《拮抗勝負》を打ち負かせ!【評価・対策】

決まれば一方的な勝負へ。外せば一気に不利。この罠の発動時が一番の拮抗勝負

/所要時間5分

《拮抗勝負》とは?

10期 CIRCUIT BREAK で登場したボード・アドバンテージをひっくり返す罠カード

先行プレイヤーが盤面を固め、後攻プレイヤーを圧迫する傾向に一石を投じた。

カード紹介

自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:相手フィールドのカードが自分フィールドのカードより多い場合、自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。
自分フィールドのカードと同じ数になるように、相手は自身のフィールドのカードを選んで裏側表示で除外しなければならない。

・条件こそあるが手札から発動できる罠である

・自分のカードと同じ枚数になるまで(このカードを含む)裏側で除外させる

バトルフェイズ終了時にしか使えない

理想的な使い方 :後攻1ターン目(自分)

メインフェイズ1:何もしない

⇒相手にカードを減らすタイミングを与えない

バトルフェイズ :何もしない

< 終了時  :手札から《拮抗勝負》発動!

⇒相手の場のカードを1枚残し、全て裏側除外

メインフェイズ2:残ったカードの除去、展開

評価

基本的に後攻1ターン目で使用したいカードであるため、採用はサイドデッキになる。

対象を取らず裏側のまま除外するため再利用もできない。発動が通ってしまえば、相当有利に戦うことができる。

問題点は発動タイミング。バトルフェイズ終了時と遅く、せっかく除去できても攻撃ができない。ターンが進んで劣勢になった時、相手ターンに発動したいのにそのまま押し切られてしまうことが発生する。

そして、一番除去したいカードを除去できない

例えば、《クリスタルウィング・シンクロドラゴン》が場を制圧していて、発動しても肝心の《クリスタルウィング》を除外できないことになる。

総じて自分が狙って発動するのは意外と難しく、相手に使われると非常に厄介という絶妙な立ち位置のカードと言える。

それでも先行プレイヤーが意識せざる負えない罠に違いはない。デッキにいれなくとも、この罠の存在そのものが先行プレイヤーの展開を制限させているとも言える。

ちなみに相手フィールドにトークンがいると、自分と相手のカード枚数に含まれるが、トークンは裏側で除外できないため《拮抗勝負》の効果が適応されない。よって、トークンは必ず残り、トークン以外のカードが除外されるため覚えておきたい。

追記

《拮抗勝負》は相手プレイヤーに裏側表示の除外を強要する効果を持つ。

聞きなれない言葉ですが、このカードの裏側表示の除外はカードの効果によるものではない

よって、全てのカード効果を受け付けないカードも裏側表示で除外される。

例:《RR-アルティメット・ファルコン》など

対策

このカードを使われて辛酸を舐めることになったプレイヤーも多いと思います。

一番は制圧モンスターで魔法・罠の発動を制限させることですが数は多くない。

単純に《魔宮の賄賂》などでも無効にできますが、相手に損失を与えることができない。

対策するなら、除外させないことに注目しよう。

サイドデッキに自然に入る上、簡単に対処することができる。

《王宮の鉄壁》

:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いにカードを除外できない。

除外対策の鉄板カード。9期以降の遊戯王では除外が更に活用されるようになったため、サイドデッキの常連になっている。

永続罠なので《サイクロン》等に弱い。

《拮抗勝負》を使われて《王宮の鉄壁》をチェーンし、またチェーンされ《サイクロン》を打たれた場合は、相手の場に《サイクロン》と《拮抗勝負》が残ったまま《拮抗勝負》の効果が適応されるため、結果的に自分の場のカードを2枚残すことができ被害を抑えることができる

《アーティファクト―ロンギヌス》

①:このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードを特殊召喚する。
③:手札または自分フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
このターン、お互いにカードを除外できない。
この効果は相手ターンにのみ発動できる。

注目すべきは③の効果。

手札からリリースし発動ターンお互いのあらゆる除外を封じる効果を持つ。相手ターンしか発動できないが、大体《拮抗勝負》は相手のターンしか発動されないため問題ない。

このターンのみの制限のため、自分が除外を多用するデッキでも次のターンから制約なしで動くことが出来る。また、《マクロコスモス》適用下でも発動できる。

扱いやすく、奇襲性も高いのでおすすめできる。

除外対策としてサイドデッキにも入れやすいだろう。

《盆回し》

①:自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法カード2枚を選び、そのうちの1枚を自分フィールドにセットし、もう1枚を相手フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードのいずれかがフィールドゾーンにセットされている限り、お互いに他のフィールド魔法カードを発動・セットできない。

一見なぜ?と思うかもしれません。

相手にフィールド魔法を送りつけることにより、フィールドにカードがあるため《拮抗勝負》を手札から発動できないことになります。

《テラ・フォーミング》の規制後、使用率が増えたため自然とメインデッキに入っていることも多いだろう。除外とは関係ないが立派にメタを果たしていると言える。

《拮抗勝負》を必ず通したい!

評価・対策を踏まえて、絶対に《拮抗勝負》を通したいと思ったら、《拮抗勝負》を搭載するデッキから見直すべきです。

《拮抗勝負》の特性上、

除外対策のカードでついでに対策されてしまう

つまり、メタカードを分散させてしまえば効果が通りやすくなる。

相性の良いデッキ:除外以外を主戦術とする

他にも フィールド魔法に依存しない など

【ライトロード】【星杯】【活路エクゾ】など

相性の悪いデッキ:除外して展開する

【真竜恐竜】【ABC】など

強力なカードにも弱点は少なからずあるので、採用理由はしっかり考えたい。