精霊と共に歩む日々
舞えよ一輪、華やかな彩りを添えて
/所要時間5分
【霊使い|憑依装着】テーマ紹介
初登場から15年以上の月日を経て、ついに「霊使い」の彼女たちがストラク&フィギュア化!
2005年当時の遊戯王OCGのカードプールの中では珍しく、かわいいイラストで多くのデュエリストの心を奪っていきました。
さすがに20年以上も前ではカードパワーは低いのでは…?と思う方もいるかもしれません。
彼女たちをサポートできるテーマカードがたくさん増えているのでまずは眺めるだけでもどうですか?
次第に愛着が湧いて、長く使い続ければきっと乗り越えられるはずです。
●これから【霊使い|憑依装着】を組んでみたい!
●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!
●デッキ構築に悩んでいる…
という方は続きをどうぞ!
種族:魔法使い族
レベル:3・4・5
召喚法:リンク召喚
特徴:コントロール奪取(リバース)、デッキから特殊召喚

ブラマジガールが初代アイドルだとしたら、霊使いは2代目って感じだよね
もえもえキュンキュン♪俺の嫁にミリアルちゃんはどうですか?

【霊使い】は萌え文化が主流だった頃のカードね
イラストで時代の変化も感じられてちょっと面白いわ
「霊使い」関連モンスター
霊使い
①:このカードがリバースした場合、相手フィールドの○属性モンスター1体を対象として発動する。
このモンスターが表側表示で存在する間、そのモンスターのコントロールを得る。
それぞれがリバース時に自身と同じ相手モンスター1体をコントロール奪取する(強制効果)効果を備えており、自身がフィールドを離れるまで効果が持続する永続効果です。
フィールドを離れると即座に効果を失うため、コントロール奪取したモンスターはそのままにせず、コストやリンク素材にしてなるべく早くフィールドからはがしてアドバンテージに変えるのが基本となります。
対応する属性のモンスターを相手がコントロールしていることは稀なので、軸とする属性が固まっている場合は同じ属性の「壊獣」を採用しておきたいところ。
コントロール奪取を軸とした構築とする場合に知っておいてほしいのは「霊使い」関連サポートで直接リバース効果を発動させやすくするカードは存在しないということです。
つまり、外部の汎用リバースサポートを駆使しなくては能動的な効果発動は難しいです。
こちらの記事でリバース関連のサポートをまとめてあるので参考にしてみてください。

憑依装着
①:このカードは自分フィールドの表側表示の、「○霊使い~」1体と○属性モンスター1体を墓地へ送り、手札・デッキから特殊召喚できる。
②:このカードの①の方法で特殊召喚したこのカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
自身と同じ属性の「霊使い」+モンスター1体をフィールドから墓地へ送り、デッキから特殊召喚できるモンスター群
デッキから特殊召喚できるという稀有な能力の持ち主ですが、得られる能力は貫通のみ。
《憑依装着-ダルク》&《憑依装着-ライナ》はお互いをサーチできる効果も備えています。
関連する多くのサポートによって「憑依装着」だけでも十分ビートダウン可能です。
ただ、いくらサポートが優秀とはいっても除去効果や耐性があるわけではないので、《ハーピィの羽根箒》などでサポートカードを破壊されると盤面が一気に崩壊します。
ある程度はEXデッキのモンスターの素材にするなど臨機応変に戦っていきましょう。
それぞれのサーチ条件
《憑依装着-ライナ》:同名以外のDEF1500の魔法使い族
《憑依装着-ダルク》:レベル3・4の光属性魔法使い族
新規イラストもあるよ!こだわる人は頑張って集めてみる?(ダルクのみ未登場)
霊媒師
ルール上「霊使い」カードとして扱うカード群
手札から自身と同じ属性のモンスター1枚を捨てて、同属性のモンスター1体をサーチできます。
ただし条件はそれぞれ異なっており、発動後は同属性以外のモンスター効果が発動できなくなるデメリットをもつためテーマデッキとしての運用は困難を極めます。
【霊使い】デッキとしては1つの属性に絞った場合のみの採用となります。
どちらかといえば、「霊使い」サポートと共に属性デッキをサポートするカードとしてみたほうがいいですね。
それぞれのサーチ条件
《火霊媒師ヒータ》:自身以外の手札コストより高い攻撃力
《風霊媒師ウィン》:同名カード以外のDEF1500以下
《水霊媒師エリア》:自身以外の手札コスト以上のレベル
