ゼロから覚える【氷水(ひすい)】テーマデッキ紹介

水面に揺蕩う濡れ羽色の乙女。

静寂なる時の流れと共に…

/所要時間5分

【氷水】テーマデッキ紹介

 

BURST OF DESTINYで新たに登場したテーマ【氷水】

透き通った体に黒くなった部分があり、それが体全体を覆うと氷水に還るという妖精たちです。

かわいい見た目なのに儚さのある美しさがあって、そこがまた素敵なんですよね。

 

ストーリーでは「相剣」と「デスピア」と深くかかわっているようですが、今のところストーリーでどういった立ち位置なのか不明な点が多いです。

 

●これから【氷水】を組んでみたい!

●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!

●デッキ構築に悩んでいる…

という方は続きをどうぞ!

 

テーマ情報
属性:水属性
種族:水族
召喚法:なし
レベル:いろいろ
特徴:フィールドを停滞させる力が強い
ミリアル
ミリアル

生まれた時から自分の死期が見えるなんて
私だったらいつも泣いちゃうな…

アリアル
アリアル

死ぬというよりも還るって感じね
死生観について思うなんて大人になったね

キャラクター:Voiced by CoeFont.CLOUD

スポンサーリンク
●カード画像をクリックすることで「駿河屋」で価格を確認できます。

スポンサーリンク

サンプルデッキ 40枚構築

モンスター 20枚
3:《氷水のエジル》
1:《氷水のアクティ》
2:《氷水のティノーラ》
3:《氷水のトレモラ》
2:《氷水帝コスモクロア》
3:《氷水帝エジル・ラーン》
2:《氷水艇キングフィッシャー》
1:《氷水艇エーギロカシス》
2:《水精鱗-ネレイアビス》
1:《海亀壊獣ガメシエル》
魔法 14枚
3:《氷水揺籃》
3:《氷水大剣現》
2:《氷水底イニオン・クレイドル》
2:《氷水呪縛》
2:《おろかな副葬》
2:《墓穴の指名者》
罠 5枚
2:《氷水浸蝕》
3:《氷結界》
EXデッキ 10枚+自由枠
2:《氷水啼エジル・ギュミル》
1:《相剣大公-承影》
2:《海晶乙女コーラルアネモネ》
1:《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》
1:《水精鱗-サラキアビス》
1:《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》
1:《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》
1:《深淵に潜む者》
1:《神・スライム》

 

スポンサーリンク

カード紹介

《氷水のエジル》

星3/水属性/水族/攻1000/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「氷水」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが相手の効果の対象になった時、または相手モンスターの攻撃対象に選択された時に発動できる。
自分の手札・墓地から「氷水のエジル」以外の水属性モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
このターン、このカードは1度だけ戦闘・効果では破壊されない。

 

召喚・特殊召喚時に「氷水」魔法・罠をサーチできるモンスター

《氷水揺籃》・《氷水底イニオン・クレイドル》が「氷水」モンスターのサーチ・サルベージができるので、実質「氷水」カードを全てにアクセスできるサーチャーです。

基本的に通常召喚権はこのモンスターに使っていきます。

 

相手の効果・攻撃対象となった時、手札・墓地から同名以外の水属性モンスター1体を特殊召喚して自身に[1度だけ戦闘・効果破壊されない]耐性を付与できます。

受動的な効果ではありますが、①の効果に対して《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》といったカードで無効にされても盤面は伸ばせます。

特殊召喚したモンスターはエンド時にバウンスされますが、そのまま破壊されることも少なくないので、なるべく即座に効果を発動できるモンスターを採用しておきましょう。

《極氷獣ポーラ・ペンギン》や《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》などがおすすめです。

 

【氷水】は蘇生やサルベージが得意なテーマです。

リンク2《海晶乙女コーラルアネモネ》や《水舞台》などの蘇生にも対応しているため、お互いのターンに何度も蘇生させてアドバンテージを残していけます。

単純に守備表示で維持しておくだけでも、それなりに効率がよいのでブロッカーとしても使いやすい。

 

このカードの扱いが【氷水】のデッキパワーを決めるといっても過言ではありません。

積極的に蘇生させて、手札を拡充させていきましょう。

 

《氷水のアクティ》

星4/水属性/水族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札から水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の水属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「氷水のアクティ」以外の「氷水」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

