通常魔法《融合》を手札に加えるサポートを紹介
なるべく汎用性の高いものを選んでいます
※6/21 《Em ウォーター・ダンサー》追記
/所要時間5分
この記事の内容
《融合》を手札に加えるカードと簡単な解説を含めた紹介です。
カテゴリ指定している「融合」または「フュージョン」を手札に加えるカードは別の記事で紹介します。
通常魔法《融合》について
現在カード名を《融合》として扱うカードは2種類
《融合》と《置換融合》があります。
このカードのカード名はルール上「融合」として扱う。
①:自分フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをエクストラデッキに戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
この2枚は同名カードとして扱われるため、2種類合わせて3枚までしか入れることができません。
そのため、《置換融合》も《融合》を手札に加えるサポートの恩恵を受けることができます。
両者は微妙に融合できる範囲が違うので、デッキと相談して採用枚数を決めたいところです。
デッキから手札に加える
・《融合》を全て引くと腐る点は注意!
1.《V・HEROヴァイオン》
星4/闇属性/戦士族/ATK1000/DEF1200
「V・HERO ヴァイオン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
②:1ターンに1度、自分の墓地から「HERO」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
「HERO」の優秀な1枚
自分の墓地から「HERO」モンスターを除外して、デッキから《融合》をサーチできるモンスター
①の効果で②の効果のコストを用意することができるので、召喚・特殊召喚できれば《融合》を手札に加えることができます。
①の効果で墓地に送るのは《E・HEROシャドーミスト》などが良いでしょう。墓地へ送られた効果も発動してアドバンテージを稼ぐことができます。
【HERO】は融合召喚を得意とするテーマなので、併用もしやすく戦術の幅を広げてくれます。
このカードは「V・HERO」なので融合召喚できる「HERO」は限られますが、融合素材に貢献できなくても、効果が扱いやすいので頼りになるカードです。
2.《E・HEROブレイズマン》
星4/炎属性/戦士族/ATK1200/DEF1800
「E・HERO ブレイズマン」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「融合」1枚を手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「E・HERO ブレイズマン」以外の「E・HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードはターン終了時まで、この効果で墓地へ送ったモンスターと同じ属性・攻撃力・守備力になる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしか特殊召喚できない。
①は召喚・特殊召喚に成功した場合に、デッキから《融合》1枚を手札に加える効果
②はデッキの「E・HERO」を墓地に送り、属性・ステータスをコピーする効果
どちらの効果も1ターンにどちらかしか使えませんが、②は【E・HERO】の融合サポートとしての効果なので基本は①の効果を使っていきます。
このカードは「E・HERO」なので《E-エマージェンシーコール》や《ヒーローアライブ》など豊富な「HERO」サポートを受けることができ、安定して《融合》を手札に加えることができます。
類似のカードに比べ、アクセス手段が豊富で安定性が段違いなので、必ず《融合》を手札に加えたいデッキでは重宝されるカードです。
3.《沼地の魔神王》
星3/水属性/水族/ATK 500/DEF1100
①:このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
②:自分メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
手札からこのカードを墓地へ捨てることで、デッキから《融合》1枚をサーチできるモンスター
融合素材の代用となる効果も持っているため、【融合召喚】では腐ることはほとんどありません。
このカードはステータスが低いおかげで《サルベージ》に対応しています。
水属性・水族関連の融合テーマは【ティアラメンツ】程度ですが、上記で紹介した「HERO」と融合すれば、強力な《E・HEROアブソルートZERO》を融合召喚できます。
融合召喚を名称指定で行わないテーマが増えているので若干採用率が落ちていますが、十分活躍できる効果の持ち主です。
4.《ファーニマル・オウル》
星2/地属性/天使族/ATK1000/DEF1000
「ファーニマル・オウル」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
②:500LPを払って発動できる。
自分の手札・フィールドから、「デストーイ」融合モンスターによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
手札からの召喚・特殊召喚成功時にデッキから《融合》を手札に加えることのできるモンスター
「デストーイ」融合モンスターを《融合》なしで融合召喚できる効果も持ちます。
1ターンではどちらかしか使えないことに注意!