《地霊媒師アウス》:手札コストのいずれかと同種族のATK1850以下
霊使いの使い魔
自分フィールドに魔法使い族が存在する場合、手札から特殊召喚できるモンスター群
展開しやすい分、同名カードは1体しか出せないため基本は1枚ずつの採用になります。
ランク4の素材、リンク素材、憑依覚醒の召喚コストといったバリエーション豊かな変化先があるので手札で腐って困るということはありません。
ほとんど素材となるので固有効果はあまり使うことはありませんが、《ランリュウ》と《ジゴバイト》はお互いに蘇生・リクルートを同一ターン中に繰り返すことができるため、連続で自爆特攻させることができます。
憑依覚醒(使い魔の進化した姿)
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは自分フィールドの表側表示の、魔法使い族モンスター1体とレベル4以下の○属性モンスター1体を墓地へ送り、手札・デッキから特殊召喚できる。
②:このカードの①の方法で特殊召喚に成功した時に発動できる。(固有効果)
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「○霊術」カードまたは「憑依」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
霊使いの使い魔が覚醒した姿
自分フィールドの表側表示の魔法使い族1体とレベル4以下の自身と同じ属性のモンスター1体を墓地へ送り、手札・デッキから特殊召喚できるモンスター群
デッキからダイレクトに特殊召喚できるため、さながらリンク召喚のような出しやすさで使えます。
それぞれの独自の効果
・《憑依覚醒-デーモン・リーパー》:墓地のレベル4以下1体を蘇生
・《憑依覚醒-大稲荷火》:相手モンスター1体の攻撃力分ダメージ
・《憑依覚醒-ガギゴバイト》:相手の手札をハンデス&お互いに1ドロー
・《憑依覚醒-ラセンリュウ》:相手フィールドのカード1枚をバウンス
基本的に効果に繋げた後、リンク素材で墓地へ送り③の「〇霊術」or「憑依」魔法・罠1枚をサーチできる効果に繋げて、さらにアドバンテージを稼いでいきます。
《憑依覚醒-デーモン・リーパー》は「霊使い」関連のモンスターの中ではアドバンテージを生み出しやすく、重要度も高め。
EXデッキのモンスター
《大輪の霊使い》
星6/光属性/魔法使い族/攻1850/守1500
「霊使い」、「憑依装着」モンスター×2体以上
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚した場合に発動できる。
このカードの融合素材としたモンスターの元々の属性の種類の数まで、「以下の効果から1つを選び、その効果を適用する」処理を繰り返す(最大4回)。
●このカードの攻撃力は800アップする。
●デッキから「憑依」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
●フィールドのカード1枚を手札に戻す。
●自分の墓地から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
融合素材とした「霊使い」&「憑依装着」の属性の数まで4つの効果を最大4回まで適用できるモンスター
ステータスアップ・サーチ・バウンス・蘇生を使い分けていく初のエースとなっています。
基本には《大輪の魔導書》を使用した4体融合となり、チェーン不可で4回発動できることとなります。
後述する《憑依解放》で一気にステータスアップできるため、仮にヒータ・ウィン・エリア・アウスのレベル3「霊使い」4体を蘇生した場合はATK2000×4体+ATK3350で1ショットキルラインまで簡単に届きます。
単にリンク素材やエクシーズ素材を確保するという見方もでき、考察の余地が多い。
《チェーン・マテリアル》や《円融融合》など除外を絡めた融合召喚にも使用できそうです。
「霊使い」リンク
【リンクマーカー:左下/右下】
○属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手の墓地の○属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
②:リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから守備力1500以下の○属性モンスター1体を手札に加える。
リンクモンスターとなった「霊使い」&「憑依装着」
相手の墓地の自身と同じ属性のモンスターをリンク先へ蘇生できます。
