アンデット族の中でも除外を操る異質な存在
【魔妖】との関係性はいまだ謎のまま
※11/28 展開例のミスを修正
/所要時間5分
【不知火】テーマ紹介
ブレイカーズ・オブ・シャドウにて登場したアンデット族を大きく躍進させたテーマ【不知火(しらぬい)】
属性 :炎属性
種族 :アンデット族
召喚法:シンクロ召喚
除外されることで本領を発揮し、非常に多彩な戦術を取れるのが魅力です。
ややリソースの管理が難しいですが、飽きずに遊ぶことができるためおすすめのテーマです。
モンスター
《妖刀-不知火》
星2/炎属性/アンデット族/ATK 800/DEF 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する場合、チューナー以外の
自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、その2体のレベルの合計と同じレベルを持つアンデット族Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
墓地のこのカードとチューナー以外のアンデット族1体を除外し、EXデッキからアンデット族シンクロモンスター1体を特殊召喚できるモンスター(チューナー)
【不知火】の中心となるモンスターであり、このモンスターをどのように使うかで使用者の特色がでてきます。
シンクロ召喚扱いではないので蘇生制限に注意!
基本的に他の「不知火」モンスターを一緒に除外するので、特殊召喚するモンスターも「不知火」シンクロモンスターになります。
《不知火の隠者》を一緒に除外すれば、そのまま《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》に繋げられることも覚えておくと便利。
中核となるモンスターではありますが、墓地肥やしや除外ゾーンからの使いまわしも容易なので2枚で十分と感じることが多いです。
枚数は好みで調整してみてください。
《逢魔ノ妖刀-不知火》
星3/炎属性/アンデット族/ATK 800/DEF 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをリリースし、「逢魔ノ妖刀-不知火」以外の除外されている自分のモンスターの中から「不知火」モンスターを含むアンデット族モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
自身をリリースし、同名以外の除外されているモンスターの中から「不知火」を含むアンデット族モンスター2体を守備表示で特殊召喚できるモンスター(チューナー)
デメリット:この効果で特殊召喚したモンスター効果は無効
ターン終了時までアンデット族モンスターしか特殊召喚不可
1体で2体分の帰還カードとなれる優れた1枚。
「不知火」を戻すだけでなく《馬頭鬼》なども一緒に戻せるため、アドバンテージはさらに増えていきます。
レベルが奇数なので「不知火」シンクロモンスターには向いていませんが、特殊召喚したモンスターでリンク2《アドヴェンデット・セイヴァー》などに繋げればOK。
強力な1枚ですが、このカードへのアクセス手段が本当に多いので1枚で十分に働きます。
《不知火の武部》で積極的に特殊召喚したい場合は2枚採用でもOK。
《不知火の隠者》(かげもの)
星4/炎属性/アンデット族/ATK 500/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから守備力0のアンデット族チューナー1体を特殊召喚する。
②:このカードが除外された場合、「不知火の隠者」以外の除外されている自分の「不知火」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動時にフィールドに「不知火流 転生の陣」が存在する場合、この効果の対象を2体にできる。
自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースして、デッキから守備力0のアンデット族チューナー1体を特殊召喚できるモンスター
《ユニゾンビ》や《妖刀-不知火》などにアクセスできる非常に強力なアンデット族。このカード(と《ユニゾンビ》)のおかげで「妖刀-不知火」の枚数を抑えられるのが大きい。
除外された場合は、同名以外の「不知火」1体を除外ゾーンから特殊召喚できます。
さらに《不知火流 転生の陣》があればさらに帰還対象を増やすことができます。
追加効果は無理に狙わなくとも十分に強力なため積極的に狙っていきたい。
【不知火】では文句なしの3積みカードです。
《不知火の武部》(もののべ)
星4/炎属性/アンデット族/ATK1500/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキから「妖刀-不知火」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードが除外された場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。その後、手札を1枚選んで捨てる。
召喚時、手札・デッキから「妖刀-不知火」と名の付くモンスター1体を特殊召喚できるモンスター
デメリット:ターン終了時までアンデット族しか特殊召喚できない
単純にこのモンスターを召喚しただけで【不知火】の下準備が整います。3枚入れても問題ないでしょう。
除外された場合、1ドローして1枚捨てる効果。手札にある《馬頭鬼》など墓地に送りたいカードを墓地送りにできるのはささやかながらも強力。
召喚権の喰い合いには注意する必要はありますが、できれば初手に引き込みたい1枚です。
《不知火の宮司》(みやつかさ)
