ゼロから覚える【神碑(ルーン)】テーマデッキ紹介

「全てを失いし者に……は宿るであろう」

擦れていて読むことができない。どこかに手がかりは…

3/18 デッキレシピ更新・追記

/所要時間5分

【神碑】テーマデッキ紹介

 

デッキビルドパック タクティカル・マスターズに新たに収録されたフルマジック型テーマ【神碑】

プレイヤー視点でストーリーが進んでいくゲームの主人公のようなイラストをしています。

遊戯王OCGでは初となるデッキ破壊のみに特化したコンセプトの上に、メインデッキにモンスターが存在しないのでかなり癖のあるテーマデッキといえますね。

 

一筋縄ではいかないテーマですが、かなりのポテンシャルを秘めています。

あと効果デザイン的にもどことなくMTG感あるのもいいよね。

 

●これから【神碑】を組んでみたい!

●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!

●デッキ構築に悩んでいる…

という方は続きをどうぞ!

 

テーマ情報
属性:?
種族:?
召喚法:融合
レベル:2・3・4
特徴:相手のデッキを除外・自分のバトルフェイズスキップ

 

ミリアル
ミリアル

なんかOCG考察久しぶりだねー
デッキ破壊はやったことないから新鮮!

アリアル
アリアル

マスターデュエルが楽しすぎるから仕方ないわ
【神碑】は構築段階で未知数だから研究必須ね

キャラクター:Voiced by CoeFont.CLOUD

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サンプルデッキ改 40枚構築

モンスター 5枚
3:《白の聖女エクレシア》
2:《クリバンデット》
魔法 35枚(「神碑」21枚)
3:《神碑の泉》
3:《神碑の穂先》
2:《輝く炎の神碑》
2:《破壊の神碑》
2:《解呪の神碑》
2:《凍てつく呪いの神碑》
2:《まどろみの神碑》
2:《黄金の雫の神碑》
2:《怒れる嵐の神碑》
1:《神碑の誑かし》
3:《成金ゴブリン》
3:《トップ・シェア》
2:《閃刀起動-エンゲージ》
2:《閃刀術式-ベクタードブラスト》
1:《簡易融合》
1:《テラ・フォーミング》
1:《一時休戦》
1:《手札抹殺》
罠 1枚
1:《トリックスター・リンカーネーション》
EXデッキ 15枚
2:《神碑の翼フギン》
2:《神碑の翼ムニン》
3:《神碑の牙ゲーリ》
1:《神碑の牙フレーキ》
1:《相剣大公-承影》
1:《シューティング・ライザー・ドラゴン》
1:《妖精竜 エンシェント》
1:《破械雙王神ライゴウ》
1:《神聖魔皇后セレーネ》
1:《警衛バリケイドベルグ》
1:《トロイメア・フェニックス》

 

この構築のキーカードとなるのが《白の聖女エクレシア》

無限リソースとなりつつ、シンクロ・エクシーズ・リンク素材として臨機応変に戦えます。

また、《クリバンデット》を採用して、墓地肥やしとエンドフェイズに動ける選択肢を増やしています。

 

相手ターン中に「神碑」融合モンスターと《シューティング・ライザー・ドラゴン》でシンクロ召喚を狙えるようになっています。

レベル10シンクロ《相剣大公-承影》をシンクロして相手フィールドをズタズタにしてあげましょう!

 

《神碑の泉》による3ドローが円滑に進めば、各制限カードも引き込みやすいです。

構築に迷っていたら、ぜひ参考にしてみてください。

 

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メインデッキのカード

《神碑の泉》

(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は相手ターンに「神碑」速攻魔法カードを手札から発動できる。
(2):1ターンに1度、自分が「神碑」速攻魔法カードを発動した場合、自分の墓地の「神碑」速攻魔法カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
その後、戻した数だけ自分はデッキからドローする。

 

【神碑】の核たるアドバンテージ源

このカードが存在する限り、相手ターン中にも手札から「神碑」速攻魔法を発動できるようになります。

【魔弾】さながらのプレイができますが、「神碑」カードは全て速攻魔法で構成されているので、無理して手札から使わなくてもセットして使えばOKです。

この効果は自身の効果や《増殖するG》《メタモルポット》などで相手ターン中にドローした時でも即座に使える便利な効果と思っておきましょう。

 

