【テーマデッキ紹介】ゼロから覚える「TG」

【TG】を組みたいからおさらいがしたい!

どんな風に使うの?といった方へ

7/17 新規カード追記

/所要時間5分

【TG(テックジーナス)】テーマ紹介

 

EXTREME VICTORYで初登場し、多種多様な属性・種族のモンスターでシンクロ召喚するテーマ【TG】

 

遊戯王5Dsにてブルーノ|アンチノミーが使用するテーマであり、シンプルで使いやすいモンスターが多いことからシンクロ召喚の入門としておすすめのテーマです。

10期・12期になり大幅に強化されることになりましたね。

 

属性:いろいろ
種族:いろいろ
召喚法:シンクロ召喚
レベル:1~4が中心
特徴:スタンダードなシンクロデッキ
ミリアル
ミリアル

無限の力、今ここに解き放ち、次元の彼方へ突き進め!
GO、アクセルシンクロ!!

アリアル
アリアル

思わず召喚口上言いたくなっちゃう気持ちもわかるわ
未来感あるデザインと洗練されたシンクロって感じがするわね

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モンスター

・星1~4にチューナーと非チューナーが1体以上存在
・一部のモンスターは破壊されるとエンドフェイズにサーチ

《TG サイバー・マジシャン》

星1/光属性/魔法使い族/ATK 0/DEF 0
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを「TG」と名のついたシンクロモンスターのシンクロ素材とする場合、手札の「TG」と名のついたモンスターを他のチューナー以外のシンクロ素材とする事ができる。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、自分のデッキから「TG サイバー・マジシャン」以外の「TG」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

 

「TG」と名の付くシンクロモンスターの素材にする場合、手札の「TG」モンスターと共にシンクロ召喚することができるモンスター(チューナー)

現状ではレベル2or5の組み合わせが存在するため、召喚権や特殊召喚方法が足りない場合でも展開できるカードとして使えます。

前半の効果は効果外テキストなので《スキルドレイン》などで無効化されません。かつて《水晶機巧-ハリファイバー》でリクルートして手札シンクロできる稀有な存在でした。

 

現状の【TG】は種類が多くなったため必須というわけではありませんが、覚えておいて損はない1枚だと思います。

 

《TG タンク・ラーヴァ》

星1/地属性/昆虫族/ATK 0/DEF 0
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのこのカードを「TG」SモンスターのS素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
②:このカードが「TG」SモンスターのS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
自分フィールドに「TGトークン」(機械族・地・星1・攻/守0)1体を攻撃表示で特殊召喚する。

 

フィールドで「TG」のシンクロ素材とする場合、非チューナーとして扱うことができるモンスター(チューナー

また、②の効果で「TG」のシンクロ素材になると星1のトークンを1体特殊召喚できるため、【TG】におけるデルタアクセルシンクロの要となります。

 

後述するリンクモンスター《TG トライデント・ランチャー》によって特殊召喚され、連続シンクロ召喚の布石にされるのが主な役目です。

実は初の昆虫族レベル1チューナーなのも評価してあげたいところ。

 

《TG ギア・ゾンビ》

星1/闇属性/アンデット族/ATK 600/DEF 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「TG」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、対象のモンスターの攻撃力を1000ダウンする。

 

自分フィールドの「TG」1体を対象に手札から特殊召喚できるモンスター(チューナー

その後、対象の攻撃力を1000ダウンします。

 

レベル1チューナーの「TG」の中では特殊召喚効果をもつモンスターはこのモンスターのみ。

効果は淡泊ですが、1枚は採用しておきたいカードです。

 

《TG ロケット・サラマンダー》

星1/炎属性/炎族/攻 600/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「TG」モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターとは元々のカード名が異なる「TG」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
(2):自分フィールドに機械族の「TG」モンスターが存在する場合、自分の墓地のレベル4以下の「TG」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

自分フィールドの「TG」モンスター1体をリリースし、同名以外の「TG」モンスター1体をデッキからリクルートできるモンスター

基本的に1枚から動くことのできない【TG】における唯一の1枚初動となるカード。

下準備なしでも《TG ブレード・ガンナー》のシンクロ召喚までスムーズに繋がります。

 

