エイリアンじゃなくて「エーリアン」
「A」には何か強いこだわりを感じる…
/所要時間5分
【エーリアン】テーマ紹介
POWER OF THE DUELISTにて登場したカウンターを駆使して戦うビートダウンテーマ【エーリアン】
登場から10年以上が経過しており、現在のテーマデッキ主体の遊戯王OCGになる前から存在する歴史あるテーマです。
流石にカードパワーに難があるカードが多いですが、LVP2でまさかのリンクモンスターをもらえましたね。
知らない人も多いと思うので確認してみましょう!
属性:6属性全て
種族:爬虫類族
召喚法:シンクロ・リンク
レベル:1~6
特徴:Aカウンターを乗せて盤面コントロール
共通効果
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、Aカウンターが乗ったモンスターは、「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算時のみAカウンター1つにつき攻撃力・守備力が300ポイントダウンする。
古いカードが多いため今の遊戯王のスピードには適さない一部のカードは省略しました。
モンスター
《エーリアン・ソルジャー》
星4/地属性/爬虫類族/ATK1900/DEF 800
謎の生命体、エーリアンの上級戦士。
比較的高い攻撃力を持つが、反面特殊な能力は身につけていない。
下級「エーリアン」最高攻撃力を誇るモンスター
通常モンスターながら「エーリアン」の中では重要度が高く、通常モンスターサポートによって素早く墓地に送る、展開できることが優秀です。
主要なカードで言えば《レスキューラビット》《予想GUY》《光の霊堂》などのカードを使えばアグレッシブな展開ができる【エーリアン】に仕上がります。
《エーリアン・バスター》
星4/光属性/爬虫類族/ATK1700/DEF1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターにAカウンターを2つ置く。
②:墓地のこのカードを除外し、Aカウンターが置かれているカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
墓地に送られた場合、フィールドのモンスター1体にAカウンター2個を乗せるモンスター
どこから墓地へ送られてもよく、《A細胞組み換え装置》でデッキからコストにしたり、《エーリアンモナイト》で吊り上げて素材にしたりしても使えます。
【エーリアン】では何かとAカウンターを必要とするので緩い条件で乗せられるこのカードは優先して採用したい。
また、墓地から除外してAカウンターの乗ったカード1枚を破壊できます。
ほぼノーコストでの除去ができますが、先ほども説明した通り《エーリアンモナイト》の蘇生対象として有力なのでむやみに除外してしまうのも考え物。
《エーリアン・テレパス》
星4/炎属性/爬虫類族/ATK1600/DEF1000
1ターンに1度、相手フィールド上のモンスターに乗っているAカウンターを1つ取り除いて発動できる。
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、Aカウンターが乗ったモンスターは、「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算時のみAカウンター1つにつき攻撃力・守備力が300ポイントダウンする。
相手モンスターに乗っているAカウンターを1つ取り除いて相手の魔法・罠1枚を破壊できるモンスター
Aカウンターの場所が相手フィールドのみと指定されているので間違いに注意!
単純な魔法・罠除去担当。
Aカウンターがうまく散布できていればこの攻撃力でも問題なくビートダウンできます。
なお、弱体化効果は同じ効果の「エーリアン」が並べば重複します。永続効果なのでチェーンブロックも作りません。
《エーリアン・キッズ》
星4/光属性/爬虫類族/ATK1600/DEF 700
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、相手フィールド上にモンスターが特殊召喚される度に、その時に特殊召喚されたモンスターにAカウンターを1つ置く。
Aカウンターが乗ったモンスターは、「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘する場合、Aカウンター1つにつき攻撃力と守備力が300ポイントダウンする。
相手モンスターが特殊召喚される度にそのモンスターへAカウンターを1つ乗せるモンスター
現在の遊戯王OCGでは特殊召喚を多用するので発動は容易。
後述する《エーリアン・マーズ》によってモンスター効果を無効にしつつ、他の「エーリアン」のアシストができます。
こちらから「壊獣」を投げつけることでもAカウンターをのせることができるので【壊獣】との混合もオススメ!