また、1ターンに1度、「神碑」速攻魔法を発動した場合、墓地の「神碑」速攻魔法を3枚までデッキボトムへ戻し、その数だけドローできます。

まさかの消費0で3ドロー。条件を満たせば相手ターン中にも使えるのでめちゃめちゃ効率がいいです。デッキを掘り進めるスピードも速いので制限カードなども引き当てやすいです。

 

また、同名ターン1制限もないので、《メタバース》などで張り直せば再度ドローできます。

《チキンレース》&《疑似空間》を採用してドロー加速するのもいいですね。

 

ただ、考えなしに連打すると《灰流うらら》等で3ドローできなかった場合に一気に敗北濃厚となります。

このフィールド魔法は想像以上に重要なので、早めに決着をつけるか守る方法を考えておきましょう。

 

②:「神碑」速攻魔法カードの効果処理後に発動します。
直接チェーンして発動できる効果ではないので注意!

《神碑の誑かし》

(1):「神碑の誑かし」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):自分または相手が速攻魔法カードを発動する度に発動する。
相手のデッキの上からカードを1枚除外する。

 

お互いのプレイヤーが速攻魔法を発動する度に、相手のデッキトップから1枚除外する(強制効果)カード

微々たる変化ではあるものの、デッキ破壊が加速的に進みます。

普通の40枚デッキはデッキの1/3が除外されるだけでも機能不全を起こし始め、半分以上が除外されれば死の間際となります。

除去の優先度が低いので意外とフィールドに残りやすい。

 

ただ、このカード自体はアドバンテージを何も生まないので採用は1枚で十分。

【神碑】と相性のよい速攻魔法は《スケープ・ゴート》や《手札断殺》《終焉の地》などがあります。

 

《神碑の穂先》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●デッキから「神碑の穂先」以外の「神碑」カード1枚を手札に加える。
その後、相手のデッキの上からカードを1枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。

 

デッキから同名以外の「神碑」カード1枚をサーチし、相手のデッキトップ1枚を除外できるカード

速攻魔法の「神碑」カードは共通効果としてEXデッキから「神碑」モンスターをEXモンスターゾーンへ特殊召喚できるも兼ね備えています。

 

デッキ内のサーチャーとなる重要な1枚。文句なしの3積み。

状況に応じて除去カードを持ってきたり、《神碑の泉》でリカバリーしたりとどの局面でも活躍します。

 

2つの効果から選べますが、このカードの場合サーチ効果しかほぼ使いません。

同様に役割が完全に分かれている「神碑」カードもあるので、デッキ構築の時点から枚数をよく検討しておきましょう。

 

【神碑】は速攻魔法が中心のデッキなので自分のエンドフェイズでも動ける稀有なデッキです。

メインフェイズ3といってもいいくらいに動けるので、《カードカー・D》や《クリバンデット》などを採用している場合は覚えておくといいかもしれません。

 

《輝く炎の神碑》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●特殊召喚された相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、相手のデッキの上からカードを2枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。

 

特殊召喚された相手モンスター1体を破壊して、相手のデッキトップから2枚除外できるカード

デメリットがあるとはいえ、単体除去できる1枚としては優秀。

【神碑】ではデメリット0なので相手ターンを凌ぐ1枚として重宝します。

 

2枚除外できるのは少なく感じますが、何度も受ける側はけっこうストレスがかかります。

《魂吸収》でライフの壁を作りながら戦線維持するというのも面白そうです。

 

特殊召喚されたモンスターしか除去できないので、「ふわんだりぃず」や「帝」のように通常召喚されたモンスターに小突かれ続けると結構痛いです。

他にも適度にモンスター除去を採用しておきましょう。

《破壊の神碑》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、相手のデッキの上からカードを4枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。

 

相手フィールドの魔法・罠1枚を破壊し、相手のデッキトップから4枚除外できるカード

汎用性が高い上に「神碑」の中では最大枚数の除外ができる1枚です。

 

単純に邪魔な《魔封じの芳香》などの永続カードを破壊したり、サーチ魔法などにチェーンしてサーチ・リクルートの展開を妨害するという使い方もできます。

2回発動できるだけで8枚除外なので積極的に狙っていきたいカードですね。

 

【神碑】は魔法カードがほとんどを占めるデッキになりがちです。

《ナチュル・ビースト》や《魔法族の里》など魔法ロックしてくるカードの打開策はあらかじめ考えておくことをおすすめします。

 

