わせたアタッカーを採用して安定感を確保すると最初は遊びやすいデッキになると思います。

 

2.《ヴェルズ・サンダーバード》(SR)

星4/闇属性/雷族/攻1650/守1050
魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、自分フィールド上のこのカードをゲームから除外できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
この効果で除外したこのカードは次のスタンバイフェイズ時にフィールド上に戻り、攻撃力は300ポイントアップする。
「ヴェルズ・サンダーバード」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

 

カード効果にチェーンして一時除外できるモンスター

ATK1950となってフィールドに舞い戻り、使い減りしにくいアタッカーとして活躍します。

こちらもロストワン環境の下級モンスターの基準として想定しているモンスターです。

 

このモンスターを除去するには、上記のようなATK2000のモンスターでチェーンブロックを作らずに殴ったり、《スノーマンイーター》や《墓守の番兵》のようなダメージステップに効果を発動させて除去するといった対策が必要になります。

 

再録されていないカードの中ではカードパワーが高めですが、弱点もそれなりにあるため構築やプレイングでカバーできる範囲だと思います。

「ヴェルズ」カードはターミナルワールドのカードなのでいずれ再録されますが、最低でも2024年末までは使えます。

 

3.《ライオウ》(UR)

星4/光属性/雷族/攻1900/守 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事で、相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。

 

サーチ封じ&チェーンブロックを作らない特殊召喚メタとなるモンスター

高いステータスを併せ持ち、現在でもメタビートに稀に採用されるほどのパワーを持っていながら、再録される機会が全くないカードです。

こちらもカードパワーは高めですが、とくに制限なく使えます。

 

単純に考えると強そうなモンスターに違いないのですが、

●メタ対象となるサーチカードがカードプールに少ない
●自身が受けられるサポートカードが少ない
●《サイバー・ドラゴン》など明確な仮想敵が存在しない
●前述したATK2000ラインのモンスターに殴り負ける

などの理由から許容範囲のモンスターとなっています。

必須級のカードではないので、無理に生成しなくてもOK。

 

4.《コアキメイル・パワーハンド》(R)

星4/地属性/機械族/攻2100/守1600
このカードのコントローラーは自分のエンドフェイズ毎に、手札から「コアキメイルの鋼核」1枚を墓地へ送るか、手札の通常罠カード1枚を相手に見せる。
または、どちらも行わずにこのカードを破壊する。
このカードが光属性または闇属性のモンスターと戦闘を行う場合、バトルフェイズの間だけそのモンスターの効果は無効化される。

デメリットアタッカーの中でもコストが軽く、光・闇属性モンスターに対するメタ効果も持ち合わせているモンスター

《墓守の偵察者》や《シャインエンジェル》といったメジャーなリクルーターを潰しやすく、ATK2000ラインのモンスターも一方的に戦闘破壊していけるのが強み。

このモンスターに限らず、「コアキメイル」は種族デッキに出張させやすいので一通り確認しておくといいかもしれません。

 

5.《賢者ケイローン》(N)

星4/地属性/獣戦士族/攻1800/守1000
1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。

 

魔法カード1枚をコストに相手フィールドの魔法・罠1枚を除去できるモンスター

《魔導戦士ブレイカー》が禁止カードだった時代に、その代替要員として使われていました。

手札コストは重めではあるものの、下級アタッカーとして十分なステータスを保っていることや獣戦士族のサポートを受けやすいメリットがあります。

《幻獣の角》で強化して手札を補充したり、《剣闘獣の底力》で手札コストを補うなど様々な構築プランを練ることができそうです。

 

フリーチェーンのカードが少ない環境なので、無駄にコストを払ってしまうということも少なく、予想以上に使いやすいです。

 

6.《アーマード・ビー》(R)

星4/風属性/昆虫族/攻1600/守1200
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択した相手モンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで半分にする。

相手モンスター1体の攻撃力をエンド時まで半分にできるモンスター

起動効果で相手の主力モンスターを弱体化できるため、反撃に使いやすい。

単独でATK3200までのモンスターを倒せる安心感は大きい。

 

場に残すと面倒なモンスターなので攻撃反応系の罠や除去も貰いやすく、デコイとしての役割も期待できます。リバースモンスターの処理はやや苦手。

ステータスは絶妙に《ゴキポン》《ダニポン》のサーチ範囲を超えており、当時から地味にカードデザインが調整されていた模様。

 

7.《スナイプストーカー》(R)

星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守 600
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
サイコロを1回振り、1・6以外が出た場合、選択したカードを破壊する。

 

