【マスターデュエル対応】デッキ紹介「エターナル・ルインフォース」

完全耐性モンスターを3回超えろ!

相手のデッキビルド力を試すレイドボス的デッキ

/所要時間7分

 

第6回となるデッキ紹介は相手が挑戦者となるレイドボス的なデッキです。

サムネイルのように《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を軸に、序盤からフィニッシャー級のモンスターを繰り出して、クライマックスの盤面を維持していきます。

 

行動は自由でも突破しないと次ターンに即死するという状況を作り出し、制圧なしで緊迫感あるゲームを演出できます。

ただ、序盤に全力を尽くして圧殺するだけではちょっと味気ないので、突破されても終わらないように調整しました。

 

派手さ・遊びやすさ・コンパクトなコンボをほどよくブレンドして使いやすいデッキになっていると思います。今回はマスターデュエルにも対応させてみました!

 

今回の記事はメンバーシップ用の記事ですが、販促もかねて全文無料で公開します!

毎週こんな感じでオリジナルデッキ紹介しているので、他の記事にも興味を持っていただければ嬉しいです。

それでは続きをどうぞ!

 

メンバーシップに関してはこちらの記事をチェック↓

【メンバーシップ開始】遊戯王OCGのデジタルマガジンを作りたい
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●カード画像をクリックすることで「駿河屋」で価格を確認できます。

デッキレシピ

デッキレシピ画像をクリック・タップすると公式データベースで確認できます。

デッキコンセプト

 

2体の《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を立てて相手の除去を絞り出しつつ、後続の《マシンナーズ・ルインフォース》の無限サイクルでアドバンテージを形成しながら、サイバー流に回帰していくという流れになっています。

 

《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を装備させてEXデッキ封じするよりも《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を2体処理する方が実際には難しく、相手のデッキによっては2体だけで戦意喪失させることもできます。

 

デッキの半分を超えるサーチカードのおかげで戦術の再現性が高く、何度でも《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》や《マシンナーズ・ルインフォース》を復活させることができます。

 

ミリアル
ミリアル

俺は飢えている!渇いている!勝利に!

アリアル
アリアル

今回はヘルカイザーの紹介じゃないのよ…

採用カードについて

メインデッキのモンスター

レベル4「サイバー・ダーク」 各1枚

 

召喚時にレベル3以下のドラゴン族を装備できるモンスター群

厳密には1種類でも回るのですが、中盤以降の《サイバー・ダーク・カノン》や《サイバー・ダーク・ワールド》を腐らせないために種類をばらけて採用した方がデッキの回りがよいです。

性能的には《サイバー・ダーク・エッジ》(直接攻撃)が最も使いやすいので、《サイバネティック・ホライゾン》等で墓地送りする際は《キール》《ホーン》を優先しましょう。

 

単体でも戦闘能力はあるので、展開しにくい場合は素直にビートダウンする方が得策です。

特殊召喚封じされている状態では頼りになるアタッカーに早変わりします。

 

《サイバー・ダーク・カノン》 2枚

星3/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから機械族の「サイバー・ダーク」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードを装備したモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
(3):モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。

 

機械族「サイバー・ダーク」のサーチャー

装備状態で攻撃することで《おろかな埋葬》を打つことができ、《マシンナーズ・ルインフォース》を落として攻撃の手を緩めることなく相手のライフを削っていきます。

ダメージ計算時に墓地へ送るタイミングの都合上、妨害を受けにくく確実に墓地肥やしを遂行してくれるのも魅力ある部分ですね。

 

見た目で間違いやすいですがドラゴン族なので《キメラテック・オーバー・ドラゴン》等の融合素材には使えません。勢いあまって素材にしやすいので注意!