《解呪の神碑》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる。
その後、相手のデッキの上からカードを2枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。

 

相手がドローフェイズ以外でドロー・サーチした場合、相手の手札1枚をハンデスして、デッキトップから2枚除外できるカード

気軽にランダムハンデスしながら、デッキを除外できるため展開を鈍らせることができます。

 

自分のターンには《手札断殺》や《トリックスター・リンカーネーション》等をトリガーに使わない限り使えないので、このカードはEXデッキからの特殊召喚の役割を担うことが多くなります。

やや枚数は絞ってもいいでしょう。

 

《凍てつく呪いの神碑》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
その後、相手のデッキの上からカードを3枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。

 

相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にして、相手のデッキトップから3枚除外できるカード

《神碑の泉》下であれば、《エフェクト・ヴェーラー》のような使い方ができます。

3枚除外もわりと馬鹿になりません。

 

【神碑】は基本的に戦闘破壊でのアドバンテージ獲得ができないテーマです。

いつもの感覚でモンスター効果を無効にしても次の自分のターンで処理しきれない場合があることを頭に置いておきましょう。

除外効果も含めて初動の時点で妨害するのがベターだと思います。

 

《まどろみの神碑》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは1度だけ戦闘・効果では破壊されず、攻撃できない。
その後、相手のデッキの上からカードを3枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。

 

フィールドの表側表示モンスター1体にターン終了時まで[1度だけ戦闘・効果で破壊されない][攻撃不可]を付与して、相手のデッキトップから3枚除外できるカード

自分のモンスターに発動した方が当然強いですが、相手のモンスターに発動して破壊トリガーを抑えたり、攻撃を封じたりと応用もできます。

 

適当に《インスペクト・ボーダー》や特殊召喚封じのモンスターを守ってもよいし、リンク2《警衛バリケイドベルグ》で《神碑の泉》を守りながら、同時に耐性を与えていくというのも手です。

 

上手く使えない時は特殊召喚の効果を使って展開に活かしていきましょう。

 

《黄金の雫の神碑》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●相手はデッキから1枚ドローする。
その後、相手のデッキの上からカードを4枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。

 

相手に1ドローさせて、デッキトップから4枚除外できるカード

除外枚数は多いとはいえ、完全に塩を送るだけで他には特に何もしてくれません。

…と思っていたのですが、使われるとめちゃくちゃ強かったです。

 

相手のフィールドに左右されずに確定で5枚分デッキ破壊できるのでただただ強い。

《M・HERO ダーク・ロウ》も用意できれば、さらに相手の険しい顔が見れると思います。

《怒れる嵐の神碑》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●相手フィールドのカードの数まで相手のデッキの上からカードを除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。

 

相手フィールドのカードの数まで相手のデッキトップからカードを除外できるカード

状況に左右されますが4~6枚程度は期待できます。

 

デッキ破壊に特化している効果なので、積極的にプレイするなら相手フィールドのカードの数をこちらから増やしてあげる工夫が必要です。

例えば《メタモルポット》をチラつかせて、相手に自発的にセットさせた後で発動するという心理プレイができます。

除外枚数が3枚以下の時は展開用へ、4枚以上の時はデッキ破壊用へ使い分けていけばうまく使えます。

 

このカードのみ唯一、相手のデッキ枚数が除外できる枚数を上回っていた場合でも発動できます

終盤ではフィニッシュカードとなるので使う順番には気をつけましょう。

 

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EXデッキのモンスター

《神碑の翼フギン》

星2/光属性/天使族/攻 0/守 0
「神碑」モンスター×2
(1):このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「神碑」フィールド魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカード以外の自分フィールドのカードが効果で破壊される場合、代わりにフィールドのこのカードを除外できる。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動する。
このカードを持ち主のEXデッキに戻す。

 

EXデッキから特殊召喚した場合、手札を1枚捨ててデッキから「神碑」フィールド魔法1枚をサーチできます。

戦術の要となる《神碑の泉》を安定してサーチできる手段があるのは大きいです。

 

このカード以外の自分フィールドのカードが破壊される場合に、フィールドから除外して身代わりにできる効果も持っており、《神碑の泉》を除去から守ってくれます。

《ハーピィの羽根帚》や《ライトニング・ストーム》など全体除去でも守り切ることができます。

相手の全体除去にチェーンして「神碑」速攻魔法で特殊召喚すると使いやすいです。

 

