《ブラック・ガーデン》って何?【カード紹介】

《ブラック・ガーデン》を使ってみたい。

使われたけどよく分からない。とりあえず確認したい方へ。

/所要時間5分

※2/28 再編集しました

《ブラック・ガーデン》とは?

 

コンボデッキなどで時々使われる不思議なカード

一度その魅力に憑りつかれると中々頭から離れない。

 

①:「ブラック・ガーデン」の効果以外でモンスターが表側表示で召喚・特殊召喚される度に発動する。
そのモンスターの攻撃力を半分にする。
その後、そのコントローラーは、相手のフィールドに「ローズ・トークン」(植物族・闇・星2・攻/守800)1体を攻撃表示で特殊召喚する。
②:フィールドの全ての植物族モンスターの攻撃力の合計と同じ攻撃力を持つ、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
このカード及びフィールドの植物族モンスターを全て破壊する。
全て破壊した場合、対象のモンスターを特殊召喚する。

 

効果が複雑なのでこのカードで起こることを簡単に説明します。

 

①の効果(お互いに発動する強制効果

・モンスターの召喚・特殊召喚時に攻撃力を半分にする

・モンスターを召喚したプレイヤーからみて相手側にトークン1体を特殊召喚する

 

②の効果(自分のみ使用できる)任意効果

・このカードとフィールドの「植物族」を全て破壊する

・破壊した「植物族」の攻撃力の合計と同じ攻撃力のモンスターを墓地から特殊召喚する。

 

 

①・②の効果ともにカード名の発動制限や回数制限はありません

召喚・特殊召喚は行った分だけ、攻撃力は半分になり、相手側に「ローズ・トークン」を特殊召喚することになります。

トークンはATK800のため、ATK1600以下のモンスターでは「ローズ・トークン」すら倒せなくなってしまいます。

 

かつてはトークンを利用して相手にロックを仕掛けることもできましたが、今ではリンク素材にすることで突破されます。

一応《群雄割拠》を用いれば、今でもロック自体は可能です。

 

「ローズ・トークン」は制限がなく、リリースやシンクロ・リンク召喚の素材など多岐にわたる利用ができます。

しかし、それは相手も同じなので専らコンボ向けのカード。

 

このカードの真価は自分のターンで何度か召喚・特殊召喚を行い、「ローズ・トークン」を生み出した後、それらを破壊し展開することです。

 

自分と相手のフィールドに「ローズ・トークン」以外の植物族がいなければ、「ローズ・トークン」一体につきATK800の倍数のモンスターが特殊召喚できます。

特殊召喚するモンスターの種族は植物族でなくてもOK。

 

「ローズ・トークン」の数蘇生できる攻撃力のモンスター
1体ATK   800
2体ATK 1600
3体ATK 2400
4体ATK 3200
5体ATK 4000

 

大体は攻撃力800,1600,2400のモンスターを特殊召喚することになります。

 

《ブラック・ガーデン》対応とは上記の攻撃力を持つモンスターのことを指します。

 

特殊召喚するためにフィールドに出したモンスターもできるだけその後の展開で融合・シンクロ・エクシーズ・リンクに使ってしまいましょう。

 

このカードと植物族は相性が良さそうに見えますが、②の効果で植物族を破壊する時、墓地にその攻撃力分のATKを持つ特殊召喚できるモンスターがいなければ破壊出来ません

 

つまり、①の効果と合わせて合計の攻撃力が状況によって変動するため非常に扱いにくいので、使い慣れたら挑戦してみて下さい。

 

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このカードを使う上での注意

複雑な効果処理をするため、簡単に注意点をあげておきます。

 

・攻撃力半減したモンスターはこのカードがフィールドを離れたり、破壊されても攻撃力が元に戻らない

⇒攻撃力半減効果は永続効果でなく誘発効果のため

 

・召喚・特殊召喚に成功したタイミングでは攻撃力は半減しない

例:ATK1600のモンスターの召喚時

⇒《地獄の暴走召喚》の範囲 :変わらず発動できない

⇒《奈落の落とし穴》の発動時:攻撃力変化前と変わらず破壊できる

 

「ローズ・トークン」の特殊召喚はこのフィールド魔法のコントローラーが行う

カードの位置を決めるのは召喚・特殊召喚したプレイヤーになるが、どちらがローズ・トークンを特殊召喚しても《ブラック・ガーデン》のコントローラーがローズ・トークンを特殊召喚した扱いになる。)

 

⇒相手ターン中に相手が《増殖するG》が発動すると相手が召喚・特殊召喚するたびにドローする羽目になる。《クラッキング・ドラゴン》などの挙動も同じく相手が特殊召喚するわけではないため発動しない。

 

・《強欲で謙虚な壺》などを使用して特殊召喚が出来なくなったとき、「ローズ・トークン」は相手フィールドに特殊召喚されない。しかし、攻撃力は半減する。

 

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まとめ

遊戯王OCGのカードの中でも屈指のよく分からないテキストと処理を行うカードですが、使いこなせれば色々なコンボに転用できる素晴らしい1枚です。

 

面白いカードなのでぜひ使ってみてほしい。

 

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コメント

  1. 摂津 より:

    DPに再録が決まって、テキストが変更されましたね。トークンの配置するプレイヤーが変わったのかな?使いにくくなりました。

    • Librarian Librarian より:

      テキスト変更前もトークンの配置はモンスターを召喚・特殊召喚したコントローラーが自由に決めてよかったので、そこは変更なしですね。

      この記事が少し言葉足らずで誤解を生む書き方でした。すみません。

      他にも様々な変更点があるので困惑するかもしれませんね。
      これから使う人のためにも(自分のためにも)近々編集してみようと思います。

      コメントありがとうございました!