初のリンク召喚テーマ
優れた展開力が持ち味で拡張性の高い性質を持つ
/所要時間5分
【星杯】とは?
CODE OF THE DUELIST で登場した 複合属性・複合種族テーマ
多彩な展開方法でリンク召喚に繋げる戦術を得意とします。
テーマ共通効果は以下の通り
リンクモンスター
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
属性・種族・レベル含め、多様なステータスのモンスターを有するテーマ。
主に「星杯」通常モンスターを駆使することになります。
リンクモンスターを扱うデッキに出張させることもできるでしょう。
固有効果及び各ステータスは以下の通り
通常モンスター
《星杯を戴く巫女》
星2/水属性/魔法使い族/ATK 0/DEF2100
星神に鎮魂の祈りを捧げる巫女。
手にした杖は代々受け継がれし祭器であり、力を結界に変えて機界騎士による支配から森の民を守護している。
森の守護竜が懐く程の神通力をその身に秘めているが、普段は兄と幼馴染を大切に想う、心優しい少女の顔を見せる。
《星杯に選ばれし者》
星3/炎属性/サイキック族/ATK1600/DEF 0
機怪の残骸で武装する、真っ直ぐな心の少年。
星辰の森に古くから伝わる『星の勇者』に憧れており、妖精リースの願いを受けて、光を授かった仲間たちと共に七つの星遺物を解き放つ旅に出る。”星明かりの勇者 掲げし剣に光を束ね 大いなる闇を討ち祓わん”
《星杯に誘われし者》
星4/地属性/戦士族/ATK1800/DEF 0
機怪との戦いに明け暮れる青年。
森の周辺に生息する機怪蟲が突如凶暴化した際にも、一歩も引かずに結界への侵入を防ぎ続けた。
常に先陣を駆けるその雄姿は森の民を奮い立たせるが、本人はたった一人の妹を守る為だけにその槍を振るっている。
3体全てをサポートするテーマ外カード
・《予想GUY》
・《おもちゃ箱》
・《思い出のブランコ》など
効果モンスター
《星杯の守護竜》
星1/風属性/ドラゴン族/ATK 400/DEF 400
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのリンク状態のモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
リンクモンスター先の守護と展開を担うカード
相互リンクする必要はないため発動自体はしやすい
手札に残してリンクモンスターを守るか、《星杯の妖精リース》などで手札から墓地へ送り、②の効果に繋げるかは状況次第です。
②の効果で特殊召喚する通常モンスターは「聖杯」の名がなくてもOK。
リンク召喚軸のドラゴン族に出張できるポテンシャルを密かに秘めたカードです。
《星杯の妖精リース》
星2/光属性/天使族/ATK 100/DEF2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星杯」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。
「星杯」のサーチと自身を墓地回収するカード
出張性能も高く10期の始まりを物語るようなサーチャー
召喚・特殊召喚に対応しており【星杯】の要となります。
リンクモンスターの共通効果や《星杯竜イムドゥーク》の追加の召喚権によりフィールドに出しやすい。
②の効果でコストにするカードはモンスターであれば何でもOK。
【星杯】では終始効果を使うため必ず引き込みたいカードです。
《星遺物ー『星杯』》
星5/闇属性/機械族/ATK 0/DEF 0
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合、このカードをリリースして発動できる。そのモンスターを墓地へ送る。
②:通常召喚した表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「星遺物-『星杯』」以外の「星杯」モンスター2体を特殊召喚する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
妨害・特殊召喚・サーチと強力な効果を3つ持つカード
①の効果は対象に取らない墓地送り
EXデッキからのモンスターしか止めることはできないため、素材のモンスターから守る必要があります。
②は同名以外の「星杯」を2体特殊召喚する効果
アドバンス召喚しなければ通常召喚出来ないため、《星杯竜イムドゥーク》の追加召喚権を使うことになります。
そのまま《星杯竜イムドゥーク》の③の効果から特殊召喚されたモンスターとリンク召喚すれば、効果を発動できる。
③は墓地で除外し「星遺物」を加える効果
「星杯」のサポートカードも多く積極的に使いたい。同名カードも加えることができます。
リンクモンスター
《星杯竜イムドゥーク》
風属性/ドラゴン族/ATK 800/LINK1
【リンクマーカー:上】
トークン以外の通常モンスター1体
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「星杯」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードがこのカードのリンク先の相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターを破壊する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