手札1枚をコストに2/3の確率でフィールドのカード1枚を破壊できるモンスター

かつて制限カードだった実績があり、下級モンスターで汎用除去がこなせる代表的なモンスターでした。

手札さえあれば何度も効果を使えるのが特徴で、厄介なカードを複数破壊したり、梅雨払いに使用できます。

何度もサイコロではずれを引いて頭を抱えるのもある意味楽しいよね。

 

手札を減らして《破滅へのクイックドロー》や《サイバネティック・サイクロプス》《インフェルニティ・リローダー》の条件を満たしたりと変わったデッキのお供にも使いやすいです。

 

8.《カオスポッド》(R)

星3/地属性/岩石族/攻 800/守 700
リバース:フィールド上のモンスターを全て持ち主のデッキに加えてシャッフルする。
その後、お互いのプレイヤーはそれぞれのデッキに加えた数と同じ数のモンスターが出るまでデッキをめくり、その中からレベル4以下のモンスターを全て裏側守備表示で特殊召喚する。
それ以外のめくったカードは全て墓地へ捨てる。

 

リバース時に、お互いのフィールドのモンスターを全てデッキバウンスし、その数までデッキトップからカードをめくり、レベル4以下モンスターをセットする(強制効果)モンスター

相手ターン中にリバースできれば、対象を取らない全デッキバウンスという極めて凶悪な除去として機能します。

《ニードルワーム》等を用いたデッキ破壊のサポートや、《ゴルゴニック・ガーディアン》のX素材にも使いやすいとステータス面でもかなり優れています。

リバースモンスターで警戒しなくてはいけないモンスターは他にも山ほどいますが、こいつくらいは覚えておいてもいいでしょう。

 

・EXデッキに戻ったカードはデッキに戻ったカードとしてカウントしない
・特殊召喚できないモンスターがめくれても1体としてカウントする

 

9.《ディープ・ダイバー》(R)

星3/水属性/水族/攻1000/守1100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られたバトルフェイズ終了時、デッキからモンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。

戦闘破壊されるとデッキからモンスター1体をデッキトップへ置ける(強制効果)モンスター

サーチ手段が極端に少ないロストワン環境において、必要なモンスターのアクセス手段は少しでも知っておいた方がよいです。

せっかくなので「エクゾディア」を揃えに行ったり、ゴーズを疑似サーチしても面白いかも?

 

ドローもサーチも手段が少ないということはデッキ構築の質がそのまま手札に直結します。

慣れないうちは手札管理やプレイングがシビアかもしれませんが、その分相手との接戦が楽しめます。

 

10.《クレボンス》(R)

星2/闇属性/サイキック族/攻1200/守 400
このカードが攻撃対象に選択された時、800ライフポイントを払って発動できる。
その攻撃を無効にする。

シンクロ黎明期で大活躍したチューナーの1体。

単独で相手の攻撃を止められる防御性能の高さも相まって、とりあえず1ターン目に出して、2ターン目にシンクロ召喚する流れも簡単につくれます。

また、攻撃されやすいモンスターなので攻撃反応系罠と併用させやすく、《閃光のバリア-シャイニング・フォース》や《プライドの咆哮》を綺麗に決めたりできます。

困った時のブロッカーにもなるので、わりとおすすめのカード。

 

11.《ゴーストリック・フロスト》(N)

星1/闇属性/悪魔族/攻 800/守 100
自分フィールド上に「ゴーストリック」と名のついたモンスターが存在する場合のみ、このカードは表側表示で召喚できる。
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
また、相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
その相手モンスターを裏側守備表示にし、このカードを手札から裏側守備表示で特殊召喚する。

 

直接攻撃宣言時に、手札から特殊召喚して攻撃モンスターを裏側守備表示に変更するモンスター

この環境のメジャーな手札誘発となります。デュエルリンクスでいう《クリボール》枠。

優勢時には使用できないものの、劣勢時には2回分の攻撃を止める優秀なブロッカーになります。

攻撃力も800あり、《アレキサンドライドラゴン》等であれば次ターンで戦闘破壊も可能。

 

メイン2のシンクロやエクシーズの妨害、フィールドに残ればアドバンス召喚のリリース素材になるなど数多くのデッキで標準装備できるモンスターといえます。

ただ、貫通に弱かったり、《ジュラック・グアイバ》や《ブルーサンダーT45》等に喰われてしまうリスクもあります。

 

12.《オオアリクイクイアリ》(R)

星5/地属性/昆虫族/攻2000/守 500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の魔法・罠カード2枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードは攻撃をするかわりに相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊する事ができる。

 

