さあ、最高のゲームをしよう。
未知の環境が君を待っている。
/所要時間3分
今回は「ロストワン環境」を今後プレイしてみたいと思う人へ向けて、ゲームの流れをレポート風に解説していこうと思います。
…といっても元々カジュアルに遊ぶことを想定している環境なので、サクッとデッキ作って気軽に遊んでいただければそれでいいかなと思ってます。
記事と動画を比較しつつ、楽しんでみてください!
基本的なルール・構築方法などはこちら↓

今回の使用したデッキ
墓地リソース系のダークモンスターを活躍させるデッキです。
《漆黒のトバリ》を維持できれば、墓地を肥やしつつ状況に応じたモンスターを引き込めるため、有利に戦っていくことができます。
見て分かるように魔法・罠の採用を極力減らして、相手の魔法・罠除去を腐らせることも意識しています。
下級アタッカー:《ダーク・ヴァルキリア》《ダーク・クルセイダー》《魔鍵銃士-クラヴィス》
除去モンスター:《スナイプストーカー》《ヴェルズ・オランタ》《ヴェルズ・カイトス》
ブロッカー:《ゴーストリック・フロスト》《クレボンス》《ゴルゴニック・ゴーレム》
といった感じでバランスよく採用して、劣勢時に押し負けないように気を付けました。
EXデッキも用意しましたが、予備程度なので汎用のランク4やレベル6シンクロがいればOKです。
《漆黒のトバリ》を除去すれば《冥府の使者ゴーズ》が出現するリスクが大幅に上がったり、《ダーク・ヴァルキリア》や《ダーク・クルセイダー》など脅威度が変更されやすいモンスターを駆使することで、相手のカード消費のテンポを狂わせていくことを戦術のベースにしています。
VS 光闇ハイビート(1戦目)
序盤
【1ターン目 自分のターン】
1戦目は先行スタート 手札も初回としては申し分なし。
《漆黒のトバリ》の配置と《ダーク・ヴァルキリア》の通常召喚でターンエンド。
《ダーク・ヴァルキリア》は再度召喚するとモンスター1体を除去できるため、リバースモンスターのセットから様子見していくようなスロースターターな相手にとっては厄介です。いわゆる先行番長。
さぁ、どう出てくるか…
【2ターン目 相手のターン】
ATK2000の《アレキサンドライドラゴン》に3秒で粉☆砕!
そんなに対人戦は甘くないね。お相手はそのまま魔法・罠を2枚セットしてターンエンド。
こんな感じで緩やかにサクサクとデュエルが進行していきます。1ターンキルは99%ない。
【3ターン目 自分のターン】
《漆黒のトバリ》が維持できたので、墓地を肥やして《ダーク・ネフティス》の特殊召喚を狙っていきたいところ。
《ダーク・パーシアス》と《ヴェルズ・カイトス》×2を落とせたので、そのまま《ダーク・ネフティス》をプレイ。
《ダーク・ネフティス》は次の自分ターンに自己蘇生して魔法・罠を1枚割るというタイムラグのあるモンスターです。現代遊戯王では厳しいですが、この環境ではかなり使いやすい。
ブロッカーは引けず、《魔界発現世行きバス》と《闇の幻影》をセットしてエンド。
【4ターン目 相手ターン】
《幻殻竜》を追加で通常召喚され、まあまあ押されている状態。
ここで相手のデッキがハイビート的なデッキだと予想しました。手札もよさそう。
《アレキサンドライドラゴン》で《バス》を戦闘破壊され、さらに《幻殻竜》で攻撃。
ここで《ゴーストリック・フロスト》を発動し、《幻殻竜》を裏側守備表示に変更し攻撃を無力化。
ATK2000の通常モンスターは守備力が0に設定されていることが多く、《ゴーストリック・フロスト》単体でも処理できるのがポイント。
攻守のステータスを構築段階で気にするように現代遊戯王の対戦感覚とはかなり異なります。
お相手はそのままターンエンド。まだまだ捲れるチャンスは残っている。
中盤
【5ターン目 自分ターン】
ドローしたカードは《墓守の偵察者》。ここは墓地を肥やさずに保持するべきと判断。
スタンバイフェイズに《ダーク・ネフティス》が自己蘇生。バックの魔法・罠を1枚破壊。
破壊したのは《ジャスティブレイク》。除去できなかったらけっこうヤバかった。
《ゴーストリック・フロスト》をリバースさせてバトルフェイズへ移行。
《フロスト》は「ゴーストリック」の共通効果で自身を裏側守備表示にできるため、低いステータスを晒さずに済みます。
《アレキサンドライドラゴン》と《幻殻竜》を戦闘破壊してアタッカーを2体処理。
《墓守の偵察者》をセットしてターンエンド。ボードアドバンテージに余裕が出てきました。
【6ターン目 相手ターン】