次に紹介する2体よりも使用頻度高めです。

最初に出るモンスターになりがちなので、妨害を踏まないように気をつけましょう。

 

《神碑の翼ムニン》

星3/光属性/天使族/攻 0/守2000
「神碑」モンスター×2
(1):このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「神碑」永続魔法カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの、「神碑」カードまたはセットされたカードを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、フィールドのこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。
自分は1000LP回復する。

 

EXデッキから特殊召喚した場合、手札1枚をコストにデッキから「神碑」永続魔法1枚をサーチできるモンスター

現状サーチ先は《神碑の誑かし》のみ。手札に余裕がなければ無理にサーチしなくてもいいです。

 

どちらかといえば、自身を除外して「神碑」カードまたはセットカードを対象とする相手の魔法・罠・モンスター効果を無効にして破壊できる効果の方が重要です。

また、お互いのエンドフェイズごとに1000LP回復してくれる(強制効果)ので、デッドラインを引き延ばしてくれます。

《神碑の泉》を守ることは重要ですが、そのままEXモンスターゾーンに居座られると後続が続かないのは覚えておきたいですね。

 

《トランスターン》&《ダウンビート》との相性がよく、《宣告者の神巫》や「ワルキューレ」のリクルートにも適しています(【ワルキューレ】はデッキ破壊もそこそこ得意)。

天使族混合はわりとデッキにしやすいのではないでしょうか?

《神碑の牙ゲーリ》

星4/闇属性/獣族/攻 0/守1000
「神碑」モンスター×2
(1):このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合、速攻魔法カード以外の自分の墓地の「神碑」魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
(2):フィールドのこのカードは効果では破壊されない。
(3):このカードが戦闘で破壊された時、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

 

EXデッキからの特殊召喚時、墓地の速攻魔法以外の「神碑」魔法カード1枚をサルベージできるカード

《名推理》や《モンスター・ゲート》で積極的に墓地肥やしして《神碑の泉》を探しに行くというのもよさそうです。

1ターン中に《神碑の泉》のドロー効果を何度も使いたい場合にも重宝します。

 

フィールドで破壊されず、戦闘破壊された時に単体除去と受動的な効果なので①の効果を使い終えたら、各種素材として使ってしまいましょう。

ランク4に使うのもよし、《虚無魔人》や《魔導獣キングジャッカル》などのアドバンス召喚のリリースに使ってもいい感じです。

 

《神碑の牙フレーキ》

星5/闇属性/獣族/攻2000/守 0
「神碑」モンスター×2
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXモンスターゾーンのこのカードが戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
相手のデッキの上からカードを2枚除外する。
(2):このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の「神碑」速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

 

戦闘・効果で破壊された場合、墓地の「神碑」速攻魔法1枚をサルベージできるモンスター

このカードが戦闘を行う攻撃宣言時にデッキ破壊もできますが、上記3種に比べるとやや地味。

緊急時のブロッカーとして1枚採用する程度でしょうか?

 

どちらかといえばレベルが高いことを活かしてシンクロ召喚の素材等に使った方が役立ちそうです。

 

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【神碑】と相性のよいカード

 

【神碑】はコンセプトが特殊故にデッキ構築の幅が狭いように感じますが、戦術自体は一貫しているので幅広い構築パターンがあります。

全体的に魔法使い族と親和性が高いので、初めはそのあたりから触っていくのがおすすめです。

 

採用するモンスターによってデッキが大きく変わるので一例を紹介していきます。

 

おすすめの混合テーマ
・「勇者」
・「魔導獣」
・「マドルチェ」
・「マギストス」
・「ゴーストリック」
・「ウィッチクラフト」
モンスター
・《王立魔法図書館》
・《マジックアブソーバー》
・《カードカー・D》
・《白の聖女エクレシア》
・《メタモルポット》
・《ネクロフェイス》
・《クリバンデット》
・《地母神アイリス》
魔法
・《閃刀起動-エンゲージ》
・《アラメシアの儀》
・《終焉の地》
・《疑似空間》
・《手札断殺》
・《金満で謙虚な壺》
・《命削りの宝札》
・《スケープ・ゴート》
・《名推理》
・《トップ・シェア》
・《魂吸収》