攻撃宣言と引き換えに、魔法・罠を1枚除去できるモンスター

特殊召喚コストはあるものの、毎ターンノーコストで魔法・罠を除去できるのが最大の強み。

ロックデッキや永続カードを駆使するデッキにとっては天敵になります。

攻撃力はやや低めで下級モンスターでも相打ちが狙える程度。

ロックデッキ対策をするのにおすすめの1枚。

 

自身が攻撃したメイン2には効果を使用できない

13.《守護者スフィンクス》(R)

星5/地属性/岩石族/攻1700/守2400
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て持ち主の手札に戻す。

 

反転召喚時に相手フィールドのモンスターを全てバウンスできるモンスター

第2期ではメジャーな上級モンスターだった過去があり、嵌れば無限にATK1700で殴り続けるという状況を作れます。

1体リリースでアドバンスセットされるモンスターはかなりの確率でこいつ。

戦闘破壊するにはATK2500以上が必要でステータスラインを形成するのに十分な理由を持っています。

 

《抹殺の使徒》以外の汎用除去カードでの処理が難しく、ひとたびフィールドに現れると相手を蹂躙しかねない。元準制限カード(2002)。

 

14.《ギラギランサー》(N)

星6/地属性/戦士族/攻2200/守 800
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分はエンドフェイズ毎に500ポイントダメージを受ける。

 

《サイバー・ドラゴン》条件で出せるモンスター

ATK2200とわずかにこちらの方が高く、後手から出すアタッカーに適しています。

ZEXAL(8期)で登場して以来、使われているところを1度も見たことはありませんが、ロストワン環境ではかつての《サイバー・ドラゴン》のように活躍できるでしょう。

シンクロ素材にも使いやすく、レベル7~10シンクロを簡単に出せます。

 

ちなみにロストワン環境は後攻プレイヤーの方が若干有利なゲームです。

旧環境がモデルとなっている以上1ドローの差は大きく、相手の動きを見てからプレイできる余裕がある後攻の方がやや有利ではないかと考えています。

…とはいえ先行プレイヤーの『先に行動できる絶対的なアドバンテージ』が失われているわけではなく、《ハーピィの羽根帚》や《サンダー・ボルト》といった一方的な全体除去を受けるリスクも存在しないので、先行を選択する理由も十分にあります。

 

15.《冥府の使者ゴーズ》(SR)

星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500
自分フィールド上にカードが存在しない場合、相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した時、受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。
●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」(天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。
●カードの効果によるダメージの場合、受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。

旧環境の遊戯王OCGを象徴する1枚。

初手で手札事故の場合はあえてノーガードでゴーズを警戒させるという戦法も生まれました。

ゴーズが輝くゲームを作りたいがためにロストワン環境を作ったといっても過言ではない。

 

ATK2700/DEF2500は絶妙な数値であり、ひとたびフィールドに降り立つとかなりの威圧感があります。

攻撃表示ではランク4《ジェムナイト・パール》(ATK2600)では僅かに戦闘破壊できず、表示形式を変更させると殴り勝てるという微妙なバランスも気に入っています。

こちらも《ライオウ》と同様に再録される気配は一切ないので安心して使えます。

 

ロストワン環境で唯一の制限カード

 

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魔法・罠

16.《ツイスター》(N)

速攻魔法
500ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。

《サイクロン》の下位互換となるカード

これでも《サイクロン》が制限だった時代では大真面目にサイドデッキに採用されていました。

ロストワン環境ではベーシックに使える魔法・罠除去が本当にないので、これがスタンダードです。

他にも《嵐》、《トルネード》、《撲滅の使徒》などがありますが、相互互換といったところで一歩抜きんでた性能のカードはありません。

 

基本的に魔法・罠を事前に処理して、安全に攻め込むという戦法は取れないと思ってください。

かつての遊戯王がそうであったように、魔法・罠除去は貴重な存在です。

むやみに消費すると後で困ったりするので、使いどころを見極めていきましょう。

 

17.《タイムカプセル》(N)

通常魔法
自分のデッキからカードを1枚選択し、裏側表示でゲームから除外する。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを破壊し、そのカードを手札に加える。

発動後にデッキからカード1枚を除外し、2ターン後までこのカードが残っていれば、そのカードを手札に加えられるカード

《封印の黄金櫃》とは異なり、《光の護封剣》のようにフィールドに残る通常魔法です。

魔法・罠除去に弱いものの、貴重な万能サーチとなっています。

 

2ターンの重みは現代遊戯王とは全く異なりますが、初手で引ければ問題なくサーチカードとして使えそうです。

除去されてもこのカードに《ツイスター》等を消費させられたと考えれば、それはそれでよし。

 