 

《サイバー・ダーク・クロー》 3枚

星3/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「サイバーダーク」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードを装備したモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
自分のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
(3):モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「サイバー・ダーク」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

 

デッキの回転力の核となる《サイバー・ダーク・ワールド》《サイバネティック・ホライゾン》へアクセスでき、安定感を向上させてくれます。

こちらも装備状態でEXデッキから墓地肥やしすることができ、《旧神ヌトス》を墓地へ送ればダメージステップ中に除去効果を発動できるので確実に厄介なモンスターを処理できるというメリットがあります。

 

③の効果は今回利用しませんが、《サイバー・ダーク・ワールド》共々《マジシャンズ・ソウルズ》で墓地へ送るとハンドアドバンテージを一気に増やせます。

「サイバー・ダーク」はデッキビルドの種にしやすいのでぜひ工夫して遊んでみてほしいですね。

 

《サイバー・ダーク・キメラ》 2枚

星4/闇属性/機械族/攻 800/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から魔法・罠カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「パワー・ボンド」1枚を手札に加える。
このターン、自分はドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスターしか融合素材にできず、自分が融合召喚する場合に1度だけ、自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
同名カードが自分の墓地に存在しない「サイバー・ダーク」モンスター1体をデッキから墓地へ送る。

 

《パワー・ボンド》サーチ&墓地肥やし役

「サイバー」モンスターの墓地融合を可能にしてくれる重要な役割を果たします。

《サイバー・ダーク・カノン》からサーチして使っていきます。

 

数あるサーチカードの中でもこのカードで止められると融合召喚の道が断たれるので一番キツイ。

妨害や手札誘発は事前に他のカードに使わせるように意識しておくと通りがよくなります。

 

《サイバー・ドラゴン・ネクステア》 1枚

星1/光属性/機械族/攻 200/守 200
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(2):手札からこのカード以外のモンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(3):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の、攻撃力か守備力が2100の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。

 

数少ない状況を選ばずに特殊召喚できる「サイバー・ドラゴン」

攻守のどちらかが2100の機械族モンスターを蘇生させる効果を持っており、展開力があります。

「サイバー・ダーク」で対応しているのは《サイバー・ダーク・キメラ》だけですが、展開のケアや《サイバー・ドラゴン・コア》のリクルート先として使いやすいため1枚だけ採用しています。

 

《サイバー・ドラゴン・コア》 3枚

星2/光属性/機械族/攻 400/守1500
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(2):このカードが召喚に成功した場合に発動する。
デッキから「サイバー」魔法・罠カードまたは「サイバネティック」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「サイバー・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。

 

このカードは単なる展開の潤滑油だけでなく、《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》の素材になることで《召命の神弓-アポロウーサ》や《双穹の騎士アストラム》といった「サイバー・ダーク」が苦手なリンクモンスターを処理できるという強みがあります。

 

また、墓地効果でデッキから「サイバー・ドラゴン」モンスターをリクルートでき、こちらのフィールドを更地にされても次ターンでカード消費0で+1のアドバンテージとなります。

妨害されやすいモンスターではあるものの、1ターン目の通常召喚権は可能な限りこのモンスターに割いて相手の妨害をチェックしながら後続のサーチカードを安全に通していきましょう。

 

《アタッチメント・サイバーン》 1枚

星3/光属性/ドラゴン族/攻1600/守 800
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):このカードを装備したモンスターの攻撃力は600アップする。
(3):モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地のドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

《エッジ》《キール》《ホーン》がこのカードを装備すると下級モンスターながらATK3000となります。

性能のわりには「サイバー・ダーク」での採用率が低いカードではありますが、このデッキでは《ヴァレルロード・R・ドラゴン》で破壊することで《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》を蘇生させるという大事な役目があります。

 

《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》を蘇生させる手段としては《機巧蛙-磐盾多邇具久》が有名ですが、使い切りなうえに「サイバー」とのシナジーが低く素引きした時の弱さがネックだと考えています。

《アタッチメント・サイバーン》の場合は《ヴァレルロード・R・ドラゴン》が機能する限り、何度も蘇生札として役立つ上に《サイバネティック・ホライゾン》で自然に墓地へ送れるので理にかなっています。

 

《サイバー・エルタニン》 1枚

星10/光属性/機械族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、機械族・光属性モンスターを全て除外した場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカードを特殊召喚するために除外したモンスターの数×500になる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカード以外のフィールドの表側表示モンスターを全て墓地へ送る。

 

広範囲の墓地送り除去ができるリセットカード

対象を取らない全体墓地送り除去がサーチしやすいのであれば採用しない手はありません。

アタッカーとしては期待できないので、効果が通った後は《マシンナーズ・ルインフォース》の攻撃と《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》の2000バーンで一気に勝負を決めてしまいましょう。

決まれば《サンダー・ボルト》よりも理不尽な1枚です。

 