リンク召喚されたこのモンスターが戦闘・相手の効果で破壊された場合、[DEF1500以下]の自身と同じ属性のモンスター1体のサーチもできます。
相手モンスターに合わせて使い分けることでそのままリンク3に繋げられます。
また、ステータスが同じリンク3《神聖魔皇后セレーネ》をリンク召喚できることは大きく、さらにリンク4まで繋げられます。
フィニッシャーが存在しない【霊使い】【憑依装着】にとって《アクセスコード・トーカー》などの突破力のあるカードの力を借りられることは大きい。
EXデッキに余裕があるテーマに見えて、これらを1種類ずつ全投入すると残り9枠。
《大輪の霊使い》を2枚採用したいことを考えると、残りが7枠と実は選定が難しいことが分かります。
「霊使い」関連の魔法・罠
・それぞれステータス参照が微妙に異なる
《大輪の魔導書》
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のデッキ・墓地・除外状態の「霊使い」モンスター4体を手札に加える(同じ属性は1体まで)。
その後、自分の手札を2枚選んでデッキに戻す。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールドの「霊使い」、「憑依装着」モンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
デッキ・墓地・除外状態から「霊使い」モンスター4体を手札に加えて、手札2枚をデッキに戻すカード
類を見ないアクセス手段で一気に「霊使い」を揃えて、効果②の融合効果で《大輪の霊使い》や《クインテット・マジシャン》の融合召喚を狙えるミラクルカード
「魔導書」に属しており、《魔導書士バテル》や《グリモの魔導書》からサーチ可能です。
デッキの初動ともいえる魔法カードなのですが、このカードを止められると本当に厳しいです。
イメージ的には条件の緩い《ヌメロン・ネットワーク》に近いですね。
止められた場合は素直にビートダウンの構えを取ってターンを返しましょう。
除外状態のリソース回収も兼ねるので《緊急儀式術》や《牙竜咆哮》《精霊神后 ドリアード》などを使用したいオリジナルデッキの基盤にもできそうです。
《精霊術の使い手》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「霊使い」モンスター、「憑依装着」モンスター、「憑依」魔法・罠カードの内、2枚を選ぶ(同名カードは1枚まで)。
その内の1枚を手札に加え、もう1枚を自分フィールドにセットする。
手札を1枚捨てて、デッキから「霊使い」&「憑依装着」モンスター・「憑依」魔法・罠のいずれか2枚を選び、サーチ&セットできるカード
サポートカードをどれだけフィールドに並べられるかがカギとなる【霊使い&憑依装着】にとって、最大のサーチカードとなる1枚
このカードを引けるかどうかで随分とデッキの回転率は変わってきます。
ただし、手札から捨てたいカードはテーマ内にはほぼ存在しない上に《大輪の魔導書》と手札を消費しあうのでものすごい勢いで手札が消えます。
《憑依覚醒》のドローで補充しても間に合わないくらいの消費スピードなので構築段階で考えておいた方がよいでしょう。
モンスターをセットした場合は、《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》《ブリザード・プリンセス》などのリリースにしてみるのも面白いかもしれませんね。
《大霊術-「一輪」》
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、自分フィールドに守備力1500の魔法使い族モンスターが存在する場合、相手が発動したモンスターの効果を無効にする。
②:自分メインフェイズに発動できる。
手札の魔法使い族モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターと同じ属性で攻撃力1500/守備力200のモンスター1体をデッキから手札に加え、見せたカードをデッキに戻す。
1ターンに1度、自分フィールドに[DEF1500]の魔法使い族が存在する場合、相手のモンスター効果を無効にするカード
全ての「霊使い」&「憑依装着」が[DEF1500]のため、条件を満たすのはたやすい。
チェーンブロックを作らずに1番はじめのモンスター効果を無効にするため、さしずめ《魔術師の右手》《魔術師の左手》のモンスター無効版と思ってもらえればOKです。
