ゼロから覚える【電脳堺】テーマデッキ紹介

新しくも懐かしいネオン調のデザイン

この既視感はもしかしてメダロット?

8/11 ニャンニャンの補足のミスを修正

/所要時間5分

【電脳堺】テーマ紹介

 

PHANTOM RAGEで新たにカテゴリ化したテーマ「電脳堺」

幻竜族とサイキック族という稀な組み合わせの種族で構成されているハイブリットテーマで、召喚法もシンクロとエクシーズを主とします。

動きも難しくない上にしっかりと展開できるテーマのため、展開系デッキが苦手な人でもおすすめです。

 

「これから新しく【電脳堺】デッキを組みたい!」

「動きも効果も全然わからないから0から知りたい!」

「どういう風にデッキを組んだらいいの?」

という方は続きをどうぞ!

 

属性:地属性・風属性
種族:幻竜族・サイキック族
召喚法:シンクロ・エクシーズ
レベル:3・6
特徴:リソース循環式展開系ビートダウン

 

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「電脳堺」モンスター

《電脳堺姫-娘々》(ニャンニャン)

星3/風属性/サイキック族/ATK1500/DEF1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル3モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱い、フィールドから離れた場合に除外される。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードが除外された場合、このカード以外の除外されている自分のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。

 

自分フィールドにレベル3モンスターが召喚・特殊召喚された場合、墓地から特殊召喚できるモンスター

この効果で特殊召喚した場合、チューナーとして扱います

 

「電脳堺」は手札からの特殊召喚を得意とするテーマであり、墓地から自己蘇生できるモンスターは貴重。

《緊急テレポート》から特殊召喚する筆頭のモンスターといえるでしょう。

 

また、除外された場合、自身以外の除外されているカード1枚をデッキへ戻すことができる珍しい効果も備えています。

直接アドバンテージになる効果ではありませんが、「電脳堺」魔法・罠は複数採用すると事故を起こしやすい性質があるので、枚数を抑えつつ長期戦にも対応できるようになるメリットがあります。

 

書籍限定のカードなので入手が面倒ではありますが、2枚は採用しておきたいカードですね。

 

レベル3「電脳堺」モンスターの共通効果で墓地へ送られた場合、そのまま①の効果で特殊召喚できない。

《電脳堺媛-瑞々》(ルゥルゥ)

星3/風属性/サイキック族/ATK1600/DEF 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
その後、対象のカード及び墓地へ送ったカードとは種類が異なる「電脳堺媛-瑞々」以外の「電脳堺」カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。

 

手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象に、そのカードと種類が異なる「電脳堺」カード1枚を墓地へ送り、手札から特殊召喚できるモンスター(チューナー

その後、「電脳堺」カード1枚をサーチできます。

 

サーチできるカードはややプレイングに左右されるところはありますが、デッキの初動役として活躍します。

特に《電脳堺門-青龍》をデッキから墓地へ送ることで合計2枚分のサーチにつながるので盤面を広げることができますね。

 

ただし、このカードの効果はフィールドのカード・デッキから墓地へ送るカード・サーチ先となるカードの種類がそれぞれ別である必要があります。

つまり、「電脳堺」魔法・罠カードもそこそこの枚数を採用していないと十分に機能しません。

デッキ内のリソース管理もしながら戦うのが【電脳堺】の基本となります。

 

《電脳堺豸-豸々》(チィチィ)

星3/地属性/幻竜族/ATK1000/DEF1600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズに、自分の墓地から「電脳堺豸-豸々」以外の「電脳堺」モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。

 

共通効果での特殊召喚後、エンドフェイズに墓地から同名以外の「電脳堺」モンスター1体をサルベージできるモンスター

効果に即効性はないものの、自身でサルベージ先を墓地へ送ることができるので疑似サーチとして扱えます。EXデッキの「電脳堺」を墓地から戻すのも悪くない。

 

通常召喚できるレベル3「電脳堺」モンスターは3種類しか存在しないため、基本的にはフル投入になります。

 

①:自身がフィールドを離れてもサルベージ可能

《電脳堺悟-老々》(ラオラオ)

星6/風属性/サイキック族/ATK 0/DEF2400
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
その後、墓地へ送ったカードとはカード名が異なる「電脳堺」モンスター1体を自分の墓地から選んで効果を無効にして守備表示で特殊召喚できる。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。

 

共通効果での特殊召喚後、墓地へ送ったカードとカード名が異なる「電脳堺」モンスター1体を守備表示で蘇生(効果無効)できるモンスター(チューナー

シンクロやエクシーズモンスターも蘇生できます。

 

【電脳堺】は手札からの展開を得意とするテーマですが、潤沢な墓地の活用方法に乏しいため、このカードはかなり重要なカードといえます。

「電脳堺」の中では状況やカードの種類に左右されずに安定して効果発動できるところもGood!