星4/炎属性/アンデット族/ATK1500/DEF 0
「不知火の宮司」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分の手札・墓地から「不知火の宮司」以外の「不知火」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:このカードが除外された場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
召喚成功時、手札・墓地から同名以外の「不知火」モンスター1体を特殊召喚できるモンスター
特殊召喚したモンスターはフィールドを離れると除外
【不知火】の展開は1枚から連鎖的に生まれていくため有用。手札からの特殊召喚にも対応しているのが強い。
除外された場合は、相手フィールドの表側表示のカード1枚を破壊できます。
実は【不知火】で相手の盤面に触れるカードは多くないためこの効果は貴重です。
展開要員としても単純な除去としても申し分ない活躍を見せてくれるため、2~3枚採用しておきたいところ。
《不知火の武士》(もののふ)
星4/炎属性/アンデット族/ATK1800/DEF 0
「不知火の武士」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで600アップし、このターンこのカードがモンスターと戦闘を行った場合、そのモンスターはダメージ計算後に除外される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが除外された場合、「不知火の武士」以外の自分の墓地の「不知火」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
墓地のアンデット族1体を除外することで、ターン終了時まで攻撃力を600アップし、戦闘を行ったモンスターをダメージ計算後に除外できるモンスター
展開力に優れた【不知火】では展開効果を持たないこのモンスターの採用率は低めです。ただし、対象に取らない除外ができる2400打点というのはバカにできません。
【不知火】が苦手とする耐性持ちのモンスターを突破するために1枚採用しておくのはありです。
相手ターン中にも使えるため、下級モンスターながらも戦線に立ちやすいカードと言えます。
除外された場合は、墓地の同名以外の「不知火」モンスターのサルベージ。
手札に戻す価値のある「不知火」は少なめではありますが、《不知火の宮司》と《不知火の武部》の召喚時効果を活かせるため余裕があれば狙ってみるといいでしょう。
《不知火の鍛師》(かなち)
星4/炎属性/アンデット族/ATK1000/守 0
「不知火の鍛師」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのこのカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「不知火の鍛師」以外の「不知火」カード1枚を手札に加える。
②:このカードが除外された場合に発動できる。
このターン、自分のアンデット族モンスターは戦闘では破壊されない。
フィールドでシンクロ素材になった場合、「不知火」カード1枚をサーチできるモンスター
除外された場合、そのターン中自分のアンデット族モンスター全体に戦闘破壊耐性を付与します。
展開手段には事欠きませんが、積極的に展開していくカードではないので1枚あれば十分です。
サーチ対象は魔法・罠でもいいので展開に使える《逢華妖麗譚-不知火語》や除去の《不知火流 燕の太刀》を手札に加えるのがおすすめ。
《不知火の師範》(いくさのり)
星2/炎属性/アンデット族/ATK 600/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「不知火」モンスターが2種類以上存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
②:このカードが除外された場合、自分フィールドのアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで600アップする。
自分フィールドに「不知火」モンスターが2種類以上存在する場合、墓地から自己蘇生できるモンスター
除外された場合はアンデット族モンスターの攻撃力をターン終了時まで600アップできます。
《不知火の隠者》や豊富なアンデット族サポートを組み合わせれば条件を満たすのは簡単。リンク素材等に使えばそのまま②の効果にも繋がるので単体で完結しています。
基本1枚あれば使いまわせるので素材役として器用に立ち回ってくれるでしょう。
EXデッキのモンスター
《業神-不知火》
星5/炎属性/アンデット族/ATK1900/DEF 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「業神-不知火」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
②:このカードが除外された場合に発動できる。
自分フィールドに「不知火トークン」(アンデット族・炎・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
特殊召喚成功時、フィールドのモンスター1体の表示形式を変更できるモンスター
除外された場合はトークン1体の生成。
【不知火】ではシンクロ召喚そのものが狙いにくく、効果も特に噛み合わないため採用は見送られがち。
独創的なデッキで活躍できるモンスターと言えるでしょう。
《スケープ・ゴースト》とは相性が良いのでリバース軸のデッキに採用してみるのはいかがでしょうか?