《篝火》や《原罪宝-スネークアイ》《ワンチャン!?》など対応するサポートにも恵まれており、非常に扱いやすいのも特徴です。

機械族「TG」モンスターが存在する場合、墓地のレベル4以下「TG」を効果無効で蘇生できる効果も、デルタアクセルシンクロの中継として大いに役立ちます。

 

分かりやすい初動である分《灰流うらら》等の妨害には弱く、妨害ケアは必須。

召喚後に自身を即リリースするのではなく、他に特殊召喚できる「TG」がいれば、それらをリリースして《墓穴の指名者》を避けるといった細かなプレイングも重要です。

 

《TG ブースター・ラプトル》

星1/風属性/恐竜族/ATK 400/DEF 300
このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①:自分フィールドに「TG」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「TG ブースター・ラプトル」以外の「TG」モンスター1体を手札に加える。

 

自分フィールドに「TG」が存在する場合、手札から特殊召喚できるモンスター

シンクロ・リンク素材として申し分ない性能であり、レベル1恐竜族ということも相まって使いやすさは抜群。

《化石調査》や《幻創のミセラサウルス》などで特殊召喚する方法を増やすのもありです。

 

《TG ドリル・フィッシュ》

星1/水属性/魚族/ATK 100/DEF 800
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが「TG」モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードは直接攻撃できる。
③:自分の「TG」モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。

 

自分フィールドが「TG」モンスターのみの場合、手札から特殊召喚できるモンスター

《TG ブースター・ラプトル》共々、素材として使いやすい。

こちらは②③の効果で露払いも可能なのでメインフェイズ2でのシンクロ・リンク召喚に向いています。

 

【TG】は展開デメリットが重めのテーマなので効果①の特殊召喚もそこまで気になることはありません。

《TG ブースター・ラプトル》と《ワンチャン!?》を共有できるため、序盤の安定感も高めです。

 

《TG ストライカー》

星2/地属性/戦士族/ATK 800/DEF 0
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「TG ストライカー」以外の「TG」モンスター1体を手札に加える。

 

《サイバー・ドラゴン》条件で特殊召喚できるモンスター(チューナー

手軽な特殊召喚条件と優秀なステータスにより度々他のデッキでも出張されることのあるモンスターです。

《聖騎士の追想 イゾルデ》や《トゥルース・リインフォース》などでデッキから特殊召喚もしやすい。

 

かつて起点としての役割を担うカードでしたが、優秀な下級「TG」モンスターが増えたことでやや強みが少なくなりつつあります。

《TGハイパー・ライブラリアン》と《ブラック・ガーデン》を共有できたり、戦士族を活かした視点で採用してみてください。

 

《TG メタル・スケルトン》

星2/闇属性/アンデット族/ATK1100/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分フィールドの「TG」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。

 

フィールドのモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合、手札から特殊召喚できるモンスター

このモンスターはどちらかといえば②の身代わり効果の方が優秀で、苦労して出した「TG」シンクロモンスターを除去や戦闘から守ることができます。

また、《TG-オールクリア》との相性が抜群で、サーチ・サルベージ直後にそのまま特殊召喚の条件を満たせます。

【TG】の中心となるレベルと合わないので、基本はリンク素材にしてOKです。

 

《TG カタパルト・ドラゴン》

星2/地属性/ドラゴン族/攻 900/守1300
1ターンに1度、手札からレベル3以下の「TG」と名のついたチューナー1体を特殊召喚する事ができる。

レベル3以下の「TG」モンスター1体を手札から特殊召喚できるモンスター

自身に展開効果を持たないシンプルな効果ながらも、同名ターン1制限がないため、蘇生を繰り返せば何度も展開効果を使用できます。

レベル3シンクロを狙ったり、首尾よく《TG トライデント・ランチャー》のリンク召喚を目指すなら採用する余地が十分あります。

 

《TG ジェット・ファルコン》

星3/風属性/鳥獣族/攻1400/守1200
このカードがシンクロ召喚の素材として墓地へ送られた場合、相手ライフに500ポイントダメージを与える。

 