上記の3体のモンスターには汎用性や使いやすさで劣りますが、【ファーニマル】も融合召喚を得意とするテーマなので、【融合召喚】とは親和性が高いです。
特に後述する《魔玩具補綴》と併用することで、②の効果も活かすことができ、《デストーイ・ハーケン・クラーケン》になって戦線補強と安定した融合召喚を叶えてくれます。
5.《月光黒羊》(ムーンライト・ブラック・シープ)
星2/闇属性/獣戦士族/ATK 100/DEF 600
①:このカードを手札から捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●「月光黒羊」以外の自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。
●デッキから「融合」1枚を手札に加える。
②:このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
「月光黒羊」以外の、自分のエクストラデッキの表側表示の「ムーンライト」Pモンスター
または自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。
手札から自身を捨てることでいずれかを行う
・同名以外の「ムーンライト」1体を墓地から回収
・デッキから《融合》1枚を加える
《炎舞ー「天璣」》や《月光輪廻舞踊》でデッキから手札に加えることができ、比較的汎用性の高いカードです。
墓地に落ちた後も《ダーク・バースト》等で回収できます。
融合素材になった場合にもアドバンテージを回復することができるため、【ムーンライト】以外のデッキでも活躍できるでしょう。
墓地回収する相棒は後述する《月光彩雛》がおすすめです。
6.《アマゾネス霊術師》
星2/地属性/戦士族/攻 800/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、「アマゾネス霊術師」以外の自分フィールドの「アマゾネス」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻し、このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「アマゾネス」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
特殊召喚時、《融合》をサーチできるモンスター
《聖騎士の追想イゾルデ》や《トゥルース・リインフォース》、《ギガンティック・スプライト》などデッキからリクルートする手段も多く【アマゾネス】以外でも幅広いデッキで使えます。
蘇生手段には「春化粧」、《フルール・ド・フルーレ》などこれも選択肢が多い。
融合召喚を軸とするデッキに使うよりも、ギミックとして融合を使うデッキに採用するのがおすすめです。
7.《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》
星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは戦闘では破壊されない。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「E・HERO」モンスターのカード名が記された魔法・罠カードまたは「融合」1枚を手札に加える。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを持ち主のデッキに戻し、デッキから「E・HERO」通常モンスター1体を特殊召喚する。
相手モンスターの攻撃宣言時、手札から特殊召喚できるモンスター
特殊召喚成功時、「E・HERO」関連の魔法・罠または《融合》をサーチできます。
このモンスター自体のサーチ・サルベージ手段も豊富。
やや受け身な特殊召喚条件とはいえ、戦闘破壊耐性つきで特殊召喚できる分ブロッカーとしても優秀。
返しのターンで融合召喚の布石が整うと思えば十分採用圏内です。
8.《深淵の青眼龍》
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、自分フィールドまたは自分の墓地に「青眼の白龍」が存在する場合にしか発動できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから儀式魔法カードまたは「融合」1枚を手札に加える。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
デッキからレベル8以上のドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
(3):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの全てのレベル8以上のドラゴン族モンスターの攻撃力は1000アップする。
墓地に《青眼の白龍》が存在する状態で召喚・特殊召喚した場合、デッキから儀式魔法or《融合》1枚をサーチできるモンスター
やや条件は厳しめなものの、《竜の霊廟》1枚から条件をクリアしつつ、エンド時に《太古の白石》でデッキからリクルートできるのが強み。
そのまま②の効果でレベル8以上のドラゴン族1体をサーチでき、次ターンのリソースを大きく稼ぐことができます。
儀式召喚と融合召喚を結びつけるカードはほとんどないため、オリジナルデッキでは替えの利かない存在といえそうです。
9.《魔玩具補綴》(デストーイ・パッチワーク)
「魔玩具補綴」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「融合」1枚と「エッジインプ」モンスター1体を手札に加える。
発動するだけでデッキから《融合》と「エッジインプ」モンスターを1枚ずつサーチできるカード
【ファーニマル】のみならず、闇属性全般の融合サポートとして扱うことができます。
融合素材も一緒に手札に加えることができるので、《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》などのモンスターも出せるようになります。
デッキから加える「エッジインプ」モンスターは《エッジインプ・チェーン》にすると、このカードをサーチする手段にもなります。
安定した運用のためにデッキに3枚採用したいところですが、デッキ内に《融合》と「エッジインプ」モンスターが両方いないと発動できないので、2枚目以降は腐る場面も出てきます。
デッキと相談して採用枚数は決めたいところ。
サーチもできるパワーカードなので、相性が良ければぜひ採用したいカードです。
10.《融合賢者》
自分のデッキから「融合」魔法カード1枚を手札に加える。
超シンプルな《融合》サーチカード。紹介する中で最古のものになります。
普通の構築であれば、《沼地の魔神王》や《E・HEROブレイズマン》を採用した方が手っ取り早いのですが、このカードは《墓穴の指名者》やモンスター効果無効を受ける心配がないという強みがあります。
魔法カードの比率をあげて《神聖魔皇后セレーネ》等の魔力カウンターを溜めたり、墓地になるべくモンスターを残したくないデッキなどオリジナルデッキでは活躍の機会があるかも?