それでも強力なことは《魔術師の右手》が証明しているので制圧は十分期待できます。
フィールド外の効果も無効にできるため、相手の手札誘発から②の効果を間接的に守ることができる点も頼もしい。
また、手札の魔法使い族1体をデッキへ戻して、同じ属性の[ATK1500/DEF200]のモンスター1体をサーチできます。
いわゆる霊使いの使い魔をサーチできる効果といえます。
「憑依装着」のデッキからの特殊召喚やリンク召喚をサポートするためには使い魔の存在が不可欠。
制圧とサーチをこなす強力なカードで【霊使い】デッキらしく戦うにはぜひ入れておきたいカードといえるでしょう。
《憑依覚醒》
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×300アップする。
②:自分フィールドの「霊使い」モンスター及び「憑依装着」モンスターは効果では破壊されない。
③:自分フィールドに元々の攻撃力が1850の魔法使い族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
自分フィールドのモンスターの攻撃力を、属性の種類×300UPする(最大1800)カード
「霊使い」&「憑依装着」に効果破壊耐性を付与します。
さらに[ATK1850]の魔法使い族が召喚・特殊召喚した場合、1ドローもできます。
「憑依装着」でビートダウンを行う際に必要となる打点・耐性・ドローをこのカード1枚で補うことができます。
相手ターン中に「憑依装着」が特殊召喚できれば、加速的に手札は増えていきます。
イラストのように「霊使い」&「憑依装着」を4人同時に並べるのは至難の業でしたが、《大輪の霊使い》で狙えるようになりましたね。
手札は増えやすいのでいっそのことペンデュラム召喚で一気に展開するのもありかもしれません。
他にATK1850の魔法使い族といえば《妖精伝姫-カグヤ》などの「妖精伝姫」シリーズやリンク3《神聖魔皇后セレーネ》などが存在します。
《憑依連携》
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分の手札・墓地から守備力1500の魔法使い族モンスター1体を選び、表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
自分フィールドのモンスターの属性が2種類以上の場合、さらにフィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊できる。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「憑依」永続魔法・永続罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドに表側表示で置く。
手札・墓地から[DEF1500]の魔法使い族1体を表側攻撃表示or裏側守備表示で特殊召喚できるカード
追加効果:フィールドの表側表示のカード1枚破壊
展開効果も除去も持たない「霊使い」&「憑依装着」にとっては貴重な1枚
相手ターン中に特殊召喚できれば《憑依覚醒》によってドローもできるのでさらにアドバンテージを稼げます。
また、墓地から除外することで墓地の「憑依」永続魔法・永続罠1枚を表側表示で置くことができるため、破壊されやすいサポートカードをフィールドに戻すことで戦線維持がしやすくなります。
【霊使い&憑依装着】はお世辞にも除去が得意なテーマとは言えないので、3枚積んでもいいでしょう。
ただし、①②どちらの効果も墓地に依存することは頭に入れておくこと。
《憑依開放》
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の「霊使い」モンスターは戦闘では破壊されない。
②:自分の「憑依装着」モンスターの攻撃力は、相手モンスターに攻撃するダメージ計算時のみ800アップする。
③:このカードが既に魔法&罠ゾーンに存在する状態で、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
そのモンスター1体とは元々の属性が異なる守備力1500の魔法使い族モンスター1体を、デッキから表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、そのモンスターとは元々の属性が異なる[DEF1500]の魔法使い族1体をデッキから特殊召喚できるカード
●「霊使い」 :戦闘破壊耐性を付与
