クリクリー!
あっ!クリボーが勝手に!
※《サクリファイス・アニマ》のミスを修正
/所要時間5分
【クリボー】テーマデッキ紹介
遊戯王のマスコットキャラクターとしてプレイヤーなら知らない人はいない《クリボー》
これまで少しずつ仲間が増えてきたのですが、サポートカードは以前少ないままでした。
そんな中、ANIMATION CHRONICLE 2021でついに「クリボー」5兄弟が登場!
大量展開が得意なテーマデッキとしての特徴を手に入れてデッキが組みやすくなりました!
散らばって収録されていたのでわからない方も多いと思うので
●これから【クリボー】を組んでみたい!
●組んでいる途中だけど初めからおさらいしたい!
●デッキ構築に悩んでいる…
という方は続きをどうぞ!
属性:闇・光
種族:主に悪魔族・天使族
召喚法:リンク召喚メイン
レベル:1
特徴:防御系の手札誘発・大量展開コンボ
悪魔族の「クリボー」
《クリボー》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 200
①:相手モンスターの攻撃で自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする。
元祖「クリボー」モンスター
手札から捨てることで相手モンスターの攻撃で戦闘ダメージを0にします。
「クリボー」モンスターの中でも最も専用のサポートカードに対応しており、ステータスも相まって展開用に使いやすい。
特に《増殖》で増えた「クリボートークン」を使っての連続リンク召喚は他のカードでは真似できない面白さがあります。
このカードを含め、「クリボー」関連モンスターは攻撃やダメージを防ぐ手札誘発効果を備えているため、相手からの攻撃をいなしやすい特徴があります。
基本的にどの「クリボー」モンスターも手札より墓地にいた方が展開しやすいので、積極的に使っていきましょう。
《クリバー》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 200
このカード名はルール上「クリボー」カードとしても扱う。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードまたは自分の「クリボー」モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
デッキから「クリバー」以外の攻撃力300/守備力200のモンスター1体を特殊召喚する。
②:フィールドのこのカードと自分の手札・フィールドの「クリビー」「クリブー」「クリベー」「クリボー」を1体ずつリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「クリバビロン」1体を選んで特殊召喚する。
「クリボー」モンスターが戦闘破壊された時、同名以外の[ATK300/DEF200]のステータスをもつモンスター1体をデッキから特殊召喚できるモンスター
基本的に自爆特攻が必要になる効果ですが、《Ai打ち》や《単一化》、《強制転移》を採用することでダメージを最小限に抑えつつリクルートができるようになります。
「クリボー」関連モンスターのほとんどが対応しており、自分のデッキの軸としたい「クリボー」を呼び出す選択肢となってくれます。
また、手札・フィールドの「クリボー」5兄弟を1体ずつリリースすることで、手札・デッキ・墓地から《クリバビロン》を特殊召喚することができます。
消費5枚で1枚のカードを出すのはあまりにも重いので、後で紹介する《ティンクル・ファイブスター》で「クリボー」5兄弟を特殊召喚した後に使う効果と言えます。
この効果を《灰流うらら》等で無効にされた場合のアド損は激しいどころでは済まないので、絶対に妨害されないように注意を払ってください。
《クリビー》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 200
このカード名はルール上「クリボー」カードとしても扱う。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードまたは自分の「クリボー」モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
デッキから「クリボー」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:1ターンに1度、自分フィールドに他の「クリボー」モンスターが存在する場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカード以外の自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にし、その攻撃を無効にする。
「クリボー」モンスターが戦闘破壊された時、デッキから《クリボー》関連の魔法・罠1枚をサーチできるモンスター
即効性があり使いやすい《クリボーを呼ぶ笛》、爆発力のある《ティンクル・ファイブスター》&《増殖》、除去カードとなりうる《機雷化》と小粒ながらも多様性に富んでおり、サーチする意義は大きい。
また、相手モンスターの攻撃宣言時に、自身以外の自分フィールド上のモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にして攻撃を無効にすることもできます。