「融合」魔法カードを効果に必要とする《マグナム・ザ・リリーバー》を使いたい場合にもおすすめ。
墓地から加える
11.《月光彩雛》(ムーンライト・カレイド・チック)
星4/闇属性/獣戦士族/ATK1400/DEF 800
「月光彩雛」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、デッキ・エクストラデッキから「ムーンライト」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このターン、このカードを融合素材とする場合、墓地へ送ったそのモンスターの同名カードとして融合素材にできる。
②:このカードが効果で墓地へ送られた場合、自分の墓地の「融合」1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
③:このカードが除外された場合に発動できる。
このターン、相手はバトルフェイズ中に効果を発動できない。
効果で墓地に送られた場合、自分の墓地の《融合》1枚を手札に加えることのできるモンスター
融合素材になった場合も効果を発動できます。
前述した《月光黒羊》とサポートを共有しながら、「ムーンライト」融合モンスターの融合召喚が可能になります。
①の効果も合わせて攻守優れた《月光舞豹姫》を融合召喚できるため、戦線補強が可能になります。
③の効果も便利ですがおまけ程度に考えておきましょう。
《月光黒羊》と合わせて出張させることで真価を発揮することができます。
12.《モンスター・アイ》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 250/DEF 350
1000ライフポイントを払って発動する。
自分の墓地に存在する「融合」魔法カード1枚を手札に戻す。
初期のカードゆえに効果が少々分かりにくいカード。
《融合》を手札に加えることができますが、カテゴリとしての「融合」カードは回収できません。
発動制限がないことが幸いし、1ターンに何度でも《融合》を墓地から回収することができます。
連続して融合召喚できるカードは貴重なので、LPは減りますが墓地に《融合》が溜まるほど、後の融合召喚が楽になります。
目当ての融合モンスターを出す前に《リンクリボー》をリンク召喚してこのカードを処理できれば理想的です。
《金華猫》や《ワン・フォー・ワン》で特殊召喚することもできるので、《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》などを融合召喚して意表を突くこともできます。
13.《融合回収》(フュージョン・リカバリー)
①:自分の墓地の、「融合」1枚と融合召喚に使用した融合素材モンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える
墓地から《融合》と融合召喚に使用した素材を回収するカード
年々融合召喚の行いやすさは改善されているので、このカードも腐る場面が少なくなりました。
融合素材にしたモンスターなら何でも回収できるので、《E・HEROエアーマン》などアドバンテージを回復できるカードを回収すると便利に使うことができます。
14.《融合準備》(フュージョン・リザーブ)
①:EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、自分の墓地の「融合」1枚を選んで手札に加える事ができる。
EXデッキにカード名が記されている融合モンスターの素材を1枚デッキから手札に加えるカード
その後、墓地から《融合》を加えられます。
サーチする効果がメインなので、発動条件を満たせなければ、墓地の《融合》を回収することができません。
しかし、基本的にデッキにあったモンスターをサーチできるので問題ありません。
サブウエポンとして【融合召喚】を取り入れる場合は《クリッチー》を採用して、《クリッター》か《黒き森のウィッチ》をサーチすると便利です。
デッキ・墓地から手札に加える
15.《EMトランプ・ウィッチ》
星1/闇属性/魔法使い族/ATK 100/DEF 100
【Pスケール:青4/赤4】
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
【モンスター効果】
①:このカードをリリースして発動できる。
自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を選んで手札に加える。
モンスター効果でリリースして《融合》をサーチ・サルベージできるモンスター
P効果で《融合》なしでフィールド融合できる効果も持ちます。
「EM」の名を持つためサポートは豊富ですが、レベル1のペンデュラムモンスターなので《ペンデュラムーチョ》などを使わない限り再利用しにくいことが痛い。
それでも《融合》をデッキ・墓地から加えられるため使い切りとしても十分便利です。
ペンデュラム召喚も使う融合デッキでは採用できるでしょう。
16.《Em ウォーター・ダンサー》
星4/水属性/魔法使い族/攻1200/守1400
【Pスケール:青2/赤2】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「Em」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):自分か相手のモンスターの攻撃宣言時、フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
【モンスター効果】