《マシンナーズ・ギアフレーム》 1枚

星4/地属性/機械族/攻1800/守 0
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「マシンナーズ・ギアフレーム」以外の「マシンナーズ」モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの機械族モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。

 

召喚時に《マシンナーズ・アンクラスペア》をサーチすれば、特殊召喚&墓地肥やしで展開できます。

首尾よく《マシンナーズ・ルインフォース》を墓地へ送るために1枚採用。素引きも悪くない。

《サイバー・ドラゴン・コア》に通常召喚権を使うことが多いこのデッキですが、《機甲部隊の再編制》を初手で引けていた場合はセカンドプランとなります。

ユニオン化して破壊耐性付与するのも便利なので臨機応変に使いたい1枚となっています。

 

《マシンナーズ・アンクラスペア》 1枚

星4/闇属性/機械族/攻1800/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「マシンナーズ・アンクラスペア」以外の「マシンナーズ」モンスター1体を墓地へ送る。

 

特殊召喚&墓地肥やし役

《マシンナーズ・ギアフレーム》・《機甲部隊の再編制》からサーチして特殊召喚する他にも《マシンナーズ・パゼストレージ》でバウンスして特殊召喚することもできます。

こちらも自然に《マシンナーズ・ルインフォース》を墓地へ送れるので1枚採用。

 

機械族ランク4は《ギアギガントX》以外には有力なモンスターはいないので、機械族リンク2にシフトした方が強い盤面にしやすいです。

 

《マシンナーズ・パゼストレージ》 1枚

星4/闇属性/機械族/攻1600/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「マシンナーズ・パゼストレージ」以外の自分の墓地の「マシンナーズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
(2):このカード以外の自分フィールドの「マシンナーズ」モンスター1体と相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。

 

優秀な蘇生効果をもつモンスターですが、「マシンナーズ」比率の低いデッキのため有効に使える場面は乏しいです。《マシンナーズ・ルインフォース》の無限サイクルの数合わせですね。

もう少し「マシンナーズ」の数を増やしてサーチ・墓地肥やし・蘇生を無駄なく使える構築にするのもありかなとは思ってます。

 

《マシンナーズ・ルインフォース》 1枚

星10/闇属性/機械族/攻4600/守4100
このカードは通常召喚できない。
レベルの合計が12以上になるように、自分の墓地の機械族モンスターを除外した場合のみ墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):バトルフェイズに相手が効果を発動した時、LPを半分払って発動できる。
その発動を無効にし、相手のLPを半分にする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
レベルの合計が12以下になるように、除外されている自分の「マシンナーズ」モンスターを3体まで選んで特殊召喚する。

 

2体の《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を乗り越えてきた時の中盤のフィニッシャー

蘇生効果にはターン1制限がなく、このデッキであれば墓地リソースだけで最低でも4回の蘇生ができるので、豪快に展開要員にすることもできます。

 

単純にサイズがデカいので普通に攻撃するだけでも相手に圧力をかけやすく、何度も蘇生させることでハイパワーを遺憾なく発揮させることができます。

もともとは手札消費の激しいサイバー展開を補うために採用したサブアタッカーでしたが、《ヴァレルロード・R・ドラゴン》とのかみ合いが良すぎて逆に主役になってしまいました。

中盤以降に酷使していくモンスターなので除外されないように気をつけましょう。

 

《影星起動兵器ハイドランダー》 1枚

星8/闇属性/機械族/攻3000/守1500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にモンスターが5体以上存在し、それらのモンスターのカード名が全て異なる場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送って発動できる。
自分の墓地のモンスターのカード名が全て異なる場合、フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

ハイランダー構築で活躍する特殊なモンスター

「サイバー・ダーク」は墓地から除外されていきやすいため、ハイランダー構築でなくても併用できるのがポイントです。

フリーチェーン除去が頼もしいおしゃれ枠。安定感を求めるなら《セリオンズ”キング”レギュラス》がおすすめ。

《クリフォート・ゲニウス》のリンク先にレベル4「マシンナーズ」を同時展開すればサーチ可能です。

 

《ヴァレルロード・R・ドラゴン》 1枚

星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
「ヘヴィ・トリガー」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
その後、このカードまたは自分フィールドの「ヴァレット」モンスター1体を選んで破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の、「ヴァレル」モンスターまたは「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドのカード1枚を選んで破壊し、対象のモンスターを手札に加える。

