遊戯王ZEXALで神月アンナちゃんが使った【列車】
全テーマの中でも屈指のパワーが魅力の超弩級デッキ
/所要時間5分
【列車】って?
レベル10のモンスターを複数並べてランク10を並べてぶん殴る超火力のビートダウンテーマ【列車】
圧倒的なパワーによる爽快感と強靭な強さを兼ね備えたテーマのためか決闘者からの人気も高め。
恐らく純粋な打点勝負でこのテーマに太刀打ちできるのは【ワイト】くらいでしょう。
昔は高額なカードが多くて作りにくかったのですが、再録もされて随分と作りやすくなりましたね。
さらっと確認してみてください!
属性:地属性
種族:機械族
召喚法:エクシーズ召喚
特徴:ランク10のエクシーズ召喚に特化
モンスター
《深夜特急騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》
星10/地属性/機械族/ATK3000/DEF3000
このカードはデッキから特殊召喚できない。
①:このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードの①の方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は0になる。
リリースなしで召喚できるレベル10モンスター
【列車】の素材として基礎となります。
攻撃力が0になりますが、《スキルドレイン》下では問題なく3000のアタッカーとして使えるのも魅力の一つ。
【列車】には機械族・レベル10・地属性を参照するサポートを多く採用するため、このモンスターを含め元々のレベルが10のモンスターを8~10体は採用しておきたい(メインデッキ・EXデッキ問わず)。
このモンスターは召喚権さえあればフィールドに出せるので最も癖のない素材として活躍します。
デッキから特殊召喚できないのは忘れがちなので注意です!
《重機貨列車デリックレーン》
星10/地属性/機械族/ATK2800/DEF2000
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに機械族・地属性モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。
②:X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
地属性で機械族のモンスターが召喚・特殊召喚された場合、手札から特殊召喚できるモンスター
デメリット:元々のステータスが半減
こちらもランク10の素材として申し分ないほどの出しやすさを誇ります。X素材で取り除かれた場合は単体除去もできるので、ジャマなカードは軽く除去できて安心。
《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》で相手ターン中にX素材を取り除くこともできるので、妨害としてX素材に残しておくのも基本のひとつ。
《弾丸特急バレット・ライナー》
星10/地属性/機械族/ATK3000/DEF 0
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが機械族・地属性モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードの攻撃宣言の際に、自分はこのカード以外の自分フィールドのカード2枚を墓地へ送らなければならない。
③:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、「弾丸特急バレット・ライナー」以外の自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
自分フィールドのモンスターが地属性機械族のみの場合、手札から特殊召喚できるモンスター
上記の2体共々ランク10の素材として存分に使えます。
②の攻撃時のデメリットはそもそも攻撃しなければいいだけの話なので《スキルドレイン》下以外の状況では気にする必要はないでしょう。
墓地に送られたターンのエンドフェイズに同名以外の墓地の機械族1体を手札に戻すこともできます。後続のランク10の素材を確保することもでき無駄がない。
特に理由がなければ3枚採用したいカードです。
《除雪機関車ハッスル・ラッセル》
星10/地属性/機械族/ATK2500/DEF3000
①:自分の魔法&罠ゾーンにカードが存在する場合、相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分の魔法&罠ゾーンのカードを全て破壊し、破壊したカードの数×200ダメージを相手に与える。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
自分フィールドに魔法・罠ゾーンにカードが存在する状態で相手の直接攻撃宣言時に手札から特殊召喚できるモンスター
その後、自分フィールドの魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊
【列車】の防御用カード。
ただし、能動的に特殊召喚することができないため採用率は低めです。サーチもできるので1枚入れておけばOKです。
フィールド魔法は破壊しないため《転回操車》の効果を相手ターン中にも発動できるのはこのカードにしかない利点。
十分「列車」らしいカードだとは思いますが、【列車】のカードは統率が取れ過ぎているので入れる枠がないという方が正しいですね。
《無頼特急バトレイン》
星4/地属性/機械族/ATK1800/DEF1000
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
相手に500ダメージを与える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
②:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから機械族・地属性・レベル10モンスター1体を手札に加える。