 

《電脳堺麟-麟々》(リィリィ)

星6/地属性/幻竜族/ATK1800/DEF 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
その後、対象のカード及び墓地へ送ったカードとは種類が異なる「電脳堺麟-麟々」以外の「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送る事ができる。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。

 

共通効果での特殊召喚後、同名以外の「電脳堺」カード1枚を墓地へ送ることができるモンスター

 

このカードは一見するとあまり魅力がないモンスターに見えますが、実はかなり便利な効果の持ち主。

特に「電脳堺」魔法カードを対象とした《ルゥルゥ》からサーチできた場合は、召喚権を使わずにランク9+αを並べることができます。

詳しくは展開例で説明していますのでそちらをどうぞ。

 

【電脳堺】はチューナー側に優秀なモンスターが多く、非チューナー側が足りなくなるので個人的には3積み必須だと思います。

 

《電脳堺嫦-兎々》(トゥトゥ)

星6/地属性/幻竜族/ATK1200/DEF1800
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合またはサイキック族・幻竜族モンスターのみの場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードが墓地に存在する場合、手札からサイキック族・幻竜族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードをチューナー扱いで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。

 

自分フィールドのモンスターが存在しない場合orサイキック族・幻竜族のみの場合、妥協召喚できるモンスター

基本的に【電脳堺】はこの2種族以外のモンスターで展開しないので通常召喚権は割きやすい。

 

また、手札のサイキック族or幻竜族1体を捨てることで墓地からチューナー扱いで蘇生できるという効果も持ち合わせています。

 

どちらかといえば②の蘇生効果の方が重要で、「電脳堺」モンスターの墓地肥やしから即座にランク6・レベル9シンクロまで繋がるといえばよく分かると思います。

アクセス手段には事欠かないので1枚でも機能する点も嬉しいところ。

 

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EXデッキの「電脳堺」モンスター

《電脳堺獣-鷲々》(ジュジュ)

星6/風属性/サイキック族/ATK2400/DEF1700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:元々の種族・属性が同じでカード名が異なるモンスターが自分の墓地に2体以上存在する限り、フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
②:元々の種族・属性が同じでカード名が異なるモンスター2体を自分の墓地から除外し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。

 

元々の種族・属性が同じでカード名が異なるモンスターが自分の墓地に2体以上存在する場合、戦闘・効果で破壊されないモンスター

同じ条件でモンスター2体を墓地から除外してフィールドのカード1枚を墓地へ送ることもできます。

 

【電脳堺】では当然ながらどちらの効果も狙いやすく、シンクロ召喚も容易。

メインデッキに除去効果を備えたモンスターが存在しないので墓地送り除去はかなり貴重です。

 

《電脳堺狐-仙々》(シェンシェン)

星9/風属性/サイキック族/ATK2800/DEF2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドから墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
②:自分のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
除外されている自分または相手のモンスター1体を選んで墓地に戻す。
③:このカード以外の、元々の種族・属性が異なるモンスター2体を自分の墓地から除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

フィールドから墓地へ送られるカードを全て除外するモンスター

お互いに影響を及ぼすため、相手の展開を大きく制限できる反面、自分の展開の首も絞めます。

デッキから墓地へ送るカードは除外されないので「電脳堺」の共通効果に支障がないのは安心設計。

 

攻撃宣言時に、お互いの除外されているモンスターの中から1枚を墓地へ戻すこともできます。

「電脳堺」にはあまり墓地へ戻しておいしいモンスターがないのでこちらはほとんどおまけ。

 

墓地の種族・属性が異なるモンスター2体を除外することで自己蘇生できる効果も備えており、効果も無効にならないため繰り返しフィールドで影響を及ぼし続けることができます。

余裕があればランク9・レベル12シンクロを狙ってみるのもいいでしょう。

 

《電脳堺龍-龍々》(ロンロン)