 

モンスターとしてではなく、繰り返し使える破壊システムとして利用します。

《ユニオン・キャリアー》で装備して墓地へ送り、《アタッチメント・サイバーン》や《マシンナーズ・ルインフォース》を破壊してアドバンテージへ変換します。

手札にきた自身はリンク2《機関重連アンガー・ナックル》でコストにできるので、毎ターンセルフブレイクを狙えます。詳しくは後半の図で紹介しているのでどうぞ。

 

魔法・罠

●サーチ効果持ちのカードが12枚

《サイバネティック・ホライゾン》 3枚

通常魔法
このカード名はルール上「サイバーダーク」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は機械族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):手札及びデッキからそれぞれ1体ずつ、ドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスターを墓地へ送って発動できる(同じ属性は1体まで)。
デッキからドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスター1体を手札に加え、EXデッキから機械族の「サイバー」融合モンスター1体を墓地へ送る。

サーチと墓地肥やし・EXデッキ墓地肥やしを同時にこなすミラクルサーチカード

手札コストはかかるものの、デッキからコストで墓地へ送るので妨害されても最低限の墓地肥やしは遂行してくれます。

《サイバー・ドラゴン・コア》や《サイバー・ダーク・クロー》からサーチ可能で、これらをサーチするカードも3積みしているため、本体も合わせて実質15枚体制となっています。

初手で発動できないという場面はほとんど起きないといっていいでしょう。

 

このデッキでは《アタッチメント・サイバーン》をデッキから墓地へ送りたいため、闇属性「サイバー・ダーク」を多めに採用しています。

手札から光属性の「サイバー」を墓地へ送ると《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を2体並べることができなくなるので注意しましょう。

1・2枚がベターとされるカードですが、《マシンナーズ・ルインフォース》の墓地コストを調達できる点も評価して3枚採用としました。

 

《エマージェンシー・サイバー》 3枚

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「サイバー・ドラゴン」モンスター
または通常召喚できない機械族・光属性モンスター1体を手札に加える。
(2):相手によってこのカードの発動が無効になり、墓地へ送られた場合、手札を1枚捨てて発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

 

光属性の「サイバー・ドラゴン」モンスターをサーチできるカード

このカードは発動無効系の妨害カードに強く、通りがよいのが特徴です。

《灰流うらら》には無力であるものの、他サーチカードに当てられる方がつらいので、むしろこのカードを無効にされた方がましといえますね。

 

サーチ対象はこのデッキでは3種類とやや寂しい選択肢ではありますが、基本展開を安定させてくれる欠かせないカードです。

中盤以降では全体除去となる《サイバー・エルタニン》のサーチ手段としても重宝します。

 

《機甲部隊の再編制》 3枚

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「マシンナーズ」モンスター2体を手札に加える(同名カードは1枚まで)。
●手札から「マシンナーズ」カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「機甲部隊の再編制」以外の「マシンナーズ」カード2枚を手札に加える(同名カードは1枚まで)。

 

「マシンナーズ」カードを2枚サーチできるカード

このカード1枚を発動するだけでデッキの「マシンナーズ」全てを抜き出すことができます。

単純にサーチカードとしてのスペックが高く、サーチ直後に《マシンナーズ・アンクラスペア》の特殊召喚&墓地肥やしができるのも非常に優秀。

 

手札コストはやや重く感じるかもしれませんが、《ヴァレルロード・R・ドラゴン》が動き出せばむしろ捨てたくなるくらいなのでバランスは取れています。

初手に引いている時は真っ先に発動するのではなく、「サイバー」側を動かして妨害札の有無を確認してから発動するようにしましょう。

2枚目以降は使わないので手札コスト等に使ってください。

 

《パワー・ボンド》 2枚

通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、機械族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は、その元々の攻撃力分アップする。
このカードを発動したターンのエンドフェイズに自分はこの効果でアップした数値分のダメージを受ける。

 

機械族融合モンスターをATK×2で融合召喚できるカード

《サイバー・ダーク・キメラ》でサーチできるようになったおかげで安定して高火力の融合モンスターを出せるようになりました。

ただし、《サイバー・ダーク・キメラ》の墓地融合効果は《パワー・ボンド》をサーチしなければ適応できないので、初手に引いてもいいように2枚採用としています。

 