墓地へ送られたターンのエンドフェイズにデッキから地属性レベル10機械族のモンスター1体をサーチできるモンスター
【列車】の主力モンスターにアクセスしつつ、《転回操車》によって自身もレベル10にしてランク10の素材として活躍することができるのが強力。
こちらも【列車】の基本パーツの一つなので2~3枚採用しておきたい。
微弱なバーン効果はデメリットが重すぎるので、先行1ターン目か《転回操車》を発動したターン中に使いたい。
《爆走軌道フライング・ペガサス》
星4/地属性/機械族/ATK1800/DEF1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「爆走軌道フライング・ペガサス」以外の自分の墓地の機械族・地属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
②:このカード以外の自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのレベルは、その内の1体のレベルと同じになる。
この効果を発動するターン、自分はXモンスターでしか攻撃宣言できない。
召喚・特殊召喚に成功した場合、墓地の同名以外の地属性機械族1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚できるモンスター
「列車」系統のモンスターは全て対応しているのでランク4・リンク2または②の効果でランク10のエクシーズ召喚に繋げることができます。
中盤以降の手札消費を軽減しつつ、リカバリーとレベル調整ができる必須級の存在なのでできることなら3枚欲しいカードです。
このカードを積むと格段にランク10がエクシーズ召喚しやすくなります。
《剛腕特急トロッコロッコ》
星4/地属性/機械族/ATK1800/DEF1000
①:フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このX召喚に成功した場合に発動する。
このカードの攻撃力は800アップする。
エクシーズ素材になった場合の打点アップ
《転回操車》《緊急ダイヤ》で特殊召喚するモンスターのリペアとしての役割が強く、採用しても1枚ほど。
「列車」モンスターでは対処できない時用のランク4の素材にできると理想的です。
EXデッキのモンスター
《機関重連アンガー・ナックル》
地属性/機械族/ATK1500/LINK2
【リンクマーカー:右/下】
機械族モンスター2体
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードはリンク素材にできない。
①:自分・相手のメインフェイズに、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、自分の墓地の機械族・レベル10モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
お互いのメインフェイズに自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地に送り、墓地のレベル10機械族1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚できるモンスター
デメリット:リンク素材にできない
また、墓地に存在する場合、手札・フィールドのカード1枚を墓地に送り自身を特殊召喚できます。
邪魔になってしまった《スキルドレイン》を片付けたり、後述する《臨時ダイヤ》や《緊急ダイヤ》のトリガーにできるなどサポートとして活躍できます。
リンク先の確保で言えば《クリフォート・ゲニウス》の方が上手なのでこちらはサポートとの兼ね合いが良いことに着目して運用してあげたい。
《No.27 弩級戦艦-ドレッドノイド》
ランク4/水属性/機械族/ATK2200/DEF1000
レベル4モンスター×2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。
ランク10以上の機械族Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
②:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
このカードが相手モンスターを戦闘破壊したバトルフェイズ終了後、自身の上にランク10以上の機械族1体を重ねてエクシーズ召喚できるモンスター
ランク10が出せない場合でもこのモンスターを経由することで後述するモンスター達に繋げることができます。
【列車】でこのカードを優先的に出す場面はほぼありませんが、選択肢として取っておきたいので1枚は採用しておくと安心。
《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》
ランク10/地属性/機械族/ATK3000/DEF3000
レベル10モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手に2000ダメージを与える。
X素材を1つ取り除き、相手に2000ダメージを与えるモンスター
効果を通すだけで1/4のLPが吹き飛び、自身の直接攻撃が通ればさらに3000ダメージと凄まじいパワーの持ち主。
【列車】で終始活躍するので余裕をもって3枚採用しておきましょう。
もし3枚目を使う時は相手はひん死になっているでしょうが…
《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》
ランク10/地属性/機械族/ATK3200/DEF4000
レベル10モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターはターン終了時まで、そのモンスター以外のカードの効果を受けない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