ランク3/地属性/幻竜族/ATK2400/DEF2000
同じ種族・属性のレベル3モンスター2体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:X素材を持ったこのカードは相手の効果の対象にならない。
②:相手フィールドに表側表示モンスターが存在し、相手が自身のフィールドに存在しない属性のモンスターの効果を発動した時、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。

 

相手が自分フィールドに存在しない属性のモンスター効果を発動した時、X素材を2つ取り除き、発動を無効にできるモンスター

やや変則的ですが、耐性もちの制圧モンスターとして機能します。

手札・墓地で発動するモンスターはもちろんのこと、リリースして発動する効果も止められるため意外と範囲は広い。

特に《灰流うらら》《増殖するG》《原始生命態ニビル》などメジャーな手札誘発をケアできるのが頼もしい。

 

エクシーズ素材に若干縛りがあるため、思うように出せないことを除けば+αの妨害として役立ってくれるでしょう。

このカードをはじめに出す「電脳堺」とすることで《魔界発現世行きデスガイド》や《ギャラクシー・ワーム》などのランク3出張セットも初動として使えるようになります。

 

《電脳堺甲-甲々》(ジャジャ)

ランク3/地属性/幻竜族/ATK1000/DEF2400
レベル3モンスター×2体以上
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターは相手ターン終了時まで戦闘では破壊されない。
②:1ターンに1度、元々の種族・属性が同じモンスターが自分の墓地に2体以上存在し、このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを除外する。

 

X素材を1つ取り除き、自分フィールドの表側表示モンスター1体に[戦闘破壊耐性]を相手ターン終了時まで付与できるモンスター

元々の種族・属性が同じモンスターが墓地に2体以上存在し、相手モンスターと戦闘を行った後、その相手モンスターを除外できます。

 

自身に耐性を付与することで、対象をとらない除去ができるようになります。

ただし、そのままでは次の相手ターン中にサンドバックになってしまうので《天霆號アーゼウス》を重ねてエクシーズ召喚するといいでしょう。

全体的に除去性能の低い【電脳堺】では頼りになるコンボとなります。

 

《電脳堺凰-凰々》(ファンファン)

ランク6/地属性/幻竜族/ATK2600/DEF2000
レベル6モンスター×2体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、相手フィールドの表側表示カード1枚と自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
②:X召喚したこのカードが相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
種族・属性が同じ「電脳堺」モンスター2体をデッキから特殊召喚する。

 

X素材を2つ取り除き、相手フィールドの表側表示カード1枚・墓地のカード1枚を除外できるモンスター

ランク6の中でも相手のアドバンテージを削ぐ力が強い。

 

リカバリー能力も高く、1体で戦線維持・墓地肥やしをこなせる除去&アタッカーとしてマルチに活躍してくれます。

大抵のカードはこのカードで処理できるのでランク6はこのカードと《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》だけでもOKです。

 

《電脳堺虎-虎々》(フゥフゥ)

ランク9/地属性/幻竜族/攻2600/守2800
レベル9モンスター×2体以上
(1):このカードは自分フィールドの「電脳堺門」カードの数によって以下の効果を得る。
●2枚以上:このカードは直接攻撃できる。
●4枚:このカードは「電脳堺」カード以外のカードが発動した効果を受けない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分フィールドの効果モンスター1体と、そのモンスターとは種族と属性が異なる効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

フィールドに存在する「電脳堺門」カードの枚数だけ効果を追加できるモンスター

直接攻撃は比較的狙いやすいものの、ランク9の割にボードアドバンテージに直結しないのがやや評価が分かれるところ。

終盤で残りのライフを削り切る役割といったところでしょうか?

 

また、自分フィールドの効果モンスター1体と属性・種族が異なるモンスター1体の効果を無効化できます(フリーチェーン)。

基本は自身を対象にして発動するので、地属性or幻竜族のモンスターを無力化できます。

この用途であればランク9《神樹獣ハイペリュトン》の方が使いやすいため、自分のモンスターのデメリットを消すために採用するというやや限定的な使い方に意味を見出せるかといったところ。

 

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「電脳堺」魔法・罠

《電脳堺都-九龍》(チウロン)

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「電脳堺門」カード1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
その後、自分フィールドの「電脳堺門」カードの数によって以下の効果をそれぞれ適用できる。
●2枚以上:このターン、自分フィールドの「電脳堺」モンスターの攻撃力は200アップする。
●3枚以上:自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
●4枚:EXデッキから「電脳堺」モンスターを4体まで特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。