《刀神-不知火》
星6/炎属性/アンデット族/ATK2500/DEF 0
アンデット族チューナー+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
自分は「刀神-不知火」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:1ターンに1度、除外されている自分のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、その攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが除外された場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500ダウンする。
除外されているアンデット族モンスター1体をデッキに戻し、その攻撃力以下の相手モンスターを守備表示に変更できる(相手ターンでも発動できる)モンスター
どちらかと言えば効果云々よりも存在そのものが役に立っているモンスター。
《妖刀-不知火》の効果で無理なく特殊召喚できるアンデット族レベル6シンクロではこのモンスターが適任です。
高いレベルのシンクロモンスターの繋ぎとして採用しておきたい。
《妖神-不知火》
星7/炎属性/アンデット族/ATK2100/DEF 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「妖神-不知火」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、モンスター1体を選んで除外する。
その後、その種類によって、以下の効果をそれぞれ適用できる。
●アンデット族:自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は300アップする。
●炎属性:フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
●S:フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
自分の墓地・フィールドのモンスターを1体除外してその種類によって効果を発揮するモンスター
レベル7のため【不知火】でのシンクロ召喚はやや難しい。
《ユニゾンビ》とレベル4「不知火」の組み合わせが最も無難。
「不知火」シンクロモンスターを除外すれば全ての効果を適応できるため切り返しとして使うのがおすすめです。
《戦神-不知火》
星8/炎属性/アンデット族/ATK3000/DEF 0
アンデット族チューナー+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
自分は「戦神-不知火」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、除外したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
②:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、除外されている自分の守備力0のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地に戻す。
特殊召喚に成功した場合、墓地のアンデット族1体を除外し、ターン終了時までその攻撃力分アップできるモンスター
【不知火】のメインアタッカー
自身の効果を合わせれば攻撃力4500前後に達するためほとんどのモンスターを戦闘破壊可能。
シンクロ召喚以外の特殊召喚にも対応しているため、豊富なサポートによる蘇生や帰還でも遺憾なくそのパワーを活かすことができます。
フィールドで戦闘・効果で破壊され墓地に送られた場合、除外されている守備力0のアンデット族1体を墓地に戻すことができるため、リソースの回復もしてくれます。
【不知火】はどれだけコンスタントにこのモンスターを戦線に立たせられるかが大事といっても過言ではないでしょう。
無理に維持を考えずに破壊される度に蘇生させていくスタイルをとると戦いやすくなると思います。
《炎神-不知火》
星10/炎属性/アンデット族/ATK3500/DEF 0
アンデット族チューナー+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
自分は「炎神-不知火」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、アンデット族Sモンスターを任意の数だけ選んでエクストラデッキに戻す。
その後、戻した数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊できる。
②:自分フィールドのアンデット族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の「不知火」モンスター1体を除外できる。
特殊召喚成功時、墓地・除外のアンデット族シンクロモンスターをEXデッキに戻し、その数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊できるモンスター
【不知火】のフィニッシャー&リソース回復役
それなりにターンが経過した後でないとどちらの効果もうまく機能を果たさないため1or2枚の採用で十分。
ここぞという場面で《妖刀-不知火》の効果を使い《戦神-不知火》を除外して特殊召喚を狙えるのがシンプルに強い。普通にシンクロ召喚するのも難しくないのがさらにgood。