18.《ブラック・コア》(R)

通常魔法
自分の手札を1枚捨てる。
フィールド上の表側表示のモンスター1体をゲームから除外する。

ベーシックな除外除去としてロストワン環境のプレイヤーたちに好まれている1枚。

自分の好きなタイミングで除外できるのは心強く、手札コストも気にならないほどの安定感があります。

墓地リソースを削るカードを入れる余裕がない場合でも重宝します。

 

除去カードは8枚前後は入れておいた方がよいかと思います。

モンスター除去も魔法・罠除去も汎用性のあるカードが少ないので、デッキに合わせて吟味するのがロストワン環境での構築の楽しみでもあります。慣れないうちは超面倒かもね…

構築に困ったらとりあえず入れとけ枠。

 

19.《平和の使者》(SR)

永続魔法
フィールド上に表側表示で存在する攻撃力1500以上のモンスターは攻撃宣言をする事ができない。
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に100ライフポイントを払う。
または、100ライフポイント払わずにこのカードを破壊する。

 

ATK1500以上のモンスターの攻撃宣言を封じるカード

いわゆるロックカードの1種で、現在でも【神碑】や【メタビート】で使われることがあります。

 

攻撃を封じるタイプのロックカードは再録されていないものが多く、強力なロックカードを採用したバーンデッキ一強になってしまう可能性を懸念していました。

しかし、カードプールを深く掘り下げていくと、バーンやロックの対策は多種多様に存在することがわかったため、制限を設ける必要がなくなりました。

 

それでもアタッカーを全部シャットアウトするのはまぎれもなく強いです。

かつてのコントロールデッキやロックデッキの強度の高さを知れるかもしれません。

 

20.《疫病ウィルス ブラックダスト》(N)

装備魔法
このカードの装備モンスターは攻撃をする事ができない。
その装備モンスターのコントローラーの2回目のエンドフェイズ時、その装備モンスターを破壊する。
また、この効果で装備モンスターを破壊した場合、このカードを持ち主の手札に戻す。

装備モンスターの攻撃を封じ、2ターン後に破壊して手札に戻るリサイクル性能をもつカード

ビートダウンデッキでもコントロールデッキでも入れやすく、エコな除去魔法として機能します。

相手が《ツイスター》等を温存できていれば即破壊されてしまいますが、中盤以降は中々強力です。

 

もしかしたら子供時代にこのカードを愛用していた方もいるかもしれません。

このカード独特の魅力があるんですよね。使用感はあの頃とほとんど同じです。

相手のエースにくっつけて除去するもよし。魔法・罠除去を吐き出させて、他の魔法・罠を守るもよし。

 

21.《ガイアパワー》等(N)

フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在する地属性モンスターの攻撃力は500ポイントアップし、守備力は400ポイントダウンする。

特定属性のステータスを増減させる初期のフィールド魔法群。6属性全て使用可能です。

ただのステータスアップでしょ?と思うかもしれませんが、ATK500アップはかなり戦況を変えてしまいます。

属性統一する価値を高めるカード群であり、ビートダウンデッキのパワーを底上げできます。

 

種族別になるとステータス上昇率は下がりますが、《山》や《海》なども存在します。

デッキに合わせたフィールドソースを利用することで自分に有利なゲームを作り出せるでしょう。

王国編みたいでいいよね。

 

マスターデュエルでのみ、最新テキストに置き換えられています(2024年3月に確認)。
ニューロンでは旧テキストのままなので、全て使用可能としています。

22.《次元幽閉》(SR)

通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスター1体を選択して発動できる。
選択した攻撃モンスターをゲームから除外する。

 

かつて攻撃反応系の罠として《聖なるバリア-ミラーフォース-》に次いで強いと言われていたカード。

スターターデッキなどで再録されているかと思いきや、2013年以降全く再録されていません。

 

古の遊戯王では常識だった1:1交換という考え方・プレイングが如実に表れるカードです。

再利用を許さないという除外の本来の強さも実感できるはず。

ほぼどんなデッキでも搭載できる優秀な1枚。3枚生成しても後悔させない安定感。

 

23.《ジャスティブレイク》(R)

通常罠
自分フィールド上の通常モンスターを攻撃対象とした相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
表側攻撃表示で存在する通常モンスター以外のフィールド上のモンスターを全て破壊する。

 

『攻撃表示の通常モンスター』以外のフィールドのモンスターを全て破壊できるカード

制限カードだった《聖なるバリア -ミラーフォース-》の調整版として世に出たカードであり、通常モンスターを採用する理由となる1枚。

 