X素材を1つ取り除き、フィールドのモンスター1体へターン終了時まで自身以外のカード効果を受けない耐性を付与するモンスター
自身に効果を適応することで攻守3200/4000のカード効果を受けない要塞が出来上がります。相手ターン中も使えるため、打点以外で突破することは困難。
《グスタフ・マックス》と比べるとこちらは堅実にテンポ・アドバンテージを取れるのでお互いに拮抗している場面で活躍しやすいカードです。
先行1ターン目を渡された時と《転回操車》の①の効果を使った場合は取りあえずこのモンスターを出せるくらいのデッキ構築をしておきたい。
《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》
ランク11/地属性/機械族/ATK4000/DEF4000
レベル11モンスター×3
「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」は1ターンに1度、自分フィールドのランク10の機械族Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力・守備力は2000アップする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はこのカードでしか攻撃宣言できない。
②:このカードは1度のバトルフェイズ中にこのカードのX素材の数+1回までモンスターに攻撃できる。
X素材を1つ取り除き、ステータスを永続的に2000アップするモンスター
デメリット:効果発動後、攻撃制限あり
ただでさえ高い攻撃力に上乗せして2000アップすると攻撃力6000。しかも連続攻撃効果もち。
《グスタフ・マックス》から繋げると一瞬で1ショットキルできますが、耐性等は持ち合わせていないため相手の妨害には細心の注意を払って見極めて使いたい。
相手のリンクモンスターが突っ立っている時が狙い目です。
魔法・罠
《転回操車》
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドに機械族・地属性・レベル10モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから攻撃力1800以上の機械族・地属性・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたモンスターのレベルは10になる。
この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは0になる。
②:自分の手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから機械族・地属性・レベル10モンスター1体を手札に加える。
自分フィールドに地属性レベル10機械族モンスターが召喚・特殊召喚された場合、デッキから攻撃力1800以上地属性レベル4機械族モンスター1体を特殊召喚できるカード
デメリット:効果発動後ターン終了時まで相手の受ける戦闘ダメージは0
【列車】の安定したエクシーズ召喚には欠かせないカードであり、できるだけ早く引き込みたいカードの1つ。
特に先行1ターン目や効果ダメージで勝てる場合はデメリットも気にならないため想像以上に使いやすい。
効果も無効にならないため《爆走軌道フライング・ペガサス》でさらにモンスターを展開することもできます。
また、手札1枚を墓地に送り、デッキから地属性レベル10機械族モンスター1体をサーチできます。
こちらの効果にはデメリットが付かないため、一気にLPを削りに行きたいターンと使い分けられるのが魅力。
①②のいずれか1つしか効果は使えませんが、どちらにせよ【列車】はこのカード抜きでは語れないので3枚採用推奨です。
《緊急ダイヤ》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合に発動できる。
機械族・地属性の、レベル4以下のモンスター1体とレベル5以上のモンスター1体をデッキから効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分は機械族モンスターでしか攻撃宣言できない。
②:フィールドにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから機械族・レベル10モンスター1体を手札に加える。
発動条件を満たすとデッキからレベル4以下の地属性機械族1体とレベル5以上の地属性機械族1体を効果無効にし守備表示で特殊召喚できるカード
デメリット:発動後ターン終了時まで機械族しか攻撃できない
デッキから無条件で2体のモンスターを特殊召喚できるのは脅威そのもの。このカード1枚でエクシーズ召喚はできないものの【列車】の基盤となるモンスターが一気に揃います。
②の効果は《弾丸特急バレット・ライナー》などで【列車】ではついでのように発動できますが、①の効果が強力すぎるので手札でダブった時くらいの選択肢として覚えておくくらいでOK。
地味に速攻魔法なので防御札としてセットするのもありかも
ここまで露骨に後攻有利なカードが出てしまうと【列車】で先行を取る利点はほぼ失われたといってもいいですね。
金銭的な事情を除けばこちらも間違いなく3枚採用したいカードです。
《臨時ダイヤ》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地の攻撃力3000以上の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
その機械族モンスターを守備表示で特殊召喚する。
②:セットされたこのカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の機械族・レベル10モンスター1体を対象として発動できる。
その機械族モンスターを手札に加える。
墓地の攻撃力3000以上の機械族1体を守備表示で特殊召喚できるカード
「列車」系モンスターの中でも対応しているモンスターは少なく、絶対に必要かと言われればそうでもありません。
