決闘中の天気は予測不能
なお《大嵐》で快晴になるでしょう
※1/14 《虹の天気模様》追記
/所要時間5分
【天気】とは?
デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ で登場した 複合属性・天使族テーマ
専用サポートの永続魔法・永続罠で効果を得てパーミッションを行うテーマ
カードの列を考えてプレイする必要があり、若干の慣れが必要です
テーマ共通効果は以下の通り
フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。除外されているこのカードを特殊召喚する。
自分ターンに除外されたら相手スタンバイフェイズに特殊召喚。
相手ターンに除外されたら自分スタンバイフェイズに特殊召喚。
また、永続魔法・永続罠も共通効果を持つ
①:このカードは自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
(例えば、中央に「天気」永続魔法を配置した場合、○のついているメインモンスターゾーンの「天気」モンスターは効果が発動できる。×は効果対象外。)
× | ○ | ○ | ○ | × |
永続魔法 |
「天気」永続魔法・永続罠によって「天気」モンスターをコストで除外し効果を発動。
その後「天気」モンスターは共通効果により、次のターンのスタンバイフェイズに特殊召喚されます。
上記のサイクルを繰り返し、盤面をコントロールするのが【天気】の戦術となります。
固有効果及びステータスは以下の通り
モンスター
・ステータスが貧弱なため「天気」魔法・罠のサポートが必須
《雪天気シエル》
星3/地属性/天使族/ATK 0/DEF2200
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
召喚時に「天気」魔法・罠をデッキから表側表示で置く効果を持つ。
召喚でアドバンテージを取ることができるのはいいのですが攻撃力が0です。
戦闘には不向きなため「天気」のコストとして真っ先に除外されるモンスターになります。
一度「天気」魔法・罠で除外してしまえば守備表示で特殊召喚できるため、それなりに壁として貢献します。
「天気」モンスター全般に言えることですが、デッキから魔法・罠を表側表示で置く効果は魔法・罠カードを発動しているわけではありません。
発動を無効にするカードを発動されないため覚えておきましょう。
《雨天気ラズラ》
星3/水属性/天使族/ATK1200/DEF1400
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
特殊召喚時に手札から「天気」魔法・罠を置くことができる。
特殊召喚の度に効果が発動できるため、コストにしやすいカードだがコストパフォーマンスがよくありません。
普通に発動・セットができるためです。
「天気」魔法・罠を手札からこの効果で置きたい状況はあまり多くありません。
《雷天気ターメル》
星3/光属性/天使族/ATK1700/DEF 0
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの表側表示の永続魔法・永続罠カードを1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
下級「天気」の中では高い攻撃力をもつ
《雷の天気模様》と併用して積極的に攻撃する「天気」モンスターとして扱えます。
自分の永続魔法・永続罠を「天気」魔法・罠に変える効果を備えており、フィールドの「天気」の効果を変えたい場合や、配置を変えたい場合などに使用します。
2枚引いてしまった《神の居城ーヴァルハラ》や《トイポッド》を墓地へ送り効果を発動することができます。
総じて使いやすい「天気」モンスターのため、主軸としてもよいでしょう。
《曇天気スレット》
星3/風属性/天使族/ATK1500/DEF1000
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが自分フィールドに存在し、このカード以外の自分フィールドの表側表示の「天気」カードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「天気」魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
「天気」魔法・罠が墓地へ送られた場合、墓地の「天気」魔法・罠を2枚までフィールドに置く効果をもつ。
相手が「天気」魔法・罠の除去を狙ってきても、このカードがフィールドにあると逆に増えてしまうため、牽制として有効です。
フィールドにいる「天気」モンスターの中では最後に残しておきたいカード。
自分から「天気」カードを墓地へ送っても効果を発動できるため、《強制終了》などを用いて積極的に墓地へ送り、存分に効果を活かすことができます。
《晴天気ベンガーラ》
星3/炎属性/天使族/ATK1600/DEF 400
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの表側表示の永続魔法・永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚し、手札から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
自分の永続魔法・永続罠を墓地へ送って、自身を墓地から特殊召喚する効果を持つ。
手札から「天気」魔法・罠カードを置くのは一連の処理になるため、手札からフィールドに置けないとこのカードを特殊召喚できません。
「天気」モンスターの中では唯一蘇生効果を持つモンスターです。
大抵「天気」モンスターは除外されるため、この効果を使うには、エクシーズ召喚やリンク召喚の素材にするか、手札コストにして墓地へ送る必要があります。
永続魔法・永続罠ならなんでもコストにしてよいので蘇生しやすいのがメリット。《曇天気スレット》とも相性がよく、「天気」魔法・罠を増やすことができます。
《極天気ランブラ》
星6/闇属性/天使族/ATK2200/DEF2000
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの「天気」魔法・罠カードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
③:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
「天気」唯一の上級モンスター。
召喚成功時に「天気」魔法・罠を置く効果と「天気」魔法・罠を除去から守る効果をもつ。
【天気】はリリースにはそれほど困らないはずなので召喚も簡単。
また、②の効果を目当てに運用しても十分に強力です。
このカードがフィールドに存在するなら、除外するのは一番最後にするべきです。
【天気】の生命線である「天気」魔法・罠を守り続けることができます。
《虹天気アルシエル》
光属性/天使族/ATK2400/LINK3
【リンクマーカー:左下/下/右下】
「天気」モンスター3体
①:このカードのリンク先の「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:相手がモンスターを特殊召喚する際に、リンク召喚したこのカードを墓地へ送って発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
③:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
【天気】のフィニッシャー
強力な制圧効果を持つため、このカードのリンク召喚を素早く行うことで【天気】の目の前が晴れてくる。
①はリンク先の「天気」モンスターに自身をコストに魔法・罠・モンスターの発動を無効にする効果を与える効果。
1ターンに何度も発動できるため、相手は身動きが取れなくなっていきます。
コストで除外された「天気」モンスターも次のスタンバイフェイズに戻ってくるためコストの用意も簡単。
リンク先の都合上エクストラモンスターゾーンにこのカードがいる場合のみ発動できるので注意!
