ゼロから覚える【壊獣】テーマ紹介

相手モンスターをリリースして特殊召喚するテーマ【壊獣】

除去手段としても有名になりました

/所要時間5分

【壊獣】テーマ紹介

EXTRA PACK 2016 で登場した相手フィールドのモンスターをリリースして、勝手に怪獣決戦を始める複合属性・複合種族の最上級テーマ

 

共通効果は以下の通りです

①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。

 

その性質上、「壊獣」はテーマ内で大量に展開することはほとんどできません。

他のカードと混合することでより強力なデッキに仕上がります。

 

「壊獣」は相手モンスターをリリースする召喚条件で回避できない除去として単体でも使われています。

効果を受けないモンスターでもリリースすることができ、様々なデッキに採用することができます。

 

デッキとしての【壊獣】は壊獣カウンターを用いることで固有効果を発揮します。

 

送りつけた「壊獣」の効果は相手プレイヤーも使うことができるので注意してください!

 

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モンスター

・レベルは7・8・9・10で構成されています

・壊獣カウンターはフィールド魔法《KYOUTOUウォーターフロント》で生成します

《多次元壊獣ラディアン》

星7/闇属性/悪魔族/ATK2800/DEF2500
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。
自分フィールドに「ラディアントークン」(悪魔族・闇・星7・攻2800/守0)1体を特殊召喚する。
このトークンはS素材にできない。

 

壊獣カウンターを2個取り除いてATK2800のトークンを生成できるモンスター

 

「壊獣」の中ではモンスター数を増やせるため、重要な存在です。

総ダメージ数を稼ぐ存在として活躍します。

 

相手フィールドに送りつけるモンスターとしても、相手ターンに発動できる効果を持たないため有効です。

 

《闇の誘惑》に対応しているなどステータス面でも優れているので、【闇属性】の単体除去として採用することもできます。

 

《粘糸壊獣クモグス》

星7/地属性/昆虫族/ATK2400/DEF2500
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。
次のターンの終了時まで、そのモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。

 

壊獣カウンターを2つ取り除き、召喚・特殊召喚に成功した相手モンスターの攻撃と効果を封じるモンスター

 

攻撃と効果をわずかなコストで止められるものの、リンク召喚とは分が悪いため発動タイミングが少し難しいです。

相手に送りつけても、カウンターを消費されかねないので中々扱いに困ります。

 

《怪粉壊獣ガターラ》とは昆虫族サポートと《七星の宝刀》を共有できるため、ステータスを活かした採用を心がけたいところです。

 

《海亀壊獣ガメシエル》

星8/水属性/水族/ATK2200/守3000
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:相手が「海亀壊獣ガメシエル」以外の魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし除外する。

 

相手が同名カード以外の魔法・罠・モンスターの効果の発動を壊獣カウンターを2つ取り除き、無効にし除外するモンスター

相手ターンでも発動できます。

 

盤面を制圧する十分な性能を持ちます。

ただし、攻撃表示で特殊召喚するために対面する「壊獣」の処理を考える必要があります。

 

《戦線復帰》で守備表示で特殊召喚してコントロールするのも使いやすいです。

 

「壊獣」の中で最も攻撃力が低いため、単体除去として採用されているカードでもあります。

 

壊獣カウンターがある状態で相手フィールドに特殊召喚するのはリスクが大きいので、デッキとして見た【壊獣】ではなるべく避けた方が無難です。

 

《怒炎壊獣ドゴラン》

星8/炎属性/恐竜族/ATK3000/DEF1200
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

 

壊獣カウンターを3つ取り除くことで、相手フィールドのモンスター全てを破壊するモンスター

 

このカードは攻撃できなくなるものの、ランク8などに繋げれば大ダメージを狙うことができます。

 

《魂喰らいオヴィラプター》でサーチ可能なので【恐竜族】に入れても十分に機能します。

 

《怪紛壊獣ガダーラ》

星8/風属性/昆虫族/ATK2700/DEF1600
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力を半分にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

壊獣カウンターを3つ取り除いて、このカード以外のモンスター全てのステータスを半分にするモンスター

相手ターンでも発動できます。

 

【壊獣】で使う場合も、単体除去として採用される場合も、全体的に他のモンスターで代用できるため採用率は低めです。

 

採用率を逆手にとって《妖精伝姫カグヤ》でバウンスすると便利に使えます。

 

《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》

星9/光属性/雷族/ATK3300/DEF2100
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。
このターン、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できず、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。

 

壊獣カウンターを3つ取り除くことで、相手の魔法・罠・モンスター効果の発動を封じ、バトルフェイズに3回モンスターに攻撃できるモンスター

 

発動ターンのみですが、非常に攻撃的な効果で相手を戦闘破壊していくことができます。

 