自分フィールドのアンデット族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地の「不知火」モンスター1体を除外することもできるため場もちも良好。
ただし長期戦になると墓地が枯渇するため、素早くLPを削りにいきたい。
《麗神-不知火》
炎属性/アンデット族/ATK2300/LINK3
【リンクマーカー:上/左/下】
アンデット族モンスター2体以上
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドのSモンスターは効果では破壊されない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の炎属性モンスターは戦闘では破壊されない。
③:相手ターンに、除外されている自分のアンデット族Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
アンデット族3体のリンクモンスター
フィールドに存在する限り、自分フィールドのシンクロモンスターに効果破壊耐性を付与します。
また、自分フィールドの炎属性のモンスターに対しても戦闘破壊耐性を付与するため自身も戦闘に対しては強い。
「不知火」シンクロモンスターはこのモンスターが存在する限り除去されにくくなるため、シンクロモンスターを出す前に展開するのが理想的。
相手ターンにリンク先へ除外されているアンデット族シンクロモンスター1体を特殊召喚できるため、単体でも後続を用意することができます。
《炎神-不知火》を特殊召喚すれば相手ターン中に除去も可能。
このカード単体では非力ですが、使ってみて初めて分かるといったモンスターですね。使用者の腕が試されます。
魔法・罠
《逢華妖麗譚-不知火語》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手フィールドにモンスターが存在する場合、手札からアンデット族モンスター1体を捨てて発動できる。
捨てたモンスターとカード名が異なる「不知火」モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選んで特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、手札のアンデット族1体を捨てて、そのモンスターとカード名が異なる「不知火」モンスター1体をデッキ・墓地から特殊召喚できるカード
デメリット:発動後、ターン終了時までアンデット族しか特殊召喚できない
条件を満たせば《ヒーローアライブ》のように自分フィールドが空である必要がないため見た目以上に使いやすい。
序盤から終盤にかけてほぼ腐らないカードなので3枚採用推奨です。
《逢華妖麗譚-魔妖語》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドのアンデット族Sモンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、対象のモンスターと同じ属性のアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
お互いのメインフェイズにフィールドのアンデット族シンクロモンスターと同じ属性のアンデット族1体を墓地・除外ゾーンから特殊召喚できるカード
「不知火」ではなく「魔妖」のカテゴリですが、こちらの方が相性がいいです。
ノーコストで蘇生・帰還が可能なので属性が一致している【不知火】では除外されるデメリットまで余すことなく使うことができます。
敵対しているように見える【魔妖】とは意外とうまくやっていけているようですね。
《不知火流 伝承の陣》
①:このカードは魔法&罠ゾーンに存在する限り、カード名を「不知火流 転生の陣」として扱う。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地からアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このターン自分のアンデット族モンスターの召喚・特殊召喚は無効化されない。
●自分フィールドのアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。その後、デッキから守備力0のアンデット族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
魔法&罠ゾーンで《不知火流 転生の陣》として扱うカード
これにより《不知火の隠者》の効果範囲が広がります。
どちらの効果も「不知火」を除外できればそれなりの成果がでます。
ただし、このカード1枚でアドバンテージが取れるわけではないので乱用は禁物。
《不知火の隠者》の追加効果にこだわる必要がなければ採用しなくてもOKですが、狙いたいのであれば十分採用圏内です。
《不知火流 転生の陣》
「不知火流 転生の陣」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札を1枚墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地の守備力0のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
●除外されている自分の守備力0のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地に戻す。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札1枚を墓地に送ることで