《エーリアン・リベンジャー》
星6/闇属性/爬虫類族/ATK2200/DEF1600
このカードはフィールド上のAカウンターを2つ取り除き、手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターにAカウンターを1つ置く事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、Aカウンターが乗ったモンスターは、「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算時のみAカウンター1つにつき攻撃力・守備力が300ポイントダウンする。
「エーリアン・リベンジャー」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
フィールドのAカウンター2個を取り除き、手札から特殊召喚できるモンスター
相手モンスター全てにAカウンターを1つずつ乗せる効果を持っています。
特殊召喚条件自体はそれほど難しくないため、《キングレムリン》や《「A」細胞組み換え装置》などでサーチしてすぐに使えます。
フィールドに1体しか存在できないことを除けば、Aカウンターの散布、アタッカー、素材などユーティリティーに使えます。
しかし、《エーリアン・マーズ》でのモンスター効果ロックが決まっていない場合は、自分のターン終了時までには周りの「エーリアン」共々素直にリンク素材にしてしまいましょう。
《エーリアン・ヒュプノ》
星4/水属性/爬虫類族/ATK1600/DEF 700
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●相手フィールド上のAカウンターが乗ったモンスター1体を選択してコントロールを得る。自分のエンドフェイズ毎に、コントロールを得たモンスターのAカウンターを1つ取り除く。
コントロールを得たモンスターのAカウンターが全て取り除かれた場合、そのモンスターを破壊する。
デュアル状態になるとAカウンターの乗った相手モンスターのコントロールを奪うことができるモンスター
デュアルサポートを組み込むことで使いやすくなる1枚。
1ターンに1度の制約がないので、Aカウンターの乗っている全ての相手モンスターのコントロールを奪うことが可能です。
ハマれば一気に形勢逆転。
《エーリアン・ドッグ》
星3/光属性/爬虫類族/ATK1500/DEF1000
自分が「エーリアン」と名のついたモンスターの召喚に成功した時、このカードを手札から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターにAカウンターを2つ置く。
「エーリアン」の召喚成功時、手札から特殊召喚でき、相手モンスターへAカウンターを2つ乗せるモンスター
数少ない特殊召喚効果持ちの「エーリアン」であり、Aカウンターの用意やリンク素材としても優秀。
余談ですが、Aカウンターとは多分 Encounter(遭遇)にかかっているのだと思います。このセンス好きです。
《エーリアン・マーズ》
星3/炎属性/爬虫類族/ATK1000/DEF1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、「エーリアン・マーズ」以外のAカウンターが乗った効果モンスターの効果は無効化される。
このカード以外のAカウンターの乗ったモンスター効果を無効にするモンスター
この効果はチェーンブロックを作りません。「エーリアン」専用の《スキルドレイン》のような状態になります。
モンスター効果に偏った今のゲームスタイルによく刺さる効果を有しており、このカードを守り抜く戦い方を取る【エーリアン】もありでしょう。
《エーリアン・キッズ》《惑星汚染ウィルス》によってAカウンターの散布は十分行えるので実戦レベルで使えます。ただし、単体の性能は皆無なので1枚がベスト。
現在では《宇宙鋏ゼロオル》がその役目を担っているので、こちらは少ない展開でロックできることに役割を見出したい。
《エーリアンモナイト》
星1/光属性/爬虫類族/ATK 500/DEF 200
①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル4以下の「エーリアン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
召喚成功時、墓地のレベル4以下「エーリアン」1体を蘇生できるモンスター(チューナー)
このカードも「エーリアン」の仲間。サーチもできます。
【エーリアン】の主力《宇宙砦ゴルガー》を出すためのキーカード。
チューナーなのに蘇生効果持ちなのはえらい。《シンクロ・オーバーテイク》でもサーチできます。
単体でも《リンクリボー》やレベル5シンクロに繋げられるなど、古いカードとは思えないほどの使い勝手の良さが売りです。
EXデッキのモンスター
《宇宙砦ゴルガー》
星5/光属性/爬虫類族/ATK2600/DEF1800
「エーリアンモナイト」+チューナー以外の「エーリアン」モンスター1体以上
①:1ターンに1度、フィールドの表側表示の魔法・罠カードを任意の数だけ対象として発動できる。
その表側表示のカードを持ち主の手札に戻す。
その後、手札に戻った数だけフィールドの表側表示モンスターにAカウンターを置く。
②:1ターンに1度、フィールドのAカウンターを2つ取り除き、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その相手のカードを破壊する。
フィールドの表側表示の魔法・罠を好きなだけ持ち主の手札へ戻し、その数だけフィールドのモンスターへAカウンターを乗せるモンスター
フィールドのAカウンター2個を取り除くことで単体除去もできます。
《闇の護封剣》や《強化蘇生》などの永続カードと相性が良く使いまわしながら、Aカウンターをばら撒けるのが魅力。
ただし、悠長なロックは敗北を招きかねないのでセルフバウンス要素はほどほどに。
《エーリアン・ソルジャーM/フレーム》も出たのでペンデュラムモンスターと混合するのも楽しそうですね!