 

発動時にデッキから「電脳堺門」カード1枚を魔法&罠ゾーンに表側表示で置けるカード

永続罠カードでも直接フィールドに置くので、タイムラグなしで使用できます。

その後、自分フィールドの「電脳堺門」カードの種類によって追加効果を発揮します。

特に4種類をそろえた場合、EXデッキから4体まで「電脳堺」モンスターを特殊召喚できる効果が魅力的。

 

このカードはどちらかといえば効果そのものよりも、フィールドに「電脳堺」カードを置くことで「電脳堺」モンスターの特殊召喚を狙いやすくすることに意味があります。

通常召喚権を使わずに展開できるようになるのでなるべく初手に欲しいカードといえますね。

 

ちなみに配置するのは罠カードがおすすめ。

発動のタイムラグを消しつつ、デッキ内のモンスター・魔法の墓地肥やしを優先できるようになります。

 

《電脳堺門-青龍》(チンロン)

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地から「電脳堺」カード1枚を除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「電脳堺」モンスター1体を手札に加える。
その後手札を1枚選んで墓地へ送る。

 

墓地から「電脳堺」カード1枚を除外し、フィールドのモンスター1体の効果をターン終了時まで無効にできるカード

スペルスピード1で対象にとるため有効範囲はそこまで広くありませんが、《エルシャドール・ミドラーシュ》《超雷龍-サンダー・ドラゴン》のような特殊召喚封じ・サーチ封じのモンスターを一時的に止められるのは大きいです。

 

また、墓地から除外することで「電脳堺」モンスター1体をサーチし、手札を1枚墓地へ送ることができます。

初動となる《ルゥルゥ》と相互サーチが可能で、こちらは《おろかな副葬》で墓地に送ることで初動に貢献できるというメリットもあります。

 

《おろかな副葬》を採用する場合は《錬装融合》を一緒に入れるとドローもできておすすめ。

 

《電脳堺門-朱雀》(チュチュエ)

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
除外されている自分の「電脳堺」カード2枚を選んでデッキに戻す(同名カードは1枚まで)。
その後、対象のカードを破壊する。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「電脳堺」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルまたはランクをターン終了時まで3つ上げる、または下げる。

 

除外されている「電脳堺」カード2枚をデッキへ戻し、フィールドの表側表示カード1枚を破壊できるカード

「電脳堺」カードは除外されやすいため、コストの捻出はそこまで難しくありませんが、毎ターン連発できるほどの余裕はないのでデッキ内のリソースが減ってきた中盤以降に発動するのがベスト。

 

また、墓地から除外することで、自分フィールドの「電脳堺」モンスターのレベルを3上げるor下げることもできます。

自由にシンクロ・エクシーズを使い分けられるため便利ですね。

 

恒久的な除去として優秀なので、デッキから墓地へ送るだけでなくしっかりと①の効果も使うことが重要となってきます。

 

レベル3モンスターのレベルを3下げるとレベル1になります。

 

《電脳堺門-玄武》(シェンウー)

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに他の「電脳堺門」カードが存在する場合、自分・相手のバトルフェイズに、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「電脳堺」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚する。
その後、手札を1枚選んで墓地へ送る。

 

他の「電脳堺門」カードが存在する場合、お互いのバトルフェイズにフィールドのモンスター1体の表示形式を変更できるカード

特にコストもなく、戦闘をサポートできるのは意外と便利。

他のカードありきで発動できる効果なのでフィールドで残されやすく、「電脳堺」モンスターの対象先としても便利。

 

墓地から除外して、墓地の「電脳堺」モンスターを効果無効で特殊召喚できる効果も非常に使いやすく、展開に貢献できます。

デッキから墓地へ送る用に最低でも1枚は採用しておきたい。

 

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戦術

簡単にまとめると…

 

①《電脳堺媛-瑞々》《電脳堺都-九龍》を軸にフィールド・墓地・除外リソースを整えながら展開
同時に《電脳堺狐-仙々》やランク9でフィールドを制圧。
②《電脳堺門-朱雀》で除去しながらデッキ内のリソースを確保しつつ、相手のリソースを削っていく。
自分は《スターダスト・アサルト・ウォリアー》《飢鰐竜アーケティス》でドローしながら手札を確保し、大幅にLPを削れるチャンスを伺う
③レベル12シンクロ《炎斬機ファイナル・シグマ》orランク6《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》をシンクロ・エクシーズ召喚してフィニッシャーにする