召喚・特殊召喚時に、手札の水属性モンスター1体を墓地へ送り1ドローできるモンスター

効果はささやかなものですが、手札から墓地肥やしして蘇生に繋げるのはそれなりに重要。

水属性でコンボを考えるならば《深海の都 マガラニカ》や《深海のミンストレル》でデッキトップに仕込んで疑似サーチできますね。

 

また、自分フィールドの水属性が戦闘・効果で破壊された場合、墓地の自身を除外して、「氷水」モンスターを手札・墓地から特殊召喚できます。

選んで特殊召喚なので《D.D.クロウ》等にも妨害されにくく、トリガーも緩いため安定して発動できます。

同様の効果を後述する《ティノーラ》《トレモラ》も持っており、この効果で《エジル》を何度も蘇生させていきます。

 

【氷水】はセルフブレイクするカードをあまり有していないので《真竜皇バハルストスF》や《激流葬》などを取り入れて上手に使うのがコツです。

 

《氷水のティノーラ》

星4/水属性/水族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚墓地へ送り、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
フィールドのこのカードを墓地へ送り、対象のモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の水属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「氷水のティノーラ」以外の「氷水」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

手札1枚と自身を墓地へ送り、墓地の水属性1体を特殊召喚できるモンスター

消費2枚とそれなりに重いですが、制限なしで水属性を蘇生できるのは大きな魅力。

1度出せるだけで膨大なアドバンテージを稼ぐ《超古深海王シーラカンス》や、バウンスコンボできる《氷結界の虎王 ドゥローレン》、テーマ単位で相性のよい《神・スライム》など蘇生先で消費分を取り戻したい。

 

「氷水」モンスターは②の効果でも蘇生できるので、①の効果はできるだけテーマ外のモンスターの蘇生に当てた方が効率がよくなります。

何度も使用すると墓地が枯渇してくるので除外ゾーンから水族を墓地へ戻せる《シーランサー》を採用するのもおすすめです。

 

《氷水のトレモラ》

星5/水属性/水族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
手札から水属性モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の水属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「氷水のトレモラ」以外の「氷水」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

手札から自身を墓地へ送り、手札の水属性1体を特殊召喚できるモンスター

こちらも【氷水】の展開を担う重要なカード。水属性全般でも恩恵が大きい。

初動の展開力が低い「氷結界」や「アクアアクトレス」などと組み合わせるとさらに効果的。

 

このモンスターの役割はエクシーズ・シンクロ・リンク召喚に繋げていく橋渡し役といったところです。

召喚権を使わずに②の効果の蘇生の条件を満たすことができるのも《アクティ》《ティノーラ》にはできない芸当です。

展開したいモンスターと一緒に《サルベージ》で回収すると、《サルベージ》がそのまま展開札へと早変わりするので、下級モンスターの展開でも十分メリットはあります。

 

自らがモンスターとしてフィールドで活躍することはほとんどありませんが【氷水】にとってなくてはならないカードといえます。

少し持て余すことはありますが3枚積んでおいて展開を安定させていきましょう。

 

《氷水帝コスモクロア》

星10/水属性/水族/攻1500/守3000
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):フィールドゾーンに表側表示でカードが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):フィールドに「氷水底イニオン・クレイドル」が存在する限り、相手フィールドのモンスターは召喚・反転召喚・特殊召喚されたターンにしか効果を発動できない。
(3):自分の「氷水」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力は1000ダウンする。

 

フィールド魔法が表側表示で存在する場合、手札から特殊召喚できるモンスター

召喚・特殊召喚された相手モンスターに対し、変則的な効果無効を強いることができます。

 

一見、相手の行動を妨害できてないように見えますが、実はこのモンスターの展開前から条件を満たすことになるので、すでに展開されている制圧モンスターをチェーンブロックを作らずに無力化できる効果と言えます。

攻撃力は低めですが、次に紹介する《氷水艇キングフィッシャー》を装備することで守備表示のままATK3000で攻撃することもできます。

 

また、自分の「氷水」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、相手モンスターの攻撃力を1000ダウンさせることができます。

攻撃した・されたに関わらず何度も適応されるので、「氷水」モンスターは意外と戦闘にも強いです。

 

十分に機能させるには合計3枚のカードが必要な【氷水】のエースモンスターです。

豊富なアクセス手段を使えば展開もそこまで難しくないので、フィールドを水浸しにしていきましょう!

 

特殊召喚しやすいレベル10という点に着目して《七精の解門》で永続魔法をサルベージしている戦術も面白いかもしれませんね!