・《ソウル・レヴィ》
・《メタバース》
・《トリックスター・リンカーネーション》
・《悪のデッキ破壊ウイルス》
・《威嚇する咆哮》
EXデッキ
・《妖精竜 エンシェント》
・《相剣大公-承影》
・《クロノダイバー・リダン》
・《警衛バリケイドベルグ》
・《神聖魔皇后セレーネ》

 

《白の聖女エクレシア》

星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「相剣」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

 

11期のヒロインを飾っているエクレシア

【神碑】では③の融合モンスターが墓地へ送られた場合、エンドフェイズにサルベージできる効果を有効活用していきます。

 

《ワンダー・ワンド》や《ルドラの魔導書》などのドローサポートを採用してもよいし、チューナーなのでレベル6・7・8シンクロを軸にデッキを組み立ててもいいです。

 

バトルフェイズスキップを解除する方法がない以上、【神碑】はデッキ構築からモンスター数をできるだけ絞った方が効率がいいです。

召喚権、EXデッキの活用、リソース回復の3つの課題を解決してくれるので特におすすめの1枚。

地味に《魔法族の里》ロックから抜け出せるのも利点です。

《トップ・シェア》

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからカード1枚を選び、お互いに確認してデッキの一番上に置く。
その後、相手は自身のデッキからカード1枚を選び、お互いに確認して自身のデッキの一番上に置く。

 

お互いにデッキから任意のカード1枚を選び、自身のデッキトップへ置けるカード

本来は万能サーチでありながら、相手のデッキトップに触れなければ諸刃の剣となるカードです。

相手のデッキトップを除外できる「神碑」との相性は極めて良いです。

 

相手がキーカードを選んだ場合はそのままデッキトップから除外してしまえばいいし、不要なカードを選んだ場合はそのまま相手のドローフェイズまで待てば1ターン遅延させられる可能性があがります。

 

重ねて引いたときは弱いですが、どの構築でも採用する価値があるカードです。

余裕がある時は《ナチュル・ビースト》や《魔封じの芳香》対策となる《タイフーン》や《幽鬼うさぎ》などを握っておくのもいいかもしれません。

 

《ソウル・レヴィ》

(1):「ソウル・レヴィ」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

 

相手が特殊召喚に成功する度に相手のデッキトップから3枚墓地へ送るカード

このデッキの場合、《増殖するG》並みの抑止力となります。

 

相手が無視して特殊召喚を5回行った場合、初手5枚を含めれば計20枚のカードがデッキから消えます。サーチやドロー・墓地肥やしを進めれば尚更。

 

【神碑】のデッキ破壊のペースは1ターンにつき7枚前後なので、このカードの維持も勝ちに直結します。1枚挿しておくというのもありだと思います。

 

《妖精竜 エンシェント》

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分のターンにフィールド魔法カードが発動した場合、デッキからカードを1枚ドローする。
「妖精竜 エンシェント」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、1ターンに1度、フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して破壊できる。

 

自分のターンにフィールド魔法が発動された場合1ドローできるモンスター

扱いやすいドロー効果に加えて、単体除去をもつ防戦向けのシンクロモンスターです。

 

【神碑】は頻繁にフィールド魔法の張り替えを行うので毎ターン1ドローしやすく、元々守備表示で使うモンスターなのでバトルフェイズスキップも気になりません。

《ムニン》+《エクレシア》、《ゲーリ》+手札誘発娘などの組み合わせで簡単に出せます。

 

除去されそうな時は《まどろみの神碑》の身代わり効果で守ってあげましょう。

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バトルフェイズスキップの補足

 

バトルフェイズスキップはルール効果によるもの

一度発生してしまったスキップデメリットは現在のところ他のカードの効果で解除することはできません。

また、プレイヤーに影響を及ぼす効果なので、魔法の効果を受け付けない《ホルスの黒炎竜LV6》や完全耐性をもつ《RR-アルティメット・ファルコン》などをコントロールしていても無視できません。

 

●次のバトルフェイズがスキップされるというデメリットは、バトルフェイズに入ると宣言した場合に発生します。チェーンブロックも作りません。

メインフェイズ1終了時で自分のターンを終了した場合は、バトルフェイズ宣言をしていないのでさらに次のターンまで持ち越されることになります。

お互いのターンの間に1枚も「神碑」速攻魔法を使わない場合があるのであれば、必ずバトルフェイズの宣言はしておきましょう。

 