《ヴェルズ・オランタ》の通常召喚と《ライトパルサー・ドラゴン》の特殊召喚を許してしまいました。
攻撃力ではわずかに負けており、《ダーク・ネフティス》はそのまま戦闘破壊されます。
続けて《ヴェルズ・オランタ》で《墓守の偵察者》を攻撃されたので、反射ダメージをお見舞いしつつ、同名モンスターをデッキからリクルート。
これで次のターンにランク4を出していく準備が整います。
メインフェイズ2で《ヴェルズ・オランタ》をリリースして、《墓守の偵察者》の破壊を宣言。
ランク4《ジェムナイト・パール》を完全に警戒されている様子。しかし、それはどうかな?
《闇の幻影》で《オランタ》の効果発動を無効にして破壊。悩んだけど入れてよかった。
お相手は魔法・罠を1枚セットしてターンエンド。
果敢に攻撃してくるプレイスタイルからもこちらの魔法・罠が少ないのはもう読まれている様子。
終盤
【7ターン目 自分ターン】
《漆黒のトバリ》で《クラヴィス》⇒《クレボンス》⇒《ダーク・パーシアス》の順にドロー。
ロストワン環境はドロー・サーチ手段の両方が限られており、近年のようなデザイナーズコンボもほとんどないため、適切なタイミングでカードを使用するのが難しいです。
それを《漆黒のトバリ》で補えたのはとても重要。今回はよく働いてくれました。
《ゴーストリック・フロスト》をリリースして《ダーク・パーシアス》を生贄召喚。
さらに《墓守の偵察者》×2で満を持して《ジェムナイト・パール》をエクシーズ召喚。エフェクト追加まだですか?
アタッカーが2体揃ったのですが、《ダーク・パーシアス》の戦闘破壊時1ドローを活かすにはわずかに墓地肥やしが足りませんでした(攻撃力が墓地の闇属性の数×100アップ)。
バトルフェイズに移行。《ジェムナイト・パール》から攻撃。
ここで攻撃反応系の罠を貰ってもX素材は墓地へ送られるため、《ダーク・パーシアス》のATKが上昇しATK2700+1ドローのおまけがついてきます。
予想的中。でも全然知らないカードなんだけど?どちら様ですか?
《好敵手の記憶》:相手モンスターの攻撃力分のダメージを自分が受けて、相手モンスターを除外して次の相手ターンに自分フィールドに帰還させる
え?強くない?《次元幽閉》みたいな感じ(ちなみに《次元幽閉》はSR)。
《ジェムナイト・パール》は除外され、《ダーク・パーシアス》はATK2700に上昇。
そのまま《ライトパルサー・ドラゴン》を戦闘破壊し、1ドロー。
引いたカードは《ダーク・ホルス・ドラゴン》!俺の少年時代のエースモンスター。
また一緒に戦おうぜ。今回は出番なかったけどな。このままターンエンド。
【8ターン目 相手ターン】
お相手は《ヴェルズ・カイトス》を通常召喚。
自身をリリースすると魔法・罠1枚を破壊できる中々便利な奴。ATK1750とアタッカーもこなせる。
そのまま自身を破壊して《漆黒のトバリ》を除去。しかし、仕事は十分果たしてくれた。
ノーガードでそのままターンエンド。
次ターンまで凌げば《ジェムナイト・パール》が戦力となり、《ダーク・パーシアス》と相打ちを狙えると判断したみたいです。
難しい判断ですが、次に召喚されるモンスターがATK1800以下なら耐えられるし、適切なプレイングだと思います。
《カイトス》セットだと延命できるけど、墓地を肥やされて勝ち筋を失っていた可能性が高い。
【9ターン目 自分ターン】
ドローしたのは《ダーク・クルセイダー》。マイナーなこいつも少年時代のお気に入りでした。
LPを削るにはわずかに攻撃力が足りませんでしたが、なんと手札1枚をコストにATKを400UPできます!
これでキルラインに到達。セットカードは不安要素でしたが、そのまま攻撃。
ここで勝てなければ《ジェムナイト・パール》が相手フィールドに帰還して逆転されかねない。
…頼む。通ってくれ!
無事に全て攻撃が通って勝利!
初回なのにお互いの見せ場があっていいゲームでした!

私たちの出番は?
待ってたんだけど…

まぁ、私たちはLive配信と相性悪いから…
リプレイ保存できたら、きっと編集版に登場できるわ
まとめ
こんな感じでゲームが進んでいきます。一進一退の攻防がめっちゃ楽しい。
2戦目・3戦目と全部違うデッキを組んできてくださったので、見ごたえあっておすすめです!
挑戦者はいつでも募集していますので、「せっかくデッキ組んだから挑戦したい!」という方はぜひ連絡ください!待ってますねー!
対戦の申し込みはこちら↓

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