 

《氷水帝エジル・ラーン》

星7/水属性/水族/攻1500/守2500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外の、「氷水」カード1枚または水属性モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「氷水トークン」(水族・水・星3・攻/守0)1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分は水属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードは装備カードを装備している限り、カード名を「氷水底イニオン・クレイドル」として扱う。

 

手札から「氷水」または水属性1体を捨てて、手札から自身を特殊召喚してトークン1体を生成できるモンスター(チューナー

イラストと関連のある《相剣軍師-龍淵》と似た効果を持っており、単体で水属性のレベル10シンクロを出せます。

《氷水啼エジル・ギュミル》《相剣大公-承影》の2体の使い分けだけでも十分強力で、【氷水】のメインウエポンとして活躍してくれます。

《氷水揺籃》や《おろかな副葬》+《氷結界》から素早くサーチすれば、序盤の盤面固めも難しくありません。

 

また、装備カードが装備されている場合、《氷水底イニオン・クレイドル》として扱う効果を持ち、《氷水帝コスモクロア》や《氷水呪縛》のサポートもこなします。

水属性の汎用カードとしてもかなり水準が高く、【海皇】や【マリンセス】で採用するのも面白そうです。

 

《氷水艇キングフィッシャー》

星9/水属性/水族/攻2500/守2500
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):このカードを装備した「氷水」モンスターは守備表示のままで攻撃できる。
その場合、装備モンスターは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(3):装備モンスターの守備力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、対象のモンスターを手札に戻す。

 

自分フィールドの水属性モンスターへ装備カード扱いとして手札・フィールドから装備できるモンスター

装備したモンスターの守備力以下の攻撃力をもつ相手モンスター1体をバウンスして自身を特殊召喚できます。

「氷水」モンスターに装備した場合は、守備表示で攻撃できる効果も持っており、ほぼ《氷水帝コスモクロア》と《氷水帝エジル・ラーン》専用のサポートカードです。

実質ATK4000未満まで戦闘破壊できる突破力はかなり魅力的。

 

《コスモクロア》に装備させた場合、ATK3000以下のモンスターをバウンスして自身を特殊召喚するため、効率がよい除去になります。

豊富なサルベージ方法で毎ターン狙うこともできます。

《氷結界》でサーチした《海亀壊獣ガメシエル》を戻せばさらに効果的。

 

【氷水】は除去手段が少なめのテーマです。

このカードのバウンスは狙いやすいので積極的に使うことになります。

レベル1チューナーを展開できれば、レベル10シンクロも出せるレベル帯なのでシンクロ召喚も視野に入れておくと戦術の幅が広がります。

 

《氷水艇エーギロカシス》

星7/水属性/水族/攻2000/守2000
このカード名の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドの「氷水」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードを装備したモンスターの攻撃力・守備力は、除外されているモンスターの数×400アップする。
(3):このカードが装備されている場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

 

手札・墓地に存在する場合、フリーチェーンで自分フィールドの「氷水」モンスター1体の装備できるモンスター(チューナー

装備モンスターのステータスを除外されているモンスター×4000アップし、装備されている場合に特殊召喚できます。

一応「氷水」以外に装備させても効果は使えます。

 

【氷水】の戦術に絡まない効果をしているものの、高レベルのシンクロ召喚に繋げやすいのは利点。

《フルール・ド・バロネス》や《相剣大公-承影》を味方につけて戦力増強したいところ。

戦術の幅は広がりますが、やや役割が薄いので採用するにしても1枚で十分だと思います。

 

《氷水啼エジル・ギュミル》

星10/水属性/水族/攻3000/守1500
水属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに発動できる。
このターン、自分フィールドの表側表示モンスターは相手の効果では破壊されず、相手の効果では除外できない。
相手の効果の発動にチェーンしてこの効果を発動し、その同名カードが相手のフィールド・墓地に存在する場合、さらにその同名カードを全て除外できる。
(2):このカードが墓地に存在し、相手の効果でカードが除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

 

お互いのターンに自分フィールドの表側表示モンスター全てへ破壊&除外耐性を付与できるモンスター

相手の効果にチェーンして発動した場合、その同名カードをフィールド・墓地から全て除外できます。

《氷水帝エジル・ラーン》で簡単にシンクロでき、一度出した後であれば蘇生・帰還も容易です。

 