シンクロ素材にすると500ダメージ与える(強制効果)モンスター(チューナー

これといって大きな特徴はありませんが、繰り返せばそれなりのダメージ量にはなります。

《マジドック》&《シンクロキャンセル》を経由した無限ループに組み込むと1ターンキルが可能です。

【TG】はループコンボを自然に組み込めるほど器用ではないので、おまけ程度に覚えておいてください。

 

《TG ワーウルフ》

星3/闇属性/獣戦士族/ATK1200/DEF 0
①:レベル4以下のモンスターが特殊召喚された時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「TG ワーウルフ」以外の「TG」モンスター1体を手札に加える。

 

レベル4以下のモンスターが特殊召喚された時、手札から特殊召喚できるモンスター

前述した《TG ストライカー》等と併用することで召喚権を使わずに展開できます。

また、《ジャンク・シンクロン》などの特殊召喚効果とも相性がよく、総じて使いやすい。

 

相手モンスターが特殊召喚した時でも特殊召喚可能なので、《増殖するG》などで引いた場合の緊急ブロッカーとして使うこともできます。

複数枚引いても腐りにくくリンク素材としても適任。《悪夢再び》を採用して闇属性寄りにしてみるのも面白そうです。

 

《TG スクリュー・サーペント》

星4/水属性/海竜族/ATK1300/DEF 500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「TG スクリュー・サーペント」以外の自分の墓地のレベル4以下の「TG」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「TG」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ上げる、または下げる。

 

召喚・特殊召喚に成功した場合、墓地のレベル4以下の「TG」1体を効果を無効にして蘇生できるモンスター(チューナー

手札以外からの特殊召喚方法が少なかった【TG】における展開の要。

レベル5~8のシンクロ・リンク召喚を軽々とこなしてくれます。

 

②のレベル変動効果もレベルがばらつきやすい【TG】では連続シンクロ召喚で重宝します。

デルタアクセルシンクロをしたいのならば、このモンスターをどれだけうまく扱えるかがカギになります。

 

《TG ラッシュ・ライノ》

星4/地属性/獣族/ATK1600/DEF 800
このカードが攻撃する場合、ダメージステップの間このカードの攻撃力は400ポイントアップする。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、自分のデッキから「TG ラッシュ・ライノ」以外の「TG」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

 

攻撃時、ダメージステップの間攻撃力を400アップするモンスター

登場当時は攻撃力2000でサーチ効果もちということもあってかなり便利なモンスターでした。

シンクロ召喚の天敵であった《ライオウ》を上から殴れるため評価が高かったです。

 

現在でも唯一のレベル4非チューナー「TG」としてレベル5シンクロの中継点になれる利点があるので、まだまだ役割は失われていません。

 

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EXデッキのモンスター

《TG トライデント・ランチャー》

地属性/機械族/ATK2200/LINK3
【リンクマーカー:左下/下/右下】
「TG」チューナーを含む効果モンスター2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「TG」モンスターをそれぞれ1体ずつ選んで、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「TG」モンスターしか特殊召喚できない。
②:相手はこのカードのリンク先の「TG」モンスターを効果の対象にできない。

 

「TG」チューナーを含むモンスター2体以上でリンク召喚できるモンスター

リンク先に手札・デッキ・墓地から「TG」をそれぞれ1体ずつ特殊召喚できる脅威の展開力が魅力の1枚。現在の【TG】はこれ抜きでは語れません。

効果も無効にならず、シンクロモンスターすら特殊召喚できます。

デメリットはかなり重いですが、相手ターン中にシンクロ召喚すればシンクロ先に全く影響はありません。

 

リンク先の「TG」を効果対象耐性を付与することもでき、《TG ハルバート・キャノン》も随分と使いやすくなりました。

【TG】はこのモンスターをリンク召喚しないことには始まらないため、何としても妨害されないように心がけましょう。

 

《TG マイティ・ストライカー》

星2/地属性/戦士族/攻1800/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。
デッキから「TG」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):相手メインフェイズに1度、発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
(3):このカードがモンスターゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「TG」カード1枚を墓地へ送る。