②は自身を墓地へ送り、モンスターの特殊召喚を無効にする効果。
基本は①の効果で無効にできるため、この効果は牽制程度に考えておこう。
このカードをエクストラモンスターゾーンで維持することが【天気】最大の強みと言っていいです。
たとえ維持できなくとも、蘇生できればステータスの優れた「天気」モンスターには変わりありません。②の効果も相まって非常に心強い存在。
魔法・罠
・「天気」モンスターに効果を与えるだけなので、1ターンに何度もモンスター効果として発動できる。
・コストで除外するため《スキルドレイン》には強い
《雪の天気模様》
①:「雪の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外して発動できる。
デッキから「天気」カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「天気」モンスターを除外して「天気」カードをデッキから加えるカード。
フリーチェーンで発動でき、アドバンテージを得ることができるため非常に強力です。
強力な反面、デッキから加えるカードに制限がつきます。
そのため1ターンにこの効果を何度も発動するのは不可能です。
それでも自分と相手のターンで2枚損失なしで加えることができます。デッキの安定性を各段に上げるため、できるだけ早く発動したい。
《雨の天気模様》
①:「雨の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
相手の魔法・罠を手札に戻す効果を持つ。
バウンスを行うだけなので抑制はあまり期待できません。
最も苦手な1枚の《醒めない悪夢》を戻すことができるのは優秀。
エンドフェイズに発動するとこのターン伏せられた罠の発動を間接的に防ぐことができます。
《曇りの天気模様》
①:「曇りの天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターの攻撃力は半分になり、直接攻撃できる。
この効果はダメージステップでは発動できず、相手ターンでも発動できる。
攻撃力を半分にし、直接攻撃できる効果。
「天気」モンスターは攻撃力が低く、この効果を自分モンスターに与えてもあまり恩恵をうけられない。主に相手モンスターに使うことになるでしょう。
フィールドが空きがちな【天気】へのダメージを軽減できます。
ダメージステップには発動できないため、相手の攻撃宣言時に返り討ちにすることはできません。
《晴れの天気模様》
①:「晴れの天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターをリリースし、そのモンスターとカード名が異なる「天気」モンスター1体を、自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
モンスターをリリースし、手札か墓地から「天気」モンスターを特殊召喚する効果を持つ。
除外する「天気」モンスター以外に別のモンスターを必要とするため、意外に発動が難しい。
特殊召喚も手札からでは味気ないので墓地からになるでしょう。
リリースするモンスターは「天気」モンスター以外でもよいので、なるべく「天気」以外のモンスターをリリースしよう。
《雷の天気模様》
①:「雷の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードを除外して発動できる。
その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。
自分のターンにも使用でき、「天気」の非力な戦闘面をサポートできます。
対象をとらないバウンスのため、多くの耐性持ちモンスターを除去することができる。
《曇りの天気模様》と併用して、お互いの発動条件を補うことになるだろう。
《オーロラの天気模様》
①:「オーロラの天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●カード1枚のみが自分または相手の手札に加わった時、このカードを除外して発動できる。
手札に加わったそのカードを除外し、そのプレイヤーはデッキから1枚ドローする。
相手のサーチやサルベージを妨害できる効果
実際にはアドバンテージが増減していないため、効き目は薄く感じるだろう。
除外することで再利用を防ぐのがこのカードの役目です。
やはり使いどころが難しいのが悩みどころ。
「天気」モンスターによってフィールドに置くことが簡単なので、《マジック・プランター》のコストにしやすい。
《虹の天気模様》
①:「虹の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●相手フィールドにモンスターが存在する場合、このカードを除外して発動できる。
デッキから、このカードとカード名が異なる「天気」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はデッキからモンスターを特殊召喚できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「天気」モンスターのリクルート効果もち
【天気】は展開手段を持たないテーマなのでこのカードによる展開は命綱。
維持できれば毎ターン「天気」が増えていきます。
追撃に使うこともできるため利用法はさまざま。ダブっても問題ないので最低でも2枚は採用しておきたい。
ただし、ターン終了時までデッキから特殊召喚できないため、実質1ターンに1度しか発動できません。その点は注意!
【天気】の戦術
「天気」魔法・罠は基本2~3枚フィールドの中央に出すことになるでしょう。最も効果範囲が広く、「天気」の効果を最大限に活かすことができます。
地道に盤面をコントロールして《虹天気アルシエル》をリンク召喚したい。低速デッキのため、展開の早いデッキには追い付かないことがあります。
メタビート寄りの構築をおすすめします。
まとめ
全体的にかなりテクニカルなデッキなので初めは戸惑うことが多いかと思います。
うまく使いこなせるようになるとフィールドを埋め尽くすこともできるので根気よく付き合ってみて下さいね!
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