《サイバネティック・ホライゾン》との兼ね合いは悪いものの《転生炎獣アルミラージ》⇒《セキュア・ガードナー》と続けてリンク召喚することでダメージデメリットを消すこともできます。

 

《サイバー・ダーク・ワールド》 3枚

永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、同名カードが自分の墓地に存在しない「サイバー・ダーク」モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
「サイバー・ダーク」モンスター1体を召喚する。
(3):「サイバー・ダーク」モンスターの召喚・特殊召喚成功時に発動する自身の効果で、自分が自分の墓地からモンスターを装備する場合、代わりに相手の墓地から装備する事もできる。

 

墓地の同名モンスターが存在しない「サイバー・ダーク」サーチと召喚権追加カード

《サイバー・ダーク・クロー》と相互サーチの関係となっており安定感が高く、特殊召喚せずに展開できる貴重な手段です。

フィールドに残ったこのカードを《機関重連アンガー・ナックル》のコストにすることもでき、無駄なく利用しやすいところも好きですね。

 

《サイバーロード・フュージョン》 1枚

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールド及び除外されている自分のモンスターの中から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、「サイバー・ドラゴン」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
このターン、この効果で特殊召喚したモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。

 

最終兵器となる《キメラテック・オーバー・ドラゴン》を呼び出すカード

フィールドと除外ゾーンのモンスターをデッキへ戻し、融合召喚するという変わった指定ですが、《マシンナーズ・ルインフォース》等で順次除外していくので、自然に機械族10体くらいは狙えます。

 

相手の守りが手薄なターンを見計らって《サイバー・ドラゴン・コア》からサーチして一気に勝負を決めましょう!

速攻魔法ゆえに最後のダメ押しとしても便利な1枚です。

 

すでに攻撃しているモンスターがいてもバトルフェイズ中に発動できる

《エターナル・サイバー》 1枚

速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の機械族の「サイバー」融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻すか召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):自分フィールドの機械族の「サイバー」融合モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。

 

「サイバー」融合モンスターの蘇生&破壊身代わりができるカード

3体目の《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を自然に狙えるようになる1枚です。

基本展開が通った上で強い上振れカードなのですが、0枚と1枚を比較するとデッキパワーがかなり変わってきます。

採用しておいた方が確実に強いカードですので、ぜひ使ってみてください。

 

《無限泡影》 2枚

通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。

 

いわずとしれた汎用罠+手札誘発枠

最低限の防御に加えて《サイバー・ダーク・キメラ》のコストのために魔法・罠の比率を上げておく必要があるため2枚採用しました。

デッキとしてのシナジーは0だけど、イラストシナジーは100点という珍しいパターン。

 

EXデッキのモンスター

「サイバー」融合モンスター以外はサポート的な使い方なのでさらっと紹介

《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》 3枚

星12/闇属性/機械族/攻5000/守3800
「鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン」+「サイバー・エンド・ドラゴン」
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●「サイバー・エンド・ドラゴン」を装備した自分のレベル10以下の「サイバー・ダーク」融合モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードは相手が発動した効果を受けない。
(2):1ターンに1度、発動できる。
自分・相手の墓地のモンスター1体を選び、このカードに装備する。
(3):このカードは、このカードの装備カードの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。

 

相手の発動した効果を受けない+攻撃回数が増える超弩級モンスター

制圧効果は持たないものの、単体の圧迫感はすさまじく並大抵のカードでは突破困難。

蘇生こそできませんが、複数体出すことは難しくないので3枚採用としています。

特殊召喚条件はシビアに見えるものの、実際には豊富なサーチカードを駆使すれば出せます。

 

いわゆる詰み(サレンダー)に追いやることのできるモンスターですが、意外と思いもよらない方法で突破されるので、終着点とせずに序盤のエースという立ち位置として使っています。

中盤以降は1枚で《マシンナーズ・ルインフォース》の蘇生コストとなるのでとても便利。

 

1・2枚目は序盤の展開で同時に並べて、3枚目は《パワー・ボンド》、《エターナル・サイバー》、《アタッチメント・サイバーン》の3パターンで出せます。

3枚も使わなさそうだからといって《サイバネティック・ホライゾン》で墓地へ送るのは×。

 