ロストワン環境では1枚で大きくゲームを揺るがすカードが少ないこともあり、このカードは《聖なるバリア -ミラーフォース-》同様の影響力を持ちます。

ただし、相手も通常モンスターを採用したスタンダードなデッキだった場合、効き目がなくなるため環境的にバランスの取れたカードとなっています。

構築段階から駆け引きを生み出す存在なので、一度使ってみてほしいカードですね。

 

ちなみに《聖なるバリア -ミラーフォース-》の下位互換となっているカードは他にもいくつかあるため探してみるといいですよ。

 

24.《妖精の風》(R)

通常罠
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを全て破壊し、
お互いに破壊したカードの枚数×300ポイントダメージを受ける。

 

フィールドの表側表示の魔法・罠を全て破壊し、その数×300ダメージをお互いに受けるカード

影響力が大きくなりがちな永続魔法・永続罠に対して存在そのものが抑止力となっており、特化したロックデッキに対する対抗手段となっています。

微弱なバーンダメージも案外バカにできず、最後のダメ押しにも使えます。

幅広いデッキで採用できるカードであり、システムカードを破壊してくれる良カードといえるでしょう。

 

コントロール系デッキ・ロック系デッキには強い反面、純粋なビートダウンデッキにはあまり効力がないのが欠点。

 

25.《天罰》(N)

カウンター罠
手札を1枚捨てて発動する。
効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。

 

大昔の環境では《神の宣告》に次いで採用率の高かったカウンター罠

無効妨害は貴重であり、アタッカーを削ることでライフとテンポも間接的に守れることになります。

通常モンスター主体のデッキでは効き目が薄いですが、採用できるデッキは多いでしょう。

 

ゴーズを始めとした予期せぬ手札誘発もけっこう多いので、保険として入れるのもありです。

 

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ステータスの基準

3000:《青眼の白龍》《カオス・ソルジャー-宵闇の使者-》
2900:《タイラント・ドラゴン》《鬼岩城》
2800:《デビル・ドーザー》《冥王竜ヴァンダルギオン》
2700:《冥府の使者ゴーズ》《スクラップ・デスデーモン》
2600:《ジェムナイト・パール》《フロスト・ザウルス》
2500:《ブラック・マジシャン》《サイバー・ダイナソー》
2400:《守護者スフィンクス》《マテリアル・ドラゴン》
2300:《氷炎の双竜》《暗黒のマンティコア》
2200:《A・O・Jカタストル》《起動砦のギア・ゴーレム》
2100:《カチコチドラゴン》《ビック・ピース・ゴーレム》
2000:《アレキサンドライドラゴン》《墓守の偵察者》
1900:《ライオウ》《スノーマンイーター》
1800:《賢者ケイローン》《BKベイル》
1700:《ジュラック・グアイバ》《ハウンド・ドラゴン》
1600:《アーマード・ビー》《閃光の追放者》
1500:《タックルセイダー》《ハイパーハンマーヘッド》
1400:《シャインエンジェル》《サイコ・コマンダー》
1300:《ゴブリン暗殺部隊》《ビックバンガール》
1200:《クレボンス》《D・ラジカッセン》
1100:《ゴラ・タートル》《トルネード・バード》
1000:《素早いモモンガ》《ゴースト姫-パンプリンセス》

 

大まかにですが、ステータスの基準になるモンスターを集めました。

現代遊戯王とは異なり、下級モンスターがほとんど素材役となるということもありません。

どのモンスターもステータスが重要ですし、僅差での戦闘が勝負を分かちます。

ぜひデッキ構築の参考にしてみてください。

 

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デッキ調整のやり方

 

六武衆のソロモード「天下に轟く忠義の武士」が最もロストワン環境に近いです。

最初は☆2で肩慣らししつつ、安定して勝てるなら☆4、さらに構築を洗練させるなら☆5に挑戦するといった具合で、デッキの完成度を引き上げられると思います。

他にはギアギアの☆3やジェネクスもちょうどよい相手でおすすめ。

 

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まとめ

ロストワン環境で使える汎用カードの特集でした!

今回の記事はゲームバランスの調整時に考えていたことを書き出した形になります。

動画でもいくつか紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

 

遊ぶ人が増えてくれば、より面白さが伝わると思っています。

かつてのプレイヤーでもすぐ始められるので、ぜひ友達を誘って遊んでみてください!

 

かなり熱量のこもった記事になってしまいました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

定期的にロストワン環境の交流会も開いてます。気軽にどうぞ!

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最後まで読んでくれてありがとー!
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キャラクター:by CoeFont.CLOUD

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