《エーリアン・ソルジャーM/フレーム》
光属性/爬虫類族/ATK1900/LINK2
【リンクマーカー:左下/右下】
爬虫類族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からモンスター1体を捨てて発動できる。
捨てたモンスターの元々のレベルの数だけ、フィールドの表側表示モンスターにAカウンターを置く。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
Aカウンターが置かれた相手フィールドのモンスターの数まで、自分の墓地からリンクモンスター以外の爬虫類族モンスターを選んで特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
爬虫類族2体で出せるリンク2
爬虫類族は全体数が少ないため実は結構出しにくい。
手札のモンスター1枚を捨てて、捨てたモンスターの元々のレベルだけフィールドのモンスターにAカウンターを割り振ることができます(相手ターンでも発動可)。
最大12個のAカウンターをばらまくことが可能。Aカウンターの数はあまり重要ではないのでそこまで高いレベルのモンスターを捨てる必要はありません。
また、戦闘・効果で破壊された場合、Aカウンターの乗った相手モンスターの数まで墓地からリンクモンスター以外の爬虫類族を蘇生できます。
展開力に乏しい【エーリアン】では数少ない大量展開手段となります。自爆特攻をしかけて積極的に狙いたいところ。
【エーリアン】の手札消費は激しいので手札コストを払うタイミングは慎重に考えて下さいね。
《宇宙鋏ゼロオル》
光属性/爬虫類族/ATK2600/LINK3
【リンクマーカー:上/左下/右下】
爬虫類族モンスター2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
Aカウンターを置く効果を持つカード1枚をデッキから手札に加える。
②:自分・相手フィールドのAカウンターを2つ取り除いて発動できる。
爬虫類族モンスター1体を召喚する。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、Aカウンターが置かれている相手モンスターは、守備表示になり、効果を発動できない。
3つ全ての効果が強力な新たな【エーリアン】のエースモンスター
リンク召喚時にAカウンター関連のカード1枚をサーチすることができます。
これまで強力ながらもサーチが難しかった魔法・罠が対応するようになり、安定して《惑星汚染ウイルス》が打てるようになりました。これにより③の制圧効果も安定します。
フィールドのAカウンター2つを取り除き、「エーリアン」モンスターの召喚を行うこともできます。
《エーリアンモナイト》の効果や《エーリアン・ヒュプノ》の再度召喚もサポートでき、【エーリアン】にとって都合がよい。
最後に最も重要なのがAカウンターが置かれている相手モンスターを守備表示にして効果を発動不能状態にする効果。
《エーリアン・キッズ》や《惑星汚染ウイルス》と併用することで凶悪なロックが可能となります。
いずれもチェーンブロックを作らない効果なので、相手へ隙を与えることなく首を絞めていけます。
強力なのですが肝心なのは展開力の低い【エーリアン】でどうやってリンク召喚するか。
これは《レプティレス・エキドゥーナ》+《レプティレス・ヒュドラ》や《未界域のツチノコ》など展開力に長けた爬虫類族を出張させて解決するのが一番です。
魔法・罠
《「A」細胞組み換え装置》
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
デッキから「エーリアン」モンスター1体を墓地へ送り、墓地へ送ったモンスターのレベルの数だけ、対象のモンスターにAカウンターを置く。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「エーリアン」モンスター1体を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
【エーリアン】の核たる1枚。
複数引いても1ターンに1度の制限もないため3積み必須級のカードです。
デッキから墓地へ送った「エーリアン」のレベルの数だけモンスター1体にAカウンターを置くことができます。
自分のモンスターにも乗せられることを覚えておきたい。
手軽にAカウンターを残しつつ、墓地肥やし、さらに墓地から除外することで「エーリアン」のサーチができることから【エーリアン】のサポートとしては申し分ない強さを持っています。
基本はAカウンターを使用したカードを使いたい時に併用するのがベストですが、弱体化効果を持つ「エーリアン」の戦闘補助として使うこともできます。
《トライアングル・エリア》
フィールド上のAカウンターが乗ったモンスター1体を選択して破壊する。
その後、自分のデッキから「エーリアン」と名のついたレベル4モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
Aカウンターの乗ったモンスター1体を破壊し、その後デッキからレベル4の「エーリアン」1体を特殊召喚できる(エンドフェイズに破壊)カード
Aカウンターを散布できていれば発動条件を満たすのは容易。後述する《惑星汚染ウィルス》とは相性抜群です。
せっかく特殊召喚効果を持っているので発動は自分のターンにしたいところ。リンク素材やエクシーズ素材に使いたい。
序盤には使いにくいので採用するなら2枚がおすすめです。
《古代遺跡コードA》
フィールド上に表側表示で存在する「エーリアン」と名のついたモンスターが破壊される度に、このカードにAカウンターを1つ置く。