発動後に対象を取り続ける《大捕り物》や《幻影霧剣》等には無力です。
けっして万能な耐性ではないので2体並べても過信は禁物。

 

《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》 1枚

星10/闇属性/機械族/攻2000/守2000
「サイバー・ダーク」効果モンスター×5
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地からドラゴン族モンスターまたは機械族モンスター1体を選び、装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
(3):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

 

《パワー・ボンド》で融合召喚する「サイバー・ダーク」の大型エース

ステータスアップとターン1制限のない制圧効果もちということで、見方によっては《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》よりも強い効果といえます。

《増殖するG》が打たれた場合の妥協展開としてフィールドに残すことはありますが、基本的に何度も蘇生させて展開の繋ぎにします。

このカードも文句なく強い。

 

《サイバー・エンド・ドラゴン》 1枚

星10/光属性/機械族/攻4000/守2800
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 

《サイバネティック・ホライゾン》でEXデッキから墓地へ送り、装備対象にするカード

《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を特殊召喚した後はこちらも《マシンナーズ・ルインフォース》の蘇生コストにして無駄なく利用できます。

 

《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》 1枚

星10/闇属性/機械族/攻 0/守 0
「サイバー・ドラゴン」モンスター+EXモンスターゾーンのモンスター1体以上
自分・相手フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ、EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
このカードは融合素材にできない。
(1):このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの数×1200になる。

 

自分フィールドの《ユニオン・キャリアー》を退かしたり、相手の厄介なリンクモンスターを処理できる頼れる1枚。

《マシンナーズ・ルインフォース》と共に《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》のエクシーズ素材にも使います。

 

忘れがちですが「サイバー・ドラゴン」モンスターが裏側守備表示でも、装備状態でも召喚条件を満たしていれば特殊召喚できます

 

《キメラテック・オーバー・ドラゴン》 1枚

星9/闇属性/機械族/攻 ?/守 ?
「サイバー・ドラゴン」+機械族モンスター1体以上
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動する。
このカード以外の自分フィールドのカードを全て墓地へ送る。
(2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードの融合素材としたモンスターの数×800になる。
(3):このカードは1度のバトルフェイズ中に、このカードの融合素材としたモンスターの数まで相手モンスターに攻撃できる。

 

アタッカーがATK4000以上ばかりで構成されているので、終盤がそもそも存在しないことが多いですが最終手段があると安心できます。

《サイバーロード・フュージョン》の融合召喚は墓地には影響しないので、このモンスターを融合召喚した後に《マシンナーズ・ルインフォース》を横に並べてバトルフェイズの妨害ケアもできます。

最後はグォレンダァで決めましょう!

 

《鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン》 1枚

星8/闇属性/機械族/攻1000/守1000
「サイバー・ダーク・ホーン」+「サイバー・ダーク・エッジ」+「サイバー・ダーク・キール」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のドラゴン族モンスター1体を対象として発動する。
そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分、及び自分の墓地のモンスターの数×100アップする。
(3):このカードが戦闘で破壊される場合、代わりに装備したそのモンスターを破壊する。

《サイバー・エンド・ドラゴン》同様に《サイバネティック・ホライゾン》の効果で墓地へ送られるだけのお仕事です。しかも2枚目以降なのでさらに出番が少ない。

ただし、《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》の正規融合が可能なので《サイバー・ダーク・キメラ》からサーチした《パワー・ボンド》でATK10000の《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を出せるロマンが詰まっています。

 

《旧神ヌトス》 1枚

星4/光属性/天使族/攻2500/守1200
Sモンスター+Xモンスター
自分フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
自分は「旧神ヌトス」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

《サイバー・ダーク・カノン》を装備したモンスターで攻撃する場合の除去用

保険としての意味合いが強いですが、下級「サイバー・ダーク」で邪魔なカードを破壊できるのは貴重なので1枚採用しています。

 

《天霆號アーゼウス》 1枚

ランク12/光属性/機械族/攻3000/守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキ・EXデッキからカードを1枚選び、このカードの下に重ねてX素材とする。

 