●「憑依装着」:自分ターンのダメージ計算時のみATK800UP
といった手堅いサポートも一緒にこなしてくれます。
自前で《デーモン・イーター》以外の破壊ギミックを持たない【霊使い&憑依装着】デッキにとっては、この効果を能動的に活かすのは少し難しい。
その分、リクルート先が「霊使い」等に限定されておらず、エクレシアやカルテシアなどにも対応しています。
各属性の「霊術」
対応する属性のモンスター1体をリリースし、効果を発動するカード群
・《火霊術-「紅」》:元々の攻撃力分ダメージ
・《水霊術-「葵」》:相手の手札を見て1枚ハンデス
・《地霊術-「鉄」》:レベル4以下の地属性モンスター蘇生
・《風霊術-「雅」》:相手フィールドのカード1枚をデッキバウンス
・《光霊術-「聖」》:除外状態のモンスター1体を帰還
・《闇霊術-「欲」》:2ドロー
複数の属性を採用する【霊使い】でそのまま採用するにはやや力不足(手札事故の確率が上がる)なので1つの属性に特化する際にアクセントとして採用するのがおすすめ。
《憑依覚醒-デーモン・イーター》などの③の効果でサーチできればOK。
発動できればそこそこ強い効果なので意外と侮れない。
展開例
先行展開
・《大輪の魔導書》
・手札コスト用の2枚
・《I:Pマスカレーナ》
・《FNo.0 未来皇ホープ・ゼアル》
・《憑依連携》
・《ゴーストリック・パニック》
- 《大輪の魔導書》を発動。デッキから「霊使い」4種を手札に加えて手札を2枚デッキへ戻す。
- 墓地の《大輪の魔導書》を除外して、手札の「霊使い」4種を素材に《大輪の霊使い》を融合召喚。
- 《大輪の霊使い》の効果①で墓地の「霊使い」3種をそれぞれ蘇生し、《憑依連携》をサーチ。
- 「霊使い」2体でランク3《ゴーストリック・アルカード》をエクシーズ召喚。続けて《ゴーストリックの駄天使》を重ねてエクシーズ召喚。
- 《ゴーストリックの駄天使》の効果①でX素材(アルカード)を取り除き、デッキから《ゴーストリック・ショット》をサーチ。
- 《ゴーストリック・ショット》を発動して墓地の《アルカード》を蘇生。続けて《ゴーストリックの駄天使》を重ねてエクシーズ召喚。
- 《ゴーストリックの駄天使》の効果①でX素材を取り除き、デッキから《ゴーストリック・パニック》をサーチ。
- 《ゴーストリックの駄天使》×2で《FNo.0 未来皇ホープ・ゼアル》をエクシーズ召喚。墓地へ送られた《アルカード》の効果で《ゴーストリック・ショット》をサルベージ。
- 《大輪の霊使い》+「霊使い」1体で《I:Pマスカレーナ》をリンク召喚。
- 《ゴーストリック・パニック》と《憑依連携》をセット。
- 【相手ターン】《憑依連携》を発動。墓地の「霊使い」1体を裏側守備表示で蘇生して、相手の表側表示カード1枚を選んで破壊。
- 《ゴーストリック・パニック》を発動。蘇生させた「霊使い」をリバースさせてコントロール奪取。
- 《I:Pマスカレーナ》の効果①でコントロール奪取したモンスターと共に《S:Pリトルナイト》または《麗しき磁律機壊》をリンク召喚。
「霊使い」のリバース要素を活かしつつ、外部のギミックで補強する形としました。
テーマ外のメインデッキに必要なパーツが「ゴーストリック」2種のみで《憑依覚醒-デーモン・リーパー》を経由する必要もないためコンパクトなのが特徴です。
相手が4属性をいずれも使用しない場合は表側表示で特殊召喚すればOK。
後攻展開
- 《大輪の魔導書》を発動。デッキから「霊使い」4種を手札に加えて手札を2枚デッキへ戻す。
- 墓地の《大輪の魔導書》を除外して、手札の「霊使い」4種を素材に《大輪の霊使い》を融合召喚。
- 《大輪の霊使い》の効果①で相手のカードを対象を取らずに3枚バウンス+《光霊使いライナ》を蘇生(チェーン不可)。
- 《ライナ》+《大輪の霊使い》を墓地へ送り、デッキから《憑依装着-ライナ》をリクルート。効果②でデッキから《赫の聖女カルテシア》をサーチ。その後、《赫の聖女カルテシア》を通常召喚。
- 《赫の聖女カルテシア》+《憑依装着-ライナ》で《黒き竜のエクレシア》をシンクロ召喚。
- その後は【烙印】展開へ
《大輪の魔導書》さえ通れば大体捲れるという事実が重要。
問題は残り手札3枚からどうやって始動するかなのですが、【霊使い】単体では現状ほぼ不可能です。
よって【烙印】に「霊使い」をタッチする形に。
カルテシアやエクレシアはDEF1500で《憑依連携》や《大霊術-「一輪」》とも相性が良く、混合させる理由を作りやすいです。
【烙印】はパーツも集めやすくデッキパワーも高いのでよい相方となってくれるはず。