相手のカードが除外された場合に自己蘇生できる効果の他、《アクティ》《ティノーラ》《トレモラ》のおかげでしぶとくも蘇生させることができ、【氷水】のコントロール盤面を維持してくれます。

相手から見ればこのカードの処理は急務となるため、素早くシンクロ召喚して相手を縛り上げていきましょう。

 

《氷水揺籃》

(1):同名カードが自分のフィールド・墓地に存在しない「氷水」モンスター1体をデッキから手札に加える。

 

自分フィールド・墓地に存在しない「氷水」モンスター1体をサーチできるカード

ゲームが進むにつれてサーチ対象が狭まっていく不思議なカードです。

終盤では使えない場面があるかもしれませんが、3積み必須。

 

《氷水のエジル》とは相互サーチの関係にあるので安定度は抜群。

《エジル》が確保できているなら、展開サポートとなる《トレモラ》をサーチするのがおすすめです。

ちなみにレベル5以上の「氷水」は《氷結界》や《クリスタル・ガール》でもサーチできます。

 

《氷水大剣現》

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドまたは相手の墓地にモンスターが存在し、自分フィールドに水属性モンスターが存在する場合に発動できる。
デッキから「氷水」モンスター1体を選び、墓地へ送るか特殊召喚する。
(2):自分フィールドの表側表示の「氷水」モンスターが、破壊以外の方法で相手によってフィールドから離れた場合、墓地のこのカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。

 

デッキから「氷水」モンスター1体を墓地送りor特殊召喚できるカード

多少条件はあるものの、先行1ターン目の初動以外はほとんど無視できるもので非常に優れた効果となっています。

基本は戦術の軸となる《氷水のエジル》をリクルートして、必要な魔法・罠を集めていきましょう。

逆に《氷水のエジル》からこちらをサーチしてきて、《海晶乙女コーラルアネモネ》などのリンク2やレベル10シンクロへ繋げるという柔軟な動きもできます。

 

また、フィールドの「氷水」モンスターが破壊以外の方法で相手の効果でフィールドを離れた場合、相手フィールドのカード1枚を除外できます。

「氷水」はもとより破壊除去には優位なテーマなので相応の負担を押し付けることのできる効果となっています。

 

《氷水底イニオン・クレイドル》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「氷水」モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、モンスターが召喚・特殊召喚された場合、自分フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。
対象のモンスター及び相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力はターン終了時まで、対象のモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。

 

発動時に、墓地・除外ゾーンの「氷水」モンスターの回収ができるカード

そのまま特殊召喚できる《コスモクロア》や《キングフィッシャー》を優先して回収したい。

フィールド魔法ゆえに1枚しか発動できませんが、この効果を目当てに貼りなおすことも悪くない。

 

また、モンスターが召喚・特殊召喚された場合、自分フィールドの水属性モンスターの攻撃力を元々の攻撃力分下げて、相手フィールドをデバフさせることができます。

《氷水帝コスモクロア》の場合は自身の攻撃力が0になり、相手フィールドのモンスターを1500ダウンします。同時に《神・スライム》の召喚条件も満たすことができます。

 

どちらのターンでも使えるため、戦闘破壊サポートとしては中々優秀。

ランク4《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》なら除去とドローを同時に遂行できてお得です。

 

《氷水呪縛》

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに「氷水」モンスター及び「氷水底イニオン・クレイドル」が存在する限り、相手はこのターンに召喚・反転召喚・特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できない。
(2):自分の「氷水」モンスターの戦闘でモンスターが破壊された時、その破壊されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

 

相手プレイヤーがターン中に召喚・特殊召喚したモンスターのフィールドで発動するモンスター効果を封じるカード

このカードを含めて合計3枚のカードを必要とする効果ですが、《氷水帝コスモクロア》と組み合わせることで相手フィールドのモンスター効果を永続的に封じるロックが完成します。

【氷水】はこの妨害盤面を形成して有利な状況を作っていきます。

 

また、「氷水」モンスターが戦闘破壊した・された時、戦闘破壊されたモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与えます

純構築だとややダメージ効率が悪かった【氷水】にとって、貴重なダメージソースとなる効果です。

終盤であれば自爆特攻でゲームエンドを狙うというのも手でしょう。

 

どちらの効果も優秀ですが、他のカードと比べるとアドバンテージに直接結びつきません。

重ねて引きたくないので1・2枚採用にして《エジル》でサーチするのがいいと思います。

 