機械族の展開デメリットがあっても問題なく出せる全体除去のエース

《マシンナーズ・ルインフォース》を破壊して特殊召喚されたレベル4「マシンナーズ」でランク4を作り重ねてエクシーズ召喚します。

この使い方をすると《マシンナーズ・ギアフレーム》によって戦闘・破壊耐性を1度だけ付与できるため、普段よりも除去されにくいのが特徴ですね。

 

《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》 1枚

ランク10/地属性/機械族/攻3000/守3000
レベル10モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手に2000ダメージを与える。

 

シンプルイズベスト。《マシンナーズ・ルインフォース》+《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》等でエクシーズ召喚して一撃かまします。

《マシンナーズ・ルインフォース》をX素材取り除いて並べてアタッカーにしてもいいし、X素材として保持して除外リスクを避けるという2つの残し方があります。

特化した構築では《マシンナーズ・ルインフォース》×2で8000バーンも夢ではないはず。

 

《No.27 弩級戦艦-ドレッドノイド》 1枚

ランク4/水属性/機械族/攻2200/守1000
レベル4モンスター×2体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。
ランク10以上の機械族Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。

 

機械族ランク4で状況を問わず《天霆號アーゼウス》を重ねられるカード探したら見つけました。

《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》を経由して《天霆號アーゼウス》を重ねることもできるため、ダメージも上乗せできます。

 

《ユニオン・キャリアー》 1枚

リンク2/光属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:右/下】
種族または属性が同じモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
元々の種族または元々の属性が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキから選び、攻撃力1000アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
この効果でデッキから装備した場合、ターン終了時まで自分はその装備したモンスターカード及びその同名モンスターを特殊召喚できない。

 

デッキから装備するお馴染みのリンク2。毎回使ってる気がする。

《ヴァレルロード・R・ドラゴン》を装備させて、装備先のモンスターを墓地へ送ることでセルフブレイクの準備を整えます。

EXモンスターゾーンに残りやすく攻撃の的になってしまうので、自分から《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》で吸収してしまうのも手。

 

《クリフォート・ゲニウス》 1枚

リンク2/地属性/機械族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
機械族モンスター2体
(1):リンク召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず、このカード以外のリンクモンスターが発動した効果も受けない。
(2):1ターンに1度、このカード以外の、自分及び相手フィールドの表側表示のカードを1枚ずつ対象として発動できる。
そのカード2枚の効果をターン終了時まで無効にする。
(3):このカードのリンク先にモンスター2体が同時に特殊召喚された時に発動できる。
デッキからレベル5以上の機械族モンスター1体を手札に加える。

 

《マシンナーズ・ルインフォース》をセルフブレイクするとレベル5以上の機械族をサーチできます。

サーチ対象は幅広く《サイバー・エルタニン》《影星起動兵器ハイドランダー》《銀河戦士》などの様々な選択肢があります。

長期戦は視野に入れていませんが、維持できれば何枚もサーチできるシステムになれる素質があります。

 

《機関重連アンガー・ナックル》 1枚

リンク2/地属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:右/下】
機械族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードはリンク素材にできない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、自分の墓地の機械族・レベル10モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。

 

無限サイクルの一角を担うリンク2

2種の蘇生効果にはコストが必要となっているものの、フィールドに余る《サイバー・ダーク・ワールド》や《ヴァレルロード・R・ドラゴン》を墓地へ送る手段として一役買ってくれます。

 

自分のターンは自身の蘇生、相手ターンは自身をコストにレベル10モンスターを蘇生すると綺麗にサイクルが組めます。こちらも詳しくは後半の図にて。

 

戦術・展開例

序盤:相手を圧迫して除去カードを消費させる

 

序盤は《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を2体並べることを目標にします。

《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》は性質上、「壊獣」や《双穹の騎士アストラム》《閉ザサレシ世界ノ冥神》などには弱く、1体だけだと意外と突破されがちです。

しかし、2体の圧迫感は一切の制圧をしなくても相当なもので、対処できるカードは限られてきます。

 

また、展開コンボではあるものの《増殖するG》にも強く、展開8の《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》の融合召喚で止まることで2ドローで抑えながら、2回分の妨害盤面を作ることができます。

 

以下が展開例となります。

必要な手札
・《サイバー・ドラゴン・コア》or《エマージェンシー・サイバー》
・「サイバー・ダーク」モンスター
・手札コスト用の魔法・罠
最終盤面
・《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》×2
・《ユニオン・キャリアー》