リンク素材やリリース等にも使わずに「クリボー」を相手ターン中に残すのは稀なので、この効果はほとんどおまけ。
この効果を能動的に狙うのであれば、《スクラム・フォース》で守備表示の「クリボー」たちを守りながらディフェンジブに戦うというのもありかもしれません。
《クリブー》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 200
このカード名はルール上「クリボー」カードとしても扱う。
①:相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「クリブー」以外の「クリボー」モンスター1体を手札に加える。
②:1ターンに1度、手札から罠カード1枚を捨て、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1500ダウンする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
相手モンスターの攻撃宣言時に手札から捨てて、同名以外の「クリボー」モンスター1体をサーチできるモンスター
相手の攻撃宣言がサーチに繋がるので、やや受動的ではあるもののサーチカードとして活躍させやすい。
手札の罠1枚をコストに相手フィールドのモンスター1体の攻撃力を1500ダウンさせる(フリーチェーン)こともでき、「クリボー」関連の中では戦闘サポートとして長けています。
罠カードの候補としては自然に採用しやすい《エターナル・カオス》や《ワン・バイ・ワン》、墓地で発動できる《ハイレート・ドロー》《方界降世》などがおすすめです。
「クリボー」カードだけではどうしても除去・展開力・ドローに不安が残るので、ステータスを活かしてあげられるカードを採用してあげると喜ぶと思いますよ。
《クリベー》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 200
このカード名はルール上「クリボー」カードとしても扱う。
①:このカードを手札から捨て、自分フィールドの「クリボー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は1500アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:フィールドのこのカードと自分の手札・フィールドの「クリバー」「クリビー」「クリブー」「クリボー」を1体ずつリリースして発動できる。
自分のデッキ・墓地から「クリバンデット」1体を選んで手札に加える。
その後、手札から悪魔族モンスター1体を召喚できる。
手札から捨てることで「クリボー」モンスターの攻撃力を1500アップできるモンスター
使いやすい効果をしているものの、「クリボー」たちは元々のステータスが低すぎるので戦闘補助として使うにはさらに一工夫必要です。
最も使用機会が多いのは《リンクリボー》に対して相手が弱小モンスターで攻撃してきたタイミング。
ATK1800未満であれば《リンクリボー》の効果を使わずに戦闘破壊できるので、相手のテンポを削ぐことができます。
また、フィールドの自身を含む「クリボー」5兄弟を手札・フィールドからリリースすることで、デッキ・墓地から《クリバンデット》をサーチできます。
その後、悪魔族の召喚権が増えるため、そのまま《クリバンデット》を召喚し効果発動まで繋がります。
《クリバンデット》は汎用性の高い効果をもったモンスターではありますが、カード5枚を消費してまで出したいモンスターではないので、あくまで原作再現に近い。
一気に墓地を肥やしたいコンボデッキであれば検討できるかも?
《クリバビロン》
星5/闇属性/悪魔族/ATK1500/DEF1000
このカード名の①③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分の墓地のモンスターの数が相手の墓地のモンスターより多い場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードの攻撃力・守備力は、自分のフィールド・墓地の「クリボー」モンスターの数×300アップする。
③:自分のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻し、自分の手札・墓地から「クリバー」「クリビー」「クリブー」「クリベー」「クリボー」を1体ずつ選んで攻撃表示で特殊召喚する。
自分のメインフェイズ・バトルフェイズに自身をバウンスし、手札・墓地から「クリボー」5兄弟を1体ずつ攻撃表示で特殊召喚できるモンスター
自分の墓地のモンスター数によって手札から特殊召喚もできます。
大抵の場合、このカードを特殊召喚する前に《ティンクル・ファイブスター》で墓地の下準備することになりますが、ひとたび揃ってしまえば何度も「クリボー」5兄弟が分離と合体を繰り返すサイクルが完成します。
5体モンスターがいればリンク召喚でどうとでも展開できるので、【クリボー】デッキはまずそこを目指して動いていきます。
《クリボーン》
星1/光属性/悪魔族/ATK 300/DEF 200