《氷水浸蝕》

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
自分フィールドの「氷水」モンスター1体を選んで破壊し、対象のカードの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):自分フィールドの表側表示の水属性モンスターが、破壊以外の方法で相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「氷水」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。

 

「氷水」モンスターを破壊して、相手フィールドの表側表示のカード1枚の効果をターン終了時まで無効にできるカード

フィールドに残しやすい《氷水のエジル》や《氷水帝コスモクロア》を破壊して、相手の行動を妨害していきます。

《アクティ》や《トレモラ》の②の効果で蘇生も狙えるのでディスアドもそこまで気になりません。

自分のバトルフェイズ中に発動して攻撃のラッシュができることも覚えておきたい。

 

また、自分フィールドの水属性が相手の効果でフィールドを離れた場合、デッキから「氷水」モンスターのサーチorリクルートができます。

このカード自体が狙われやすいものの牽制としては十分で、維持できれば恒久的なアドバンテージ源となります。

制圧力の高い《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》や《深淵に潜む者》などが並んでいる場合は特に有効で、より長く維持できます。

 

②の効果がある以上、除去の的になりやすいカードです。

使い捨てだとしても十分使いやすいので、こちらも《氷水のエジル》で適宜サーチしたいカードです。

 

スポンサーリンク

相性の良いカード

《水精鱗-ネレイアビス》

星3/水属性/水族/攻1200/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、自分フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター以外の自分の手札・フィールドの水属性モンスター1体を選んで破壊し、対象のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の数値分アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。

 

手札から自身を捨てて、自分の手札・フィールドの水属性を破壊し、自分フィールドの水属性モンスターのステータスをターン終了時までアップできるカード

一時的な消費は激しいものの、バトルフェイズ中にセルフブレイクできる貴重な1枚です。

 

「氷水」モンスターの蘇生条件を満たしつつ、バトルフェイズ中の連撃の流れを組み込めます。

どうしてもテーマ単位で受動的な【氷水】にとって1ショットキルの流れを作れるのは大きいです。

他にもバウンスや除外などの破壊以外の除去から逃がすこともできますね。

 

リンク2《水精鱗-サラキアビス》からサーチできるので1枚挿してみるのもいいと思います。

 

《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》

ランク4/水属性/天使族/攻2400/守1200
レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

攻撃力が変化している相手の攻撃表示モンスター1体を破壊し、1ドローできるモンスター

フリーチェーンで発動できて、《氷水底イニオン・クレイドル》と併用することで【氷水】に足りない除去とドローを補完してくれます。

 

召喚権を使わずに展開できる《アビス・シャーク》&《クリスタル・シャーク》は相性抜群で、手札消費を抑えて盤面を伸ばせます。

《アビス・シャーク》の効果で「No.」の戦闘ダメージ2倍が狙えるのでやや心もとないライフカットも強化されており、キルターンを早めることができます。

何体も展開して牽制しながら、【氷水】のロック盤面を形成する前の下準備をしてくれます。

 

スポンサーリンク

戦術

①:《氷水揺籃》や《氷水大剣現》で《氷水のエジル》へアクセス。《氷水底イニオン・クレイドル》や《氷水浸蝕》などをサーチしてディフェンスの要となる魔法・罠を集めていく。
レベル5以上の「氷水」に関しては《おろかな副葬》から《氷結界》を墓地へ送り、手札・墓地・フィールドのリソースを固める。
②:《氷水帝コスモクロア》+《氷水底イニオン・クレイドル》+《氷水呪縛》のロックを目指す。
能動的な除去カードが少ないため汎用ランク4やレベル10シンクロも使いつつ、制圧盤面を強化していく。

 

テーマ性がディフェンス面に傾いており、積極的な展開を目指すよりも相手の行動を緩く縛りつつ、適度にカードを消費させて刈り取っていくという動きを得意とします。

《氷水のエジル》を何度も蘇生させて、繰り返しサーチ&ブロッカーとして使っていくことでテーマの強さを引き出せるので蘇生中心の構築にするといいかもしれません。

 

スポンサーリンク

まとめ

【氷水】の簡単な紹介でした。

テーマの方向性が若干バラつきがあるので純構築が難しいテーマではありますが、その分水属性全般をサポートできる優れた効果持ちばかりです。

デッキビルドの力もついてくるテーマだと思いますのでぜひ挑戦してみてください!

コメント