 

  1. 《サイバー・ドラゴン・コア》を召喚し、《サイバネティック・ホライゾン》をサーチ。
  2. 《サイバネティック・ホライゾン》を発動し、手札の「サイバー」モンスターとデッキの「サイバー」モンスターを墓地へ送り、《サイバー・ダーク・クロー》をサーチし、《サイバー・エンド・ドラゴン》を墓地へ送る。
    (墓地へ送るモンスターは《キール》《エッジ》《ホーン》、《アーマード・サイバーン》を優先)
  3. 《サイバー・ダーク・クロー》で《サイバーダーク・ワールド》を、《サイバーダーク・ワールド》で《サイバー・ダーク・カノン》をサーチ。
  4. 《サイバー・ダーク・カノン》で《サイバー・ダーク・キメラ》をサーチし、《サイバーダーク・ワールド》の効果②で召喚。
  5. 手札の魔法・罠カードをコストに《パワー・ボンド》をサーチし、《サイバー・ドラゴン・コア》+《サイバー・ダーク・キメラ》で《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚。
  6. 墓地へ送られた《サイバー・ダーク・キメラ》の効果②でデッキから「サイバー・ダーク」を墓地へ送る。
  7. 《パワー・ボンド》で《サイバー・ダーク・クロー》・《サイバー・ダーク・カノン》・《サイバー・ダーク・キメラ》・2枚の「サイバー・ダーク」を除外し、《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》を融合召喚。
  8. 《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》の効果①で《サイバー・エンド・ドラゴン》を、《ユニオン・キャリアー》の①でデッキから《ヴァレルロード・R・ドラゴン》を装備。
  9. 《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》を墓地へ送り、《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》をEXデッキから特殊召喚。
  10. 《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》の効果で墓地の《アタッチメント・サイバーン》を装備。墓地の《ヴァレルロード・R・ドラゴン》の効果で装備状態の《アタッチメント・サイバーン》を破壊。
  11. 破壊された《アーマード・サイバーン》の効果で墓地の《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》を蘇生。再度《サイバー・エンド・ドラゴン》を装備して、2体目の《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》をEXデッキから特殊召喚。
  12. 《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》の効果で《アタッチメント・サイバーン》を装備してATK5600にする。
  13. エンドフェイズに《パワー・ボンド》デメリットで2000ダメージを受ける。

 

中盤:無限サイクルで消費を抑えつつ戦う

 

「サイバー・ダーク」の基本展開は手札を多く消費してしまうので、墓地リソースだけで戦うことのできるサイクルとは相性が良く、戦線維持しながら終盤までを耐え抜くことができます。

 

《マシンナーズ・ルインフォース》の無限サイクルを分かりやすくすると図のようになります。

墓地コストのみで、レベル4モンスター×3を供給でき、除外されない限り次ターンからも全く同じ動きができます

カード消費0から生み出されるアドバンテージ量としては破格かつ、展開の制限もほとんどないので自分なりに工夫してデッキに落とし込んでみてほしいコンボとなっています。

今回は組み込んでいませんが、《幻獣機アウローラドン》を何度も使うインチキムーブもできます。

 

ゲームの主導権を握ってしまえば、3体目の《鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》と《マシンナーズ・ルインフォース》で殴っているだけでも勝てます。

 

終盤:《キメラテック・オーバー・ドラゴン》で勝負を決める

 

中盤までに勝てなかった場合は除外リソースが溜まってきたところで《サイバーロード・フュージョン》をサーチして《キメラテック・オーバー・ドラゴン》を融合召喚して残りのライフを消し飛ばします。

目安は除外されている機械族が10体前後になった頃。3・4ターン目くらいには満たせます。

 

ミリアル
ミリアル

エヴォリューション・レザルト・バースト!!
グォレンダァ!!

まとめ

 

《マシンナーズ・ルインフォース》の無限システムを組み込んだ【サイバー・ダーク】の紹介でした。

「エターナル・ルインフォース」と2秒で安直に名付けましたが、無限サイクルっぽさもあって覚えやすくなりました。

EXデッキの選定はやや甘いところがあるので、自分なりの展開やコンボを見つけていただければなと思います。

 

汎用カード以外は安価なので興味があればぜひ試してみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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