①:自分・相手のバトルフェイズ終了時にこのカードを手札から捨て、このターンに戦闘で破壊され自分の墓地へ送られたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:相手モンスターの攻撃宣言時、墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「クリボー」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
お互いのバトルフェイズ終了時に手札から捨てて、このターン中に戦闘破壊されたモンスター1体を蘇生できるモンスター
「クリボー」に関係なくフィールドのモンスターを残せるので、何度もフィールドに呼び戻したいモンスターに対して使えると効果的。
また、相手の攻撃宣言時に墓地から除外することで墓地の「クリボー」モンスターを任意の数だけ特殊召喚できるノーコストの大量蘇生ができる魅力があります。
最大5体までの特殊召喚が可能なので相手はこのカードを意識してバトルフェイズを行う必要があります。
基本は墓地に送りやすい「クリボー」5兄弟を軸にすれば、蘇生対象にも困りません。
「クリボー」関連のカードは枚数で悩むことがありますが、このカードは1枚で得られるアドバンテージがとても多いので3枚採用してOKです。
《クリボール》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 200
①:相手モンスターの攻撃宣言時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
その攻撃モンスターを守備表示にする。
②:儀式召喚を行う場合、必要なレベル分のモンスターの内の1体として、墓地のこのカードを除外できる。
デュエルリンクス黎明期から守りの要として使われた逸材。
相手モンスターの攻撃宣言時、手札から墓地へ送りそのモンスターを守備表示にします。
リンクモンスターの攻撃は防ぐことはできないものの、対象を取らずに守備表示にするため、戦闘を回避する目的であれば他の「クリボー」よりも安心できます。
墓地からレベル1分の儀式素材となれるおまけ効果も持っており、わずかながら儀式召喚もサポートしてくれます。
《サクリファイス》と混合するレベル1デッキで使ってあげるのがおすすめです。
《サクリボー》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 200
①:このカードがリリースされた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
②:自分のモンスターが戦闘で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
リリースされた場合、1ドローできるモンスター
よく読むと同名ターン1制限がないので複数特殊召喚してリリースするとドロー加速になります。
遊戯らしく《オシリスの天空竜》を採用して派手な【クリボー】デッキも面白いかも?
《リンクリボー》の蘇生コストで簡単にリリースできるのでドローソースとして採用するのもありです。
また、モンスターが戦闘破壊される場合は墓地から除外して身代わり効果を発揮できます。
こちらもコストがないため使いやすく、「クリボー」以外にも使えるのでリンクモンスターの戦闘補助としても使えます。特にアポロウーサあたりをサポートするといいです。
前述した《Ai打ち》との相性もよく、一方的に相手モンスターを戦闘破壊して追加のダメージを与えられます。
リリースギミックは《闇黒の魔王ディアボロス》と併用すると無駄なくアタッカーも増やせます。
《悪魔嬢リリス》で罠を構えながらじっくり戦う構築もいいですね!
《アンクリボー》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨て、このカード以外の自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。
②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、自分のデッキ・墓地から「死者蘇生」1枚を選んで手札に加える。
相手モンスターの攻撃宣言時に手札から捨てて、お互いの墓地から自身以外のモンスター1体を蘇生できるモンスター
エンドフェイズまでの期限こそあるものの、効果無効などのデメリットは一切なく便利。
戦闘・効果で破壊された場合はエンドフェイズにデッキ・墓地から《死者蘇生》1枚を手札に加えるというもの。
破壊ギミックは《ハネクリボー》と相性がよいので、一緒に組み合わせるとまとまりがでます。
強力なモンスターを蘇生できれば一気に挽回できるので、ぜひコンボに組み込みたいところです。
《虹クリボー》
星1/光属性/悪魔族/ATK 100/DEF 100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時に、その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターは攻撃できない。
②:このカードが墓地に存在する場合、相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
相手モンスターの攻撃宣言時に、そのモンスターに手札から装備し、攻撃を封じるモンスター
一風変わった攻撃の止め方でプレイヤーを守ってくれます。
直接攻撃された場合には墓地から蘇生でき、簡易ブロッカーとしてライフを守ってくれます。