②の効果も《弾丸特急バレット・ライナー》と効果が似ており、あちらが使いやすいためこの面での採用も難しい。
基本的に2枚目以降の《死者蘇生》として採用するといいでしょう。
使う場合は《壊星壊獣ジズキエル》との併用がおすすめです。
《機関連結》
自分の墓地のレベル10以上の機械族モンスター2体を除外して発動した場合のみ、機械族・地属性モンスターに装備可能。
①:装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力の倍になり、装備モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、装備モンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
墓地のレベル10機械族2体を除外して装備し、元々の攻撃力を倍にして貫通効果を付与するカード
【列車】ならば使いこなすことができるものの、実際にはコストが重く使い勝手はいいとは言えません。《巨大化》や《コンセントレイト》で十分です。
でも、凄まじい攻撃力で相手を粉砕する魅力には抗えませんね…
《掃射特攻》
①:1ターンに1度、自分フィールドの機械族XモンスターのX素材を任意の数だけ取り除き、その数だけフィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの機械族Xモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合、自分の墓地からこのカードと機械族Xモンスター1体を除外して発動できる。
除外したモンスターのランク×200ダメージを相手に与える。
自分の機械族エクシーズモンスターのX素材を任意の数取り除き、その数だけフィールドのカードを破壊するカード
相手ターン中の妨害が苦手な【列車】にとって数少ない継続的な妨害手段となります。
また、相手はこのカードを破壊しても②の効果で少なくとも2000ダメージは覚悟しなくてはならないため、このカードが見せるだけで圧力をかけていけるのもメリットですね。
相性の良いカード
・【列車】はテーマ内でほとんど完結し切っているのであまり他のカードを必要としません
・数少ないデッキ枠でどんな自分の色を見せるかが楽しみの1つ
《惑星探査車》
星4/地属性/機械族/ATK1000/DEF1000
①:このカードをリリースして発動できる。
デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。
自身をリリースしてデッキからフィールド魔法1枚をサーチできるモンスター
いち早く《転回操車》を引き込みたい【列車】にとって属性・種族が一致しているこのカードは自然に採用しやすい。
このカードが召喚できれば《弾丸特急バレット・ライナー》や《重機貨列車デリックレーン》も手札から特殊召喚できるため、サーチした《転回操車》の効果を使えば楽にランク10を出すことができます。
《スキルドレイン》が発動していてもサーチが遂行できるのも大事なポイントです。
《強欲で貪欲な壺》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
ハイリスクハイリターンなドローソース
【列車】は除外されると致命的なカードがメインデッキに搭載されていないため、気兼ねなく発動することができます。
【シャドール】との混合を考えなければ3枚採用しても特に問題ありません。
後攻1ターン目で発動できれば初手7枚のスタートを切れます。
ランク10が出せないことはまずないでしょう。
《エルシャドール・シェキナーガ》
星10/地属性/機械族/ATK2600/DEF3000
「シャドール」モンスター+地属性モンスター
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:特殊召喚されたモンスターが効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、自分は手札の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
②:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
「シャドール」と地属性の融合体
《影依融合》によってデッキから融合召喚することができ、ステータスが【列車】と極めて相性が良い。さらに《無頼特急バトレイン》など墓地で発動する効果の補助もできます。
《転回操車》のトリガーを引きつつ、ランク10の素材になりながらアドバンテージを再生し続ける様は一時期の環境クラスの実力に匹敵します。
《影依融合》3枚と「シャドール」2・3体くらい入れればOKなのでお試しあれ。
シャドールについてはこちらから↓
戦術
簡単にまとめると…力こそパワーだ。殴れば勝ち。
【列車】としての動きは単純明快で、ランク10を次々と展開し、相手の体制が整う前にLPを削り切るのが基本です。
超がつくほどのパワーデッキで扱いやすいのは間違いないのですが、裏を返せば相手に動きを読まれやすいということにもなります。
その面を補うために《スキルドレイン》や「壊獣」を始めとしたメタカードで補っていくと勝率が上がるでしょう。
【列車】はスロースターターな面もあるので大量展開系デッキに対してはできれば《増殖するG》などで睨みを利かせたい。
まとめ
元々アンナちゃんのキャラデッキのためのカードだったはずが、色々あって環境クラスの実力をつけた結果、大々的に強化されるという結構珍しい過程を踏んでいる【列車】
ZEXAL期のカードは今となっては使いにくいカードが多くなってしまいましたが、【列車】はこれからも輝いていきそうですね!
ガチデッキとも十分渡り合えるのでぜひ使ってみてください!
…この調子でもっとZEXAL期のカードが救済されるといいなぁ
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