より種族シナジーを求めるなら【マギストス】もおすすめです。
相性の良いカード
魔法使い族の種族サポートはこちら↓

《太陽の魔術師エダ》
星4/地属性/魔法使い族/ATK1500/DEF1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。
手札・デッキから「太陽の魔術師エダ」以外の守備力1500の魔法使い族モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。
②:相手メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの裏側表示の魔法使い族モンスター1体を選んで表側攻撃表示または表側守備表示にする。
召喚・リバースした場合、手札・デッキから同名以外の[DEF1500]の魔法使い族1体を裏側守備表示で特殊召喚できるモンスター
特殊召喚には対応していないものの下準備なしに「霊使い」「憑依装着」をデッキからセットできます。
相手メインフェイズに自分フィールドの魔法使い族1体をリバースできるため、相手モンスターの属性に合わせた「霊使い」を用意してコントロール奪取できます。
他に使い魔など特殊召喚できるレベル4モンスターがいればランク4《フォトン・バタフライ・アサシン》をエクシーズ召喚して、自分のターン中に「霊使い」のリバース効果を発動できるのもいいですね。
このモンスター自身も《大霊術-「一輪」》《憑依開放》《憑依連携》のサポートにもしっかり対応しているので、1枚でアドバンテージをとれるモンスターとして優先して採用できます。
「エルフェンノーツ」
メインモンスターゾーンの中央に手札から特殊召喚できるテーマ
展開力と種族シナジーが【霊使い】とかみ合っており、一度展開した後は《大輪の霊使い》で一気に蘇生して打点と妨害の両方を担ってくれます。
元々のステータスが高いので《憑依覚醒》による打点上昇でATK3000を超えるのも珍しくありません。
EXデッキに頼らなくても一応戦えるため、EXデッキの圧迫もさほど気にならないのもポイントです。
レベル7シンクロを出しやすいテーマなので《フォーチュンレディ・エヴァリー》を使えるのもいいですね。
かわいいが喧嘩しないくらいの絶妙なバランス。新旧アイドルチームの共演。
《EMモンキーボード》
星6/地属性/獣族/攻1000/守2400
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「EM」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは4になる。
(2):このカードを発動したターンの自分メインフェイズに発動できる。
デッキからレベル4以下の「EM」モンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
手札の「EM」モンスターか「オッドアイズ」モンスター1体を相手に見せる。
このターン、そのモンスター及び自分の手札の同名モンスターのレベルを1つ下げる。
1枚でPスケールを作る9期の魔物の1体
「霊使い」「憑依装着」をペンデュラム召喚できるようになることで無理に融合に寄せる必要がなくなり、デッキをよりメタビートよりに改造しやすくなります。
「モルガナイト」や「ドラグマ」などとの併用してもいいでしょう。
召喚権が浮きやすい部分を利用すれば《EMドクロバット・ジョーカー》の採用もしやすく、《大輪の霊使い》と共に《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》のシンクロ召喚も目指せます。
また、魔法の発動回数を稼げるため《魔導書の神判》との相性もよく《EM稀代の決闘者》で《昇霊術師 ジョウゲン》を戦闘破壊から守るといった動きもできます。
昔ながらで硬派な「霊使い」デッキを軸にしたいならこちらがおすすめです。
まとめ
【霊使い&憑依装着】のテーマ紹介でした。
融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・リバースと様々な角度から考察してみました。
明確なエースモンスターが存在しない珍しいタイプのテーマデッキですが、しっかりと愛をこめて構築すれば十分戦えます。
まだまだ強化されそうなところも嬉しいですね。
彼女たちを思う存分フィールドで輝かせてあげてください!
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