1ターンに1度、フィールド上に存在するAカウンターを2つ取り除く事で、自分の墓地に存在する「エーリアン」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
フィールドのAカウンター2個を取り除き、墓地の「エーリアン」1体を蘇生できるカード
自身でAカウンターを溜める効果も持っています。
【エーリアン】は展開力が低いため、並みのデッキよりエクシーズ召喚やリンク召喚の速度が遅いです。このカード自体も単体で使えるわけではありませんが、候補としては十分検討できるでしょう。
同名カードによる制限はないため、《宇宙砦ゴルガー》の効果でバウンスすれば1ターン内に何度も蘇生できます。このカードを活かすならここを重視したい。
《惑星汚染ウイルス》
自分フィールド上の「エーリアン」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する、Aカウンターが乗っていないモンスターを全て破壊する。
相手のターンで数えて3ターンの間に相手が召喚・反転召喚・特殊召喚したモンスター全てにAカウンターを1つ置く。
「エーリアン」1体をリリースして、相手フィールドのAカウンターの乗っていないモンスター全てを破壊するカード
さらに相手ターンで数えて3ターンの間、相手が召喚・特殊召喚するモンスター全てにAカウンターを置きます。
フリーチェーンで行える全体除去とAカウンターを巻き散らかす性能は【エーリアン】のデッキパワーを引き上げるには十分な性能です。
1枚発動できればしばらくは発動できないため《トラップトリック》との相性も抜群。いち早く発動したいこのカードの性質とも噛み合います。
何としてもこのカードの発動は成功させたい。
《集団催眠》
自分フィールド上に「エーリアン」と名のついたモンスターが存在する時に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するAカウンターが乗ったモンスターを3体まで選択しコントロールを得る。
このカードは発動ターンのエンドフェイズ時に破壊される。
「エーリアン」がフィールドに存在する場合に発動でき、Aカウンターの乗った相手モンスターを3体まで選び、そのターンのエンドフェイズまでコントロール奪取するカード
自分のターンに3体奪うことができれば余りあるリターンを得ることができる豪快な1枚。
3体までなので1体でも2体でも奪うことができるのは少なくない利点です。
また対象を取らない効果なので耐性持ちにも効き、リンク召喚や展開の妨害としても使えます。
ややピーキーではありますが、隠し味程度に1枚入れてみると面白いですよ?
戦術
簡単にまとめると…
このどちらか2枚がなければ【エーリアン】の実力を引き出すことが困難なので何としても引いて下さい。
序盤に使いやすい出張セットを採用するのもおすすめ。
理想的な盤面ではありますが、相手の動き方次第で汎用リンクモンスターで対処するなどの臨機応変さも必要です。
手札を使わずにいかに相手のアドバンテージを削ぎ落とすことができるかが肝になってきます。
ここまで読めば展開効果をもった「エーリアン」カードがほとんど存在しないことにお気づきかと思います。
テーマ内のドローソースやリカバリー方法も皆無なため、近年のテーマデッキのような激しい展開をするとすぐに息切れしてしまいます。
常に余裕をもって相手のカードをいなしていくプレイングが要求されるため、何度も戦って自分にとって最適なスタイルを見つけるのが大事です。
相性の良いカード
《音響戦士ピアーノ》
星3/風属性/機械族/ATK 900/DEF1300
種族を1つ宣言し、フィールド上に表側表示で存在する「音響戦士」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは宣言した種族になる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、種族を1つ宣言し、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、自分フィールド上に表側表示で存在する「音響戦士」と名のついたモンスター1体は宣言した種族になる。
自分フィールドの「音響戦士」の種族を変更できるモンスター
墓地から除外して発動することもできます。
《音響戦士ギータス》によってデッキから特殊召喚できるため、展開力の乏しい爬虫類族のリペアになることができます。
ペンデュラム召喚と《宇宙砦ゴルガー》のバウンス対象も用意できるので無駄がありません。
1体でも墓地か除外ゾーンに置いてしまえば《音響戦士サイザス》でもコピーできるので、《エーリアン・ソルジャーM/フレーム》のリンク素材に困っている場合はお試しあれ。
《トラップトリック》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「トラップトリック」以外の通常罠カード1枚を除外し、その同名カード1枚をデッキから選んで自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は罠カードを1枚しか発動できない。
デッキから通常罠1枚を除外し、その同名カードをデッキからセットできるカード
《惑星汚染ウイルス》や《毒蛇の供物》など【エーリアン】の生命線とも言える罠をサーチできる優れたカード。
《やぶ蛇》を入れて戦力増強するもよし。
罠の採用枚数は多くなりますが、【エーリアン】は元々低速なのでさほど問題はないでしょう。
まとめ
さすがに近年のテーマにはカードパワーで劣りますが、はまった時の面白さは最高。
微妙にうまくいきそうでいかないテーマやデッキの方が好きな私は異端な方なんでしょうか?
安く作れるのでよかったら作ってみてくださいね!
【エーリアン】好きな人もっと増えろ!
コメント
ゴルガーの上位版はよ