 

③に関してはわりと自由でいいと思いますが、【電脳堺】はややアタッカーに欠ける印象が残るのでLPを削りに行く方法は明確にしておいたほうがいいと思います。

フィールドにモンスター・魔法・罠がバランスよく残るデッキなので《禁じられた一滴》を強く使えるのも追い風ですね。

 

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展開例

 

必要な手札
・「電脳堺門」魔法 or《電脳堺都-九龍》
・《電脳堺媛-瑞々》or《電脳堺麟-麟々》
・任意の手札1枚
最終盤面
・《電脳堺狐-仙々》
・《浮鴉城》
・任意のランク9
・《永遠の淑女 ベアトリーチェ》
できること
・フィールドから墓地へ送られるカードは全て除外
・召喚・特殊召喚されたレベル8以下は召喚酔い
・フィールドの相手モンスターは全て効果を発動できない
・好きなカードをデッキから墓地肥やし

 

  1. 《電脳堺門-青龍》を発動。手札の《ルゥルゥ》の効果でデッキから《電脳堺門-朱雀》を墓地へ送り、手札から特殊召喚。効果で《リィリィ》をサーチ
  2. 《リィリィ》の効果でデッキから「電脳堺」罠カードを墓地へ送り、手札から特殊召喚。デッキから2枚目の《電脳堺門-青龍》を墓地へ送る。そのまま墓地の《青龍》を除外し《ラオラオ》をサーチ(手札を1枚墓地へ送る)。
  3. 《ルゥルゥ》と《リィリィ》でレベル9《電脳堺狐-仙々》をシンクロ召喚。
  4. 手札の《ラオラオ》の効果でデッキから《ニャンニャン》を墓地へ送り、手札から特殊召喚。効果で墓地の《ルゥルゥ》を蘇生。レベル3が特殊召喚されたことで墓地の《ニャンニャン》も蘇生(チューナー扱いとなる)。
  5. 墓地の《朱雀》を除外して《仙々》のレベルを9⇒6へ下げる。その後、《仙々》と《ラオラオ》で《永遠の淑女 ベアトリーチェ》をエクシーズ召喚。X素材の《仙々》を取り除き、《D-HERO ディアボリックガイ》を墓地へ送る。
  6. 墓地の《ディアボリックガイ》を除外し、デッキから2体目の《ディアボリックガイ》を特殊召喚。《ディアボリックガイ》と《ニャンニャン》(チューナー)でレベル9《浮鵺城》をシンクロ召喚。効果で墓地の《仙々》を蘇生。《ニャンニャン》が除外されたことで除外されている《ディアボリックガイ》をデッキへ戻す。
  7. 《浮鵺城》と《仙々》でランク9をエクシーズ召喚。X素材の《仙々》を取り除き効果を発動。
  8. 再び墓地の《ディアボリックガイ》を除外し、デッキから《ディアボリックガイ》を特殊召喚。《ルゥルゥ》と《ディアボリックガイ》で2体目の《浮鵺城》をシンクロ召喚。効果で《仙々》を蘇生。

 

必要な手札は少し多いものの、途中から様々な派生ができるコンボです。

通常召喚権を使っていないので、工夫すればもっと面白い盤面を目指せるでしょう。

 

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相性の良いカード

純構築の場合メインデッキに汎用カードを採用する枠が少ないので注意!

《D-HERO ディアボリックガイ》

星6/闇属性/戦士族/ATK 800/DEF 800
①:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を特殊召喚する。

 

レベル6の特殊召喚しやすいモンスターとしておなじみの1体

展開例で示した通り、《ニャンニャン》で使いまわせる点が特にかみ合っています。

 

手札に引いてしまった場合でも《電脳堺門-青龍》の墓地効果で能動的に墓地へ送ることができるので、腐ることはほとんどありません。

シンクロ・エクシーズどちらの素材としても適しており、ほぼどんな構築の【電脳堺】でも採用できるカードだと思います。

 

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まとめ

【電脳堺】のテーマデッキ紹介でした。最後まで見てくださって謝謝

変な中国語使いながらプレイすると仲間うちでは盛り上がるかも?

 

リソース管理はそこまで難しいデッキではないので、長期戦でも短期戦でも楽しめる良テーマです。

ぜひ遊んでみてください!

 

ミリアル
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キャラクター:by CoeFont.CLOUD

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