●墓地の守備力0のアンデット族1体を特殊召喚
●除外されている守備力0のアンデット族1体を墓地に戻す
できるカード
フィールド魔法ということもあって劣勢時から何度も巻き返せるものの、やや使いにくい印象が拭えない1枚。
《死霊王 ドーハスーラ》と絶望的に噛み合わない…
《不知火流 才華の陣》
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:手札からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはフィールドから離れた場合に除外される。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのアンデット族モンスターは自身以外のカードの効果を受けない。
手札からアンデット族1体を特殊召喚できるカード
フィールドを離れる際除外されるため「不知火」以外のアンデット族にはややミスマッチながらも、単純に使いやすい。
【不知火】での手札からの展開手段は《牛頭鬼》という強力なライバルがいるため、罠であるこのカードは専ら②の効果がメインでしょう。
墓地から除外することで、アンデット族1体に[他のカード効果を受け付けない]を付与することができます。《戦神-不知火》など攻撃力の高いモンスターに対して使用すれば非常に強力。
展開に貢献しつつ、妨害に対して保険の利くカードなので1or2枚採用してもいいかなと思います。
《不知火流 燕の太刀》
「不知火流 燕の太刀」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースし、フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、デッキから「不知火」モンスター1体を除外する。
アンデット族1体をリリースしてフィールドのカード2枚を破壊できるカード
その後「不知火」モンスター1体をデッキから除外します。
汎用的な除去カードとして優秀なため【不知火】以外のアンデット族デッキでも時々使われるほど。
【不知火】ではデッキ内に「不知火」が存在しないから発動できなくて困るということはまずありえないので、安心して使えます。
除外時の追加効果も好きなだけ狙えるのがオイシイ。
1ターンに1度しか発動できないのは意外と忘れやすいので注意!
《不知火流 輪廻の陣》
①:このカードは魔法&罠ゾーンに存在する限り、カード名を「不知火流 転生の陣」として扱う。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの表側表示のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このターン、自分が受ける全てのダメージは0になる。
●除外されている自分の守備力0のアンデット族モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスター2体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
●フィールドのアンデット族1体を除外して、ターン終了時まで受けるダメージを全て0にする
●除外されている守備力0のアンデット族2体をデッキに戻し1ドローできる
ができるカード
延命とリソースの回復が一つのカードに集約されているため、除去されなければ強力なサイクルを組むことも可能。
終盤で相手の余力がなくなってきた頃に発動できれば理想的な使い方ができます。
これも使用者の腕が試される1枚ですね。
戦術
【不知火】はできることが本当に多いため参考程度に
できれば後攻を選んだ方が展開しやすいです。
①墓地・除外ゾーンに《馬頭鬼》《逢魔ノ妖刀-不知火》《不知火の隠者》《妖刀-不知火》の4枚を揃える。
これらが揃えば手札がなくても【不知火】は動けるので《ユニゾンビ》などを使って素早く墓地肥やししていく。
②《戦神-不知火》をシンクロ召喚し、「不知火」モンスターの除外時効果を駆使して戦線維持。
隙をみて《炎神-不知火》を《妖刀-不知火》で特殊召喚して盤面を固めていく。
③《リヴェンデット・セイヴァー》などを経由してリンク召喚した《麗神-不知火》で、除外されている「不知火」シンクロモンスターを特殊召喚してじわじわとリソースを削っていく。
【不知火】はあらゆるゾーンのカードを駆使して戦っていくテーマなので展開や戦い方が手に馴染むまで時間がかかります。
墓地・除外・フィールドをモンスターが循環するように動かしてみてください。
まとめ
不知火流の継承者よ。心せよ。
妖を絶つその刀は常に持ち主を惑わせる。
己の弱さを受け入れ、日々精進せよ。
さすれば刀は真の力を汝に授けるであろう。
コメント
炎神不知火は素材にアンデット縛りがあるのでライザーではS召喚出来ません。あと初動にハリファイバーを使用するなら除去と馬頭鬼を回収できるグリオンガンド展開ルートもおススメですよ。
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
あのままだと《アンデットワールド》下じゃないと無理でしたね。
妨害もリカバリーもできてグリオンガンドいいですね!
参考になりました。ありがとうございます。
不知火の記事作成お疲れさまです。
いつもリクエストを受けていただいてありがとうございます。相性の良いカード紹介も楽しみにしてます。これからも頑張って下さい。
ほどほどに頑張ります!
こちらこそありがとうございました!