 

シンクロ召喚時に「TG」魔法・罠1枚のサーチができるモンスター(チューナー

自身がモンスターゾーンから墓地へ送られた場合、デッキから「TG」カード1枚を埋葬できます。

サーチできるのは新規「TG」魔法・罠だけですが、優秀なカードばかり揃っています。

 

【TG】は1+1のシンクロの組み合わせが最もバリエーションが多く、まずこのモンスターを経由した方が総合的なアドバンテージを増やしやすいようにデザインされています。

何度も蘇生させて③の効果を使うだけでもリターンが得られるので、序盤から酷使していきたい1枚となっています。

 

《TG レシプロ・ドラゴン・フライ》

星2/風属性/昆虫族/攻 300/守 300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
(1):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「TG」Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
その後、墓地へ送ったそのモンスターのS召喚に使用したS素材モンスター一組が、全てSモンスターで自分の墓地に揃っていれば、その一組を自分フィールドに特殊召喚できる。

 

自分フィールドのシンクロモンスターのみを素材とした「TG」シンクロモンスターを墓地へ送り、素材となったモンスター1組を墓地から特殊召喚できるモンスター

解体&再シンクロを促すモンスターであり、それなりに使用頻度の高く1枚は必須。

墓地に《TG ブレード・ガンナー》を残して《TG ハルバート・キャノン》等をシンクロ召喚できれば、破壊された時の保険にすることができます。

 

非チューナーのシンクロモンスターとして使いやすいため、何度も蘇生すればデルタアクセルシンクロの負担を軽減できるのもポイントです。

 

《TG ハイパー・ライブラリアン》

星5/闇属性/魔法使い族/ATK2400/DEF1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、自分はデッキから1枚ドローする。

 

言わずと知れたシンクロ召喚のドローブースト要員

【TG】は手札消費が激しいため、確実にドローできるタイミングならば積極的にシンクロ召喚していきたい。

 

1度シンクロ召喚してしまえば《TG トライデント・ランチャー》等で蘇生することもできるので、制限カードと言えど出し惜しみすることなく使えるのがいいですね。

除外されてしまうと回収が難しくなるため、「ビーステッド」等を警戒するならばレベル5シンクロ《闇次元の戦士》も採用しておくことをおすすめします。

 

《TG オーバー・ドラグナー》

星5/闇属性/ドラゴン族/攻2100/守1900
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。
自分の墓地から「TG」モンスターを任意の数だけ守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「TG」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):フィールドのこのカードが破壊された場合に発動する。
自分は1枚ドローする。

 

シンクロ召喚時に、墓地の「TG」モンスターを任意の数だけ蘇生できるモンスター

展開デメリットは重めではあるものの、EXデッキから使える専用の《ソウル・チャージ》といったところでしょうか?

効果無効のデメリットもなく、その後のデルタアクセルシンクロも容易。

《TG トライデント・ランチャー》のリンク召喚に繋げれば、手札・デッキ・墓地からさらに展開できるようになり、複数体のエースを展開することもできるでしょう。

 

どの場面で使用しても強力な展開になる一方で、展開先が固定される欠点もあります。

「TG」だけではシンクロしても状況が解決できない場合もあり、EXデッキに多少はゆとりを持たせておきたいところ。

 

《TG ワンダー・マジシャン》

星5/光属性/魔法使い族/ATK1900/DEF 0
チューナー+チューナー以外の「TG」モンスター1体以上
①:このカードがS召喚に成功した場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動する。
そのカードを破壊する。
②:相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚する。
③:フィールドのこのカードが破壊された場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。

 

シンクロ召喚時、魔法・罠1枚破壊するモンスター(チューナー

自身を素材に相手ターン中にシンクロ召喚+破壊されると1ドローできる効果も備えています。

《水晶機巧-ハリファイバー》の影響で一気に注目されたこのカードも【TG】では正規召喚されます。

 

後述する《TG スター・ガーディアン》と比較するとこちらは妨害性能に長けているため、《TG ブレード・ガンナー》を出したい場合はこちらを優先するのがおすすめ。

【TG】は破壊された場合にサーチやドローができるモンスターが多いので《ダブル・フッキング》などを併用するのもありです。

 