1度で2回分の壁となる「クリボー」なので、1ターン中の猛攻を防ぐのにはぴったり。
《光の護封霊剣》や《バトル・フェーダー》の効果にチェーンして蘇生すれば、フィールドに残せるチャンスも増えるので繰り返しエクシーズ素材に使えることは覚えておくといいですよ。
《アストラルクリボー》
星1/光属性/悪魔族/ATK 100/DEF 100
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキの「No.」Xモンスター1体を相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
このカードのレベルは見せたモンスターのランクの数値と同じになる。
この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は「No.」XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:フィールドのこのカードを素材としてX召喚した「No.」モンスターは以下の効果を得る。
●このカードは戦闘及び相手の効果で破壊されない。
EXデッキの「No.」モンスターを公開し、手札から特殊召喚できるモンスター
公開したモンスターのランクと同じ数値のレベルとなるため、エクシーズ召喚サポートとして優秀。
【クリボー】デッキではランク5を公開することで《ティンクル・ファイブスター》の発動条件を満たすことができるので、ぜひ採用しておきたいです。
このカードをエクシーズ素材とした「No.」には[戦闘&効果破壊耐性]が付与されます。
デッキの性質上相性のよい「No.」が出しにくいので、この効果はあまり気にする必要はありません。
《スモーク・モスキート》であれば、《ワンチャン!?》を共有できる上に自由なレベルとなりエクシーズ召喚できるので、意識して構築してもいいかも。
天使族の「クリボー」
《ハネクリボー》
星1/光属性/天使族/ATK 300/DEF 200
①:フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このターン、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
《クリボー》に次いで固有のサポートが多い《ハネクリボー》
フィールドで破壊され墓地へ送られた場合、このターンに受ける戦闘ダメージを0にします。
攻撃表示で立たせておくと先に戦闘ダメージの処理を行うので、出す場合は必ず守備表示にしましょう。
《祝福の教会-リチューアル・チャーチー》で繰り返し蘇生でき、《進化する翼》で《ハネクリボーLv10》を狙うのも昔ほど難しくありません。
クリボー5兄弟と同じデッキには基本入りませんが、専用デッキで輝くラッキーカードです!
《ハネクリボーLV10》
星10/光属性/天使族/ATK 300/DEF 200
このカードは通常召喚できない。
このカードは「進化する翼」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを生け贄に捧げる事で、相手フィールド上の攻撃表示モンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力の合計分のダメージを相手ライフに与える。
この効果は相手バトルフェイズ中のみ発動する事ができる。
《進化する翼》の発動条件と合わせて計4枚のカードを使用して手札・デッキから特殊召喚できるモンスター
自身をリリースすることで相手フィールド上の攻撃表示モンスターを全て破壊し、その元々の攻撃力の合計分のダメージを相手に与えることができます。
《聖なるバリア -ミラー・フォースー》とは異なり、相手モンスターが攻撃宣言を行わずともフリーチェーンで発動できるので、できるだけバトルフェイズ中の特殊召喚を狙いたい。
基本重すぎてデッキにいれるのも躊躇してしまうカードですが、決まった時の爽快感はアニメさながら。
《サクリボー》で手札消費を補いながらぜひ1度使ってみてほしいカードです。
《クリアクリボー》
星1/光属性/天使族/ATK 300/DEF 200
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:ダメージを与えるモンスターの効果を相手が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にする。
②:相手モンスターの直接攻撃宣言時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
そのドローしたカードがモンスターだった場合、さらにそのモンスターを特殊召喚できる。
その後、攻撃対象をそのモンスターに移し替える。
相手モンスターの直接攻撃宣言時、墓地から除外して1ドローできるモンスター
ドローカードがモンスターであれば、特殊召喚して攻撃対象を移し替えることもできます。
やや癖がある効果をしているものの、ノーコストドロー&特殊召喚は偉い。
《運命のドロー》や《魂のしもべ》などと組み合わせると狙ったモンスターを特殊召喚しやすくなり、《ブラック・マジシャン》を呼び出せば遊戯の気分も味わえます。
無理して採用するカードではありませんが、1枚あるとデュエルが面白くなるカードと言えますね!