セットカードの薄い相手ではこのカードだけでフィニッシャーになることもあります。

 

【壊獣】は展開が難しいものの、このカードで相手を封じている間は好きなことができるので、コンボの準備役としてもいいかもしれません。

 

《壊星壊獣ジズキエル》

星10/光属性/機械族/ATK3300/DEF2600
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:カード1枚のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。
その効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。

 

壊獣カウンターを3つ取り除くことで、カード1枚のみを対象とするカードの効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊できるモンスター

 

カウンターを使う数は多いものの、自身の攻撃力も含めて制圧力は十分です。

 

ただし、無効にできる範囲が狭いため《海亀壊獣ガメシエル》ほどのコントロール性能はありません。

 

自分のカードで対象に取りつつ、相手のカードを破壊していく運用が最も安定する使い方です。

「壊獣」魔法・罠で対象にとることが可能なのでそれらと併用して使うと便利です。

 

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魔法・罠

《KYOUTOUウォーターフロント》

①:フィールドのカードが墓地へ送られる度に、1枚につき1つこのカードに壊獣カウンターを置く(最大5つまで)。
②:1ターンに1度、このカードの壊獣カウンターが3つ以上の場合に発動できる。
自分はデッキから「壊獣」モンスター1体を手札に加える。
③:このカードが効果で破壊される場合、代わりにこのカードの壊獣カウンターを1つ取り除く事ができる。

 

【壊獣】の最重要カード

壊獣カウンターの確保・「壊獣」サーチ・破壊耐性を持ったフィールド魔法で、「壊獣」は基本このカードからカウンターを取り除きます。

 

安定した「壊獣」の動きには欠かせないため、《テラ・フォーミング》や《惑星探査車》でのサーチをおすすめします。

 

なお、②の効果はカウンターが3つ以上乗っていればノーコストでサーチできるため、非常に便利です。

 

《妨げられた壊獣の眠り》

「妨げられた壊獣の眠り」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、デッキからカード名が異なる「壊獣」モンスターを自分・相手のフィールドに1体ずつ攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できず、攻撃可能な場合は攻撃しなければならない。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「壊獣」モンスター1体を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

フィールドのモンスターを全て破壊して、カード名の異なる「壊獣」をお互いのフィールドに1体ずつ特殊召喚するカード

②の効果でサーチもできます。

 

制限カードなので過信はできませんが、《ブラック・ホール》を打ちつつ、「壊獣」を用意することができます。

 

強制的に攻撃する点には注意が必要ですが、相手に攻撃力の低い「壊獣」を送りつければ問題ないでしょう。

 

《壊獣の出現記録》

①:手札・墓地から「壊獣」モンスターが特殊召喚される度に、このカードに壊獣カウンターを置く(最大5つまで)。
②:1ターンに1度、フィールドの「壊獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、その後、そのコントローラーのフィールドに、破壊したモンスターと元々のカード名が異なる「壊獣」モンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。
③:壊獣カウンターが3つ以上のこのカードを墓地へ送って発動できる。
デッキから「壊獣の出現記録」以外の「壊獣」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

 

主に使うのは②の効果

フィールドの「壊獣」を破壊し、デッキから破壊したプレイヤーのフィールドへ「壊獣」を特殊召喚することができます。

 

これにより、守備表示で《海亀壊獣ガメシエル》を特殊召喚することができたり、《壊星壊獣ジズキエル》を対象に取ることができます。

 

悪くないカードですが、採用しなくても支障はないので採用はお好みでどうぞ!

 

《壊獣捕獲大作戦》

「壊獣捕獲大作戦」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、フィールドの「壊獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
その後、このカードに壊獣カウンターを1つ置く(最大3つまで)。
②:このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

 

フィールドの「壊獣」1体を裏側守備表示にできるカード

 

「壊獣」は表側表示で自分フィールドに1体しか存在できないという制限を回避することができます。

 

これにより、相手フィールドに複数の「壊獣」を送りつけることができます。

相手の「壊獣」の攻撃を止めることも可能です。

 

相手に破壊されることで2ドローする効果も持っており、除去にも強いことから地味に活躍します。

 

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紹介できなかったカード

《対壊獣用決戦兵器スーパーメカドゴラン》

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戦術

簡単にまとめると以下の通り

①《KYOUTOUウォーターフロント》を発動する

②相手のモンスターをリリースしつつ、お互いの場に「壊獣」を用意

③自分の「壊獣」でフィールドを制圧する

 

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まとめ

単体でも除去として使える上、デッキとしても機能する【壊獣】

コントロール奪取やバウンスとの相性の良さは抜群です。

 

嫌らしい戦術が好きな方にはぜひおすすめしたいデッキです!

相性の良いカードもまとめるのでもうしばらくお待ちください

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キャラクター:by CoeFont.CLOUD

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