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を手札に加える。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
P召喚した場合、《融合》をサーチ・サルベージできるモンスター
全体的に《EMトランプ・ウィッチ》と似ているものの、スケール等はこちらの方が優秀。
《Emファイヤー・ダンサー》からサーチして、リンク2《軌跡の魔術師》まで繋げれば足りないスケールをサーチしてペンデュラム召喚までの準備が整います。
17.《ヘルカイトプテラ》
星4/風属性/恐竜族/攻1400/守1000
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドに風属性モンスター以外の表側表示モンスターが2体以上存在する場合、その相手モンスターはこのカードを攻撃対象に選択できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
(3):このカードが除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、自分の墓地から「融合」1枚を手札に加える事ができる。
起動効果で《融合》1枚をサーチできるモンスター
除外された場合は自身を帰還させたのちに、墓地の《融合》1枚をサルベージできます。
シンプルかつ自己サイクル性もあり、融合先となる《ヘルホーンドザウルス》も使いやすい。
《ジャイアント・レックス》と共に除外すれば即ランク4にもできます。
他のサーチカードと比べるとステータスの関係上、自身を融合素材として巻き込みにくい部分がやや弱点といえそうです。
18.《幻奏の音女タムタム》
星4/光属性/天使族/ATK1000/DEF2000
①:自分フィールドに「幻奏」モンスターが存在し、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を選んで手札に加える。
②:このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合、自分フィールドの「幻奏」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を500ダウンし、相手に500ダメージ与える。
「幻奏」モンスターが存在し、特殊召喚に成功した場合、デッキ・墓地から《融合》1枚を手札に加えるモンスター
効果①にターン1制限がなく、特殊召喚を繰り返すと《融合》を複数確保できます。
強力な初動の追加や《幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ》の登場により評価が上昇しました。
これまで融合召喚を組み込みにくかった光属性系のデッキで恩恵があるでしょう。
19.《EN-エンゲージ・ネオスペース》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):手札及びデッキからそれぞれ1体ずつ、「N」モンスター1体と「E・HERO」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「N」モンスターまたはレベル5以上の「E・HERO」モンスター1体を特殊召喚し、自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を選んで手札に加える。
この効果で特殊召喚したモンスターが「E・HERO ネオス」の場合、その攻撃力は1000アップする。
手札・デッキから1枚ずつ、「N」&「E・HERO」モンスターを墓地へ送って、デッキから「N」orレベル5以上の「E・HERO」を特殊召喚して、《融合》1枚をサーチ・サルベージできるカード
展開デメリットはあるものの、特定カード2枚の墓地肥やしと《融合》へのアクセスというてんこ盛りな1枚。
先ほど紹介した《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》が特殊召喚先として使いやすく、「HERO」系の融合モンスターを自由に融合召喚できるようになります。
《E・HEROエアーマン》を採用しておけば、手札コストも賄いやすいので「HERO」出張セットとしてどうぞ!
20.《融合再生機構》
①:1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を選んで手札に加える。
②:自分・相手のエンドフェイズに、このターンに融合召喚に使用した自分の墓地の融合素材モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
手札を1枚をコストに《融合》をデッキか墓地から手札に加える効果
また、エンドフェイズにそのターン中融合召喚に使用した素材を手札に加える効果ももつ
このカードで《融合》を使いまわせるため、採用枚数を減らすことができます。
フィールド魔法なので《テラ・フォーミング》等で手札に加えやすいのも利点です。
②の効果も合わせてアドバンテージの柱にしたいところですが、破壊されやすいので過信は禁物。
他の《融合》を手札に加えるカードも併用することをおすすめします。
《影衣融合》などでデッキから融合素材にした場合でも、②の効果を発動できるので覚えておきたいところ。
まとめ
【融合召喚】の要となる《融合》を手札に加えるカードの紹介でした。
充実してきているので、融合召喚したいのに《融合》がない!ということはほとんどないでしょう。
思う存分融合召喚を楽しんでくださいね!
コメント