召喚権追加ができる展開力の片翼を担うカード
トークン以外の通常モンスター1体でリンク召喚でき、場に出しやすい。
①は「星杯」限定の召喚権を追加する効果
《星杯の妖精リース》や《星遺物ー『星杯』》と相性がよく、③の効果も相まって容易に展開できます。
②はリンク先のモンスターと戦闘する時破壊する効果
EXモンスターゾーン限定のため使用機会はあまりありません。
《星杯神楽イヴ》
水属性/魔法使い族/ATK1800/LINK2
【リンクマーカー:左/右】
種族と属性が異なるモンスター2体
①:リンク状態のこのカードは戦闘・効果では破壊されず、相手の効果の対象にならない。
②:このカードのリンク先のモンスターが効果で破壊される場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
防御よりの効果をもつリンクモンスター
召喚条件が一風変わっていますが、【星杯】は種族と属性が同名カード以外はほぼ異なるため問題なくリンク召喚できる。
トークンも利用できるため、意外と場に出しやすい。
①はリンク状態の時、戦闘・効果で破壊されず対象にされない効果をもつ。
同名カードで相互リンクしてしまえば、強固な布陣となるため狙うのもいいでしょう。
ただし、リンク先が左右のため、別のリンクモンスターか蘇生する必要があります。
②はリンク先のモンスターの身代わりとなる効果
左右に強力なモンスターを並べれば使う意義もありますが、LINK2を失うのも惜しいので使うタイミングは重要。
《星杯剣士アウラム》
炎属性/サイバース族/ATK2000/LINK2
【リンクマーカー:左下/右下】
「星杯」モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は、自分の墓地の「星遺物」モンスターの種類×300アップする。
②:このカードのリンク先の自分の「星杯」モンスター1体をリリースし、そのモンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
蘇生効果を持つリンクモンスター
②の効果は蘇生するモンスターに制約がない。効果も無効にならないため使い勝手がいい。
リンク素材と効果を含め3体の「星杯」が必要なので、アドバンテージを回復するカードを蘇生したい。
《星杯戦士ニンギルス》
地属性/戦士族/ATK2500/LINK3
【リンクマーカー:左/上/右】
リンクモンスター2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。このカードのリンク先の「星杯」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ選んで墓地へ送る。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
ドローと対象に取らない墓地送りの効果をもつカード
リンクモンスター2体と重いが、【星杯】であれば、容易にリンク召喚できます。
①の効果にはこのカードのリンク先に「星杯」が必要なため、リンク召喚に「星杯」を使いすぎると効果を活かせません。
リンク素材に「星杯」リンクモンスターを利用すると、
①《星杯戦士ニンギルス》の①の効果発動
②手札の「星杯」をリンク先に特殊召喚
この順番にチェーンを組むことで、2枚ドローを行うことができます
②の効果はお互いのカードを選んで墓地へ送る効果
対象を取らない墓地送りのため、ほとんどのカードを除去できます。
魔法・罠
《星遺物との邂逅》
①:フィールドの「星杯」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「星杯」モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、自分の墓地の「星杯」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
微弱なステータスアップと墓地蘇生を行うカード
②の効果は相手の効果で破壊されたor戦闘破壊が条件
自爆特攻を仕掛けても発動できます。
守備表示での特殊召喚のため、リンクモンスターを蘇生できない点が若干評価を下げます
《星遺物の加護》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地のカード名が異なる「星杯」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
②:自分フィールドのリンク状態のリンクモンスターが戦闘で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
手札消費の激しい「星杯」の墓地回収手段
「星杯」リンクモンスターもエクストラデッキへ戻せるので《星杯竜イムドゥーク》が足りなくなった場合などにも発動できます。
まとめ
【星杯】はリンク召喚に長けたテーマのため、リンクモンスターが充実してくるたびに注目されるテーマになります。
アタッカーに欠けるのがこのテーマの弱点でもありますが、今後出るリンクモンスターが解決してくれます。
他のテーマにも出張できる性能をもったカードばかりなので、持っておいて損はしないでしょう。
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