それ以外の「クリボー」系列のモンスター
《クリボルト》
星1/光属性/雷族/攻 300/守 200
自分のメインフェイズ時、エクシーズ素材を持っているエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分のデッキから「クリボルト」1体を特殊召喚する。
このカードはシンクロ素材にできない。
他モンスターのエクシーズ素材を1つ取り除き、デッキから同名モンスター1体を特殊召喚できるモンスター
同名ターン1制限がないので、エクシーズ素材を2つ取り除けば3体の《クリボルト》が並びます。
【クリボー】デッキはリンク召喚・ランク1のエクシーズ召喚を得意とするデッキなので、モチーフを同じくするこのカードもかなり親和性が高い。
サーチ手段は乏しいですが、爆発力を求めるなら採用する価値があります。
1度使い切った後は《貪欲な壺》で戻すか、「カオス」のコストにして無駄なく使ってください。
EXデッキの「クリボー」
《リンクリボー》
闇属性/サイバース族/ATK 300/LINK1
【リンクマーカー:下】
レベル1モンスター1体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをリリースして発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル1モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
いわずとしれたレベル1モンスターのお供
相手モンスターの攻撃宣言時、自身をリリースすることでそのモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にします。
大抵はこのモンスターにめがけて弱小モンスターが攻撃してくるので、実質攻撃を1回無効にする効果といえます。
「クリボー」デッキであれば、安易な攻撃をトリガーにできるので迂闊に攻撃はできないでしょう。
そして墓地に存在する場合、フリーチェーンでレベル1モンスターをリリースし自己蘇生できる効果が非常に便利。
「クリボー」たちの苦手な戦闘以外の除去から逃がしてあげられるだけでなく、《サクリボー》のドロー効果も使える絶妙なシナジー。
セットする魔法・罠が少なければ《黄泉ガエル》と《サクリファイス・ロータス》も毎ターンコストになってくれるので、使い方次第ではアドバンテージが増えていきます。
最低でも2枚は使いたいので残りのEXデッキ13枠を使って戦術を組み立てていきます。
「クリボー」関連の魔法・罠
《ティンクル・ファイブスター》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドのモンスターがレベル5モンスター1体のみの場合、そのモンスターをリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「クリバー」「クリビー」「クリブー」「クリベー」「クリボー」を1体ずつ選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはアドバンス召喚のためにはリリースできない。
レベル5モンスター1体のみの場合にリリースし、手札・デッキ・墓地から「クリボー」5兄弟を1体ずつ特殊召喚できるカード
驚異的な展開力をもつカードで、デメリットもほとんどないためリンク・エクシーズ召喚に適しています。
《ヴァレル・エンド・ドラゴン》や《L・G・D》などリンク5もたやすくリンク召喚できてしまいます。
問題は安定して発動するためにはレベル5モンスターが必要になること。
ちょっと面白くておすすめなのは《スターダスト・シンクロン》&《スターダスト・イルミネイト》のセットです。
相互にアクセス可能で《スターダスト・イルミネイト》の墓地効果で《スターダスト・シンクロン》をレベル5にすることができるので、安定してレベル5を供給できますよ。
エクシーズやリンクばかり注目されますが、シンクロ軸もいかがでしょう?
《クリボーを呼ぶ笛》
自分のデッキから「クリボー」または「ハネクリボー」1体を選択し、手札に加えるか自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
デッキから《クリボー》or《ハネクリボー》1体をサーチ・リクルートできるカード
速攻魔法なので展開用・防御用どちらで使ってもよく、特に序盤にアクセスできるのが大きい。
召喚権を使わずに展開できる強さは他のカードでも証明できていることなので、多少デッキパワーが落ちたとしてもやはり便利です。
《トポロジック・ボマー・ドラゴン》と組み合わせると全体破壊もできるのでおすすめ。
《増殖》
自分フィールド上に表側表示で存在する「クリボー」1体をリリースして発動できる。
自分フィールド上に「クリボートークン」(悪魔族・闇・星1・攻300/守200)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。
《クリボー》1体をリリースし、クリボートークンを可能な限り生成できるカード
デメリットのない《スケープ・ゴート》のようなもので、大量展開後に連続リンク召喚まで繋がります。
サーチ手段は少ないものの、「クリボー」5兄弟よりもカード少なめで始動できるのでサブウエポンとして優秀です。