1ターン中に「神碑」速攻魔法を何枚発動しようと、スキップされるバトルフェイズは1回だけです。これは相手ターン中も含みます。

言い換えるならば、お互いのターン中に発動した「神碑」速攻魔法のバトルフェイズスキップ処理は、バトルフェイズ宣言1回分で全てスキップされて解決されます。

2ターン先、3ターン先とはならないので安心してください。

 

●スキップされたバトルフェイズ以降はメインフェイズ2に移行できません

自動的に[バトルフェイズ宣言⇒バトルフェイズ自体がスキップされる⇒エンドフェイズ]の順で移行していきます。スタートステップへの移行もありません。

《時の女神の悪戯》のように本来ならバトルフェイズ終了時に発動できるカードもフェイズスキップ中は発動できないので、ご注意ください。

ここが一番間違えやすいところだと思います。

 

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戦術

①:任意の「神碑」速攻魔法を発動して、EXデッキから《神碑の翼フギン》を特殊召喚。
《フギン》の効果で手札1枚をコストに《神碑の泉》をサーチして発動。
任意の「神碑」速攻魔法を発動して、相手のデッキトップを除外。《神碑の泉》で3ドロー。
通常召喚権を無駄なく使って、手札・墓地を整えていく。

 

先行1ターン目の【神碑】は相手フィールドにカードがないため動きにくいです。

《神碑の泉》の3ドローと手札・墓地を整えることを意識して動きます。

《フギン》の手札コストはできるだけ「神碑」カードを捨てて、墓地リソースにしましょう。

 

後攻だった場合は、相手フィールドの荒らしながらデッキトップを除外して削っていきます。

相手がドロー・サーチ・展開していた場合はその分キルスピードが上がるので、適度に泳がしてタイミングを見計らって手札誘発などで妨害したほうが後々楽になります。

 

《神碑の泉》はキーカードゆえにすぐに破壊されてしまいます。

相手ターン中に破壊されることを見越して、最低でも1枚は防御札をセットしておいた方が即死を免れます。

どのみち相手ターン中は《メタバース》や《終焉の地》を使わない限り、3ドローが限界です。

不意に除去される前にスタンバイフェイズでドロー効果を使った方が得です。

 

②:《神碑の翼ムニン》の効果で《神碑の誑かし》をサーチして発動。
《神碑の牙ゲーリ》で《神碑の泉》を何度も張り替えながら3~6ドローを狙っていく。
《トップ・シェア》で任意のカードをデッキトップへ置いて、対応力を上げていく。

 

フィールド魔法の張り替えによって大量のドローはできますが、各「神碑」速攻魔法の同名ターン1制限は無視できません。

増えすぎた手札はセットしたり、場合によっては手札枚数制限で捨てた方がいい場合もあります。

 

《神碑の誑かし》が存在すればデッキ破壊のスピードは確実に早くなります。

相手が普通の40枚デッキであれば、残り18枚以下で確実にサーチ・リクルートに支障が出ています。

相手の動きが鈍くなりだしたら勝利は目前!

 

残りの枚数が少なくなったら、《手札抹殺》や《トリックスター・リンカーネーション》を発動して、一気にゲームエンドを狙う。

 

《神碑の泉》の3ドローを連発していれば、いずれ《トップ・シェア》か本体を引き当てます。

《トリックスター・リンカーネーション》はどのタイミングで発動してもいいですが、《手札抹殺》は相手に墓地リソースを与えてしまうので序盤はできるだけ発動したくありません。

デッキ枚数が残り10枚を切ったあたりが目安です。

 

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まとめ

【神碑】の簡単なテーマ紹介でした。

デッキ破壊というだけあってゲームが進むごとに相手は苦しい表情をする愉快なデッキです。

メジャーな戦術ではない分、初めての人はきっと新鮮で楽しいと思いますよ!

人間関係に亀裂が入らない程度に楽しんでみてください!

 

ミリアル
ミリアル

デッキ破壊たのしい!
60枚デッキでもかかってこい!

アリアル
アリアル

さすがに連戦はメンタル的に厳しいわね
【メタファイズ】使おうかしら

ミリアル
ミリアル

最後まで読んでくれてありがとー!
気に入ったアイデアとかあったらSNSで紹介してくれると嬉しい♪

アリアル
アリアル

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