《TG スター・ガーディアン》

星5/光属性/戦士族/ATK 100/DEF2200
チューナー+チューナー以外の「TG」モンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「TG」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動できる。
手札から「TG」モンスター1体を特殊召喚する。
③:相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。

 

特殊召喚に成功した場合、墓地の「TG」1体を手札に加えるモンスター

手札から「TG」1体を特殊召喚できる効果も備えており、①②の効果を駆使すればデルタアクセルシンクロは目前です。

 

《TG ワンダー・マジシャン》同様に相手ターン中に自身を素材にシンクロ召喚することも可能であり、【TG】にとっては欠かせない1枚。

最低2枚は採用しておきたいところ。

 

《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》

星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターを対象とするモンスターの効果が発動した時、自分の墓地からチューナー1体を除外して発動できる。その発動を無効にし破壊する。
(2):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
(3):相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのSモンスター2体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。

遊星&ブルーノのイマジナリーモンスター

《シューティング・スター・ドラゴン》と《TG ブレード・ガンナー》の効果をブレンドしたようなモンスター効果となっており、アクセルシンクロモンスターとしては性能がひかえめ。

《TG トライデント・ランチャー》と対象耐性を与え合う関係が強く、堅実な盤面を作りつつアタッカーとして起用できます。

 

《TG ブレード・ガンナー》

星10/地属性/機械族/ATK3300/DEF2200
シンクロモンスターのチューナー1体+チューナー以外のシンクロモンスター1体以上
このカードを対象とする相手の魔法・罠カードが発動した時、手札を1枚墓地へ送る事で、その効果を無効にする。
また、相手ターンに1度、自分の墓地に存在する「TG」と名のついたモンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外する。
次のスタンバイフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。

 

手札1枚をコストに自身を対象にする相手の魔法・罠の発動を無効にするモンスター

また、相手ターン中に1度、墓地の「TG」1体を除外して、自身を除外し、次の自分のスタンバイフェイズに特殊召喚できる効果を持っています。

 

現在では《強制脱出装置》など対象を取る魔法・罠除去の採用率が激減してしまいましたが、高い攻撃力と出しやすさも相まって性能自体はそこまで悪くない。

《スターダスト・ウォリアー》が強力なライバルですが、共存も可能なので使い分けて戦っていくのがおすすめです。

 

《TG グレイヴ・ブラスター》

星12/地属性/機械族/攻4000/守4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
(1):自分・相手ターンに、EXデッキから特殊召喚されたフィールドのモンスター1体を対象として発動できる
(この効果は1ターン中に、このカードのS素材としたチューナー以外のSモンスターの数まで使用できる)。
そのモンスターを除外する。
(2):1ターンに1度、モンスターが表側で除外された場合、その内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して自分フィールドに特殊召喚する。

EXデッキから特殊召喚されたモンスターを除外できる(フリーチェーン)モンスター

最低2回発動可能で、EXデッキから特殊召喚されるモンスターを牽制しつつ、効果②で実質コントロール奪取してこちらの戦力に加えることができます。

自分のモンスターを①で除外するのもよく、バトルフェイズ中の連撃やターン1制限の解除など応用しやすい効果となっています。

 

デルタアクセルシンクロモンスターでありながら、【TG】の大幅な展開力向上により簡単に出せるようになっています。

 

《TG ハルバート・キャノン》

星12/地属性/機械族/ATK4000/DEF4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
①:1ターンに1度、自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた時、自分の墓地の「TG」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

1ターンに1度、モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚する際、それを無効にし破壊できるモンスター

フィールドから墓地に送られた時、墓地の「TG」1体を蘇生できる効果も備えています。

 

《死者蘇生》などチェーンブロックを作る特殊召喚は防げませんが、リンク召喚など大抵の特殊召喚は妨害することができます。

《TG トライデント・ランチャー》で耐性を付与しつつ、昔ながらの攻撃力での制圧が最も輝きます。

場もちの良さはあまり期待できないので、ロマンモンスターとして使っていきましょう。

ちなみに進化体として《TG ハルバート・キャノン/バスター》も存在します。

 