腐りにくく爆発力のあるカードなので安定して《クリボー》を供給できるならば3積みしてもOKです。
《機雷化》
自分フィールド上の「クリボー」及び「クリボートークン」を全て破壊する。
その後、破壊した数と同じ数まで相手フィールド上のカードを選んで破壊する。
《クリボー》を全て破壊し、その数と同じ数まで相手フィールドのカードを破壊できるカード
除去カードに乏しい【クリボー】デッキでは相手ターン中にも使える貴重な除去手段となります。
無理して採用する必要はありませんが、覚えておいて損はありません。
サンプルデッキ 40枚構築
2:《クリバー》
2:《クリビー》
2:《クリブー》
2:《クリベー》
2:《クリボー》
2:《アンクリボー》
2:《アストラルクリボー》
3:《クリボーン》
2:《サクリボー》
1:《ハネクリボー》
1:《クリバビロン》
2:《スターダスト・シンクロン》
1:《スターダスト・トレイル》
1:《闇黒の魔王ディアボロス》
3:《ティンクル・ファイブスター》
3:《クリボーを呼ぶ笛》
2:《増殖》
2:《ライトニング・ストーム》
1:《死者蘇生》
2:《スターダスト・イルミネイト》
2:《調律》
2:《ハイレート・ドロー》
2:《リンクリボー》
1:《サクリファイス・アニマ》
1:《I:Pマスカレーナ》
1:《ライトロード・ドミニオン キュリオス》
1:《トポロジック・ボマー・ドラゴン》
1:《鎖龍蛇-スカルデット》
1:《No.1 ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム》
1:《CNo.1 ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ》
1:《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》
1:《混沌魔龍カオス・ルーラー》
【クリボー】デッキは様々な可能性があります。
やりたいことを詰め込みすぎるとデッキが回りにくくなりますが、あえて色々なギミックを混ぜてみました。
遊んでいるうちに色々な方向性が見えてきて、自分でも考えられるようになると思います。
戦術
さきほど紹介したサンプルデッキをベースにしてみます。
大まかな流れとしては《トポロジック・ボマー・ドラゴン》でフィールドをコントロールして、《闇黒の魔王ディアボロス》と共にライフを削りつつ、毎ターンハンデスを狙うといった感じ。
手札によっては順序が逆転することがあるのでその辺は臨機応変に。
《スターダスト・シンクロン》を召喚。デッキから《スターダスト・イルミネイト》をサーチしてそのまま発動。《スターダスト・トレイル》を墓地へ送りつつ、レベル5に変更した《スターダスト・シンクロン》で《ティンクル・ファイブスター》の発動条件をみたす。
「クリボー」5兄弟をデッキから特殊召喚し、一度《クリバビロン》を経由した後で再び分離。
普通にレベル5のモンスターを採用するよりも安定度が高いうえにその後の《混沌魔龍-カオス・ルーラー》のシンクロ召喚が可能となります。
計10枚のデッキ圧縮となり、《クリボーン》を軸にした持久戦へ持ち込みやすくします。
EXデッキからシンクロ召喚しかできないデメリットがあるので、《スターダスト・シンクロン》の蘇生するタイミングには注意です。
《トポロジック・ボマー・ドラゴン》で相手ターン中の妨害をしていく。
または4体素材の《鎖龍蛇-スカルデット》で《ティンクル・ファイブスター》を探しに行く。
手順
- 《増殖》を発動。トークン5体を生成し、《リンクリボー》《I:Pマスカレーナ》《クリボートークン》で《トポロジック・ボマー・ドラゴン》をリンク召喚。
- 残りのトークン1体を残すことで、相手ターン中に《リンクリボー》をリンク先に自己蘇生させて《トポロジック・ボマー・ドラゴン》の全体爆撃が可能となる。
【クリボー】デッキは相手ターン中の除去に不安が残るので、《トポロジック・ボマー・ドラゴン》をチョイス。前述したように《リンクリボー》や《クリボーを呼ぶ笛》と相性がよく、何度も機雷化ができます。
上記の3体素材で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚して《闇黒の魔王ディアボロス》を墓地へ送ってリリースの度に蘇生させることもできます。
《ハネクリボー》を巻き込めばダメージ0、《アンクリボー》を巻き込めば《死者蘇生》回収。
せっかく《クリボーン》で蘇生させても相手に適当につつかれてしまうのはもったいないです。
《ハネクリボー》も《アンクリボー》も破壊ギミックに対応しているので、チョイスしました。
ロマン的ではありますが、《混沌魔龍カオス・ルーラー》で墓地へ送られても始動できるので、わりとありかと思い採用。
《ティンクル・ファイブスター》の発動条件を満たすためには一時的にフィールドを空にしたいこともあって、何かと便利です。
まとめ
【クリボー】デッキの簡単な紹介でした!
わんさか湧いてくるので使っていても使われても和む楽しいデッキです。
いろんな可能性に満ち溢れているのでクリボーたちと一緒にふわふわ考えると楽しそう。
デッキビルドも楽しいのでぜひ遊んでみてください!
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