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「TG」魔法・罠

《TG-ブレイクリミッター》

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「TG」モンスター2体を手札に加える(同名カードは1枚まで)。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「TG」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
自分フィールドに機械族の「TG」モンスターが存在する場合、デッキに戻さず手札に加える事もできる。

 

「TG」モンスター2体のサーチ、墓地の「TG」の回収ができるカード

「TG」モンスターは1+4、2+3の組み合わせでシンクロするように本来はデザインされていたため、2枚を一度にサーチできる効果はかなり使いやすい。

ほぼサーチ先としては《TG ロケット・サラマンダー》+αになるとは思いますが、《TGストライカー》+《TGワーウルフ》も召喚権を使わずにシンクロできる組み合わせとして便利ですね。

 

ダブると少し弱いカードではありますが、3枚積んでも問題なしです。

効果②は手札に戻すよりも、EXデッキのリソース回復に使用した方が効率的な場面もあります。

中盤以降で活きてくる効果なのでおまけと考えずに、積極的に使ってみてください。

 

《TG-オールクリア》

永続魔法
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの「TG」モンスターは機械族になる。
(2):自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「TG」モンスター1体を召喚できる。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「TG」モンスター1体を破壊し、そのモンスターとはカード名が異なる「TG」モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える。

 

「TG」モンスターを機械族へ種族変更・召喚権追加ができるカード

手札・フィールドの「TG」モンスターを破壊して、別の「TG」モンスターのサーチor回収も可能であり、ユーティリティな活躍ができます。

《TG マイティ・ストライカー》によってサーチしたい最有力候補であり、展開力向上に欠かせない1枚となります。

 

「TG」は展開しなければ、ほぼアドバンテージが増えないタイプのテーマデッキなので、効果③の一時的なマイナスが相手に狙われやすいポイントになります。

全体の補助としては優秀ですが、初動確保には不向きなカードであるという認識を持っていれば、強く使えると思います。

 

《TG-クローズ》

カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに機械族の「TG」モンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、Sモンスターが除外された場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。

 

「TG」専用の再利用できるカウンター罠

心もとない妨害や防御を任せやすく、1枚でもサーチして使いやすい。

 

ここまで読んでいただければ分かるかもしれませんが、【TG】はすでに出てしまったモンスターを除去する手段がテーマ内にほぼ存在しません。

つまり、厄介なモンスターはフィールドに出る前に処理するというプレイングが重要になります。

 

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戦術

典型的なシンクロ召喚のビートダウンテーマなのでやることはほとんど同じです。

1度覚えてしまえば、何も難しいことはありません。

 

①手札・墓地に展開に必要な「TG」を揃える。

使いやすい種族サポートを数枚採用しておくと揃えやすい。

 

②特殊召喚しやすいモンスターなどを駆使して《TG トライデント・ランチャー》のリンク召喚を成功させる。

展開途中で《TG ハイパー・ライブラリアン》で手札補充も忘れずに。

 

③《TG ハルバート・キャノン》や《TG グレイヴ・ブラスター》で戦線維持。

妨害が苦手なので使いやすい罠を数枚入れると便利。

 

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まとめ

「TG」のカードデザインは優れていると個人的に感じていて、シンクロ召喚と戦線維持のためのサーチでうまくバランスが取れているテーマだと思っています。

シンクロ召喚入門としてもおすすめできるのでぜひ使ってみてください!

コメント

  1. late より:

    良かった、生きてた…!
    失踪を危惧してました…
    相変わらず読みやすく、尚且つ内容が濃くて面白い!
    これからも無理のない程度に頑張ってください!!

    • Librarian Librarian より:

      lateさん お久しぶりですね。なんとか生きてます
      すごくうれしいです!頑張って書いてよかった!

      サイトの運営や方向性などでだいぶ迷ってました。
      これからは好きな時に好きなことを書こうかなと思ってます。

      更新頻度はまちまちになると思いますが、これからも応援よろしくお願いします!